JP2010073442A - 端子金具および端子金具付き電線 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱による膨張と冷却による収縮を繰り返すことによって両かしめ片が開くことを阻止する。
【解決手段】本発明は、芯線42が被覆43で覆われてなる被覆電線40における芯線42を圧着するための一対のかしめ片31A,31Bを備えた端子金具10であって、一方のかしめ片31Aの先端部に、圧着に伴って芯線42を構成する金属素線41の束の内部に入り込む係止突部35が突出して設けられ、他方のかしめ片31Bの先端部に、圧着に伴って係止突部35と嵌合し、一対のかしめ片31A,31Bの開き方向に係止突部35と係止する係止凹部37が設けられている構成としたところに特徴を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、芯線が被覆で覆われてなる被覆電線における芯線を圧着するための一対のかしめ片を備えた端子金具および端子金具付き電線に関する。
従来、自動車のワイヤハーネス等の端子金具として、例えば下記特許文献1に記載の端子金具が知られている。この端子金具は、被覆電線における芯線の端末を圧着するための一対のかしめ片を備えている。両かしめ片を内側に折り曲げてかしめることにより芯線の端末が圧着され、芯線と圧着部とが導通可能に接続される。
特開2003−249284公報
しかしながら、ヒートサイクル試験(冷熱衝撃試験、サーマルショック試験という場合もある)などによって加熱による膨張と冷却による収縮を繰り返すと、膨張時に両かしめ片が開いてしまうおそれがある。そして、両かしめ片が開いたままの状態で冷却すると、両かしめ片と芯線との間に隙間が生じ、芯線と圧着部との界面での接触抵抗が増加してしまう。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、加熱による膨張と冷却による収縮を繰り返すことによって両かしめ片が開くことを阻止することを目的とする。
本発明は、芯線が被覆で覆われてなる被覆電線における芯線を圧着するための一対のかしめ片を備えた端子金具であって、一方のかしめ片の先端部に、圧着に伴って芯線を構成する金属素線の束の内部に入り込む係止突部が突出して設けられ、他方のかしめ片の先端部に、圧着に伴って係止突部と嵌合し、一対のかしめ片の開き方向に係止突部と係止する係止凹部が設けられている構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、両かしめ片をかしめることによって一方のかしめ片の係止突部が金属素線の束の内部に入り込み、係止突部が金属素線の束とともに圧着される。これにより、係止突部は、芯線の内部に埋め込まれた状態となるから、一方のかしめ片がかしめ状態に保持される。さらに、圧着に伴って係止突部と係止凹部が嵌合し、係止突部と係止凹部が両かしめ片の開き方向に係止するから、加熱による膨張と冷却による収縮を繰り返すことによって両かしめ片が開くことを阻止できる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
係止凹部は、圧着に伴って金属素線の束の内部に入り込む構成としてもよい。
このような構成によると、両かしめ片をかしめることによって他方のかしめ片の係止凹部が金属素線の束の内部に入り込み、係止凹部が金属素線の束とともに圧着される。これにより、係止凹部は、芯線の内部に埋め込まれた状態となるから、他方のかしめ片がかしめ状態に保持される。したがって、より確実に両かしめ片が開くことを阻止できる。
係止突部は、基端側から突出端側に向かうほど突出方向と交差する方向に広くなるように形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、係止突部が芯線の内部に抜け止め状態で埋め込まれるから、一方のかしめ片のかしめ状態を強固に保持できる。
係止凹部は台形の溝状に形成され、奥壁側から開口側に向かうほど間口が狭くなるように形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、係止突部の両側縁を係止凹部の両側壁に係止させることができる。
芯線の端末が圧着される圧着面に、圧着に伴って芯線が食い込む複数の凹部が形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、芯線を凹部に食い込ませ、芯線の表面に形成された被膜を凹部の開口縁部で削り取ることができる。
係止突部における表裏両側に、凹部が施されている構成としてもよい。
このような構成によると、金属素線の束の内部において被膜を削り取ることができるとともに、凹部に芯線が食い込むことによってアンカー効果を発揮することができる。したがって、係止突部が芯線の内部に抜け止め状態で埋め込まれるから、一方のかしめ片のかしめ状態をより強固に保持できる。
また、本発明は、芯線が被覆で覆われてなる電線における芯線の端末に、上記いずれかの端子金具が圧着されている端子金具付き電線としてもよい。
その際、芯線は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる構成としてもよい。
本発明によれば、加熱による膨張と冷却による収縮を繰り返すことによって両かしめ片が開くことを阻止することができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図8の図面を参照しながら説明する。本実施形態における端子金具10は、図1に示すように、角筒形状をなす本体部20と、本体部20の後方に形成された圧着部30とを備えている。圧着部30は、被覆電線40の端末に圧着されている。なお、本実施形態では端子金具10として本体部20を有する雌端子金具を例示しているものの、本発明によると、タブ状をなす雄端子金具としてもよい。
被覆電線40はアルミ電線であって、複数本の金属素線41からなる芯線42を絶縁性の合成樹脂からなる被覆43で覆った構成である。本実施形態の被覆電線40は、11本の金属素線41を束ねたものであり、これらの金属素線41を束ねた総断面積は0.75mmである。金属素線41は、銅、銅合金、アルミニウム、またはアルミニウム合金など任意の金属を用いることができる。なお、本実施形態の金属素線41は、アルミニウム合金によって構成されている。
本体部20の内部には、弾性変位可能な弾性接触片21が本体部20の底面部22の前縁からの折り返しによって形成されている。本体部20の内部において弾性接触片21と対向する対向面と弾性接触片21との間には、タブ状をなす相手側導体(図示せず)が挿入可能となっている。
自然状態にある弾性接触片21と対向面との距離は、相手側導体の板厚よりも小さめとされている。このため、相手側導体が弾性接触片21を撓ませつつ対向面との間に挿入されると、相手側導体と弾性接触片21とが弾性的に接触し電気的に接続される。
圧着部30は、ワイヤバレル部31と、ワイヤバレル部31の後方に配置されたインシュレーションバレル部32とを備えている。圧着部30は、本体部20の底面部22と連続して前後方向(芯線42の軸線方向)に延びる底壁33を有している。
ワイヤバレル部31は、底壁33と、この底壁33の両側縁から対向状態で立ち上がる一対のかしめ片31A,31Bとを備えて構成されている。ワイヤバレル部31は、底壁33上に前後方向に沿って芯線42の端末を配置し、両かしめ片31A,31Bによって芯線42の端末をかしめることにより芯線42を圧着可能である。なお、以下の説明においては、両かしめ片31A,31Bのうち図2の右下のかしめ片を一方のかしめ片31Aとし、図2の左上のかしめ片を他方のかしめ片31Bとする。
インシュレーションバレル部32は、底壁33と、この底壁33の両側縁から対向状態で立ち上がる一対のかしめ片32Aとを備えて構成されている。インシュレーションバレル部32は、底壁33上に被覆43の部分を配置し、両かしめ片32Aによって被覆43の部分をかしめることにより被覆43と芯線42とを圧着可能である。
ここで、芯線42の表面には、空気中の水や酸素と反応することにより絶縁性の被膜(例えば水酸化アルミや酸化アルミなど)が形成される場合がある。その場合に、芯線42とワイヤバレル部31との間に被膜が介在したまま両者42,31が接続されると、接触抵抗が大きくなるという問題がある。
その対策として、本実施形態ではワイヤバレル部31の圧着面にセレーション(本発明の「凹部」の一例)34が凹設されている。セレーション34は、図3に示すように、全体として網目状をなしている。セレーション34は、芯線42の軸線方向に対して斜め方向に複数の溝を形成し、これらの溝を互いに直交して配置した構成とされている。これにより、圧着によって芯線42がセレーション34に食い込み、セレーション34の開口縁部が被膜を削り取ることで導通がとられ、芯線42とワイヤバレル部31が電気的に接続される。
一方のかしめ片31Aの先端には、図2に示すように、係止突部35が突出して設けられている。係止突部35は、くさび形状、すなわち基端35A側から突出端35B側に向かうほど前後方向の幅寸法が広くなる形状とされている。このため、係止突部35は、一方のかしめ片31Aを内側(他方のかしめ片31Bと対向する側)に折り曲げてかしめる途中で芯線42を構成する金属素線41の束の内部に入り込む。したがって、係止突部35は、芯線42とともに圧着されることにより、芯線42の内部に埋め込まれる。
係止突部35の表裏両側には、図3ないし図4に示すように、セレーション34と同じ形状をなすセレーション(本発明の「凹部」の一例)36がそれぞれ凹設されている。セレーション36の内部には、圧着に伴って芯線42が食い込み、セレーション36の開口縁部によって金属素線41の表面に形成された被膜が削り取られる。また、セレーション36の内部に金属素線41が食い込むことで、アンカー効果を発揮することができる。したがって、ヒートサイクル試験などによって金属素線41の束が膨張したときに、一方のかしめ片31Aが開くことを防ぐことができる。
他方のかしめ片31Bの先端部には、係止凹部37が凹設されている。係止凹部37は、あり溝状、すなわち台形の溝状であって奥壁37A側から開口37B側に向かうほど間口寸法(前後方向の幅寸法)L1が小さくなる形状とされている。他方のかしめ片31Bにおける係止凹部37の前後両側は、他方のかしめ片31Bを内側に折り曲げてかしめる途中で金属素線41の束の内部に入り込む。したがって、他方のかしめ片31Bにおける係止凹部37の前後両側は、芯線42とともに圧着されることにより、芯線42の内部に埋め込まれる。
係止凹部37の奥壁37A側の幅寸法L2は、係止突部35の突出端35B側の幅寸法L3よりも大きく設定されている。このため、両かしめ片31A,31Bをかしめて圧着することに伴って係止突部35を係止凹部37の奥壁37A側から係止凹部37の内部に嵌合可能である。
係止凹部37の開口37B側の間口寸法L1は、係止突部35の基端35A側の幅寸法L4よりも小さく設定されている。このため、係止突部35を係止凹部37の内部に嵌合させた後、図6に示すように、係止突部35の両側縁35Cを係止凹部37の両側壁37Cに係止可能である。係止突部35の両側縁35Cと係止凹部37の両側壁37Cとは、両かしめ片31A,31Bの開き方向に係止する。したがって、ヒートサイクル試験などによって芯線42が膨張したときに両かしめ片31A,31Bが開くことを阻止できる。
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。まず、被覆電線40の端末において被覆43を皮剥ぎし、芯線42を露出させる。次に、図7に示すように、底壁33を圧着機50のアンビル51上に配置し、芯線42をワイヤバレル部31の底壁33上に配置し、被覆43をインシュレーションバレル部32の底壁33上に配置する。
そして、クリンパ52をアンビル51に向けて下降させると、他方のかしめ片31Bの先端部と係止突部35がクリンパ52に接触して内側に曲げられ、係止突部35が係止凹部37の奥壁37A側を通って金属素線41の束の内部に入り込み、係止突部35が係止凹部37の内部に嵌合する。一方、インシュレーションバレル部32の両かしめ片32Aは、被覆43の外周に沿って配置される。クリンパ52が下死点に到達すると、図8に示すように、ワイヤバレル部31の両かしめ片31A,31Bによって芯線42が圧着され、係止突部35の両側縁35Cが係止凹部37の両側壁37Cに対して両かしめ片31A,31Bの開き方向に係止する。一方、被覆43は、インシュレーションバレル部32の両かしめ片32Aによって芯線42とともに圧着される。また、これとほぼ同時に、スライドカッタ(図示せず)によって底壁33の後端がカットされ、端子金具付き電線が完成する。
この後、品質確認のためヒートサイクル試験を行うと、芯線42およびワイヤバレル部31は、加熱による膨張と冷却による収縮を繰り返す。特に、本実施形態の芯線42は、アルミ合金であるのに対し、この芯線42を圧着しているワイヤバレル部31は、アルミ合金よりも膨張率が小さい銅合金であるから、膨張時におけるワイヤバレル部31は、銅合金からなる芯線を圧着する場合よりも大きな応力を芯線42から受けることになる。しかし、本実施形態では、係止突部35が係止凹部37の内部に嵌合し、係止突部35の両側縁35Cが係止凹部37の両側壁37Cに係止するから、両かしめ片31A,31Bの開きが阻止される。また、他方のかしめ片31Bの先端部と係止突部35が金属素線41の束の内部に入り込んで圧着されて芯線42の内部に埋め込まれるとともに、セレーション34,36の内部に芯線42が食い込んでアンカー効果を発揮することで両かしめ片31A,31Bが芯線42に強固に固着される。
以上のように本実施形態では、両かしめ片31A,31Bをかしめることで係止突部35が金属素線41の束の内部に入り込みつつ係止突部35が係止凹部37の内部に嵌合し、係止突部35の両側縁35Cが係止凹部37の両側壁37Cに係止することにより、加熱による膨張時に両かしめ片31A,31Bの開きを阻止することができる。また、他方のかしめ片31Bの先端部と係止突部35を芯線42の内部に埋め込んでいるため、両かしめ片31A,31Bの開きを確実に防ぐことができる。さらに、セレーション34,36の内部に芯線42が食い込むことでアンカー効果を発揮し、両かしめ片31A,31Bを芯線42に固着することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図9および図10の図面を参照しながら説明する。本実施形態は、実施形態1における係止凹部37の構造を変更したものであって、共通する構成には同一の符号を付すものとし、その他の共通する構成、作用、および効果については実施形態1と重複するためその説明を省略する。
本実施形態の係止凹部38は、図9に示すように、他方のかしめ片31Bの先端に突出して設けた前後一対の突片39の間に形成されている。両突片39は、他方のかしめ片31Bの先端から両かしめ片31A,31Bの板厚とほぼ同じ長さ分だけ突出している。また、両突片39の間隔、すなわち係止凹部38の前後寸法L5は、係止突部35の基端35A側の幅寸法L4よりも大きく、係止突部35の突出端35B側の幅寸法L3よりも小さく設定されている。
このような構成によると、圧着機50による圧着に伴って係止突部35が金属素線41の束の内部に入り込んだ後、両突片39が係止突部35の基端35Aの前後両側に進入し、係止突部35の両側縁35Cが係止凹部38の両側壁38Aに対して両かしめ片31A,31Bの開き方向に係止する。このとき、両突片39の先端は、金属素線41の束の内部に入り込まない位置に留められるものの、両かしめ片31A,31Bは、図10に示すように、ほぼ直交配置とされているため、係止突部35の両側縁35Cを係止凹部38の両側壁38Aに係止させることができ、両かしめ片31A,31Bの開きを阻止できる。このように本実施形態によると、実施形態1の係止凹部37に比較して係止凹部38を小さく形成できるため、係止突部35の基端35A側に対して係止凹部38を嵌合させやすいという利点がある。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態では係止突部35をくさび形状に形成しているものの、本発明によると、係止突部35をフック状に形成し、係止凹部37に対して板厚方向から差し込んで嵌合させてもよい。
(2)実施形態1では係止凹部37をあり溝状に形成しているものの、本発明によると、係止凹部37を貫通孔としてもよいし、奥壁37A側と開口37B側との間で前後寸法が同一となる門形に形成してもよい。
(3)本実施形態ではワイヤバレル部31の圧着面と係止突部35の表裏両側とにセレーション34,36を形成しているものの、本発明によると、両セレーション34,36を形成しなくてもよく、あるいは、両セレーション34,36のいずれか一方のみを形成してもよい。
(4)本実施形態では断面積が0.75mmの被覆電線40を使用しているものの、本発明によると、この被覆電線40に限定されることはなく、これ以外の断面積の被覆電線を使用してもよい。例えば、以下の被覆電線が挙げられる。
アルミ電線1 サイズ:1.25mm(金属素線41の本数が16本)
アルミ電線2 サイズ:2mm(金属素線41の本数が19本)
アルミ電線3 サイズ:2.5mm(金属素線41の本数が19本)
アルミ電線3 サイズ:3.0mm(金属素線41の本数が37本)
実施形態1における端子金具の側面図 実施形態1において圧着前の圧着部を斜め後ろから見た斜視図 実施形態1において展開状態における圧着部の圧着面側を示した平面図 図3における圧着面と反対側を示した平面図 図1におけるA−A線断面図 図5におけるB−B線断面図 実施形態1において圧着機により圧着する前のワイヤバレル部を示した断面図 実施形態1において圧着機により圧着した後のワイヤバレル部を示した断面図 実施形態2において展開状態における圧着部の圧着面側を示した平面図 実施形態2において圧着後のワイヤバレル部を横切る断面を示した断面図
符号の説明
10…端子金具
31A…一方のかしめ片
31B…他方のかしめ片
34…セレーション(凹部)
35…係止突部
35A…基端
35B…突出端
36…セレーション(凹部)
37…係止凹部
37A…奥壁
37B…開口
38…係止凹部
40…被覆電線
41…金属素線
42…芯線
43…被覆

Claims (8)

  1. 芯線が被覆で覆われてなる被覆電線における前記芯線を圧着するための一対のかしめ片を備えた端子金具であって、
    一方の前記かしめ片の先端部に、圧着に伴って前記芯線を構成する金属素線の束の内部に入り込む係止突部が突出して設けられ、他方の前記かしめ片の先端部に、前記圧着に伴って前記係止突部と嵌合し、一対の前記かしめ片の開き方向に前記係止突部と係止する係止凹部が設けられていることを特徴とする端子金具。
  2. 前記係止凹部は、前記圧着に伴って前記金属素線の束の内部に入り込む請求項1に記載の端子金具。
  3. 前記係止突部は、基端側から突出端側に向かうほど突出方向と交差する方向に広くなるように形成されている請求項1または請求項2に記載の端子金具。
  4. 前記係止凹部は台形の溝状に形成され、奥壁側から開口側に向かうほど間口が狭くなるように形成されている請求項3に記載の端子金具。
  5. 前記芯線の端末が圧着される圧着面に、圧着に伴って前記芯線が食い込む複数の凹部が形成されている請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の端子金具。
  6. 前記係止突部における表裏両側に、前記凹部が施されている請求項5に記載の端子金具。
  7. 芯線が被覆で覆われてなる電線における前記芯線の端末に、請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の端子金具が圧着されている端子金具付き電線。
  8. 前記芯線は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなることを特徴とする請求項7に記載の端子金具付き電線。
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