JP2010073122A - リクエスト発行ノード、リクエスト受信ノード、システム、及び制御方法 - Google Patents

リクエスト発行ノード、リクエスト受信ノード、システム、及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 システム性能の低下の問題を解決するリクエスト発行ノード、リクエスト受信ノード、システム、及び制御方法を提供する。
【解決手段】 本発明のリクエスト発行ノードは、リクエストをリクエスト受信ノードに送信するリクエスト送信手段と、リクエストに対するリプライをリクエスト受信ノードから受信した場合に、リクエストを格納したリクエスト受信ノード内のリクエスト格納場所を開放させるリクエスト開放指示をリクエスト受信ノードに送信するリクエスト開放指示送信手段と、リクエスト受信ノード内の所定の数のリクエスト格納場所の全てが使用中となった場合に、リクエストの送信とリクエスト開放指示の送信とが競合したときには、優先する送信をリクエストの送信からリクエスト開放指示の送信に切り替える調停手段とを含む。
【選択図】 図4

Description

本発明はリクエスト発行ノード、リクエスト受信ノード、システム、及び制御方法に関し、特に、リクエストの調停を行うリクエスト発行ノード、リクエスト受信ノード、システム、及び制御方法に関する。
情報処理システム等では、ノード間で、リクエストの送信およびそのリクエストに応じたリプライの返信が行われている。リクエスト受信ノードは、リクエスト発行ノードからリクエストを受信した場合、受信バッファにリクエストを格納する。そして所定の処理が終わった後、リプライをリクエスト発行ノードに送信するが、その時点ではまだ受信バッファを開放せず、リプライを受信したリクエスト発行ノードで所定の処理が終わり、リクエスト発行ノードからリクエスト開放指示が送られてきた場合に、受信バッファを開放する。
このようなリクエストの送受信に関連するリクエストの調停に関する技術の一例が、特許文献1および2に開示されている。
特開2003−122706号公報 特開平1−269149号公報
しかしながら、リクエスト発行ノードからのリクエストの送信とリクエスト開放指示の送信とが競合した場合の調停に関連して以下のような問題が発生する。
すなわち、リクエスト受信ノードの受信バッファがビジーの場合、リクエスト受信ノードはリトライ要求をリクエスト発行ノードに送信する。これに応答して、リクエスト発行ノードはリクエストを再度発行する。このとき、リクエスト発行ノードにおいてリクエスト受信ノードへのリクエストの送信とリクエスト開放指示の送信とが競合した場合、リクエスト発行ノードは常にリクエストの送信を優先的するように調停を行う。このように、リクエストの再送信が優先されリクエスト開放指示の送信が遅れるため、リクエスト受信ノードの受信バッファは開放されず、結果として、リトライ動作が再度発生する。その結果、リトライ回数が増加を招いてしまう。
このように常に「リクエスト送信優先順位>リクエスト開放指示送信優先順位」の優先度で調停した場合には、リトライ回数が多くなりトラフィックの増加を招いてしまう。逆に常に「リクエスト送信優先順位<リクエスト開放指示送信優先順位」の優先度とした場合には、リクエスト送信タイミングの遅延が大きくなる。このように、いずれの場合にも、システム性能が低下してしまうという問題があった。
本発明の目的は、上述したようなシステム性能の低下の問題を解決するリクエスト発行ノード、リクエスト受信ノード、システム、及び制御方法を提供することにある。
本発明のリクエスト発行ノードは、リクエストをリクエスト受信ノードに送信するリクエスト送信手段と、リクエストに対するリプライをリクエスト受信ノードから受信した場合に、リクエストを格納したリクエスト受信ノード内のリクエスト格納場所を開放させるリクエスト開放指示をリクエスト受信ノードに送信するリクエスト開放指示送信手段と、リクエスト受信ノード内の所定の数のリクエスト格納場所の全てが使用中となった場合に、リクエストの送信とリクエスト開放指示の送信とが競合したときには、優先する送信をリクエストの送信からリクエスト開放指示の送信に切り替える調停手段とを含む。
本発明のリクエスト受信ノードは、リクエスト発行ノードから受信したリクエストを格納する複数のリクエスト格納場所を有し、リクエストに対するリプライをリクエスト発行ノードに送信し、リクエスト発行ノードからリプライに対応するリクエスト開放指示を受信した場合は対応するリクエストが格納されたリクエスト格納場所を開放するリクエスト受信格納手段と、リクエスト受信格納手段内の所定の数のリクエスト格納場所が使用中となった場合に、ビジー通知を生成するビジー通知生成手段とを含む。
本発明のシステムは、リクエスト発行ノードとリクエスト受信ノードとを備え、リクエスト発行ノードは、リクエストをリクエスト受信ノードに送信するリクエスト送信手段と、リクエストに対するリプライをリクエスト受信ノードから受信した場合に、リクエストを格納したリクエスト受信ノード内のリクエスト格納場所を開放させるリクエスト開放指示をリクエスト受信ノードに送信するリクエスト開放指示送信手段と、リクエスト受信ノード内の所定の数のリクエスト格納場所の全てが使用中となった場合に、リクエストの送信とリクエスト開放指示の送信とが競合したときには、優先する送信をリクエストの送信からリクエスト開放指示の送信に切り替える調停手段とを含み、リクエスト受信ノードは、リクエスト発行ノードから受信したリクエストを格納する複数のリクエスト格納場所を有し、リクエストに対するリプライをリクエスト発行ノードに送信し、リクエスト発行ノードからリプライに対応するリクエスト開放指示を受信した場合は対応するリクエストが格納されたリクエスト格納場所を開放するリクエスト受信格納手段と、リクエスト受信格納手段内の所定の数のリクエスト格納場所が使用中となった場合に、ビジー通知を生成するビジー通知生成手段とを含む。
本発明のリクエスト発行ノード制御方法は、リクエストをリクエスト受信ノードに送信し、リクエストに対するリプライをリクエスト受信ノードから受信した場合に、リクエストを格納したリクエスト受信ノード内のリクエスト格納場所を開放させるリクエスト開放指示をリクエスト受信ノードに送信し、リクエスト受信ノード内の所定の数のリクエスト格納場所の全てが使用中となった場合に、リクエストの送信とリクエスト開放指示の送信とが競合したときには、優先する送信をリクエストの送信からリクエスト開放指示の送信に切り替える。
本発明のリクエスト受信ノード制御方法は、リクエスト発行ノードから受信したリクエストをリクエスト格納場所に格納し、リクエストに対するリプライをリクエスト発行ノードに送信し、リクエスト発行ノードからリプライに対応するリクエスト開放指示を受信した場合は対応するリクエストが格納されたリクエスト格納場所を開放し、リクエスト受信格納手段内の所定の数のリクエスト格納場所が使用中となった場合に、ビジー通知を生成する。
本発明のシステム制御方法は、リクエスト発行ノードが、リクエストをリクエスト受信ノードに送信し、リクエストに対するリプライをリクエスト受信ノードから受信した場合に、リクエストを格納したリクエスト受信ノード内のリクエスト格納場所を開放させるリクエスト開放指示をリクエスト受信ノードに送信し、リクエスト受信ノード内の所定の数のリクエスト格納場所の全てが使用中となった場合に、リクエストの送信とリクエスト開放指示の送信とが競合したときには、優先する送信をリクエストの送信からリクエスト開放指示の送信に切り替え、リクエスト受信ノードが、リクエスト発行ノードから受信したリクエストをリクエスト格納場所に格納し、リクエストに対するリプライをリクエスト発行ノードに送信し、リクエスト発行ノードからリプライに対応するリクエスト開放指示を受信した場合は対応するリクエストが格納されたリクエスト格納場所を開放し、リクエスト受信格納手段内の所定の数のリクエスト格納場所が使用中となった場合に、ビジー通知を生成する。
本発明には、システム性能を向上させることができるという効果がある。
まず、本発明が前提とする一般的なリクエスト調停システムの一例を説明する。
図1は、リクエスト調停システム001の構成を示す図である。リクエスト調停システム001は、相互に接続されたノード101〜103を含む。ノード101〜103は、それぞれプロセッサ104〜106、メモリコントローラ107〜109、ノードコントローラ110〜112を含む。図2は、ノードコントローラ110〜112の内部構成を示す図である。例えば、ノードコントローラ110は、リクエスト発行部201と、リクエスト受信部202と、インターフェース制御部203とを含む。
次に動作の説明を行う。図3は、リクエスト調停システム001の動作を説明するための図である。ここでは、ノード101がリクエスト発行ノードであり、ノード102がリクエスト受信ノードである場合について説明する。そのため、ノードコントローラ110についてはリクエスト発行部201を、ノードコントローラ111についてはリクエスト受信部309を中心に説明する。
まず、プロセッサ104は、リクエスト発行部201内のリクエストキュー303へリクエストを送信する。リクエストはリクエストキュー303から調停回路304を通り、インターフェース制御部203から他ノードへ送信される。ここではノード101からのリクエストが配線306を使用してノード102へ送信されるものとする。ノード102のリクエスト受信部309内のリクエスト受信バッファ305は、受信したリクエストを格納する。
リクエスト受信バッファ305は、リクエストをメモリコントローラ108へ送信する。そして、メモリコントローラ108は、そのリクエストに対するリプライをリクエスト受信バッファ305へ送信する。このとき、メモリコントローラ108へ出力したリクエストはリクエスト受信バッファ305内に残っており、リプライが返ってきてもリクエストエントリは開放されない。リクエストエントリとはバッファ内のリクエストを格納するための場所である。例えば、リクエストエントリが32箇所ある場合、リクエスト受信バッファ305は最大32個のリクエストを格納しておくことができる。リクエスト受信バッファ305はあるリクエストエントリを開放するとそのリクエストエントリに新しいリクエストを格納する。
リクエスト受信バッファ305は、上述したようにメモリコントローラ108からリプライを受信すると、そのリプライをインターフェース制御部204と配線307とを経由してノード101へ送信する。ノード101で信されたリプライはインターフェイス制御部203を介してリプライキュー301へ送られ、リプライキュー301は受信したリプライをプロセッサ104へ送信する。プロセッサ104へリプライが送られると同時に、リクエスト開放指示キュー302に、プロセッサ104に送られたリプライに対応したリクエスト開放指示が送られる。このリクエスト開放指示は、受信したリプライに対応するリクエストが格納されたリクエスト受信バッファ305内のリクエストエントリを開放する指示である。
リクエスト開放指示キュー302は、リクエスト開放指示を、調停回路304と配線306とを経由してリクエスト受信バッファ305に送信する。リクエスト受信バッファ305は該当するリクエストエントリを開放する。以上で、一つのリクエスト処理が終了する。
上述したように、メモリコントローラ108からリプライをリクエスト受信バッファ305が受信しても、その段階では、リクエスト受信バッファ305はまだリクエストエントリを開放しない。その後、プロセッサ104にリプライが返りリクエスト受信バッファ305がリクエスト開放指示を受信した際に、リクエスト受信バッファ305はリクエストエントリを開放する。以上が基本動作となる。
上述したようなシステムにおいて、リクエスト受信バッファ305がビジー(全てのリクエストエントリが未開放状態)でリクエストが受信できない状況が発生した場合、リクエスト受信バッファ305はリクエスト発行部201にリトライ要求を送信し、リクエストキュー303がリクエスト受信バッファ305で受信できなかったリクエストと同じリクエストを再度発行し、調停回路304を経由してノード102に送信する。リクエストキュー303はリクエスト受信バッファ305からリトライ要求を受信する毎にリクエストを発行する。また、リクエスト受信バッファ305も空きがない状態でリクエストを受信する毎にリトライ要求を発行する。
このように常に「リクエスト送信優先順位>リクエスト開放指示送信優先順位」の優先度で調停した場合には、リトライ回数が多くなりトラフィックの増大を招いてしまう。逆に常に「リクエスト送信優先順位<リクエスト開放指示送信優先順位」の優先度とした場合には、リクエストの遅延が大きくなる。このように、いずれの場合にも、システム性能が低下してしまうという問題がある。
次に、この問題を解決する本発明の概要について説明する。
図4は、リクエスト調停システム001の構成を示す図である。
リクエスト調停システム001は、リクエスト発行ノード500とリクエスト受信ノード600とを含む。
リクエスト発行ノード500は、リクエストキュー303と、リクエスト開放指示キュー302と、調停回路304とを含む。
リクエストキュー303は、リクエストをリクエスト受信ノード600に送信するリクエスト送信手段である。
リクエスト開放指示キュー302は、リクエストに対するリプライをリクエスト受信ノード600から受信した場合に、そのリクエストに対応するリクエスト受信ノード600のリクエスト受信バッファ305のリクエストエントリ(リクエスト格納場所)を開放させるリクエスト開放指示をリクエスト受信ノード600に送信するリクエスト開放指示送信手段である。
調停回路304は、リクエストの送信とリクエスト開放指示の送信とを調停する回路である。リクエスト受信バッファ305がビジーとなった場合(所定の数のリクエストエントリの全てが使用中となった場合)に、リクエストの送信とリクエスト開放指示の送信とが競合したときに、優先する送信をリクエストの送信からリクエスト開放指示の送信に切り替える調停手段である。
リクエスト受信ノード600は、リクエスト受信バッファ305と、ビジー通知生成部602とを含む。
リクエスト受信バッファ305は、リクエスト発行ノード500から受信したリクエストを格納する複数のリクエストエントリ(リクエスト格納場所)を有し、リクエストに対するリプライをリクエスト発行ノード500に送信し、リクエスト発行ノード500からリプライに対応するリクエスト開放指示を受信した場合は対応するリクエストが格納されたリクエストエントリを開放するリクエスト受信格納手段である。
ビジー通知生成部602は、リクエスト受信バッファ305内の所定の数のリクエストエントリが使用中となった場合に、ビジー通知を生成するビジー通知生成手段である。
以上により、本発明は、システム性能を向上させることができるという効果を奏する。
その理由は、リクエスト受信バッファ305がビジーとなった場合にリクエスト開放指示の送信を優先するためである。これによりリトライ回数を減少させることができ、トラフィックを減少させることができる。
本発明は、リクエスト開放指示とリクエストが競合した場合でも、リクエストのレイテンシを短くできるという効果を奏する。
その理由は、リクエスト受信バッファ305がビジーとなる前等の通常時はリクエストの送信を優先しているためである。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1,2および3を用いて説明した本発明の前提となるリクエスト調停システム001に追加した箇所について特に詳細に説明する。
図5は、本発明の実施の形態におけるリクエスト発行部201の構成を示す図である。ここでは、ノード101内のリクエスト発行部201について説明するが、ノード102等の他のノード内のリクエスト発行部も同様の構成を有する。
リクエスト発行部201は、リプライキュー301と、リクエスト開放指示キュー302と、リクエストキュー303と、調停回路304と、切り替えコントローラ401とを含む。
リプライキュー301は、プロセッサ104に送るリプライを他のノード(以下ではノード102を例に説明する)から受け取る。
リクエストキュー303は、プロセッサ104からのリクエストを受け取り、ノード102に送信する。
リクエスト開放指示キュー302は、リプライに対応したリクエスト開放指示を受信し、ノード102のリクエスト受信バッファ305のリクエストエントリを開放させるリクエスト開放指示を、ノード102に送信する。
調停回路304は、リクエスト送信とリクエスト開放指示送信との調停を行う。本実施の形態では、常にリクエストの送信を優先するのではなく、調停回路304は、リクエスト受信バッファ305がビジーとなった場合には、優先する送信をリクエストの送信からリクエスト開放指示の送信に切り替える。
切り替えコントローラ401は、ノード102からビジー通知パケットを受信した場合に、調停回路304にリクエスト開放指示の送信を優先させる切り替え信号を送信する切り替え手段である。切り替えコントローラ401は、ビジー通知パケットを受信した後、所定の時間が経過した場合に、調停回路304にリクエスト開放指示の送信を優先させる切り替え信号の送信を停止する。
図6は、切り替えコントローラ401の構成を示す図である。
切り替えコントローラ401は、タイマ406と、設定レジスタ407と、切り替え信号生成回路408とを含む。
タイマ406は、ノード102からビジー通知パケットを受信した場合に、初期値からカウントアップを開始する。
設定レジスタ407は、所定の値を格納する。
切り替え信号生成回路408は、ノード102からビジー通知パケットを受信した場合に、調停回路304にリクエスト開放指示の送信を優先させる切り替え信号を生成する。これを受けて、調停回路304は、調停の優先度を「リクエスト送信優先順位>リクエスト開放指示送信優先順位」から「リクエスト送信優先順位<リクエスト開放指示送信優先順位」に切り替える。切り替え信号生成回路408は、タイマ406が所定の値となった場合(設定レジスタ407の値と同じになった場合)に、前記切り替え信号の生成を停止する。これを受けて、調停回路304の優先度は「リクエスト送信優先順位>リクエスト開放指示送信優先順位」に戻る。
図7は、本実施の形態におけるリクエスト受信部309の構成を示した図である。ここではノード102内のリクエスト受信部309について説明するが、ノード101等の他のノード内のリクエスト受信部も同様の構成を有する。リクエスト受信部309は、リクエスト及びリクエスト開放指示を受信すると共に、リトライ要求、リプライ、及びビジー通知パケットをインターフェース制御部204を経由し送信する。インターフェース制御部204は、バッファー305がビジーの場合、ビジー通知パケットをノード101のリクエスト発行部201及びノード102のリクエスト発行部308等、全てのノードのリクエスト発行部へブロードキャストする。リクエスト発行部201の切り替えコントローラ401及びリクエスト発行部308の切り替えコントローラ(図示せず)等、全ての切り替えコントローラは、ビジー通知パケットを受信する。
リクエスト受信部309は、リクエスト受信バッファ305と、ビジー通知パケット生成部402とを含む。
リクエスト受信バッファ305は、リクエスト、リプライ、リクエスト開放指示を受信する。リクエスト受信バッファ305は、ノード101から受信したリクエストをリクエストエントリに格納し、リクエストに対するリプライをノード101に送信する。ノード101からリクエスト開放指示を受信した場合はリクエストエントリを開放する。
ビジー通知パケット生成部402は、リクエスト受信バッファ305がビジーとなった場合、ビジー通知パケットを生成し、ノード101を含む全てのノードに送信する。具体的には、ビジー通知パケット生成部402は、リクエスト受信バッファ305内に格納されている有効リクエストのエントリ数をカウントし、設定した閾値を超えるか判定する。
図8は、ビジー通知パケット生成部402の構成を示した図である。
ビジー通知パケット生成部402は、有効リクエスト計測カウンタ403と、閾値レジスタ404と、ビジー通知パケット生成回路405とを含む。
有効リクエスト計測カウンタ403は、ノード101等の他のノードからリクエストを受信する毎にその計数値を1だけ増やし(インクリメント)し、リクエスト開放指示を受信する毎にその計数値を1だけ減らす(デクリメントする)。なお、リトライ時には何も行わない。
閾値レジスタ404は、所定を値を格納する。
ビジー通知パケット生成回路405は、有効リクエスト計測カウンタ403の値が閾値レジスタ404に格納された所定の値以上となった場合、ビジー通知パケットを生成し、ノード101等の他のノードに送信する。ビジー通知パケット生成回路405は、比較器410と、レジスタ411と、AND回路412と、パケット生成回路413とを含む。
比較器410は、有効リクエスト計測カウンタ403の値が閾値レジスタ404に格納された所定の値より小さい場合は0を出力し、有効リクエスト計測カウンタ403の値がこの所定の値以上の場合は1を出力する。
レジスタ411は、比較器410が出力する値を保持し、所定期間経過後(例えば、1クロック経過後)、保持している当該値を出力する。
AND回路412は、比較器410が出力する値とレジスタ411が出力する値を反転した値との論理積を取り、当該論理積の値を出力する。
パケット生成回路413は、論理積の値が1の場合にビジー通知パケットを生成する。
図9は、ビジー通知パケット生成回路405の動作を説明するための図である。
閾値レジスタ404の値が有効リクエスト計測カウンタ403の値より大きい場合、比較器410の出力値は0となり、その直後のクロックタイミングでこれがレジスタ411に格納される。さらに、次のクロックでレジスタ411の値である0が出力され、これがAND回路412の反転入力端子に与えられる。AND回路412の反転入力端子および非反転入力端子の入力値はそれぞれ0および0となり、AND回路412の出力値は0となる(a)。次に、有効リクエスト計測カウンタ403の値が閾値レジスタ404の値以上となった場合、比較器410の出力値は1となり、その直後のクロックタイミングでレジスタ411に格納される。この時点では、レジスタ411からはまだ0が出力されているため、AND回路412の反転入力端子および非反転入力端子の入力値はそれぞれ0および1となり、AND回路412の出力値は1となる(パルスが発生する)(b)。次のクロックタイミングで、1クロック前に格納された1がレジスタ411から出力され、AND回路412の反転入力端子および非反転入力端子の入力値はそれぞれ1と1となり、AND回路412は再び0を出力する(c)。
次に、本発明の実施の形態の動作について図面を参照して説明する。まず、リクエスト調停システム001全体の動作について説明する。
図10は、リクエスト調停システム001の動作の概要を示したシーケンス図である。
ノード101(リクエスト発行ノードとする)は、リクエストをノード102(リクエスト受信ノードとする)に送信する(A1)。これを受けて、ノード102は、受信したリクエストを受信バッファーのリクエストエントリに格納し(B1)、リプライを送信する(B2)。このとき、リクエストの受付により受信バッファーがビジーとなった場合(B3,Y)、ノード102は、ビジー通知パケットを生成し、ノード101含む他のノードに送信する(B4)。
ノード101は、リプライを受信すると(A2)、リクエスト開放指示を送信することになる。ここで、ノード101が新たなリクエストを送信しようとしていなかった場合、リクエスト送信とリクエスト開放指示送信との競合は発生せず(A3,N)、ノード101はリクエスト開放指示を送信する(A4)。ノード101が新たなリクエストを送信しようとしてしていた場合、リクエスト送信とリクエスト開放指示送信の競合が発生する(A3,Y)。この場合、ノード101はビジー通知パケットを受信しているか判断し(A5)、ビジー通知パケットを受信していなかった場合(A5,N)、リクエストの送信を優先し(A9)、リクエストを送信する(A1)。
ビジー通知を受信していた場合(A5,Y)、ノード101は、リクエスト開放指示の送信を優先し(A6)、リクエスト開放指示をノード102に送信する(A7)。これを受けて、ノード102は、該当するリクエストエントリを開放する(B5)。
ノード101は、所定の時間経過した場合(A8,Y)、再度リクエストの送信を優先するように切り替える(A9)。
次に、ビジー通知パケット生成部402の動作を説明する。図11は、ビジー通知パケット生成部402の動作を示すフローチャートである。図10のB3,B4の処理に対応する。
リクエスト受信バッファ305がノード101等の他のノードからリクエストを受信す毎にインクリメントし、他のノードからリクエスト開放指示を受信する毎にデクリメントすることにより、ビジー通知パケット生成部402内の有効リクエスト計測カウンタ403は、有効リクエストをカウントする(C1)。そして、比較器410は、有効リクエスト数が所定の閾値以上であるか判定する。即ち、有効リクエスト計測カウンタ403と閾値レジスタ404との値を比較する(C2)。比較した結果、有効リクエスト計測カウンタ403の値が閾値レジスタ404の値より小さい場合(C2,No)、ビジー通知パケット生成部402は、ビジー通知パケットを生成せず、処理はC1へ戻り、またリクエストとリクエスト開放指示をカウントする。
ビジー通知パケット生成部402は、前回カウントしたときの有効リクエスト数が所定の閾値より小さく、今回カウントしたときの有効リクエスト数が所定の閾値以上であった場合(C3)、ビジー通知を生成、送信する(C4)。具体的には、ビジー通知パケット生成部402は、有効リクエスト計測カウンタ403の値が閾値レジスタ404の値以上になった場合、ビジー通知パケットを生成する(C4)。例えば、リクエストエントリ数を32とし、閾値レジスタ404の値を30とした場合、有効リクエスト計測カウンタ403の値が30以上となった時に、ビジー通知パケット生成部402はビジー通知パケットを生成する。
前回及び今回の有効リクエスト数が所定の閾値以上であった場合、又は、C4の処理でビジー通知を生成、送信した場合、有効リクエスト数のカウントの処理(C1)に再度戻る。このように、前回有効リクエスト計測カウンタ403の値が閾値レジスタ404の値以上であって、今回も閾値レジスタ404の値以上であった場合には、既にビジー通知パケットは生成されているので、ビジー通知パケットは生成しない。
次に、ビジー通知パケットの生成送信を受けた切り替えコントローラ401の動作を説明する。
図12は、切り替えコントローラ401の動作を説明するフローチャートである。図10のA5,A6の処理に対応する。
まず、切り替えコントローラ401は、ビジー通知パケットを受信したか否かを判定する(D1)。切り替えコントローラ401は、ビジー通知パケットを受信した場合(D1,Yes)、タイマ値を1にセットする(D2)。ビジー通知パケットを受信しなかった場合(D1,No)、タイマ値が閾値と同じか、タイマ値が0であるか、又はタイマ値が0より大きく閾値より小さいか判定する(D3)。
タイマ値が所定の閾値と同じであった場合、タイマ値を0にリセットする(D4)。タイマ値が0より大きく所定の閾値より小さかった場合、タイマ値に1を加える(D5)。
タイマ値を1にセットした(D2)とき、タイマ値を0にリセットした(D4)とき、ビジー通知パケットを受信しなかった場合でタイマ値が0であったとき、又はタイマ値に1を加えた(D5)とき、タイマ値が0より大きいか判定する(D6)。
タイマ値が0より大きい場合(D6,Yes)、リクエスト送信とリクエスト開放指示送信のいずれを優先するか決める切り替え信号の値をリクエスト開放指示を優先する1とする(D7)。タイマ値が0の場合(タイマ値が0より大きくない場合(D6,No))、切り替え信号の値をリクエストを優先する0とする(D8)。
次に図12をより具体的に説明する。まず、切り替えコントローラ401はビジー通知パケットを受信したかどうかを監視する(D1)。ビジー通知パケットを受信していない場合は(D1,No)、タイマ値を判定する(D3)。次に、タイマ値が0より大きいか判定し(D6)、タイマ値が0なのでタイマ値は0より大きくないため(D6,No)、切り替え信号生成条件で切り替え信号を生成せず(リクエスト優先)(D8)、再びビジー通知パケット受信の監視をする(D1)。
次に、切り替えコントローラ401は、ビジー通知パケット受信を監視し(D1)、初めてビジー通知パケットを受信した場合は(D1,Yes)、タイマ値を1にセットする(D2)。切り替え信号生成条件(タイマ値が0より大きいか)を判定し(D6)、タイマ値は0より大きいので(D6,Yes)、切り替え信号が生成されるので(D7)、調停回路304はリクエスト開放指示送信優先調停に切り替わる。このように初期状態でビジー通知パケットを受信した場合、リクエスト開放指示の送信が優先されることになる。
リクエスト開放指示優先調停に切り替わった状態でステップD1に戻ったとき、新たにビジー通知パケットを受信していなかったら(D1,No)、タイマ値に応じて処理を変更する(D3)。
まずタイマ値が設定レジスタ407で設定した閾値と等しかった場合、切り替えコントローラ401は、タイマ値をリセットし値を0にする(D4)。次にリセットされた場合、切り替え信号生成条件(タイマ値が0より大きいか)を判定し(D6)、タイマ値は0より大きくないので(D6,No)、切り替え信号が生成されないので(D8)、調停回路304はリクエスト優先調停に切り替わる。即ち、ビジー通知パケットを受信してから所定の時間経過すると、リクエストの送信が優先されることになる。
そしてタイマ値が0より大きく、タイマ値が閾値より小さかった場合、切り替えコントローラ401は、タイマ値をカウントアップする(D5)。切り替え信号生成条件(タイマ値が0より大きいか)を判定し(D6)、タイマ値が0より大きいため(D6,Yes)、切り替え信号が生成されるので(D7)、調停回路304はリクエスト開放指示優先調停のままになる。即ち、ビジー通知パケットを受信してから所定の時間経過していない場合、リクエスト開放指示の送信を優先する状態が継続する。
ビジー通知パケットを受信し、タイマ値が閾値と等しくなる前に新たなビジー通知パケットを受信した場合(D1、Yes)、タイマ値は1にセットされる(D2)。切り替え信号生成条件(タイマ値が0より大きいか)を判定し(D6)、タイマ値が0より大きいため(D6,Yes)、切り替え信号が生成され、調停回路304はリクエスト開放指示優先調停のままになる。即ち、ビジー通知パケットを受信してから所定の時間経過していない場合でも、再度ビジー通知パケットを受信するとタイマ406がリセットされ、この時点から所定の時間経過するまでリクエスト開放指示の送信を優先する状態が継続することになる。
上述した本実施の形態には、システム性能を向上させることができるという効果がある。
その理由は、リクエスト受信バッファ305がビジーとなった場合にリクエスト開放指示の送信を優先するためである。これによりリトライ回数を減少させることができトラフィックを減少させることができる。
さらに本実施の形態には、リクエスト開放指示とリクエストが競合した場合でも、リクエストのレイテンシを短くできるという効果がある。
その理由は、リクエスト受信バッファ305がビジーとなる前と、リクエスト受信バッファ305がビジーになった後、所定の時間が経過した場合に、リクエストの送信を優先させるためである。即ち、通常時はリクエストの送信を優先しているためである。
リクエスト調停システム001の構成を示す図である。 ノードコントローラ110〜112の内部構成を示す図である。 リクエスト調停システム001の動作を説明するための図である。 リクエスト調停システム001の構成を示す図である。 本発明の実施の形態におけるリクエスト発行部201の構成を示す図である。 切り替えコントローラ401の構成を示す図である。 本実施の形態におけるリクエスト受信部309の構成を示した図である。 ビジー通知パケット生成部402の構成を示した図である。 ビジー通知パケット生成回路405の動作を説明するための図である。 リクエスト調停システム001の動作の概要を示したシーケンス図である。 ビジー通知パケット生成部402の動作を示すフローチャートである。 切り替えコントローラ401の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
001 リクエスト調停システム
101,102,103 ノード
104,105,106 プロセッサ
107,108,109 メモリコントローラ
110,111,112 ノードコントローラ
201 リクエスト発行部
202 リクエスト受信部
203 インターフェース制御部
204 インターフェース制御部
301 リプライキュー
302 リクエスト開放指示キュー
303 リクエストキュー
304 調停回路
305 リクエスト受信バッファ
306,307 配線
308 リクエスト発行部
309 リクエスト受信部
401 切り替えコントローラ
402 ビジー通知パケット生成部
403 有効リクエスト計測カウンタ
404 閾値レジスタ
405 ビジー通知パケット生成回路
406 タイマ
407 設定レジスタ
408 切り替え信号生成回路
410 比較器
411 レジスタ
412 AND回路
413 パケット生成回路
500 リクエスト発行ノード
600 リクエスト受信ノード
602 ビジー通知生成部

Claims (17)

  1. リクエストをリクエスト受信ノードに送信するリクエスト送信手段と、
    前記リクエストに対するリプライを前記リクエスト受信ノードから受信した場合に、前記リクエストを格納した前記リクエスト受信ノード内のリクエスト格納場所を開放させるリクエスト開放指示を前記リクエスト受信ノードに送信するリクエスト開放指示送信手段と、
    前記リクエスト受信ノード内の所定の数の前記リクエスト格納場所の全てが使用中となった場合に、前記リクエストの送信と前記リクエスト開放指示の送信とが競合したときには、優先する送信を前記リクエストの送信から前記リクエスト開放指示の送信に切り替える調停手段と
    を含むリクエスト発行ノード。
  2. 前記リクエスト受信ノードから前記所定の数のリクエスト格納場所の全てが使用中であることを示すビジー通知を受信した場合に、前記調停手段に前記リクエスト開放指示の送信を優先させる切り替え信号を送信し、
    前記ビジー通知を受信した後、所定の時間が経過した場合に、前記切り替え信号の送信を停止する切り替え手段
    を含む請求項1に記載のリクエスト発行ノード。
  3. 前記切り替え手段は、
    所定の値を格納するレジスタと、
    前記リクエスト受信ノードからビジー通知を受信した場合に、初期値からカウントアップを開始するタイマと、
    前記リクエスト受信ノードからビジー通知を受信した場合に、前記調停手段に前記リクエスト開放指示の送信を優先させる切り替え信号を生成し、前記タイマが前記所定の値となった場合に、前記切り替え信号の生成を停止する切り替え信号生成回路と
    を含む請求項2に記載のリクエスト発行ノード。
  4. リクエスト発行ノードから受信したリクエストを格納する複数のリクエスト格納場所を有し、前記リクエストに対するリプライを前記リクエスト発行ノードに送信し、前記リクエスト発行ノードから前記リプライに対応するリクエスト開放指示を受信した場合は対応する前記リクエストが格納された前記リクエスト格納場所を開放するリクエスト受信格納手段と、
    前記リクエスト受信格納手段内の所定の数の前記リクエスト格納場所が使用中となった場合に、ビジー通知を生成するビジー通知生成手段と
    を含むリクエスト受信ノード。
  5. 前記ビジー通知生成手段は、
    所定を値を格納するレジスタと、
    前記リクエスト発行ノードから前記リクエストを受信するとインクリメントし、前記リクエスト開放指示を受信するとデクリメントする有効リクエスト計測カウンタと、
    前記有効リクエスト計測カウンタの値が前記所定の値以上となった場合、ビジー通知を生成、送信するビジー通知生成回路と
    を含む請求項4に記載のリクエスト受信ノード。
  6. 前記ビジー通知生成手段は、
    前記有効リクエスト計測カウンタの値が前記所定の値より小さい場合は0を出力し、前記有効リクエスト計測カウンタの値が前記所定の値以上の場合は1を出力する比較器と、
    前記比較器が出力する値を保持し、所定期間経過後、保持している当該値を出力するレジスタと、
    前記比較器が出力する値と、前記レジスタが出力する値を反転した値との積を取り、当該積の値を出力するAND回路と、
    前記積の値が1の場合にビジー通知を生成する生成回路と
    を含む請求項5に記載のリクエスト受信ノード。
  7. リクエスト発行ノードとリクエスト受信ノードとを備え、
    前記リクエスト発行ノードは、
    リクエストをリクエスト受信ノードに送信するリクエスト送信手段と、
    前記リクエストに対するリプライを前記リクエスト受信ノードから受信した場合に、前記リクエストを格納した前記リクエスト受信ノード内のリクエスト格納場所を開放させるリクエスト開放指示を前記リクエスト受信ノードに送信するリクエスト開放指示送信手段と、
    前記リクエスト受信ノード内の所定の数の前記リクエスト格納場所の全てが使用中となった場合に、前記リクエストの送信と前記リクエスト開放指示の送信とが競合したときには、優先する送信を前記リクエストの送信から前記リクエスト開放指示の送信に切り替える調停手段と
    を含み、
    前記リクエスト受信ノードは、
    リクエスト発行ノードから受信したリクエストを格納する複数のリクエスト格納場所を有し、前記リクエストに対するリプライを前記リクエスト発行ノードに送信し、前記リクエスト発行ノードから前記リプライに対応するリクエスト開放指示を受信した場合は対応する前記リクエストが格納された前記リクエスト格納場所を開放するリクエスト受信格納手段と、
    前記リクエスト受信格納手段内の所定の数の前記リクエスト格納場所が使用中となった場合に、ビジー通知を生成するビジー通知生成手段と
    を含むシステム。
  8. 前記リクエスト発行ノードは、
    前記リクエスト受信ノードから前記所定の数のリクエスト格納場所の全てが使用中であることを示すビジー通知を受信した場合に、前記調停手段に前記リクエスト開放指示の送信を優先させる切り替え信号を送信し、
    前記ビジー通知を受信した後、所定の時間が経過した場合に、前記切り替え信号の送信を停止する切り替え手段
    を含む請求項7に記載のシステム。
  9. 前記切り替え手段は、
    所定の値を格納するレジスタと、
    前記リクエスト受信ノードから前記ビジー通知を受信した場合に、初期値からカウントアップを開始するタイマと、
    前記リクエスト受信ノードからビジー通知を受信した場合に、前記調停手段に前記リクエスト開放指示の送信を優先させる切り替え信号を生成し、前記タイマが前記所定の値となった場合に、前記切り替え信号の生成を停止する切り替え信号生成回路と
    を含む請求項8に記載のシステム。
  10. 前記ビジー通知生成手段は、
    所定を値を格納するレジスタと、
    前記リクエスト発行ノードから前記リクエストを受信するとインクリメントし、前記リクエスト開放指示を受信するとデクリメントする有効リクエスト計測カウンタと、
    前記有効リクエスト計測カウンタの値が前記所定の値以上となった場合、ビジー通知を生成、送信するビジー通知生成回路と
    を含む請求項7乃至9のいずれかに記載のシステム。
  11. 前記ビジー通知生成手段は、
    前記有効リクエスト計測カウンタの値が前記所定の値より小さい場合は0を出力し、前記有効リクエスト計測カウンタの値が前記所定の値以上の場合は1を出力する比較器と、
    前記比較器が出力する値を保持し、所定期間経過後、保持している当該値を出力するレジスタと、
    前記比較器が出力する値と、前記レジスタが出力する値を反転した値との積を取り、当該積の値を出力するAND回路と、
    前記積の値が1の場合にビジー通知を生成する生成回路と
    を含む請求項10に記載のシステム。
  12. リクエストをリクエスト受信ノードに送信し、
    前記リクエストに対するリプライを前記リクエスト受信ノードから受信した場合に、前記リクエストを格納した前記リクエスト受信ノード内のリクエスト格納場所を開放させるリクエスト開放指示を前記リクエスト受信ノードに送信し、
    前記リクエスト受信ノード内の所定の数の前記リクエスト格納場所の全てが使用中となった場合に、前記リクエストの送信と前記リクエスト開放指示の送信とが競合したときには、優先する送信を前記リクエストの送信から前記リクエスト開放指示の送信に切り替える
    リクエスト発行ノード制御方法。
  13. 前記リクエスト受信ノードから前記所定の数のリクエスト格納場所の全てが使用中であることを示すビジー通知を受信した場合に、前記リクエスト開放指示の送信を優先させ、
    前記ビジー通知を受信した後、所定の時間が経過した場合に、前記リクエストの送信を優先させる
    請求項12に記載のリクエスト発行ノード制御方法。
  14. 前記ビジー通知を受信したか否かを判定し、
    前記ビジー通知を受信した場合、タイマ値を1にセットし、
    前記ビジー通知を受信しなかった場合でタイマ値が所定の閾値と同じであった場合、タイマ値を0にリセットし、
    前記ビジー通知を受信しなかった場合でタイマ値が0より大きく所定の閾値より小さかった場合、タイマ値に1を加え、
    前記タイマ値を1にセットした後、前記タイマ値を0にリセットした後、ビジー通知を受信しなかった場合でタイマ値が0であった場合、又は前記タイマ値に1を加えた後、タイマ値が0より大きいか判定し、
    タイマ値が0より大きい場合、前記リクエストと前記リクエスト開放指示のどちらを優先するか決める切り替え信号の値をリクエスト開放指示を優先する1とし、
    タイマ値が0の場合、切り替え信号の値をリクエストを優先する0とする
    請求項13に記載のリクエスト発行ノード制御方法。
  15. リクエスト発行ノードから受信したリクエストをリクエスト格納場所に格納し、
    前記リクエストに対するリプライを前記リクエスト発行ノードに送信し、
    前記リクエスト発行ノードから前記リプライに対応するリクエスト開放指示を受信した場合は対応する前記リクエストが格納された前記リクエスト格納場所を開放し、
    前記リクエスト受信格納手段内の所定の数の前記リクエスト格納場所が使用中となった場合に、ビジー通知を生成する
    リクエスト受信ノード制御方法。
  16. 前記リクエスト発行ノードから前記リクエストを受信するとインクリメントし、前記リクエスト開放指示を受信するとデクリメントすることにより有効リクエスト数をカウントし、
    前記有効リクエスト数が所定の閾値以上であるか判定し、
    前記有効リクエスト数が前記所定の閾値以上でなかった場合、再び有効リクエスト数をカウントする処理に戻り、
    前回カウントしたときの有効リクエスト数が前記所定の閾値より小さく、今回カウントしたときの有効リクエスト数が所定の閾値以上であった場合、ビジー通知を生成、送信し、
    前回及び今回の有効リクエスト数が前記所定の閾値以上であった場合、又は前記ビジー通知を生成、送信した場合、再度前記有効リクエスト数をカウントする処理に戻る
    請求項15に記載のリクエスト受信ノード制御方法。
  17. リクエスト発行ノードが、
    リクエストをリクエスト受信ノードに送信し、
    前記リクエストに対するリプライを前記リクエスト受信ノードから受信した場合に、前記リクエストを格納した前記リクエスト受信ノード内のリクエスト格納場所を開放させるリクエスト開放指示を前記リクエスト受信ノードに送信し、
    前記リクエスト受信ノード内の所定の数の前記リクエスト格納場所の全てが使用中となった場合に、前記リクエストの送信と前記リクエスト開放指示の送信とが競合したときには、優先する送信を前記リクエストの送信から前記リクエスト開放指示の送信に切り替え、
    リクエスト受信ノードが、
    リクエスト発行ノードから受信したリクエストをリクエスト格納場所に格納し、
    前記リクエストに対するリプライを前記リクエスト発行ノードに送信し、
    前記リクエスト発行ノードから前記リプライに対応するリクエスト開放指示を受信した場合は対応する前記リクエストが格納された前記リクエスト格納場所を開放し、
    前記リクエスト受信格納手段内の所定の数の前記リクエスト格納場所が使用中となった場合に、ビジー通知を生成する
    システム制御方法。
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