JP2010072869A - プログラムダウンロードシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の業務アプリケーション毎に共通の仕組みを用いて個々の業務アプリケーション毎のプログラムのダウンロードを可能とし、ダウンロード処理の効率化を図り、利便性を向上させることができるプログラムダウンロードシステムを提供する。
【解決手段】 ダウンロード用サーバ1が、業務アプリケーション毎に、ダウンロードに必要な情報を指定する指示ファイルと、ダウンロードすべきプログラムを格納するダウンロード用ファイルと、ダウンロード結果を格納する結果ファイルとを記憶しており、クライアント装置6が、業務アプリケーション毎に、予め設定された初期情報を用いて対応した指示ファイルをダウンロードして、指示ファイルに基づいて、指定されたダウンロード用ファイルをダウンロードしてプログラムを記憶して切替処理を行い、ダウンロード結果を指定された結果ファイルにアップロードするプログラムダウンロードシステムである。
【選択図】 図4
【解決手段】 ダウンロード用サーバ1が、業務アプリケーション毎に、ダウンロードに必要な情報を指定する指示ファイルと、ダウンロードすべきプログラムを格納するダウンロード用ファイルと、ダウンロード結果を格納する結果ファイルとを記憶しており、クライアント装置6が、業務アプリケーション毎に、予め設定された初期情報を用いて対応した指示ファイルをダウンロードして、指示ファイルに基づいて、指定されたダウンロード用ファイルをダウンロードしてプログラムを記憶して切替処理を行い、ダウンロード結果を指定された結果ファイルにアップロードするプログラムダウンロードシステムである。
【選択図】 図4
Description
本発明は、サーバからクライアントにプログラムをダウンロードするプログラムダウンロードシステムに係り、特に業務アプリケーションが異なっても共通の仕組みでプログラムをダウンロードして処理を効率的に行うことができ、サーバ側でダウンロードの状況を一括管理することができるプログラムダウンロードシステムに関する。
[先行技術の説明]
センタ側に設けられたサーバと、サーバに接続された複数のクライアントを備え、クライアントで種々の業務を実現するアプリケーションプログラムを実行し、サーバとの間でデータのやりとりを行って多様な業務を実現するシステムがある。
このようなシステムにおいて、クライアントでのアプリケーションの更新を行う場合、サーバからクライアントに新しいプログラムをダウンロードし、クライアントにおいてプログラムを切り替える。
センタ側に設けられたサーバと、サーバに接続された複数のクライアントを備え、クライアントで種々の業務を実現するアプリケーションプログラムを実行し、サーバとの間でデータのやりとりを行って多様な業務を実現するシステムがある。
このようなシステムにおいて、クライアントでのアプリケーションの更新を行う場合、サーバからクライアントに新しいプログラムをダウンロードし、クライアントにおいてプログラムを切り替える。
従来のプログラム更新方法としては、例えば次のようなものがあった。
第1の方法として、アプリケーションのバージョンアップ時に、センタ側に設けられたサーバから、業務データの送信系路を用いてプログラムをブロックに分割してクライアントに繰り返し送信し、クライアントはブロック単位にプログラムデータを格納する方法があった。
サーバは、全クライアントがプログラムを受信するために十分な期間、プログラムの送信を行い、その後、新しいプログラムへの切り替えを指示する切り替え指示を繰り返し送信し、クライアントは、切り替え日以降の再起動時にプログラムの切り替えを行う。
ダウンロード及びプログラムの切り替え結果は、クライアント側で確認するようになっている。
第1の方法として、アプリケーションのバージョンアップ時に、センタ側に設けられたサーバから、業務データの送信系路を用いてプログラムをブロックに分割してクライアントに繰り返し送信し、クライアントはブロック単位にプログラムデータを格納する方法があった。
サーバは、全クライアントがプログラムを受信するために十分な期間、プログラムの送信を行い、その後、新しいプログラムへの切り替えを指示する切り替え指示を繰り返し送信し、クライアントは、切り替え日以降の再起動時にプログラムの切り替えを行う。
ダウンロード及びプログラムの切り替え結果は、クライアント側で確認するようになっている。
第2の方法として、クライアントのダウンロードプロセス手段が、クライアントの業務アプリケーションが接続しているサーバに、専用プロトコル(専用ポート)でアクセスし、予め決められたフォルダ内から予め決められたファイルを取得して、プログラムを切り替える方法があった。
[先行技術文献]
プログラムのダウンロードに関する先行技術文献としては、特開2004−118758号公報(特許文献1)、特開2007−193574号公報(特許文献2)がある。
特許文献1には、サーバが、ダウンロード終了時刻が経過すると、クライアントに再起動通知を発行して、クライアントを強制切断し、クライアントが、再起動のメッセージを表示し、再起動プロセスを生成して、クライアントプログラムのダウンロードを終了し、クライアントを強制終了させ、一定時間後に再起動プロセスによって自動起動してプログラムの更新を行うクライアントプログラムの更新方法が記載されている。
プログラムのダウンロードに関する先行技術文献としては、特開2004−118758号公報(特許文献1)、特開2007−193574号公報(特許文献2)がある。
特許文献1には、サーバが、ダウンロード終了時刻が経過すると、クライアントに再起動通知を発行して、クライアントを強制切断し、クライアントが、再起動のメッセージを表示し、再起動プロセスを生成して、クライアントプログラムのダウンロードを終了し、クライアントを強制終了させ、一定時間後に再起動プロセスによって自動起動してプログラムの更新を行うクライアントプログラムの更新方法が記載されている。
特許文献2には、特定のユーザが操作した段階で得られたユーザ識別情報、個人情報、操作情報、システム情報をクライアントサーバのメモリに一時記憶し、それらを基にして所定の命名規則に従ってファイル名を自動生成して、ファイル名を検索した結果の特定ユーザが所望の情報のファイルに付与し、ファイル名が付与されたファイルを特定のユーザのクライアント端末装置にダウンロードするダウンロードファイルの履歴管理・検索方法が記載されている。
しかしながら、従来の第1のプログラム更新方法では、ダウンロードの仕様が、センタ、クライアントとも固定的で変更できず、また、センタ側において、各クライアントがプログラムの更新に成功したか失敗したか、というプログラム更新状況を把握できず不便であるという問題点があった。
また、従来の第2のプログラム更新方法では、プログラムをダウンロードするサーバが、業務アプリケーション毎に固定されているため、新しい業務アプリケーションを構築する毎にそれに対応したダウンロードの仕組みをセンタ側及びクライアント側に組み込まなければならず、不便であり、また、ファイル名やリトライ回数等のダウンロードに係る仕様をクライアントのダウンロードプロセスに設けられているため、センタ側で変更や設定を行うことができず不便であるという問題点があった。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたもので、例えば、複数の業務アプリケーションに対して共通の仕組みを用いて、個々の業務アプリケーション毎のプログラムのダウンロードを可能とし、センタ側において、ダウンロードに係る種々の設定や変更を任意に行うことができ、また、クライアント装置におけるプログラムの更新状況を一括して管理することができ、ダウンロード処理の効率化を図り、利便性を向上させることができるプログラムダウンロードシステムを提供することを目的とする。
上記問題点を解決するための第1の発明は、業務アプリケーションを実行する複数のクライアント装置と、複数のクライアント装置とネットワークを介して接続され、クライアント装置に業務アプリケーションのプログラムを提供するダウンロード用サーバとを備えるプログラムダウンロードシステムであって、ダウンロード用サーバが、ダウンロードすべきプログラムの格納場所を指定する指示ファイルと、ダウンロードすべきプログラムを格納するダウンロード用ファイルとを記憶しており、クライアント装置が、指示ファイルにアクセスするための初期情報を記憶しており、初期情報を用いてダウンロード用サーバにアクセスし、業務アプリケーションに対応した指示ファイルをダウンロードして、指示ファイルに基づいて、指定されたダウンロード用ファイルをダウンロードしてプログラムを記憶することを特徴としている。
上記問題点を解決するための第2の発明は、業務アプリケーションを実行する複数のクライアント装置と、複数のクライアント装置とネットワークを介して接続され、クライアント装置に業務アプリケーションのプログラムを提供するダウンロード用サーバとを備えるプログラムダウンロードシステムであって、ダウンロード用サーバが、ダウンロードすべきプログラムの格納場所及びダウンロード結果のアップロード場所を指定する指示ファイルと、ダウンロードすべきプログラムを格納するダウンロード用ファイルと、各クライアント装置におけるダウンロード結果を格納する結果ファイルとを記憶しており、クライアント装置が、指示ファイルにアクセスするための初期情報を記憶しており、初期情報を用いてダウンロード用サーバにアクセスし、業務アプリケーションに対応した指示ファイルをダウンロードして、指示ファイルに基づいて、指定されたダウンロード用ファイルをダウンロードしてプログラムを記憶し、当該ダウンロード結果をダウンロード用サーバの指定されたアップロード場所にアップロードすることを特徴としている。
更に、クライアント装置は、ダウンロードしたプログラムを記憶した後、プログラムの切り替え処理を行うこともできる。
更に、クライアント装置は、ダウンロードしたプログラムを記憶した後、プログラムの切り替え処理を行うこともできる。
第1の発明によれば、業務アプリケーション毎に専用の仕組みを備えなくても、共通の仕組みを用いてそれぞれの業務アプリケーションに応じたプログラムのダウンロードを行うことができ、センタ側において指示ファイルの記載を変更することによりダウンロードに関する仕様や設定を容易に変更することができ、ダウンロード処理の効率化を図り、利便性を向上させることができる効果がある。
第2の発明によれば、業務アプリケーション毎に専用の仕組みを備えなくても、共通の仕組みを用いてそれぞれの業務アプリケーションに応じたプログラムのダウンロードを行うことができ、センタ側において指示ファイルの記載を変更することによりダウンロードに関する仕様や設定を容易に変更することができ、更にダウンロードの結果を業務アプリケーション毎にセンタ側で一括監視することができ、ダウンロード処理の効率化を図り、利便性を向上させることができる効果がある。
[発明の概要]
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態に係るプログラムダウンロードシステムは、センタ側に設けられたダウンロード用サーバに、業務アプリケーションに対応して、ダウンロードに必要な情報と、プログラムの更新結果をアップロードするのに必要な情報とを記憶する指示ファイルを備え、クライアントが、アプリケーション毎に、まず指示ファイルをダウンロードし、指示ファイルから取得した情報に基づいてプログラムのダウンロードを行ってプログラムを記憶し、切替処理を行い、指示ファイルから取得した情報に基づいてプログラムの更新結果をアップロードするものであり、ダウンロードに関する仕様を指示ファイルに集約しておくことにより、センタ側で容易に設定や変更を行うことができ、アプリケーションが異なっても、指示ファイルの内容を変えるだけで共通のシーケンスでダウンロード処理を行うことができ、また、更新状況をセンタ側で業務アプリケーション毎に一括管理することができ、ダウンロード処理の効率を向上させるものである。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態に係るプログラムダウンロードシステムは、センタ側に設けられたダウンロード用サーバに、業務アプリケーションに対応して、ダウンロードに必要な情報と、プログラムの更新結果をアップロードするのに必要な情報とを記憶する指示ファイルを備え、クライアントが、アプリケーション毎に、まず指示ファイルをダウンロードし、指示ファイルから取得した情報に基づいてプログラムのダウンロードを行ってプログラムを記憶し、切替処理を行い、指示ファイルから取得した情報に基づいてプログラムの更新結果をアップロードするものであり、ダウンロードに関する仕様を指示ファイルに集約しておくことにより、センタ側で容易に設定や変更を行うことができ、アプリケーションが異なっても、指示ファイルの内容を変えるだけで共通のシーケンスでダウンロード処理を行うことができ、また、更新状況をセンタ側で業務アプリケーション毎に一括管理することができ、ダウンロード処理の効率を向上させるものである。
[システムの構成:図1]
本発明の実施の形態に係るプログラムダウンロードシステムについて図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るプログラムダウンロードシステム(本システム)の概略構成図である。
図1に示すように、本システムは、センタ側サイトとして、アプリケーションダウンロード用サーバ(以下、「ダウンロード用サーバ」と記載)1と、各種業務サーバ/ゲートウェイ(GW)2と、センタ側ネットワーク3を備え、クライアント側サイトとして、ルータ/TA(Terminal Adapter)4と、L2スイッチ5と、複数のクライアント装置6とを備えている。そして、センタ側サイトとクライアント側サイトとはインターネットVPN(Virtual Private Network)や専用線等の接続回線によって接続されている。
本発明の実施の形態に係るプログラムダウンロードシステムについて図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るプログラムダウンロードシステム(本システム)の概略構成図である。
図1に示すように、本システムは、センタ側サイトとして、アプリケーションダウンロード用サーバ(以下、「ダウンロード用サーバ」と記載)1と、各種業務サーバ/ゲートウェイ(GW)2と、センタ側ネットワーク3を備え、クライアント側サイトとして、ルータ/TA(Terminal Adapter)4と、L2スイッチ5と、複数のクライアント装置6とを備えている。そして、センタ側サイトとクライアント側サイトとはインターネットVPN(Virtual Private Network)や専用線等の接続回線によって接続されている。
センタ側サイトのダウンロード用サーバ1は、本システムの特徴部分であり、クライアント装置6の業務アプリケーション毎に、ダウンロードすべきプログラムを備え、クライアント装置6にプログラムを提供する処理を行うものである。ダウンロード用サーバ1の構成及び処理については後で詳細に説明する。
各種業務サーバ/ゲートウェイ2は、各種業務を実現するためのサーバ及び処理手段である。
センタ側ネットワーク3は、ダウンロード用サーバ1、各種業務サーバ/ゲートウェイ2、及びセンタ側サイトに属する他の構成要素を接続し、専用線やインターネットVPNを介してクライアント側サイトに接続するネットワークである。
センタ側ネットワーク3は、ダウンロード用サーバ1、各種業務サーバ/ゲートウェイ2、及びセンタ側サイトに属する他の構成要素を接続し、専用線やインターネットVPNを介してクライアント側サイトに接続するネットワークである。
クライアント側サイトのルータ/TA4は、専用線やインターネットVPNに接続する回線接続装置である。
L2スイッチは、ルータ/TA4から送信された情報を複数のクライアント装置6に分配すると共に、複数のクライアント装置6から送信された情報を多重化してルータ/TA4に出力する分配装置である。
L2スイッチは、ルータ/TA4から送信された情報を複数のクライアント装置6に分配すると共に、複数のクライアント装置6から送信された情報を多重化してルータ/TA4に出力する分配装置である。
クライアント装置6は、例えばユーザの操作に基づいて各種アプリケーションプログラムを起動して、業務アプリケーションによって種々の業務処理を実現する端末装置である。
個々のクライアント装置6には、1つ又は複数の業務アプリケーションが設けられているが、ここでは説明を簡単にするために1つの業務アプリケーションを備えているものとし、各クライアント装置6には、業務アプリケーションに対応したIDが記憶されている。
そして、センタ側サイトのダウンロード用サーバ1と、クライアント側サイトのクライアント装置6との間では暗号化通信が行われるようになっている。
個々のクライアント装置6には、1つ又は複数の業務アプリケーションが設けられているが、ここでは説明を簡単にするために1つの業務アプリケーションを備えているものとし、各クライアント装置6には、業務アプリケーションに対応したIDが記憶されている。
そして、センタ側サイトのダウンロード用サーバ1と、クライアント側サイトのクライアント装置6との間では暗号化通信が行われるようになっている。
[ダウンロード用サーバ1の構成:図2]
次に、センタ側サイトのダウンロード用サーバ1の構成について図2を用いて説明する。図2は、ダウンロード用サーバ1の構成ブロック図である。
図2に示すように、ダウンロード用サーバ1は、コンピュータによって構成されるものであり、制御部11と、主メモリ12と、記憶部13と、インタフェース部17とを備えている。
次に、センタ側サイトのダウンロード用サーバ1の構成について図2を用いて説明する。図2は、ダウンロード用サーバ1の構成ブロック図である。
図2に示すように、ダウンロード用サーバ1は、コンピュータによって構成されるものであり、制御部11と、主メモリ12と、記憶部13と、インタフェース部17とを備えている。
各構成部分について説明する。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置であり、クライアント装置6との送受信を行ってプログラムのダウンロードに関する制御を行うものである。
本システムの特徴部分として、制御部11には、指示ファイル提供手段と、ダウンロードファイル提供手段と、ダウンロード状況取得手段を備えている。制御部11における各処理手段は、記憶部13に記憶された処理プログラムをCPUが読み込んで起動することにより実現されるものである。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置であり、クライアント装置6との送受信を行ってプログラムのダウンロードに関する制御を行うものである。
本システムの特徴部分として、制御部11には、指示ファイル提供手段と、ダウンロードファイル提供手段と、ダウンロード状況取得手段を備えている。制御部11における各処理手段は、記憶部13に記憶された処理プログラムをCPUが読み込んで起動することにより実現されるものである。
指示ファイル提供手段は、クライアント装置6から指示ファイルの要求があった場合に、要求に基づいて該当する指示ファイルを特定し、クライアント装置6にダウンロードする。
ダウンロードファイル提供手段は、クライアント装置から業務アプリケーションに関するダウンロードファイルの要求があった場合に、要求に基づいて該当するプログラムファイルを特定し、クライアント装置6にダウンロードする。
ダウンロード状況取得手段は、クライアント装置6から業務アプリケーションプログラムに関する更新状況がアップロードされた場合に、該当する結果ファイルに更新状況を書き込む。
ダウンロードファイル提供手段は、クライアント装置から業務アプリケーションに関するダウンロードファイルの要求があった場合に、要求に基づいて該当するプログラムファイルを特定し、クライアント装置6にダウンロードする。
ダウンロード状況取得手段は、クライアント装置6から業務アプリケーションプログラムに関する更新状況がアップロードされた場合に、該当する結果ファイルに更新状況を書き込む。
主メモリ12は、制御部11のワークメモリであり、制御部11によって記憶部13に記憶されているプログラムが展開されたり、処理中のデータを一時的に保持する。
インタフェース部17は、ネットワークに接続するためのデータ変換を行う。
インタフェース部17は、ネットワークに接続するためのデータ変換を行う。
記憶部13は、ハードディスク等で構成され、制御部11の各処理手段に対応する処理プログラムや、ダウンロード処理に必要なデータを記憶している。
特に、本実施の形態においては、ダウンロード用サーバ1の記憶部13には、ダウンロードに必要な情報が記載された指示ファイルを記憶する指示ファイルエリア14と、ダウンロードすべきプログラムが格納されたダウンロードファイルを記憶するダウンロードファイルエリア15と、ダウンロード処理の結果を格納する結果ファイルを記憶するダウンロード状況エリア16とを備えている。
特に、本実施の形態においては、ダウンロード用サーバ1の記憶部13には、ダウンロードに必要な情報が記載された指示ファイルを記憶する指示ファイルエリア14と、ダウンロードすべきプログラムが格納されたダウンロードファイルを記憶するダウンロードファイルエリア15と、ダウンロード処理の結果を格納する結果ファイルを記憶するダウンロード状況エリア16とを備えている。
本実施の形態においては、ダウンロードファイル、結果ファイルは、業務アプリケーション毎に対応して設けられ、指示ファイルは全てのクライアント装置6に対して共通に設けられている。異なる業務アプリケーションのプログラムをダウンロードするための仕様を指定する場合には、指示ファイルの内容を書き替えるようにしている。
指示ファイルには、ダウンロードすべきプログラムの有無を示すデータが記憶されている。例えば、ダウンロードすべきプログラムの有無を表すフラグを備えている。更に、指示ファイルには、ダウンロード処理に必要な情報として、ダウンロードファイルの場所と、結果ファイルの場所とが記載されている。
ダウンロード用サーバ1の動作については、後で詳細に説明する。
ダウンロード用サーバ1の動作については、後で詳細に説明する。
[クライアント装置6の構成:図3]
次に、本システムのクライアント装置6の構成について図3を用いて説明する。図3は、クライアント装置6の構成ブロック図である。
図3に示すように、クライアント装置6は、ダウンロード用サーバ1と同様にコンピュータで構成され、制御部61と、主メモリ62と、記憶部63と、表示部64と、入力部65と、インタフェース部66とを備えている。
次に、本システムのクライアント装置6の構成について図3を用いて説明する。図3は、クライアント装置6の構成ブロック図である。
図3に示すように、クライアント装置6は、ダウンロード用サーバ1と同様にコンピュータで構成され、制御部61と、主メモリ62と、記憶部63と、表示部64と、入力部65と、インタフェース部66とを備えている。
制御部61は、CPU等で構成され、処理手段として、指示ファイル取得手段と、ダウンロードファイル取得手段と、プログラム切替手段と、更新状況アップロード手段とが設けられている。各処理手段は、記憶部63に記憶された処理プログラムをCPUが読み込んで起動することにより実現されるものである。
指示ファイル取得手段は、予め設定されたタイミング(例えば、起動時や定時刻)に、記憶部63に記憶されている指示ファイル取得先の情報に基づいて、ダウンロード用サーバ1の指示ファイルを参照し、ダウンロードすべきプログラムがあれば、当該プログラムに対応した指示ファイルを取得する。
ダウンロードファイル取得手段は、指示ファイルに従って、業務アプリケーションに対応した、ダウンロードすべきプログラムファイルをダウンロード用サーバ1から取得する。
プログラム切替手段は、指示ファイルに指定された切替日に基づいて、ダウンロードされた新しいプログラムに切り替える。
更新状況アップロード手段は、指示ファイルに従って、ダウンロードが完了したことや切替が完了したことを、ダウンロード用サーバ1にアップロードする。
これらの動作についてはあとで詳細に説明する。
プログラム切替手段は、指示ファイルに指定された切替日に基づいて、ダウンロードされた新しいプログラムに切り替える。
更新状況アップロード手段は、指示ファイルに従って、ダウンロードが完了したことや切替が完了したことを、ダウンロード用サーバ1にアップロードする。
これらの動作についてはあとで詳細に説明する。
主メモリ62は、制御部61のワークメモリである。
表示部64は、制御部61の指示に従って情報を表示する。
入力部65は、ユーザが指示を入力する。
インタフェース部66は、ネットワークに接続する。
表示部64は、制御部61の指示に従って情報を表示する。
入力部65は、ユーザが指示を入力する。
インタフェース部66は、ネットワークに接続する。
記憶部63は、ハードディスク等で構成され、制御部61の各処理手段に対応する処理プログラムを記憶しており、更に、本システムの特徴として、ダウンロード用サーバ1の指示ファイル取得先の情報(指示ファイル取得先情報)を記憶している。
指示ファイル取得先情報は、指示ファイルにアクセスするための情報であって、予めクライアント装置6の記憶部に初期設定として記憶されているものであり、本実施の形態においては、全てのクライアント装置に対して共通の内容が設けられている。指示ファイル取得先情報については後で詳細に説明する。
指示ファイル取得先情報は、指示ファイルにアクセスするための情報であって、予めクライアント装置6の記憶部に初期設定として記憶されているものであり、本実施の形態においては、全てのクライアント装置に対して共通の内容が設けられている。指示ファイル取得先情報については後で詳細に説明する。
[本システムにおけるダウンロード方法:図4]
次に、本システムにおけるダウンロード方法について図4を用いて説明する。図4は、本システムのダウンロード方法を示す模式説明図である。
上述したように、クライアント装置6の記憶部63には、指示ファイル取得先情報が記憶されている。図4に示すように、指示ファイル取得先情報として、ダウンロード用サーバ1のアクセス先として、初期IPアドレス、初期ポート、初期フォルダ、初期ID/パスワードが記憶されている。
次に、本システムにおけるダウンロード方法について図4を用いて説明する。図4は、本システムのダウンロード方法を示す模式説明図である。
上述したように、クライアント装置6の記憶部63には、指示ファイル取得先情報が記憶されている。図4に示すように、指示ファイル取得先情報として、ダウンロード用サーバ1のアクセス先として、初期IPアドレス、初期ポート、初期フォルダ、初期ID/パスワードが記憶されている。
初期IPアドレスは、ダウンロード用サーバ1のIPアドレスである。尚、初期IPアドレスを、ダウンロードファイルを格納するサーバとは別のサーバのIPアドレスとしても構わないが、基本的には全てのクライアント装置6に共通とする。
初期ポートは、ダウンロード用サーバ1へのアクセスに使用するポート番号である。
初期フォルダは、ログインしたホームディレクトリからのパスである。
初期ID/パスワードは、ダウンロード用サーバにログインするためのID/パスワードであり、各クライアントで共通としてもよい。
初期ポートは、ダウンロード用サーバ1へのアクセスに使用するポート番号である。
初期フォルダは、ログインしたホームディレクトリからのパスである。
初期ID/パスワードは、ダウンロード用サーバにログインするためのID/パスワードであり、各クライアントで共通としてもよい。
尚、本実施の形態では、指示ファイル取得先設定情報は、全てのクライアント装置6で共通となっている。つまり、各クライアント装置6は、共通の初期IPアドレス、初期ポート、初期フォルダ、初期ID/パスワードを用いてダウンロード用サーバ1の指示ファイルエリア14アクセスするものである。
これにより、同一業務を行う全てのクライアント装置6に対して、容易に新しい同一内容の業務アプリケーションプログラムをダウンロードすることができるものである。
これにより、同一業務を行う全てのクライアント装置6に対して、容易に新しい同一内容の業務アプリケーションプログラムをダウンロードすることができるものである。
また、複数のクライアント装置6において、同時期に異なる業務アプリケーションプログラムを稼動させたい場合には、指示ファイル取得先設定情報とダウンロード用サーバ1の指示ファイルを、それぞれクライアント装置6毎、業務アプリケーション毎に別々に設定するようにしておけばよい。
そして、クライアント装置6の指示ファイル取得手段が、記憶部63の指示ファイル取得先情報に基づいて、初期IPアドレス、初期ポート、初期フォルダ、初期ID/パスワードを用いて、定期的にダウンロード用サーバ1にログインする(100)。
ダウンロード用サーバ1の指示ファイル提供手段は、記憶部13の指示ファイルエリア14を参照して、クライアント装置6に対応する指示ファイルを特定する。
そして、当該指示ファイルに、ダウンロードが必要であることを示すフラグが記憶されていると、指示ファイル提供手段は、クライアント装置6の指示ファイル取得手段に、当該指示ファイルをダウンロードさせ(110)、クライアント装置6は指示ファイルを記憶する。
指示ファイルには、図4に示すように、指示IPアドレス、指示ポート、指示フォルダ、指定ID/パスワードが記憶されている。更に、図示は省略するが、指示ファイルには、ダウンロードに失敗した場合のリトライ回数や、ダウンロードされたプログラムの切替日、ダウンロード処理の結果を報告するための更新状況アップロード先の情報が業務アプリケーション毎に対応して記憶されている。指示ファイルで指定される情報については後で詳細に説明する。
そして、クライアント装置6のダウンロードファイル取得手段は、取得した指示ファイルに基づいて、指示IPアドレス、指示ポート、指示フォルダ、指定ID/パスワードを用いてダウンロード用サーバ1にログインする(120)。
ダウンロード用サーバ1のダウンロードファイル提供手段は、ログイン(120)時の情報に対応したダウンロードファイルを特定し、クライアント装置6のダウンロードファイル取得手段にダウンロードさせ(130)、クライアント装置6のダウンロードファイル取得手段は、当該ファイルを記憶する。
そして、クライアント装置6では、制御部61のプログラム切替手段が、指示ファイルに指定されている切替日の情報に従って、古いプログラムから新しいプログラムに処理を切り替える。
そして、クライアント装置6の更新状況アップロード手段が、指示ファイルに指定されたアップロード先の情報に基づいて、結果IPアドレス、結果ポート、結果フォルダ、結果ID等を用いてダウンロード用サーバ1にログインし(140)、ダウンロード完了、プログラム切替完了、プログラムのバージョン情報等をダウンロード用サーバ1にアップロードする(150)。
尚、ダウンロード完了情報のアップロードは、プログラムの切り替え処理を待たずに行ってもよい。
尚、ダウンロード完了情報のアップロードは、プログラムの切り替え処理を待たずに行ってもよい。
ダウンロード用サーバ1のダウンロード状況取得手段は、ログイン(140)情報に応じて結果ファイルを特定し、アップロードされたダウンロード完了、プログラム切替完了、プログラムのバージョン情報等を当該結果ファイルに格納する。
このようにして本システムにおけるダウンロード方法が行われるものである。
このようにして本システムにおけるダウンロード方法が行われるものである。
[業務アプリケーション毎の処理の流れ:図5]
次に、業務アプリケーション毎のダウンロードの流れについて図5を用いて説明する。図5は、本システムの業務アプリケーション毎のダウンロード処理の流れを示す模式説明図である。
図5では、2種類の業務アプリケーションがダウンロードを行う場合の例を示している。クライアント側の上部に記載された「クライアント(AP01#1)」「クライアント(AP01#2)」「クライアント(AP01#3)」は、業務アプリケーションプログラム(AP01)をダウンロードするクライアント装置#1、#2、#3を示しており、下部に記載された「クライアント(AP02#1)」「クライアント(AP02#2)」「クライアント(AP02#3)」は、別の業務アプリケーションプログラム(AP02)をダウンロードするクライアント装置#1、#2、#3を示している。
次に、業務アプリケーション毎のダウンロードの流れについて図5を用いて説明する。図5は、本システムの業務アプリケーション毎のダウンロード処理の流れを示す模式説明図である。
図5では、2種類の業務アプリケーションがダウンロードを行う場合の例を示している。クライアント側の上部に記載された「クライアント(AP01#1)」「クライアント(AP01#2)」「クライアント(AP01#3)」は、業務アプリケーションプログラム(AP01)をダウンロードするクライアント装置#1、#2、#3を示しており、下部に記載された「クライアント(AP02#1)」「クライアント(AP02#2)」「クライアント(AP02#3)」は、別の業務アプリケーションプログラム(AP02)をダウンロードするクライアント装置#1、#2、#3を示している。
図5に示すように、クライアント装置(AP01#1)の指示ファイル取得手段は、記憶部63に記憶されている指示ファイル取得先情報の初期設定値を用いて、定期的にダウンロード用サーバ1の指示ファイルにアクセスし、ダウンロードすべきプログラムがあるか否かを判断し、ある場合には、業務アプリケーションに応じた指示ファイル「指示ファイルAP01」をダウンロードする(200)。
そして、クライアント装置(AP01#1)のダウンロードファイル取得手段は、指示ファイルAP01で指定された情報を用いてダウンロード用サーバ1にログインし、対応するダウンロードファイル「AP01新プログラム」をダウンロードする。
そして、クライアント装置(AP01#1)のプログラム切替手段が、指示ファイルAP01に従ってプログラムを切り替え、更新状況アップロード手段が、指示ファイルAP01において指定されたIPアドレス等を用いてダウンロード用サーバ1にログインして、指定された結果ファイル「状態ファイルAP01」に更新結果を記憶する。
このようにしてクライアント装置(AP01#1)のダウンロード処理が行われる。
そして、クライアント装置(AP01#1)のプログラム切替手段が、指示ファイルAP01に従ってプログラムを切り替え、更新状況アップロード手段が、指示ファイルAP01において指定されたIPアドレス等を用いてダウンロード用サーバ1にログインして、指定された結果ファイル「状態ファイルAP01」に更新結果を記憶する。
このようにしてクライアント装置(AP01#1)のダウンロード処理が行われる。
尚、クライアント装置(AP01#2)及びクライアント装置(AP01#3)も、クライアント装置(AP01#1)と同じ指示ファイル「指示ファイルAP01」、ダウンロードファイル「AP01新プログラム」、結果ファイル「状態ファイルAP01」にアクセスするものである。これにより、同じ業務アプリケーションのダウンロード処理は、共通のファイルで管理することができ、仕様の変更や追加をセンタ側から容易に行うことができるものである。
また、同じ業務アプリケーションの更新状況を一括して共通のファイルで管理して、センタ側で監視することができ、利便性を向上させることができるものである。
また、同じ業務アプリケーションの更新状況を一括して共通のファイルで管理して、センタ側で監視することができ、利便性を向上させることができるものである。
クライアント装置(AP02#1)のダウンロード処理、すなわち、業務アプリケーションプログラム(AP02)をクライアント装置(AP02#1)にダウンロードさせる処理も同様であり、予めダウンロード用サーバ1の指示ファイルの内容を「指示ファイルAP02」に書き換えておく。
次に、クライアント装置(AP02#1)の指示ファイル取得手段が、記憶部63に記憶されている指示ファイル取得先情報の初期設定値を用いて、ダウンロード用サーバ1の指示ファイルにアクセスし、指示ファイル「指示ファイルAP02」を監視して、必要があればダウンロードし、当該指示ファイルに基づいて、ダウンロードファイル取得手段がダウンロードファイル「AP02新プログラム」をダウンロードし、切替手段がプログラムの切り替えを行い、更新状況アップロード手段が、指示ファイルで指定された結果ファイル「状態ファイルAP02」に更新結果をアップロードする。
このようにして業務アプリケーション毎のプログラムダウンロードが行われるものである。
次に、クライアント装置(AP02#1)の指示ファイル取得手段が、記憶部63に記憶されている指示ファイル取得先情報の初期設定値を用いて、ダウンロード用サーバ1の指示ファイルにアクセスし、指示ファイル「指示ファイルAP02」を監視して、必要があればダウンロードし、当該指示ファイルに基づいて、ダウンロードファイル取得手段がダウンロードファイル「AP02新プログラム」をダウンロードし、切替手段がプログラムの切り替えを行い、更新状況アップロード手段が、指示ファイルで指定された結果ファイル「状態ファイルAP02」に更新結果をアップロードする。
このようにして業務アプリケーション毎のプログラムダウンロードが行われるものである。
[指示ファイル取得先情報と指示ファイル:図6]
次に、クライアント装置6に記憶されている指示ファイル取得先情報と、ダウンロード用サーバ1に記憶されている指示ファイルの例について図6を用いて説明する。図6は、クライアント装置6に記憶されている指示ファイル取得先情報と、ダウンロード用サーバ1に記憶されている指示ファイルの例を示す模式説明図である。
クライアント装置6に記憶されている指示ファイル取得先情報は、図6では「初期(デフォルト)」と示しているが、全てのクライアント装置6に共通の情報として、初期IPアドレス(XXX.XXX.XXX.XXX)、初期フォルダ(/初期、又は/common又は /(指定なし)等)、初期ポート(20/21)、初期ID/パスワード(XXX/111)が、クライアント装置6の記憶部に記憶されている。
上述したように、共通の情報を用いてアクセスしても、指示ファイルの内容を異ならせることにより、業務アプリケーション毎に異なるダウンロードファイルを取得するものである。
次に、クライアント装置6に記憶されている指示ファイル取得先情報と、ダウンロード用サーバ1に記憶されている指示ファイルの例について図6を用いて説明する。図6は、クライアント装置6に記憶されている指示ファイル取得先情報と、ダウンロード用サーバ1に記憶されている指示ファイルの例を示す模式説明図である。
クライアント装置6に記憶されている指示ファイル取得先情報は、図6では「初期(デフォルト)」と示しているが、全てのクライアント装置6に共通の情報として、初期IPアドレス(XXX.XXX.XXX.XXX)、初期フォルダ(/初期、又は/common又は /(指定なし)等)、初期ポート(20/21)、初期ID/パスワード(XXX/111)が、クライアント装置6の記憶部に記憶されている。
上述したように、共通の情報を用いてアクセスしても、指示ファイルの内容を異ならせることにより、業務アプリケーション毎に異なるダウンロードファイルを取得するものである。
そのため、ダウンロード用サーバ1に記憶されている指示ファイルには、業務アプリケーション毎に、対応するクライアントID、IPアドレス、フォルダ、ポート、ID/パスワードといったダウンロードファイル取得のための情報や、プログラム名、プログラムファイル数、結合ファイル名といったダウンロードすべきプログラムの情報、また、送信インターバル(図では「インターバル」)、ダウンロード結果をアップロードする結果フォルダのフォルダ名や場所を指定する情報が記憶されている。図6では、クライアント(01-TYPE)と、クライアント(02-TYPE)の2種類の業務アプリケーションに対応する指示ファイルを示している。
ここで、プログラム名は、ダウンロードすべきプログラムの名称であり、プログラムファイル数は、当該プログラムに含まれるプログラムファイル(.exeファイル)数である。結合ファイル名は、クライアント(01-TYPE)では、「AAA/BBB:AAA.exe」と記載されており、これは「AAAとBBBは結合してAAA.exeとする」ということである。クライアント(02-TYPE)の例では、結合ファイル名が記載されておらず、結合がないことを示している。
また、送信インターバルが3600というのは、3600秒(1時間)で1ファイル送信するということである。
また、送信インターバルが3600というのは、3600秒(1時間)で1ファイル送信するということである。
これにより、本システムでは、クライアント装置6から指示ファイル取得先情報の初期設定値を用いてIPアドレスやポートが指定された指示ファイルにアクセスすることにより、指示ファイルの内容に応じて新プログラムをダウンロードしたり、更新結果をアップロードしたりすることができるものである。
特に、各業務アプリケーション専用の仕組みが不要なため、新規の業務アプリケーションを導入する場合でも、新たな業務アプリケーションに対応する指示ファイルを記載し、ダウンロードファイルを用意すれば、センタ側のサーバの内容を変更するだけでクライアント側を変更することなく、今までの業務アプリケーションと同様にダウンロード処理を行うことができるので、ダウンロード処理の効率化を図ることができるものである。
[実施の形態の効果]
本発明の実施の形態に係るプログラムダウンロードシステムによれば、センタ側に設けられたダウンロード用サーバ1に、ダウンロードすべきプログラムの有無と、ダウンロードすべきプログラムが格納されたダウンロードファイルの場所と、プログラムの更新結果をアップロードする場所とを指定する指示ファイルを備え、クライアント装置6が、初期設定として指示ファイルにアクセスするための指示ファイル取得情報を記憶しており、指示ファイル取得情報に基づいて、業務アプリケーションに対応する指示ファイルを参照して、ダウンロードすべきプログラムがある場合には当該指示ファイルをダウンロードし、指示ファイルに従って対応するダウンロードファイルをダウンロードしてプログラムを記憶し、切替処理を行い、指示ファイルに従ってプログラムの更新結果を業務アプリケーションに対応する場所にアップロードするものであり、ダウンロードに関する仕様を業務アプリケーション毎に指示ファイルに記載しておくことにより、センタ側で容易に設定や変更を行うことができ、アプリケーションが異なっても、指示ファイルの内容を変えるだけで共通のシーケンスでダウンロード処理を行うことができ、また、更新状況をセンタ側で業務アプリケーション毎に一括管理することができ、ダウンロード処理の効率及び利便性を向上させることができる効果がある。
本発明の実施の形態に係るプログラムダウンロードシステムによれば、センタ側に設けられたダウンロード用サーバ1に、ダウンロードすべきプログラムの有無と、ダウンロードすべきプログラムが格納されたダウンロードファイルの場所と、プログラムの更新結果をアップロードする場所とを指定する指示ファイルを備え、クライアント装置6が、初期設定として指示ファイルにアクセスするための指示ファイル取得情報を記憶しており、指示ファイル取得情報に基づいて、業務アプリケーションに対応する指示ファイルを参照して、ダウンロードすべきプログラムがある場合には当該指示ファイルをダウンロードし、指示ファイルに従って対応するダウンロードファイルをダウンロードしてプログラムを記憶し、切替処理を行い、指示ファイルに従ってプログラムの更新結果を業務アプリケーションに対応する場所にアップロードするものであり、ダウンロードに関する仕様を業務アプリケーション毎に指示ファイルに記載しておくことにより、センタ側で容易に設定や変更を行うことができ、アプリケーションが異なっても、指示ファイルの内容を変えるだけで共通のシーケンスでダウンロード処理を行うことができ、また、更新状況をセンタ側で業務アプリケーション毎に一括管理することができ、ダウンロード処理の効率及び利便性を向上させることができる効果がある。
更に、新たな業務アプリケーションを導入する場合でも、センタ側に指示ファイルやダウンロードファイルを作成しておけば、クライアント側を変更することなく、同じダウンロード用サーバ1を用いて、同様の仕組みでダウンロードを行うことができ、特別なプログラム等を不要とし、ダウンロード処理を低コストで実現することができる効果がある。
また、本システムでは、指示ファイルにダウンロードすべきプログラムの有無を示すフラグを記憶しておき、クライアント装置6は、ダウンロードすべきプログラムがある場合にのみ指示ファイルをダウンロードすることができ、無駄な通信を行わないようにすることができる効果がある。
本発明は、業務アプリケーションが異なっても共通の仕組みでプログラムをダウンロードして処理を効率的に行うことができ、サーバ側でダウンロードの状況を一括管理することができるプログラムダウンロードシステムに適している。
1…アプリケーションダウンロード用サーバ、 2…各種業務サーバ/ゲートウェイ、 3…センタ側ネットワーク、 4…ルータ及びTA、 5…L2スイッチ、 クライアント装置、 11…制御部、 12…主メモリ、 13…記憶部、 14…指示ファイルエリア、 15…ダウンロードファイルエリア、 16…ダウンロード状況エリア、 17…インタフェース部、 61…制御部、 62…主メモリ、 63…記憶部、 64…表示部、 65…入力部、 66…インタフェース部
Claims (1)
- 業務アプリケーションを実行する複数のクライアント装置と、前記複数のクライアント装置とネットワークを介して接続され、前記クライアント装置に業務アプリケーションのプログラムを提供するダウンロード用サーバとを備えるプログラムダウンロードシステムであって、
前記ダウンロード用サーバが、ダウンロードすべきプログラムの格納場所を指定する指示ファイルと、ダウンロードすべきプログラムを格納するダウンロード用ファイルとを記憶しており、
前記クライアント装置が、前記指示ファイルにアクセスするための初期情報を記憶しており、前記初期情報を用いて、前記ダウンロード用サーバにアクセスし、前記業務アプリケーションに対応した指示ファイルをダウンロードして、前記指示ファイルに基づいて、指定されたダウンロード用ファイルをダウンロードしてプログラムを記憶することを特徴とするプログラムダウンロードシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008238612A JP2010072869A (ja) | 2008-09-17 | 2008-09-17 | プログラムダウンロードシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008238612A JP2010072869A (ja) | 2008-09-17 | 2008-09-17 | プログラムダウンロードシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010072869A true JP2010072869A (ja) | 2010-04-02 |
Family
ID=42204597
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2008238612A Pending JP2010072869A (ja) | 2008-09-17 | 2008-09-17 | プログラムダウンロードシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010072869A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013535736A (ja) * | 2010-08-19 | 2013-09-12 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | 端末管理パッケージを提供する装置及び前記端末管理パッケージを受信する方法 |
JP2015046660A (ja) * | 2013-08-27 | 2015-03-12 | アラクサラネットワークス株式会社 | 中継装置、通信システム、及びノードの設定情報の取得方法 |
-
2008
- 2008-09-17 JP JP2008238612A patent/JP2010072869A/ja active Pending
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