JP2010068902A - 車椅子吊上げ用ベルト - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、車椅子を畳むための畳み用ベルトに車椅子の全重量が加わらないようにし、畳み用ベルトの強度を低減可能にして、張り調整を容易に行えるようにすることを目的とする。
【解決手段】本発明に係る車椅子用吊上げベルトは、車椅子10を吊上げながら畳む際、吊り装置のフックに掛けられる構成の車椅子用吊上げベルト30であって、左右の車輪支持用フレーム12を支えた状態で、吊り装置のフックに掛けられる本体ベルト32と、左右の座席用フレーム21を引き上げながら相互に接近させる畳み用ベルト36とを有しており、畳み用ベルト36の両端は本体ベルト32に連結されて、本体ベルト32が吊り装置により吊上げられたときに、畳み用ベルト36の両端が本体ベルト32に引っ張られ、座席用フレーム21を引き上げながら相互に接近させる構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、左右一対の車輪支持用フレームと、リンク機構を介して前記車輪支持用フレームに連結された左右一対の座席用フレームとを備え、前記左右の座席用フレームとを引き上げながら相互に接近させる動作により畳めるように構成された車椅子において、その車椅子を吊上げながら畳む際、吊り装置のフックに掛けられる構成の車椅子用吊上げベルトに関する。
これに関連する車椅子用吊上げベルトを備える車椅子格納装置が特許文献1に記載されている。
前記車椅子格納装置は、吊り装置110により車椅子を吊上げながら畳んだ後、乗用車の屋根上に格納する装置である。この車椅子格納装置で使用される車椅子用吊上げベルト100は、図5(A)(B)等に示すように、両端部が車椅子の左右一対の座席用フレーム102に連結される構成である。これにより、車椅子用吊上げベルト100に吊り装置110のフック115を掛けて車椅子を吊上げることにより、左右一対の座席用フレーム102が中央上方に引き上げられながら相互に接近し、車椅子が畳まれるようになる。
特開2000−237238号公報
しかし、上記した車椅子用吊上げベルト100には、車椅子の全重量が加わる構成のため、車椅子用吊上げベルト100の両端部を、図5(C)に示すように、強固に左右の座席用フレーム102に連結する必要がある。このため、車椅子用吊上げベルト100と左右の座席用フレーム102との連結構造が複雑になる。
また、左右の座席用フレーム102間には、車椅子使用者が着座する座布104が張られるため、その座布104の張りに合わせて車椅子用吊上げベルト100の張り調整をする必要がある。このとき、車椅子用吊上げベルト100と左右の座席用フレーム102との連結構造が複雑であると、前記張り調整に手間が掛かる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、車椅子を畳むための畳み用ベルトに車椅子の全重量が加わらないようにして、畳み用ベルトの強度を低減できるようにし、張り調整等を容易に行えるようにすることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、左右一対の車輪支持用フレームと、リンク機構を介して前記車輪支持用フレームに連結された左右一対の座席用フレームとを備え、前記左右の座席用フレームとを引き上げながら相互に接近させる動作により畳めるように構成された車椅子において、その車椅子を吊上げながら畳む際、吊り装置のフックに掛けられる構成の車椅子用吊上げベルトであって、前記左右の車輪支持用フレームを支えた状態で、前記吊り装置のフックに掛けられる本体ベルトと、前記左右の座席用フレームを引き上げながら相互に接近させる畳み用ベルトとを有しており、前記畳み用ベルトの両端は前記本体ベルトに連結されて、前記本体ベルトが前記吊り装置により吊上げられたときに、前記畳み用ベルトの両端が前記本体ベルトに引っ張られ、前記座席用フレームを引き上げながら相互に接近させる構成であることを特徴とする。
本発明によると、畳み用ベルトの両端は本体ベルトに連結されており、本体ベルトが吊り装置により吊上げられたときに、前記畳み用ベルトの両端が前記本体ベルトに引っ張られ、前記座席用フレームを引き上げながら相互に接近させる構成である。即ち、車椅子の重量は、主に左右の車輪支持用フレームを支える本体ベルトに加わり、畳み用ベルトには、車椅子を畳むのに必要な張力のみが加わるようになる。
このため、従来と比べて畳み用ベルトの強度及び連結部分の強度を低減でき、簡単な構成で容易に畳み用ベルトの張り調整等を行えるようになる。
請求項2の発明によると、本体ベルトと畳み用ベルトとは長さ調整可能に構成されていることを特徴とする。
このため、本体ベルトが吊り装置により吊上げられる際、畳み用ベルトが座席用フレームを引き上げるタイミングを調整できるようになる。
請求項3の発明によると、畳み用ベルトは、一方のベルト片の片面に対して他方のベルト片の片面が合わせられることで、一方のベルト片と他方のベルト片とが前記左右の座席用フレームを引き上げ可能な強度で接合される構成であることを特徴とする。
このため、畳み用ベルトの張り調整が容易になる。
請求項4の発明によると、本体ベルトは、その本体ベルトが車輪支持用フレームに対して車椅子の前後方向に位置ズレするのを防止する位置ズレ防止部材に通された状態で 前記車輪支持用フレームを支持できるように構成されていることを特徴とする。
このため、本体ベルトが車輪支持用フレームに対して車椅子の前後方向に位置ズレすることがなく、車椅子を安定的に吊上げることが可能になる。
本発明によると、車椅子を畳むための畳み用ベルトに車椅子の全重量が加わらないため、畳み用ベルトの強度を低減でき、簡単な構成で容易に畳み用ベルトの張り調整等を行えるようになる。
[実施形態1]
以下、図1から図4に基づいて本発明の実施形態1に係る車椅子吊上げ用ベルトについて説明する。本実施形態に係る車椅子吊上げ用ベルトは、車椅子を吊上げながら畳んだ後、乗用車の屋根上に格納する車椅子格納装置において使用させるベルトである。ここで、図1、図2は車椅子吊上げ用ベルトを使用して車椅子を吊上げる様子を表す背面図及び一部破断斜視図であり、図3は車椅子吊上げ用ベルトを備える車椅子が使用されている状態を表す背面図である。また、図4は車椅子吊上げ用ベルトの全体斜視図(A図)、及びA図のB矢視図(B図)である。
なお、図中の前後左右及び上下は、車椅子の前後左右及び上下に対応している。
<車椅子10の概要について>
本実施形態に係る車椅子吊上げ用ベルト30について説明する前に、車椅子10の概要について図2等を参照して説明する。
車椅子10は、前輪15及び後輪14を支持する左右一対の車輪支持用フレーム12を備えている。車輪支持用フレーム12は、略L字形に曲げ成形された上側管部12uと、同じく略L字形に曲げ成形された下側管部12dとにより略角枠状に形成されている。そして、上側管部12uの水平部分の後側部分と下側管部12dの水平部分の後側部分とが縦管部12tによって互いに連結されている。
車輪支持用フレーム12の後端には、下側管部12dの縦管部分12zが上方に突出しており、その縦管部分12zの突出端に手摺部13が取付けられている。
左右の車輪支持用フレーム12の下側管部12dには、図1、図3に示すように、X字形に形成されたリンク機構25の左右の下端部がそれぞれ接続されている。前記リンク機構25は、左右の車輪支持用フレーム12と左右の座席用フレーム21とを幅方向に畳めるように連結する機構であり、直線状の第1リンク25aと第2リンク25bとから構成されている。第1リンク25aと第2リンク25bとはX字状に交差しており、その交差部分が回転中心軸25cによって互いに回転可能な状態で連結されている。そして、リンク機構25の第1リンク25aと第2リンク25bとの上端部が左右の座席用フレーム21に接続されている。
左右の座席用フレーム21は、車椅子使用者が着座する座布23を左右両側から支持する直管状のフレームであり、左右の座席用フレーム21が互いに平行に位置決めされている。
上記構成により、図3に示すように、左右の車輪支持用フレーム12と左右の座席用フレーム21に対して幅寸法を広げる方向の力が加わると、リンク機構25の働きで左右の座席用フレーム21は下降する。そして、左右の座席用フレーム21が左右の車輪支持用フレーム12の上側管部12uに支えられる下限位置まで下降すると、左右の座席用フレーム21の幅寸法が最大になり、座布23が平らに延ばされた状態に保持される。この状態が車椅子10の使用状態である。
また、図1に示すように、左右の座席用フレーム21が引き上げられると、リンク機構25の働きで左右の座席用フレーム21と左右の車輪支持用フレーム12の間隔が狭められる。そして、左右の座席用フレーム21が上限位置まで引き上げられた段階で、車椅子10の幅寸法が最小になる。この状態が車椅子10の畳み状態である。
なお、図1は車椅子10を畳む途中の状態を表している。
<車椅子吊上げ用ベルト30について>
車椅子吊上げ用ベルト30は、車椅子格納装置の吊り装置(図示省略)によって車椅子10を吊上げる際に使用されるベルトであり、車椅子10を吊上げる過程でその車椅子10を畳めるように構成されている。
車椅子吊上げ用ベルト30は、図4(A)に示すように、本体ベルト32と畳み用ベルト36とから構成されている。本体ベルト32は、車椅子10の左右の車輪支持用フレーム12を囲み、それらの車輪支持用フレーム12の全体を支えた状態で、前記吊り装置のフック(図示省略)に掛けられるベルトである。本体ベルト32は、所定長さ寸法のベルトであり、一端側32eが第1係合片33に連結され、他端側32xが第2係合片34に掛けられるように構成されている。そして、本体ベルト32の一端側32eの第1係合片33と他端側の第2係合片34とが係合することで、前記本体ベルト32は輪状に形成される。
本体ベルト32は、図1等に示すように、第1係合片33、第2係合片34が下側になるように車椅子10に装着され、本体ベルト32の上端部(両係合片33,34)の反対側が前記吊り装置のフック(図示省略)に掛けられるように構成されている。
第1係合片33は、略角枠状に形成された金具であり、図4(B)に示すように、第1係合片33の一辺部に本体ベルト32の一端側32eが輪状に巻かれ、その本体ベルト32の先端と先端近傍とが縫い合わされることで、第1係合片33は本体ベルト32の一端側32eに連結される。
第2係合片34は、第1係合片33と同様に略角枠状に形成された金具であり、その第2係合片34の一辺部に第1係合片33の開口に通された本体ベルト32の他端側32xが掛けられるように構成されている。そして、第2係合片34の一辺部に掛けられて折返された本体ベルト32の他端側32xが第1係合片33の開口に対して反対側から通され、その第1係合片33に押さえられる。これにより、本体ベルト32に張力が加わると、第1係合片33と第2係合片34とが係合して、前記本体ベルト32は輪状に保持される。
なお、本体ベルト32の輪のサイズを調整する場合には、本体ベルト32に張力が加わらない状態で第2係合片34の一辺部に掛けられる本体ベルト32の他端側32xの折返し位置を調整する。
畳み用ベルト36は、本体ベルト32を介して車椅子10が前記吊り装置に吊上げられる際、図1等に示すように、その車椅子10の左右の座席用フレーム21を引き上げながら相互に接近させて、前記車椅子10を畳むためのベルトである。畳み用ベルト36は、図1等に示すように、左側の座席用フレーム21を引き上げるための第1ベルト片37と、右側の座席用フレーム21を引き上げるための第2ベルト片38とから構成されている。第1ベルト片37の基端部37mと第2ベルト片38の基端部38mは、図4(A)に示すように、それぞれ本体ベルト32の内壁面の所定位置に縫い付けられている。また、第1ベルト片37の先端部分には、下面37d側に細い繊維によって細かい輪(図示省略)が多数形成されている。これに対し、第2ベルト片38の先端部分には、上面38u側に細く短い多数の針状可撓性樹脂(図示省略)がその上面38uに対してほぼ直角に植え込まれており、それら針状可撓性樹脂の先端が鉤状に湾曲している。
これにより、第1ベルト片37の先端部分の下面37dと第2ベルト片38の先端部分の上面38uとを互いに合わせて押圧することにより、第1ベルト片37側の多数の細かい輪と第2ベルト片38側の多数の針状可撓性樹脂とが係合し、第1ベルト片37の先端部分と第2ベルト片38の先端部分とが重複した状態で接続される。また、多数の針状可撓性樹脂と多数の細かい輪との係合力以上の力で、第1ベルト片37の先端部分から第2ベルト片38の先端部分を剥がすことにより、第1ベルト片37と第2ベルト片38との接続を解除することができる。
このように、第1ベルト片37の先端部分と第2ベルト片38の先端部分とを重ねることで第1ベルト片37と第2ベルト片38とを接続できるため、両者37,38の重複範囲を変えることで畳み用ベルト36の長さを容易に調整できる。
<車椅子吊上げ用ベルト30の取付けについて>
車椅子吊上げ用ベルト30を車椅子10に取付ける場合には、先ず、本体ベルト32の第1係合片33と第2係合片34との係合を解除し、畳みベルト36の第1ベルト片37と第2ベルト片38との接続を解除する。この状態で、図3に示すように、使用状態の車椅子10における左右の車輪支持用フレーム12及び座席用フレーム21を囲むように車椅子吊上げ用ベルト30の本体ベルト32がセットされる。ここで、車輪支持用フレーム12及び座席用フレーム21には、図2(A)〜(C)に示すように、前後方向における所定位置に本体ベルト32の前後方向の位置ズレを防止する位置ズレ防止部材41が取付けられている。位置ズレ防止部材41は、図2(C)に示すように、平面形状が略台形状に形成された板状部材であり、車輪支持用フレーム12等の外周面にボルト止めされた状態でその外周面との間に本体ベルト32が通される隙間を形成できるように構成されている。
即ち、本体ベルト32は、位置ズレ防止部材41による隙間に通された状態で、左右の車輪支持用フレーム12及び座席用フレーム21を囲むようにセットされる。そして、本体ベルト32の第1係合片33と第2係合片34とを係合させることで、本体ベルト32の取付けが完了する。このとき、第2係合片34の部分で本体ベルト32の長さ調整を行うことで、左右の座席用フレーム21間の座布23に対する本体ベルト32の張り調整を行う。
次に、畳みベルト36が弛みのない状態で、左右の座席用フレーム21に対して下方から当接するように、その畳みベルト36の第1ベルト片37の先端部分と第2ベルト片38の先端部分とを重ねた状態で接合させる。この状態で、車椅子吊上げ用ベルト30の取付けが完了する。
上記構成により、車椅子吊上げ用ベルト30の本体ベルト32の上端部に前記吊り装置のフックが掛けられて、本体ベルト32が引き上げられると、本体ベルト32によって車椅子10の車輪支持用フレーム12が下方から支えられた状態で安定的に吊上げられる。さらに、本体ベルト32によって畳みベルト36の両端が上方に引っ張られることで、図1に示すように、車椅子10の左右の座席用フレーム21が畳みベルト36によって引き上げられ、相互に接近する。即ち、車椅子10が吊上げられる過程で、その車椅子10が畳まれるようになる。
<本実施形態に係る車椅子吊上げ用ベルト30の長所について>
本実施形態に係る車椅子吊上げ用ベルト30によると、畳み用ベルト36の両端は本体ベルト32に連結されており、本体ベルト32が前記吊り装置により吊上げられたときに、畳み用ベルト36の両端が本体ベルト32に引っ張られ、左右の座席用フレーム21を引き上げながら相互に接近させる。即ち、車椅子10の重量は、主に左右の車輪支持用フレーム12を支える本体ベルト32に加わり、畳み用ベルト36には、車椅子10を畳むのに必要な張力のみが加わるようになる。
このため、従来と比べて畳み用ベルト36の強度及び連結部分の強度を低減でき、簡単な構成で容易に畳み用ベルト36の張り調整等を行えるようになる。
また、本体ベルト32と畳み用ベルト36とは長さ調整可能に構成されているため、本体ベルト32が吊り装置により吊上げられる際、畳み用ベルト36が座席用フレーム21を引き上げるタイミングを調整できるようになる。
また、畳み用ベルト36は、第1ベルト片37の下面37dに対して第2ベルト片38の上面38uが合わせられることで、第1ベルト片37と第2ベルト片38とが左右の座席用フレーム21を引き上げ可能な強度で接合されるため、畳み用ベルト36の張り調整が容易になる。
また、本体ベルト32は位置ズレ防止部材41に通された状態で車輪支持用フレーム12を支持できるように構成されているため、本体ベルト32が車輪支持用フレーム12に対して車椅子10の前後方向に位置ズレすることがなく、車椅子10を安定的に吊上げることができる。
<変更例>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、畳み用ベルト36の第1ベルト片37と第2ベルト片38とを多数の針状可撓性樹脂と多数の細かい輪との係合作用により接続させる例を示したが、例えば、磁石の吸着力を利用して両者を接続させる構成でも可能である。
また、車輪支持用フレーム12の下側管部12dを下方から支えるように本体ベルト32をセットする例を示したが、下側管部12dの代わりに上側管部12uを支えるように本体ベルト32をセットする構成でも可能である。これにより、本体ベルト32を短くすることが可能になる。
本発明の実施形態1に係る車椅子吊上げ用ベルトを使用して車椅子を吊上げる様子を表す背面図である。 前記車椅子吊上げ用ベルトを使用して車椅子を吊上げる様子を表す一部破断斜視図(A図)、位置ズレ防止部材の側面図(B図)、及び位置ズレ防止部材の平面図(C図)である。 前記車椅子吊上げ用ベルトを備える車椅子が使用されている状態を表す背面図である。 車椅子吊上げ用ベルトの全体斜視図(A図)、及びA図のB矢視図(B図)である。 従来の車椅子吊上げ用ベルトを使用して車椅子を吊上げる様子を表す側面図(A図)、背面図(B図)、及び車椅子吊上げ用ベルトの模式図(C図)である。
符号の説明
10・・・・車椅子
12・・・・車輪支持用フレーム
21・・・・座席用フレーム
23・・・・座布
25・・・・リンク機構
30・・・・車椅子吊上げ用ベルト
32・・・・本体ベルト
36・・・・畳み用ベルト
37・・・・第1ベルト片
38・・・・第2ベルト片
41・・・・位置ズレ防止部材

Claims (4)

  1. 左右一対の車輪支持用フレームと、リンク機構を介して前記車輪支持用フレームに連結された左右一対の座席用フレームとを備え、前記左右の座席用フレームとを引き上げながら相互に接近させる動作により畳めるように構成された車椅子において、その車椅子を吊上げながら畳む際、吊り装置のフックに掛けられる構成の車椅子用吊上げベルトであって、
    前記左右の車輪支持用フレームを支えた状態で、前記吊り装置のフックに掛けられる本体ベルトと、
    前記左右の座席用フレームを引き上げながら相互に接近させる畳み用ベルトとを有しており、
    前記畳み用ベルトの両端は前記本体ベルトに連結されて、前記本体ベルトが前記吊り装置により吊上げられたときに、前記畳み用ベルトの両端が前記本体ベルトに引っ張られ、前記座席用フレームを引き上げながら相互に接近させる構成であることを特徴とする車椅子吊上げ用ベルト。
  2. 請求項1に記載された車椅子吊上げ用ベルトであって、
    前記本体ベルトと前記畳み用ベルトとは長さ調整可能に構成されていることを特徴とする車椅子吊上げ用ベルト。
  3. 請求項2に記載された車椅子吊上げ用ベルトであって、
    前記畳み用ベルトは、一方のベルト片の片面に対して他方のベルト片の片面が合わせられることで、一方のベルト片と他方のベルト片とが前記左右の座席用フレームを引き上げ可能な強度で接合される構成であることを特徴とする車椅子吊上げ用ベルト。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載された車椅子吊上げ用ベルトであって、
    前記本体ベルトは、その本体ベルトが前記車輪支持用フレームに対して車椅子の前後方向に位置ズレするのを防止する位置ズレ防止部材に通された状態で 前記車輪支持用フレームを支持できるように構成されていることを特徴とする車椅子吊上げ用ベルト。
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