JP2010067163A - 電車運行情報取得システム、電車運行情報取得方法およびプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】事前にの個人情報登録なしで、携帯端末を利用して予め設定した時刻に指定路線の運行情報取得が行える電車運行情報取得システム等を提供すること。
【解決手段】複数のＷｅｂサイトにアクセス可能な携帯端末は、予め設定した時刻に、指定したＷｅｂサイトにアクセスし、ダウンロードした情報内で、指定した文字列検索を行い、ユーザの所望の情報をダウンロードにより取得する。
【選択図】図１

Description

本発明は、キーワード検索により、指定路線の運行情報を入手する技術に関する。

電車を利用する人は、携帯端末上で電子メールアドレス等の個人情報登録を行っていないと、電車運行情報の電子メール通知サービスを利用できないため、携帯端末上で電子メールアドレス等の個人情報登録を完了してから利用するしか方法が無かった。

このような場合、運行情報を提供するＷｅｂサイトに携帯端末上から直接アクセスして、目的の画面データをダウンロード取得できるようなサービスがあれば、電子メールアドレス等の個人情報登録の登録を行わなくても、電車の運行情報を入手することが可能となる。

また、電車事故が発生した時に、情報伝達サーバから事故情報が電子メール送信され、ユーザの携帯端末の画面上で閲覧する技術が存在していた。

関連技術として、無線通信を行う携帯端末装置においても所定のネットワーク上のＷｅｂサイトより所定時刻毎に情報を取得可能とし、使用者が必要な時に所望の情報を容易に得られるようにする技術が提案されている。その構成は、制御部は、ネットワーク上の特定のＷｅｂサイトへのアクセスに関するアクセス設定を使用者の指示により任意に設定可能なアクセス処理手順設定部と、このアクセス設定に従い、設定時刻になると所定の処理手順を実行して特定のＷｅｂサイトにアクセスしてデータを取得するアクセス処理実行部とを有する。メモリは、アクセス設定に基づく一連の処理手順をマクロ形式のプログラムとして記憶するアクセス処理手順記憶部と、特定のＷｅｂサイトより取得したデータを記憶するデータ記憶部とを有する。電波到達圏外時などの携帯端末装置固有の障害が生じた場合でもアクセス設定に基づいた処理を行い、無線通信を行う携帯端末装置においても自動巡回を可能にする（例えば、特許文献１参照）。
特開２００４−１８５０９１号公報

しかしながら、上述の関連技術は、電車運行情報の提供Ｗｅｂサイトにアクセスして、電子メールアドレス等の個人情報登録を行っていない場合、指定路線の運行情報電子メール受信が不可となる。

本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、事前に電車運行情報の提供Ｗｅｂサイトにて、電子メールアドレス等の個人情報登録を行っていない場合でも、携帯端末を利用して予め設定した時刻に指定路線の運行情報取得が行える電車運行情報取得システム、電車運行情報取得方法およびプログラムを提供することを目的とする。

本発明の電車運行情報取得システムは、複数のＷｅｂサイトにアクセス可能な携帯端末は、予め設定した時刻に、指定したＷｅｂサイトにアクセスし、
ダウンロードした情報内で、指定した文字列検索を行い、
ユーザの所望の情報をダウンロードにより取得することを特徴とする。

また、本発明の電車運行情報取得方法は、複数のＷｅｂサイトにアクセス可能な携帯端末が、予め設定した時刻に、指定したＷｅｂサイトにアクセスするステップと、
ダウンロードした情報内で、指定した文字列検索を行うステップと、
ユーザの所望の情報をダウンロードにより取得するステップとを有することを特徴とする。

また、本発明のプログラムは、複数のＷｅｂサイトにアクセス可能な携帯端末に、予め設定した時刻に、指定したＷｅｂサイトにアクセスする処理と、
ダウンロードした情報内で、指定した文字列検索を行う処理と、
ユーザの所望の情報をダウンロードにより取得する処理とを実行させることを特徴とする。

本発明によれば、事前に電車運行情報の提供Ｗｅｂサイトにて、電子メールアドレス等の個人情報登録を行っていない場合でも、携帯端末を利用して予め設定した時刻に指定路線の運行情報取得が行える。

以下、本発明の第一の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図１において、電車を利用する人は、自分の携帯端末を１台所有しているものとする。

電車を利用する人が所有する携帯端末１は、インターネット２を経由して、電車運行情報提供Ｗｅｂサイト３（ＵＲＬ３１，ＵＲＬ３２，・・・・・・・・・，ＵＲＬ３５）に接続可能となっている。

携帯端末１では、図２のような「登録情報テーブル１１」を持っている。

登録情報テーブル１１は、指定路線の運行情報取得の処理を行うプログラムの実行時刻、電車運行情報提供ＷｅｂサイトのＵＲＬ，路線名を管理している。

次に、図３〜図７の図面を用いて、電車運行情報を参照、取得する動作を各ステップに分けて説明する。

（１）必要データの事前登録
以下、図３（Ｓ３１〜Ｓ３８）を参照して、必要データの事前登録完了までの動作を説明する。
まず、電車の運行情報を入手したい人は、ステップＳ３１において自分の携帯端末Ａでプログラムを起動すると、携帯端末ＡはステップＳ３２により、必要データの入力要求画面が表示され、「データ入力待ち」の状態となる。

電車の運行情報を入手したい人は、ステップＳ３３において、”実行時刻”、”ＵＲＬ”、”路線名”の各情報を入力する。この操作を必要数分だけ繰り返し行って、登録を実行する。

電車の運行情報を入手したい人が、データ登録を完了すると、携帯端末Ａ上でステップＳ３４により、実行中のプログラムを終了して処理終了となる。

（２）指定路線の電車運行情報取得
以下、図４（Ｓ４１〜Ｓ４８）を参照して、携帯端末Ａが指定時刻に指定Ｗｅｂサイト上で指定路線の運行情報を取得するまでの動作を説明する。

まず、携帯端末Ａは、ステップＳ４１において、図２の「登録情報テーブル１１」を参照し、現在時刻が”実行時刻”になっているかをチェックする。現在時刻が「実行時刻で設定した時刻」になると、ステップＳ４２により、携帯端末Ａは、図２の「登録情報テーブル１１」の”ＵＲＬ”で設定しているＷｅｂサイトにアクセスを行う。

指定Ｗｅｂサイトへのアクセスが行われると、携帯端末Ａ上で運行情報画面を表示する。

携帯端末Ａは、ステップＳ４３により、携帯端末Ａ上で現在表示されている運行情報画面に対して、図２の「登録情報テーブル１１」の”路線名”で設定している路線の名称で文字列検索を実行する。

ステップＳ４４において、図２の「登録情報テーブル１１」の”路線名”で設定した路線の名称が存在すると、携帯端末Ａは、ステップＳ４５により”路線名”で設定した路線の名称の箇所にフォーカスを移動する。携帯端末Ａは、ステップＳ４６により”路線名”で設定した路線の名称がハイパーリンク状態になっているかをチェックする。もし、路線の名称がハイパーリンク状態になっている場合は、ステップＳ４７により、その箇所を選択して配下のページにアクセスを行う。

携帯端末Ａは、配下のページにアクセスを行うと、ステップＳ４３〜ステップＳ４６の処理を再度実行する。ステップＳ４６において、”路線名”で設定した路線の名称がハイパーリンク状態になっていない場合は、携帯端末Ａは、ステップＳ４８により、表示中のＷｅｂサイト画面情報を携帯端末Ａ内にダウンロード取得する。携帯端末Ａ上にダウンロード取得が完了すると、処理終了となる。

ステップＳ４４において、図２の「登録情報テーブル１１」の”路線名”で設定した路線の名称が存在しない場合は、そのまま処理終了となる。

（３）運行情報画面の確認
以下、図５（Ｓ５１〜Ｓ５７）を参照して、「ダウンロード取得した運行情報画面」および「指定路線の運行情報が無かった場合に表示されるメッセージ」を携帯端末Ａ上で確認するまでの動作を説明する。

図４において処理が終了すると、ステップＳ５１により、携帯端末Ａは音で報知して「指定路線の運行情報確認」のメッセージを画面上に表示する。

携帯端末Ａの画面上では、「ダウンロード取得した運行情報画面」または「運行情報なしの旨のメッセージ」を”確認する”の選択待ちとなり、ステップＳ５２により、３分タイマー発行を行う。

携帯端末Ａのユーザが、ステップＳ５３において、“確認する”を選択すると、ステップＳ５４において「ダウンロード取得した運行情報画面」が存在する場合は、ステップＳ５５により、図７のような画面を携帯端末Ａの画面上で表示する。

携帯端末Ａの画面上に「ダウンロード取得した運行情報画面」が表示されると、運行情報画面の確認待ちとなり、ステップＳ５２により、３分タイマー発行を行う。携帯端末ＡのユーザがステップＳ５７において「指定路線の運行情報画面」を確認済みで、その運行情報画面を閉じると、処理終了となる。

ステップＳ５４において、指定路線の運行情報が無い場合は、図８のようなメッセージを携帯端末Ａの画面上で表示する。携帯端末ＡのユーザがステップＳ５７において「運行情報なしの旨のメッセージ画面」を確認済みで、その運行情報画面を閉じると、処理終了となる。

＜３分タイムアウト時の処理＞
ステップＳ５３において「携帯端末Ａのユーザが“確認する”の選択を行わず、選択待ちの状態が３分以上経過している」または、ステップＳ５５において「携帯端末Ａのユーザが“運行情報画面”の確認を完了しておらず、確認待ちの状態が３分以上経過している」場合は、ステップＳ６１により「３分タイムアウト」となる。この場合、携帯端末Ａは、ステップＳ６２により「３分以内に“運行情報画面の確認”が行われませんでした。」のエラーメッセージを表示する。携帯端末Ａのユーザが、その画面を確認して、処理終了となる。

上記の本実施の形態によれば、事前に電車運行情報の提供Ｗｅｂサイトにて、電子メールアドレス等の個人情報登録を行っていない場合でも、携帯端末を利用して予め設定した時刻に指定路線の運行情報取得が行える点である。

なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、携帯端末の機能を実現するためのプログラムを装置に読込ませて実行することにより装置の機能を実現する処理を行ってもよい。さらに、そのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であるＣＤ−ＲＯＭまたは光磁気ディスクなどを介して、または伝送媒体であるインターネット、電話回線などを介して伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。また、各装置の機能が他の装置によりまとめて実現されたり、追加の装置により機能が分散されて実現される形態も本発明の範囲内である。

本発明は、携帯端末から指定Ｗｅｂサイトにアクセスして、電車運行情報を取得するサービスに適用可能である。

本発明の実施の形態に係るシステムの概略図である。 本発明の実施の形態に係る携帯端末のプログラム上で登録するデータ情報を示す図である。 本発明の実施の形態に係る必要データ登録完了までのシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係る指定路線の運行情報取得の処理フローを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る運行情報画面確認の処理フローを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るダウンロード取得完了後にメッセージ表示されてから、運行情報画面の確認を行うまでの間における３分タイムアウト時の処理フローを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る電車運行情報の画面例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る電車運行情報の画面例を示す図である。

符号の説明

１ 携帯端末
２ インターネット
３ 電車運行情報提供Ｗｅｂサイト
１１ 登録情報テーブル

Claims (6)

1. 複数のＷｅｂサイトにアクセス可能な携帯端末は、予め設定した時刻に、指定したＷｅｂサイトにアクセスし、
   ダウンロードした情報内で、指定した文字列検索を行い、
   ユーザの所望の情報をダウンロードにより取得することを特徴とする電車運行情報取得システム。
2. 前記ユーザの所望の情報は、指定路線の電車の運行情報であることを特徴とする請求項１記載の電車運行情報取得システム。
3. 複数のＷｅｂサイトにアクセス可能な携帯端末が、予め設定した時刻に、指定したＷｅｂサイトにアクセスするステップと、
   ダウンロードした情報内で、指定した文字列検索を行うステップと、
   ユーザの所望の情報をダウンロードにより取得するステップとを有することを特徴とする電車運行情報取得方法。
4. 前記ユーザの所望の情報は、指定路線の電車の運行情報であることを特徴とする請求項３記載の電車運行情報取得方法。
5. 複数のＷｅｂサイトにアクセス可能な携帯端末に、予め設定した時刻に、指定したＷｅｂサイトにアクセスする処理と、
   ダウンロードした情報内で、指定した文字列検索を行う処理と、
   ユーザの所望の情報をダウンロードにより取得する処理とを実行させることを特徴とするプログラム。
6. 前記ユーザの所望の情報は、指定路線の電車の運行情報であることを特徴とする請求項５記載のプログラム。

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