JP2010064180A - 打ち込み工具の打ち込み部 - Google Patents

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Abstract

【課題】打ち込み具を打ち出す打ち込み部を備えた打ち込み工具において、打ち込み部の先端に、スイッチレバーの引き操作を有効にするためのコンタクト部が設けられている場合に、固定側の打ち込み通路と可動側となるコンタクト部の打ち込み通路との間のずれを従来よりも小さくする。
【解決手段】固定側打ち込み通路T11と可動側打ち込み通路T20との間の通路移行部Jに近い部位において、固定側の段差規制凸部12aを可動側の段差規制凹部21a内に挿入して両者の相対変位を規制することにより両打ち込み通路T11,T20間のずれを小さくする。
【選択図】図4

Description

この発明は、例えばピンタッカと称される細径のピン釘(0.6mm程度)を打ち込む打ち込み工具であって、主として建物内装材(仕上げ材)の固定に用いる細径の打ち込み具を打ち込むための主として手持ち式の打ち込み工具における打ち込み部に関する。
この明細書では、部材等の上下方向については、打ち込み方向前方を下側として説明する。
住宅内装材等の固定に用いられる手持ち式の打ち込み工具は、圧縮エアを駆動源とする打撃用のピストンを内装した駆動部と、駆動部の下部に設けられて細径の打ち込み具を打ち出す打ち込み部(ノーズ部)と、打ち込み具を並列に連結した板状の連結打ち込み具を装填するマガジンを備えており、トリガレバーの引き操作による駆動部の打ち込み動作に連動して打ち込み具が打ち込み部の打ち込み通路内に1本ずつ供給される構成を備えている。トリガレバーが引き操作されると、圧縮エアでピストンが下動して、これに取り付けた細長い棒状のドライバが打ち込み通路内を下動することにより1本の打ち込み具が打撃されて打ち込み部の先端部から打ち出される。
打ち込み部は、固定側のドライバガイドと可動側のコンタクト部を備えている。ドライバガイドの先端に、打ち込み方向に相対移動可能にコンタクト部が支持されている。使用者がコンタクト部を打ち込み材に当接させ、この当接状態で当該打ち込み工具を打ち込み方向に押し下げることによりこのコンタクト部を固定側のドライバガイドに対して相対的に上動させるとトリガレバーの引き操作が有効になって打ち込み動作がなされる。これに対して、コンタクト部をドライバガイドに対して上動させない状態ではトリガレバーの引き操作は無効になって打ち込み動作はなされない。このコンタクト部によってトリガレバーの誤操作による駆動部での不用意な打ち込み動作が防止されるようになっている。
また、近年この種の打ち込み工具には、例えば0.6mm径で長さ15mm〜50mm程度の極めて細径の打ち込み具(ピン釘)を打ち込み可能としたものが提供されている。このため、細径の打ち込み具を案内する打ち込み通路もまたこれを太さ方向にがたつきなく収容、案内するために必要かつ十分な太さ(断面積)で射出口まで設けられている。
このように極めて細い打ち込み具及びこれを打撃するドライバを案内する打ち込み通路が打ち込み部のほぼ全長にわたって設けられている。打ち込み部は、駆動部に対して移動しないドライバガイド(固定側)と、このドライバガイド(駆動部)に対して移動するコンタクト部材(可動側)を備えている。打ち込み通路は、ドライバガイドとコンタクト部の双方にわたって設けられており、従って打ち込み通路もドライバガイドとコンタクト部の双方に設けられている。
固定側のドライバガイドは、それぞれ駆動部の下部に固定され、相互に重ね合わせ状態で結合されたベースプレートとカバープレートを備えている。このベースプレートとカバープレートとの間に打ち込み通路が形成されている。一方、可動側のコンタクト部は、コンタクトベースとコンタクトカバーを相互に重ね合わせた構成とされ、両者間に打ち込み通路が形成されている。このコンタクト部は、コンタクトベース上部のスライド支持部をベースプレートとカバープレートとの間にスライド可能に挟み込んでドライバガイドの先端側(下側)に上下に変位可能に支持されている。
このように支持されたコンタクト部側(可動側)の打ち込み通路が、ドライバガイド側(固定側)の打ち込み通路に対して一直線上に位置して上下に接近、離間可能に設けられて、打ち込み具及びドライバが、固定側の打ち込み通路内から可動側の打ち込み通路内へ跨って下動する。このような構成の打ち込み部の場合、打ち込み具が太さ0.6mmといった極めて細径であるために、可動側の打ち込み通路が固定側の打ち込み通路に対して打ち込み具太さ方向にわずかでもずれていると、打ち込み具及びドライバの固定側から可動側への移行時点でそれぞれの先端部が可動側の打ち込み通路に接触等して移行がスムーズに行われず、その結果打撃力が低下する等効率のよい打ち込み動作がなされなくなるおそれがある。
このため、従来は、コンタクトベース上部のスライド支持部の板厚寸法と、ドライバガイドのベースプレートとカバープレート間の隙間寸法をより高精度に加工、組み付けしてコンタクト部のプレート板厚方向(スライド板部の板厚方向、ベースプレートとカバープレート間の隙間方向、以下同じ)のがたつきを極力小さくし、これにより固定側の打ち込み通路に対する可動側の打ち込み通路のプレート板厚方向のがたつき若しくは位置ずれ(以下、単に段差ともいう)を小さくするようにしていた。
特開平7−246575号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、コンタクトベース上部のスライド支持部の板厚寸法、ベースプレートとカバープレート間の隙間寸法(以下、単にスライド支持部の寸法精度とも言う。)を高精度で加工、組み付ける構成とすると、加工、組み付け精度のばらつき、あるいは部材のわずかな変形(主として撓み)等の要因によって、コンタクト部のスライド動作がスムーズになされなくなるおそれがある。また、コンタクト部のスムーズな上下動作を確保するためには、コンタクトベース上部のスライド支持部が、ベースプレートとカバープレート間に適度なクリアランスをもって挟み込まれる必要があり、この僅かなクリアランスが、当該スライド支持部よりも下方(打ち込み方向前側)に位置する固定側打ち込み通路から可動側打ち込み通路へ移行する部位(通路移行部)において増幅される結果、当該移行部における両打ち込み通路間に打ち込み具太さ方向の段差が発生してしまう問題があった。
このように、従来コンタクト部のスムーズな動作を確保する必要上そのスライド支持部において寸法精度を高めることには限界があり、その結果このスライド支持部における適度なクリアランスが、固定側の打ち込み通路と可動側の打ち込み通路との間の通路移行部において増幅される結果、当該通路移行部において発生するプレート板厚方向の段差を確実に排除することは極めて困難であった。
本発明は、係る従来の問題に鑑みてなされたもので、コンタクト部のドライバガイドに対するスムーズなスライド動作を確保しつつ、固定側の打ち込み通路から可動側の打ち込み通路への通路移行部における打ち込み具太さ方向の段差を確実に排除若しくは規制して、打ち込み具及びドライバが干渉等することなく可動側の打ち込み通路内にスムーズに移行できるようにすることを目的とする。
このため、本発明は、特許請求の範囲の各請求項に記載した構成の打ち込み部とした。
請求項1記載の打ち込み部によれば、駆動部に固定されたベースプレートとカバープレートとの間に固定側の打ち込み通路が形成され、ベースプレートとカバープレートとの間に挟まれて打ち込み方向に移動可能に支持されたコンタクトベースとコンタクトカバーとの間に可動側の打ち込み通路が形成され、両打ち込み通路を跨ってドライバが下動することにより打ち込み具が可動側の打ち込み通路の先端から打ち出される。
駆動部側に対して打ち込み方向に移動可能に設けられたコンタクトベース及びコンタクトカバーは、例えば駆動部側の動作条件として機能するコンタクト部として利用される。すなわち、コンタクトベース及びコンタクトカバーから構成されるコンタクト部を打ち込み材に押し付けて、ベースプレート及びカバープレートに対して相対的に後退させることにより駆動部の打ち込み動作が許容される構成とすることができる。
このように固定側の打ち込み通路と可動側の打ち込み通路が打ち込み方向に1本に連なって打ち込み部の打ち込み通路を構成され、しかも固定側の打ち込み通路に対して可動側の打ち込み通路が打ち込み方向に相対変位可能に設けられた構成において、段差規制凸部が段差規制凹部に挿入されてプレート板厚方向の変位が規制されることにより固定側の打ち込み通路に対する可動側の打ち込み通路のプレート板厚方向の段差が規制され、これにより当該両打ち込み通路を跨って移動するドライバの可動側の打ち込み通路に対する干渉が回避されてスムーズな打ち込み動作が確保される。
カバープレートの先端部とコンタクトカバーの後端部の一方に段差規制凸部備え、他方に段差規制凹部を備えていることから、固定側の打ち込み通路から可動側の打ち込み通路に移行する部位(打ち込み通路移行部)に極めて近い部位において、段差規制凹部に対して段差規制凸部が挿入される。このため、打ち込み通路移行部の極めて近傍においてそのプレート板厚方向の段差が規制されることから、当該打ち込み部を構成する各部材の変形及び組み付け誤差等の影響を大きく受けることなく、可動側(コンタクト部)のスムーズな移動動作を確保しつつ当該打ち込み通路移行部における固定側と可動側の打ち込み通路間のプレート板厚方向の段差をより確実に解消することができ、これによりドライバを可動側打ち込み通路内へ干渉することなく進入させてスムーズな打ち込み動作を実現することができる。
従来、ベースプレートとカバープレートとの間の隙間の寸法精度及び両プレート間に移動可能に挟まれるコンタクトベースのスライド板部の板厚寸法の精度(スライド支持部の寸法精度)を高めることにより当該コンタクトベースのプレート板厚方向のクリアランス(がたつき)を小さくして、打ち込み通路移行部における両打ち込み通路間の段差を小さくする構成となっていた。このため、スライド支持部の寸法精度を厳しくしてクリアランスを小さくすると、コンタクトベース(コンタクト部)のスムーズなスライド動作を確保することが困難になり、スムーズなスライド動作を確保するためにクリアランスに適度に設定すると、当該スライド支持部が打ち込み通路移行部から比較的離れた部位に位置する結果、当該クリアランスが距離に比例して増幅され、その結果当該打ち込み通路移行部における固定側打ち込み通路と可動側打ち込み通路との間のプレート板厚方向の段差が発生し、この段差にドライバが干渉する等してスムーズな打ち込み動作が阻害されるおそれがあった。この点は、打ち込み具が例えば0.6mm程度の極めて細いものであり、これに合わせてドライバが同等程度の板厚(太さ)になる場合に顕著な問題となる。打ち込み具に合わせてドライバの板厚が極めて薄くなると、打ち込み通路の僅かな段差であってもこれに干渉してスムーズな打ち込み動作が阻害されるおそれが高まる。
この点、請求項1記載の打ち込み部によれば、従来のスライド支持部よりもより打ち込み通路移行部に近い部位(カバープレートの先端部とコンタクトカバーの後端部との間)において当該カバープレートに対するコンタクトカバーのプレート板厚方向の変位が規制されることから、コンタクトベースのスライド部に対するベースプレートとカバープレート間のクリアランスを適切に確保してコンタクト部のスムーズなスライド動作を確保しつつ、固定側と可動側の両打ち込み通路間での段差を確実に規制してスムーズな打ち込み動作を実現することができる。
この明細書において、「プレート板厚方向」とは、ベースプレートに対するカバープレートの重ね合わせ方向であってこれらの板厚方向、若しくはコンタクトベースに対するコンタクトカバーの重ね合わせ方向であってこれらの板厚方向をいうものとする。
請求項2記載の打ち込み部によれば、固定側打ち込み通路と可動側打ち込み通路間の段差が確実に解消されることから、打ち込み具が打ち込み材に打ち込まれ始めた後であってドライバに対して打ち込み負荷(打ち込み抵抗)が負荷された状態で、当該ドライバを固定側打ち込み通路から打ち込み通路移行部を経て可動側打ち込み通路に干渉することなくスムーズに進入(移行)させることができる。このため、可動側打ち込み通路の全長を短くして当該打ち込み工具の機長をコンパクトに構成することができるようになる。
ドライバに対して打ち込み負荷が負荷されると、当該ドライバが極めて細いものである場合には特にたわみ方向に変位しやすくなり、その結果打ち込み通路移行部における段差に干渉しやくなる。この点請求項2記載の構成は、固定側打ち込み通路と可動側打ち込み通路間の段差がより確実に排除される構成であることにより、打ち込み負荷によってたわみ方向に変形した極めて細いドライバであっても打ち込み通路移行部における干渉を回避して当該打ち込み通路内にスムーズかつ確実に移行させることができるので、可動側の打ち込み通路を、例えば打ち込み具よりも長く設定する必要がない。
このように、打ち込み通路移行部に対するドライバの先端部の移行のタイミングを考慮することなく可動側打ち込み通路を短く設定して当該打ち込み工具の機長方向のコンパクト化を図ることができる。
請求項3記載の打ち込み部によれば、例えば35mmの打ち込み具を打ち込む場合において、その先端部が5mm以上打ち込まれた後に、ドライバの先端が固定側打ち込み通路から可動側打ち込み通路内に移行する。すなわち、ドライバは打ち込み負荷を受けた状態で5mm以上下動した後に、可動側打ち込み通路内に移行する。この場合に打ち込み負荷によってドライバが撓み方向に僅かに変形した状態であっても、打ち込み通路移行部における両打ち込み通路間の段差が確実に排除されていることにより、当該ドライバガイドの先端部を固定側打ち込み通路から可動側打ち込み通路内にスムーズかつ確実に移行させることができる。このことから、請求項3記載の打ち込み部によれば、固定側打ち込み通路と可動側打ち込み通路との間の段差が排除されていることにより可動側打ち込み通路を打ち込み具よりも短くすることができ、これにより当該打ち込み工具の機長方向のコンパクト化を図ることができる。
次に、本発明の実施形態を図1〜図10に基づいて説明する。図1は、本実施形態の打ち込み部10を備えた打ち込み工具1の全体を示している。本実施形態では、打ち込み工具1の一例としていわゆるピンタッカと称される高圧エア式の釘打ち機を例示する。この打ち込み工具1では、0.6mm径で長さ35mmの打ち込み具を打ち込むことができる。
この打ち込み工具1は、駆動部2とハンドル部4とマガジン5を備えている。駆動部2の下部にドライバガイドと称される打ち込み部10が設けられている。駆動部2には圧縮エアを駆動源として往復動するピストン3が内装されている。このピストン3には細長い棒状のドライバ7が取り付けられている。このドライバ7の下部側は、打ち込み部10の打ち込み通路T内に進入している。ピストン3が往復動することによってドライバ7が打ち込み通路T内を上下に往復動し、下動する段階で打ち込み具nが打撃されて当該打ち込み部10の下端部から打ち出される。
ハンドル部4の基部にはトリガ形式のスイッチレバー6が配置されている。このスイッチレバー6を引き操作すると、駆動部2に圧縮エアが供給されて打ち込み動作がなされる。但し、打ち込み動作は、当該打ち込み工具1を打ち込み材Wに押し付け操作して後述するコンタクト部Cを相対的に上動させた状態でのみなされるようになっている。
本実施形態は、打ち込み部10に特徴を有するものであり、その他の駆動部2等については従来と同様で足り、本実施形態において特に変更を要しないので詳細な説明を省略する。
打ち込み部10は、ベースプレート11とカバープレート12とコンタクトベース20とコンタクトカバー21を備えている。ベースプレート11は、その上端部が駆動部2の下部に設けた台座部2a(図1参照)に2本の固定ねじ13,13で固定されて、当該駆動部2の下部から下方へ突き出す状態に取り付けられている。このベースプレート11の背面側(図1において右側面)にマガジン5が取り付けられている。
図7及び図8に示すようにこのベースプレート11の中央には、2本の細長いガイド壁部11a,11aが相互に平行に設けられている。この2本のガイド壁部11a,11a間に1本の打ち込み具nを案内する打ち込み通路T11が形成されている。このため、この打ち込み通路T11の幅(ガイド壁部11a,11a間の間隔)は、1本の打ち込み具nを挿通するのに必要かつ十分な幅(0.6mmよりも僅かに大きな幅寸法)で形成されている。このベースプレート11側の打ち込み通路T11が固定側打ち込み通路に相当する。
また、両ガイド壁部11a,11aは、ドライバ7を打ち込み方向に沿って案内するガイドレールの機能を有している。
ベースプレート11の正面側に沿ってカバープレート12が重ね合わせ状態で取り付けられている。カバープレート12は、2本の固定ねじ15,15でベースプレート11に固定されている。このカバープレート12によって、固定側打ち込み通路T11が塞がれている。
ベースプレート11とカバープレート12との間であって左右側部には、寸法d1の隙間D1,D1が設けられている。この隙間D1,D1内に、コンタクトベース20のスライド支持部20a,20aが上下にスライド可能な状態で挟み込まれている。ベースプレート11とカバープレート12との間のプレート板厚方向の隙間寸法d1は、コンタクトベース20の両スライド支持部20a,20aの板厚寸法t20に対して、当該コンタクトベース20の上下方向のスムーズなスライド動作を確保するために必要かつ十分なクリアランスが発生するように適切に設定されている。
図7に示すように、右側のスライド支持部20aとベースプレート11との間には圧縮ばね16が介装されている。この圧縮ばね16によってコンタクトベース20は下側(打ち込み方向前側)へ付勢されている。
カバープレート12の下端部には、段差規制凸部12aが下方へ突き出す状態に一体に設けられている。図3及び図9に示すように段差規制凸部12aは、カバープレート12の下端部であってその左右幅方向の中央に設けられている。この段差規制凸部12aのプレート板厚方向の板厚は板厚寸法t12aに設定されている。
図5に示すようにこの段差規制凸部12aは、その上下方向の位置について打ち込み通路T11の下部(通路移行部J)に極めて近い位置に配置されている。
カバープレート12はベースプレート11に対して固定されているため、打ち込み通路T11に対する段差規制凸部12aの相対位置は変化しない。
この段差規制凸部12aは、コンタクトカバー21の上部に設けた段差規制凹部21a内に、上下に相対変位可能な状態で挿入されている。この段差規制凹部21aは、図3に示すようにコンタクトカバー21の左右幅方向中央に設けられている。この段差規制凹部21aは、上方及び背面側に開口されている。
コンタクトカバー21はコンタクトベース20の正面側に重ね合わせ状に取り付けられている。コンタクトカバー21は、コンタクトベース20に対して固定ねじ22,22で固定されている。
前記したようにコンタクトベース20は、その左右のスライド支持部20a,20aがベースプレート11とカバープレート12との間の隙間D1,D1に挟み込まれて上下にスライド可能に支持されている。従って、コンタクトカバー21はコンタクトベース20と一体でベースプレート11及びカバープレート12に対して上下に変位可能に支持されている。このコンタクトベース20とコンタクトカバー21がコンタクト部Cを構成している。このコンタクト部Cは、圧縮ばね16によって下側に付勢されている。当該打ち込み工具1を打ち込み材Wに向けて押し下げ操作し、これによりコンタクト部Cを打ち込み材Wに押し付けて圧縮ばね16に抗して上方へ相対変位させることによってスイッチレバー6の引き操作が有効になって駆動部2を打ち込み動作可能な状態となる。
図5〜図7及び図10に示すようにコンタクトベース20とコンタクトカバー21との間に可動側の打ち込み通路T20が形成されている。コンタクトベース20の正面側には、相互に平行な2つのガイド壁部20b,20bが形成されている。この両ガイド壁部20b,20b間の間隔は、前記したベースプレート11側のガイド壁部11a,11aと同様、1本の打ち込み具nを挿通するのに必要かつ十分な幅であって0.6mmよりも僅かに大きな幅寸法に設定されている。この両ガイド壁部20b,20b間の隙間が1本の打ち込み具nを案内する可動側の打ち込み通路T20とされている。図6及び図7に示すようにこの可動側の打ち込み通路T20は、前記固定側の打ち込み通路T11に対して同一線上で打ち込み方向前側(下側)に僅かな間隔(通路移行部J)をおいて真っ直ぐに連なる状態に配置されている。
図4に示すようにコンタクト部Cの先端面(下端面)であって上記可動側の打ち込み通路T20の下端が打ち込み具nの射出口Sとなる。コンタクト部Cの先端には、打ち込み材Wの傷つきを防止するためウレタンゴム製のキャップ25が装着されている。
このコンタクト部C側の段差規制凹部21aのプレート板厚方向の深さ寸法d21aは、カバープレート12の段差規制凸部12aの板厚寸法t12aに対して適切に設定されている。この段差規制凹部21aの深さ寸法d21aと段差規制凸部12aのプレート板厚方向の板厚寸法t12aが適切に設定されて、両者のプレート板厚方向の相対位置(変位)が固定されることにより、可動側のガイド壁部20b,20bと、固定側のガイド壁部11a,11aとがプレート板厚方向の位置について精確に一致する状態に固定されており、これにより可動側の打ち込み通路T20と固定側の打ち込み通路T20との間の隙間(通路移行部J)においてプレート板厚方向の段差が生じないようになっている。
このため、マガジン5から固定側打ち込み通路T11内に供給された1本の打ち込み具nは、ドライバ7で打撃されてスムーズに可動側打ち込み通路T20内に移行し、その後射出口Sから打ち出される。また、上下の打ち込み通路T11,T20が通路移行部Jにおいてプレート板厚方向に段差のない状態に位置していることからドライバ7の先端部が固定側打ち込み通路T11から可動側打ち込み通路T20内に移行する段階において、当該先端部が可動側のガイド壁部20b,20bの上端に干渉等することなく、当該ドライバ7がスムーズに下動して打ち込み動作がなされる。
また、段差規制凸部12aの幅寸法と段差規制凹部21aの幅寸法についても適切に設定されて、両者のスムーズなスライド動作を確保するに足るクリアランスが設定されている。従って、固定側の打ち込み通路T11と可動側の打ち込み通路T20との間の通路移行部Jにおいて、プレート板厚方向だけでなくその幅方向(図5〜図7において左右方向)についても段差が生じないようになっている。
図7に示すように可動側の打ち込み通路T20の上下方向の長さLは、本実施形態ではL=30mmに設定されている。このため、長さ35mmの打ち込み具nの先端が打ち込み材Wに打ち込まれる時点では、ドライバ7の先端部は、可動側打ち込み通路T20の手前5mmの位置に位置することとなる。その結果、ドライバ7は、可動側打ち込み通路T20の手前5mmの位置から打ち込み完了となる下動端位置まで打ち込み負荷を受けた状態で下動する。
この点、可動側の打ち込み通路の長さが打ち込み具nよりも長い場合には、ドライバの先端部が固定側打ち込み通路から可動側打ち込み通路内に移行した後に、打ち込み具の先端が打ち込み材に到達するため、ドライバに打ち込み負荷が負荷されない状態で当該ドライバの先端が可動側打ち込み通路内に進入する。従って、この場合には、ドライバに打ち込み負荷が負荷される結果ドライバが僅かに撓む等して可動側打ち込み通路の端部に干渉する等の問題が生ずるおそれは少ない。しかしながら、この場合は可動側打ち込み通路を備えるコンタクト部の長さが長くなって、当該打ち込み工具の機長が長くなってしまう。
上記したように本実施形態では、可動側打ち込み通路T20の長さL(=30mm)は打ち込み具n(=35mm)よりも短く設定されてコンタクト部Cの長さを短くし、ひいては打ち込み工具1の機長のコンパクト化を図りつつ、通路移行部Jにおけるドライバ7のスムーズな移行を実現することができる。
図5〜図7に示すようにコンタクト部Cを構成するコンタクトベース20の上部であって左側のスライド支持部20aにはコンタクトレバー26の下端部が固定ねじ27によって結合されている。このコンタクトレバー26もコンタクト部Cと一体で駆動部2に対して上下に変位する。このコンタクトレバー26は上方に延びており、その上端部はスイッチレバー6の近傍に至っている。
打ち込み工具1の打ち込み材Wに向けた押し下げ操作によりコンタクト部Cが相対的に上動してこれと一体でコンタクトレバー26が上動すると、その上端部がスイッチレバー6に接近して当該スイッチレバー6の引き操作が有効になる。スイッチレバー6が有効に引き操作されると、図示省略した切り換えバルブを介して駆動部2側に圧縮エアが供給されて打ち込み動作がなされる。打ち込み工具1が打ち込み材Wに向けて押し下げ操作されず、従ってコンタクト部Cが相対的に上動していない状態では、コンタクトレバー26の上端部がスイッチレバー6から離間した状態となるためスイッチレバー6を引き操作しても切り換えバルブが作動せず、従って駆動部2に圧縮エアが供給されないため打ち込み動作がなされない。
以上説明した本実施形態の打ち込み部10によれば、コンタクト部Cを構成するコンタクトベース20のスライド支持部20a,20aが、ベースプレート11とカバープレート12との間の隙間D1にスライド可能に挿入されて当該コンタクトベース20及びコンタクトカバー21(コンタクト部C)がベースプレート11及びカバープレート12(固定側)に対して上下にスライド可能に支持されている。コンタクト部Cが固定側に対して上下に変位可能に支持されることにより、固定側の打ち込み通路T11に対して可動側の打ち込み通路T20が上下に変位可能に構成されている。固定側の打ち込み通路T11内に供給された1本の打ち込み具nは、可動側の打ち込み通路T20を射出口Sから打ち出される。また、ドライバ7は、打ち込み動作に際して固定側打ち込み通路T11から可動側打ち込み通路T20内に進入する。このため、固定側の打ち込み通路T11に対して可動側の打ち込み通路T20は、プレート板厚方向の段差(位置ずれ)を有することなく一直線に連なった状態に配置される必要がある。
本実施形態の打ち込み部10によれば、カバープレート12の段差規制凸部12aがコンタクトカバー21の段差規制凹部21a内に、打ち込み方向に相対変位可能に挿入されてプレート板厚方向の相対変位が規制されている。この段差規制凸部12aが段差規制凹部21aに挿入されて両者12a,21aのプレート板厚方向の相対変位が規制される部位は、コンタクトベース20のスライド支持部20a,20aがベースプレート11とカバープレート12との隙間D1,D1に挟み込まれた部位よりも、通路移行部Jに近い部位になっている。このため、両部位において同等のクリアランスを設定しても、前者の場合は後者の場合ほどこのクリアランスが増幅されないので、固定側と可動側の打ち込み通路T11,T20間の段差を許容範囲内に規制して実質的に段差のない状態とすることができる。
このように、本実施形態の打ち込み部10によれば、コンタクト部Cのスムーズなスライド動作を確保しつつ、固定側の打ち込み通路T11と可動側の打ち込み通路T20とのプレート板厚方向の段差を従来よりも確実に小さくしてスムーズな打ち込み動作を実現することができる。
また、両打ち込み通路T11,T20間の段差が、通路移行部Jに極めて近い部位であって、各部材の加工精度あるいは組み付け精度のばらつきや誤差の影響を最も受けない部位で規制されることから、加工コスト等の上昇を招くことなく上記の作用効果を得ることができる。
さらに、固定側の打ち込み通路T11と可動側の打ち込み通路T20との間の段差を小さくし、若しくは排除することができるので、ドライバ7の先端部に打ち込み負荷が付加された状態で当該先端部を可動側の打ち込み通路T20内にスムーズに(打ち込み具nの頭部から外れることなく)進入させることができるので、当該可動側の打ち込み通路T20の長さLを打ち込み具nよりも短く設定することができ、これによりコンタクト部Cの長さを短くして当該打ち込み工具1の全長をコンパクト化することができる。
以上説明した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、当該打ち込み工具1の押し下げ操作によりコンタクト部Cを上動させた状態において、固定側打ち込み通路T11と可動側打ち込み通路T20間に、ガイド壁部が存在しない通路移行部J(隙間)が発生する構成を例示したが、固定側打ち込み通路T11の下端部に可動側打ち込み通路T20の上端が隙間なく当接してコンタクト部Cの上動端が規制される構成においても、同様に適用することができる。
打ち込み具nとして太さ0.6mmのものを例示したが、より太い打ち込み具あるいはより細い打ち込み具に対応した打ち込み工具について同様に適用することができる。
また、可動側の打ち込み通路T20の長さLを打ち込み具nよりも短い寸法に設定する構成を例示したが、当該長さLを打ち込み具nよりも長く設定する場合にも同様に適用することができる。
さらに、固定側のカバープレート12に段差規制凸部12aを設け、可動側のコンタクトカバー21に段差規制凹部21aを設ける構成を例示したが、逆に固定側に段差規制凹部を設け、可動側に段差規制凸部を設ける構成としてもよい。また、これらによる幅方向(プレート板厚方向に直交する方向であって左右方向)のがたつきを規制するための寸法設定は省略してもよい。
本実施形態の打ち込み部を備えた打ち込み工具の全体側面図である。 図1の(II)部の拡大図であって、打ち込み部の側面図である。 図2の(III)矢視図であって打ち込み部の正面図である。 打ち込み部の側面図である。本図では、コンタクトカバーとキャップが縦断面で示されている。 打ち込み部の正面図である。本図は、コンタクトカバーを取り外した状態を示している。また、本図は、コンタクト部が下側に移動した状態を示している。 打ち込み部の正面図である。本図は、コンタクトカバーを取り外した状態を示している。本図は、打ち込み工具が打ち込み材に向けて押し下げ操作され、その結果コンタクト部が上方へ相対的に変位した状態を示している。図5と比較すると、固定側打ち込み通路の下端部と可動側打ち込み通路の上端部との間の隙間であって通路移行部の距離が短くなっている。 打ち込み部の正面図である。本図は、コンタクトカバー及びカバープレートを取り外した状態を示している。 図3の(VIII)-(VIII)線断面矢視図であって、固定側打ち込み通路の横断面図である。 図3の(IX)-(IX)線断面矢視図であって、固定側打ち込み通路及び段差規制凸部の横断面図である。 図3の(X)-(X)線断面矢視図であって、可動側打ち込み通路の横断面図である。
符号の説明
n…打ち込み具
1…打ち込み工具(ピンタッカ)
2…駆動部
3…ピストン
4…ハンドル部
5…マガジン
6…スイッチレバー
7…ドライバ
10…打ち込み部(ドライバガイド)
11…ベースプレート、11a…ガイド壁部
T11…固定側打ち込み通路
12…カバープレート、12a…段差規制凸部
t12a…段差規制凸部の板厚寸法
D1…ベースプレートとカバープレートとのプレート板厚方向の隙間
d1…ベースプレートとカバープレートとのプレート板厚方向の隙間寸法
15…固定ねじ
16…圧縮ばね
C…コンタクト部
20…コンタクトベース、20a…スライド支持部、20b…ガイド壁部
t20…スライド支持部の板厚寸法
T20…可動側打ち込み通路
21…コンタクトカバー、21a…段差規制凹部
d21a…段差規制凹部の深さ寸法
22…固定ねじ
S…射出口
25…キャップ

Claims (3)

  1. 駆動部の先端に打ち込み部を備え、該打ち込み部に供給された打ち込み具を前記駆動部のドライバで打撃して打ち出す打ち込み工具であって、
    前記打ち込み部は、前記駆動部に固定したベースプレートと、該ベースプレートに固定したカバープレートと、前記ベースプレートと前記カバープレートとの間に挟まれて打ち込み方向に沿って移動可能に支持されたコンタクトベースと、該コンタクトベースに固定したコンタクトカバーを備え、前記ベースプレートと前記カバープレートとの間に固定側の打ち込み通路が形成され、前記コンタクトベースと前記コンタクトカバーとの間に、前記固定側の打ち込み通路に対して打ち込み方向先端側に連なる可動側の打ち込み通路が形成され、該両打ち込み通路を跨って前記ドライバが往復動される構成とされ、
    前記カバープレートの先端部若しくは前記コンタクトカバーの後端部の一方に段差規制凸部を設け、他方に該段差規制凸部が挿入された段差規制凹部を設け、該段差規制凹部内における前記段差規制凸部の前記打ち込み方向への相対変位を許容しつつプレート板厚方向の変位を規制して、前記固定側の打ち込み通路に対する前記可動側の打ち込み通路の前記プレート板厚方向の段差を規制する構成とした打ち込み工具。
  2. 請求項1記載の打ち込み工具であって、前記可動側の打ち込み通路の打ち込み方向の長さが、前記打ち込み具よりも短い長さに設定されて、前記ドライバの先端部が該可動側の打ち込み通路内に進入した状態で前記打ち込み具が打ち出される構成とした打ち込み工具。
  3. 請求項2記載の打ち込み工具であって、前記可動側の打ち込み通路の打ち込み方向の長さが30mm以下に設定された打ち込み工具。
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