JP2010063854A - 歯科用インプラント - Google Patents

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    • A61C8/00Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
    • A61C8/0018Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools characterised by the shape
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Abstract

【課題】 本発明の目的は、患者の骨を余分に削ることなく、必要量を容易に短時間で除去することにより歯槽骨への埋入及び初期固定を容易且つ確実にし、初期固定後直ちに上部義歯を装着でき、動揺によるインプラントの脱落を防止し骨との結合を実現することにある。
【解決手段】 本発明の歯科用インプラントは、骨内にインプラントのボディ部を植立し、骨上にインプラントのヘッド部を突出させる歯科用インプラントで、このインプラントを2つのインプラントのそれぞれのヘッド部の1つの面を合掌させ、その時にインプラントのボディ部が骨内で八の字の形になるようにしたもの。
【選択図】図1

Description

本発明は、歯科用インプラントに関し、特に一体型インプラントを一対用いる方法に関するものである。
歯科用インプラントは、欠損した歯を固定式の義歯により補綴するために歯槽骨内に埋植し義歯のための人工歯根として利用される。
従来、インプラントとして、様々な形式のものが提案実現されてきたが、この発明はこの内のブレードタイプのインプラントを先行技術とする。
ブレードタイプの歯科用インプラントは、歯槽骨内に埋入されるブレード状のボディと歯槽骨上に突出した柱状のヘッドから構成され、上部義歯はそのヘッドにセメント合着することで固定される。
このインプラントの埋入にあたっては切削器具を用いて、インプラントボディと同じ大きさの溝を掘削、この溝にマレット等を用い叩打することでインプラントボディを嵌挿し摩擦結合による初期固定を先ず得て、その後歯槽骨内の骨組織が増殖し、その新生骨とインプラントが結合されるのを待った。
こうして植立されたインプラント体のヘッドに上部義歯を固定して口腔内で咀嚼機能などを回復実現させるわけであるが、しかしながら上記従来のインプラントには次のような問題点があった。
インプラントを確実に初期固定するためには、インプラントと同じ大きさの溝を歯槽骨に掘削する必要があるが、この溝開けの作業は患者の口腔内で行われる為に困難を伴い、インプラントに比べて溝が小さい場合はインプラントの嵌挿が困難になる。逆に溝が幾分大きい場合は、嵌挿時に期待される摩擦抵抗が弱くなりインプラントボディの下部は歯槽骨の中の軟らかい海綿骨内に埋入するために、嵌挿時にマレット等の叩打によりインプラントが必要以上に歯槽骨内に沈下する恐れがあった。また、上部義歯を装着した後も継続してかかる咬合圧によりインプラントが動揺沈下するリスクもあった。
したがって本発明の課題は、熟練を要することなくインプラントを植立する箇所の骨を必要量だけ除去し、インプラントを必要以上に沈下させることなくインプラント体を容易に埋植することで初期固定を確実にし、その後の咬合圧によるインプラントへの垂直方向へかかる力を緩和することでインプラントの動揺、沈下を防ぎ長期に口腔内で機能する確立の高いインプラントを提供することにある。
本発明の歯科用インプラントは、骨内にボディ部を植立し、骨上の歯肉の位置にネックを介して歯肉上にヘッド部を突出させる一体型のインプラントを一対で構成し、二つのヘッドの一面を合掌させ、合掌時にボディが八の字の形で骨内に位置する。骨内に植立するボディ部は天然歯の前歯、及び小臼歯の歯根の形態を扁平にした形状を有し、ボディ先端部分の3分の1から先端部に向かって厚みが薄くなるように構成され、ボディの外形と同じ形の貫通孔を設けている。
本発明のインプラント体を骨内に植立するときに、骨を削り取るために円形の切削器具を使用する。この切削器具の切削刃の直径がインプラントボディ部の厚みと同じ大きさのものを使用することにより、切削器具によって削り取られて形成された溝の厚みがインプラントボディと同じ厚みになり、埋植するインプラントボディ部と適合する最適な溝となる。ここにマレット等を用い叩打によりインプラントボディを嵌挿し摩擦結合による初期固定を先ず得て、その後歯槽骨内の骨組織が増殖し、その新生骨とインプラントが結合されるのを待つ。従来、患者の口腔内という条件の中で高度な技術を要求された骨の切削条件が緩和され、短時間で容易に失敗のない施術が可能になる。
インプラントボディが先端にむかって先細りとなるように構成されているので、マレット等で叩打して嵌挿する際に、歯槽骨に過剰な負荷を与えるとなくボディ先端が骨に食い込むことでインプラントの固定が図れる。
そして、一対のヘッドの一面を合掌させ、合掌させた時にボディ部が骨内で八の字の形になるようにヘッドから垂直につなげずに角度をつけてつながる形にする。それにより骨内に植立後のインプラントの咬合圧による沈下を防ぎ、更に脱落しにくい状態になる。
このように合掌させた状態のインプラントに上部義歯を合着し一対のインプラントをヘッド部で固定して一体化させることで、一本だけのインプラントに比べて咬合圧にたいしてつよい抵抗力を発揮する。
また、インプラント植立後、骨が再生成長する過程でインプラントボディに設けた貫通孔が再生した骨で埋められることで、インプラントの保持がより強固になる。
図中、符号1は本発明のインプラントである。このインプラント1は一対となっており義歯を支持するためのヘッド2とヘッド3、歯槽骨に掘削される溝の中に嵌挿されるボディ4とボディ5、ヘッドとボディを継ぐ頚部6と頚部7から構成される。
尚、本発明のインプラントは生体親和性に優れ、強度、耐食性、耐薬品性に優れた純チタン、及びチタン合金によってつくられる。
柱状のインプラントヘッド2と3は一面をテーパーをつけずに、ヘッド2と3がその面で接するように形態をとり、それ以外の軸面はヘッド上部2aからヘッド下部2bに向かって次第に太くなるように形成する。インプラントヘッド下部2bにはインプラントヘッドとインプラントボディ4,5を移行的につなぐ頚部6,7が形成される。その形状はとくに限定されるものではなく、歯槽骨B上の歯肉Aの厚みに適した長さを持ち、インプラントヘッド2,3とインプラントボディ4,5を移行的につながり、強度に優れた形態であればよい。
インプラントボディ4,5は天然歯の前歯、小臼歯の歯根の形態を扁平にした形状で、ボディ上部4a,5aは厚みを均一にし、ボディの切端部4b,5bは先端に向かって先細りになるようにテーパーを設ける。これによりインプラントボディ4、5が海綿骨Dに食い込み初期固定が容易になる。またインプラントボディ4,5の中央部には貫通孔8を設け、この貫通孔8を再生成長した骨が埋めることで、インプラントの保持がより強固になる。
本発明のインプラントを歯槽骨に植立するには、歯肉の下部に位置する緻密骨、海綿骨をインプラントボディ上部4a、5aの厚みと同じ直径の円形の切削器具(特に図示せず)で削る。この切削器具を用いて、インプラントボディと同じ寸法にボディを埋入する方向に溝を掘る。インプラントボディの長さより少し短めの深さに溝を掘る。
マレット等を用い、叩打によってインプラントを嵌挿し、溝形成による負担や損傷のない海綿骨中に先端部を食い込ませる。
まず、インプラント1を嵌挿するための溝を、インプラント1のボディが歯槽骨内に嵌挿された後にインプラント2とヘッド部が適合し、1つのヘッドになるように埋入する方向へ削る。ついでインプラント2をインプラント1のボディを嵌挿するために溝を形成した時と同様に溝を形成する。
ついで、形成した溝にインプラント1と2を嵌挿しヘッド部の一面を適合させ、さらに上部義歯を固定することで、一対のインプラントがヘッド部で一体となり咬合圧による動揺を抑え安定を図ることができる。
更に、インプラントの植立後、インプラント1のボディとインプラント2のボディが骨内で八の字状になることで、インプラントにかかる咬合圧による沈下及び動揺による脱落を防止することができる。
本発明は、歯科用インプラントに関し、特に2つのインプラント体を一対としたインプラント体の改良に関する。
本発明のインプラントの斜視図 本発明のインプラントの歯槽骨への植立後の側面図 一対のインプラントの片側 一対のインプラントの片側
符号の説明
1 インプラント体
2 インプラントヘッド
2a インプラントヘッド上部
2b インプラントヘッド下部
3 インプラントヘッド
3a インプラントヘッド上部
3b インプラントヘッド下部
4 頚部
5 頚部
6 インプラントボディ
6a インプラントボディ上部
6b インプラントボディ下部
7 インプラントボディ
7a インプラントボディ上部
7b インプラントボディ下部
8 貫通孔
9 貫通孔
10 合掌面
A 歯肉
B 歯槽骨
C 緻密骨
D 海綿骨

Claims (3)

  1. 骨内に植立されるインプラントのボディ部から歯肉部に位置する頚部を介して歯肉上に突出するインプラントのヘッド部からなる一体型の歯科用インプラントにおいて、一対のインプラントを用いてインプラントの動揺および沈下脱落を防止することを目的とする歯科用インプラント。
  2. 2つのインプラントのヘッド部の1面を合掌させ、上部義歯を合掌させたヘッド部に合着によって固定する一対の歯科用インプラント。
  3. 骨内で1対のインプラントのボディ部がハの字型になる形式の歯科用インプラント。
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