JP2010056960A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】分割画面表示に対応して特定の系列局の放送チャンネルの映像を表示させる場合に、ユーザ操作を簡便に行える画像処理装置及び方法を提供すること。
【解決手段】画像処理装置は、チューナ1乃至4やブラウザ5からの各入力信号に係る画像の表示サイズを変更するとともに、パネル11上に分割画面表示を行う場合に複数の映像信号を合成して出力する。また画像処理装置は、分割画面表示を行わない場合に1つの映像信号を選択して出力を行う。画面モード制御部9は、ユーザによる画面操作情報に基づいて、分割画面の表示状態の如何を判別する。そして、分割画面制御部8は、分割画面表示の開始時又は分割画面の表示後に指定される分割画面のチャンネル選択操作に応じて、当該分割画面以外の分割画面に係るそれぞれのチャンネルを、前記チャンネル選択操作によって選択されたチャンネルと同じ系列局チャンネルへと切替えることで分割画面の表示状態を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、分割画面表示制御において表示画面を構成する各分割画面のチャンネル切替えを制御する画像処理装置及び画像処理方法に関するものである。
従来、分割画面の表示状態において各分割画面それぞれに表示されていた映像にかかわるチャンネルをメモリに記憶する装置が知られている。本装置において、1画面表示から分割画面表示への切替えを行った際、前回の分割画面表示において各分割画面で表示されていたチャンネル(以下、ラストチャンネルという)を記憶しておき、該ラストチャンネルを読み出すことで、各分割画面に表示されているチャンネルを指定していた(例えば、特許文献1参照)。
そして、ユーザが分割画面を表示させた時に、各分割画面で初期表示されるチャンネルを地上ディジタル、BSディジタル等、種別の異なるチューナに亘って指定したい場合、ラストチャンネル機能を使用してチャンネルをあらかじめ指定しておく必要があった。つまりユーザが望む分割画面表示の開始時におけるチャンネル設定については、前回の分割画面の表示後に分割画面毎のチャンネル切替え作業をユーザが行い、その状態をメモリに保存することで実現していた。
また分割画面表示を用いたザッピング操作をユーザが行う場合には、分割画面表示後に選択される各分割画面の1つを主画面として選択し、その主画面に対してチャンネル切替え操作を行うことでザッピング操作が実現される。ここで「ザッピング操作」とは、ユーザがチャンネル切替えを頻繁に行いながら番組を視聴するために、リモートコントローラ(以下、リモコンという)などを用いた操作のことである。
また「主画面」とは分割画面表示状態において、明示的にアクティブ状態で示された分割画面のうちの1つである。主画面として選択されている分割画面についてはこれに対応した音声を出力するように選択され、チャンネル切替え操作が可能となる。なお、主画面以外の分割画面を副画面と呼ぶが、この「副画面」は分割画面の表示状態において映像表示だけが行われている分割画面の1つである。副画面については、主画面でチャンネル操作が可能となっている場合にチャンネル切替えを行うことができない。つまりユーザが分割画面表示を用いたザッピング操作を行って、ユーザが意図する系列局チャンネルを全分割画面で一括表示させたい場合には、各分割画面を順次に主画面として選択して、1画面ずつチャンネル切替え操作を行う必要があった。
なお、「系列局チャンネル」とは、取材情報や制作番組などの放送を行う情報について、相互的に関連をもった放送局で放送するチャンネルのことである。
特許2642925号公報
ところで上述した従来の分割画面表示を採用した装置では、分割画面表示の開始時に各分割画面で表示されるチャンネルに関して、前回に分割画面表示を行っていたチャンネルを事前に記憶しておいて、後でそれを読み出してチャンネル表示を行う方法を採っている。
従って、ユーザが、例えばBSディジタルチューナや地上ディジタルチューナにより、それぞれの系列局チャンネルを各分割画面に指定した上で分割画面表示を開始する際には、ユーザがあらかじめ分割画面表示を行い、各分割画面のチャンネルを装置のメモリに記憶させておく操作を要するという課題があった。
また、分割画面表示の後に、ユーザが任意に指定した系列局の放送チャンネルを全ての分割画面で表示させたい場合には、各分割画面を1画面ずつ系列局の放送チャンネルに設定し直す必要があるため、操作が煩雑になるという課題があった。
そこで本発明の目的は、分割画面表示の開始時及び分割画面表示の後にユーザが指定したチャンネルボタン選択操作に応じて、各分割画面で選択されるチャンネルを系列局チャンネルに設定して、分割画面表示を行えるようにした画像処理装置および画像処理方法を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、複数の入力信号を受けて、各入力信号に係る画像の表示サイズを変更するとともに、複数の分割画面を表示する場合には複数の映像信号を合成して出力し、分割画面の表示を行わない場合には1つの映像信号を選択して出力を行う画像処理装置であって、ユーザによる画面操作情報に基づいて、画面の表示状態の如何を判別し、画面の表示状態を示す判別情報と、分割画面表示の開始時又は分割画面の表示後に指定される分割画面のチャンネル選択操作に応じて、当該分割画面以外の分割画面に係るそれぞれのチャンネルを、前記チャンネル選択操作によって選択されたチャンネルと同じ系列局チャンネルへと切替えることで分割画面の表示状態を制御する制御手段を備えたものである。
また本発明に係る画像処理方法は、複数の入力信号を受けて、各入力信号に係る画像の表示サイズを変更するとともに、複数の分割画面を表示する場合には複数の映像信号を合成して出力し、分割画面の表示を行わない場合には1つの映像信号を選択して出力を行う画像処理方法であって、画面操作情報に基づいて画面の表示状態の如何を判別するステップと、画面の表示状態を示す判別情報と、分割画面表示の開始時又は分割画面の表示後に指定される分割画面のチャンネル選択操作に応じて、当該分割画面以外の分割画面に係るそれぞれのチャンネルを、前記チャンネル選択操作によって選択されたチャンネルと同じ系列局の放送チャンネルへと切替えることで分割画面の表示状態を制御するステップと、を備える。
本発明によれば、複数の分割画面に対して特定の系列局のチャンネルの映像を表示させる操作をユーザが簡便に行える。例えば、ユーザが選局したチャンネル(放送局)の系列局チャンネルを検出し、各分割画面を系列局チャンネルで一括して表示することにより、煩わしい操作を要することなく、ユーザが望む選局操作を簡便に実現できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳説する。
(第1の実施形態)
図1には、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の構成例についてブロック図を示す。なお、本例では4つのチューナ及び1つのインターネットブラウザから出力される映像信号を、分割画面表示によってパネル(画像表示手段)に表示させる場合の構成を示している。
図示するように、画像処理装置は、チューナ1乃至4及びブラウザ5からの映像入力信号を受けて処理を行う映像信号処理手段と、操作情報やチャンネル情報などの各種情報をもとに、画面の表示状態を制御する制御手段を備えている。本例に示す画像処理装置は、画像処理部6、画像出力信号合成部7、分割画面制御部8、画面モード制御部9、主画面選択部10を備えている。そして画像処理部6と画面出力合成部7を用いて映像信号処理手段が構成され、その出力がパネル11に送出されて画像表示が行われる。また、分割画面制御部8、画面モード制御部9、主画面選択部10が制御手段を構成している。
まず、チューナ1〜4は受信した映像信号および音声信号をデコードして画像処理部6へ出力するものであり、分割画面制御部8からの、各チューナで選局を行うための情報をもとに制御される。
各チューナを制御する情報としては、放送種別を選択する情報と、各チューナで選択された放送種別で選局するチャンネル番号がある。ここで「放送種別」とは地上ディジタル、BSディジタル、CSディジタル等の、放送形態の違いを示す種別のことである。また各チューナは放送種別を切替えられるチューナで構成されている。
ブラウザ5は、インターネットを通じてダウンロードした映像を画像処理部6へ出力するものであり、分割画面制御部8からの、インターネットにアクセスするための情報に基づいて制御される。ブラウザ5を制御する情報は、インターネットアドレスである。
チューナ1乃至4でそれぞれデーコードされた映像及び音声信号並びにブラウザ5でダウンロードした映像は画像処理部6に出力される。なお画像処理部6は、複数の映像入力信号に係る画像の表示サイズを変更して映像信号を出力する表示サイズ制御部としての機能を具備する。
画面モード制御部9では、リモコンのボタン操作情報である画面操作情報を検出する。すなわち、画面モード制御部9は、ユーザによる画面操作情報に基づいて、分割画面表示を行うかまたは非分割画面表示を行うかを判別し、画面の表示状態を示す判別情報を出力する。例えばユーザ操作により分割画面表示モードになったか、あるいは1画面表示モードになったかが判別される。画面モード制御部9の出力する情報、つまり分割表示の許否を区別するために2値状態をもつ情報(以下、分割表示ON/OFF情報という)は、判別された画面表示モードを表す情報であって、例えば該情報が「0」の場合には1画面表示モード、すなわち非分割表示のモードを示し、「1」の場合に分割画面表示モードを示す。この分割表示ON/OFF情報は画像処理部6、画面出力信号合成部7、分割画面制御部8に出力される。
画像処理部6では、画面モード制御部9からの分割表示ON/OFF情報に基づいて、チューナ1〜4から入力された映像信号及びブラウザ5からの映像信号に係る画像が、分割表示ON/OFF情報に応じた適切な大きさとなるように拡大処理又は縮小処理を行う。つまり分割画面表示時には分割画面数を示す情報に応じて、チューナ1〜4から入力された各映像信号に係る画像が適切な大きさになるように、画像処理部6が拡大及び縮小処理を行う。例えば4分割画面表示を行う場合、各チューナからの映像信号に係る表示画像のサイズがパネル表示サイズの1/4以下となるように縮小処理が行われる。
また1画面表示時には、チューナ1〜4、ブラウザ5の映像信号のそれぞれに対して、パネル11の表示解像度と同等の大きさとなるよう拡大処理が施される。このように拡大又は縮小処理された映像信号は画面出力信号合成部7に対して出力される。
パネル11はCRT、液晶式ディスプレイ、有機ELデバイス、プラズマディスプレイ、フィールドエミッションディスプレイ等、映像表示を行える表示装置である。このパネル11では画面出力信号合成部7から出力された映像信号の画面表示を行う。
主画面選択部10では、画面操作情報及び画面モード制御部9からの分割表示ON/OFF情報をもとに分割画面表示時及び1画面表示時に選択される主画面の設定を行う。主画面として設定された画面の情報(以下、主画面選択情報という)は分割画面制御部8、画面出力信号合成部7に出力される。
画面出力信号合成部7は、画面モード制御部9から出力される情報を受けて、分割画面表示の場合には画像処理部6から出力される複数の映像信号を合成して画像出力を行い、1画面表示の場合には1つの映像信号を選択して画像出力を行う画像合成処理部としての機能を具備する。例えば画面出力信号合成部7では、画面モード制御部9からの分割表示ON/OFF情報及び分割画面表示時に分割される画面数を示す情報(以下、分割画面数情報という)に基づいて、画像処理部6からの映像信号について1画面表示を行うか、又は分割画面の合成表示を行うかを選択して画面出力信号を生成する。また画面出力信号合成部7は、主画面選択部10からの主画面選択情報に基づいて選択された主画面を、ユーザが明示的に視認し得るように処理した後で画面表示を行う。
図2は、画面出力信号合成部7で4分割画面表示を行った場合において、主画面が明示的に表示された画面状態を模式的に示す。図2において主画面411、副画面412、副画面413、副画面414を示す。主画面411については表示枠を副画面より太い線で区別して示しており、ユーザに対して主画面であることを明確に表示している。
また本例では説明の便宜上、表示画面を4つに分割しており、画面分割番号に関して、図2の左上に位置する分割画面411を「画面1」とし、右上の分割画面412を「画面2」、左下の分割画面413を「画面3」、右下の分割画面414を「画面4」とする。
なお本例では表示エリアを囲む線幅の違いによって、主画面と副画面との相違を明示したが、主画面と副画面の違いが容易に識別できれば、他の如何なる表示方法を採用してもかまわない。
図3には、主画面選択部10が、ユーザのリモコン操作による信号を受けて4画面での分割表示を行う際に、主画面を切替る場合のフローチャートを示す。ここでは主画面切替えに係るリモコン操作を、カーソルボタンの上下左右操作によって行う場合の一例を示す。なお図示しないリモコンに設けられた4つのカーソルボタンの操作に対応した情報が、該リモコンから画像処理装置に向けて送信される。
まずステップS101にて分割表示ON/OFF情報がOFFからONに切替ったか否かを主画面選択部10が判別し、1画面表示状態から分割画面表示状態に切替ったと判別された場合には初期の主画面として画面1を選択する(ステップS102)。
次にカーソルボタン「右」が押された否かを主画面選択部10が判別し、該ボタンが押されたと判別された場合(ステップS103)には、現時点で主画面として選択されている分割画面から、その右方向に位置する分割画面へと主画面を切替える。(ステップS104)。
またカーソルボタン「左」が押されたか否かを主画面選択部10が判別し、該ボタンが押されたと判別された場合(ステップS105)には、現時点で主画面として選択されている分割画面から、その左方向に位置する分割画面へと主画面を切替える(ステップS106)。
またカーソルボタン「上」が押されたか否かを主画面選択部10が判別し、該ボタンが押されたと判別された場合(ステップS107)には、現時点で主画面として選択されている分割画面から、その上方向に位置する分割画面へと主画面を切替える(ステップS108)。
またカーソルボタン「下」が押されたか否かを主画面選択部10が判別し、該ボタンが押されたと判別された場合(ステップS109)には、現時点で主画面として選択されている分割画面から、その下方向に位置する分割画面へと主画面を切替える(ステップS110)。なお本例のように、主画面切替えを行うためのリモコン操作がカーソルボタンの上下左右方向の操作だけに限定される必要は無く、各種の操作形態を採ることができる。
分割画面制御部8では分割画面数情報、基本チャンネル情報、、画面の分割表示ON/OFF情報などの各種情報を用いて各チューナのチャンネル設定を行う。なお「基本チャンネル情報」とは、現時点で主画面で選択表示されているチャンネルのチューナ種別およびチャンネル番号を示す。
図4に分割画面制御部8の内部ブロック図を示す。
分割画面制御部8は、画面モード制御部9から分割画面表示の状態を示す情報を受けた場合に、各分割画面に係るチャンネルを、ユーザによるチャンネル選択操作に基づいて選択されたチャンネルと同じ系列局チャンネルへと切替える。すなわち、分割画面制御部8は、切替え制御部としての機能を有している。分割画面制御部8は、本例では分割画面チャンネル選択部81、チャンネルマトリクステーブル82を具備する。
分割画面チャンネル選択部81では、主画面選択部10から出力される主画面選択情報、画面モード制御部9からの分割表示ON/OFF情報、分割画面数情報、基本チャンネル情報、及びチャンネルマトリクステーブル82からの系列チャンネル情報に基づいて、チューナ1〜4及びブラウザ5に対して受信制御を行うためのチャンネル制御情報をそれぞれに出力する。なお、「系列チャンネル情報」とは、チューナ種別及びチャンネル番号で構成される情報である。ここで「チューナ種別」とは地上ディジタル、BSディジタル、CSディジタル、ブラウザ等のチューナの違いを表し、また「チャンネル番号」とはチューナ種別がブラウザ以外の場合には表示を行うチャンネル番号であり、チューナ種別がブラウザの場合にはインターネットアドレスを示す情報である。チャンネル種別がブラウザの場合に、チャンネル番号はインターネットアドレスを指定する。つまり、チューナとブラウザをチューナ種別の相違として概念的に包括して説明を行うことにする。
チャンネルマトリクステーブル82は、図5に例示する系列チャンネル情報を含むテーブル(系列局テーブル)の記憶部である。チャンネルマトリクステーブル82は、系列局テーブルの種類を選択する情報(以下、系列局テーブル選択情報という)を受けて、チューナ種別及びチャンネル番号を取得するテーブルを選択し、基本チャンネル情報を受けて系列局を判別し、分割画面数情報に基づいて分割画面の番号に応じた系列局のチャンネル種別及びチャンネル番号を算出する。
図5(a),(b)にはチャンネルマトリクステーブル82に保存された系列チャンネル情報のデータ例を示す。系列チャンネル情報については、系列局テーブル選択情報に応じて、例えば3つのテーブル行のうちの1つが選択され、選択したテーブル行の中から該当する情報が出力される。
図5(a)では1つの分割画面に対して1つのチューナ種別を割り当てた場合のテーブルデータを示す。つまり分割画面番号がチューナ種別の違いに対応しており、本例では、系列局「AAAA」、系列局「CCCC」、系列局「TTTT」のそれぞれに対応した系列チャンネル情報を分割画面番号の各々に対して含む行データが示されている。
また図5(b)では複数の分割画面に亘って、同じチューナ種別内に同放送系列を指定した場合のテーブルデータを例示している。例えば、分割画面番号1及び2が地上ディジタル放送に、分割画面番号3及び4がBSディジタル放送にそれぞれ割り当てられている。系列局テーブルの1つには放送地域に応じてあらかじめ設定されたものを保存して使用することが好ましい。ただし、ユーザが任意に設定できるテーブルを用意して使用してもかまわない。
図6は系列局表示を行った場合の画面表示状態を例示した模式図である。図6(a)には、図5(a)のテーブルが選択され(系列局CCCCを参照)、かつ画面分割数を4とした場合の画面表示状態501を示す。この画面表示状態501は、基本チャンネル情報としてチューナ種別を地上ディジタルとし、チャンネル番号を81とした場合の画面の表示状態である。この分割表示に係る画面表示状態501において、画面1には地上ディジタル放送の81Ch(チャンネル)が選局された画面511が表示され、画面2にはBSディジタル放送の181Chが選局された画面512が表示され、画面3にはCSディジタル放送の281Chが選局された画面513が表示され、画面4にはブラウザでアドレス「www.cccc.or.jp」が指定された画面514が表示された状態を示している。
図6(b)の例では、図5(b)のテーブルが選択され(系列局CCCCを参照)、かつ画面の分割数を4とした場合の画面表示状態502を示す。この画面表示状態502は基本チャンネル情報としてチューナ種別を地上ディジタルとし、チャンネル番号を81とした場合の画面表示状態である。この分割表示に係る画面表示状態502において、画面1には地上ディジタル放送の81Chが選局された画面521が表示され、画面2には地上ディジタル放送の83Chが選局された画面522が表示され、画面3にはBSディジタル放送の181Chが選局された画面523が表示され、画面4にはBSディジタル放送の281Chが選局された画面524が表示された状態を示す。
このようにチャンネルマトリクステーブル82に対する系列局テーブル選択情報に応じて系列局を自由に変更することで、ユーザが望むテーブルを選択できるようになる。
図7に分割画面制御部8によって各チューナ1〜4及びブラウザ5を制御する場合のフローチャートを示す。
ステップS121にて、分割画面制御部8は画面モード制御部9からの分割表示ON/OFF情報を取得し、該情報がONであるか否かを判別する。該情報がOFFの場合には、分割画面の表示状態から1画面の表示状態に切替ったか否かを判別するために、分割表示ON/OFF情報がONからOFFに切替ったか否かを分割画面制御部8が判別する(ステップS122)。そして該情報がONからOFFに切替ったと分割画面制御部8で判別された場合にはステップS123に進み、分割画面表示の状態にて、主画面として選択された分割画面のチューナ種別及びチャンネル番号を読み出し、その値をチューナ1に設定する。また、ステップS122にて分割表示ON/OFF情報がOFFのままであると分割画面制御部8が判別した場合には、1画面表示状態のままであると分割画面制御部8が判別して、チューナ制御の処理を終了する。
ステップS121にて分割表示ON/OFF情報がONであると分割画面制御部8が判別した場合には、ステップS124に進み、各画面のチューナ種別及びチャンネル番号を設定する繰り返し回数を数えるためのカウンタN及びをチューナ設定回数を数えるためのカウンタMを、ともに1に初期化する。
ステップS125にてチャンネルマトリクステーブル82に基づいて基本チャンネル情報に応じた分割画面N番、つまり分割画面番号Nに対応するチューナ種別及び設定チャンネルを読み出す。
ステップS126にてチャンネルマトリクステーブル82から読み出した系列チャンネル情報のチューナ種別がブラウザであるか否かを分割画面チャンネル選択部81が判別し、読み出した系列チャンネル情報のチューナ種別がブラウザである場合には、ブラウザ5に対してアドレスを設定する(ステップS127)。
ステップS126にて読み出した系列チャンネル情報のチューナ種別がブラウザでない場合には、チューナM(M番目のチューナ)に対して読み出した系列チャンネルのチューナ種別及びチャンネル番号を分割画面チャンネル選択部81が設定する(ステップS128)。この設定後、ステップS129にてカウンタMの番号を1だけカウントアップする(インクリメント)。
ステップS130では、分割画面数分だけ分割画面のチャンネル種別及びチャンネル番号の設定を行ったか否かを分割画面チャンネル選択部81が判別する。つまり分割画面の設定を行う回数を数えるためのカウンタNの値と、分割画面数とを比較することで、カウンタNの値が分割画面数より大きくなったか否かを分割画面チャンネル選択部81が判別する。そして分割画面数よりもNの値が大きい場合には、分割画面数分のチャンネル種別及びチャンネル番号設定が終了したと判断され、処理が終了する。
ステップS130にてNの値が分割画面数以下であれば、分割画面の設定が終わっていないと分割画面チャンネル選択部81が判断してステップS131に進み、Nの値を1だけカウントアップし(インクリメント)、ステップS125に戻る。こうして分割画面数及び分割画面ごとのチューナ種別及びチャンネル設定が繰り返し行われる。
なお分割画面チャンネル選択部81が、上記のようにチューナ種別及びチャンネル番号を設定することにより、系列チャンネルのチューナ種別及びチャンネル番号がチューナまたはブラウザの制御情報としてそれぞれに対応するチューナやブラウザに向けて送信される。
図8は分割画面表示の遷移例を示した模式図である。図8(a)は全分割表示画面を系列局CCCCのチャンネルで表示する場合において、従来の分割画面表示について遷移例を示す模式図である。また図8(b)は本発明を適用した場合の分割画面表示について遷移例を示す模式図である。なお、系列局テーブルについては、図5(a)において系列局CCCCに関する行の分割画面番号4の情報が、「CSディジタル」及び「283」を含むものとする。
従来は、図8(a)のように分割画面表示を行うと、1画面表示の状態811でユーザが視聴していた画面711は、分割画面表示後の主画面として選択された状態712を含む分割画面表示状態812へと移行する。
このとき、残りの分割表示画面713、分割表示画面714、分割表示画面715でそれぞれ選択されるチューナ種別及びそのチャンネル番号としては、ユーザが前回の分割画面表示の指示を行った際のラストチャンネルが適用される。
次に画面2のチャンネルを切替えるために、ユーザが画面操作を行うと、これにより、画面712が主画面として選択された分割画面表示状態812から、画面2が主画面として選択された状態717を含む、分割画面表示状態813に移行する。
次に画面2のチャンネルを切替えるために、ユーザがチャンネル切替え操作を行い、主画面717のチューナ種別及びチャンネル番号を、BSディジタル及びCCCC系列チャンネルのCh181に切替える。これにより、主画面720がBSディジタルでのCCCC系列のチャンネルの画像が表示された状態814へと移行することになる。
同様にして、残りの分割画面(画面2乃至4)においてもユーザは主画面を順次に切替えた後、チャンネル操作を繰り返すことで、最終的に図示の分割画面表示状態815に移行させることができる。しかし、ユーザによる多数回の煩雑な操作、つまり主画面切替え操作とチャンネル切替え操作を何度も繰り返すことでしか、全分割画面がCCCC系列のチャンネルで表示された分割画面状態815にすることができなかった。
これに対して本発明では、図8(b)のようにユーザ操作により分割画面表示を行うと、1画面表示時状態811でユーザが視聴していた画面711の系列局の検出が行われ、画面1が主画面として選択された状態712で、全ての分割画面がCCCC系列のチャンネルを表示した分割画面状態815へと直ちに移行させることができる。つまり本発明を適用することで、1画面表示状態811から画面1が主画面として選択された分割画面表示状態815へと直接切替り、ユーザ操作を簡便に行えるため、利便性が大幅に高まる。
図9(a),(b)には、分割画面表示後において全分割画面のチャンネルを、現在表示中の系列局とは異なる系列局に設定する場合の一例を模式的に示す。図9(a)は従来の画面遷移状態を示す。分割画面が全てCCCC系列の放送チャンネルとされた分割画面表示状態851において、ユーザ操作により、全ての分割画面がTTTT系列局の放送チャンネルに変更された状態855へと移行させる場合について説明する。なお、系列局テーブルについては、図5(b)において系列局CCCCに関する行の分割画面番号4の情報が、「CSディジタル」及び「283」を含み、系列局TTTTに関する行の分割画面番号4の情報が、「CSディジタル」及び「283」を含むものとする。
従来技術では、図9(a)のように、まず全ての分割画面がCCCC系列のチャンネルで表示された分割画面表示状態851から、ユーザが操作を行って、分割画面状態852に移行させる。つまりユーザは、主画面として選択されている画面1を、地上ディジタルのTTTT系列であるチャンネル61に切替える。
次に画面2のチャンネルを切替えるために、ユーザは、主画面を画面2に変更した状態757を示す分割画面表示状態853へと移行させる。それからユーザは、分割画面状態854に示すように、画面2のチャンネルをTTTT系列であるチャンネル161に切替える。
同様にして、ユーザは残りの分割画面に対し、主画面切替え操作とチャンネル切替え操作を繰り返し行うことで、全ての分割画面がTTTT系列局の放送チャンネルとされた分割画面表示状態855へと移行させることができるが、その手順は煩雑である。
これに対して本発明では図9(b)のように、分割画面表示状態851から、ユーザがチャンネル切替え操作(つまりチャンネル81からチャンネル61への切替え操作)ために、リモコンのチャンネルボタンを押下するだけで、全ての分割画面にTTTT系列チャンネルが選択された分割画面表示状態855を直ちに表示させることが可能となり、よって利便性が大幅に向上する。
(第2の実施形態)
次に本発明に係る第2の実施形態について説明する。本実施形態では、系列選択表示の方法を選択し、かつ画面操作情報を検出することで、より快適で簡便な操作により、ザッピング操作を画像処理装置で実現できる。
図10に本実施形態に係る画像処理装置のブロック図を示す。前記第1の実施形態に示した装置との違いは、分割画面制御部8に代わって分割画面の選択制御部12を用い、また画面モード制御部9に代わって画面モードの操作制御部13を用いることである。なお本構成において図1に示した構成要素と同様の機能を果たす部分には、第1の実施形態で使用した符号と同一の符号を付すことでその詳細な説明を割愛する。
分割画面の選択制御部12は前記切替え制御部としての機能をもち、その入力信号として、ラストチャンネルの使用の有無について2値状態を示す情報(以下、ラストチャンネルON/OFF情報という)及び画面操作情報がさらに追加されている。また画面モードの操作制御部13は表示状態制御部としての機能を有する。なおラストチャンネルON/OFF情報については、ONがラストチャネルの使用を意味し、OFFが不使用を意味する。
選択制御部12は分割画面数情報、基本チャンネル情報、系列局テーブル選択情報、画面操作情報、ラストチャンネルON/OFF情報を用いて各チューナのチャンネル設定を行う。
図11には選択制御部12の構成例について詳細なブロック図を示す。
選択制御部12は分割画面のチャンネル選択制御部121、ラストチャンネルメモリ122、チャンネルマトリクステーブル123で構成される。
チャンネル選択制御部121では、入力された画面操作情報、分割表示ON/OFF情報、分割画面数情報、基本チャンネル情報、ラストチャンネルON/OFF情報及びチャンネルマトリクステーブル123からの系列チャンネル情報をもとに、チューナ1〜4及びブラウザ5に対して受信制御を行うためのチャンネル制御情報をそれぞれに出力する。
図12にチャンネル選択制御部121の処理について、ラストチャンネルON/OFF情報が切替った場合の制御フローチャートを示す。
ステップS151にてラストチャンネルON/OFF情報がOFFであるか否かをチャンネル選択制御部121が判別し、該情報がONの場合には分割画面毎に現在表示されているチューナ種別及びチャンネル情報のデータをラストチャンネルメモリ122に保存する(ステップ152)。
ステップS151にてラストチャンネルON/OFF情報がOFFの場合には、チャンネル選択制御部121が分割画面のチャンネル選択処理を行う(ステップS153)。すなわち、前記第1の実施形態で説明した分割画面チャンネル選択部81と同様の処理手順に従ってチャンネル選択制御部121が、チャンネルマトリクテーブル123に保存された系列局テーブルのデータを読み出し、該データ基づいて各分割画面毎のチャンネルを設定する(図7参照)。
この場合、チャンネル選択制御部121は、1画面の表示状態から分割画面の表示状態に切替った場合に、各分割画面についてはラストチャンネルメモリ122に保存されているチューナ種別及びチャンネル情報(ラストチャンネル情報)を使用して、各分割画面に表示される画像を規定する。
このようにラストチャンネルON/OFF情報を用いた制御によって、1画面から分割画面表示に切替わった場合に、従来のラストチャンネルメモリに保存したデータから分割画面のチャンネル制御を行う方法と、本発明の系列局チャンネルに係る制御表示方法とを、ユーザが適宜に切替えられる。
つまりユーザが従来の制御と、本発明の系列局チャンネル制御を任意に切替えられるようにすることで、ユーザが望むチャンネル操作を自由に切替えられるようになる。
画面モードの操作制御部13では、ユーザがリモコンのボタン操作情報である画面操作情報を検出する。つまり、ユーザ操作により画面モードが分割画面表示モードになったか、あるいは1画面表示モードになったかを、操作制御部13が検出する。また、分割画面表示時にはチューナ種別切替えボタンが押下されたか否かを操作制御部13が検出する。この「チューナ種別切替えボタン」とは、地上ディジタル、BSディジタル、CSディジタル等のチューナの切替えを直接行うために設けられたボタンである。
図13に操作制御部13が分割表示ON/OFF情報の設定値を変更する場合のフローチャートを示す。
ステップS191にて分割表示ON/OFF情報が「1」であるか否かを画面モードの操作制御部13が判別する。
ステップS192にて分割表示ON/OFF情報が「1」の場合には、チューナ種別切替えボタンが押下されたか否かを操作制御部13が判別する。
ステップS193にてチューナ種別切替えボタンが押下されていた場合には、分割表示ON/OFF情報が「0」にセットされる。
ステップS194にて操作制御部13は、画面操作情報が1画面表示モードになったか否かを判別する。ユーザ操作により画面操作情報が1画面表示モードになった場合には、分割表示ON/OFF情報が「0」にセットされる(ステップS195)。
ステップS196にて操作制御部13は、画面操作情報が分割画面表示モードになったか否かを判別する。この分割表示ON/OFF情報は画像処理部6、画面出力信号合成部7、分割画面選択制御部12、主画面制御部10に出力される。
なお、ステップS193、S195、S197の終了後に、設定処理が終了する。
図14には、チャンネル選択制御部121がチューナ1〜4及びブラウザ5の設定を行う場合のフローチャートを示す。この図14では4分割の表示状態で、チューナ種別切替えボタンが押下された場合について説明を行う。
ステップS171にてチューナ種別切替えボタンが押下されたか否かをチャンネル選択制御部121が判別し、チューナ種別切替えボタンが押下されていなければ処理が終了する。
チューナ種別切替えボタンが押下されている場合には、押下された当該ボタンが画面1で表示されているチューナと同じか否かをチャンネル選択制御部121が判別する(ステップS172)。押下されたチューナ種別切替えボタンの示す種別が、画面1のチューナ種別と同じであれば、所定の設定用情報(以下、1画面戻り情報という)を、画面1のチューナ種別及びチャンネル番号として設定する(ステップS173)。
この「1画面戻り情報」は、分割画面の表示状態から1画面の表示状態に戻るときに選択されるチューナ種別及びチャンネル番号を保存する情報である。
ステップS174にて、押下されたチューナ種別切替えボタンの示す種別が画面2のチューナ種別と同じであればステップS175に進み、チャンネル選択制御部121が、1画面戻り情報を画面2のチューナ種別及びチャンネル番号に設定する。
ステップS176にて、押下されたチューナ種別切替えボタンの示す種別が画面3のチューナ種別と同じであればステップS177に進み、チャンネル選択制御部121が、1画面戻り情報を画面3のチューナ種別及びチャンネル番号として設定する。
ステップS178にて、押下されたチューナ種別切替えボタンの示す種別が画面4のチューナ種別と同じであればステップS179に進み、チャンネル選択制御部121が、1画面戻り情報を画面4のチューナ種別及びチャンネル番号として設定する。
なおステップS173、S175、S177、S179の終了後には、後述のステップS181に進む。
押下されたチューナ種別切替えボタンの示す種別が、どの分割画面で表示されているチューナ種別とも違った場合にはステップS180に進み、チャンネル選択制御部121は、1画面戻り情報に関して、押下されたチューナ種別切替えボタンの示す情報及びチャンネル番号を現在表示中の系列局の情報に設定する。
ステップS181にて1画面戻り情報のチューナ種別がブラウザか否かをチャンネル選択制御部121が判別する。ステップ182にてチューナ種別がブラウザと判別された場合には、ブラウザ5のチャンネル番号を1画面戻り情報のチャンネル番号に設定する。
ステップS183にて1画面戻り情報のチューナ種別がブラウザでなかった場合には、チューナ1のチューナ種別及びチャンネル番号を1画面戻り情報のチューナ種別及びチャンネル番号に設定する。
このような判別を行うことで、分割画面表示時にユーザがチューナ種別切替えボタンを押下することにより、1画面表示状態に戻ることが可能となる。
図15はユーザが任意の分割画面に表示されているチャンネルを選択して分割画面表示から1画面表示に戻るときの画面表示遷移を例示した模式図である。
図15(a)、(b)は、ユーザが分割画面表示状態1001において画面2を副画面として表示している状態1011の画面から1画面表示を行う場合を例示している。本図において、図15(a)は従来の分割画面表示の遷移を示す模式図である。図15(b)には本発明を適用した場合においてユーザが分割画面表示から1画面表示に切替える場合の模式図を示す。なお、系列局テーブルについては、図5(a)において系列局CCCCに関する行の分割画面番号4の情報が、「CSディジタル」及び「283」を含むものとする。
従来技術では、図15(a)のように、まずユーザが画面操作を行って、主画面が画面1に設定されている分割画面表示状態1001から、主画面が画面2に変更された分割画面表示状態1002へと変更する。次にユーザが1画面表示状態に戻るよう画面操作を行うことで、分割画面表示状態1001で画面2に表示されていたチャンネルが、1画面表示でチャンネル選択された状態として表示された状態1003に切替る。
このように従来技術では、分割画面表示状態において主画面として選択されていない画面を1画面表示状態で表示されるチャンネルとして選択する場合、ユーザによる主画面切替え操作を繰り返し行った上で、最後に1画面表示状態に戻る画面操作を行うことを要し、従ってユーザ操作を複数回行う必要があった。
これに対して本発明では図15(b)のように、主画面が画面1に設定されている分割画面表示状態1001において、BSディジタルのチューナ種別切替えボタンをユーザが押下することで、分割画面表示状態1001で画面2に表示されていたチャンネルについて、これが1画面表示でチャンネル選択された状態として表示された状態1003へと直ちに切替えることができる。
したがって本発明では、ユーザが分割画面表示による画面操作を行ったとしても、ユーザの意図するチャンネルの画像が表示された分割画面を1画面表示で選択されるチャンネルとして、簡便に画面操作を行うことができる。
このように本発明では、ラストチャンネルON/OFF情報を用いて場合分けを行うことで、分割画面表示を行う際に各分割画面のチャンネルをラストチャンネルメモリの記憶情報に基づいて設定する場合と、分割画面のチャンネルについて系列局チャンネルで設定を行う場合とを、ユーザが自由に切替えられるようになる。また分割画面の表示状態から1画面の表示状態へと、チューナ種別選択ボタンの押下によって自由にチャンネルを指定して戻ることができるので、ユーザ操作を簡便に行える。
第1の実施形態に係る画像制御装置を構成するブロック図である。 4分割の画面表示を行った場合に主画面が明示的に表示された画面状態の模式図を例示した図である。 第1の実施形態に係る主画面選択部で主画面選択を行うフローチャートである。 第1の実施形態に係る分割画面制御部の内部ブロック図である。 チャンネルマトリクステーブルに保存された系列チャンネル情報のデータマトリクスを例示した図である。 チャンネルマトリクステーブルごとに系列局表示を行った場合の画面表示を示す模式図である。 第1の実施形態に係る分割画面制御部でチューナ及びブラウザを制御するフローチャートである。 第1の実施形態に係る画像制御処理を適用しない場合と該処理を適用した場合に表示される画像の遷移を比較して示す模式図である。 第1の実施形態に係る画像制御処理を適用しない場合と該処理を適用した場合に表示される画像を比較して示す模式図である。 第2の実施形態に係る画像制御処理を適用しない場合と該処理を適用した場合に表示される画像の遷移を比較して示す模式図である。 第2の実施形態に係る分割画面選択制御部の内部ブロック図である。 ラストチャンネルON/OFF情報を用いた制御に係るフローチャートである。 分割表示ON/OFF情報を設定に係るフローチャートである。 4分割表示を行っている状況でチューナ種別切替えボタンが押下された場合のフローチャートである。 第2の実施形態に係る画像制御処理を適用しない場合と適用した場合に表示される画像の遷移を比較して示す模式図である。
符号の説明
1 チューナ1
2 チューナ2
3 チューナ3
4 チューナ4
5 ブラウザ
6 画像処理部
7 画像出力信号合成部
8 分割画面制御部
9 画面モード制御部
10 主画面選択部
11 パネル
12 分割画面選択制御部
13 画面モード操作制御部
81 分割画面チャンネル選択部
82 チャンネルマトリクステーブル
121 分割画面チャンネル選択制御部
122 ラストチャンネルメモリ
123 チャンネルマトリクステーブル
401、501、502 画面1が主画面の分割画面表示状態
411、511、521 主画面
412〜414、512〜514、522〜524 副画面
711 1画面表示時状態で視聴していた画面
712、717、720、751、755、757、758 主画面
713〜716、718、719、721〜723、752〜754、756、759、760、761 副画面
811 1画面表示状態
812、815、851、852、855 画面1が主画面の分割画面表示状態
813、814、853、854 画面2が主画面の分割画面表示状態
1003 1画面表示状態
1010、1015 主画面
1011〜1014 副画面
1016 1画面表示時状態で視聴している画面

Claims (7)

  1. 複数の入力信号を受けて、各入力信号に係る画像の表示サイズを変更するとともに、複数の分割画面を表示する場合には複数の映像信号を合成して出力し、分割画面の表示を行わない場合には1つの映像信号を選択して出力を行う画像処理装置であって、
    ユーザによる画面操作情報に基づいて画面の表示状態の如何を判別し、画面の表示状態を示す判別情報と、分割画面表示の開始時又は分割画面の表示後に指定される分割画面のチャンネル選択操作に応じて、当該分割画面以外の分割画面に係るそれぞれのチャンネルを、前記チャンネル選択操作によって選択されたチャンネルと同じ系列局チャンネルへと切替えることで分割画面の表示状態を制御する制御手段を備えた画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、
    ユーザの画面操作状態を示す画面操作情報に基づいて、分割画面表示を行うかまたは非分割画面表示を行うかを選択し、選択された画面表示状態を示す情報を出力する表示状態制御部と、
    前記表示状態制御部から分割画面表示の状態を示す情報を受けた場合に、各分割画面に係るチャンネルを、前記チャンネル選択操作によって選択されたチャンネルと同じ系列局チャンネルへと切替える切替え制御部と、
    複数の入力信号に係る画像の表示サイズを変更して映像信号を出力する表示サイズ制御部と、
    前記表示状態制御部から出力される情報が分割画面の表示状態を示す場合には、前記表示サイズ制御部から出力される複数の映像信号を合成して画像出力を行い、前記情報が非分割表示の状態を示す場合には、1つの映像信号を選択して画像出力を行う画像合成処理部と、
    分割画面の表示状態において分割画面の1つを主画面として選択し、選択した主画面を示す情報を前記切替え制御部に出力する主画面選択部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記切替え制御部は、1画面表示時には表示対象とされる映像入力信号に係るチャンネル情報が選択され、分割画面表示時には前記主画面選択部で選択される主画面に表示される映像入力信号に係るチャンネル情報が選択される基本チャンネル情報と、前記表示状態制御部からの分割画面の表示状態を示す情報、および画面の分割数を規定する情報に基づいて、前記基本チャンネル情報から各分割画面でそれぞれ表示する前記系列局チャンネルを、画面の分割数分だけ求めて前記複数の入力信号のチャンネル切替えを行うことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記切替え制御部は、前回の分割画面の表示状態に係るチャンネルを示すラストチャンネル情報の保存するためのラストチャンネルメモリを備え、前記ラストチャンネル情報を使用する場合に該情報に基づいてチャンネル切替えを行い、前記ラストチャンネル情報を使用しない場合には各分割画面に表示する前記系列局チャンネルを画面の分割数分だけ求めて前記複数の入力信号のチャンネル切替えを行うことを特徴とする請求項2または3に記載の画像処理装置。
  5. 前記表示状態制御部は、前記画面操作情報が、分割画面の表示状態において分割画面ごとに表示中である前記複数の入力信号に係るチャンネル情報のいずれかと同じ場合に、表示状態を1画面の表示状態へと移行させることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記系列局チャンネルは、取材情報または制作番組を含む放送情報を、相互的に関連をもった放送局で放送するチャンネルであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 複数の入力信号を受けて、各入力信号に係る画像の表示サイズを変更するとともに、複数の分割画面を表示する場合には複数の映像信号を合成して出力し、分割画面の表示を行わない場合には1つの映像信号を選択して出力を行う画像処理方法であって、
    画面操作情報に基づいて画面の表示状態の如何を判別するステップと、
    画面の表示状態を示す判別情報と、分割画面表示の開始時又は分割画面の表示後に指定される分割画面のチャンネル選択操作に応じて、当該分割画面以外の分割画面に係るそれぞれのチャンネルを、前記チャンネル選択操作によって選択されたチャンネルと同じ系列局の放送チャンネルへと切替えることで分割画面の表示状態を制御するステップを備えた画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108882738A (zh) * 2015-08-20 2018-11-23 三荣源有限公司 含有威兰胶的组合物
CN116828148A (zh) * 2023-06-13 2023-09-29 联城科技(河北)股份有限公司 监控视频汇聚共享方法、装置、设备及可读存储介质

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