JP2010055216A - コンテンツファイル管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ネット対応したHDD録画装置にオンラインアルバムのデジタル写真をダウンロードして、ダウンロードしたデジタル写真をHDD録画装置に接続されたテレビで閲覧する場合、オンラインアルバムに保存されている写真とHDD録画装置に保存されている写真を同期させる必要がある。しかし、PCと異なりHDD録画装置はその処理能力に限界があり、ダウンロード毎にすべての画像をダウンロードしようとすると、ダウンロードにかかる時間が非常に長くなるだけでなく、HDDへの番組録画や、再生等他の処理に影響を与える可能性があるという課題などがある。
【解決手段】そこで、本発明はコンテンツを管理するサーバ装置が、個々のコンテンツごとに端末装置へのダウンロード有無を管理し、ダウンロートが行われていないコンテンツのみをダウンロードさせることを特徴とするコンテンツファイル管理システムを提供する
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツを管理するサーバ装置から、ダウンロードするコンテンツの重複ダウンロードを防ぐ技術に関する。
従来デジタルカメラ等で撮影したデジタル写真は、写真に現像しアルバム等に綴じることによって写真を管理することが一般的であった。しかしながら、今日では技術の進歩によりデジタル写真をオンラインアルバムに登録し、ネットを利用してオンラインアルバムを閲覧することができるようになった。さらに、オンラインアルバムは、登録したデータを容易にダウンロードが可能であることから、ユーザが所有するPCにダウンロードし閲覧することや、さらにはPC以外のフォトフレーム、携帯電話等の家電製品を利用してオンラインアルバムの閲覧をすることも可能となっている。以上のような技術の進歩に伴い、その他家電製品の対応も始まっている。
特開2006−79408
その対応の一つとして、ネット対応したHDD録画装置にオンラインアルバムのデジタル写真をダウンロードして、ダウンロードしたデジタル写真をHDD録画装置に接続されたテレビで閲覧することが考えられている。ところで、このような場合オンラインアルバムで管理されているデジタル写真と、HDD録画装置がダウンロードしたデジタル写真と同期をとる必要があり、ダウンロードが行われていないデジタル写真についてはダウンロードをする必要がある。しかし、PCと異なりHDD録画装置はその処理能力に限界があり、ダウンロード毎にすべての画像をダウンロードしようとすると、ダウンロードにかかる時間が非常に長くなるだけでなく、HDDへの番組録画や、再生等他の処理に影響を与える可能性があるという課題があった。さらには、HDD録画装置が、まだ未取得のものと取得済のものとを識別して自らがその決定に基づいてダウンロード要求をすることは困難であるという課題がある。
そこで、本発明はコンテンツを管理するサーバ装置が、個々のコンテンツごとに端末装置へのダウンロード有無を管理し、ダウンロートが行われていないコンテンツのみをダウンロードさせることを特徴とするコンテンツファイル管理システムを提供する。具体的には、以下のコンテンツファイル管理システムである。
第1発明では、コンテンツファイルを管理するサーバ装置と、前記管理されているコンテンツファイルを取得して利用するための複数の端末装置と、で構成されるコンテンツファイル管理システムであってサーバ装置は、コンテンツファイルを格納するとともに、格納されているコンテンツファイルを利用すべき端末装置IDと関連付けられたフォルダを複数有するフォルダ部と、前記格納されている各コンテンツファイルごとに利用すべき端末装置へのダウンロード実績有無を記録した実績有無記録部と、端末装置IDごとに、その端末装置IDと関連付けられている前記フォルダでの各コンテンツファイルのダウンロード実績有無を実績有無記録部での記録に基づいて検索する検索部と、検索部での検索結果がダウンロード実績無のコンテンツファイルのみをそのコンテンツファイルが格納されているフォルダに関連付けられている端末装置に対してダウンロード処理するためのダウンロード処理部と、を有し、端末装置は、前記サーバ装置よりコンテンツファイルを取得するコンテンツファイル取得部と、取得したコンテンツファイルを実行して利用するための実行部と、を有するコンテンツファイル管理システムを提供する。
第2発明では、第1発明を基本として端末装置は、家電装置であるコンテンツファイル管理システムを提供する。
第3発明では、第1発明又は第2発明を基本として端末装置に代えて、ダウンロードされるコンテンツファイルを格納するダウンロードフォルダとしたコンテンツファイル管理システムを提供する。
第4発明では、コンテンツファイルを管理するサーバ装置と、前記管理されているコンテンツファイルを取得して利用するための複数の端末装置と、で構成されるコンテンツファイル管理システムの動作方法であってサーバ装置の動作方法はコンテンツファイルを格納するとともに、格納されているコンテンツファイルを利用すべき端末装置IDと関連付けられたフォルダを複数管理するフォルダステップと、前記格納されている各コンテンツファイルごとに利用すべき端末装置へのダウンロード実績有無を記録する実績有無記録ステップと、端末装置IDごとに、その端末装置IDと関連付けられている前記フォルダでの各コンテンツファイルのダウンロード実績有無を実績有無記録ステップでの記録に基づいて検索する検索ステップと、検索部での検索結果がダウンロード実績無のコンテンツファイルのみをそのコンテンツファイルが格納されているフォルダに関連付けられている端末装置に対してダウンロード処理するためのダウンロード処理ステップと、を有し、端末装置の動作方法は、前記サーバ装置よりコンテンツファイルを取得するコンテンツファイル取得ステップと、取得したコンテンツファイルを実行して利用するための実行ステップと、を有するコンテンツファイル管理システムの動作方法を提供する。
第5発明では、第4発明を基本として端末装置は家電装置の動作方法であるコンテンツファイル管理システムの動作方法を提供する。
第6発明では、第4発明を基本として端末装置の動作方法はダウンロードされるコンテンツファイルを格納するダウンロードフォルダを利用するステップであるコンテンツファイル管理システムの動作方法を提供する。
以上のような、本発明によって重複したコンテンツのダウンロードを防止し端末に大きな処理負担を軽減することが可能となる。特に、非力な処理能力しか持たない家電装置等において効果的である。
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれらの実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
なお、実施例1は主に請求項1から6について説明する。
≪実施例1≫
<概要>
本実施例のコンテンツファイル管理システムは、コンテンツを管理するサーバ装置が有する各コンテンツファイルごとに端末装置とそのダウンロード実績を関連付けて記録した情報に基づいて、ダウンロード実績がない場合には、それに関連付けられた端末装置へコンテンツをダウンロードすることを特徴とするコンテンツファイル管理システムである。
<機能的構成>
以下に記載する本実施例の機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェア及びソフトウェアの両方として実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPUや主メモリ、バスあるいは二次記憶装置(ハードディスクや不揮発性メモリ)、それらのハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラムなどがあげられる。
またこれらのハードウェアやソフトウェアは、主メモリ上に展開したプログラムをCPUで演算処理したり、メモリやハードディスク上に保持されているデータや、インターフェースを介して入力されたデータなどを加工、蓄積、出力処理したり、あるいは各ハードウェア構成部の制御を行ったりするために利用される。また、この発明は装置として実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を固定した記録媒体も、当然この発明の技術的な範囲に含まれる。(本明細書の全体を通じて同様である)
図1は、本実施例のコンテンツファイル管理システムにおける構成の一例を表す図である。本実施例のコンテンツファイル管理システムは、「サーバ装置」(0101)と「端末装置」(0102)で構成されている。「サーバ装置」(00101)は、「フォルダ部」(0103)と、「実績有無記録部」(0104)と、「検索部」(0105)と、「ダウンロード処理部」(0106)を有している。また「端末装置」(0102)は、「コンテンツファイル取得部」(0107)と、「実行部」(0108)とを有している。
「端末装置」(0102)は、サーバ装置と接続してサーバ装置が管理するコンテンツをダウンロードして記録する機能を有する装置である。また、「端末装置」(0102)は記録したコンテンツを実行する機能も有している。具体的には、HDDなど記憶媒体を有するテレビのほかに、HDD録画装置、DVD録画装置、のような家電製品や、携帯端末やホームサーバ、PC、携帯ゲーム機、家庭に設置されているネットワークディスクなどである。さらに、端末装置がダウンロードフォルダを利用するための装置であってもよい。ダウンロードフォルダを利用するための装置とは、パソコンなどのフォルダシステムをいう。
「フォルダ部」(0103)は、コンテンツファイルを格納するとともに、格納されているコンテンツファイルを利用すべき端末装置IDと関連付けられたフォルダを複数有する。具体的には、コンテンツファイルを保存するためのフォルダである。さらに、フォルダは、フォルダ自身にアクセス可能な端末装置IDが関連付けられている。ここで、フォルダとは、例えばWindows(登録商標)のファイル管理システムのような仕組みにおいて利用されるいわゆるフォルダと同等のものである。また、ここでいうアクセス可能とは、フォルダに格納されているコンテンツを利用できるという概念である。具体的には、フォルダ内に格納されているコンテンツを閲覧、編集、アップロード、ダウンロードなど、フォルダ自身もしくはフォルダ内に対して働きかける処理の一部若しくはすべての処理のことを指す。さらに、端末装置IDとは、個々の端末装置を識別することが可能な値や識別子である。具体的に例えば端末装置が有するMACアドレスや、MACアドレスから求められる値(例えば、家電メーカの独自のIDからも復号する値)などである。なお、端末装置がダウンロードフォルダである場合に端末装置IDは、例えばネットワークパスなどが用いられる。
図2は、本実施例におけるフォルダ構造の一例を示したものである。本例のデータ構造は、一つのフォルダに対して複数もしくは単数のコンテンツファイルが関連づけられた構造となっている(例えば、フォルダAには、コンテンツファイル1から5が関連付けられているという具合である)。さらに、フォルダにはフォルダ自身にアクセスすることが可能な端末装置IDが関連付けられている(フォルダAには「端末装置ID」=「div_0000001」を有する端末装置のみアクセスが可能という具合である)。
「実績有無記録部」(0104)は、格納されている各コンテンツファイルごとに利用すべき端末装置へのダウンロード実績有無を記録する。具体的には、フォルダごとに関連付けられて格納されている各コンテンツファイルのダウンロード実績を端末装置(端末装置ID)ごとに記録している。ここで、各コンテンツファイルのダウンロード実績は、各コンテンツファイルがダウンロード済み端末装置IDを保持することとしてもよいし、フォルダがフォルダに関連付けられている各コンテンツファイルの端末装置へのダウンロード実績を保持することとしてもよい。さらには、「フォルダ部」(0103)における、フォルダ構成情報を合わせて記録していてもよい。
図3は、本実施例における実績有無の記録方法の一例を示したものである。本例は、フォルダに関連付けられた各コンテンツファイルが端末装置へのダウンロード実績を有する構造となっている(例えば、「コンテンツファイル1」は「端末装置ID」=「div_0000001」、「div_0000002」、「div_0000003」、「div_0000004」を有する端末装置へダウンロード済みであるという具合である)。ここで、実績有無の記録方法として、本実施例では各コンテンツファイルにダウンロード済情報を関連付けることとしたが、各フォルダがフォルダ自身に関連付けられているコンテンツファイルのダウンロード済み端末装置IDを記したリストを用いることで実績情報を記録することとしてもよい。
「検索部」(0105)は、端末装置IDごとに、その端末装置IDと関連付けられている前記フォルダでの各コンテンツファイルのダウンロード実績有無を実績有無記録部での記録に基づいて検索する機能を有する。具体的には、各フォルダに関連付けられた各コンテンツファイルのダウンロード実績有無を端末装置IDごとに検索する。
図4は、端末装置IDごとにダウンロード実績有無を検索するプログラムの一例を示したものである。なお、本プログラムを実行する前のセッションが確立されたときに端末装置IDは取得されているものとして図4に記載のプログラム例は以下のように動作するように記述されている。まず、検索開始のトリガを受信した事を検知する(図4Line40)。トリガの受信を検知すると、コンテンツファイルが格納されているすべてのフォルダの名称を取得する(図4Line80)。フォルダ名称を取得すると、フォルダごとにフォルダに関連付けられた各コンテンツファイルの端末装置ID、ダウンロード実績等を取得する(図4Line100〜120)。そして、取得したデータを端末装置IDで並び替えを行う(図4Line140)。そして、あらかじめ取得した端末装置IDに該当するダウンロード実績等の取得を行う(図4Line160)という具合の動作をする。ここで、本プログラム例では、コンテンツファイルすべての実績情報を取得してから、最後に端末装置IDで並び替えを行うこととしたが、あらかじめ端末装置IDを取得してから、取得した端末装置IDをキーとして各コンテンツファイルのダウンロード実績を取得することとしてもよい(例えば、処理毎に接続が確認できた端末装置の端末装置IDをキーとして取得するなどである)。
「ダウンロード処理部」(0106)は、検索部での検索結果がダウンロード実績無のコンテンツファイルのみをそのコンテンツファイルが格納されているフォルダに関連付けられている端末装置に対してダウンロード処理する機能を有する。具体的には、前記「検索部」(0105)において検索された端末装置IDごとのダウンロード実績において、ダウンロード実績が無であるコンテンツファイルを、その実績と関連付けられている端末装置IDが指し示す端末装置へダウンロード処理を行う。そして、ダウンロード処理が完了すると、前記「実績有無記録部」(0104)のダウンロード実績の更新を行う。
図5は、取得した端末装置IDごとのダウンロード実績を元にダウンロード実績が無であるコンテンツファイルを取得し、端末装置IDが示す端末装置へダウンロードを行うプログラムの一例を示したものである。図5に記載のプログラム例は以下のように動作するように記述されている。まず、検索結果を受信した事を検知する(図5Line40)。検索結果を検知すると、端末装置IDごとにダウンロード実績が無であるレコードを取得する(図5Line70)。レコードの取得を行うと、ダウンロード実績が無であるコンテンツファイルのダウンロードを行う(図5Line90〜120)とともに、ダウンロード実績の更新を行う(図5Line130)という具合の動作をする。ここで、本プログラム例では、ダウンロード実績が無であるすべてのコンテンツファイルをダウンロードすることとしたが、あらかじめ端末装置IDを取得してから、取得した端末装置IDをキーとして各コンテンツファイルのダウンロードを行うこととしてもよい(例えば、処理毎に接続が確認できた端末の端末装置IDをキーとしてダウンロードをするなどである)。また、ダウンロード実績の更新は、端末装置よりダウンロード完了の通知を受けてから更新することとしてもよい。
「コンテンツファイル取得部」(0107)は、サーバ装置よりコンテンツファイルを取得する機能を有する。具体的には、前記「ダウンロード処理部」(0106)より、ダウンロードされるコンテンツファイルを取得する。
「実行部」(0108)は、取得したコンテンツファイルを実行して利用する機能を有する。具体的には、サーバ装置よりダウンロードしたコンテンツファイルを実行する。例えば、サーバ装置よりダウンロードしたオンラインアルバムを実行するなどである。
なお、本実施例のコンテンツファイル管理システムは、例えば、図6に示すような構成である。具体的には、図6(a)では、サーバ装置一つに対して複数の端末装置が接続される構成であるコンテンツファイル管理システムである。図6(b)では、サーバ装置一つに対して複数の端末装置が接続された構成をサーバ装置が接続点となる一つのノードとして、各ノードが様々なネットワーク構成をとるコンテンツファイル管理システムである。本構成においては、アップロードされたマスタであるコンテンツファイルを他すべてのサーバ装置に対してコピーして個々のサーバ装置がコピーされたコンテンツファイルを保持し管理することとしてもよい。さらには、コンテンツファイルをアップロードされたサーバ装置がコンテンツファイルをコピーすることなく管理し、必要に応じて他サーバ装置からネットワークを介して利用させることとしてもよい。
<ハードウェア的構成>
図7、8は、本実施例のコンテンツファイル管理システムにおけるハードウェア構成の一例を表す概念図である。図7は、本実施例のコンテンツファイル管理システムにおけるサーバ装置のハードウェア構成の一例であり、図8は本実施例のコンテンツファイル管理システムにおける端末装置のハードウェア構成の一例を示している。この図を利用して、本実施例のコンテンツファイル管理システムにおけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
まず、図7に示すサーバ装置のハードウェア構成の一例について説明する。この図にあるように、本実施例のコンテンツファイル管理システムにおけるサーバ装置は、各種演算処理や制御を行う「CPU」(0701)と、「主メモリ」(0702)とを備えている。また、コンテンツファイルなどを格納する「記憶装置」(0703)や、「端末装置」(0705)と通信するための「I/O」(0704)なども備えている。そして、これらが「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここで、ユーザの入力や、セッションの確立などによって検索処理開始の通知を受信したとする。検索処理開始の通知を受けると「主メモリ」(0701)のワーク領域に展開されている「検索プログラム」(0706)が呼び出される。「検索プログラム」(0706)が呼び出されると、「記憶装置」(0703)にフォルダごとに格納されている各コンテンツファイルの情報やそれに関連付けられた実績情報を端末装置IDごとに取得する。データを取得すると、「ダウンロードプログラム」(0707)を呼び出す。呼び出された「ダウンロードプログラム」(0707)は、取得した端末装置IDごとに取得された各コンテンツファイルの情報やそれに関連付けられた実績情報から、ダウンロード実績がないコンテンツファイルの情報を取得する。ダウンロード実績がないコンテンツファイルを取得すると、端末装置IDに応じた端末装置に対して「I/O」(0704)を介してコンテンツファイルのダウンロードを行うという具合である。
次に、図8に示す端末装置のハードウェア構成の一例について説明する。この図にあるように、本実施例のコンテンツファイル管理システムにおける端末装置は、各種演算処理や制御を行う「CPU」(0801)と、「主メモリ」(0802)とを備えている。また、サーバ装置よりダウンロードしたコンテンツファイルを格納するための「記憶装置」(0803)や、「サーバ装置」(0805)と通信するための「I/O」(0804)や、コンテンツファイルを実行するための「画面」(0806)、「UI」(0807)などを備えている。そして、これらが「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。なお、端末装置は例えばHDD録画装置等の家電装置である場合、搭載するCPUのクロック周波数が8MHz〜500MHz、主メモリの容量が256KB〜256MBでありPCなどと比較して処理能力が非力な装置である。
ここで、端末装置が接続しているサーバ装置よりコンテンツファイルが送信されたとする。サーバ装置より、コンテンツファイルが送信されると端末装置は「I/O」(0804)を介してコンテンツファイルの受信を行う。コンテンツファイルを受信すると「記憶装置」(0803)に書き込みを行う。書き込みが完了すると、必要に応じて取得完了通知を「I/O」(0804)を介してサーバ装置に対して送信する。そして、「記憶装置」(0803)に記憶されているフォルダ(コンテンツファイル)は、「UI」(0807)を介してユーザからの入力によって「実行プログラム」(0808)が呼び出され「画面」(0806)にコンテンツが実行される。
<処理の流れ>
図9は、本実施例のコンテンツファイル管理システムにおけるサーバ装置のコンテンツの検索処理から、端末装置へのダウンロード処理までの流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され、計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであってもかまわない。
最初にサーバ装置が何らかの検索開始のトリガを検知する。ここで、検索開始のトリガとは、例えば端末装置より送信されるダウンロード要求などである(S0901)。検索開始のトリガを検知すると、端末装置IDごとにコンテンツファイル(S0903)とコンテンツファイルのダウンロード実績(S0904)を関連付けて取得する(S0902)。情報を取得すると、ダウンロード実績が無であるコンテンツファイル情報を検索する(S0905)。検索に該当がなければ、検索トリガを検知する状態に戻す(S0906)。検索に該当がある場合には、端末装置に対してコンテンツファイルのダウンロードを行う(S0907)。端末装置は、サーバ装置よりコンテンツファイルを受信すると(S0908)、コンテンツファイルの保存を行う(S0909)。コンテンツファイルの保存が完了すると、ダウンロード実績の更新を行う(S0910)。
<具体例>
以下に、本実施例のコンテンツファイル管理システムを利用してサーバ装置がオンラインアルバムを管理するシステムの一例を示す。
本具体例は、図10に示すようにアルバムを管理するサーバ装置とそれをダウンロードする端末装置から構成されている。アルバムは図3に示すように、一つのアルバム(フォルダ)に複数の写真(コンテンツ)が関連付けられる形でサーバ装置に管理されている。また、一つのアルバムに対してアルバムにアクセスするための権限を付与した鍵が設定されている(例えば、コンテンツのダウンロードを許可するための鍵である配信用鍵などである)。
上記のシステムにおいて図11は、におけるサーバ装置と端末装置とのやりとりのフローを示したものである。本具体例における、フローは次のような流れとなる。
まず、端末装置は、サーバ装置に対して端末装置が固有で保持するIDを送信し(S1101)、サーバ装置はこれを認証し、端末装置とサーバ装置とのセッションの確立を行う(S1102)。ここで、端末装置からサーバ装置に対して送信する端末装置が固有で保持するIDは、例えばMACアドレスや、MACアドレスを元に導き出された個々の端末装置を識別することが可能な端末IDなどである。
次に、セッションが確立されると、端末装置はサーバ装置に対して、配信用鍵を送信する(S1103)。そして、受信したサーバ装置は受信した配信用鍵をもとにダウンロードするアルバムを特定する(S1104)。ここで、配信鍵とは具体的にあらかじめサーバ装置にアップロードされているアルバムに対して設定されているダウンロード用パスワードのことである。
そして、サーバ装置はダウンロードするアルバムを取得すると、当該端末装置にダウンロードが行われていない写真の1つを取得する(S1105)。写真を取得すると、セッションが確立している端末装置に対して写真の送信を行う(S1106)。
端末装置はサーバ装置より写真を受信すると、端末装置は、端末装置の記憶領域に記録されているすべてのアルバムから受信した写真が属するアルバムを検索する。検索に該当があれば、該当のアルバムに写真の追加を行う。検索に該当がない場合には、写真が属するアルバムを新規に作成し、作成したアルバムに写真の追加を行う(S1107)。
写真の追加が完了すると、端末装置は、サーバ装置に対して取得完了の通知を送信する(S1108)。そして、サーバ装置は通知を受信すると、送信した写真の実績をダウンロード済に更新を行う(S1109)。
更新が完了すると、新たに当該端末装置にダウンロードが行われていない写真の1つを取得し(S1105)、上記と同様にダウンロードを行うという具合である(S1106)。そして、ダウンロードが行われていない写真がなくなる(すべての写真のダウンロードが完了する)と、セッションを閉じる。
なお、本具体例では、1枚ずつその都度、未ダウンロード写真を取得して端末装置が記録するという手法をとったが、あらかじめ、サーバ装置から、未ダウンロード写真のリストを端末装置に取得してから、リストに応じてまとめてダウンロードを行うこととしてもよい。なお、本具体例においては1枚ずつその都度写真のダウンロード処理を行うことにより、1枚の写真のダウンロードが完了する毎に、別の処理を割り込ませることが可能となることや、ダウンロードリスト作成する処理がなくなることから、1枚ずつその都度、未ダウンロード写真を取得してダウンロードさせる手法を採用している。
<効果の簡単な説明>
本実施例のコンテンツファイル管理システムによって、コンテンツの管理をサーバ装置が負担することにより、端末装置への重複ダウンロードを回避することが可能となる。また、同時に端末装置の負荷を減らすことが可能となる。
実施例1のコンテンツファイル管理システムにおける機能的構成の一例を表す図 実施例1のコンテンツファイル管理システムにおけるフォルダ構造の一例を表す図 実施例1のコンテンツファイル管理システムにおける実績有無の記録方法の一例を表す図 実施例1のコンテンツファイル管理システムにおける端末装置IDごとにダウンロード実績有無を検索するプログラムの一例を表す図 実施例1のコンテンツファイル管理システムにおける取得した端末装置IDごとのダウンロード実績を元にダウンロード実績が無であるコンテンツファイルを取得し、端末装置IDが示す端末装置へダウンロードを行うプログラムの一例を表す図 実施例1のコンテンツファイル管理システムにおける構成例の一例を表す図 実施例1のコンテンツファイル管理システムにおけるハードウェア構成の一例を表す図(サーバ装置) 実施例1のコンテンツファイル管理システムにおけるハードウェア構成の一例を表す図(端末装置) 実施例1のコンテンツファイル管理システムにおけるサーバ装置のコンテンツの検索処理から、端末装置へのダウンロード処理までの流れの一例を表すフローチャート 実施例1のコンテンツファイル管理システムにおける具体例のシステム構成の概略を表す図 実施例1のコンテンツファイル管理システムにおける具体例のサーバ装置と端末装置とのやりとりのフローを表す図
符号の説明
0101 サーバ装置
0102 端末装置
0103 フォルダ部
0104 実績有無記録部
0105 検索部
0106 ダウンロード処理部
0107 コンテンツファイル取得部
0108 実行部

Claims (6)

  1. コンテンツファイルを管理するサーバ装置と、前記管理されているコンテンツファイルを取得して利用するための複数の端末装置と、で構成されるコンテンツファイル管理システムであって
    サーバ装置は
    コンテンツファイルを格納するとともに、格納されているコンテンツファイルを利用すべき端末装置IDと関連付けられたフォルダを複数有するフォルダ部と、
    前記格納されている各コンテンツファイルごとに利用すべき端末装置へのダウンロード実績有無を記録した実績有無記録部と、
    端末装置IDごとに、その端末装置IDと関連付けられている前記フォルダでの各コンテンツファイルのダウンロード実績有無を実績有無記録部での記録に基づいて検索する検索部と、
    検索部での検索結果がダウンロード実績無のコンテンツファイルのみをそのコンテンツファイルが格納されているフォルダに関連付けられている端末装置に対してダウンロード処理するためのダウンロード処理部と、を有し、
    端末装置は、
    前記サーバ装置よりコンテンツファイルを取得するコンテンツファイル取得部と、
    取得したコンテンツファイルを実行して利用するための実行部と、
    を有するコンテンツファイル管理システム。
  2. 端末装置は、家電装置である請求項1に記載のコンテンツファイル管理システム。
  3. 端末装置に代えて、ダウンロードされるコンテンツファイルを格納するダウンロードフォルダとした請求項1または2に記載のコンテンツファイル管理システム。
  4. コンテンツファイルを管理するサーバ装置と、前記管理されているコンテンツファイルを取得して利用するための複数の端末装置と、で構成されるコンテンツファイル管理システムの動作方法であって
    サーバ装置の動作方法は
    コンテンツファイルを格納するとともに、格納されているコンテンツファイルを利用すべき端末装置IDと関連付けられたフォルダを複数管理するフォルダステップと、
    前記格納されている各コンテンツファイルごとに利用すべき端末装置へのダウンロード実績有無を記録する実績有無記録ステップと、
    端末装置IDごとに、その端末装置IDと関連付けられている前記フォルダでの各コンテンツファイルのダウンロード実績有無を実績有無記録ステップでの記録に基づいて検索する検索ステップと、
    検索部での検索結果がダウンロード実績無のコンテンツファイルのみをそのコンテンツファイルが格納されているフォルダに関連付けられている端末装置に対してダウンロード処理するためのダウンロード処理ステップと、を有し、
    端末装置の動作方法は、
    前記サーバ装置よりコンテンツファイルを取得するコンテンツファイル取得ステップと、
    取得したコンテンツファイルを実行して利用するための実行ステップと、
    を有するコンテンツファイル管理システムの動作方法。
  5. 端末装置は家電装置である請求項4に記載のコンテンツファイル管理システムの動作方法。
  6. 端末装置はダウンロードされるコンテンツファイルを格納するダウンロードフォルダを利用するための装置である請求項4に記載のコンテンツファイル管理システムの動作方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101350418B1 (ko) * 2011-12-27 2014-01-14 상명대학교서울산학협력단 감성 공유 디지털 이미지 표시 방법 및 이를 적용하는 디지털 액자 시스템

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