JP2010052597A - Combine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、コンバインに係るものである。 The present invention relates to a combine.
従来、走行用静油圧式無段変速装置により走行速度を無段階に変速可能な走行装置を有する作業車両において、走行用静油圧式無段変速装置の油圧モータのモータ斜板の傾斜角度を切替自在にした構成は、公知である(特許文献1参照)。
前記公知例は、単に、走行用静油圧式無段変速装置の油圧モータのモータ斜板の傾斜角度を切替えて、走行条件の変化に対して、出力トルクのアップとダウンさせる構成であり、このことは、走行速度を変化させないようにする目的であるから、ミッションケースには増減速させるための副変速機構を別途必要としているという課題がある。
即ち、公知例では副変速レバーの操作を不要にするとの記載があり、副変速機構の存在を前提にしているのである。
本願は、走行用静油圧式無段変速装置の油圧モータのモータ斜板の傾斜角度の切替構成を採用することで、操作性を向上させると共に、ミッションケースの構成を簡素にして、コストダウンするようにしたものである。
The known example is simply configured to change the inclination angle of the motor swash plate of the hydraulic motor of the hydrostatic continuously variable transmission for traveling, and to increase and decrease the output torque in response to changes in traveling conditions. This is for the purpose of preventing the traveling speed from changing, and therefore there is a problem that the transmission case requires a separate sub-transmission mechanism for increasing and decreasing the speed.
That is, in the known example, there is a description that the operation of the auxiliary transmission lever is not required, and the existence of the auxiliary transmission mechanism is assumed.
The present application adopts a switching configuration of the inclination angle of the motor swash plate of the hydraulic motor of the hydrostatic continuously variable transmission for traveling, thereby improving the operability and simplifying the configuration of the transmission case and reducing the cost. It is what I did.
本発明では、走行用静油圧式無段変速装置12により走行速度を無段階に変速可能な走行装置3の前方に刈取部4を設け、走行装置3の上方には脱穀装置2を設け、前記刈取部4を前記走行用静油圧式無段変速装置12の主変速レバー13の傾倒操作により変速された走行速度に同調して変速駆動する構成とし、前記走行用静油圧式無段変速装置12の油圧モータ16のモータ斜板17の傾斜角度を切替えて通常走行と高速走行への切替を可能に構成し、前記走行用静油圧式無段変速装置12の油圧モータ16のモータ出力軸52を車軸51に回転伝達するミッションケース18の上部に設け、前記モータ出力軸52の出力歯車53に入力軸54に設けた単一の入力歯車55を常時噛み合わせ、入力歯車55の回転は入力軸54に固定の中間歯車54Aを介してサイドクラッチ軸56に固定の受動歯車57に伝達し、入力軸54とサイドクラッチ軸56との間には、軸方向に歯車を摺動させる機械的な副変速機構を省略したコンバインとしたものであり、圃場の状態等の条件で走行速度を設定し、刈取作業中に穀稈が密集する等の作業条件が変化したとき、走行用静油圧式無段変速装置12の油圧モータ16のモータ斜板17を高速側から低速側に切り替えて減速し、あるいは、低速側から高速側に切り替えて増速する。
In the present invention, the cutting unit 4 is provided in front of the
請求項1の発明では、走行用静油圧式無段変速装置12の油圧モータ16のモータ斜板17の傾斜を切り替えて増減速できるので、ミッションケース18内の軸方向に歯車を摺動させる機械的な副変速機構を省略でき、部品点数削減でき、コストダウンおよび軽量化が図れ、また、機械的な副変速機構では副変速用歯車の噛み合い切替えのときに生じる噛み合いショックを防止して、高速・低速の切り替えのノークラッチ化でき、操作性を向上させることができる。
According to the first aspect of the invention, since the
本発明の実施例を図面により説明すると、1は機体フレ−ム、2は機体フレ−ム1の上方位置に設けた脱穀装置、3は機体フレ−ム1の下方位置に設けた走行装置、4は機体フレ−ム1の前方に設けた刈取部、5は前記脱穀装置2の側部に設けた該脱穀装置2より取出された穀物を一時貯留するグレンタンク、6は操縦部、7はグレンタンク5内の穀物を揚穀する揚穀排出装置である。
前記刈取部4の一例を示すと、分草体8、引起装置(図示省略)、刈刃9および搬送装置を有して構成する。
10は搬送装置により搬送され穀稈を脱穀装置2の脱穀室(図示省略)に穀稈を供給する穀稈供給搬送装置、11は穀稈供給搬送装置10の始端側に設けたシンクロ用前側供給搬送装置である。
前記穀稈供給搬送装置10は、前記刈取部4で刈り取られた穀稈を脱穀装置2の脱穀室(図示省略)の穀稈供給口(図示省略)から供給し、脱穀されて脱穀室の穀稈排出口(図示省略)より排出するまで搬送するものであるが、刈取部4で刈り取った穀稈を穀稈供給搬送装置10まで搬送する構成は任意である。
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. Reference numeral 1 denotes an airframe frame, 2 denotes a threshing device provided at an upper position of the
An example of the cutting unit 4 includes a weeding body 8, a pulling device (not shown), a
The cereal supply /
前記穀稈供給搬送装置10は、挾扼杆(図示省略)と搬送供給チエン(フィードチェン、図示省略)により構成する。挾扼杆は脱穀装置2の上部カバーに上下自在に取付けられ、搬送供給チエンに弾着して穀稈を挟持搬送する。搬送供給チエンは無端チエンにより構成し、任意構成の案内レール(図示省略)により案内されて移動するように構成する。
しかして、走行装置3は走行用静油圧式無段変速装置12により走行速度変更可能に構成し、刈取部4へ伝達する回転も走行装置3の走行速度に同調して変速するようにする。
即ち、走行用静油圧式無段変速装置12は、主変速レバー13の傾倒操作量に応じて増減速し、例えば、図2のように、走行速度に対して所定割合で伝動回転を増速する標準作業ラインAと、該標準作業ラインAよりも短時間で増速するようにした倒伏作業ラインBにより変速するように構成する。
刈取搬送専用の刈取搬送用静油圧式無段変速装置21による走行速度への同調は、脱穀装置2と穀稈供給搬送装置10とをエンジン22からの一定駆動回転で駆動して脱穀作業を安定させつつ、穀稈供給搬送装置10への引継を円滑・確実にする。
The grain candy supply /
Thus, the
That is, the traveling hydrostatic continuously
Synchronization with the running speed by the chopping and conveying hydrostatic continuously
また、刈取部4およびシンクロ用前側供給搬送装置11への伝達回転は、刈取搬送用静油圧式無段変速装置21により変速するので、通常は刈取搬送用静油圧式無段変速装置21が刈取部4を走行速度の増減速に合わせて同調させて変速するが、所定条件のときは、刈取搬送用静油圧式無段変速装置21単独で刈取部4および/またはシンクロ用前側供給搬送装置11を駆動するように構成する。
そのため、機体停止状態から所定走行速度の間でも、刈取搬送用静油圧式無段変速装置21により刈取部4およびシンクロ用前側供給搬送装置11を十分な回転数で駆動させることができ、機体走行開始直後から安定して刈取部4および脱穀装置2を駆動させられ、刈取作業および脱穀作業を安定・確実に行える。
また、走行用静油圧式無段変速装置12から走行装置3への回転を停止させたとき、単独の刈取搬送用静油圧式無段変速装置21でシンクロ用前側供給搬送装置11を駆動すると、機体走行停止状態でシンクロ用前側供給搬送装置11を駆動し、シンクロ用前側供給搬送装置11および穀稈供給搬送装置10へ手刈り穀稈を供給でき、刈取作業および脱穀作業の作業性および操作性を向上させられる。
In addition, since the transmission rotation to the cutting unit 4 and the front-side supply / conveyor 11 for synchronization is shifted by the hydrostatic continuously
Therefore, even during the predetermined travel speed from the state where the airframe is stopped, the mowing and transporting hydrostatic continuously
Further, when the rotation from the hydrostatic continuously
エンジン22から走行用静油圧式無段変速装置12および刈取搬送用静油圧式無段変速装置21への回転伝達機構の構成は任意であるが、図5により一例を示すと、25Aは走行用出力プーリー、25Bは刈取脱穀用出力プーリー,26は走行用静油圧式無段変速装置12の入力プーリー、28は刈取脱穀用出力プーリー25Bの回転が伝達される中間プーリー,29は中間軸、30は中間歯車、31は中間伝動軸、32は一対の脱穀用傘歯車、33は脱穀伝動軸、33Aは脱穀用中間プーリー、34は扱胴、35は処理胴、36は刈取用中間歯車、37は刈取搬送用静油圧式無段変速装置21の刈取HST入力軸、38は刈取搬送用静油圧式無段変速装置21の刈取HST出力軸、39は刈取用中間出力軸、40は搬送シンクロ用出力軸、41は穀稈供給搬送中間出力軸、41Aは供給搬送用プーリー、42は唐箕、43は穀稈供給搬送装置10の駆動歯車、44は刈取脱穀クラッチ、45は刈取用中間出力軸39に設けた刈取中間出力プーリー,46は刈取中間入力プーリー、47は刈取中間出力プーリー45と刈取中間入力プーリー46に掛け回したベルト、50は刈取用中間歯車36および刈取用中間出力軸39等を設けたギヤケースであり、ギヤケース50の操縦部6側に刈取搬送用静油圧式無段変速装置21を設ける。そのため、機体重量バランスやギヤケース50の取付バランスを良好にする。
Although the configuration of the rotation transmission mechanism from the
ギヤケース50の穀稈供給搬送装置10側の刈取用中間出力軸39と搬送シンクロ用出力軸40と穀稈供給搬送中間出力軸41には、刈取中間出力プーリー45に掛け回したベルト47等の張力が作用するが、この張力の作用する反対側のギヤケース50に刈取搬送用静油圧式無段変速装置21を設けているので、バランスが良好になる。
しかして、前記走行用静油圧式無段変速装置12は、油圧ポンプ14のポンプ斜板15の傾斜を変更して油圧モータ16への送油量を無段階に変更して回転を伝達し(図4)、油圧モータ16にも傾斜角度を二段階に切替可能なモータ斜板17を設け、機体の走行速度の上限の高速走行Cと通常走行Dとに切替可能に構成する(図2)。
したがって、本願の走行用静油圧式無段変速装置12が油圧モータ16により二段階に走行速度を切替可能にすることで副変速機能を奏するように構成しているので、ミッションケース18内の機械的な副変速機構を省略している。
The
Thus, the traveling hydrostatic continuously
Therefore, the traveling hydrostatic continuously
19はモータ斜板17を切替える切替手段(油圧シリンダ)である(図4)。
圃場の状態等の条件で主変速レバー13を操作して走行速度を設定し、刈取作業中に穀稈が密集する等の作業条件が変化したとき、従来であれば副変速機構により減速操作するが、本願では、走行用静油圧式無段変速装置12の油圧モータ16のモータ斜板17を低速側に切り替えて減速するので、円滑に走行でき、ミッションケース18内の機械的な副変速機構を省略でき、部品点数削減でき、コストダウンおよび軽量化が図れる。
また、機械的な副変速機構では副変速用歯車の噛み合い切替えのときにショックが生じることがあるが、本願では油圧モータ16のモータ斜板17の高速・低速の切り替えになるので、ノークラッチ化して、操作性を向上させられる。
The operating speed is set by operating the main transmission lever 13 under conditions such as the state of the field, and when the operating conditions such as crowding of culms change during the harvesting operation, the sub-transmission mechanism is conventionally used to decelerate. However, in the present application, since the
Further, in the mechanical auxiliary transmission mechanism, a shock may occur when the meshing of the auxiliary transmission gear is switched. However, in this application, since the
このミッションケース18内の機械的な副変速機構を省略して走行用静油圧式無段変速装置12の回転を車軸51に伝達するミッションMの構成は任意であるが、図5で一例を示すと、ミッションケース18の上部に走行用静油圧式無段変速装置12の油圧モータ16のモータ出力軸52を設け、モータ出力軸52に出力歯車53を設ける。出力歯車53には入力軸54の入力歯車55を噛み合わせる。入力軸54には別途回転数を調節するための中間歯車54Aを設け、中間歯車54Aはサイドクラッチ軸56に固定の受動歯車57を常時噛合せる。そのため、入力軸54および入力歯車55(中間歯車54A)とサイドクラッチ軸56および単一の受動歯車57との間には、副変速軸および副変速軸の軸方向に摺動して噛み合いを変更する複数の副変速用歯車等により構成する機械的な副変速機構を省略している。
サイドクラッチ軸56の左右側には左右サイドクラッチ58を設ける。サイドクラッチ軸56の受動歯車57には遊星歯車機構60の駆動軸61に固定の駆動歯車67を噛み合わせる。遊星歯車機構60は公知の構成でよく、簡単に説明すると、左右一対の浅い円筒形状のキャリア62に遊星歯車63を夫々設け、遊星歯車63には駆動軸61に遊嵌状態に設けた遊星歯車64を、中間遊星歯車65を介して噛み合わせる。キャリア62にはキャリア62の回転に制動を付与する多板式のブレーキ66を設ける。
The structure of the transmission M that transmits the rotation of the traveling hydrostatic continuously
Left and
68はサイドクラッチ58からの回転を出力するサイドクラッチ歯車、68Aはサイドクラッチ歯車68に噛み合うキャリア62に設けた歯車である。
左右のサイドクラッチ58を入りの状態ではサイドクラッチ歯車68とキャリア62の歯車68Aとの噛み合いで回転が遊星歯車機構60に伝達されて直進し、パワステを傾倒させると、旋回内側となるサイドクラッチ58を切りにすると共に、旋回内側となるキャリア62に駆動軸61からの回転を伝達しつつこの回転にブレーキ66により制動を掛けて緩旋回を開始し、更に、ブレーキ66により旋回内側となるキャリア62に制動を掛けて旋回内側の車軸51の回転が零になるとブレーキターンとなり、更に、キャリア62に制動を掛けると旋回外側と旋回内側の車軸51の回転が逆転してスピンターンとなる。
前記ミッションケース18は、側面視において、サイドクラッチ58を機体進行方向前側に配置し、サイドクラッチ58の後方に遊星歯車機構60を設ける。
In a state where the left and
In the
しかして、ミッションケース18内の機械的な副変速機構を省略しているので、走行用静油圧式無段変速装置12あるいはミッションケース18に不具合があったとき、機械的な副変速機構のニュートラル位置への切替えができない。
そこで、入力歯車55を設けた入力軸54を、ミッションケース18に対して入力軸54の軸心方向に移動するように構成し、入力軸54の移動によるニュートラル化(中立)可能にする。
エンジン22のトラブルやミッションケース18のトラブルのとき入力軸54をミッションケース18に対して移動させて、入力歯車55(中間歯車54A)を入力軸54ごと出力歯車53と受動歯車57に対して移動させて噛み合いを外し、または、スプライン結合している入力歯車55および中間歯車54Aと入力軸54との伝動を切断して、走行用静油圧式無段変速装置12と車軸51の間の伝達を解除して、機体の牽引を行えるようにする(図7,図8)。
入力軸54を移動させる構成は、ミッションケース18の一方側に走行用静油圧式無段変速装置12を設け、走行用静油圧式無段変速装置12の反対側にミッションケース18の本体70に対して着脱自在の取付メタル71を取付け、取付メタル71に入力軸54の端部を取り付け、取付メタル71を本体70から外す。
Since the mechanical sub-transmission mechanism in the
Therefore, the
When an
In the configuration for moving the
したがって、入力軸54をスライドさせる構成によりミッションMのニュートラル化が可能になり、構成が簡素であり、設置および作動スペースも小さくできる。
この場合、入力歯車55および中間歯車54Aをミッションケース18に軸装し、入力歯車55および中間歯車54Aをミッションケース18内に残して入力軸54のみをミッションケース18から引き抜いて、ニュートラル化してもよく、入力軸54を引き抜く構成にすると、入力歯車55および中間歯車54Aをミッションケース18から外す必要が無く、ニュートラル化の構成を簡素にでき、設置および作動スペースも小さくでき、好適である。
前記ミッションケース18の上部にはHST入力用ボス部72およびHST出力用ボス部73を一体状に形成する(図8)。HST入力用ボス部72には前記走行用静油圧式無段変速装置12の油圧ポンプ14の入力軸74を軸装し(図5では作図の都合上、入力軸74の向きが反対になっている)、入力軸74には入力プーリ75を設ける。また、HST出力用ボス部73には油圧モータ16のモータ出力軸52を軸装する。
ミッションケース18にHST入力用ボス部72およびHST出力用ボス部73を設けているので、走行用静油圧式無段変速装置12を取付ける部分のミッションケース18の加工精度が向上し、取付精度が向上する。
Therefore, the configuration in which the
In this case, even if the
An
Since the
しかして、前記駆動軸61には遊星歯車機構60の出力歯車80を遊嵌する(図5)。出力歯車80は遊星歯車64と一体的に形成し、遊星歯車機構60の左右のキャリア62から遊星歯車群を介して伝達された回転を出力する。
左右の出力歯車80にはリダクション歯車81を夫々噛み合わせる。各リダクション歯車81は左右一対のリダクション軸82の夫々に固定する(図9)。左右のリダクション軸82の夫々の端部には伝達歯車83を設け、伝達歯車83はホイル歯車84に噛み合わせる。ホイル歯車84は車軸51に固定し、車軸51はホイルケース85に軸装する。
前記各リダクション軸82の内端側はミッションケース18に軸装し、ミッションケース18より突出させた各リダクション軸82の外端側に前記伝達歯車83を設ける。
前進走行方向の右側のリダクション軸82の一部中間部分と車軸51の一部の内端側部分および伝達歯車83とホイル歯車84の夫々の一部は縦状のケース86により包囲する。
Accordingly, the
Reduction gears 81 are meshed with the left and right output gears 80, respectively. Each
The inner end side of each
A partial intermediate portion of the
即ち、伝達歯車83とホイル歯車84およびリダクション軸82の夫々の一部の外端側部分と車軸51の一部の内端側部分はケース86により包囲される。
そのため、ミッションケース18の一部とミッションケース18に取付けた右側のケース86と左右のホイルケース85により、ミッションケース18の下方部分を所謂門型形状に形成する。
したがって、ミッションケース18の一部と左右のケース86とにより所謂門型形状に形成しているので、泥抜けが良く、湿田走破性が向上する。
また、遊星歯車機構60の出力歯車80にリダクション歯車81を直接噛み合わせているので、伝動構成を簡素にして、軽量化およびコストダウン図れる。
しかして、ミッションケース18の遊星歯車機構60の右側のブレーキ66の外側に設けた駐車ブレーキ66Aの外側の取付メタル88の取付面Aと、ケース86の取付面Cとは、正面視上下に略同一直線状に位置するように配置する(図9)。
そのため、加工が容易になり、また、車軸51とブレーキ66の間の距離を短くしてミッションケース18のコンパクト化が図れる。
That is, a
Therefore, a lower part of the
Therefore, since a part of the
Further, since the
Thus, the mounting surface A of the mounting
Therefore, processing becomes easy, and the distance between the
また、ホイルケース85の取付メタル89とケース86の取付メタル90とは、一部共通(兼用)の取付ボルト91により、ミッションケース18に夫々取付ける(図10)。
即ち、ホイルケース85とケース86とミッションケース18は、夫々の一部が側面視重なるように配置し、夫々を共通(兼用)の取付ボルト91により固定する。
そのため、部品点数を削減し、組立工数を低減する。
この場合、ホイルケース85は側面視上部が下部に対して後側に位置するように傾斜させ、前記取付ボルト91の数を複数個にする。
そのため、走行装置3のクローラー92の張力による後方への荷重に対する支持強度を向上させられる。
前記左右のリダクション軸82は左右に独立した軸により夫々形成し、各リダクション軸82を同一軸心上に配置する。各リダクション軸82はミッションケース18に設けた内側軸受100とホイルケース85に設けた外側軸受101により支持する(図9)。
そのため、ミッションケース18を左右に分割することなく、左右のケース86およびホイルケース85を取り外すことができる。
また、左右のケース86およびホイルケース85のオイル漏れ等の不具合の場合、ミッションケース18を分解せずにメンテナンス作業を行える。
Further, the
That is, the
Therefore, the number of parts is reduced and the number of assembly steps is reduced.
In this case, the
Therefore, the support strength against the backward load due to the tension of the
The left and
Therefore, the left and
Further, in the case of problems such as oil leakage in the left and
また、リダクション歯車81は左右のリダクション軸82とスプライン嵌合させる。
そのため、リダクション歯車81により内側軸受100が支持され、組付が容易になる。
図11は、本コンバインのブロック図であり、102は本機コートローラ、103は走行用静油圧式無段変速装置12(刈取搬送用静油圧式無段変速装置21)のHSTコントローラ、104はエンジン22に設けたエンジンコントローラ、105は車速センサーである。
しかして、前記刈取搬送用静油圧式無段変速装置21内には油圧ポンプ108と油圧モータ109が設けられ(図4)、油圧ポンプ108と油圧モータ109の油圧回路にはチェックバルブ110を設けて、油圧ポンプ108の回転が逆転域になったとき、逆回転を油圧モータ109へ伝達させないようにしている。
そのため、刈取部4を逆転駆動させることを防止して、刈取部4の破損を防止する。
Further, the
Therefore, the
FIG. 11 is a block diagram of this combine, in which 102 is a machine coat roller, 103 is an HST controller of a hydrostatic continuously
Accordingly, a
Therefore, the cutting unit 4 is prevented from being driven in reverse, and the cutting unit 4 is prevented from being damaged.
刈取搬送用静油圧式無段変速装置21から刈取部4への伝動回路中にワンウエイクラッチを設ける必要が無く、コストダウンしうるコストメリットを大きくする。
前記刈取搬送用静油圧式無段変速装置21には、前記走行用静油圧式無段変速装置12のチャージポンプ111からのオイルを分流して供給するように構成する。
したがって、走行用静油圧式無段変速装置12と刈取搬送用静油圧式無段変速装置21とチャージポンプ111を共用するので、コストメリットを高くする。
また、チャージポンプ111によるオイルの供給は、ラインフィルタ112を出たあとに分流させる回路に構成する。
したがって、ラインフィルタ112を共用できるので、夫々専用のラインフィルタ112を設置する設置スペースや配管を不要にでき、コストメリットを高くし、また、オイル管理も容易になる。
There is no need to provide a one-way clutch in the transmission circuit from the hydrostatic continuously
The cutting and conveying hydrostatic continuously
Therefore, since the hydrostatic continuously
In addition, the supply of oil by the charge pump 111 is configured as a circuit for diverting the flow after leaving the
Therefore, since the
前記走行用静油圧式無段変速装置12と刈取搬送用静油圧式無段変速装置21は、主変速レバー13の傾倒角度に応じて、同期させて作動させるが、同期および作動させるための構成は任意であり、例えば、主変速レバーと走行用静油圧式無段変速装置12および刈取搬送用静油圧式無段変速装置21をリンク等の機械的構成により連結したり、主変速レバーの傾倒角度を電気的に検出し、この信号により走行用静油圧式無段変速装置12と刈取搬送用静油圧式無段変速装置21を電気的に制御するようにしてもよい。
しかして、走行装置3の駆動輪114の後方の前後一対の第一可動転輪115は、ローリング機構Lにより車体を上げたとき、車体が低位置にあるときよりも第一可動転輪115の上下幅(揺動量)が大きく可動するように構成する。
車高を上げると、クローラー92の乗り越え角が大きくなるので、車高を上げたとき、車高が低位置にあるときよりも第一可動転輪115の上下幅を大きくして、乗り越えを容易にし、また、第一可動転輪115の上動により走行抵抗を減少させて湿田における走破性を向上させる。
The hydrostatic continuously
Thus, the pair of front and rear first
When the vehicle height is raised, the climbing angle of the
また、車高が低位置のとき第一可動転輪115の上下幅が少さいので、第一可動転輪115と走行装置3の走行フレーム116や前記ローリング機構Lとの干渉を防止できる。
走行フレーム116のローリング機構Lのアーム117の回動支点軸118の下方に、前記第一可動転輪115および/または前後一対の第三可動転輪119の揺動アーム120の回動支点軸121のボス部122を設ける。ボス部122には、前記ローリング機構Lのアーム117の下方回動を規制するストッパ部123を設ける。
即ち、ボス部122はアーム117のストッパ部123を兼用する。
第一可動転輪115およびローリング機構Lのアーム117には大きな荷重が掛かるので、夫々独自に支持するようにすると、支持構造が複雑になって、重量が増加するが、本願では、ボス部122は揺動アーム120の回動支点軸121を支持すると共に、アーム117のストッパ部123を兼用しているので、強度を確保しつつ、部品点数を削減できる。
Further, when the vehicle height is low, the first
Below the
That is, the
Since a large load is applied to the first
また、前記第三可動転輪119は、前輪125は略水平の通常位置から上動するが下動しないようにし、第三可動転輪119の後輪126は略水平の通常位置から下動するが上動しないように構成すると、機体全体のピッチングを減少・抑制して、円滑な畦越えを可能にする。
即ち、第三可動転輪119は機体の前後バランス中心位置より後方に位置させているので、畦越えでは重心移動後に第三可動転輪119が畦を越えることになり、この状態で前輪125を下げて、後輪126を上げると、一層、機体が前下がりとなって機体姿勢が安定しないが、本願ではこれを防止する。
また、第三可動転輪119の動きによって第三可動転輪119がクローラー92のクローラー芯金128からの脱輪を防止する。
即ち、第三可動転輪119の動きを規制することにより、前輪125および後輪126とクローラー92のクローラー芯金128との係合状態を良好に保持する。
この第三可動転輪119の動きの規制手段の構成は、任意であるが、ボス部122にストッパ130を設け、所定位置にてストッパ130に揺動アーム120が当接するようにして構成する。
In the third
That is, since the third
Further, the movement of the third
That is, by restricting the movement of the third
The configuration of the means for restricting the movement of the third
例えば、ボス部122の後部にストッパ130を設け、後輪126が略水平の通常位置から下動はできるが上動すると、揺動アーム120がストッパ130に当たるように構成すると、一体状の揺動アーム120の前側に設けた前輪125は略水平の通常位置から上動可能であるが下動不能に構成できる。
しかして、前記第一可動転輪115等の転輪の内面は、前記クローラー芯金128の傾斜に合わせて軸心より外側に至るに従い揺動アーム120の側面より離れるように傾斜させ(図19)、揺動アーム120の側面の転輪と重なる位置には転輪の軸より離れるに従い側面が転輪内面に接近するように突出する突出部131を設け、転輪の内面と揺動アーム120の側面との隙間を一定になるように構成する(図19)。
そのため、転輪の内面に付着した泥土等の異物は突出部131に当接する掻き落とされる。
したがって、泥土落としの効果が向上し、路上走行における泥土の落下量を減少させられる。
For example, when the
Accordingly, the inner surface of the wheel such as the first
Therefore, foreign matters such as mud adhering to the inner surface of the roller wheel are scraped off in contact with the protruding
Therefore, the effect of mud dropping is improved, and the amount of mud falling during traveling on the road can be reduced.
しかして、走行装置3の後部の遊動輪132の前側に最後部転輪133を設ける。最後部転輪133は走行フレーム116に上下しない位置不動状態に取付ける。最後部転輪133の前側に前記第三可動転輪119を設ける。
前記第三可動転輪119の揺動アーム120にはクローラー92の一対のクローラー芯金128間に形成されるクローラー嵌合溝134に係合する前後方向のクローラーガイド135を取付ける。クローラーガイド135は第三可動転輪119の揺動アーム120の上下揺動に伴って一体的に揺動する。
クローラーガイド135の後部は第三可動転輪119の後輪126より後方に突出させ、クローラーガイド135の後端部には後部クローラーガイド136を設ける。後部クローラーガイド136はその前部が上下するように、後部を走行フレーム116に軸137により回動自在に取付ける。そして、後部クローラーガイド136の前端部はクローラーガイド135の後端部に軸138により回動自在に取付ける。
したがって、第三可動転輪119と最後部転輪133の間にクローラーガイド135と後部クローラーガイド136を設け、クローラーガイド135と後部クローラーガイド136は第三可動転輪119の揺動に連動して上下に移動するので、クローラーガイド135と後部クローラーガイド136の折損やクローラー92の破損を防止する。
Accordingly, the
A
The rear part of the
Therefore, the
139はクローラーガイド135と後部クローラーガイド136との取付部分の上下を案内するガイドピンである。
揺動アーム120には左右一対の下方に突き出るクローラーガイド取付部140を設け、クローラーガイド取付部140にクローラーガイド135を軸141により取付ける。クローラーガイド135は断面U型形状に形成し、前記左右のクローラーガイド取付部140の内幅と略同一に形成する(図21)。
そのため、クローラーガイド135の剛性を向上させ、また、クローラーガイド135とクローラーガイド取付部140との取付部分への泥土の進入を抑制し、路上走行における泥土の落下を抑制する。
しかして、走行フレーム116の上面所定位置には上側転輪145を設ける。上側転輪145は取付軸146の左右側に取付け、取付軸146は取付軸146の外側に設けた内周ボス147に軸装する。内周ボス147は走行フレーム116に固定の外周ボス148に挿入固定する。外周ボス148と内周ボス147とは互いにスプライン嵌合させて、回転しないようにしている(図24)。
The
Therefore, the rigidity of the
Accordingly, the
したがって、内周ボス147と外周ボス148の二重ボスにして、外周ボス148を走行フレーム116に溶接固定しているので、走行フレーム116の上下方向の幅を広くすることが可能となり、強度確保が容易になる。
また、内周ボス147と外周ボス148の二重ボスのうち、通常、破損する場合はベアリングを有する内周ボス147であり、外周ボス148は破損しないので、この内周ボス147の交換を行えばよく、揺動アーム120全体への影響はなく、メンテナンスが容易である。
Therefore, since the outer
Of the double bosses of the
(実施例の作用)
機体を走行させると、刈取部4が圃場の穀稈を刈り取って搬送し、刈取部4により搬送された穀稈はシンクロ用前側供給搬送装置11に引き継がれ、シンクロ用前側供給搬送装置11は穀稈を穀稈供給搬送装置10に受け渡し、穀稈供給搬送装置10は穀稈を一定速度で搬送して脱穀装置2の脱穀室に供給して脱穀する。
走行装置3は走行用静油圧式無段変速装置12により主変速レバー13を傾倒させると、走行用静油圧式無段変速装置12がエンジン22の一定回転を無段階に変速して伝達し、走行速度変更可能に構成し、刈取部4およびシンクロ用前側供給搬送装置11へ伝達する回転も走行装置3の走行速度に同調して変速するようにしているので、刈取部4は走行速度に応じて最適な作業回転数が伝達される。
即ち、主変速レバー13を傾倒操作すると、走行用静油圧式無段変速装置12によエンジン22の一定回転が無段階に変速されて走行装置3に伝達され、走行装置3の走行速度に同調して刈取部4およびシンクロ用前側供給搬送装置11へ伝達する回転も変速される。
(Operation of Example)
When the machine is run, the cutting unit 4 harvests and transports the cereals in the field, the cereals transported by the cutting unit 4 are taken over by the synchro front supply transport device 11, and the synchro front supply transport device 11 The cocoon is delivered to the cereal supply /
When the traveling
That is, when the
しかして、走行装置3の走行速度を変速する走行用静油圧式無段変速装置12は、主変速レバー13の傾倒操作量に応じて増減速するが、更に、走行用静油圧式無段変速装置12の油圧モータ16のモータ斜板17も傾斜角度を二段階に切替可能(切替操作手段の構成は任意)に構成し、通常走行と高速走行との切替え可能に構成しているから、通常走行速度(標準側)で刈取作業(標準作業および倒伏作業)を行い、高速走行速度(高速側)で走行して移動時間を短縮する。
また、本願の走行用静油圧式無段変速装置12は、油圧モータ16により二段階に走行速度を切替可能にすることで副変速機能を奏するように構成しているので、ミッションケース18内の機械的な副変速機構を省略している。
そのため、圃場の状態等の条件で主変速レバー13を操作して走行速度を設定し、刈取作業中に穀稈が密集する等の作業条件が変化したとき、従来であれば副変速機構により減速操作するが、本願では、走行用静油圧式無段変速装置12の油圧モータ16のモータ斜板17を低速側に切り替えて減速するので、円滑に走行でき、ミッションケース18内の機械的な副変速機構を省略でき、部品点数削減でき、コストダウンおよび軽量化が図れる。
Thus, the traveling hydrostatic continuously
Further, the hydrostatic continuously
Therefore, when the operating speed changes by setting the traveling speed by operating the
また、機械的な副変速機構では副変速用歯車の噛み合い切替えのときにショックが生じることがあるが、本願では油圧モータ16のモータ斜板17の高低の切り替えになるので、ノークラッチ化して、操作性を向上させられる。
このミッションケース18内の機械的な副変速機構を省略して走行用静油圧式無段変速装置12の回転を車軸51に伝達するミッションMの構成は任意であるが、一例を示すと、ミッションケース18の上部に走行用静油圧式無段変速装置12の油圧モータ16のモータ出力軸52を設け、モータ出力軸52に出力歯車53を設ける。出力歯車53には入力歯車55を噛み合わせ、入力歯車55はサイドクラッチ軸56に固定の受動歯車57を常時噛合せ、入力軸54および単一の入力歯車55とサイドクラッチ軸56および単一の受動歯車57との間には、機械的な副変速機構である副変速軸および複数の副変速用歯車を省略している。
In addition, in the mechanical auxiliary transmission mechanism, a shock may occur when the meshing of the auxiliary transmission gear is switched, but in the present application, since the
The configuration of the transmission M that transmits the rotation of the hydrostatic continuously
しかして、ミッションケース18の作動を簡単に説明すると、サイドクラッチ軸56の左右側には左右サイドクラッチ58を設け、サイドクラッチ軸56の受動歯車57には遊星歯車機構60の駆動軸61に固定の駆動歯車67を噛み合わせ、遊星歯車機構60は、浅い円筒形状のキャリア62に遊星歯車63を設け、駆動軸61に遊嵌状態に設けた遊星歯車64に中間遊星歯車65を介して噛み合わせる。キャリア62にはキャリア62の回転に制動を付与する多板式のブレーキ66を設けているから、左右のサイドクラッチ58を入りの状態では直進し、パワステを傾倒させるとブレーキ66により旋回内側となるキャリア62に制動を掛けて緩旋回を開始し、更に、ブレーキ66により旋回内側となるキャリア62に制動を掛けて旋回内側の車軸の回転が零になるとブレーキターンとなり、更に、キャリア62に制動を掛けると旋回外側と旋回内側の車軸の回転が逆転してスピンターンとなる。
しかして、ミッションケース18内の機械的な副変速機構を省略しているので、走行用静油圧式無段変速装置12あるいはミッションケース18に不具合があったとき、機械的な副変速機構のニュートラル位置への切替えができないが、本願では、入力歯車55を設けた入力軸54をミッションケース18に対して抜けるように構成しているので、入力軸54を抜くと、モータ出力軸52と車軸51との伝達は切断されて自由状態になって、ニュートラル化可能になる。
Thus, the operation of the
Since the mechanical sub-transmission mechanism in the
即ち、エンジン22のトラブルやミッションケース18のトラブルのとき入力軸54をミッションケース18から一旦抜いて、入力歯車55を出力歯車53と受動歯車57に対して移動させて噛み合いを外し、走行用静油圧式無段変速装置12と車軸51の間の伝達を解除できるので、機体の牽引を容易に行える。
入力軸54を抜く構成は、ミッションケース18の一方側に走行用静油圧式無段変速装置12を設け、走行用静油圧式無段変速装置12の反対側にミッションケース18の本体70に対して着脱自在の取付メタル71を取付け、取付メタル71に入力軸54の端部を取り付け、取付メタル71を本体70から外して歯車の噛み合いを外して行うので、入力軸54をスライドさせる構成によりミッションMのニュートラル化が可能になり、構成が簡素であり、設置および作動スペースも小さくできる。
前記ミッションケース18の上部にはHST入力用ボス部72およびHST出力用ボス部73を一体状に形成し、HST入力用ボス部72には前記走行用静油圧式無段変速装置12の油圧ポンプ14の入力軸74を軸装し、入力軸74には入力プーリ75を設けているので、走行用静油圧式無段変速装置12を取付ける部分のミッションケース18の加工精度が向上し、取付精度が向上する。
That is, when there is a problem with the
In the configuration in which the
An HST
しかして、エンジン22の回転伝動について簡単に説明すると、エンジン22の回転が中間プーリー28に伝達され、中間プーリー28は中間軸29と中間歯車30を介してケースの中間伝動軸31に回転を伝達し、中間伝動軸31で扱胴34側と穀稈供給搬送中間出力軸41および刈取搬送用静油圧式無段変速装置21とに伝動を分岐する。脱穀用傘歯車32に伝達された回転は扱胴34に伝達して駆動する。
中間伝動軸31の回転は穀稈供給搬送中間出力軸41に伝達されて、穀稈供給搬送中間出力軸41の回転は穀稈供給搬送装置10の終端側から入力させて、穀稈供給搬送装置10を駆動する。
したがって、穀稈供給搬送中間出力軸41は走行用静油圧式無段変速装置12および刈取搬送用静油圧式無段変速装置21とは無関係にエンジン22からの一定に設定された回転を、穀稈供給搬送装置10に伝達し、穀稈供給搬送装置10と扱胴34とは常時同じ関係で回転する。
Thus, the rotation transmission of the
The rotation of the
Accordingly, the cereal supply / conveyance
穀稈供給搬送中間出力軸41の下手側には刈取用中間歯車36により回転が伝達される刈取搬送用静油圧式無段変速装置21の刈取HST入力軸37を設けているので、穀稈供給搬送中間出力軸41の回転が刈取搬送用静油圧式無段変速装置21のポンプに入力されて、刈取搬送用静油圧式無段変速装置21のモータから変速された回転が刈取HST出力軸38により出力され、刈取HST出力軸38は刈取用中間出力軸39および搬送シンクロ用出力軸40により刈取部4およびシンクロ用前側供給搬送装置11を駆動回転させる。
なお、前記した各実施例は、理解を容易にするために、個別または混在させて図示、あるいは説明しており、ブロック図等を含めたこれらの実施例は相互に夫々種々組合せ可能であり、これらの表現によって、構成・作用等が限定されるものではなく、また、相乗効果を奏する場合も勿論存在する。
On the lower side of the grain supply / conveyance
In addition, for ease of understanding, each of the above-described embodiments is illustrated or described individually or mixedly, and these embodiments including a block diagram can be variously combined with each other. These expressions are not intended to limit the configuration / action and the like, and there are, of course, cases where a synergistic effect is achieved.
1…機体フレ−ム、2…脱穀装置、3…走行装置、4…刈取部、5…グレンタンク、10…穀稈供給搬送装置、11…シンクロ用前側供給搬送装置、12…走行用静油圧式無段変速装置、13…主変速レバー、14…油圧ポンプ、15…ポンプ斜板、16…油圧モータ、17…モータ斜板、18…ミッションケース、21…刈取搬送用静油圧式無段変速装置、22…エンジン、26…入力プーリー、27…ミッションケース、28…中間プーリー、29…中間軸、30…中間歯車、31…中間伝動軸、32…脱穀用傘歯車、33…脱穀伝動軸、34…扱胴、35…処理胴、36…刈取用中間歯車、37…刈取HST入力軸、38…刈取HST出力軸、39…刈取用中間出力軸、40…搬送シンクロ用出力軸、41…穀稈供給搬送中間出力軸、42…唐箕、43…駆動歯車、44…刈取脱穀クラッチ、45…刈取中間出力プーリー、46…刈取中間入力プーリー、47…ベルト、50…ギヤケース、52…モータ出力軸、53…出力歯車、55…入力歯車、54…入力軸、56…サイドクラッチ軸、57…受動歯車、58…サイドクラッチ、60…遊星歯車機構、61…駆動軸、62…キャリア、63…遊星歯車、64…遊星歯車、65…中間遊星歯車、66…ブレーキ、67…駆動歯車、70…本体、71…取付メタル、72…HST入力用ボス部、73…HST出力用ボス部、74…入力軸、75…入力プーリ、80…出力歯車、81…リダクション歯車、82…リダクション軸、83…伝達歯車、84…ホイル歯車、85…ホイルケース、86…ケース、88…取付メタル、89…取付メタル、90…取付メタル、91…取付ボルト、92…クローラー、100…内側軸受、101…外側軸受、115…第一可動転輪、114…駆動輪、116…走行フレーム、117…アーム、118…回動支点軸、119…第三可動転輪、120…揺動アーム、121…回動支点軸、122…ボス部、123…ストッパ部、125…前輪、126…後輪、128…クローラー芯金、130…ストッパ、131…突出部、132…遊動輪、133…最後部転輪、134…クローラー嵌合溝、135…クローラーガイド、136…後部クローラーガイド、138…軸、140…クローラーガイド取付部、145…上側転輪、146…取付軸、147…内周ボス、148…外周ボス。
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Airframe frame, 2 ... Threshing device, 3 ... Traveling device, 4 ... Cutting part, 5 ... Glen tank, 10 ... Grain supply / conveyance device, 11 ... Front supply conveyance device for synchro, 12 ... Hydrostatic pressure for traveling Continuously variable transmission, 13 ... main transmission lever, 14 ... hydraulic pump, 15 ... pump swash plate, 16 ... hydraulic motor, 17 ... motor swash plate, 18 ... mission case, 21 ... hydrostatic continuously variable transmission for cutting and conveying Equipment: 22 ... Engine, 26 ... Input pulley, 27 ... Transmission case, 28 ... Intermediate pulley, 29 ... Intermediate shaft, 30 ... Intermediate gear, 31 ... Intermediate transmission shaft, 32 ... Threshing bevel gear, 33 ... Threshing transmission shaft, 34 ... Handling cylinder, 35 ... Processing cylinder, 36 ... Intermediate gear for cutting, 37 ... Cutting HST input shaft, 38 ... Cutting HST output shaft, 39 ... Intermediate output shaft for cutting, 40 ... Output shaft for conveying sync, 41 ... Grain稈 Supply conveyance intermediate output shaft, 2 ... Kara, 43 ... Drive gear, 44 ... Mowing threshing clutch, 45 ... Mowing intermediate output pulley, 46 ... Mowing intermediate input pulley, 47 ... Belt, 50 ... Gear case, 52 ... Motor output shaft, 53 ... Output gear, 55 ...
Claims (1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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TWI381800B (en) * | 2010-03-12 | 2013-01-11 | Iseki Agricult Mach | Combine harvester |
CN108684326A (en) * | 2018-07-09 | 2018-10-23 | 星光农机股份有限公司 | The Conjoined gear case of machine is stored up suitable for disc type blueness |
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-
2008
- 2008-08-28 JP JP2008220043A patent/JP2010052597A/en not_active Withdrawn
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