JP2010052559A - 車両用空調装置の配設構造 - Google Patents

車両用空調装置の配設構造 Download PDF

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悟 橋本
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茂之 森
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Abstract

【課題】放熱用熱交換器の前下方のデッドスペースを有効利用して内部熱交換器を配設することができ、また、エンジンルームの充分な空間確保と、内部熱交換器の冷却性能向上との両立を図る車両用空調装置の配設構造を提供する。
【解決手段】車室とエンジンルーム11を車両前後方向に仕切るダッシュパネル13を設け、エンジンルーム11に配設されたパワートレイン40の前方に放熱用熱交換器2を配設し、ダッシュパネル13の近傍に蒸発用熱交換器4を配設し、冷媒循環経路の放熱用熱交換器2と蒸発用熱交換器4との間に内部熱交換器5を設け、内部熱交換器5を放熱用熱交換器2の前下方に配設したことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

この発明は、冷媒が循環する冷媒循環経路に、該冷媒を圧縮する圧縮機と、放熱用熱交換器と、蒸発用熱交換器とを備え、該蒸発用熱交換器によって車室内の温度を調整する空調装置を備えたような車両用空調装置の配設構造に関する。
一般に、車両用空調装置は、冷媒を圧縮する圧縮機、放熱用熱交換器としての凝縮器、膨張弁および蒸発用熱交換器としての蒸発器を基本構成とする冷凍サイクルにて形成されており、圧縮機で圧縮された冷媒が、凝縮器にて凝縮されると共に、その凝縮冷媒が膨張弁で減圧膨張された後に、蒸発器によって蒸発し、圧縮機に戻るように構成されており、上述の蒸発器により車室内の温度を調整する空調装置が形成される。
従来、上記冷媒としては、CFC冷媒やHCFC冷媒が用いられていたが、これらの各冷媒はオゾン層に対して有害な関係上、オゾン破壊係数がゼロのHFC冷媒(ハイドロ・フルオロ・カーボン冷媒)やHC冷媒(ハイドロカーボン冷媒)に移行されつつある。
上述のHFC冷媒(ハイドロ・フルオロ・カーボン冷媒)は地球温暖化係数が大きいという問題点があり、HC冷媒(ハイドロカーボン冷媒)は地球温暖化係数が小さい反面、強燃性を有するので車両用としては不向きである。一方、従前のアンモニア冷媒は地球温暖化係数がゼロである反面、毒性を有するという問題点があった。
このため、特許文献1、2、3に開示されているように、地球温暖化係数が極小で、不燃性かつ無毒のCO冷媒を用い、従前の冷凍サイクルに内部熱交換器と蓄圧装置とを追加して車両用空調装置と成す技術が開発されている。
しかしながら、これらの各特許文献1〜3には、二酸化炭素冷媒による車両用空調装置の基本的な冷凍サイクルが開示されているに過ぎず、該冷凍サイクルを構成する各要素を車両に対して如何に搭載・配置するかという点についての開示はない。
特開2007−191125号公報 特開2006−327350号公報 特開2003−214713号公報
そこで、この発明は、車室とエンジンルームとを車両前後方向に仕切るダッシュパネルを設け、エンジンルームに配設されたパワートレインユニットの前方に放熱用熱交換器を配設し、ダッシュパネルの近傍に蒸発用熱交換器を配設すると共に、冷媒循環経路の放熱用熱交換器と蒸発用熱交換器との間に内部熱交換器を設け、この内部熱交換器を放熱用熱交換器の前下方に配設することで、上記放熱用熱交換器の前下方のデッドスペースを有効利用して内部熱交換器を配設することができ、また、エンジンルームの充分な空間確保と、内部熱交換器の冷却性能向上との両立を図ることができる車両用空調装置の配設構造の提供を目的とする。
この発明による車両用空調装置の配設構造は、冷媒が循環する冷媒循環経路に、該冷媒を圧縮する圧縮機と、放熱用熱交換器と、蒸発用熱交換器とを備え、上記蒸発用熱交換器によって車室内の温度を調整する空調装置を備えた車両用空調装置の配設構造であって、車室とエンジンルームを車両前後方向に仕切るダッシュパネルが設けられ、上記エンジンルームに配設されたパワートレインユニットの前方に上記放熱用熱交換器を配設し、上記ダッシュパネルの近傍に上記蒸発用熱交換器を配設すると共に、上記冷媒循環経路の上記放熱用熱交換器と上記蒸発用熱交換器との間に内部熱交換器を設け、該内部熱交換器を上記放熱用熱交換器の前下方に配設したものである。
上記構成によれば、放熱用熱交換器の前下方に存在するデッドスペースを有効利用して内部熱交換器を配設することができる。
また、上記内部熱交換器を放熱用熱交換器の直後(つまり、エンジンルーム側)に配設する構造と比較して、該内部熱交換器を放熱用熱交換器の前下方に配設するので、エンジンルームの充分な空間確保を図ることができる。
さらに、放熱用熱交換器の前下方は走行風が良好に当たるので、内部熱交換器の冷却性能向上を図ることができる。要するに、エンジンルームの充分な空間確保と、内部熱交換器の冷却性能向上との両立を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、車両の前端部にはバンパ部材が設けられ、該バンパ部材によって上記内部熱交換器を覆ったものである。
上記構成によれば、内部熱交換器が衝撃吸収性を有するので、車両の軽衝突時に車体にダメージを与えるのを防止することができる。
この発明の一実施態様においては、上記バンパ部材は、歩行者保護用の足払い部を備え、該足払い部によって上記内部熱交換器を覆ったものである。
上記構成によれば、車両と歩行者との接触時に、バンパ部材の足払い部後部に位置する上記内部熱交換器により歩行者の足払いを行なうことができ、当該歩行者の上体をボンネット上に傾倒させて、歩行者保護を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記冷媒循環経路内の上記内部熱交換器と上記蒸発用熱交換器との間には蓄圧装置が設けられ、該蓄圧装置を上記放熱用熱交換器の後方に配設したものである。
上記構成によれば、内部熱交換器を放熱用熱交換器の前下方つまり前側に配設し、放熱用熱交換器の後方に蓄圧装置を配設したので、スペースを有効利用して、これら三者(すなわち、内部熱交換器、放熱用熱交換器、蓄圧装置)を配設することができる。
この発明の一実施態様においては、空調風を上記蒸発用熱交換器を通過させて車室内に導く空調風通路を備え、該空調風通路には上記蒸発用熱交換器に空調風を送風するブロアユニットと、上記蒸発用熱交換器からの空調風を上記車室内に設けられた複数の空調風吹出し口に分配して配風する配風ユニットとが設けられ、上記蒸発用熱交換器と上記ブロアユニットと上記配風ユニットとを一体的にユニット化して助手席と対応するダッシュパネルの一側方に配設したものである。
上記構成によれば、蒸発用熱交換器とブロアユニットと配風ユニットとを一体ユニット化したものの全体を集約して、ダッシュパネルの片側、つまり助手席側に配設したので、運転席側においては充分な居住スペースを確保することができ、また助手席側においては最大限の居住スペースを確保することができ、さらに、片方に集約して配設するので、その組付け性の向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記冷媒は二酸化炭素冷媒であることを特徴とする。
上記構成によれば、冷媒を、高い圧縮圧力が必要な二酸化炭素冷媒(CO冷媒)としたので、地球温暖化係数が極小、かつ毒性がないうえ、不燃性を確保することができて、安全性上、有効となる。
この発明によれば、車室とエンジンルームとを車両前後方向に仕切るダッシュパネルを設け、エンジンルームに配設されたパワートレインユニットの前方に放熱用熱交換器を配設し、ダッシュパネルの近傍に蒸発用熱交換器を配設すると共に、冷媒循環経路の放熱用熱交換器と蒸発用熱交換器との間に内部熱交換器を設け、この内部熱交換器を放熱用熱交換器の前下方に配設したので、上記放熱用熱交換器の前下方のデッドスペースを有効利用して内部熱交換器を配設することができ、また、エンジンルームの充分な空間確保と、内部熱交換器の冷却性能向上との両立を図ることができる効果がある。
放熱用熱交換器の前下方のデッドスペースを有効利用して内部熱交換器を配設すると共に、エンジンルームの充分な空間確保と、内部熱交換器の冷却性能向上との両立を図るという目的を、冷媒が循環する冷媒循環経路に、該冷媒を圧縮する圧縮機と、放熱用熱交換器と、蒸発用熱交換器とを備え、上記蒸発用熱交換器によって車室内の温度を調整する空調装置を備えた車両用空調装置の配設構造において、車室とエンジンルームを車両前後方向に仕切るダッシュパネルを設け、上記エンジンルームに配設されたパワートレインユニットの前方に上記放熱用熱交換器を配設し、上記ダッシュパネルの近傍に上記蒸発用熱交換器を配設すると共に、上記冷媒循環経路の上記放熱用熱交換器と上記蒸発用熱交換器との間に内部熱交換器を設け、該内部熱交換器を上記放熱用熱交換器の前下方に配設するという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両用空調装置の配設構造を示すが、まず、図10を参照してCO(二酸化炭素)を冷媒とする冷凍サイクルの構成について説明する。
図10に示すように、冷媒を圧縮する可変容量形の圧縮機1と、この圧縮機1で圧縮された高温高圧の冷媒を外気、特に走行風により冷却する放熱用熱交換器としてのガスクーラ2と、このガスクーラ2で冷却された冷媒を減圧する減圧手段としての膨張弁3と、該膨張弁3で減圧された冷媒を、内外気より熱を奪い蒸発させる蒸発用熱交換器としてのエバポレータ4と、ガスクーラ2で冷却された冷媒と圧縮機1へ還流する低圧の冷媒との間で熱交換する内部熱交換器5と、エバポレータ4を通過した冷媒を気液分離して気相状態の冷媒(COガス冷媒)のみを圧縮機1に送る蓄圧装置としてのアキュムレータ6とを備え、これら各要素1〜6を冷媒導管としてのラインL1〜L7で閉ループ状に接続して、冷凍サイクルを構成すると共に、これら各ラインL1〜L7(冷媒導管)により冷媒が循環する冷媒循環経路7を形成している。
ここで、上述の圧縮機1は後述するエンジン38で駆動され、COガス冷媒を圧縮し、高温高圧の冷媒をラインL1に吐出する。
ガスクーラ2は、高温高圧のCO冷媒の熱を外気、主として走行風と熱交換させ、放熱、液化させて、中温まで冷却する。
内部熱交換器5は、ガスクーラ2で冷却された冷媒と、エバポレータ4で蒸発した低温低圧の冷媒との間で熱交換させ、ガスクーラ2から膨張弁3に送られる冷媒を、さらに冷却する。
膨張弁3は、内部熱交換器5で冷却された中温高圧の冷媒を減圧させ、低温低圧の霧状の冷媒としてエバポレータ4に送出する。
エバポレータ4は、該エバポレータ4を通過する内外気の熱を奪って、冷媒を蒸発させ、このエバポレータ4によって車室内の温度を調整する。
アキュムレータ6(蓄圧装置)は、エバポレータ4から吐出される冷媒を気液分離し、圧縮機1による液圧縮を防止すべく、液冷媒を一時プールし、ガス冷媒のみを、内部熱交換器5を介して圧縮機1に還流する。
次に、図1〜図3を参照して車両の全体構造について説明する。ここに、図1は車両の側面図、図2は車両の平面図、図3は車両の正面図である。
図1〜図3において、エンジンルーム11と車室12とを車両前後方向に仕切るダッシュパネルとしてのダッシュロアパネル13を設け、このダッシュロアパネル13の下部には、後方に向けて略水平に延びて車室12の底面を形成するフロアパネル14を、一体または一体的に連設し、このフロアパネル14の後部には、上方に立上がるキックアップ部15および略水平なリヤシートパン16を形成し、このリヤシートパン16にはバルクヘッド17を介してリヤフロア18(フロアパネル)を略水平に連設している。このリヤフロア18は後述する後部荷室53の底面を形成するものである。
車室12とエンジンルーム11とを車両の前後方向に仕切るダッシュロアパネル13は、図2に示すように、その車幅方向の中央において車両後方に向けて凹設されたダッシュ中央凹部13Aと、このダッシュ中央凹部13Aの前端から車幅方向両側に延びるダッシュ側部13B,13Cと、から形成され、運転席側のダッシュ側部13B(ダッシュパネルの一般面に相当)は車幅方向に真っ直ぐ延びているのに対して助手席側のダッシュ側部13Cはエンジンルーム11側に向けて凸設された凸形状に形成されている。
上述のフロアパネル14の車幅方向の中央部には、図2に平面図で示すように、車室12内に向かって上方へ突出して、車両の前後方向に延びるトンネル部19を設けている。このトンネル部19は、図1に側面図で示すようにダッシュロアパネル13とバルクヘッド17との間を車両の前後方向に延びており、該トンネル部19は車体剛性の中心となるものである。なお、このトンネル部19の上部には、該トンネル部19の上部に沿って車両の前後方向に延びるトンネルメンバ(いわゆる、ハイマウントバックボーンフレーム)を設けてもよい。
また、上述のフロアパネル14の左右両サイドには、図2、図3に示すように、車両の前後方向に延びるサイドシル20を接合固定している。このサイドシル20は、サイドシルインナ21とサイドシルアウタ22とを接合して、車両の前後方向に延びるサイドシル閉断面23(図3参照)を有する車体剛性部材である。なお、上記サイドシルインナ21とサイドシルアウタ22との間には必要に応じて、サイドシルレインフォースメントが介設される。
さらに、図1、図2に示すように、ダッシュロアパネル13とキックアップ部15との車両前後方向の中間部において、上述のフロアパネル14上部には、トンネル部19の縦壁とサイドシルインナ21との間を車幅方向に連結する左右のフロアクロスメンバ24,24を設け、断面ハット形状のこのフロアクロスメンバ24とフロアパネル14との間には、車幅方向に延びる閉断面25を形成している。
図2、図3に示すように、上述のトンネル部19とサイドシル20との間の車幅方向の中間部において、フロアパネル14の下部には、車両の前後方向に延びる左右一対のフロアフレーム26,26(車体剛性部材)を接合固定して、断面逆ハット形状のこのフロアフレーム26とフロアパネル14との間には、車両の前後方向に延びる閉断面27(図3参照)を形成している。
また、リヤフロア18の下部両サイドには、図1、図2に示すように、車両の前後方向に延びる左右一対のリヤサイドフレーム28,28(車体剛性部材)を接合固定して、(断面逆ハット形状の)このリヤサイドフレーム28とリヤフロア18との間には、車両の前後方向に延びる閉断面(図示せず)を形成すると共に、これら一対のリヤサイドフレーム28,28の前部を、図2に示すように、サイドシル20の後部と車両前後方向にオーバラップする位置まで前方へ延設させている。
一方、図2に示すように、エンジンルーム11の左右両サイドを車両の前後方向に延びる左右一対のフロントサイドフレーム29,29を設けている。これらの各フロントサイドフレーム29,29は、ダッシュ側部13B,13Cより前方に延びる車体剛性部材であって、これらの各フロントサイドフレーム29,29は図1に示すように、その後部がダッシュロアパネル13の前面に沿って下方に延び、該フロントサイドフレーム29の後端部は上述のフロアフレーム26の前端部に連結されていて、このフロントサイドフレーム29とフロアフレーム26とは、図2に示すように、平面視で車両の前後方向に略一直線状に連続するものである。
図1、図2に示すように、左右一対のフロントサイドフレーム29,29間には、車幅方向に延びる閉断面構造のフロントクロスメンバ30(いわゆるNo.1.5クロスメンバ)を設けている。
また、図2に示すように、左右一対のフロントサイドフレーム29,29の前方には、クラッシュカン31,31(衝撃エネルギ吸収部材)を介して、車幅方向に延びるバンパレイン32(詳しくは、フロントバンパレインフォースメント)を設けている。
上述の左右一対のフロントサイドフレーム29,29の車外側には、ホイールハウス33,33(図6参照)が設けられており、これら各ホイールハウス33,33における車幅方向の内側で、かつホイールハウス33の前後方向略中央部には図6に示すように、サスタワー33T(詳しくは、サスペンションタワー部)が一体的に取付けられている。
また、左右の各ホイールハウス33の上部には、図6に示すように、車両の略前後方向に延びる車体剛性部材としてのエプロンレインフォースメント34が設けられており、このエプロンレインフォースメント34の前部には、シュラウドアッパメンバ(図示せず)が接続される一方、エプロンレインフォースメント34の後部には、カウルサイド部35が接続されている。
ところで、図1に示すように、エンジンルーム11内のエンジン38の前方において、左右一対のフロントサイドフレーム29,29間には、後部にクーリングファン36を備えたラジエータ37を、前低後高状に傾斜させて、配設している。ここで、上述のラジエータ37とクーリングファン36とは一体化されて、ラジエータユニットを構成している。
また、図1、図2に示すように、ラジエータ37のさらに前方には放熱用熱交換器としてのガスクーラ2を配設し、このガスクーラ2の前下方に内部熱交換器5を配置し、ガスクーラ2の後方右端部にはアキュムレータ6を配設し、さらに該アキュムレータ6の車幅方向右方には膨張弁3を配設している。
図1、図2に示すように、エンジンルーム11内の後部およびトンネル部19の車外側には、内燃機関としてのエンジン38(縦置きエンジン)とトランスミッション39とから成るパワートレインユニット40(以下単にパワートレインと略記する)を配設している。該パワートレイン40は上述のダッシュ中央凹部13Aに対応して配設されたものであって、重量物としてのエンジン38およびトランスミッション39を可及的車両前後方向の中心部に後退配置して所謂フロント・ミッドシップ・エンジン車と成し、ヨー慣性モーメントの低減を図り、操縦安定性の向上を図るように構成している。ここで、上述のエンジン38としては、レシプロエンジンまたはロータリエンジンを用いることができるが、図面ではレシプロエンジンを例示している。
さらに、上述のトンネル部19の車外側には、トランスミッション39の出力を、リヤディファレンシャル装置41に伝達するプロペラシャフト42を設け、上述のリヤディファレンシャル装置41の差動出力を、車幅方向に延びる左右のドライブシャフト43,43(図2参照)を介して、左右の後輪44,44に伝達すべく構成して、FR(前部機関後輪駆動)タイプの車両と成している。
一方、図1に示すように、エンジンルーム11の上方をボンネット45で覆うと共に、エンジンルーム11の前方はフロントバンパ46で覆っている。
つまり、車両の前端部にはバンパ部材としてのフロントバンパ46が設けられており、このフロントバンパ46はその下部に歩行者保護用の足払い部46aを備えている。
また、フロントウインド47は、図3に示すように左右のフロントピラー48,48と、ルーフ部49の前端と、カウル部(図示せず)上端との間に形成されたフロントウインド開口を覆うものである。
一方、この車両は、図1に示すように、リヤフロア18上方の後部荷室53の開口を、リヤゲートウインド54を備えたリヤゲート55(開閉部材)によって開閉自在に覆うように構成しており、上述の後部荷室53は車室12内と連通していて、上述のリヤゲート55を開放することで、荷物の出し入れを容易に行なうように構成している。
図1〜図3において、56はステアリングホイール、57はインストルメントパネル、58はステアリングラック、59はサブフレーム、60はホイールハウス33(図6参照)に操舵可能に格納された前輪タイヤである。
一方、図2に示すように、ダッシュロアパネル13およびインストルメントパネル57の後方の車室12内側には、車幅方向に運転席シート61と、助手席シート62とが左右に並設されている。運転席シート61は車両左側のダッシュ側部13B(他方のダッシュ側部)およびステアリングホイール56に対応して車両左側に配設されており、この運転席シート61はシートクッション61Cとシートバック61Bとを備えている。
助手席シート62は車両右側のダッシュ側部13C(一方のダッシュ側部)に対応して車両右側に配設されており、この助手席シート62もシートクッション62Cとシートバック62Bとを備えている。
運転席シート61および助手席シート62から成る前列シートの後方には、シートクッション63Cとシートバック63Bとをそれぞれ備えた左右のリヤシート63,63(後列シート)を配設している。ここで、これらの前後各列のシート61,62,63,63は何れもセパレート・シート(バケットシート)にて構成している。
次に、車両用空調装置の配設構造について詳述する。
図2に示すように、エンジン38の前部には、該エンジン38で駆動される圧縮機1を取付ける一方、図1、図2に示すように、エンジンルーム11内のパワートレイン40の前方、詳しくは、エンジン38およびラジエータ37のさらに前方には放熱用熱交換器としてのガスクーラ2を配設している。
そして、このガスクーラ2の前下方には内部熱交換器5を配設している。この内部熱交換器5は図10で示したように冷媒循環経路7のガスクーラ2とエバポレータ4との間に設けられたものである。また、上述のガスクーラ2の後方右端部には図2に示すように蓄圧装置としてのアキュムレータ6が設けられている。このアキュムレータ6は図10で示したように冷媒循環経路7の内部熱交換器5とエバポレータ4との間に設けられたものである。
図1〜図3に示すように、上述のエバポレータ4と、ブロアユニット8と、配風ユニット9とで空調ユニット64を構成し、これら各要素、すなわち、エバポレータ4とブロアユニット8と、配風ユニット9とを一体的にユニット化して上述の空調ユニット64を構成し、該空調ユニット64をダッシュロアパネル13における助手席側のダッシュ側部13C直後に配設している。
図4は図1の要部拡大側面図、図5は図2の要部拡大平面図、図6は配風ユニットと空調風吹出し口との関連構造を示す平面図である。
図4〜図6に示すように、上記各要素4,8,9は単一のハウジング65内に一体ユニット化されており、該ハウジング65内を空調風通路66(図5参照)に設定している。
この空調風通路66は、エバポレータ4を通過する空調風を、配風ユニット9(つまり、配風ボックス)を介して車室12内に導く通路である。
また、この空調風通路66には、エバポレータ4に空調風(特に、内外気)を送風するブロアユニット8と、エバポレータ4からの空調風を車室12内に設けられた複数の空調風吹出し口に分配して配風する配風ユニット9が設けられている。
図4、図5に示すように、上述のブロアユニット8は、空調風の吐出部8Aと、内外気の吸込み口8Bと、ブロアモータ8Mとを有し、このブロアユニット8は空調ユニット64内の前部に配置されている。
図5に平面図で示すように、エバポレータ4と配風ユニット9とは、空調ユニット64内において上述のブロアユニット8の後方に車幅方向に並設されており、車幅方向外方にエバポレータ4が、車幅方向内方に配風ユニット9が、それぞれ位置するように配設されている。
図6に示すように、配風ユニット9の下流部(空調風の吹出し側)にはデフロスタ連通部67およびベント連通部68を接続している。
上述のデフロスタ連通部67には、多数のデフロスタ吹出し口69,69…を備えたデフロスタダクト70を接続して、フロントウインド47の曇り止めを図るように構成している。
また、上述のベント連通部68には運転席側および助手席側の各ベントダクト71,72を接続し、運転席側のベントダクト71に形成された左右のベント吹出し口73,73からドライバに向けて空調風を吹き出すように構成している。
さらに、上述の助手席側のベントダクト72に形成された左右のベント吹出し口74,74からパッセンジャに向けて空調風を吹き出すように構成している。なお、図6において、75,76はリヤ席用の空調風の接続部であり、この接続部75,76に図示しないダクトを接続して、後席乗員用の空調経路が形成されるものである。
つまり、上述の配風ユニット9はデフロスタ吹出し口69、ベント吹出し口73,74に対して空調風を分配して配風するものである。
また、上述のエバポレータ4、ブロアユニット8、配風ユニット9を内蔵した空調ユニット64を、車両前方に向けて凸形状に形成されたダッシュ側部13C(ダッシュ側方凸部)の直後に配設することで、エバポレータ4はパワートレイン40の車幅方向一方側つまり車幅方向右方側のダッシュパネル13の近傍に配設されている。
ところで、図4、図5に示すように、ガスクーラ2の前下方に配設された内部熱交換器5は2重パイプ構造に形成されており、図5に平面図で示すように、該内部熱交換器5は平面から見て車両右側方が開放する略U字状に構成され、この内部熱交換器5それ自体が衝撃吸収性を有するように構成されている。
また、内部熱交換器5を平面視略U字状に構成することで、該内部熱交換器5は前辺部5aと後辺部5bとを有し、図4、図5に示すように、後辺部5bの複数箇所は支持ブラケット80,80を介してガスクーラ2の下部前面に支持されている。
さらに、上述の内部熱交換器5は図4に示すように、バンパ部材としてのフロントバンパ46の足払い部46aによって覆われており、図7に示すように、車両と歩行者との接触時に足払い部46aの直後に位置する内部熱交換器5の前辺部5aにて、歩行者の足払いを行なって、当該歩行者の上体をボンネット45上に傾倒させて、歩行者保護を図るように構成している。
一方、図5に平面図で示すように、ガスクーラ2と内部熱交換器5とは、ラインL2でこれら両者2,5の右端部相互が接続されており、内部熱交換器5と膨張弁3の入口部とは、ラインL3で接続されている。
膨張弁3の出口部と、エバポレータ4とは車両の略前後方向に延びるラインL4で接続されており、エバポレータ4とアキュムレータ6とはラインL4と略平行に車両の略前後方向に延びるラインL5で接続されている。
また、アキュムレータ6と内部熱交換器5との間はラインL6で接続されている。
ここで、上述の各ラインL4,L5の中間部には、車幅方向に延びる変位許容部としての屈曲部81,82がそれぞれ一体的に形成されており、これらの各屈曲部81,82で所定の変位を許容し、車両衝突時に冷媒導管の破損を防止すると共に、屈曲部81,82が所定以上の衝突荷重で破損するように設定されており、屈曲部81,82の破損時には不燃性のCO冷媒をエンジンルーム11内に排出して、車両火災を防止するように構成している。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示す。
このように、図1〜図7で示した実施例の車両用空調装置の配設構造は、冷媒が循環する冷媒循環経路7に、該冷媒を圧縮する圧縮機1と、放熱用熱交換器(ガスクーラ2参照)と、蒸発用熱交換器(エバポレータ4参照)とを備え、上記蒸発用熱交換器(エバポレータ4)によって車室12内の温度を調整する空調装置(空調ユニット64参照)を備えた車両用空調装置の配設構造であって、車室12とエンジンルーム11を車両前後方向に仕切るダッシュロアパネル13が設けられ、上記エンジンルーム11に配設されたパワートレイン40の前方に上記放熱用熱交換器(ガスクーラ2)を配設し、上記ダッシュロアパネル13の近傍に上記蒸発用熱交換器(エバポレータ4)を配設すると共に、上記冷媒循環経路7の上記放熱用熱交換器(ガスクーラ2)と上記蒸発用熱交換器(エバポレータ4)との間に内部熱交換器5を設け、該内部熱交換器5を上記放熱用熱交換器(ガスクーラ2)の前下方に配設したものである(図1、図4、図5、図10参照)。
この構成によれば、放熱用熱交換器(ガスクーラ2参照)の前下方に存在するデッドスペースを有効利用して内部熱交換器5を配設することができる。
また、上記内部熱交換器5を放熱用熱交換器(ガスクーラ2)の直後(つまり、エンジンルーム側)に配設する構造と比較して、該内部熱交換器5を放熱用熱交換器(ガスクーラ2)の前下方に配設するので、エンジンルーム11の充分な空間確保を図ることができる。
さらに、放熱用熱交換器(ガスクーラ2)の前下方は走行風が良好に当たるので、内部熱交換器5の冷却性能向上を図ることができる。要するに、エンジンルーム11の充分な空間確保と、内部熱交換器5の冷却性能向上との両立を図ることができる。
加えて、車両の前端部にはバンパ部材(フロントバンパ46参照)が設けられ、該バンパ部材(フロントバンパ46)によって上記内部熱交換器5を覆ったものである(図4参照)。
この構成によれば、内部熱交換器5が衝撃吸収性を有するので、車両の軽衝突時に車体にダメージを与えるのを防止することができる。
また、上記バンパ部材(フロントバンパ46参照)は、歩行者保護用の足払い部46aを備え、該足払い部46aによって上記内部熱交換器5を覆ったものである(図4参照)。
この構成によれば、車両と歩行者との接触時に、バンパ部材(フロントバンパ46)の足払い部46a後部に位置する上記内部熱交換器5により歩行者の足払いを行なうことができ、図7で示したように、当該歩行者の上体をボンネット上に傾倒させて、歩行者保護を図ることができる。
さらに、上記冷媒循環経路7内の上記内部熱交換器5と上記蒸発用熱交換器(エバポレータ4参照)との間には蓄圧装置(アキュムレータ6参照)が設けられ、該蓄圧装置(アキュムレータ6参照)を上記放熱用熱交換器(ガスクーラ2参照)の後方に配設したものである(図4、図5、図10参照)。
この構成によれば、内部熱交換器5を放熱用熱交換器(ガスクーラ2参照)の前下方つまり前側に配設し、放熱用熱交換器(ガスクーラ2)の後方に蓄圧装置(アキュムレータ6)を配設したので、スペースを有効利用して、これら三者(すなわち、内部熱交換器、放熱用熱交換器、蓄圧装置)を配設することができる。
さらにまた、空調風を上記蒸発用熱交換器(エバポレータ4参照)を通過させて車室12内に導く空調風通路66を備え、該空調風通路66には上記蒸発用熱交換器(エバポレータ4)に空調風を送風するブロアユニット8と、上記蒸発用熱交換器(エバポレータ4)からの空調風を上記車室12内に設けられた複数の空調風吹出し口(デフロスタ吹出し口69,ベント吹出し口73,74参照)に分配して配風する配風ユニット9とが設けられ、上記蒸発用熱交換器(エバポレータ4)と上記ブロアユニット8と上記配風ユニット9とを一体的にユニット化して助手席と対応するダッシュロアパネル13の一側方に配設したものである(図2、図5、図6参照)。
この構成によれば、蒸発用熱交換器(エバポレータ4)とブロアユニット8と配風ユニット9とを一体ユニット化したものの全体(空調ユニット64参照)を集約して、ダッシュロアパネル13の片側、つまり助手席側に配設したので、運転席側においては充分な居住スペースを確保することができ、また助手席側においては最大限の居住スペースを確保することができ、さらに、片方に集約して配設するので、その組付け性の向上を図ることができる。
しかも、上記冷媒は二酸化炭素冷媒であることを特徴とする(図10参照)。
この構成によれば、冷媒を、高い圧縮圧力が必要な二酸化炭素冷媒(CO冷媒)としたので、地球温暖化係数が極小、かつ毒性がないうえ、不燃性を確保することができて、安全性上、有効となる。
なお、図4で示した空調ユニット64に代えて、図8に示す空調ユニット64を用いてもよい。
すなわち、図4に示す空調ユニット64は、ダッシュロアパネル13より前部におけるフロントサイドフレーム29の上面と、空調ユニット64のハウジング65の下面とが略一致するように構成したが、図8に示す空調ユニット64は、エバポレータ4および配風ユニット9が内設される部位のハウジング65を、ダッシュロアパネル13の車室側において下方に延長形成し、この延長によりハウジング65の内容積を拡大し、これに対応して上下方向の寸法が大きいエバポレータ4および配風ユニット9を該ハウジング65内に配置したものである。
このように構成すると、大型のエバポレータ4を用いることができるので、空調性能の向上を図ることができる。図8の実施例においても、その他の構成、作用、効果については図4のそれと同一であるから、図8において図4と同一の部分には、同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
また、図5で示した内部熱交換器5のレイアウトに代えて、図9に示す内部熱交換器5を用いてもよい。
すなわち、図5に示す内部熱交換器5は平面から見て左右一対のクラッシュカン31,31内に位置するように配置したが、図9に示す内部熱交換器5は平面から見て左右一対のクラッシュカン31,31の車幅方向外方にまで延びるように配設し、かつ前辺部5aを曲率半径が大きい円弧状に形成したものである。
このように構成すると、内部熱交換器5を左右方向に延長形成した分、足払い領域の拡大と、内部熱交換器5の大型化との両立を図ることができる。
なお、図9の実施例においても、その他の構成、作用、効果については、図5のそれと同一であるから、図9において図5と同一の部分には、同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の放熱用熱交換器は、実施例のガスクーラ2に対応し、
以下同様に、
蒸発用熱交換器は、エバポレータ4に対応し、
空調装置は、空調ユニット64に対応し、
ダッシュパネルは、ダッシュロアパネル13に対応し、
パワートレインユニットは、パワートレイン40に対応し、
蓄圧装置は、アキュムレータ6に対応し、
バンパ部材は、フロントバンパ46に対応し、
空調風吹出し口は、デフロスタ吹出し口69、ベント吹出し口73,74に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上記実施例においては、車両用空調装置の配設構造を左ハンドル車両に適用したが、これは右ハンドル車両に適用してもよい。
本発明の車両用空調装置の配設構造を示す側面図 車両用空調装置の配設構造を示す平面図 車両用空調装置の配設構造を示す正面図 図1の要部拡大側面図 図2の要部拡大平面図 配風ユニットと空調風吹出し口との関連構造を示す平面図 車両と歩行者の接触時の説明図 車両用空調装置の配設構造の他の実施例を示す側面図 車両用空調装置の配設構造のさらに他の実施例を示す平面図 CO冷媒を用いる冷凍サイクルの構成図
符号の説明
1…圧縮機
2…ガスクーラ(放熱用熱交換器)
4…エバポレータ(蒸発用熱交換器)
5…内部熱交換器
6…アキュムレータ(蓄圧装置)
7…冷媒循環経路
8…ブロアユニット
9…配風ユニット
11…エンジンルーム
12…車室
13…ダッシュロアパネル(ダッシュパネル)
40…パワートレイン(パワートレインユニット)
46…フロントバンパ(バンパ部材)
46a…足払い部
64…空調ユニット(空調装置)
66…空調風通路
69…デフロスタ吹出し口(空調風吹出し口)
73,74…ベント吹出し口(空調風吹出し口)

Claims (6)

  1. 冷媒が循環する冷媒循環経路に、該冷媒を圧縮する圧縮機と、放熱用熱交換器と、蒸発用熱交換器とを備え、
    上記蒸発用熱交換器によって車室内の温度を調整する空調装置を備えた
    車両用空調装置の配設構造であって、
    車室とエンジンルームを車両前後方向に仕切るダッシュパネルが設けられ、
    上記エンジンルームに配設されたパワートレインユニットの前方に上記放熱用熱交換器を配設し、
    上記ダッシュパネルの近傍に上記蒸発用熱交換器を配設すると共に、
    上記冷媒循環経路の上記放熱用熱交換器と上記蒸発用熱交換器との間に内部熱交換器を設け、
    該内部熱交換器を上記放熱用熱交換器の前下方に配設した
    車両用空調装置の配設構造。
  2. 車両の前端部にはバンパ部材が設けられ、該バンパ部材によって上記内部熱交換器を覆った
    請求項1記載の車両用空調装置の配設構造。
  3. 上記バンパ部材は、歩行者保護用の足払い部を備え、
    該足払い部によって上記内部熱交換器を覆った
    請求項2記載の車両用空調装置の配設構造。
  4. 上記冷媒循環経路内の上記内部熱交換器と上記蒸発用熱交換器との間には蓄圧装置が設けられ、
    該蓄圧装置を上記放熱用熱交換器の後方に配設した
    請求項1〜3の何れか1に記載の車両用空調装置の配設構造。
  5. 空調風を上記蒸発用熱交換器を通過させて車室内に導く空調風通路を備え、
    該空調風通路には上記蒸発用熱交換器に空調風を送風するブロアユニットと、
    上記蒸発用熱交換器からの空調風を上記車室内に設けられた複数の空調風吹出し口に分配して配風する配風ユニットとが設けられ、
    上記蒸発用熱交換器と上記ブロアユニットと上記配風ユニットとを一体的にユニット化して助手席と対応するダッシュパネルの一側方に配設した
    請求項1〜4の何れか1に記載の車両用空調装置の配設構造。
  6. 上記冷媒は二酸化炭素冷媒である
    請求項1〜5の何れか1に記載の車両用空調装置の配設構造。
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