JP2010044072A - 時計用のラージデイト暦日機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】大開口部を通じた暦日の表示をもたらすための有利な解決法を提案すること。
【解決手段】ラージデイト機構は、重ね合わせられた3つの指示ディスク(1、2、3)を有する。下側ディスク(3)は、11個の数表示(8)を有し、上側ディスク(1)および中間ディスク(2)はそれぞれ10個の数表示(4、6)および窓部(5、7)を有する。ディスクの各々は、キャノン・ピニオン(9、10、11)とともにスター・ホイール(12、13、14)に一体的である。キャノン・ピニオン・スター・ホイールは、1日当たり1ステップ進む暦日ホイール(16)に一体的な3つの歯状領域(19、18、17)を有する制御ムーブメント(15)により選択式に駆動される。機構は、スター・ホイールが静止状態であるべき場合にそれらを確実にブロックする安全デバイスにより補完される。
【選択図】図2

Description

本発明は、順々に重ね合わせられた指示器を有する時計用のラージデイト(大型日付)の暦日機構に関する。指示器には、月の日の数表示の一部が添付される。前記数表示は、時計のダイアル形成部分に開口された大開口部を通じて順に現れる。
かかる機構は、例えば、スイス特許第660941号にて既に提案されている。この文献では、各々暦日の数表示の一部を有する、順々に重ね合わせられた2つのディスプレイ・リングが提供されている。上側リングは窓部を有し、この窓部が時計のダイアルに開口された開口部により提供される表示位置にある場合に、その窓部を通じて、下側リングの数表示が目視され得る。システムが、他方のリングが動かないままで、リングの1つを駆動するための選択的な駆動手段を用意する。付加的な駆動手段は、そのリングが、他のリングのその全ての数表示が一巡しているときには、長時間動かない状態へ移動させられることを保証する。その結果、他のリングは、隣接する駆動手段が2つのリングを前進させるまで、長時間動かないようにさせられる。
スイス特許第660941号
本発明は、大開口部を通じた暦日の表示をもたらすための他の有利な解決法を提案する。この新しい解決法は、非常にシンプルな構成要素の組立品を必要とし、大規模なディスプレイを可能とする。日の数表示は、たった2つの代わりに、3つの指示器にわたって分配される。
そのため、本明細書の1番目の段落における記述に適合するのに加えて、本発明による実施形態は、指示器が上側ディスク、中間ディスクおよび下側ディスクを有し、上側ディスクは11領域に分割され、そのうちの10領域が1から10の数表示により占められる一方、1領域が窓部により占められ、その窓部を通じて、中間ディスクの数表示が目視され、中間ディスクは11領域に分割され、そのうちの10領域が11から20の数表示により占められる一方、1領域が窓部により占められ、その窓部を通じて、下側ディスクの数表示が目視され、下側ディスクは、11領域に分割され、それらの全ての領域が21から31までの数表示により占められる、という点で、ディスクの各々が、スター・ホイールに対して一体的なキャノン・ピニオンにより駆動され、これらのキャノン・ピニオンが順々に自在に組み入れられる、という点で、また、1日当たりに1ステップ進む暦日ホイールが取り付けられた制御ムーブメントが、上側ディスクを他の2つのディスクが動かない状態で駆動すべく、上側および下側ディスクが動かないままで、上側ディスクの全ての数表示が一巡したときに中間ディスクを駆動すべく、また、上側および中間ディスクが動かないままで、中間ディスクの全ての数表示が一巡したときに下側ディスクを駆動すべく、ディスク用に設けられたスター・ホイールと選択式に噛合するように配置される、という点で区別される。
本発明は、限定的でない例として与えられる2つの実施形態を示す図により、以下で詳細に説明される。
本発明の暦日機構が組み込まれた時計の平面図である。 本発明の第1の実施形態による暦日機構の分解斜視図である。 図2に示される機構の一部の分解斜視図である。 本発明による表示ディスクを支持するキャノン・ピニオン・スター・ホイールとの制御ムーブメントの噛合を示す斜視図である。 制御ムーブメントの3つの歯状領域の垂直投影図である。 月の20日における、制御ムーブメント、および、表示ディスクを支持するキャノン・ピニオン・スター・ホイールの位置決めを示す図である。 月の21日における、制御ムーブメント、および、表示ディスクを支持するキャノン・ピニオン・スター・ホイールの位置決めを示す図である。 安全デバイスが基本の機構に追加された、本発明の第2の実施形態による暦日機構の斜視図である。 月の20日における、制御ムーブメント、表示ディスクを支持するキャノン・ピニオン・スター・ホイール、および、安全デバイスの位置決めを示す図である。 月の21日における、制御ムーブメント、表示ディスクを支持するキャノン・ピニオン・スター・ホイール、および、安全デバイスの位置決めを示す図である。
図1は、日8が、ダイアル21内に開口された大開口部20を通じて、正午のところに大きな寸法で示された時計の図である。本明細書が関係する暦日機構は、ダイアル21の下に組み込まれる。
図2は、本発明の第1の実施形態による暦日機構の分解斜視図である。このラージデイト暦日機構は、順々に重ね合わせられる指示器を有する。指示器には、月の日の数表示の一部が、月の全31日を一緒に示すべく添付される。これらの数表示は、図1に示されるように、ダイアル21に開口された大開口部20を通じて順に現れる。
本発明は、指示器が上側ディスク1、中間ディスク2、および、下側ディスク3を有するという点で区別される。図2にて明示されるように、上側ディスク1は、11領域に分割される。そのうちの10領域は、1から10までの数表示4により占められ、また、1領域は、窓部5により占められる。窓部5を通じて、中間ディスク2の数表示6が目視され得る。中間ディスク2はまた11領域に分割され、そのうちの10は11から20までの数表示6により占められ、また、1領域は、窓部7により占められる。窓部7を通じて、下側ディスク3の数表示8が目視され得る。最後に、下側ディスク3が、同様に、11領域に分割され、それらの全てが、21から31までの数表示8により占められる。
図2はまた、ディスク1、2および3の各々が、それぞれ参照符号9、10および11が付されたキャノン・ピニオンにより駆動されることを示す。各キャノン・ピニオン9、10および11は、参照符号12、13および14が付されたスター・ホイールに一体的である。図3および4により明瞭に示されるように、キャノン・ピニオン9、10および11は、順々に自在に組み入れられている。
ここでは、キャノン・ピニオン9によるディスク1の引き込み回転が、キャノン・ピニオン9のいずれかの側に配置される切欠き部30により実現され、これらの切欠き部30がディスク1の中心に配置される開口孔31に加工された面を受ける、ことに留意されたい。同様のことが、キャノン・ピニオン10および11に適用され、キャノン・ピニオン10および11は、それぞれ、ディスク2および3の中央開口孔34および35に加工された面に適合させられた切欠き部32および33を備えている。
図2は、以下でより詳細に説明される制御ムーブメント15が、ディスク1、2および3用に設けられるスター・ホイール12、13および14と選択式に噛合すべく配置される。このギアリングは、他の2つのディスク2および3が動かないままで、上側ディスク1を駆動すべく、その後、上側ディスク1および下側ディスク3が動かないままで、上側ディスク1の全ての数表示4が一巡したときに、中間ディスク2を駆動すべく、また、その後、上側1および中間ディスク2が動かないままで、中間ディスク2の全ての数表示が一巡したときに、下側ディスク3を駆動すべく実行される。
制御ムーブメント15には、1日当たりに1ステップ進む暦日ホイール16が取り付けられ、暦日ホイール16は、1日当たり1ステップ進み、31の歯を有し、それ自体知られた図面に示されていないある機構により制御される、ことがわかる。
図2、3および4に特に明瞭に見られるように、制御ムーブメント15は、上側歯状領域17、中間歯状領域18および下側歯状領域19を有する。それらの歯状領域は、暦日ホイール16上で同軸上に取り付けられ、互いに同軸上に配置され、また、互いに対して角度に関しオフセットされる。これらの歯状領域は、下側ディスク3、中間ディスク2および上側ディスク1用に設けられるスター・ホイール14、13および12と選択式に噛合すべく配置される。
より正確に言えば、上側歯状領域17、中間歯状領域18および下側歯状領域19は各々11の歯を有し、下側領域19の歯には1から11まで、中間領域18の歯には11から21まで、上側領域17の歯には21から31まで番号が付される。このことは、同じように製作された部品、すなわち、同じ製造の3つの歯状領域を提示するかかる構造物の意義を強調する。
3つの歯状領域が、平面図で、また、図5の垂直投影で示される。これは、3つのレベルを有する車22から成る。下側領域19の歯11は、上側ディスク1の窓部5および中間ディスク2上に配置された暦日の数表示11が大開口部20において現れるように、中間領域18の歯11に重なる。更に、中間領域18の歯21は、中間ディスク2の窓部7および下側ディスク3上に配置された暦日の数表示21が大開口部20において現れるように、上側領域17の歯21に重なる。この日20から日21までの動作は、図6および7を参照して以下に検証される。最後に、上側領域17の歯31が、上側ディスク1上に配置される暦日の数表示1が大開口部20において現れるように、下側領域19の歯1に隣接する。
図6a、6bおよび6cは、本月の20日における、制御ムーブメント15およびキャノン・ピニオン・スター・ホイール12、13および14の位置決めを示す。図6aでは、スター・ホイール14に接続された下側ディスク3が、大開口部20と位置合わせされた数表示31を有する。数表示31は、それが中間ディスク2により隠されるので現れていない。図6bでは、スター・ホイール12に接続された上側ディスク1が、大開口部20と位置合わせされたその窓部5(図では、数字0によって表される)を有する。図6cでは、スター・ホイール13に接続された中間ディスク2が、大開口部20と位置合わせされた数表示20を有し、この数表示20は、上側ディスク1の窓部5を通じて現れる。
月の20日における真夜中にて、制御ムーブメント15は、矢印Aにより示される方向に1ステップ進み、そのことが、下側ディスク3に接続されたスター・ホイール14および中間ディスク2に接続されたスター・ホイール13を、矢印Bの方向に1ステップ進ませる。上側ディスク1に接続されたスター・ホイール12は、この駆動動作をもたらし得る歯状領域19がスター・ホイール12とは全く正反対に配置されるので、ムーブメント15により駆動されない。
従って、本月の21日にて、図7a、7bおよび7cは、制御ムーブメント15およびキャノン・ピニオン・スター・ホイール12、13および14の位置決めを示す。図7aでは、スター・ホイール14に接続された下側ディスク3が、大開口部20と位置合わせされる数表示21を有する。図7bでは、スター・ホイール12に接続された上側ディスク1が、前述のように、大開口部20と位置合わせされるその窓部5(図では、数字0によって表される)を有する。図7cでは、スター・ホイール13に接続された中間ディスク2が、大開口部20と位置合わせされるその窓部7(図では、数字0によって表される)を有する。従って、月の21日において、日付は、それぞれディスク1および2における窓部5および7を通じて現れる下側ディスク3により表示される。
前述した大開口部20は、図1に示される時計のダイアル21に開口されたものである。図6および7の概略図では、大開口部20が、制御ムーブメント15の中心とスター・ホイール12、13および14の中心とを繋ぐ線上に、また、前記ムーブメントおよび前記スター・ホイールの歯の噛合点に配置される。
図2、3および4は、それぞれスター・ホイール12、13および14を備えたキャノン・ピニオン9、10および11が、順々に自在に組み入れられることを示している。その結果、制御ムーブメントにより駆動されるキャノン・ピニオンは、すなわち単純な摩擦により、動かないままであるはずの別のキャノン・ピニオンを駆動し得ることが考えられる。時計に加えられる衝撃の結果としてのキャノン・ピニオン・スター・ホイールの時機を失した、引き込み回転がまた懸念され得る。かかる異常は、時計を分解する必要のある時計メーカーによってただ補正され得る暦日の表示の調整不良を引き起こすことになる。これを回避すべく、スター・ホイール12、13および14の各々には、その端部に2つの傾斜面を備えたスプリングから成る捕獲手段が取り付けられる。それらの傾斜面は、スター・ホイールの2つの連続した歯の点の間でそれを所定位置に保持するために支持される。この単純な解決法は、当業者の知識の範囲内にあるため、図中に示されていない。しかしながら、捕獲手段の使用の不利点は、エネルギーの消耗であり、それにより、時計が自律的である時間が減る。
前述した捕獲手段の使用を回避するために、本発明は、伝統的な捕獲手段によりもたらされるものよりもより大きな安全をも提供しつつほんの少しのエネルギーを要するのみの、キャノン・ピニオン・スター・ホイールをブロックするためのシステムを有する第2の実施形態を提案する。この第2の実施形態は、図8、9および10を参照して説明される。
図8は、詳細に前述された暦日機構を保有している。制御ムーブメント15は、更に、日ディスク1、2および3(図面では示されない)をそれぞれ駆動するキャノン・ピニオン・スター・ホイール12、13および14と選択式に協働する。この第2の実施形態では、制御ムーブメント15がブロック・ムーブメント40を駆動する。ブロック・ムーブメント40は、それらが静止状態であるべき場合に、ディスク1、2および3のいかなる偶発的な前進をも防止すべく配置される。
より具体的には、制御ムーブメント15が、日ホイール16の下に配置された第1の車47を有する。第1の車47は図8には現れないが、図9および10では見てとられる。この第1の車47は、ギヤ48と係合させられる。ギヤ48は、同じく、ブロック・ムーブメント40に対して一体的な第2の車49と噛合する。ギヤ比は、ブロック・ムーブメント40が、制御ムーブメント15と同様に1日当たりに1ステップ進むように選択される、ことに留意されたい。
図8は、ブロック・ムーブメント40が、上側円筒領域41、中間円筒領域42および下側円筒領域43を有することを示している。それらの円筒領域は、互いに同軸上に配置され、また、互いに対して角度に関しオフセットされる。上側円筒領域41の側面部44が、下側ディスク3用に設けられたスター・ホイール14の歯の先端部により作られる軌道内に選択式に侵入するように構成される。同様に、中間円筒領域42の側面部45が、中間ディスク2用に設けられたスター・ホイール13の歯の先端部により作られる軌道内に選択式に侵入するように構成される。最後に、下側円筒領域43の側面部46が、上側ディスク1用に設けられたスター・ホイール12の歯の先端部により作られる軌道内に選択式に侵入するように構成される。
暦日20から暦日21までの動作が、図9および10を参照して検証される。図9および10は、2つの日付に関し、制御ムーブメント15、ブロック・ムーブメント40、および、キャノン・ピニオン・スター・ホイール12、13および14の位置決めを示している。
図9a、9bおよび9cは、本月の20日における状態を示している。図9aでは、スター・ホイール14に接続された下側ディスク3が、大開口部20と位置合わせされた数表示31を有する。数表示31は、中間ディスク2により隠されるため現れない。ブロック・ムーブメント40の円筒領域41は、スター・ホイール14が動かなくさせられるように位置決めされる(歯23および24)。図9bでは、スター・ホイール12に接続された上側ディスク1が、大開口部と位置合わせされる窓部5(図では、数字0により表される)を有する。円筒領域43は、スター・ホイール12が動かなくさせられるように位置決めされる(歯3および4)。図9cでは、スター・ホイール13に接続された中間ディスク2が、大開口部20に位置合わせされた数表示20を有し、この数表示20が、上側ディスク1の窓部5を通じて現れる。円筒領域42は、スター・ホイール13が自在に動くように位置決めされる。
月の20日における真夜中には、ギヤ48により駆動されつつ、制御ムーブメント15が、矢印Aにより示される方向に1ステップ進み、また、ブロック・ムーブメント40が、矢印Eの方向に1ステップ進む。下側ディスク3に接続されたスター・ホイール14、および、中間ディスク2に接続されたスター・ホイール13は、矢印Bの方向にIステップ進む。上側ディスク1に接続されたスター・ホイール12は、この前進動作をもたらし得る歯状領域19がスター・ホイール12とは全く正反対に配置されるので、ムーブメント15により駆動されない。
図10a、10bおよび10cは、本月の21日における状態を示している。図10aでは、スター・ホイール14に接続された下側ディスク3が、大開口部20と位置合わせされた数表示21を有する。反時計回りの方向に回転すると、円筒領域41がスター・ホイール13と係合解除され、このことが、円筒領域41が月の31日へのコースを進むことを可能にする。図10bでは、前述の通り、スター・ホイール12に接続された上側ディスク1が、大開口部と位置合わせされる窓部5(図では、数字0により表される)を有する。スター・ホイール12は、なお、スター・ホイール12の歯3および4の軌道をカットする円筒領域43の側面部46で遮られたままである。図10cでは、スター・ホイール13に接続された中間ディスク2が、大開口部20と位置合わせされる窓部7(図では、数字0により表される)を有する。円筒領域42によるスター・ホイール13のブロックは、反時計回りの方向における回転により開始する。その結果、月の21日においては、日付が、それぞれディスク1および2における窓部5および7を通じて現れる下側ディスク3により表示される。
1 上側ディスク; 2 中間ディスク; 3 下側ディスク;
4、6、8 数表示; 5、7 窓部; 9、10、11 キャノン・ピニオン;
12、13、14 スター・ホイール; 15 制御ムーブメント;
16 暦日ホイール; 17 上側歯状領域; 18 中間歯状領域;
19 下側歯状領域; 20 大開口部; 21 ダイアル; 22 車;
30、32、33 切欠き部; 31、34、35 開口孔;
40 ブロック・ムーブメント; 41 上側円筒領域;
42 中間円筒領域; 43 下側円筒領域;
44、45、46 側面部; 47 第1の車; 48 ギヤ。

Claims (6)

  1. 順々に重ね合わせられた指示器(1、2、3)を有しており、前記指示器には、月の日の数表示(4、6、8)の一部が添付され、前記数表示は時計のダイアル(21)の形成部分に開口された大開口部(20)を通じて順に現れる、時計用のラージデイト暦日機構であって、
    前記指示器は、上側ディスク(1)、中間ディスク(2)および下側ディスク(3)を有し、前記上側ディスク(1)は11領域に分割され、そのうちの10領域が1から10の数表示(4)により占められる一方、1領域が窓部(5)により占められ、前記窓部(5)を通じて、前記中間ディスク(2)の数表示(6)が目視され、前記中間ディスク(2)は11領域に分割され、そのうちの10領域が11から20の数表示(6)により占められる一方、1領域が窓部(7)により占められ、前記窓部(7)を通じて、前記下側ディスク(3)の数表示(8)が目視され、前記下側ディスク(3)は11領域に分割され、全ての領域が21から31までの数表示(8)により占められること、
    前記ディスク(1、2、3)の各々が、スター・ホイール(12、13、14)に対して一体的なキャノン・ピニオン(9、10、11)により駆動され、これらのキャノン・ピニオンが順々に自在に組み入れられること、および、
    1日当たりに1ステップ進む暦日ホイール(16)が取り付けられた制御ムーブメント(15)が、前記上側ディスク(1)を他の2つのディスク(2、3)が動かないままで駆動すべく、前記上側ディスク(1)および下側ディスク(3)が動かないままで、前記上側ディスク(1)の全ての数表示(4)が一巡したときに前記中間ディスク(2)を駆動すべく、また、前記上側ディスク(1)および中間ディスク(2)が動かないままで、前記中間ディスク(2)の全ての数表示(6)が一巡したときに前記下側ディスク(3)を駆動すべく、前記ディスク(1、2、3)用に設けられた前記スター・ホイール(12、13、14)と選択式に噛合するように配置されることを特徴とする暦日機構。
  2. 前記制御ムーブメント(15)は、上側歯状領域(17)、中間歯状領域(18)および下側歯状領域(19)を有し、それらの歯状領域(17、18、19)は、前記暦日ホイール(16)上で同軸上に取り付けられ、互いに同軸上に配置され、また、互いに対して角度に関しオフセットされ、また、前記下側ディスク(3)、中間ディスク(2)および上側ディスク(1)用に設けられる前記スター・ホイール(14、13、12)と選択式にまたそれぞれ噛合すべく配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の暦日機構。
  3. 前記上側歯状領域(17)、中間歯状領域(18)および下側歯状領域(19)が各々11個の歯を有し、前記下側領域(19)の歯には1から11まで、前記中間領域(18)の歯には11から21まで、前記上側領域(17)の歯には21から31まで、番号が付され、また、垂直投影では、それらの領域が31個の歯の車(22)を形成しており、前記下側領域(19)の歯11は、前記上側ディスク(1)の窓部5と前記中間ディスク(2)上に配置された暦日の数表示11とが前記大開口部(20)にて現れるように、前記中間領域(18)の歯11に重なり、前記中間領域(18)の歯21は、前記中間ディスク(2)の窓部7と前記中間ディスク(2)上に配置された暦日の数表示21とが前記大開口部(20)にて現れるように、前記上側領域(17)の歯21に重なり、前記上側領域(17)の歯31は、前記上側ディスク(1)上に配置された暦日の数表示1が前記大開口部(20)にて現れるように、前記下側領域(19)の歯1に隣接する、ことを特徴とする請求項2に記載の暦日機構。
  4. 前記制御ムーブメント(15)は、ブロック・ムーブメント(40)を駆動し、前記ブロックムーブメント(40)は、それらが静止状態であるべき場合に、前記ディスク(1、2、3)のいかなる偶発的な前進をも防止すべく配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の暦日機構。
  5. 前記制御ムーブメント(15)は、ギヤ(48)と係合させられる第1の車(47)を有し、前記ギヤ(48)は、同じく、前記ブロック・ムーブメント(40)に対して一体的な第2の車(49)と噛合し、ギヤ比は、前記ブロック・ムーブメント(40)が、前記制御ムーブメント(15)と同様に1日当たりに1ステップ進むように選択される、ことを特徴とする請求項4に記載の暦日機構。
  6. 前記ブロック・ムーブメント(40)は、上側円筒領域(41)、中間円筒領域(42)および下側円筒領域(43)を有し、それらの円筒領域は、互いに同軸上に配置され、また、互いに対して角度に関しオフセットされ、前記円筒領域(41、42および43)の側面部(44、45および46)が、前記下側ディスク(3)、中間ディスク(2)および上側ディスク(1)用にそれぞれ設けられた前記スター・ホイール(14、13および12)の歯の先端部により作られる軌道内に選択式にそれぞれ侵入するように構成される、ことを特徴とする請求項4に記載の暦日機構。
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