JP2010040215A - 電気コネクタ - Google Patents

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Akihito Sukegawa
章仁 助川
Yoshiharu Handa
義晴 判田
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Abstract

【課題】挿抜される相手コネクタのこじりによって、嵌合部分が離間する方向である引っ張り方向に加えて、引っ張り方向と交差する方向の外力が加わる場合でも外れにくいシールドケースを有する電気コネクタを提供すること。
【解決手段】ハウジングを被覆するシールドケース150は、一枚の金属板を筒状に曲げて端部どうしを突き合うように接合してなる。シールドケース150は、接合される左底壁部160に、右底壁部170側に突出し、右底壁部170の一部に板厚方向で重なる嵌合部162が設けられている。一方、接合される右底壁部170には、左底壁部160側に突出し、左底壁部160の一部に板厚方向と同方向で重なり、且つ、嵌合部162に嵌合して、嵌合部162に対して互いに突き合う方向とは逆方向への移動を規制する被嵌合部172が設けられている。
【選択図】図8

Description

本発明は、各種の電子機器に搭載され、接続相手のコネクタをシールドケース内に挿入して電気的かつ機械的に接続する電気コネクタに関する。
従来、プラグ等の相手コネクタに電気的に接続されるレセプタクル又はソケット等の電気コネクタは、相手コネクタの端子に接続される接続端子を備えるハウジングを金属製のシールドケースで覆ってなる。
ハウジングを囲むシールドケースは、例えば、特許文献1に示すように、一枚の金属板を矩形筒状に折曲して加工してなる。
具体的には、金属板の長手方向に離間する両端部のそれぞれには凹部と凸部とが形成されている。また金属板は、長手方向と直交する線で折曲され、一側面の両端部から互いに対向して立ち上がる両側壁部分が形成される。さらに、両側壁部の先端は折曲され、折曲された端部の凹部と凸部とが同一面上で嵌合される。これによりハウジングを囲む角筒状のシールドケースが形成される。
このように形成されたシールドケースが組み付けられるレセプタクルでは、シールドケースの内部に、接続相手であるプラグを挿入することによって、双方の接続端子が電気的に接続される。
特開2002−299001号公報
従来のシールドケースは、上述のように、一枚の金属板で離間する端部同士を、同じ板厚内で、突き合わせ方向と交差する方向で嵌合することで形成されている。つまり、シールドケースは、端部同士を互いに離間させる所謂、引っ張り方向への荷重を、互いの板厚分でのみ支持している。
よって、プラグを挿抜する際のコジリによって、シールドケースの面状の嵌合部分に、より強い引っ張り方向への荷重に加えて、端部同士の板厚方向に互いに離間させる荷重が加わる場合、板厚分内で嵌合されるシールドケースの端部同士が外れる可能性がある。このため、シールドケースにおける面状の嵌合部分を一層強固にしたいという要望があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、挿抜される相手コネクタのこじりによって、嵌合部分が離間する方向である引っ張り方向に加えて、引っ張り方向と交差する方向の外力が加わる場合でも端部どうしが外れにくいシールドケースを有する電気コネクタを提供することを目的とする。
本発明の電気コネクタは、一枚の金属板を筒状に曲げて端部どうしを突き合うように接合してなり、一方の開口部から接続相手となる相手コネクタが挿入されるシールドケースと、前記シールドケースにより被覆され、前記一方の開口部から挿入される前記相手コネクタの端子に接続される接続端子を備えるハウジングと、を備え、前記シールドケースは、前記接合される一方の端部に、前記接合される他方の端部側に突出して設けられ、前記他方の端部の一部に板厚方向で重なる嵌合部と、前記他方の端部に、前記一方の端部側に突出して設けられ、前記一方の端部の一部に、前記嵌合部が前記他方の端部に重なる方向で重なり、且つ、前記嵌合部に嵌合することにより前記嵌合部が前記突き合う方向とは逆方向へ移動することを規制する被嵌合部とを有する構成を採る。
本発明によれば、挿抜される相手コネクタのコジリによって、嵌合部分が離間する方向である引っ張り方向に加えて、引っ張り方向と交差する方向の外力が加わる場合でも接合される端部同が外れにくいシールドケースを有する電気コネクタを実現できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る電気コネクタの構成を示す正面図、図2は、同電気コネクタの平面図、図3は図1に示す電気コネクタのX−X線矢視端面図である。
図1〜図3に示す電気コネクタ100は、接続相手となるコネクタを受容する受容部を有するレセプタクルであり、AV機器等の電気装置のプリント基板に実装される。なお、以下では、電気コネクタでは、接続相手となるコネクタが挿入される挿入口側を正面側とし、挿入方向側を背面側とする。また、電気コネクタにおける上下左右は、挿入口側から見た上下左右を意味する。
なお、図1〜図3に示す電気コネクタ100は、ここでは、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)規格を適用したHDMIコネクタとしている。
電気コネクタ100は、一方の面を開口した箱状をなし、開口する挿入口102から相手コネクタであるプラグが挿入される。電気コネクタ100は、プラグの端子に接続する接続端子110を有するハウジング120の周囲にシールドケース150を被覆してなる。
ハウジング120は、樹脂成形されてなり、図3に示すように、シールドケース150の奥側に配置される略直方体状のハウジング本体122と、ハウジング本体122の正面から挿入口側に突出する板状の突出基台124とを有する。
ハウジング本体122は、図1に示すように、シールドケース150を正面視した際の内部開口面積と略同じ寸法で形成されている。このハウジング本体122は、図3に示すように正面から突出する突出基台124を片持ち状態で支持している。
ハウジング120では、複数の長尺の接続端子110が、ハウジング本体122から突出基台124側に延出して幅方向に並べて配置されている(図1参照)。接続端子110において相手コネクタの端子と接触する接触部分112は、正面視して突出基台124の上下面に幅方向に並んで千鳥状に配置されている。なお、接続端子110はハウジング本体122内に固定され、背面側から突出する基端部をリード部114(図2及び図3参照)としている。
図4は、図1に示す電気コネクタ100のシールドケース150の正面図、図5は、同シールドケース150の右側面図であり、図6は、図4に示すシールドケース150のY−Y線矢視断面図であり、図7は、同シールドケース150の底面図である。
シールドケース150は、ハウジング120を囲む角筒状のケース本体の両側壁部152、153に、挿入方向で離間する部位から下方に突出して脚部150a〜150dが形成されている(図4〜図7参照)。
本実施の形態のシールドケース150は、図3及び図4に示すように挿入口102の上縁を形成する上壁部154の挿入口側の縁部から立ち上がり、シールドケース150自体を所定の箇所に固定する固定板158を有し、上壁部154及び底壁部155には、内方に突出する板バネ部156a、156bが形成されている。なお、上壁部154の板バネ部156aは、図6に示すように、挿入口102側から挿入方向に向かって延出するように形成され、先端部を底壁部155側に突出させている。この板バネ部156aの先端部は、板バネ部156a自体の変形により受容部104側から後退自在である。
底壁部155の板バネ部156bは、図6に示すように、奥側から挿入口102に向かって上壁部154側に傾斜して延出するように形成されている。板バネ部156bの先端部は、板バネ部156b自体の変形により受容部104から後退自在である。
このように上壁部154及び底壁部155に形成された板バネ部156a、156bは、シールドケース150内の受容部104に挿入されるプラグの部位を上下方向から挟むように付勢して保持する。
また、シールドケース150は、ここでは導電性を有する金属板を加工することにより形成される。具体的には、長尺の金属板を角筒状に折曲して角筒状のケース本体が形成され、ケース本体の上壁部154及び底壁部155の所定部位を切り欠いて折曲して板バネ部156a、156bが形成される。なお、金属板において底面部となる部分を切り起こして両側壁部152、153の下端から下方に突出する脚部150a〜150dが形成される。
シールドケース150のケース本体は、電気コネクタの全長と略同じ長さの幅を持つ長尺金属板の両端部を突き合わせ、それぞれの両端部の先端に形成された嵌合部及び被嵌合部を嵌合することで角筒状に組み立てられている。
図8は、図7に示すシールドケース150の嵌合部分の拡大図であり、図9は図8のB−B線部分断面図であり、図10は、図8のC−C線部分断面図である。また、図11は、シールドケース150の底壁部を構成する一方の端部を示す図であり、図12は、シールドケース150の底壁部を構成する他方の端部の構成を示す図である。
図1及び図7〜図9に示すようにシールドケース150は、底壁部155を構成する部位で、長尺金属板の両端部を嵌合部及び被嵌合部の嵌合を介して、角筒状に形成されている。
具体的に、底壁部155は、図4及び図8に示すように、左右の両側壁部152、153の下端から互いに対向する方向に折曲して底面部分が略直交するように延びる金属板の一側端部(「左底壁部」という)160及び他端部(「右底壁部」という)170を面状に突き合わせて嵌合してなる。
左底壁部160及び右底壁部170において互いに突き合わせて接合される先端部には、同一面上に位置する左底壁部160及び右底壁部170とずれた位置で互いに嵌合する嵌合部162及び被嵌合部172が形成されている。
嵌合部162及び被嵌合部172は、面状に配置された左底壁部160及び右底壁部170によりなる底壁部155における表裏面のうち少なくとも一方の面上で当該面に沿って互いに嵌合する。
これにより、嵌合部162及び被嵌合部172は、左底壁部160及び右底壁部170の厚み方向(上下方向)の移動と、左底壁部160及び右底壁部170の離間方向(引っ張り方向)へ移動を規制する。
ここでは、嵌合部162及び被嵌合部172は、底壁部155における裏面である下面上で当該下面に沿って互いに嵌合するものとするがこれに限らず、底壁部155の上面上で当該上面に沿って互いに嵌合するようにしてもよい。
これら嵌合部162及び被嵌合部172について、底壁部155の構成を含めて具体的に説明する。
左底壁部160に形成される嵌合部162は、図8〜図11に示すように、左底壁部160の先端辺160aから、左底壁部160と同一平面上から延出して左底壁部160と同一平面上に位置する突出片162aと、突出片162aの先端を折曲して形成された段差面部162bとを備える。
突出片162aは、図8及び図11に示すように、左底壁部160の先端辺160aに、前後方向(先端の長手方向)に離間して複数形成され、右底壁部170の先端辺と対向して配置される。これら突出片162aと、段差面部162bとの間には段差が形成され、段差面部162bは、突出片162aの先端から下面側に底壁部160の厚み分の長さだけずれて左底壁部160と平行に、右底壁部170側に突出して形成されている。
図7〜図10に示すように、段差面部162bは、右底壁部170の被嵌合部172間で、右底壁部170の先端辺170a近傍の下面に対向して配置されている。
段差面部162bと突出片162aとで形成される段差には、右底壁部170の被係合片部172bが係合する(図8参照)。また、段差面部162bは、右底壁部170の先端辺170a近傍の下面に重なるように配置され、右底壁部170に対して左底壁部160の上方への移動を規制する。
また、左底壁部160における先端辺160aの背面側の端部には、中央部分に形成された突出片162a及び段差面部162bから離間して、左底壁部160と同一面上で右側壁部側に突出するガイド片163(図8参照)が形成されている。
左底壁部160の先端辺160aにおいて、段差面部162b、162b間、及び左底壁部160における先端の中央部分に形成された段差面部162bとガイド片163との間には、右底壁部170の先端から突出して形成された板状の被嵌合部172が挿入される。
被嵌合部172は、図8及び図12に示すように、右底壁部170の先端辺170aにおいて、左底壁部160の段差面部162b、162b間及び段差面部162bとガイド片163との間と対応する部位から左底壁部160側に延出して形成される。
被嵌合部172は、先端辺170aから右底壁部170と略同一平面上で突出する頸部172aと、頸部172aの先端から一方の面(ここでは下面)側にずれて設けられ、右底壁部170と平行な被係合片部172bとを有する。
頸部172aは、左底壁部160の段差面部162b、162b間及び段差面部162bとガイド片163との間に挿入され、左底壁部160における突出片162a間に配置される。
また、頸部172aの先端は、嵌合部162及び被嵌合部172の嵌合状態時では、左底壁部160の先端辺160aに対向して配置される。
また、頸部172aでは、底面側からみて、被係合片部172bと連続する部分の両側部(頸部先端の両側辺部)に、それぞれ内側に切り欠いてなる切り欠き部173が形成されている。
これにより、右底壁部170の先端辺170aにおいて前後方向、つまり挿入方向に隣り合う頸部172aどうしで対向する切り欠き部173間の領域は、左底壁部160の嵌合部(段差面部162b)162を内挿可能な領域となっている。
隣り合う頸部172aの基端部間の領域には、左底壁部160の段差面部162bが配置され、段差面部162bの先端部は、頸部172a間の右底壁部170の先端辺170aに重っている。すなわち、右底壁部170の先端辺170aは、下面側で左底壁部160の段差面部162bに対向し、且つ当接している。
被係合片部172bは、頸部172aの先端に、頸部の突出方向と交差する方向(ここでは、シールドケース150の幅方向)に張り出すように形成されている。被係合片部172bは、張り出し部分172cで、左底壁部160の段差面部162bの段差に係合している。つまり、張り出し部分172cは、右底壁部160上で、嵌合部162に対して嵌合部162の基端部側で隣接して配置され、被嵌合部172において、嵌合部162の辺状の基端部(基端部)である段差に当接する当接片部を形成している。
被係合片部172bにおける張り出し部分172cと段差との係合によって、被係合片部172bを備える右底壁部170は、段差を備える左底壁部160から離間する方向(引っ張り方向)への移動することを規制される。
また、被係合片部172bは、左底壁部160の先端辺160a及び突出片162aに対し、下面側で対向するとともに当接して配置されている。これにより右底壁部170は、左底壁部160に対して上方向への移動を規制される。
被嵌合部172を有する右底壁部170の先端辺170aでは、頸部172aの側方を切り欠いた状態で構成し、この切り欠き部173内に、当該切り欠き部173を閉塞するように左底壁部160の嵌合部162(段差面部162b)が配置されている。
このように形成されるシールドケース150は、電気コネクタ100の全長(前後方向の長さ)と略同様の長さの金属板を折曲して、金属板の中央部分に上壁部154、左右壁部152、153に対応する部位を形成する。
金属板の両端側において左右側壁部152、153に対応する部位の下端を折曲して、左底壁部160及び右底壁部170に対応する部位を形成し、左底壁部160及び右底壁部170の先端側を折曲して嵌合部162である段差面部162b及び被嵌合部172を形成する。
左底壁部160及び右底壁部170を突き合わせるようにして、左底壁部160の段差面部162bを右底壁部170の頸部172a間の領域に、左右底壁部160、170において嵌合部162及び被嵌合部172が形成されていない面側から、右底壁部170に対して交差する方向で挿入する。
嵌合部162の頸部172a間への挿入後、左底壁部160及び右底壁部170を、左底壁部160及び右底壁部170が突き合う部分を中心に回動させて、同一面上に位置させる。これにより、金属板では、左底壁部160及び右底壁部170の嵌合部及び被嵌合部を嵌合させて底壁部155(図1、図4、図7及び図8参照)が形成され、全体として角筒状に形成される。
このとき、底壁部155では、同一平面上に配置される左底壁部160及び右底壁部170において、左底壁部160の段差面部162bが右底壁部170の先端辺170a周辺の先端部分に重なり、右底壁部170の被係合片部172bが左底壁部160の先端辺160a周辺の先端部分に重なる。
特に、被係合片部172bは、左底壁部160に対して先端辺160aの周辺部分とともに突出片162aの基端部と重なる。
シールドケース150では、段差面部162bの重なり部分と被係合片部172bの重なり部分とが前後方向で互い違いに配置されるとともに、被係合片部172bが張り出し部172cで段差に係合している。このため、左底壁部160及び右底壁部170は相対的に上下方向及び引っ張り方向への移動が規制される。
したがって、電気コネクタ100では、挿入口102を介して、接続相手のコネクタ(プラグ)がこじりながら挿抜されても、シールドケース150の左底壁部160と右底壁部170とが互いに上下方向(厚み方向)及び引っ張り方向(離間する方向)に移動することがない。
すなわち、シールドケース150内に挿抜されるプラグのこじりによって、シールドケース150の左底壁部160と右底壁部170との嵌合部分に対して、離間する方向である引っ張り方向とともに、引っ張り方向と交差する方向の外力が加わる場合でも左右底壁部160、170どうしが外れることはない。
よって、接続相手であるコネクタを挿抜する際のこじりに対して十分な強度を確保した電気コネクタを実現することができる。
このように本実施の形態では、ハウジング120を被覆するシールドケース150は、一枚の金属板を筒状に曲げて端部どうしを突き合うように接合してなる。シールドケース150は、接合される左底壁部(一方の端部)160に、突き合うように接合される右底壁部(他方の端部)170側に突出して設けられ、右底壁部170の一部に板厚方向で重なる嵌合部162と、接合される右底壁部170に、左底壁部160側に突出して設けられ、左底壁部160の一部に、嵌合部162が右底壁部170に重なる方向で重なり、且つ、嵌合部162に嵌合することにより嵌合部162が、突き合う方向とは逆方向へ移動することを規制する被嵌合部172とを有する。これにより、挿抜される相手コネクタのこじりによって、嵌合部分が離間する方向である引っ張り方向に加えて、引っ張り方向と交差する方向の外力が加わる場合でも外れにくいシールドケース150を有する電気コネクタ100を実現している。
尚、本実施の形態では、左底壁部160に嵌合部162として突出片162a及び段差面部162bを設け、右底壁部170に被嵌合部172として頸部172a及び被係合片部172bを設けた構成としたが、これに限らない。例えば、左底壁部160に被嵌合部172を設けてもよいし、右底壁部170に嵌合部162を設けても良い。
また、シールドケースの内部に相手コネクタが挿入されるものであれば、どのようなタイプのコネクタでもよい。
また、本実施の形態における電気コネクタは、直方体状に形成されるものとしたが、外形はこれに限らない。例えば、電気コネクタを有底円筒状に形成してもよい。この場合、円柱状のハウジングの周囲を一枚の金属板を屈曲して円筒状に形成したシールドケースが覆う形状となり、シールドケースにおいて突き合うように接続される端部同士は、周壁面となる部位と重なる円弧状の嵌合部及び被嵌合部を介して互いに引っ張り方向及び厚み方向への移動が規制された状態で接合される。
なお、上記本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り、種々の改変をなすことができ、そして本発明が該改変させたものに及ぶことは当然である。
本発明に係る電気コネクタは、挿抜される相手コネクタのこじりによって、端部同士の嵌合部分が離間する方向である引っ張り方向に加えて、引っ張り方向と交差する方向の外力が加わる場合でも端部どうしが外れにくいシールドケースを有する電気コネクタを実現できる効果を有し、シールドケースを有し、当該シールドケース内部に接続相手のプラグまたはレセプタクルが挿入される電気コネクタとして有用である。
本発明の一実施の形態に係る電気コネクタの構成を示す正面図 同電気コネクタの平面図 図1に示す電気コネクタのX−X線矢視端面図 図1に示す電気コネクタのシールドケースの正面図 同シールドケースの右側面図 図4に示すシールドケースのY−Y線矢視断面図 同シールドケースの底面図 図7に示すシールドケースの嵌合部分の拡大図 図8のB−B線部分断面図 図8のC−C線部分断面図 シールドケースの底壁部を構成する一方の端部を示す図 シールドケースの底壁部を構成する他方の端部の構成を示す図
符号の説明
100 電気コネクタ
102 挿入口
104 受容部
110 接続端子
120 ハウジング
122 ハウジング本体
124 突出基台
150 シールドケース
152、153 側壁部
154 上壁部
155 底壁部
160 左底壁部
160a 先端辺
162 嵌合部
162a 突出片
162b 段差面部
170 右底壁部
170a 先端辺
172 被嵌合部
172a 頸部
172b 被係合片部
173 切り欠き部

Claims (2)

  1. 一枚の金属板を筒状に曲げて端部どうしを突き合うように接合してなり、一方の開口部から接続相手となる相手コネクタが挿入されるシールドケースと、
    前記シールドケースにより被覆され、前記一方の開口部から挿入される前記相手コネクタの端子に接続される接続端子を備えるハウジングと、を備え、
    前記シールドケースは、前記接合される一方の端部に、前記接合される他方の端部側に突出して設けられ、前記他方の端部の一部に板厚方向で重なる嵌合部と、
    前記他方の端部に、前記一方の端部側に突出して設けられ、前記一方の端部の一部に、前記嵌合部が前記他方の端部に重なる方向で重なり、且つ、前記嵌合部に嵌合することにより前記嵌合部が前記突き合う方向とは逆方向へ移動することを規制する被嵌合部と、を有する電気コネクタ。
  2. 前記被嵌合部は、前記一方の端部上で、前記突出方向と交差する方向に張り出して、前記嵌合部に対して当該嵌合部の基端部側で隣接して配置され、前記嵌合部の基端部に当接する当接片部が設けられている、請求項1記載の電気コネクタ。
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