JP2010039273A - 像振れ補正装置、およびそれを用いた光学機器 - Google Patents

像振れ補正装置、およびそれを用いた光学機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来の像振れ補正装置は、移動ガイドレールユニットおよび撮像素子ユニットがそれぞれ固定ガイドレールおよびガイドレール部に沿ってX方向およびY方向に移動する時に、軸ガタが生じて、防振性能が低下してしまう。
【解決手段】 基盤1の収納部1aの内周とY方向ガイド枠2の外周との間に形成される第1隙間4内に、Y方向ガイド枠2を収納部1a内でX方向に付勢する板バネ6が設けられ、Y方向ガイド枠2の開口部2aの内周とX方向ガイド枠3の外周との間に形成される第2隙間10内に、X方向ガイド枠3を開口部2a内でY方向に付勢する板バネ15が設けられているため、光学系である撮影用レンズ群107の光軸(Z軸)と垂直な面方向(XY方向)に開口した収納部1aおよび開口部2a内において、Y方向ガイド枠2およびX方向ガイド枠3がそれぞれガタつくのが防止される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、撮像素子を変位させて像振れを補正する像振れ補正装置、およびそれを用いた光学機器に関するものである。
従来、この種の像振れ補正装置としては、例えば、特許文献1に開示されたデジタルカメラにおけるものがある。
この像振れ補正装置は、カメラのボディ内に固定された支持基板に、撮像素子ユニットが搭載された移動ガイドレールユニットが装着されて構成されている。支持基板は、X方向に長辺を有する矩形の板状に形成されており、X方向に固定ガイドレールが延在している。移動ガイドレールユニットは、その端部に設けられた接続部が固定ガイドレールを介して支持基板に装着され、固定ガイドレールによって支持基板に対してX方向に移動可能に支持されている。また、移動ガイドレールユニットは、Y方向に延在するガイドレール部を備えており、撮像素子ユニットは、このガイドレール部を介して移動ガイドレールユニットにY方向に移動可能に装着されている。撮像素子ユニットはCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を保持しており、像振れ補正装置は、光軸に沿ったZ方向に垂直な面内で、撮影者の手振れを相殺するように、移動ガイドレールユニットをX方向に変位させ、撮像素子ユニットをY方向に変位させる。
特開2006−106168号公報
しかしながら、特許文献1に開示された上記従来の像振れ補正装置は、移動ガイドレールユニットおよび撮像素子ユニットが、それぞれ固定ガイドレールおよびガイドレール部に沿ってX方向およびY方向に移動する時に、各ガイドレールとの間に生じる隙間によって各ガイドレールに沿った方向からずれて、軸ガタが生じる。従って、上記従来の像振れ補正装置は、この軸ガタによって、防振性能が低下してしまい、より正確に手振れ補正を行うことができない。
また、この軸ガタは、光軸に沿ったZ方向、およびこのZ方向に垂直な撮像素子の撮像面内のX,Y方向に生じる。このため、光軸方向の軸ガタを抑えるように調整しても、光軸に垂直な面内の各方向の軸ガタが逆に大きくなってしまったりして、軸ガタの調整が困難となる。従って、上記従来の像振れ補正装置は、光軸方向と光軸に垂直な面内の各方向との精度を共に保って製造することが困難である。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、
光学系の光軸と垂直な面方向に開口した収納部を有する基盤と、外周が収納部の内周から所定の第1隙間をあけて配置されて収納部内において光学系の光軸と垂直な面内を移動自在な、光学系の光軸と垂直な面方向に開口した開口部を有する第1ガイド枠と、この第1ガイド枠を収納部内で第1方向に付勢する第1隙間内に設けられる第1弾性体と、第1ガイド枠を第1方向と異なる第2方向に移動させる第1駆動手段と、外周が開口部の内周から所定の第2隙間をあけて配置されて開口部内において光学系の光軸と垂直な面内を移動自在な、光学系で結像された像を撮像する撮像素子を保持する第2ガイド枠と、この第2ガイド枠を開口部内で第2方向に付勢する第2隙間内に設けられる第2弾性体と、第2ガイド枠を第1方向に移動させる第2駆動手段とを備えて像振れ補正装置を構成した。
本構成によれば、基盤の収納部の内周と第1ガイド枠の外周との間に形成される第1隙間内に、第1ガイド枠を収納部内で第1方向に付勢する第1弾性体が設けられ、第1ガイド枠の開口部の内周と第2ガイド枠の外周との間に形成される第2隙間内に、第2ガイド枠を開口部内で第2方向に付勢する第2弾性体が設けられているため、光学系の光軸と垂直な面方向に開口した収納部および開口部内において第1ガイド枠および第2ガイド枠がそれぞれガタつくのが防止される。従って、第1ガイド枠および第2ガイド枠は光学系の光軸と垂直な面内においてガタつかなくなり、従来の、移動ガイドレールユニットを固定ガイドレールに沿って動かす像振れ補正装置のように、光軸に垂直な面内において軸ガタが生じることがなく、像振れ補正装置の防振性能は向上し、より正確に手振れ補正を行うことが可能になる。
また、第1ガイド枠は、光学系の光軸と垂直な面方向に開口した収納部内に収納され、第2ガイド枠は、この第1ガイド枠に形成された光学系の光軸と垂直な面方向に開口した開口部内に収納されるため、像振れ補正装置の光軸方向における厚さは薄くなる。従って、防振性能を向上させながら設置スペースを小さくすることができる像振れ補正装置が提供される。
また、本発明は、第1弾性体によって狭められる第1隙間における収納部の内周およびこの内周に対向する第1ガイド枠の外周間、並びに第1弾性体によって付勢される第1ガイド枠の外周およびこの外周に対向する第1弾性体間に設けられる第1転動体と、
第2弾性体によって狭められる第2隙間における開口部の内周およびこの内周に対向する第2ガイド枠の外周間、並びに第2弾性体によって付勢される第2ガイド枠の外周およびこの外周に対向する第2弾性体間に設けられる第2転動体と
を備えていることを特徴とする。
本構成によれば、第1ガイド枠が移動する際に接する基盤の収納部および第1弾性体との間に第1転動体が設けられ、第2ガイド枠が移動する際に接する第1ガイド枠の開口部および第2弾性体との間に第2転動体が設けられているので、第1ガイド枠および第2ガイド枠の移動に伴って発生する摩擦抵抗は減少する。このため、第1駆動手段および第2駆動手段は、小さな駆動力で第1ガイド枠および第2ガイド枠を移動させることができる。
また、本発明は、光学系の光軸方向における基盤と第2ガイド枠との間に第3転動体を備えていることを特徴とする。
本構成によれば、撮像素子を保持する第2ガイド枠は、隙間を介することなく、第3転動体を介して基盤に支持される。従って、第2ガイド枠の光学系の光軸方向における位置はガタつくことが無い。このため、従来の、移動ガイドレールユニットを固定ガイドレールに沿って動かす像振れ補正装置のように、光軸方向における軸ガタが生じることはない。
また、収納部および開口部内で第1ガイド枠および第2ガイド枠がそれぞれ光学系の光軸と垂直な面方向にガタつくのを、第1弾性体および第2弾性体によって防止する機構と、第2ガイド枠が光軸方向にガタつくのを第3転動体によって防止する機構とは、独立している。従って、光学系の光軸に垂直な面方向と光軸方向との各方向における機構を独立に調整でき、従来のように、一方を調整変更すれば、それに依存して、もう一方も調整しなければならない状況は生じない。このため、像振れ補正装置の各方向における機構の調整は容易になり、光軸方向と光軸に垂直な面内の各方向との精度を共に保って製造することが容易になる。
また、第2ガイド枠の光学系の光軸方向における位置精度は、第3転動体の外径の精度によって決まる。第3転動体の外周円の製作精度は一般的に高いので、第2ガイド枠の光学系の光軸方向における位置精度は精度高く決定される。
また、本発明は、第2駆動手段が、第2ガイド枠または基盤に設けられたマグネットと、基盤または第2ガイド枠にマグネットと対峙して設けられたコイルとから構成され、
基盤または第2ガイド枠が、コイルを介してマグネットと対峙した位置に磁性体を備えていることを特徴とする。
本構成によれば、マグネットが発生する磁力によってマグネットと磁性体とが光軸方向でお互いに引き付け合い、基盤と第2ガイド枠とがお互いに引き付け合う。このため、第2ガイド枠を第1方向に移動させる第2駆動手段のマグネットを用いて、第3転動体を第2ガイド枠と基盤との間に挟持することができる。よって、この挟持のために特別の手段を新たに設ける必要はなく、像振れ補正装置の構成部品点数を減らしてそのコストを低減させることができる。また、磁力によって第3転動体が第2ガイド枠と基盤との間に挟持されるので、第2ガイド枠が移動する際の摩擦抵抗を小さくすることができる。
また、本発明は、第3転動体が、第2ガイド枠に保持された撮像素子の周囲における基盤と第2ガイド枠との間の3箇所に設けられ、
マグネットおよび磁性体の対が、第2ガイド枠に保持された撮像素子を挟む2箇所の対称位置に設けられていることを特徴とする。
本構成によれば、第2ガイド枠は、撮像素子を中心とする3個所の第3転動体によって基盤に対して安定して支持されると共に、撮像素子を挟む2箇所で基盤に引き付けられる。このため、撮像素子は、光学系の光軸方向において基盤に対して傾くことなく、第2ガイド枠に安定して保持される。
また、本発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の像振れ補正装置と、第1方向および第2方向における各振れを検出する振れ検出手段と、この振れ検出手段の検出出力に応じて第1駆動手段および第2駆動手段の駆動制御をして撮像素子の位置を補正制御する補正制御手段とを備えて光学機器を構成した。
本構成によれば、撮影時に光学機器に生じる振れは振れ検出手段によって検出され、補正制御手段は、第1駆動手段および第2駆動手段の駆動制御をして、振れ検出手段で検出された振れが相殺されるように第1ガイド枠および第2ガイド枠を第2方向および第1方向に移動させて、撮像素子の位置を補正制御する。このため、撮影時に光学機器に生じる像振れは、上述した像振れ補正装置と同様に抑えられる。
本発明による像振れ補正装置によれば、上述したように、光学系の光軸と垂直な面方向に開口した収納部および開口部内において第1ガイド枠および第2ガイド枠がそれぞれガタつくのが防止される。従って、像振れ補正装置の防振性能は向上し、より正確に手振れ補正を行うことが可能になる。また、像振れ補正装置の光軸方向における厚さが薄くなるので、防振性能を向上させながら設置スペースを小さくすることができる像振れ補正装置が提供される。
次に、本発明の最良の実施の形態による像振れ補正装置をカメラに用いた場合について説明する。
図1は、本実施形態によるカメラの構成の概略を示す側面図である。
カメラ100は、ボディ101と、レンズ鏡筒102とから構成される光学機器である。ボディ101は、略矩形の容器状に形成され、その内部に、ヨーイング検出ジャイロ103およびピッチング検出ジャイロ104と、制御装置105と、像振れ補正装置106とを備えている。レンズ鏡筒102は、略円筒状に形成されてボディ101に固定されており、その内径側に、像振れ補正装置106が備える撮像素子の撮像面に被写体像を結像する撮影用レンズ群107を収容している。なお、カメラ100は、レンズ鏡筒102がボディ101に着脱自在に固定される構成のものであってもよい。
ヨーイング検出ジャイロ103およびピッチング検出ジャイロ104は、手振れ等によって発生するカメラ100のヨーイング方向およびピッチング方向の回転(振れ)をそれぞれ検出する角速度センサからなる。本実施形態においては、レンズ鏡筒102の光軸をZ軸と定義し、Z軸と直交し、撮像素子の撮像面の長辺に沿った方向(正位置撮影時の横方向)の軸をX軸、Z軸およびX軸とそれぞれ直交する軸をY軸と定義する。また、X軸回りにカメラ100が回転する振れをピッチングと称し、Y軸回りにカメラ100が回転する振れをヨーイングと称する。
制御装置105は、ヨーイング検出ジャイロ103およびピッチング検出ジャイロ104が出力する信号等を処理する中央処理装置(CPU(Central Proceessing Unit))と、像振れ補正装置106の後述するアクチュエータを駆動するドライバ部とを備えている。制御装置105は、ヨーイング検出ジャイロ103およびピッチング検出ジャイロ104が検出したヨーイングおよびピッチングから、振れのX方向(第1方向)およびY方向(第2方向)の成分を算出する。ヨーイング検出ジャイロ103、ピッチング検出ジャイロ104、および制御装置105は、X方向およびY方向における各振れを検出する振れ検出手段を構成している。また、制御装置105は、この振れ検出手段の検出出力に応じて、アクチュエータとして後述するY方向駆動用VCM(Voice Coil Motor)およびX方向駆動用VCMの駆動制御をして、撮像素子の位置を補正制御する補正制御手段を構成している。
図2は、図1に示す像振れ補正装置106を光軸方向に向かう制御装置105側から見た背面図である。
像振れ補正装置106は、円盤状をした基盤1と、矩形枠状をしたY方向ガイド枠2と、矩形板状をしたX方向ガイド枠3とを備えている。
基盤1は、撮影用レンズ群107によって構成される光学系の光軸(Z軸)と垂直な面方向(XY方向)に開口した収納部1aを有し、この収納部1aにY方向ガイド枠2を収納している。Y方向ガイド枠2は、その外周が基盤1の収納部1aの内周から所定の第1隙間4をあけて配置された第1ガイド枠を構成しており、収納部1a内において光学系の光軸と垂直なXY面内を移動自在である。Y方向駆動用VCM5は、磁力によって後述するようにY方向ガイド枠2をY方向に移動させる第1駆動手段を構成している。第1隙間4には、一端が収納部1aの内周に固定された板バネ6が設けられており、遊動するその他端は、弧状に曲げられた部分がボール7を介してY方向ガイド枠2の外周に接している。板バネ6は、Y方向ガイド枠2を収納部1a内でX方向に付勢する第1弾性体を構成している。
ボール7は、板バネ6によって付勢されるY方向ガイド枠2の凹状にくぼんだ外周、およびこの外周に対向する板バネ6間に設けられている。また、ボール8,9は、板バネ6によって狭められる基盤1とY方向ガイド枠2との第1隙間4における収納部1aの凹状にくぼんだ内周、およびこの内周に対向するY方向ガイド枠2の外周間に設けられている。ボール7〜9は、鋼球またはセラミック球から成り、第1転動体を構成している。
Y方向ガイド枠2は、光学系の光軸(Z軸)と垂直な面方向(XY方向)に開口した開口部2aをその枠内に有し、この開口部2aにX方向ガイド枠3を収納している。X方向ガイド枠3は、その外周が開口部2aの内周から所定の第2隙間10をあけて配置された第2ガイド枠を構成しており、撮影用レンズ群107で結像された像を撮像するCCDからなる撮像素子11を備えている。X方向ガイド枠3は、開口部2a内において光学系の光軸と垂直なXY面内を自在に移動できる。基盤1、Y方向ガイド枠2、およびX方向ガイド枠3は、ポリカーボネート樹脂にガラスを20%含んだ材質で形成されている。また、撮像素子11を挟む2箇所の対称位置に設けられたX方向駆動用VCM12,13は、磁力によって後述するようにX方向ガイド枠3をX方向に移動させる第2駆動手段を構成している。Y方向駆動用VCM5およびX方向駆動用VCM12,13によって変位させられる撮像素子11のX方向およびY方向における各位置は、X方向位置検出用素子14およびY方向位置検出用素子19によって後述するように検出される。
第2隙間10には、一端が開口部2aの内周に固定された板バネ15が設けられており、遊動するその他端は、弧状に曲げられた部分がボール16を介してX方向ガイド枠3の外周に接している。板バネ15は、X方向ガイド枠3を開口部2a内でY方向に付勢する第2弾性体を構成している。ボール16は、板バネ15によって付勢されるX方向ガイド枠3の凹状にくぼんだ外周、およびこの外周に対向する板バネ15間に設けられている。また、ボール17,18は、板バネ15によって狭められる第2隙間10における開口部2aの凹状にくぼんだ内周、およびこの内周に対向するX方向ガイド枠2の外周間に設けられている。ボール16〜18は、鋼球またはセラミック球から成り、第2転動体を構成している。
また、撮影用レンズ群107の光軸方向(Z方向)における基盤1とX方向ガイド枠3との間には、鋼球またはセラミック球から成るボール20〜22が第3転動体として狭持されている。これらボール20〜22は、X方向ガイド枠3に保持された撮像素子11の周囲における基盤1とX方向ガイド枠3との3箇所に設けられている。
図3は、図2に示す像振れ補正装置106をIII−III線で破断して矢視方向から見た断面図である。なお、同図において図2と同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
撮像素子11は、FPC(フレキシブルプリント基板)23上に実装されてX方向ガイド枠3に固定されている。FPC23は、制御装置105と接続されており、撮像素子11の信号はFPC23を経由して制御装置105に出力される。
X方向駆動用VCM12,13は、それぞれ、長方形状をした金属製ヨーク12a,13a、ヨーク12a,13aと同じ長方形状をしたマグネット12b,13b、および楕円形状をしたVCMコイル12c,13cから構成されている。マグネット12b,13bは、X方向ガイド枠3上の、撮像素子11を挟む2箇所にヨーク12a,13aを介して固定され、VCMコイル12c,13cと対峙した位置にある。VCMコイル12c,13cは、基盤1に金属製ヨーク12d,13dを介して固定されている。
VCMコイル12c,13cに電流を流すと、マグネット12b,13bが発生する磁界により、VCMコイル12c,13cとマグネット12b,13bとの間にローレンツ力が発生し、マグネット12b,13bが固定されたX方向ガイド枠3は、X方向に移動する。また、VCMコイル12c,13cに逆向きに電流を流すと、逆向きにローレンツ力が発生する。従って、VCMコイル12c,13cを流れる電流の極性および電流の大きさを制御することにより、撮像素子11のX方向の動きを制御することができる。
また、基盤1は、VCMコイル12c,13cを介してマグネット12b,13bと対峙した位置に、磁性体として、マグネット12b,13bよりも一回り大きな長方形状をした金属製ヨーク12d,13dを備えている。このマグネット12b,13bおよびヨーク12d,13dの対は、X方向ガイド枠3に保持された撮像素子11を挟む2箇所の対称位置に設けられており、マグネット12b,13bが固定されたX方向ガイド枠3はヨーク12d,13dが固定された基盤1に磁力で引き付けられている。
また、X方向駆動用VCM12の左方に設けられたX方向位置検出用素子14は、長方形状をした金属製ヨーク14aを介してX方向ガイド枠3に固定された、ヨーク14aと同じ長方形状をしたマグネット14bと、FPC25に実装されて基盤1に固定されたホール素子14cとから構成されている。ホール素子14cは、マグネット14bに対向した位置にあり、マグネット14bが発生する磁気を検出して、基盤1に対するX方向ガイド枠3のX方向の変位を検出する。
基盤1の収納部1aには上記のようにY方向ガイド枠2およびX方向ガイド枠3が収納されおり、収納部1aの開放された上部には、磁性体もしくは非磁性体からなる蓋24が被されて、Y方向ガイド枠2が収納部1aの外部に外れるのを防いでいる。
図4は、図2に示す像振れ補正装置106をIV−IV線で破断して矢視方向から見た断面図である。なお、同図において図2および図3と同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
基盤1の上方に設けられたY方向駆動用VCM5は、X方向に長い長方形状をした金属製ヨーク5aを介してY方向ガイド枠2に固定された、ヨーク5aと同じ長方形状をしたマグネット5bと、基盤1に固定されたX方向に長い楕円形状をしたVCMコイル5cとから構成されている。このY方向駆動用VCM5は上述したX方向駆動用VCM12,13と同様の原理により、Y方向ガイド枠2をY方向に移動させる。従って、VCMコイル5cを流れる電流の極性および電流の大きさを制御することにより、撮像素子11のY方向の動きを制御することができる。
また、Y方向駆動用VCM5の下方に設けられたY方向位置検出用素子19は、長方形状をした金属製ヨーク19aを介してX方向ガイド枠3に固定された、金属製ヨーク19aと同じ長方形状をしたマグネット19bと、FPC26に実装されて基盤1に固定されたホール素子19cとから構成されている。このY方向位置検出用素子19は、上述したX方向位置検出用素子14と同様の原理で、基盤1に対する撮像素子11のY方向の位置を検出する。
次に、上述した構成を持つ本実施形態による像振れ補正装置の動作について説明する。
カメラ100のボディ101が手振れ等によって振れると、ヨーイング検出ジャイロ103およびピッチング検出ジャイロ104は、カメラ100のヨーイング方向およびピッチング方向の回転(振れ)をそれぞれ検出し、その検出信号をFPC23を介して制御装置105へ出力する。検出信号を受け取った制御装置105は、ヨーイング検出ジャイロ103およびピッチング検出ジャイロ104が検出したヨーイングおよびピッチングから、ボディ101に生じた振れのX方向およびY方向の成分を算出する。
そして、算出した振れのX方向およびY方向の成分に応じて、Y方向駆動用VCM5およびX方向駆動用VCM12,13の駆動制御をして、検出された振れが相殺されるようにY方向ガイド枠2およびX方向ガイド枠3をY方向およびX方向に移動させて、撮像素子11の位置を補正制御する。この時、Y方向駆動用VCM5は、ボール7〜9を介して基盤1とY方向ガイド枠2の相対的位置をY方向に移動させ、X方向駆動用VCM12,13は、ボール16〜18を介してY方向ガイド枠2とX方向ガイド枠3の相対的位置をX方向に移動させる。従って、撮影時にカメラ100に手振れが発生しても、撮像素子11がそれを打ち消すように移動するため、撮影した画像にブレは発生しない。
このような本実施形態による像振れ補正装置106によれば、基盤1の収納部1aの内周とY方向ガイド枠2の外周との間に形成される第1隙間4内に、Y方向ガイド枠2を収納部1a内でX方向に付勢する板バネ6が設けられ、Y方向ガイド枠2の開口部2aの内周とX方向ガイド枠3の外周との間に形成される第2隙間10内に、X方向ガイド枠3を開口部2a内でY方向に付勢する板バネ15が設けられているため、光学系である撮影用レンズ群107の光軸(Z軸)と垂直な面方向(XY方向)に開口した収納部1aおよび開口部2a内において、Y方向ガイド枠2およびX方向ガイド枠3がそれぞれガタつくのが防止される。従って、Y方向ガイド枠2およびX方向ガイド枠3は光学系の光軸(Z軸)と垂直なXY面内においてガタつかなくなり、従来の、移動ガイドレールユニットを固定ガイドレールに沿って動かす像振れ補正装置のように、光軸に垂直なXY面内において軸ガタが生じることがなく、像振れ補正装置106の防振性能は向上し、より正確に手振れ補正を行うことが可能になる。
また、Y方向ガイド枠2は、光学系の光軸と垂直なXY面方向に開口した収納部1a内に収納され、X方向ガイド枠3は、このY方向ガイド枠2に形成された光学系の光軸と垂直なXY面方向に開口した開口部2a内に収納されるため、像振れ補正装置106の光軸方向(Z方向)における厚さは薄くなる。従って、防振性能を向上させながら設置スペースを小さくすることができる像振れ補正装置106が提供される。
また、本実施形態では、Y方向ガイド枠2が移動する際に接する基盤1の収納部1aおよび板バネ6との間にボール7〜9が設けられ、X方向ガイド枠3が移動する際に接するY方向ガイド枠2の開口部2aおよび板バネ15との間にボール16〜18が設けられているので、Y方向ガイド枠2およびX方向ガイド枠3の移動に伴って発生する摩擦抵抗は減少する。このため、Y方向駆動用VCM5およびX方向駆動用VCM12,13は、小さな駆動力でY方向ガイド枠2およびX方向ガイド枠3を移動させることができる。
また、本実施形態では、撮像素子11を保持するX方向ガイド枠3は、隙間を介することなく、ボール20〜22を介して基盤1に支持される。従って、X方向ガイド枠3の光学系の光軸方向(Z方向)における位置はガタつくことが無い。このため、従来の、移動ガイドレールユニットを固定ガイドレールに沿って動かす像振れ補正装置のように、光軸方向における軸ガタが生じることはない。
また、収納部1aおよび開口部2a内でY方向ガイド枠2およびX方向ガイド枠3がそれぞれ光学系の光軸と垂直なXY面方向にガタつくのを、板バネ6および板バネ15によって防止する機構と、X方向ガイド枠3が光軸方向(Z方向)にガタつくのをボール20〜22によって防止する機構とは、独立している。従って、光学系の光軸に垂直なXY面方向と光軸方向(Z方向)との各方向における機構を独立に調整でき、従来のように、一方を調整変更すれば、それに依存して、もう一方も調整しなければならない状況は生じない。このため、像振れ補正装置106の各方向における機構の調整は容易になり、光軸方向と光軸に垂直なXY面内の各方向との精度を共に保って製造することが容易になる。また、X方向ガイド枠3の光学系の光軸方向(Z方向)における位置精度は、ボール20〜22の外径の精度によって決まる。ボール20〜22の外周円の製作精度は一般的に高いので、X方向ガイド枠3の光学系の光軸方向(Z方向)における位置精度は精度高く決定される。
また、本実施形態では、マグネット12b,13bが発生する磁力によってマグネット12b,13bとヨーク12d,13dとが光軸方向でお互いに引き付け合い、基盤1とX方向ガイド枠3とがお互いに引き付け合う。このため、X方向ガイド枠3をX方向に移動させるX方向駆動用VCM12,13のマグネット12b,13bを用いて、ボール20〜22をX方向ガイド枠3と基盤1との間に挟持することができる。よって、この挟持のために特別の手段を新たに設ける必要はなく、像振れ補正装置106の構成部品点数を減らしてそのコストを低減させることができる。また、磁力によってボール20〜22がX方向ガイド枠3と基盤1との間に挟持されるので、X方向ガイド枠3が移動する際の摩擦抵抗を小さくすることができる。
また、本実施形態では、X方向ガイド枠3は、撮像素子11を中心とする3個所のボール20〜22によって基盤1に対して安定して支持されると共に、撮像素子11を挟む2箇所で基盤1に引き付けられる。このため、撮像素子11は、光学系の光軸方向(Z方向)において基盤1に対して傾くことなく、X方向ガイド枠3に安定して保持される。
なお、上記実施形態においては、Y方向ガイド枠2およびX方向ガイド枠3を動かす駆動部としてボイスコイルモータを用いるものであったが、本発明はこれに限らず、ピエゾ素子といった他のアクチュエータを駆動部として用いてもよい。
また、上記実施形態においては、Y方向駆動用VCM5を1個、X方向駆動用VCM12,13を2個用いたが、Y方向駆動用VCM、X方向駆動用VCMの各個数は、3個、4個等の複数個であってもよい。
また、上記実施形態においては、ボール7〜9、16〜18、20〜22を各隙間に3個用いた場合について説明したが、ボールの個数は、4個、5個等の複数個であってもよい。
また、上記実施形態においては、X方向ガイド枠3に設けられたマグネット12b,13bが発生する磁力によって、マグネット12b,13bと基盤1に設けられたヨーク12d,13dとを光軸方向でお互いに引き付け合わせ、X方向ガイド枠3を基盤1に保持させていた。しかし、マグネット12b,13bが基盤1に設けられ、ヨーク12d,13dがX方向ガイド枠3に設けられる構成であってもよい。また、マグネット12b,13bおよびヨーク12d,13dの代わりに、X方向ガイド枠3を基盤1に向けて付勢するバネを用いて、X方向ガイド枠3を基盤1に保持させる構成であってもよい。
上記実施形態においては、本発明による像振れ補正装置106をカメラ100に適用した場合について説明したが、ビデオカメラ、携帯電話等に内蔵されるカメラ等の他の光学機器にも適用することが可能である。このような光学機器に本発明を適用した場合においても、上記実施形態と同様な作用効果が奏される。
本発明の一実施形態による像振れ補正装置を備えたカメラの構成の概略を示す側面図である。 図1に示す像振れ補正装置を光軸方向に向かう制御装置側から見た背面図である。 図2に示す像振れ補正装置をIII−III線で破断して矢視方向から見た断面図である。 図2に示す像振れ補正装置をIV−IV線で破断して矢視方向から見た断面図である。
符号の説明
1…基盤
1a…収納部
2…Y方向ガイド枠(第1ガイド枠)
2a…開口部
3…X方向ガイド枠(第2ガイド枠)
4…第1隙間
5…Y方向駆動用VCM(第1駆動手段)
5a…ヨーク
5b…マグネット
5c…VCMコイル
6…板バネ(第1弾性体)
7〜9…ボール(第1転動体)
10…第2隙間
11…撮像素子
12,13…X方向駆動用VCM(第2駆動手段)
12a,13a…ヨーク
12b,13b…マグネット
12c,13c…VCMコイル
12d,13d…ヨーク
14…X方向位置検出用素子
14a…ヨーク
14b…マグネット
14c…ホール素子
15…板バネ(第2弾性体)
16〜18…ボール(第2転動体)
19…Y方向位置検出用素子
19a…ヨーク
19b…マグネット
19c…ホール素子
20〜22…ボール(第3転動体)
23,25,26…FPC
24…蓋
100…カメラ
101…ボディ
102…レンズ鏡筒
103…ヨーイング検出ジャイロ
104…ピッチング検出ジャイロ
105…制御装置
106…像振れ補正装置
107…撮影用レンズ群

Claims (6)

  1. 光学系の光軸と垂直な面方向に開口した収納部を有する基盤と、外周が前記収納部の内周から所定の第1隙間をあけて配置されて前記収納部内において前記光学系の光軸と垂直な面内を移動自在な、前記光学系の光軸と垂直な面方向に開口した開口部を有する第1ガイド枠と、この第1ガイド枠を前記収納部内で第1方向に付勢する前記第1隙間内に設けられる第1弾性体と、前記第1ガイド枠を前記第1方向と異なる第2方向に移動させる第1駆動手段と、外周が前記開口部の内周から所定の第2隙間をあけて配置されて前記開口部内において前記光学系の光軸と垂直な面内を移動自在な、前記光学系で結像された像を撮像する撮像素子を保持する第2ガイド枠と、この第2ガイド枠を前記開口部内で前記第2方向に付勢する前記第2隙間内に設けられる第2弾性体と、前記第2ガイド枠を前記第1方向に移動させる第2駆動手段とを備えて構成される像振れ補正装置。
  2. 前記第1弾性体によって狭められる前記第1隙間における前記収納部の内周およびこの内周に対向する前記第1ガイド枠の外周間、並びに前記第1弾性体によって付勢される前記第1ガイド枠の外周およびこの外周に対向する前記第1弾性体間に設けられる第1転動体と、
    前記第2弾性体によって狭められる前記第2隙間における前記開口部の内周およびこの内周に対向する前記第2ガイド枠の外周間、並びに前記第2弾性体によって付勢される前記第2ガイド枠の外周およびこの外周に対向する前記第2弾性体間に設けられる第2転動体と
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の像振れ補正装置。
  3. 前記光学系の光軸方向における前記基盤と前記第2ガイド枠との間に第3転動体を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の像振れ補正装置。
  4. 前記第2駆動手段は、前記第2ガイド枠または前記基盤に設けられたマグネットと、前記基盤または前記第2ガイド枠に前記マグネットと対峙して設けられたコイルとから構成され、
    前記基盤または前記第2ガイド枠は、前記コイルを介して前記マグネットと対峙した位置に磁性体を備えている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の像振れ補正装置。
  5. 前記第3転動体は、前記第2ガイド枠に保持された前記撮像素子の周囲における前記基盤と前記第2ガイド枠との間の3箇所に設けられ、
    前記マグネットおよび前記磁性体の対は、前記第2ガイド枠に保持された前記撮像素子を挟む2箇所の対称位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載の像振れ補正装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の像振れ補正装置と、前記第1方向および前記第2方向における各振れを検出する振れ検出手段と、この振れ検出手段の検出出力に応じて前記第1駆動手段および前記第2駆動手段の駆動制御をして前記撮像素子の位置を補正制御する補正制御手段とを備えることを特徴とする光学機器。
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