JP2010038793A - 張力検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】可撓性部材の張力を簡便且つ正確に検査する。
【解決手段】医療用マニピュレータ10は、連結シャフト48の一方の側に設けられたモータ40a〜40cの回転軸から、所定張力で張られたワイヤ54a〜54cを介して、連結シャフト48の他方の側に設けられた先端動作部12を動作させる。連結シャフト48の側面には開閉可能な検査孔404が設けられている。張力検査装置400は、ワイヤ54a〜54cを順に自動的にはじいて振動させる爪部412a〜412cと、ワイヤ54a〜54cの振動を検出するマイクロホン414と、マイクロホン414によって検出された振動から求められる張力Tが適正範囲であるか否かを判断して所定の出力をする張力判断部434とを有する。
【選択図】図10

Description

本発明は、連結シャフトの一方の側に設けられたモータの回転軸から、所定張力で張られた可撓性部材を介して、連結シャフトの他方の側に設けられた先端動作部を動作させる医療用マニピュレータにおける可撓性部材の張力を検査する張力検査装置に関する。
内視鏡下外科手術(又は腹腔鏡下手術とも呼ばれる。)においては、患者の腹部等に複数の孔を開け、器具の通過ポートとしてトラカール(筒状の器具)を挿入した後、シャフトを有する鉗子の先端部をトラカールを通じて体腔内に挿入して患部の手術を行っている。鉗子の先端部には、作業部として、生体組織を把持するためのグリッパや、鋏、電気メスのブレード等が取り付けられている。
鉗子による内視鏡下外科手術は、作業空間である体腔内が狭くしかもトラカールを支点として鉗子を操作するため、一定のトレーニングが必要となる。また、従来使用されている鉗子では先端の作業部に関節がないため、自由度が小さく、先端動作部はシャフトの延長線上での動作しか行うことができない。従って、通常のトレーニングで実施可能な症例には限度があり、他の様々な症例に対して適用するためには相当に高度なトレーニング及び習熟が必要になる。
このような観点から、従来の鉗子を改良し、作業部に複数の関節を有する鉗子の開発が行われている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のマニピュレータは、人手によって操作される操作部と、操作部に対して交換自在に着脱される作業部とから構成される。このようなマニピュレータでは、従来の鉗子のような制約や不自由がなく、手技が容易となり、適用可能な症例が多くなり、また、作業部の種類を交換することにより種々の手技に対応することができる。
また、このマニピュレータでは、連結シャフトの一方の側に設けられたモータの回転軸から、所定張力で張られたワイヤを介して、連結シャフトの他方の側に設けられた先端動作部を動作させており、ワイヤの張力検査をすることが望ましい。特許文献2には、ワイヤの張力に応じた振動数を圧電素子によって検出する装置が開示されている。
一方、このようなマニピュレータをロボットアームにより駆動する医療用ロボットシステムが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2004−105451号公報 特開2005−284035号公報 米国特許第6331181号明細書
上記のように、医療用マニピュレータにおける作業部は操作部に対して交換自在に構成されることがある。これにより、手技に応じた種々の型式のものを装着することができ、手技の終了後には作業部だけを洗浄することができ、さらには、作業部だけを定期的に新しい物に交換して十分な信頼性を確保することができる。すなわち、操作部は多くの電気部品が設けられていて比較的コスト高であって可及的に長く使用可能であることが望ましいが、作業部については弱電部品がなく廉価であり、しかも体腔内で先端動作部が動作をして負荷を受けることから機械的寿命や、蒸気及び熱による洗浄時のダメージ等を考慮して適度な時期に新しい物に交換することが望ましいのである。このように、作業部は定期的に新しい物に交換することが前提となっており、適度な寿命があればよいのであって、過度に高強度である必要はない。
一方、作業部は、アクチュエータ部に接続する接続部と、該接続部から延在する連結シャフトとを有しており、先端動作部は該連結シャフトの先端に設けられ、接続部のプーリに巻き掛けられた複数のワイヤ等の可撓性部材に連動する。これらの可撓性部材は、往復動作に応じてプーリに巻きかけられる円弧状態と、プーリから離間した直線状態とを繰り返すことになり、繰り返しの曲げ応力を受けることから、作業部の構成要素の中でも寿命が比較的短くなり、特に張力による寿命の影響が大きい。
従って、作業部の寿命を決定又は管理する上で、これらの可撓性部材の張力を検出し、適正範囲となっているか否かを検査することが好適である。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、医療用マニピュレータにおける可撓性部材の張力を簡便且つ正確に検査することのできる張力検査装置を提供することを目的とする。
本発明に係る張力検査装置は、連結シャフトの一方の側に設けられたモータの回転軸から、所定張力で張られた可撓性部材を介して、前記連結シャフトの他方の側に設けられた先端動作部を動作させる医療用マニピュレータにおける前記可撓性部材の張力を検査する張力検査装置であって、前記可撓性部材を自動的にはじき又はたたいて振動させる爪部と、前記可撓性部材の振動を検出する振動検出部と、前記振動検出部によって検出された信号から求められる張力が適正範囲であるか否かを判断して所定の出力をする判断部とを有することを特徴とする。
このように可撓性部材を爪部によって自動的に振動させることにより、可撓性部材は張力に応じた振動を発生させ、振動検出部によりその振動数を計測して張力を簡便且つ正確に検査することができる。ここで、振動検出部は、張力でなく、振動数に基づく判断をしても実質的に同じである。
前記振動検出部は、マイクロホンであると簡便である。
前記振動検出部は、前記医療用マニピュレータのいずれかの箇所に接続される接触部の振動を検出する圧電素子であってもよい。このように接触部の振動を圧電素子で検出することにより、外乱音響の影響を受けずに可撓性部材の振動数を計測できる。
前記連結シャフトの側面には開閉可能な検査孔が設けられ、前記爪部は、前記検査孔から前記可撓性部材に接触させてもよい。このように連結シャフトの側面の検査孔を用いると、検査が容易である。
前記可撓性部材は複数本が平行して設けられ、前記爪部は、複数本の前記可撓性部材のうち未計測のいずれか1つを振動させて、前記振動検出部から得られる信号レベルが閾値以下になった後に次の前記可撓性部材を振動させてもよい。これにより、複数本の可撓性部材について相互の振動の影響なく、簡便且つ確実に張力検査を行うことができる。
前記可撓性部材は、ワイヤであってもよい。
本発明に係る張力検査装置では、可撓性部材を爪部によって自動的に振動させることにより、可撓性部材は張力に応じた振動を発生させ、振動検出部によりその振動数を計測して張力を簡便且つ正確に検査することができる。
以下、本発明に係る張力検査装置400について実施の形態を挙げ、添付の図1〜図15を参照しながら説明する。張力検査装置400は、医療用マニピュレータ10におけるワイヤ(可撓性部材)54a、54b,54c(図5、図6参照)の張力を検査するものである。先ず、医療用マニピュレータ10について説明する。
図1、図2及び図3に示すように、医療用マニピュレータ10は、先端動作部12に生体の一部又は湾曲針等を把持して所定の処置を行うためのものであり、通常、把持鉗子やニードルドライバ(持針器)等とも呼ばれる。
医療用マニピュレータ10は、人手によって把持及び操作される操作部14と、該操作部14に対して着脱自在な作業部16とを備え、操作部14に対してコネクタ24を介して着脱自在なコントローラ(制御部)27を有するマニピュレータシステムとして構成されている。
医療用マニピュレータ10は、基本構成として操作部14と作業部16とを有しており、コントローラ27は当該医療用マニピュレータ10の電気的な制御をするものであり、グリップハンドル26の下端部から延在するケーブル62に対してコネクタ24を介して接続されている。制御部であるコントローラ27の機能の一部又は全部を、例えば操作部14に一体的に搭載することもできる。
以下の説明では、図1における幅方向をX方向、高さ方向をY方向、及び、連結シャフト48の延在方向をZ方向と規定する。また、右方をX1方向、左方をX2方向、上方向をY1方向、下方向をY2方向、前方をZ1方向、後方をZ2方向と規定する。さらに、特に断りのない限り、これらの方向の記載は医療用マニピュレータ10が基準姿勢(中立姿勢)である場合を基準として表すものとする。これらの方向は説明の便宜上のものであり、医療用マニピュレータ10は任意の向きで(例えば、上下を反転させて)使用可能であることはもちろんである。
作業部16は、作業を行う先端動作部12と、操作部14のアクチュエータブロック(アクチュエータ部)30に対して接続される接続部15と、これらの先端動作部12と接続部15とを連接する長尺で中空の連結シャフト48とを有する。作業部16は、アクチュエータブロック30における所定の操作によって操作部14から離脱可能であって、洗浄、滅菌及びメンテナンス等を行うことができる。
先端動作部12及び連結シャフト48は細径に構成されており、患者の腹部等に設けられた円筒形状のトラカール20から体腔22内に挿入可能であり、操作部14の操作により体腔22内において患部切除、把持、縫合及び結紮等の様々な手技を行うことができる。
次に、操作部14について詳細に説明する。
操作部14は、人手によって把持されるグリップハンドル26と、該グリップハンドル26の上部から延在するブリッジ28と、該ブリッジ28の先端に接続されたアクチュエータブロック30とを有する。
接続部15は、左右側面の係合片200と、上下面に開口する3つの嵌合孔202a、202b及び202cとを有する。3つの嵌合孔202a〜202cは、Z1方向及びZ2方向の端部近傍に設けられており、Y方向に延在する孔である。
アクチュエータブロック30には、先端動作部12が有する3自由度の機構に対応してモータ(DCモータ)40a、40b及び40cがZ方向に沿って並列して設けられている。これらのモータ40a〜40cは、操作部14の操作に基づき、コントローラ27の作用下に回転をする。モータ40a〜40cは小型・細径であって、アクチュエータブロック30はコンパクトな扁平形状に構成されている。モータ40a〜40cには、減速機42a、42b及び42cが内蔵されている。減速機42a〜42cは、例えば遊星式であり、減速比は1:100〜1:300程度である。
アクチュエータブロック30は、操作部14のZ1方向端部の下方に設けられている。ここで、アクチュエータブロック30は作業部16が装着される箇所を意味するものであり、モータ40a〜40cを格納する場所に限定されず、ブリッジ28との接続面30a(図3参照)を含む。
モータ40a〜40cには、回転角度を検出することのできるロータリ式のエンコーダ44a、44b、44cが設けられており、検出した角度信号はコントローラ27に供給される。
図2及び図3に示すように、グリップハンドル26は、ブリッジ28の端部からY2方向に向かって延在しており、人手によって把持されるのに適した長さであり、該グリップハンドル26の近傍には先端動作部12の動作等に供される入力手段が設けられている。すなわち、このような入力手段として、グリップハンドル26に近接したZ1方向にトリガーレバー32及びスイッチ36が設けられ、Y1方向に複合入力部34及び作動スイッチ35が設けられている。
作動スイッチ35のZ1方向でブリッジ28の上面における視認しやすい箇所にはLED29が設けられている。LED29は、医療用マニピュレータ10の制御状態を示すインジケータであり、操作者が容易に認識可能な大きさであり、且つ操作に支障がない程度に十分に小型軽量である。
グリップハンドル26の下端には、コントローラ27に接続されるケーブル62が設けられている。グリップハンドル26とケーブル62とはコネクタにより接続されていてもよい。
作動スイッチ35は、医療用マニピュレータ10の動作状態の有効又は無効を設定するための入力手段である。LED29は、医療用マニピュレータ10の制御状態を示すインジケータであり、操作者が容易に認識可能な大きさであり、且つ操作に支障がない程度に十分に小型軽量である。LED29は、ブリッジ28の上面における略中央部で、視認性のよい位置に設けられており、作動スイッチ35と並んで配置されていることから、例えば、作動スイッチ35によるON操作に同期して点灯等をするため、操作者は作動スイッチ35の操作をしながらその入力状態をLED29により確実に認識することができる。
この場合、コントローラ27は、作動スイッチ35の状態を読み込み、オン状態であるときに動作モードとし、オン状態からオフ状態に切り換わったときに自動原点復帰動作としてモータ40a〜40cを所定の原点に戻し、原点に戻った後に停止モードとする。動作モードは、操作部14の操作指令を有効にしてモータ40a〜40cを駆動するモードである。停止モードは、操作部14の操作指令の有無に関わらずモータ40a〜40cを停止させるモードである。これらのモード及び動作はコントローラ27によって区別されて制御され、LED29の点灯状態が切り換えられる。
すなわち、LED29は、動作モードのときに緑に点灯、停止モードのときに赤に点灯し、動作モードから停止モードに移る自動原点復帰モードのときには赤の点滅をする。
複合入力部34は、先端動作部12に対してロール方向(軸回転方向)及びヨー方向(左右方向)の回転指令を与える複合的な入力手段であり、例えば軸回転に動作する第1入力手段によってロール方向指示を行い、横方向に動作する第2入力手段によってヨー方向指示を行うことができる。トリガーレバー32は、先端動作部12のグリッパ60(図1及び図5参照)に開閉指令を与える入力手段である。
複合入力部34、トリガーレバー32には、それぞれ動作量を検出する入力センサ39a、39b、39cが設けられており、検出した動作信号をコントローラ27に供給する。
トリガーレバー32は、ブリッジ28のやや下方でZ1方向にやや突出したレバーであり、人差し指による操作が容易な位置に設けられている。
トリガーレバー32は、グリップハンドル26に対してアーム98により接続されており、該グリップハンドル26に対して進退するように構成されている。アーム98はグリップハンドル26内で入力センサ39cに接続されており、トリガーレバー32の進退量が該入力センサ39cによって計測されてコントローラ27に供給される。トリガーレバー32は、指を当て、グリップハンドル26の方向(つまり、Z2方向)に向かって引き込む操作と、グリップハンドル26からZ1方向に押し出す操作とが可能に構成され、これにより、グリッパ60へと開閉指令を与えることができる。
なお、トリガーレバー32のY2方向に設けられたスイッチ36は、オルタネート式であって、該スイッチ36を操作することによりトリガーレバー32により所定の開閉状態とされたグリッパ60の状態、例えば、閉じ状態を保持しておくことができる。
接続部15が載置されるアクチュエータブロック30の上面30bにおいて、Z2方向の端部近傍には、接続部15の有無を検出する作業部検出手段107が設けられている。作業部検出手段107は、対向する位置に設けられた投光器であるLED107aと受光器であるフォトダイオード107bとからなるフォトインタラプタの構成とされており、該LED107aと該フォトダイオード107bとの間に接続部15の後端の遮光片109(図2参照)が挿入されて遮光することにより該接続部15が装着されたことを検出できる。LED107aとフォトダイオード107bは、X方向に対向する向きで且つ近接した位置に設けられている。
アクチュエータブロック30には、さらに作業部16の接続部15を保持する2つの独立した係合部210と、該接続部15の位置決め機能及び保持機構を有する3本のアライメントピン212a、212b及び212cとが設けられる。
2つの係合部210は、アクチュエータブロック30の左右側面(X1及びX2側面)で対称位置に設けられており、操作面204と、該操作面204からY1方向に延在するレバー206とを有する。レバー206はアクチュエータブロック30の上面よりもY1方向に向かってやや突出しており、先端内側がテーパ形状になっている。係合部210は、図示しない弾性部材によってレバー206が内側に向かう方向に弾性付勢されている。
アライメントピン212a〜212cは、嵌合孔202a〜202cに対向する位置で、アクチュエータブロック30の上面におけるZ1方向端の近傍に2本、Z2方向端の近傍に1本設けられ、それぞれY1方向に延在している。Z1方向端の近傍に2本のアライメントピン212a、212bがX方向に並んで設けられている。
このように、アライメントピン212a〜212cは3本設けられていることから、接続部15は3点で支持され、簡便且つ確実に位置決めを行うことができる。また、3本のアライメントピン212a〜212cは直線状配列ではないため、いずれの方向のねじれに対しても、接続部15を安定して保持することができる。アライメントピン212a〜212cは、このうち2本以上設けられていれば、接続部15は確実に位置決めがなされて、安定して保持される。この場合、Z方向に離間した2本を選択すると一層安定する。
接続部15を操作部14から取り外す場合には、アクチュエータブロック30の両側面に設けられたレバー206を押してそれぞれ外方に開くように傾動させ、該レバー206の楔部206aを、接続部15の両側面に設けられた係合片200から解放する。これにより接続部15を操作部14から上方(Y1方向)に引き抜き、取り外しが可能となる。アクチュエータブロック30の上面30bの3本のアライメントピン212が、プーリ収納体300に設けられた嵌合孔202に嵌合することにより該接続部15を安定して保持可能である。
接続部15を操作部14に取り付ける場合には、3本のアライメントピン212がそれぞれ嵌合孔202に嵌合するように合わせて、接続部15を下方(Y2方向)に押し下げる。これにより、レバー206は一旦外方に拡がり、その後原位置に戻ることにより係合片200に係合して、接続が完了する。
操作部14の接続面30aには、接続された作業部16のID部104(図4参照)のQRコードを読み取ってコントローラ27に供給するカメラ106と、接続された作業部16のID部104を照明するための2つのLED105が設けられている。カメラ106は、作業部16のID部104を臨む位置に取り付けられており、該カメラ106の左右にLED105が設けられている。ここで、ID部104のID(識別符号)の読取器としては、カメラ106に代替してバーコードリーダー、バーコードスキャナを用いることができる。
操作部14は多くの電気部品が設けられていて、作業部16と比較してコスト高であるが長寿命である。
次に、作業部16について詳細に説明する。作業部16は、手技の終了後には操作部14から取り外されて洗浄することができ、さらには、作業部16だけを定期的に新しい物に交換して十分な信頼性を確保することができる。作業部16は弱電部品がなく廉価であり、しかも体腔22内で先端動作部12が動作をして負荷を受けることから機械的寿命や、蒸気及び熱の洗浄によるダメージ等を考慮して適度な時期に新しい物に交換することになっている。総合的な寿命を考慮して、製造者によって作業部16の使用制限回数が設定され、医療従事者は作業部16毎の使用回数のカウント及び管理を行い、基本的には使用制限回数に達したらその作業部16は規定の手順に基づいて処分する。
また、後述する張力検査装置400又は400aによって、ワイヤ54a〜54cの張力が不適正であると判断された場合にもその作業部16は処分される。
図1、図2及び図4に示すように、作業部16の接続部15は、樹脂のカバー37に覆われており、モータ40a〜40cの駆動軸に接続されて従動回転されるプーリ50a、50b及び50cをそれぞれ回転自在に保持している。プーリ50a〜50cは、プーリ収納体300に収納されている。
プーリ50a〜50cには、ワイヤ54a、54b及び54c(図5、図6参照)が巻き掛けられており、連結シャフト48の中空部分を通って先端動作部12まで延在している。ワイヤ54a〜54cは、プーリ50a〜50c(及び57a〜57c)に対して滑りが生じないように一部が固定されている。ワイヤ54a〜54cは同種、同径のものを用いることができる。
接続部15を構成するプーリ50a〜50cのY2方向下端にはそれぞれ十字状の結合凸部51a、51b及び51cが設けられ、アクチュエータブロック30を構成するモータ40a〜40cの回転軸には十字状の結合凹部41a、41b及び41cが設けられている。結合凸部51a〜51cと結合凹部41a〜41cとは互いに係合可能であり、すなわち、アクチュエータブロック30に接続部15が装着された状態において、モータ40a〜40cの回転がプーリ50a〜50cに対して確実に伝達される。これらの係合部は十字形状に限られない。
図4に示すように、接続部15における後端部近傍には、作業部16を個体識別することのできるID(識別符号)が付けられたID部104が設けられている。
ID部104には、作業部16毎に識別が可能なように異なる2次元バーコードであるQRコードが付けられている。ID部104のQRコードには、作業部16のそれぞれに対応した型式、仕様、シリアルナンバーの他、製造所、製造日、商品名等の各種情報が含まれる。
図5に示すように、連結シャフト48内を挿通したワイヤ54a、54b及び54cは、グリッパ60を備えた先端動作部12の対応するプーリ(先端回転体)57a、57b及び57cにそれぞれ巻き掛けられている。
従って、プーリ50aとプーリ57aとの間にワイヤ54aが巻き掛けられた状態で当該プーリ50aがモータ40aによって回転駆動されると、その回転駆動力がワイヤ54aを介してプーリ57aへと伝達され、該プーリ57aを回転させる。そうすると、プーリ57aの回転が、例えば歯車へと順次伝達され、グリッパ60を開閉させることができる。
図6に示すように、プーリ50a〜50c、ワイヤ54a〜54c及びプーリ57a〜57cを備えた動力伝達部材により、先端動作部12をロール方向(Or軸回転方向)、ヨー方向(Oy軸を基準とした左右方向)及びグリッパ開閉(Og軸を基準とした開閉)からなる3自由度の機構として構成している。3自由度の機構は、動作上の機構干渉があるため、該機構干渉を補償するようにモータ40a〜40cを協働させる。
モータ40a〜40cは、コントローラ27の作用下に、複合入力部34、トリガーレバー32の動作量を検出する入力センサ39a、39b、39cから得られる信号に基づいて駆動される。
ワイヤ54a〜54cは、プーリ50a〜50cとプーリ57a〜57cとの間で適度な規定の張力を持つように予め調整されて組み立てられている。また、各ワイヤ54a〜54cは、連結シャフト48内で往復の2線が略平行して設けられている。
図7に示すように、連結シャフト48の略中間部におけるX1方向側面には、カバー402の着脱によって開閉可能な検査孔404が設けられており、該検査孔404からはワイヤ54a、54b及び54cの各往復2線のうち一方がY方向に並んで露呈される。
カバー402は、検査孔404を覆うように連結シャフト48に取り付けられ、内面のシール体406が検査孔404に挿入されて、連結シャフト48を気密に塞ぐことができる。カバー402は、連結シャフト48に取り付けた状態で、トラカール20の挿通に支障とならない程度に薄く構成されている。
次に、本実施の形態に係る張力検査装置400について説明する。
図8及び図9に示すように、張力検査装置400は箱形状であって、上面に作業部16を位置決めして安定して載置する浅い凹部410が設けられている。凹部410はいわゆる姿穴であって、連結シャフト48が載置される円弧状の第1凹部410aと、接続部15が載置される第2凹部410bとを有する。
第1凹部410aにおいて、検査孔404に対向する箇所には、Y方向に並ぶ爪部412a、412b及び412cとマイクロホン(振動検出部)414が露呈する孔416が設けられている。マイクロホン414は、ワイヤ54a〜54cの振動を検出する振動検出部として簡便構成である。
爪部412a、412b及び412cは、ワイヤ54c、54a、54bの並びに合わせて、爪部412c、412a及び412bの順に並列している。
張力検査装置400の側面には、検査結果ランプ418a、418bと、操作ボタン群419が設けられている。
図10に示すように、爪部412a、412b及び412cは、爪駆動モータ420a、420b及び420cによって傾動可能に設けられている。初期状態では、爪部412a〜412cは、先端部がワイヤ54a〜54cの往復2線のうちX1側部のややY2方向側に配置され、X2方向を指向している。
爪駆動モータ420a〜420cは、爪部412a〜412cを図10における時計方向に個別に傾動させ、ワイヤ54a〜54cを自動的にはじいて振動させることができる。ワイヤ54a〜54cを振動させる手段としては、はじくのではなく、例えばたたいて振動させてもよい。
周知のように、ワイヤ54a〜54cをはじくと、その振動数(一次振動数)ははじいた力には無関係で、単位質量、スパン及び張力によって一定となる。しかしながら、はじく力があまりに弱いと計測するのに十分な振動が発生せず、反対にあまりに強い力ではじくとワイヤ54a〜54cが伸びたり損傷する懸念がある。さらに、連結シャフト48は細径であって、ワイヤ54a〜54cは狭所に配置されており、人手によってはじくことは困難であり、例えばワイヤ54a〜54cのうち2本以上を同時にはじいてしまうことが考えられる。
爪部412a〜412cによれば、狭所のワイヤ54a〜54cに対して、自動的に適切な力で個別にはじいて、適度な振動を発生させることができる。
マイクロホン414は、ワイヤ54a〜54cを臨む方向を向いており、該ワイヤ54a〜54cが振動する際に発生する音を検出可能である。
なお、図11に示すように、爪部412a〜412cは1つの爪駆動モータ422で駆動するようにしてもよい。この場合、歯車機構424により爪部412a〜412cの位相をずらして、各ワイヤ54a〜54cの張力検査に相互干渉がない程度の時間間隔をもって該ワイヤ54a〜54cをはじくようにするとよい。
ワイヤ54a〜54cをはじくのは爪部412a〜412cのように独立した3つの部材でなくてもよく、例えば、1つの爪がY方向に直線的に移動し、ワイヤ54b、54a、54cの順にはじいてもよい。
図12に示すように、張力検査装置400は、爪駆動モータ420a〜420cを順に駆動する駆動部430と、マイクロホン414の信号を入力する入力インターフェース432と、マイクロホン414によって検出された振動からワイヤ54a〜54cの張力Tを求めるとともに該張力が適正範囲であるか否かを判断する張力判断部434とを有する。さらに、張力検査装置400は、張力判断部434が出力する判断結果に基づいて検査結果ランプ418a及び418bを点灯させる出力部436と、各機能部の動作タイミングを調整するタイミング制御部438とを有する。張力判断部434の判断結果が肯定的であるときには検査結果ランプ418aが点灯され、否定的であるときには検査結果ランプ418bが点灯される。張力判断部434の判断結果は、検査結果ランプ418a及び418bのようなランプ出力に限らず、文字情報出力、音声出力、音響出力又は所定の通信回線や記録媒体に対する出力等であってもよい。
次に、このように構成される張力検査装置400の作用について説明する。先ず、操作者は医療用マニピュレータ10の作業部16を操作部14から取り外し、さらに連結シャフト48からカバー402を取り外しておく。
次に、図13のステップS1において、張力検査装置400を起動し、所定の初期設定を行う。この初期設定では、各爪部412a〜412cが鉛直向きに設定される(図10参照)。
ステップS2において、作業部16を張力検査装置400にセットする(図9参照)。
ステップS3において、操作ボタン群419を操作して張力検査を開始する。
ステップS4においては、マイクロホン414から得られる信号レベルを確認し、十分に小さい閾値以下であるときにステップS5へ移り、該閾値を超えているときには待機する。これにより、複数本のワイヤ54a〜54cについて相互の振動の影響なく、簡便且つ確実に張力検査を行うことができる。また、外乱音響の影響を抑制することができる。
ステップS5において、タイミング制御部438の作用下に、ワイヤ54a〜54cのうち、張力の未計測のいずれか1つを、対応する爪部412a〜412cを傾動させることによりはじいて振動させる。計測の順序は特に問われなく、例えば、Y方向の並び順に行えばよい。
ステップS6において、その時点で振動しているワイヤ54a〜54cの振動音をマイクロホン414で計測する。
ステップS7において、張力判断部434はマイクロホン414及び入力インターフェース432を介して得られる信号に基づき、その時点で振動しているワイヤ54a〜54cの振動数fを求め、さらに次の(1)式に基づいて張力Tを求める。
T=4×M×S2×f2×10-9[N] …(1)
ここで、Mはワイヤの単位質量であり、Sは測定スパン(図6参照)である。
ステップS8において、求められた張力Tが適正範囲であるか否かを判断する。張力Tの適否の判断は、上限閾値及び下限閾値との比較に基づいて行われる。
適正である場合には、ステップS9へ移り、不適である場合にはステップS11へ移る。
なお、M及びSは固定値であることから、簡便には、張力Tを求めることなく振動数fに基づいて適否の判断を行っても実質的には同じである。
ワイヤ54a〜54cについての各張力Tの適否の判断は、全てのワイヤ54a〜54cの振動をさせた後に、まとめて判断をしてもよい。
ステップS9において、ワイヤ54a〜54cのうち張力Tの未計測のものがあるか否かを判断し、未計測のものが残っていればステップS4へ戻って計測を継続し、終了していればステップS10へ移る。
ステップS10においては、適正結果表示として、ワイヤ54a〜54cの全ての張力Tが適正であることを出力するため、検査結果ランプ418aを点灯、検査結果ランプ418bを消灯させる。
一方、ステップS11においては、不適正結果表示として、ワイヤ54a〜54cのうち少なくとも1つの張力Tが不適正であることを出力するため、検査結果ランプ418bを点灯、検査結果ランプ418aを消灯させる。なお、ワイヤ54a〜54cについて全ての張力Tの検査を行い、検査結果を個別に出力するようにしてもよい。
ステップS10又はステップS11により、図13に示す張力検査の手順が終了する。
上述したように、本実施の形態に係る張力検査装置400によれば、ワイヤ54a〜54cを対応する爪部412a〜412cによって自動的に振動させることにより、ワイヤ54a〜54cは張力Tに応じた適度な振動を発生させ、マイクロホン414及び張力判断部434によりその振動数fを計測して張力Tを簡便且つ正確に検査することができる。
また、連結シャフト48の側面には開閉可能な検査孔404が設けられ、爪部412a〜412cは、該検査孔404からワイヤ54a〜54cに接触することから、検査が容易である。
上記の例では、ワイヤ54a〜54cに対して、時間間隔をおいて対応する爪部412a〜412cではじいて振動させているが、設計条件によっては、同時に振動させておき、マイクロホン414で得られた信号に対して所定の周波数解析を行ってもよい。これにより、ワイヤ54a〜54cの各振動を区別して検査することができ、又は所定の振動から外れている周波数成分が存在する場合に、ワイヤ54a〜54cのいずれかの張力が不適であると判断することができる。張力検査装置400の変形例として図14に示す張力検査装置400aを用いてもよい。
図14に示すように、張力検査装置400aは、張力検査装置400におけるマイクロホン414の代わりに振動計測ユニット450を有する。これ以外の構成要素については張力検査装置400と同じであることから、同符号を付してその詳細な説明を省略する。
振動計測ユニット450は、例えば前記特許文献2に記載されているようなユニットであり、連結シャフト48の任意の位置に接続して保持するクリップ(接触部)452と、該クリップ452に設けられた圧電素子454(ピエゾ素子等)と、計測した振動数fを表示するモニタ体456とを有する。振動計測ユニット450は、ケーブル458によって本体部に接続されている。
クリップ452は一対の把持部材452a及び452bからなる開閉自在構造であって、図示しないスプリングによって連結シャフト48を適度な力で把持しておくことができる。
圧電素子454は、連結シャフト48の振動を検出することができる。すなわち、人間には視認されないが、ワイヤ54a〜54cを振動させると作業部16も同じ振動数で振動をすることから、この振動を振動計測ユニット450の圧電素子454によって計測し、張力検査装置400aの入力インターフェース432に供給する。振動計測ユニット450を接続する箇所は作業部16のいずれの箇所でもよいが、クリップ452で保持しやすい箇所としては、連結シャフト48が好適である。作業部16及び連結シャフト48の振動を阻害することがないように、凹部410にはクッション材を設けておいてもよい。
モニタ体456は、把持部材452aに対して継手を介して接続されており、任意の方向に傾動可能となっている。圧電素子454はモニタ体456内に設けられていてもよい。
このような、変形例に係る張力検査装置400aでは、前記のマイクロホン414の信号に代えて圧電素子454の信号に基づいてワイヤ54a〜54cの張力Tの検査をすることができる。圧電素子454は、基本的に連結シャフト48に接触して、空気中を伝搬する音を介在させることなく振動を検出することから、外乱音響の影響を受けずに振動数を計測することができるとともに、音が出ない程度に振動レベルが小さくても計測が可能である。
上記実施形態は、例えば図15に示すような医療用ロボットシステム800に適用してもよい。
医療用ロボットシステム800は、多関節型のロボットアーム802と、コンソール804とを有し、作業部806はロボットアーム802の先端に接続されている。ロボットアーム802の先端には前記の医療用マニピュレータ10と同様な機構を有するマニピュレータ808が設けられている。ロボットアーム802は、作業部806を移動させる手段であればよく、据置型に限らず、例えば自律移動型でもよい。コンソール804は、テーブル型、制御盤型等の構成を採り得る。
ロボットアーム802は、独立的な6以上の関節(回転軸やスライド軸等)を有すると、作業部806の位置及び向きを任意に設定できて好適である。先端のマニピュレータ808は、ロボットアーム802の先端部810と一体化している。マニピュレータ808は、前記のアクチュエータブロック30(図1参照)の代わりに、基端側が前記先端部810に連結されると共に、内部にモータを収納したアクチュエータブロック812を有する。
ロボットアーム802は、コンソール804の作用下に動作し、プログラムによる自動動作や、コンソール804に設けられたジョイスティック814に倣った操作、及びこれらの複合的な動作をする構成にしてもよい。コンソール804は、前記のコントローラ27(図1参照)の機能を含んでいる。作業部806には、前記の先端動作部12が設けられている。
コンソール804には、操作指令部としての2つのジョイスティック814と、モニタ816が設けられている。図示を省略するが、2つのジョイスティック814により、2台のロボットアーム802を個別に操作が可能である。2つのジョイスティック814は、両手で操作しやすい位置に設けられている。モニタ816には、内視鏡による画像等の情報が表示される。
ジョイスティック814は、上下動作、左右動作、捻り動作、及び傾動動作が可能であり、これらの動作に応じてロボットアーム802を動かすことができる。ジョイスティック814はマスターアームであってもよい。ロボットアーム802とコンソール804との間の通信手段は、有線、無線、ネットワーク又はこれらの組合わせでよい。
本発明に係る張力検査装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
医療用マニピュレータの斜視図である。 作業部と操作部とを分離したマニピュレータの側面図である。 操作部の斜視図である。 接続部の一部断面斜視図である。 先端動作部の斜視図である。 プーリ及びワイヤと先端動作部の基本構成を示す模式図である。 検査孔及びその周辺の連結シャフトを示す斜視図である。 本実施の形態に係る張力検査装置の斜視図である。 作業部がセットされた状態の張力検査装置の斜視図である。 爪部及びマイクロホンの側面図である。 変形例に係る爪部及び該爪部を駆動する歯車機構の側面図である。 張力検査装置のブロック構成図である。 張力検査装置の動作手順を示すフローチャートである。 変形例に係る張力検査装置の斜視図である。 マニピュレータをロボットアームの先端に接続した医療用ロボットシステムの斜視図である。
符号の説明
10…医療用マニピュレータ 12…先端動作部
14…操作部 15…接続部
16、806…作業部 27…コントローラ
30、812…アクチュエータブロック
40a〜40c…モータ 48…連結シャフト
50a〜50c、57a〜57c…プーリ 54a〜54c…ワイヤ
400、400a…張力検査装置 402…カバー
404…検査孔 412a〜412c…爪部
414…マイクロホン(振動検出部) 416…孔
418a、418b…検査結果ランプ
420a〜420c、422…爪駆動モータ
434…張力判断部 450…振動計測ユニット
452…クリップ 454…圧電素子(振動検出部)
456…モニタ体 800…医療用ロボットシステム

Claims (6)

  1. 連結シャフトの一方の側に設けられたモータの回転軸から、所定張力で張られた可撓性部材を介して、前記連結シャフトの他方の側に設けられた先端動作部を動作させる医療用マニピュレータにおける前記可撓性部材の張力を検査する張力検査装置であって、
    前記可撓性部材を自動的にはじき又はたたいて振動させる爪部と、
    前記可撓性部材の振動を検出する振動検出部と、
    前記振動検出部によって検出された信号から求められる張力が適正範囲であるか否かを判断して所定の出力をする判断部と、
    を有することを特徴とする張力検査装置。
  2. 請求項1記載の張力検査装置において、
    前記振動検出部は、マイクロホンであることを特徴とする張力検査装置。
  3. 請求項1記載の張力検査装置において、
    前記振動検出部は、前記医療用マニピュレータのいずれかの箇所に接続される接触部の振動を検出する圧電素子であることを特徴とする張力検査装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の張力検査装置において、
    前記連結シャフトの側面には開閉可能な検査孔が設けられ、前記爪部は、前記検査孔から前記可撓性部材に接触することを特徴とする張力検査装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の張力検査装置において、
    前記可撓性部材は複数本が平行して設けられ、
    前記爪部は、複数本の前記可撓性部材のうち未計測のいずれか1つを振動させて、前記振動検出部から得られる信号レベルが閾値以下になった後に次の前記可撓性部材を振動させることを特徴とする張力検査装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の張力検査装置において、
    前記可撓性部材は、ワイヤであることを特徴とする張力検査装置。
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