JP2010038195A - トルクロッド及びその製造方法 - Google Patents

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睦弘 平澤
Shoji Morikawa
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Abstract

【課題】軸方向の一端側の第1筒部と、これに対して直交方向を向いた他端側の第2筒部と、それらを連結する連結部とを備えたブラケット金具を単一の金属板材から容易に且つ安価に形成することのできるトルクロッドを提供する。
【解決手段】単一の平板状をなす金属板材の一端側を筒状に且つ閉じた形に巻き加工して第1筒部14を形成するとともに、他端側をバーリング加工して第1筒部14とは直交方向を向いた第2筒部16を形成して、それら第1筒部14,第2筒部16及び板状の連結部18にてブラケット金具12を形成し、そして第1筒部14に第1ゴムブッシュ22を、第2筒部16に第2ゴムブッシュ24をそれぞれ圧入により組み付けてトルクロッド10を構成する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、車両のエンジン側とボデー側とにまたがって介装され、エンジンのロール方向の変位及び前後方向の変位を規制し、また併せてエンジン側とボデー側とで振動絶縁を行うトルクロッド及びその製造方法に関する。
従来、一端側の第1筒部と他端側の第2筒部とを連結部で連結した形態のブラケット金具の第1筒部に第1ゴムブッシュを、第2筒部に第2ゴムブッシュをそれぞれ圧入して組み付けて成るトルクロッドを車両のエンジン側とボデー側とにまたがって介装し、そのトルクロッドによりエンジン側からのトルクを受けてエンジンのロール方向の変位及び前後方向の変位を規制することが行われている。
このトルクロッドはまたエンジン側とボデー側との間で振動絶縁する働きも有している。
従来、このトルクロッドとして第1筒部と第2筒部、即ち第1ゴムブッシュと第2ゴムブッシュとの向きが直交した軸直交式のトルクロッドと、それら第1ゴムブッシュ,第2ゴムブッシュがそれぞれ平行方向を向いた軸平行式(同軸式)のトルクロッドとがあり、車両への取付位置や取付構造その他に応じてそれぞれ使い分けられている。
図9は、前者の形式の従来公知のトルクロッドの一例を示している(下記特許文献1に開示)。
図において200はトルクロッドで、201はそのトルクロッド200におけるブラケット金具である。
このブラケット金具201には、一端側に円筒形状の第1筒部202が設けられているとともに、他端側には第1筒部202と直交する向きで第2筒部204が設けられており、それらが連結ロッド(連結部)206にて互いに連結されている。
ここでブラケット金具201は、連結ロッド206と第1筒部202とが、また連結ロッド206と第2筒部204とがそれぞれ溶接接合されて全体が一体化されている。
そしてこのブラケット金具201の第1筒部202に第1ゴムブッシュ208が、また第2筒部204に第2ゴムブッシュ210がそれぞれ圧入により組み付けられ、保持されている。
ここで第1ゴムブッシュ208は、円筒形状をなす金属製の剛性の内筒212と、内筒212周りに一体に加硫接着された円筒状のゴム弾性体216と、更にそのゴム弾性体216の外周面に加硫接着にて固着された円筒状の金属スリーブ214とを有しており、その金属スリーブ214において第1筒部202に圧入されている。
また第2ゴムブッシュ210は、同じく円筒状をなす金属製の剛性の内筒218と、内筒218周りに一体に加硫接着されたゴム弾性体222と、更にその外周面に加硫接着にて固着された円筒状の金属スリーブ220とを有していて、その金属スリーブ220において第2筒部204に圧入されている。
しかしながらこのトルクロッド200の場合、ブラケット金具201の構成部品として連結ロッド206と、円筒状をなす第1筒部202と、第2筒部204の3つの部品が必要で部品点数が多く、また組付けに際してそれらの溶接工程が必須であって、そのためにブラケット金具201のコストが高くなってしまい、また3つの部品の組付けのための工程が複雑化してしまう。
このような問題に対して、従来、単一の金属板材をプレス加工することによってブラケット金具を形成することが提案されている。
例えば下記特許文献2にはパナールロッドについての考案が示され、そこにおいて単一の金属板材の軸方向一端側と他端側とにバーリング加工を施すことによって、第1筒部と第2筒部とを形成し、そこに第1ゴムブッシュ,第2ゴムブッシュをそれぞれ圧入により組み付け、保持させるようになした点が開示されている。
但しこの特許文献2に開示のものは第1筒部と第2筒部、即ち第1ゴムブッシュと第2ゴムブッシュとが平行方向を向いた軸平行式のものであって、本発明とは対象が異なっている。
一方下記特許文献1には、同じく単一の金属板材をプレス加工することによって一端側に第1筒部を、他端側に第2筒部をそれぞれ形成し、そして第1筒部に第1ゴムブッシュを、また第2筒部に第2ゴムブッシュをそれぞれ圧入により組み付け、保持させるようになした点が開示されている。
この特許文献1に記載のものは第1ゴムブッシュと第2ゴムブッシュとが直交方向を向いた軸直交式のもので、それらの軸方向を互いに直交とするために、この特許文献1に開示のものでは、金属板材の両側部をそれらの間の連結本体部に対して直角に折り曲げて一対の側板部を形成し、そして一対の側板部と連結本体部とに、互いに直交する向きで第1筒部と第2筒部とをそれぞれバーリング加工により形成するようにしている。
これら特許文献1,特許文献2に開示のものは、第1筒部,第2筒部の何れをもバーリング加工にて形成するようにしているが、このように第1筒部,第2筒部の何れをもバーリング加工にて形成することについては次のような問題がある。
通常、トルクロッドにおいては第1ゴムブッシュ,第2ゴムブッシュの何れか一方(便宜上ここでは第1ゴムブッシュとする)として外径の小さな小ゴムブッシュが用いられ、他方(便宜上第2ゴムブッシュとする)として外径の大きな大ゴムブッシュが用いられる。
その際、小ゴムブッシュから成る第1ゴムブッシュはゴム弾性体が軸方向に貫通のすぐり部を有しない中実構造とされて、ばね剛性が高くされ、一方大ゴムブッシュから成る第2ゴムブッシュはトルクロッドに所要の特性を付与するために、ゴム弾性体が軸方向に貫通のすぐり部を有するものとされる。
この場合、すぐり部を有する第2ゴムブッシュを第2筒部に圧入するために、かかる第2ゴムブッシュにおいてはゴム弾性体の外周面に金属スリーブを加硫接着にて固着し、そしてその金属スリーブにおいて第2ゴムブッシュを第2筒部に圧入するようにする。
従って第2ゴムブッシュを保持する第2筒部については、これをバーリング加工によって形成することは比較的容易である。
第2ゴムブッシュにおいては、金属スリーブ自体が内側のゴム弾性体を拘束し、形状を保持する機能を有することから、これを保持する第2筒部の場合にはその軸方向長が第2ゴムブッシュの金属スリーブよりも短いものであっても良く、そのためこれをバーリング加工にて形成することは比較的容易である。
また第2筒部は内径の大きなものであることから、金属板材の板厚が比較的厚いものであっても比較的小さな力で容易にバーリング加工することが可能である。
一方、小ブッシュについてはゴム弾性体がすぐり部を有しない中実構造とされることから、通常、第2ゴムブッシュにおけるような金属スリーブを設けないで、ゴム弾性体を直接第1筒部に圧入することが可能である。
ところがこのようにゴム弾性体を直接第1筒部に圧入するようになした場合、第1筒部の軸方向長をゴム弾性体の軸方向長と同等長さとし、第1筒部をゴム弾性体に対して軸方向のほぼ全長に亘って嵌合させるようになすこと、即ち第1筒部については軸方向長を長くして形成しておくことが通常必要である。
このような軸方向長の長い筒部をバーリング加工によって形成することは容易ではなく、しかも第1筒部は内径の小さなものであるため加工に際して強い力が必要であり、そのため小径をなす第1筒部をバーリング加工によって形成することには実際上技術的に大きな困難を伴う。
しかも互いに直交方向を向いた第1筒部と第2筒部とをともに金属板材に対するバーリング加工によって形成すること自体も容易ではない。
例えば特許文献1に記載のものでは、これを実現するために一対の側板部のそれぞれにバーリング加工を施し、その一対の側板部を連結本体部から直角に折り曲げている。その際にその一対の側板部のそれぞれにバーリング加工を施し、それらによって1つの筒部を形成しているが、この場合一対の側板部のそれぞれに形成したバーリング加工部を厳密に同軸に形成することには技術的な困難を伴う。
他方、特許文献3には自動車用サスペンション機構の防振支持装置についての発明が示され、そこにおいて鋼製の金属板材の一端側と他端側とに巻き加工を施し、そしてその巻き加工した部分に第1ゴムブッシュと第2ゴムブッシュとをそれぞれ圧入した後に、巻き加工した各端部を連結部に圧着させ、その状態で圧着部分を溶接により接合することで、各巻き加工部を第1筒部,第2筒部として構成し、そこに第1ゴムブッシュ,第2ゴムブッシュを組付状態とする点が開示されている。
この特許文献3に開示のものは、一端側の第1ゴムブッシュと他端側の第2ゴムブッシュとが平行方向を向いた軸平行式のものであり、このようなものにおいて第1筒部と第2筒部とを巻き加工にて形成することは比較的容易であるが、一端側の第1筒部と他端側の第2筒部、即ち第1ゴムブッシュと第2ゴムブッシュとが直交方向を向いた軸直交式のトルクロッドにこれを適用するといったことは困難である。
更にこの特許文献3に開示のものの場合、巻き加工した段階では巻加工部の端部が開いたままであり、各ゴムブッシュを圧入した後に、その開いた端部を閉じ合せてこれを溶接により固着するもので、厳密にはこの時点で第1筒部と第2筒部とが形成される。
その際に、巻き加工した部分を溶接により接合する工程で予めそこに組み付けてある第1ゴムブッシュ,第2ゴムブッシュに熱影響が及び、そのことが各ゴム弾性体の劣化に繋がる恐れがある問題がある。
一方、下記特許文献4には単一の金属材にてブラケット金具を構成し、その一端側と他端側とに第1筒部と第2筒部とを形成して、そこに第1ゴムブッシュ,第2ゴムブッシュを嵌合状態に組み付けるようになした点が開示されているが、この特許文献4に開示のものも、第1筒部,第2筒部のそれぞれが平行方向を向いた軸平行式のもので、この点で本発明とは対象を異にするものであるのに加えて、この特許文献4に開示のものでは、金属材としてアルミニウム合金製の押出材を用いており、この場合金属板材の肉厚が必然的に厚いものとなってしまうとともに、金属ブラケット製造のためのコストが高くなってしまう問題がある。
下記特許文献5には、同じくアルミニウム合金材を用いて第1筒部と第2筒部とが直交方向を向いた軸直交式のブラケット金具を構成する点が開示されているが、この特許文献5では、第1筒部と第2筒部とを軸直角方向に形成するために複雑な加工を施しており、コストの高いものとなってしまう。
更にこれら特許文献4,特許文献5に開示のものは強度の強い鋼製のブラケット金具に対して適用することができないといった固有の問題がある。
特開2003−206991号公報 実開昭63−72334号公報 特開平8−210408号公報 特開平9−317988号公報 特開2006−112551号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、軸方向の一端側の第1筒部と、これに対して直交方向を向いた他端側の第2筒部と、それらを連結する連結部とを備えたブラケット金具を単一の金属板材から容易に形成することができ、従ってブラケット金具を少ない部品点数で容易に且つ安価に形成でき、かかるブラケット金具及びそこに圧入された一対のゴムブッシュから成る製品のコストを従来に増して低減することのできるトルクロッド及びその製造方法を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1はトルクロッドに関するもので、一端側の第1筒部と、該第1筒部と直交する向きで他端側に設けられた第2筒部とを連結部で連結して成るブラケット金具の該第1筒部に第1ゴムブッシュを、該第2筒部に第2ゴムブッシュをそれぞれ圧入して組み付けて成り、車両のエンジン側とボデー側とにまたがって介装される軸直交式のトルクロッドにおいて、単一の平板状をなす金属板材の一端側を筒状に且つ閉じた形に巻き加工して、軸方向が板面と平行方向を向いた前記第1筒部を形成するとともに、該金属板材の他端側をバーリング加工して軸方向が該板面と直交方向を向いた前記第2筒部を形成し、該第1筒部,第2筒部及びそれら第1筒部と第2筒部との間の板状の連結部とで前記ブラケット金具を構成して該第1筒部に前記第1ゴムブッシュを、該第2筒部に前記第2ゴムブッシュを圧入により組み付けてあることを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記第1筒部が小径に、前記第2筒部が大径にそれぞれ形成してあって、該第1筒部に小径をなす小ゴムブッシュが前記第1ゴムブッシュとして圧入してあり、該第2筒部に大径をなす大ゴムブッシュが前記第2ゴムブッシュとして圧入してあることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項2において、前記第1ゴムブッシュが、剛性の内筒と、該内筒周りに加硫接着された、軸方向に貫通のすぐり部を有しない中実構造のゴム弾性体とを有していて、該ゴム弾性体が直接外周面において前記第1筒部に圧入されており、前記第2ゴムブッシュが、剛性の内筒と、該内筒周りに加硫接着された、軸方向に貫通のすぐり部を有するゴム弾性体と、該ゴム弾性体の外周面に加硫接着にて固着された金属スリーブとを有していて、該金属スリーブにおいて前記第2筒部に圧入されていることを特徴とする。
請求項4はトルクロッドの製造方法に関するもので、一端側の第1筒部と、該第1筒部と直交する向きで他端側に設けられた第2筒部とを連結部で連結して成るブラケット金具の該第1筒部に第1ゴムブッシュを、該第2筒部に第2ゴムブッシュをそれぞれ圧入して組み付けて成り、車両のエンジン側とボデー側とにまたがって介装される軸直交式のトルクロッドの製造方法であって、単一の平板状をなす金属板材の一端側を筒状に且つ閉じた形に巻き加工して、軸方向が板面と平行方向を向いた前記第1筒部を形成するとともに、該金属板材の他端側をバーリング加工して軸方向が板面と直交方向を向いた前記第2筒部を形成し、該第1筒部,第2筒部及びそれら第1筒部と第2筒部との間の板状の連結部とで前記ブラケット金具を構成し、その後において該第1筒部に前記第1ゴムブッシュを、該第2筒部に前記第2ゴムブッシュをそれぞれ圧入により組み付けてトルクロッドを構成することを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、単一の平板状をなす金属板材の一端側を筒状に且つ閉じた形状に巻き加工して軸方向が板面と平行方向を向いた第1筒部を形成するとともに、他端側をバーリング加工して軸方向が板面と直交方向に向いた第2筒部を形成し、それら第1筒部,第2筒部及びそれらの間の板状の連結部にてブラケット金具を構成してその第1筒部に第1ゴムブッシュを、第2筒部に第2ゴムブッシュをそれぞれ圧入により組み付けてトルクロッドを構成するようになしたものである。
かかる本発明によれば、互いに直交方向を向いた一端側の第1筒部と他端側の第2筒部とを有するブラケット金具を単一の金属板材から容易に加工形成することができ、また複数の部品を組み付けることなく単一の金属板材にてブラケット金具を構成できることから、かかるブラケット金具を従来に増して安価に製造することが可能となる。
また一端側の第1筒部を金属板材の巻き加工によって、また他端側の第2筒部をバーリング加工にて形成することで、互いに直交方向を向いた一対の筒部を単一の金属板材から容易に形成することができる。
本発明では第1筒部を小径に、第2筒部を大径にそれぞれ形成して、第1筒部に小径をなす小ゴムブッシュを第1ゴムブッシュとして圧入し、また第2筒部に大径をなす大ゴムブッシュを上記第2ゴムブッシュとして圧入し、以て全体のトルクロッドを構成するようになすことができる(請求項2)。
第2ゴムブッシュ用の第2筒部は大径をなしていることから、即ちバーリング加工する前の金属板材に設けた穴の口径が大口径であることから、その穴周りの部分を筒状に曲げ成形するに際し、これを比較的弱い力で行うことができ、従って第2筒部を形成するためのバーリング加工を容易に且つ成形性良く行うことができる。
一方小ゴムブッシュ用の第1筒部については、これをバーリング加工にて形成しようとすると、バーリング加工前の金属板材に設けた穴の口径が小さいことから、特にブラケット金具に所望の強度を持たせるべく板厚を厚くしたときに第1筒部をバーリング加工にて形成する際に強い力が必要であり、第1筒部をバーリング加工によって成形性良く加工形成することは困難である。
しかるにこの請求項2によれば、小径の第1筒部を巻き加工にて形成するようにしていることから、金属板材の板厚が厚いものであっても第1筒部を成形性良く容易且つ良好にこれを形成することができる。
この請求項2において、小ゴムブッシュから成る第1ゴムブッシュを、剛性の内筒と、内筒周りに加硫接着された、軸方向に貫通のすぐり部を有しない中実構造のゴム弾性体とを有するものとなして、そのゴム弾性体を直接第1筒部に圧入する一方、大ゴムブッシュから成る第2ゴムブッシュを、剛性の内筒と、その周りに加硫接着された軸方向に貫通のすぐり部を有するゴム弾性体と、更にそのゴム弾性体の外周面に加硫接着にて固着された金属スリーブとを有するものとなして、その金属スリーブにおいて第2筒部に圧入するようになしておくことができる(請求項3)。
このようにすれば、バーリング加工にて形成された第2筒部の軸方向長が第2ゴムブッシュの軸方向長、詳しくは金属スリーブの軸方向長よりも短いものであっても、支障なく第1筒部にて第2ゴムブッシュを圧入嵌合状態に保持することができる。
一方金属スリーブを有しておらず、ゴム弾性体を直接圧入させてこれを保持する第1筒部については、これを巻き加工にて形成しているため、バーリング加工にて第1筒部を形成する場合に比べて第1筒部を第1ゴムブッシュ、即ちそのゴム弾性体の軸方向長に応じた十分な軸方向長で形成することができ、従って第1筒部においても第1ゴムブッシュを良好に圧入嵌合状態に保持することができる。
次に請求項4はトルクロッドの製造方向に関するもので、この製造方法では、単一の平板状をなす金属板材の一端側を筒状に且つ閉じた形に巻き加工して第1筒部を形成するとともに、他端側をバーリング加工して第2筒部を形成し、以てブラケット金具を構成した後において、第1筒部と第2筒部とのそれぞれに、第1ゴムブッシュと第2ゴムブッシュとを圧入により組み付け、トルクロッドを構成するようになしたものである。
この請求項4の製造方法では、バーリング加工にて形成される第2筒部はもとより、巻き加工にて形成される第1筒部もまた、ゴムブッシュの圧入前に第1筒部として形状的に完成されており、そこにゴムブッシュ(第1ゴムブッシュ)を圧入することで、トルクロッドの組付けを完了することができる。
尚この請求項4において、第1筒部に求められる強度に応じて、第1ゴムブッシュを圧入する前に、巻き加工をした端部を予め溶接にて接合しておいても良い。
何れにしてもこの請求項4では、ゴムブッシュを圧入する前の時点で第1筒部,第2筒部の何れもが形状的に完成されており、従って特許文献4に開示のもののように、ゴムブッシュを圧入した後において巻き加工した部分を溶接接合するといったことを行う必要のないものであり、従ってその際の溶接により、既に組み付けてあるゴムブッシュのゴム弾性体を熱影響により劣化させてしまう恐れはなく、第1ゴムブッシュに求められる設定した特性を組付後において良好に発揮させることができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10は本実施形態のトルクロッドで、12はブラケット金具である。
この実施形態において、ブラケット金具12は鋼板材から成っている。ここではブラケット金具12は、材質がJIS G 3113のもので、その板厚は4.5mmである。
ブラケット金具12は、一端側の円筒状をなす小径の第1筒部14と、他端側の大径をなす円筒状の第2筒部16と、それらを連結する板状の連結部18とを有し、全体が一体に構成されている。
尚、第2筒部16の周りにはフランジ部20が同じく一体に構成されている。
ここで第1筒部14は、軸方向を板状をなす連結部18の板面と平行方向に向けて形成されている。一方第2筒部16は、軸方向を連結部18の板面と直交方向に向けて形成されている。
即ち、第1筒部14と第2筒部16とは互いに直交方向を向いてそれぞれ形成されている。
第1筒部14には、外径が小径をなす小ゴムブッシュ(以下単に小ブッシュとする)から成る第1ゴムブッシュ(以下単に第1ブッシュとする)22が圧入により組み付けられて保持されており、また第2筒部16には、外径が大径をなす大ゴムブッシュ(以下単に大ブッシュとする)から成る第2ゴムブッシュ(以下単に第2ブッシュとする)24が圧入により組み付けられて保持されている。
この実施形態のトルクロッド10は、例えば第1ゴムブッシュ22をエンジン側に、また第2ゴムブッシュ24をボデー側に位置させる状態で、それらエンジン側とボデー側とにまたがって介装され、エンジンからのトルクを受けてエンジンのロール方向の変位及び前後方向の変位を規制する働きをなす。
このトルクロッド10はまた、エンジン側とボデー側との間で振動絶縁する働きも行う。
尚、第1ゴムブッシュ22は後述の内筒26においてエンジン側に固定され、また第2ゴムブッシュ24は後述する内筒32においてボデー側に固定される。
第1ゴムブッシュ22は、図2にも示しているように円筒状をなす金属製の剛性の内筒26と、その周りに一体に加硫接着されたゴム弾性体28とから成っており、そのゴム弾性体28の外周面において直接第1筒部14に圧入され、嵌合状態に保持されている。
図2に示しているように、第1ゴムブッシュ22は、ゴム弾性体28が圧入による組付状態で軸方向に貫通のすぐり部を有しない中実構造をなしている。
また第1筒部14は、その軸方向長がゴム弾性体28の軸方向長と同等長となるように形成されており、ゴム弾性体28が全長に亘って径方向に弾性圧縮状態で第1筒部14に嵌合されている。
尚圧入前の形状において、第1ゴムブッシュ22のゴム弾性体28には、図4(A)に示しているように軸方向の一端側と他端側とに環状のくびれ部30が形成されている。このくびれ部30は第1ゴムブッシュ22を第1筒部14に圧入することにより消失する。
図2に示しているように、第1ゴムブッシュ22における内筒26は、軸方向の両端がゴム弾性体28及び第1筒部14から軸方向に僅かに突出している。
一方第2ゴムブッシュ24は、図2,図3,図4(B)に示しているように円筒状をなす金属製の剛性の内筒32と、その周りに一体に加硫接着されたゴム弾性体34と、更にその外周面に加硫接着にて一体に固着された円筒状をなす金属スリーブ36とを有しており、その金属スリーブ36において第2筒部16に圧入により組み付けられ保持されている。
従ってこの実施形態において、第1ゴムブッシュ22と第2ゴムブッシュ24とは互いに直交方向を向いてブラケット金具12に組み付けられ保持されている。
図2にも示しているように、第2ゴムブッシュ24においてはゴム弾性体34が、軸方向に貫通のすぐり部38,40を有するものとされており、これらすぐり部38,40によって、ゴム弾性体34がハの字状に開いた形態の一対のゴム脚42,42を有するゴム本体部44と、ゴム本体部44に対してすぐり部38,40を隔てて図中左右方向、即ち連結部18の延設方向に対向する一対のゴムストッパ部46,48とに分かれている。
ここでゴムストッパ部46は加速時においてゴム本体部44に当接してストッパ作用をなし、またストッパ部48は減速時においてゴム本体部44に当接しストッパ作用をなす。
図2に示しているように、内筒32はその軸心が金属スリーブ36の軸心に対して図中左側に偏心して位置させられている。
図1及び図3に示しているように、第2筒部16は第2ゴムブッシュ24、詳しくは金属スリーブ36よりも軸方向長の短いものとされており、第2ゴムブッシュ24は、一部が第2筒部16から軸方向に突出し、他部が第2筒部16に嵌合した状態で第2筒部16にて保持されている。
尚第2ゴムブッシュ24において、ゴム弾性体34は金属スリーブ36と同等若しくはこれよりも僅かに短い軸方向長で形成されている。
一方内筒32は、ゴム弾性体34及び金属スリーブ36に対し軸方向の各端部が図中上下に突出せしめられている。
本実施形態において、ブラケット金具12は単一の1枚の鋼板材(金属板材)をプレス加工することによって形成されている。
具体的には、1枚の鋼板材の一端側を円筒状に且つ閉じた形に巻き加工して第1筒部14を形成し、また他端側をバーリング加工することによって第2筒部16を形成してある。
図6〜図8に、鋼板材から成るブラケット金具12の製造の手順が具体的に示してある。
先ず、図6に示しているように1枚の素材板50に対してブランク加工(外形打抜き加工)を施して、ブラケット金具12を展開した形状の平板状をなす1枚の金属ブラケット用の鋼板材52を得る。
そして図7(I)に示すように平板状をなす鋼板材52の一端側の部分14Aを円筒状に巻き加工(曲げ加工)し、第1筒部14を形成する。
このとき、図7(I)の末端14A-1が図1の連結部18、つまり第1筒部14の始端に当るまで一端側の部分14Aを円筒形状に閉じた形に巻き加工する。
尚連結部12に当接させた末端14A-1は、図3(B)に示すようにその後において必要に応じ求められる強度に応じ溶接接合しておいても良い。
以上のようにして巻き加工により第1筒部14を形成するのと併せて、図8に示しているように鋼板材52の他端側に円形の穴54を打抜き加工し、続いて穴54の形成個所においてバーリング加工を施し、第2筒部16を加工形成する。
以上のようにして、図5に示しているように一端側に第1筒部14を、他端側に第2筒部16を、またそれらの間において第1筒部14と第2筒部16とを連結する板状の連結部18を備えたブラケット金具12が得られる。
そしてこのようにして製造されたブラケット金具12の第1筒部14に、小ブッシュから成る第1ゴムブッシュ22をゴム弾性体28の外周面において圧入により組み付け、また第2筒部16に、大ブッシュから成る第2ゴムブッシュ24を金属スリーブ36において圧入し組み付けることによって、図1に示すトルクロッド10が得られる。
以上のような本実施形態によれば、互いに直交方向を向いた一端側の第1筒部14と、他端側の第2筒部16とを有するブラケット金具12を、単一の鋼板材52から容易に加工形成することができ、また複数の部品を組み付けることなく単一の鋼板材52にてブラケット金具12を構成できることから、かかるブラケット金具12を従来に増して安価に製造することが可能となる。
また一端側の第1筒部14を鋼板材52の巻き加工によって、また他端側の第2筒部16をバーリング加工にて形成することで、互いに直交方向を向いた一対の筒部を単一の鋼板材52から容易に形成することができる。
本実施形態では、第1筒部14を小径に、第2筒部16を大径にそれぞれ形成して、第1筒部14に小径をなす小ブッシュを第1ゴムブッシュ22として圧入し、また第2筒部16に大径をなす大ブッシュを第2ゴムブッシュ24として圧入し、以て全体のトルクロッド10を構成するようになしている。
この場合、第2ブッシュ24用の第2筒部16は大径をなしていることから、即ちバーリング加工する前の鋼板材52に設けた穴54の口径が大口径であることから、その穴54周りの部分を筒状に曲げ成形するに際し、これを比較的弱い力で行うことができ、従って第2筒部16を形成するためのバーリング加工を容易に且つ成形性良く行うことができる。
一方小ブッシュ用の第1筒部14については、これをバーリング加工にて形成しようとすると、バーリング加工前の鋼板材52に設ける穴54の口径が小さいことから、特にブラケット金具に所望の強度を持たせるべく板厚を厚くしたときに、第1筒部14をバーリング加工にて形成する際に強い力が必要であり、第1筒部14をバーリング加工によって成形性良く加工形成することは困難である。
しかるにこの実施形態によれば、小径の第1筒部14を巻き加工にて形成するようにしていることから、鋼板材52の板厚が厚いものであっても第1筒部14を成形性良く容易且つ良好にこれを形成することができる。
この実施形態ではまた、小ブッシュから成る第1ゴムブッシュ22を、剛性の内筒26と、内筒26周りに加硫接着された、軸方向に貫通のすぐり部を有しない中実構造のゴム弾性体28とを有するものとなして、そのゴム弾性体28を直接第1筒部14に圧入する一方、大ブッシュから成る第2ゴムブッシュ24を、剛性の内筒32と、その周りに加硫接着された軸方向に貫通のすぐり部38,40を有するゴム弾性体34と、更にそのゴム弾性体34の外周面に加硫接着にて固着された金属スリーブ36とを有するものとなして、その金属スリーブ36において第2筒部16に圧入するようになしており、このようにすることで、バーリング加工にて形成された第2筒部16の軸方向長が第2ゴムブッシュ24の軸方向長、詳しくは金属スリーブ36の軸方向長よりも短いものであっても、支障なく第1筒部14にて第2ゴムブッシュ24を圧入嵌合状態に保持することができる。
一方金属スリーブを有しておらず、ゴム弾性体28を直接圧入させてこれを保持する第1筒部14については、これを巻き加工にて形成しているため、バーリング加工にて第1筒部14を形成する場合に比べて、第1筒部14を第1ゴムブッシュ22、即ちそのゴム弾性体28の軸方向長に応じた十分な軸方向長で形成することができ、従って第1筒部14においても第1ゴムブッシュ22を良好に圧入嵌合状態に保持することができる。
また本実施形態の製造方法では、バーリング加工にて形成される第2筒部16はもとより、巻き加工にて形成される第1筒部14もまた、ゴムブッシュの圧入前に筒部として形状的に完成されており、そこにゴムブッシュ(第1ゴムブッシュ22)を圧入することで、トルクロッド10の組付けを完了することができる。
即ち第1ゴムブッシュ22を圧入した後において、巻き加工した部分を溶接接合することを行う必要がなく、従ってその際の溶接により既に組み付けてあるゴムブッシュのゴム弾性体を熱影響により劣化させてしまう恐れはなく、第1ゴムブッシュ22に求められる設定した特性を組付後において良好に発揮させることができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば上記実施形態において、小ブッシュからなる第1ブッシュ22は、通常はゴム弾性体が軸方向に貫通のすぐり部を有しない中実構造とされるが、場合によってゴム弾性体の形状を軸方向に貫通のすぐり部を有する形状としても良いし、更に場合により小ブッシュからなる第1ブッシュ22としてゴム弾性体の外周面に固着された金属スリーブを有するものを用いることも可能であるし、またブラケット金具12を鋼板材以外の材質の金属にて構成することも可能である等、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態であるトルクロッドの斜視図である。 図1のトルクロッドの平面断面図である。 図1のトルクロッドの側面断面図である。 同実施形態における第1ゴムブッシュ及び第2ゴムブッシュの組付前の状態で示す図である。 同実施形態におけるブラケット金具の単品図である。 本発明のトルクロッドの製造方法の一工程を示す図である。 図6に続く工程の説明図である。 図7に続く工程の説明図である。 従来のトルクロッドの一例を示す図である。
符号の説明
10 トルクロッド
12 ブラケット金具
14 第1筒部
16 第2筒部
18 連結部
22 第1ゴムブッシュ
24 第2ゴムブッシュ
26,32 内筒
28,34 ゴム弾性体
36 金属スリーブ

Claims (4)

  1. 一端側の第1筒部と、該第1筒部と直交する向きで他端側に設けられた第2筒部とを連結部で連結して成るブラケット金具の該第1筒部に第1ゴムブッシュを、該第2筒部に第2ゴムブッシュをそれぞれ圧入して組み付けて成り、車両のエンジン側とボデー側とにまたがって介装される軸直交式のトルクロッドにおいて、
    単一の平板状をなす金属板材の一端側を筒状に且つ閉じた形に巻き加工して、軸方向が板面と平行方向を向いた前記第1筒部を形成するとともに、該金属板材の他端側をバーリング加工して軸方向が該板面と直交方向を向いた前記第2筒部を形成し、該第1筒部,第2筒部及びそれら第1筒部と第2筒部との間の板状の連結部とで前記ブラケット金具を構成して該第1筒部に前記第1ゴムブッシュを、該第2筒部に前記第2ゴムブッシュを圧入により組み付けてあることを特徴とするトルクロッド。
  2. 請求項1において、前記第1筒部が小径に、前記第2筒部が大径にそれぞれ形成してあって、該第1筒部に小径をなす小ゴムブッシュが前記第1ゴムブッシュとして圧入してあり、該第2筒部に大径をなす大ゴムブッシュが前記第2ゴムブッシュとして圧入してあることを特徴とするトルクロッド。
  3. 請求項2において、前記第1ゴムブッシュが、剛性の内筒と、該内筒周りに加硫接着された、軸方向に貫通のすぐり部を有しない中実構造のゴム弾性体とを有していて、該ゴム弾性体が直接外周面において前記第1筒部に圧入されており、前記第2ゴムブッシュが、剛性の内筒と、該内筒周りに加硫接着された、軸方向に貫通のすぐり部を有するゴム弾性体と、該ゴム弾性体の外周面に加硫接着にて固着された金属スリーブとを有していて、該金属スリーブにおいて前記第2筒部に圧入されていることを特徴とするトルクロッド。
  4. 一端側の第1筒部と、該第1筒部と直交する向きで他端側に設けられた第2筒部とを連結部で連結して成るブラケット金具の該第1筒部に第1ゴムブッシュを、該第2筒部に第2ゴムブッシュをそれぞれ圧入して組み付けて成り、車両のエンジン側とボデー側とにまたがって介装される軸直交式のトルクロッドの製造方法であって、
    単一の平板状をなす金属板材の一端側を筒状に且つ閉じた形に巻き加工して、軸方向が板面と平行方向を向いた前記第1筒部を形成するとともに、該金属板材の他端側をバーリング加工して軸方向が板面と直交方向を向いた前記第2筒部を形成し、該第1筒部,第2筒部及びそれら第1筒部と第2筒部との間の板状の連結部とで前記ブラケット金具を構成し、その後において該第1筒部に前記第1ゴムブッシュを、該第2筒部に前記第2ゴムブッシュをそれぞれ圧入により組み付けてトルクロッドを構成することを特徴とする軸直交式のトルクロッドの製造方法。
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