JP2010036680A - アクティブヘッドレストの傾動機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が簡単で部品点数の少ないアクティブヘッドレストの傾動機構を提供する。
【解決手段】本発明によるアクティブヘッドレストの傾動機構は、ヘッドレストの後側部が取り付けられる固定ステーと、前記固定ステーに取り付けられる正転と逆転が可能なモータと、前記モータの回転が伝えられて回転するボールねじと、前記ボールねじのナットに連結される移動体と、前記移動体をガイドし、後方斜め下方から前方斜め上方に傾斜したレール体と、ヘッドレストの前側が取り付けられるとともに、前記移動体に連結されて斜め前後に移動可能な可動ステーと、が備えられる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明によるアクティブヘッドレストの傾動機構は、ヘッドレストの後側部が取り付けられる固定ステーと、前記固定ステーに取り付けられる正転と逆転が可能なモータと、前記モータの回転が伝えられて回転するボールねじと、前記ボールねじのナットに連結される移動体と、前記移動体をガイドし、後方斜め下方から前方斜め上方に傾斜したレール体と、ヘッドレストの前側が取り付けられるとともに、前記移動体に連結されて斜め前後に移動可能な可動ステーと、が備えられる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用シートのヘッドレストに係り、より詳細には、ヘッドレストを前側部と後側部で構成し、前側部を移動可能としたヘッドレスト機構に関する。
特許文献1には、後続の車両が接近して、追突されるおそれがあることを検知すると、ヘッドレストと乗員の頭との距離を縮めるため、ヘッドレストを傾動させて前側上方押し出すXリンク機構が示されている。Xリンク機構は、未使用の収納状態スペースを小さくできるものの、部品点数が多く複雑である。
WO2005/073019号公報
本発明の目的は、構造が簡単で、部品点数の少ないアクティブヘッドレストの傾動機構を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明によるアクティブヘッドレストの傾動機構は、ヘッドレストの後側部が取り付けられる固定ステーと、前記固定ステーに取り付けられる正転と逆転が可能なモータと、前記モータの回転が伝えられて回転するボールねじと、前記ボールねじのナットに連結される移動体と、前記移動体をガイドし、後方斜め下方から前方斜め上方に傾斜したレール体と、ヘッドレストの前側が取り付けられるとともに、前記移動体に連結されて斜め前後に移動可能な可動ステーと、が備えられることを特徴とする。
本発明によれば、ヘッドレストの可動ステーを移動させる傾動機構が、モータ、ギア、ボールねじ、レール、移動体からなるので部品点数が少なくできる。また、ボールねじは、送り精度が高いので、正確な位置にヘッドレストを移動させることができる。ボールねじは、鋼球が内蔵されていて回転が軽く、モータに負担がかからない。レールを斜めに取り付けたので、ヘッドレストの前側部を斜め上方に傾動させて、乗員の頭部部を的確に受け止めることができる。
以下、図面を参照して、本発明によるアクティブヘッドレストの傾動機構について説明する。
図1は、本発明によるアクティブヘッドレストの傾動機構の斜視図である。傾動機構15は、シートバックフレームに連結される固定ステー1、固定ステー1に取り付けられるブラケット2、ブラケット2に取り付けられる正転と逆転が可能なモータ3、モータ3の回転を主動ギア8と従動ギア9を介して受けるボールねじ4、ブラケット2に取り付けられるレール体5、レール体5に係合されてボールねじ4の回転で前後に動く移動体6、移動体6に連結される可動ステー7からなる。
図2は、図1の内部を示す側面図である。モータ3の軸には主動ギア8が取り付けられ、主動ギア8が回転すると従動ギア9が回転し、回転がボールねじ4に伝えられる。ボールねじ4は、ナット10が鋼球13で螺合されている。ボールねじ4が回転すると、ナット10は軽くまた滑らかに、正転か逆転に従って前方または後方に移動する。
図3は、図2のA−A断面図である。移動体6は、ボールねじ4のナット10に連結されて、左右のレール体5に係合している。移動体6の左右端には可動ステー7が取り付けられる。ボールねじ4が回転すればナット10が動き、これにより移動体6が前後方向に動く。
図4は、図1の動作を説明する側面図である。アクティブヘッドレスト20は、傾動機構15が前側部11と後側部12で覆われたものである。(A)はヘッドレスト20の可動ステー7が、後方に位置している場合を示す。前側部11と後側部12の間の伸縮部は縮んだ状態にある。モータ3を回転してボールねじ4を回転させると、(B)に示すように、ヘッドレスト20の可動ステー7が、前方に移動する。前側部11と後側部12の間の伸縮部は伸びた状態となる。モータ3を何回転させるかで可動ステー7の移動量を正確に決めることができる。モータ3を逆転させると可動ステー7は後方に移動する。レール体5は、後方斜め下方から前方斜め上方に傾斜して設けられる。これにより、可動ステー7を前方に移動させると、上端はL1に示す分だけ高くなる。これにより前側部11は、追突された時、乗員頭部の頭を的確に受け止めることができる。
本発明による追突されそうになった場合に、乗員の頭とヘッドレストの距離を縮めて、追突による鞭打ち障害を軽減できるアクティブヘッドレストとして好適である。
1 固定ステー
2 ブラケット
3 モータ
4 ボールねじ
5 レール体
6 移動体
7 可動ステー
8 主動ギア
9 従動ギア
10 ナット
11 前側部
12 後側部
13 鋼球
15 傾動機構
20 アクティブヘッドレスト
2 ブラケット
3 モータ
4 ボールねじ
5 レール体
6 移動体
7 可動ステー
8 主動ギア
9 従動ギア
10 ナット
11 前側部
12 後側部
13 鋼球
15 傾動機構
20 アクティブヘッドレスト
Claims (1)
- ヘッドレストの後側部が取り付けられる固定ステーと、
前記固定ステーに取り付けられる正転と逆転が可能なモータと、
前記モータの回転が伝えられて回転するボールねじと、
前記ボールねじのナットに連結される移動体と、
前記移動体をガイドし、後方斜め下方から前方斜め上方に傾斜したレール体と、
ヘッドレストの前側が取り付けられるとともに、前記移動体に連結されて斜め前後に移動可能な可動ステーと、が備えられることを特徴とするアクティブヘッドレストの傾動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008200394A JP2010036680A (ja) | 2008-08-04 | 2008-08-04 | アクティブヘッドレストの傾動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008200394A JP2010036680A (ja) | 2008-08-04 | 2008-08-04 | アクティブヘッドレストの傾動機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010036680A true JP2010036680A (ja) | 2010-02-18 |
Family
ID=42009683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008200394A Pending JP2010036680A (ja) | 2008-08-04 | 2008-08-04 | アクティブヘッドレストの傾動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010036680A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107000619A (zh) * | 2014-10-16 | 2017-08-01 | 格瑞玛股份公司 | 用于车辆座椅的头靠部 |
US10308234B2 (en) | 2015-03-23 | 2019-06-04 | Aisin Aw Co., Ltd. | Control device |
-
2008
- 2008-08-04 JP JP2008200394A patent/JP2010036680A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107000619A (zh) * | 2014-10-16 | 2017-08-01 | 格瑞玛股份公司 | 用于车辆座椅的头靠部 |
US10308234B2 (en) | 2015-03-23 | 2019-06-04 | Aisin Aw Co., Ltd. | Control device |
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