JP2010035681A - ポストベッドミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】送り歯の交換の際に釜軸台の取り外し作業を無くし、組付け不良による動作不良を防止すること。
【解決手段】二本の縫い針と、二本の釜軸と、二つの水平釜と、送り梃子(43)と、送り歯(45)と、送り梃子台(6)と、釜軸台と、釜軸台カバーと、針板受けと、を備えるポストベッドミシンにおいて、送り梃子台は、ミシンベッドの左右方向に沿って分割された二つの送り梃子台片(61,62)と、各送り梃子台片を連結する締結部材(63)と、を有し、各送り梃子台片は、ミシンベッドに単独で着脱可能となっている。
【選択図】図8

Description

本発明は、ポストベッドミシンに関する。
二本の縫い針を有するポストベッドミシンが知られている。このミシンは、ミシンベッドに立設された立設部を備えている。この立設部は、ミシンベッド内部の下軸に連結された二本の釜軸と、それぞれの釜軸の先端に設けられた二つの水平釜と、を備えている。二本の縫い針はミシンベッドの左右方向に並んで配置され、これらの縫い針に対応するように二つの水平釜もミシンベッドの左右方向に並んで配置されている(例えば、特許文献1参照。)。
図9、図10に示すように、二つの水平釜の間には、送り梃子111がミシンベッド120の前後方向に揺動可能に設けられており、その上端には、ねじ121により送り歯101が取り付けられている。
立設部100は、送り梃子111が布送り方向に揺動可能となるように送り梃子111をミシンベッド120の左右方向のいずれか一方向と前後方向の三方向から覆う送り梃子台110を備えている。また、立設部100は、ミシンベッド120上面から突出する水平釜及び釜軸をミシンベッド120の左右方向から覆う釜軸台102を備えている。また、立設部100は、ミシンベッド120上面から突出する水平釜及び釜軸の下部をミシンベッド120の前後方向から覆う釜軸台カバー103と、針板122を支持すると共に、ミシンベッド120上面から突出する水平釜及び釜軸の上部をミシンベッド120の前後方向から覆う針板受け104と、を備えている。
ここで、図9(b)に示すように、釜軸台102にはその上面でねじ102aにより釜カバー123が固定され、釜軸台カバー103は釜軸台102の側面にねじ103aにより固定され、針板受け104は、釜軸台102の側面にねじ104aにより固定されている。
特開平7−24175号公報
図10に示すように、送り梃子台110は、送り梃子111をその揺動方向から覆っており、一方の水平釜側だけが開口されている。そのため、送り梃子111に取り付けられた送り歯101を交換する際には、ねじ102aを外して釜カバー123を取り外し、ねじ103aを外して釜軸台カバー103を取り外し、ねじ104aを外して針板受け104を取り外し、その後、ミシンベッド120から釜軸台102を取り外す必要があった。このような手順を必要とするのは、これら全てを取り外さなければ、送り梃子111に取り付けられている送り歯101のねじ121が露出しないため、送り歯101の交換作業ができないからである。
ここで、釜軸台102を外すという作業自体は困難なものではない。しかし、自動糸切り機能を搭載したミシンや釜軸台102への自動給油装置を搭載したミシンにおいては、釜軸台102を外す場合、ミシン本体と釜軸台102を連結するこれらの装置に関連する部品を取り外し、送り歯101を交換した後に、これらの部品を再度組付ける必要があるなど作業手順が非常に複雑である。そのため、組付け不良による動作不良を起こす原因となっていた。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、送り歯の交換の際に釜軸台の取り外し作業を無くし、組付け不良による動作不良を防止することができるポストベッドミシンを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、ミシンベッド(12)に立設されたミシンアーム(11)に設けられ、上下動により布に縫い目を形成する二本の縫い針(21,21)と、
各縫い針の下方に配置され、それぞれが縫い針に向かって延びる二本の釜軸(33,33)と、
各釜軸の先端にそれぞれ設けられた二つの水平釜(32,32)と、
二本の釜軸に挟まれた位置で上方に延びるように配置され、前記ミシンベッドの前後方向となる布送り方向に揺動すると共に上下方向に往復動作する送り梃子(43)と、
前記送り梃子の上端に着脱自在に固定された送り歯(45)と、
前記送り梃子が布送り方向に揺動可能となるように前記送り梃子を前記ミシンベッドの左右方向のいずれか一方向と前後方向の三方向から覆う送り梃子台(6)と、
前記ミシンベッド上面から突出する水平釜及び釜軸を前記ミシンベッドの左右方向から覆う釜軸台(31,31)と、
前記ミシンベッド上面から突出する水平釜及び釜軸の下部を前記ミシンベッドの前後方向から覆う釜軸台カバー(51,51)と、
針板を支持すると共に、前記ミシンベッド上面から突出する水平釜及び釜軸の上部を前記ミシンベッドの前後方向から覆う針板受け(52,52)と、
を備えるポストベッドミシン(1)において、
前記送り梃子台は、前記ミシンベッドの左右方向に沿って分割された二つの送り梃子台片(61,62)と、各送り梃子台片を連結する締結部材(63)と、を有し、
各送り梃子台片は、前記ミシンベッドに単独で着脱可能であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のポストベッドミシンにおいて、
前記ミシンベッドの前側に位置する送り梃子台片のみが前記ミシンベッドに着脱自在であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のポストベッドミシンにおいて、
前記送り梃子に取付けられた角駒(46)と、
前後方向に沿って前記送り梃子台に形成されると共に、前記角駒を上下方向に沿って摺動自在に支持する溝部(6a)と、を備え、
前記二つの送り梃子台片が前記溝部を前記左右方向に沿って分割することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、送り梃子台は、ミシンベッドの左右方向に沿って分割された二つの送り梃子台片が締結部材により連結されている。また、各送り梃子台片は、ミシンベッドに単独で着脱可能となっている。
これにより、送り歯の交換をする際には、釜軸台カバーと針板受けを取り外し、次いで、締結部材を取り外し、二つの送り梃子台片の連結を解除した上で、一方の送り梃子台片をミシンベッドから取り外せばよい。この作業だけで、送り歯は露出するので、あとは送り梃子を回動させて釜軸台に挟まれた位置から移動させて送り歯の交換を行うことができる。
よって、送り歯の交換の際に釜軸台の取り外し作業を無くし、組付け不良による動作不良を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、ミシンベッドの前側に位置する送り梃子台片を取り外すことにより、送り梃子を作業者側に回動させることができる。
よって、送り歯の交換作業を容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、二つの送り梃子台片が溝部を左右方向に沿って分割するので、送り歯の交換の際に釜軸台の取り外し作業を無くし、組付け不良による動作不良を防止することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るポストベッドミシンの最良の実施形態について詳細に説明する。ポストベッドミシンは、例えば、靴や鞄における立体部分等の縫製を行う場合に用いられる。ポストベッドミシンは、ミシンベッド上に立設され、上面に針板を有すると共に内側上部に釜や送り歯を内包する有頭筒状の立設部を有し、針板が通常のミシンベッド(いわゆる平ベッド)と同じ高さでは縫製が困難である被縫製物の立体部分の縫製に適したミシンである。
なお、本実施形態においては、各図中に示したXYZ軸を基準にしてミシンの各部の方向を定めるものとする。ミシンを水平面に設置した状態において、Z軸方向は鉛直方向となる上下方向を示し、Y軸方向はミシンアーム部の長手方向と一致する左右方向を示し、X軸方向は水平且つY軸方向に直交する前後方向を示す。
<ミシンの糸調子装置の構成>
(全体構成)
図1〜図4に示すように、ミシン1は、ミシンテーブル2の上面に配置されたミシンフレーム10と、ミシンフレーム10内に設けられ、縫い針21を上下に駆動する針駆動機構20と、この針駆動機構20と協働して縫い目を形成する釜機構30と、被縫製物たる布を送る送り機構40と、を備えている。
(ミシンフレーム)
図1に示すように、ミシンフレーム10は、ミシンフレーム10の上部をなしミシンテーブル2の長手方向(Y軸方向)に沿って延在されるミシンアーム部(ミシンアーム)11と、ミシンフレーム10の下部をなしミシンテーブル2と対向するミシンベッド部(ミシンベッド)12と、ミシンアーム部11とミシンベッド部12とを連結し、ミシンアーム部11及びミシンベッド部12の長手方向と直交する上下方向(Z軸方向)に立設される縦胴部13とから構成されており、その外形が正面視にて略コ字状に成形されている。
また、一端に縦胴部13が立設されたミシンベッド部12の他端側には、ミシンベッド部12の上方に向かって突設された有頭筒状の立設部14が設けられている。
(針駆動機構)
図1に示すように、針駆動機構20は、ミシンアーム部11内において左右方向(Y軸方向)に沿って回転自在に延在された図示しない上軸(主軸)と、上軸の先端に固定された回転錘(図示略)と、上端が回転錘の偏心部に回転自在に連結されたクランクロッド(図示略)と、クランクロッドの下端に回動自在に連結された針棒22と、針棒22の下端に支持された縫い針21とを備えている。そして、図示しないミシンモータの駆動により、ミシンモータと連結された上軸が回転すると、その回転が回転錘及びクランクロッドを介して上下動に変換されて針棒22に伝達され、針棒22と縫い針21とが往復上下動を行う。なお、針駆動機構20には、二本の縫い針21,21が装備され、Y軸方向(左右方向)に沿って並設されている。
(釜機構)
図2、図3に示すように、釜機構30は、ミシンベッド部12から上方に向かって突設された立設部14に設けられている。この釜機構30は、Y軸方向に並んで立設された二つの釜軸台31,31と、釜軸台31,31の内部においてZ軸方向(上下方向)に沿ってそれぞれ回転自在に支持された釜軸33,33と、これら釜軸33,33に軸支されることで水平面内において回転自在に設けられた水平釜32,32とを備えている。
釜軸台31,31は、ミシンベッド部12上面から突出する水平釜32,32や釜軸33,33を左右方向(Y軸方向)から覆うように形成されている。
そして、ミシンベッド部12内においてY軸方向に沿って回転自在に延在された下軸3が上軸と共に回転駆動されると、下軸3と同軸上に設けられた下軸ギヤ3a,3aが回転し、釜軸ギヤ34,34を介して釜軸33,33が回転されて水平釜32,32(外釜)が回転する。これにより、水平釜32,32と縫い針21,21との協働により縫い目が形成される。
(送り機構)
図4に示すように、送り機構40は、立設部14に設けられている。送り機構40は、下軸3に設けられ、下軸3の回転と共に長円の軌跡を描くように運動するリンク部材41と、このリンク部材41に連結ピン42によって回動自在に連結された送り梃子43と、送り梃子43に止めねじ44によって着脱自在に固定された送り歯45と、を備えている。
送り梃子43は、一方向に長尺に形成された板状の部材であり、その長手方向がZ軸方向(上下方向)にほぼ沿うように配置されている。送り梃子43は、二本の釜軸33,33に挟まれた位置に配置されている。送り梃子43は、その下端でリンク部材41に連結され、その上端で送り歯45と連結されている。
送り梃子43の上端と下端の間の位置には、角駒46が段ねじ47により固定されている。角駒46は、段ねじ47により送り梃子43への固定位置が不変とされているが、段ねじ47に対しては回転自在となっている。
送り梃子43は、ミシンベッド部12から上方に突出した部分が送り梃子台6によって三方向から覆われている。送り梃子台6は上下方向に伸びる基部6bと、基部6bの前後方向両端部から左右方向に伸びる側壁部6cを備えている。このため、送り梃子台6は、平面視略コ字状に形成され、左右方向一端側に開口部が形成されている。そして、ミシンベッド部12のX軸方向の前側及び後側とY軸方向の右側の計三方向から送り梃子43を覆うように配置されている。
送り梃子台6は、送り梃子43が布送りに必要な揺動幅を確保できるように形成されている。ここで、送り梃子台6の左側だけを解放しているのは、送り梃子43と送り歯45を連結する止めねじ44の頭部が左側にあるからである。
送り梃子台6の右側の壁面には、送り梃子43の上下動作を案内する溝部6aが形成されている。溝部6aはZ軸方向に沿って延びるように形成されている。また溝部6aは、前後方向に沿って送り梃子台6に形成されている。
溝部6aには、送り梃子43に設けられた角駒46が上下方向にスライド移動可能に設けられている。
従って、下軸3が回転すると、リンク部材41が長円状に動作し、リンク部材41に連結されている送り梃子43は、角駒46が溝部6aに案内されながら上下動すると共に、段ねじ47を支点として回動する。これにより、送り歯45も段ねじ47を支点として布送り方向(X軸方向)に沿って回動する。
図5に示すように、送り梃子台6は、ミシンベッド部12の左右方向に沿って(Y軸方向)に溝部6aを境に二つに分割されており、ミシンベッド部12の前側に設けられる送り梃子台片61と、ミシンベッド部12の後側に設けられる送り梃子台片62と、を備えている。送り梃子台片61と送り梃子台片62には、突き合わせた際に一致するねじ穴61a,62aがそれぞれ形成されている。ねじ穴61a,62aは、溝部6aが形成されている送り梃子台6の右側の壁部にX軸方向(前後方向)に沿って形成されている。
そして、送り梃子台片61と送り梃子台片62を突き合わせた状態で締結部材としての連結ねじ63を双方のねじ穴61a,62aに挿入して連結することで一つの送り梃子台6を構成することができる。溝部6aについても、二つの送り梃子台片61,62を突き合わせて連結することで形成されるようになっている。
ここで、送り梃子台6を構成する送り梃子台片61,62のうち、ミシンベッド部12の前側の送り梃子台片61のみが、ミシンベッド部12に対して着脱自在とされている。また、送り梃子台片61は、ミシンベッド部12への着脱に対して釜軸台31,31に阻害されることはなく、単独で着脱することができる。
なお、ミシンベッド部12の後側の送り梃子台片62についても、ミシンベッド部12に対して着脱自在としてもよい。
図2に示すように、送り梃子台6の上端には、針板5が設けられている。針板5は、針落ちを行う針駆動機構20の縫い針21,21に対向して配置されている。針板5には、X軸方向に沿って平行に形成され二本の縫い針21,21が針落ちを行う二つの長尺な針穴5a,5aが設けられている。
図6(a)は立設部14の平面図であり、図6(b)は立設部14の正面図である。
立設部14の前側には、ミシンベッド部12の上面から突出する水平釜32,32及び釜軸33,33の下部をミシンベッド部12の前後方向から覆う釜軸台カバー51と、針板5を支持すると共に、ミシンベッド部12の上面から突出する水平釜32,32及び釜軸33,33の上部をミシンベッド部12の前後方向から覆う針板受け52と、を備えている。
釜軸台カバー51及び針板受け52は、水平釜32,32及び釜軸33,33に加え、送り梃子台6の正面及び背面も覆うように形成されている。
釜軸台カバー51は、4本の止めねじ51aにより、左右の釜軸台31,31に取り付けられている。針板受け52は、4本の止めねじ52aにより、左右の釜軸台31,31に取り付けられている。
従って、立設部14の正面側及び背面側は、釜軸台カバー51及び針板受け52によって覆われている。
また、釜軸台31,31の上端部には、水平釜32,32を覆う釜カバー53,53が止めねじ53aにより取り付けられている。
ここで、釜軸台カバー51、針板受け52、釜カバー53は、互いに干渉しない位置に取り付けられ、着脱の際に他の部品と一切干渉しない。また、釜軸台カバー51、針板受け52、釜カバー53は、釜軸台31,31よりも外側に取り付けられているので、これらを取り外す際に釜軸台31,31を取り外すことを要しない。
従って、送り梃子台片61は、釜軸台カバー51と針板受け52を取り外してしまえば、ミシンベッド部12への着脱の際に他の部品に干渉することがない。
<送り歯の交換作業手順について>
送り歯45を交換する際には、図6に示す状態から、針板5を取り外し、送り歯45を針板5の針穴5aから解放する。また、立設部14の前側にある止めねじ52aを緩めて針板受け52を取り外し、止めねじ51aを緩めて釜軸台カバー51を取り外す。
すると、図7に示すように、釜軸台31,31及び送り梃子台6が露出した状態となる。
この状態において、連結ねじ63を外すと、送り梃子台6は、送り梃子台片61と送り梃子台片62との連結が解放され、分割される。
ここで、送り梃子台片61は、送り梃子43の揺動線上に設けられているので、送り梃子台片61を取り外すと、送り梃子43は、リンク部材41との連結部(連結ピン42)を支点としてミシンベッド部12の前側に倒すことができるようになる。
図8に示すように、送り梃子43をミシンベッド部12の前側に倒すことで、送り梃子43及び送り歯45は、立設部14から離脱することができる。
これにより、送り歯45を固定している止めねじ44も立設部14から離脱することになるので、作業者は、他の部品との干渉により交換作業を阻害されることがなく、送り歯45の交換を容易に行うことができる。
<実施形態における作用効果>
上記のようなポストベッドミシン1によれば、送り梃子台6は、ミシンベッド部12の前後方向に沿って分割された二つの送り梃子台片61,62が連結ねじ63により連結されている。また、各送り梃子台片61,62は、ミシンベッド部12に単独で着脱可能となっている。
これにより、送り歯45の交換をする際には、釜軸台カバー51と針板受け52を取り外し、次いで、連結ねじ63を取り外し、二つの送り梃子台片61,62の連結を解除した上で、一方の送り梃子台片61をミシンベッド部12から取り外せばよい。この作業だけで、送り歯45は露出するので、あとは送り梃子43を回動させて釜軸台31,31に挟まれた位置から移動させて送り歯45の交換を行うことができる。
よって、送り歯45の交換の際に釜軸台31,31の取り外し作業を無くし、組付け不良による動作不良を防止することができる。
また、ミシンベッド部12の前側に位置する送り梃子台片61を取り外すことにより、送り梃子23を作業者側に回動させることができる。
よって、送り歯45の交換作業を容易に行うことができる。
ポストベッドミシンの斜視図。 図1におけるA部の拡大図。 ミシンベッドを下面側から見たときの釜軸回りの構成を示す図。 (a)は送り梃子台に収容される送り梃子を示す図、(b)は(a)におけるB−B断面図。 (a)は送り梃子台の正面図、(b)は送り梃子台の分解図。 (a)は立設部の平面図、(b)は立設部の正面図。 (a)は針板を取り外したときの立設部の平面図、(b)は釜軸台カバー及び針板受けを取り外したときの立設部の正面図。 送り歯の交換作業を説明する図。 従来のポストベッドミシンにおける立設部であり、(a)は立設部の平面図、(b)は立設部の正面図。 従来のポストベッドミシンにおける送り梃子台に収容される送り梃子を示す図。
符号の説明
1 ポストベッドミシン
6 送り梃子台
6a 溝部
11 ミシンアーム
12 ミシンベッド
21 縫い針
31 釜軸台
32 水平釜
33 釜軸
43 送り梃子
45 送り歯
46 角駒
51 釜軸台カバー
52 針板受け
61 送り梃子台片
62 送り梃子台片
63 連結ねじ(締結部材)

Claims (3)

  1. ミシンベッドに立設されたミシンアームに設けられ、上下動により布に縫い目を形成する二本の縫い針と、
    各縫い針の下方に配置され、それぞれが縫い針に向かって延びる二本の釜軸と、
    各釜軸の先端にそれぞれ設けられた二つの水平釜と、
    二本の釜軸に挟まれた位置で上方に延びるように配置され、前記ミシンベッドの前後方向となる布送り方向に揺動すると共に上下方向に往復動作する送り梃子と、
    前記送り梃子の上端に着脱自在に固定された送り歯と、
    前記送り梃子が布送り方向に揺動可能となるように前記送り梃子を前記ミシンベッドの左右方向のいずれか一方向と前後方向の三方向から覆う送り梃子台と、
    前記ミシンベッド上面から突出する水平釜及び釜軸を前記ミシンベッドの左右方向から覆う釜軸台と、
    前記ミシンベッド上面から突出する水平釜及び釜軸の下部を前記ミシンベッドの前後方向から覆う釜軸台カバーと、
    針板を支持すると共に、前記ミシンベッド上面から突出する水平釜及び釜軸の上部を前記ミシンベッドの前後方向から覆う針板受けと、を備えるポストベッドミシンにおいて、
    前記送り梃子台は、前記ミシンベッドの左右方向に沿って分割された二つの送り梃子台片と、各送り梃子台片を連結する締結部材と、を有し、
    各送り梃子台片は、前記ミシンベッドに単独で着脱可能であることを特徴とするポストベッドミシン。
  2. 前記ミシンベッドの前側に位置する送り梃子台片のみが前記ミシンベッドに着脱自在であることを特徴とする請求項1に記載のポストベッドミシン。
  3. 前記送り梃子に取付けられた角駒と、
    前後方向に沿って前記送り梃子台に形成されると共に、前記角駒を上下方向に沿って摺動自在に支持する溝部と、を備え、
    前記二つの送り梃子台片が前記溝部を前記左右方向に沿って分割することを特徴とする請求項1に記載のポストベッドミシン。
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