JP2010033375A - 表示システム、表示制御装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

表示システム、表示制御装置及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像要素をユーザが予め移動させる必要がなく、ユーザが簡単にモニタの給電をオフすることができる表示システム、表示制御装置及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】PC1及びモニタ3a、3bにそれぞれ通信部22及び38を設けて相互に通信可能とし、モニタ3a、3bが操作部33にて給電オン/オフの操作がなされた場合に、PC1は通信により各モニタ3a、3bの給電状態が変化したことを判断する。また、いずれかのモニタ3a、3bが給電オフされた場合に、給電オフされたモニタ3a、3bに表示されていたウインドウ及びアイコン等の画像要素を、給電オン状態の他のモニタ3a、3bに表示させる。これにより、ユーザは使用頻度の低いモニタ3a、3bの給電をオフすることによって節電を容易に行うことができ、表示システムの電力消費低減を確実に実現することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、PC(Personal Computer)などの表示制御装置にモニタなどの複数の表示装置を接続した所謂マルチモニタ環境の表示システム、並びにこの表示システムを構成する表示制御装置及びコンピュータプログラムに関する。
従来、モニタに複数のウインドウを表示することによって、ユーザが複数のアプリケーションを起動して同時的に使用することを可能としたマルチウインドウシステムが広く普及している。1つのモニタの表示領域には限りがあるため、多数のアプリケーションを起動した場合、ユーザは最前に表示するウインドウ(アクティブウインドウ)を頻繁に切り替えながら作業を行う必要がある。
一方、近年においては、1つのPCに複数のモニタを接続し、各モニタにそれぞれ異なる情報を表示することができるマルチモニタ環境の表示システムが普及し始めている。マルチモニタ環境の表示システムは、1つのモニタのサイズを大型化することと比較して、比較的低コストで表示領域の拡大を実現することができ、ユーザの作業効率を高めることができるという利点がある。
特許文献1においては、簡単な操作で複数のウインドウを複数の表示手段間で移動させることができるマルチモニタシステムが提案されている。このシステムは、ウインドウの第1表示手段又は第2表示手段への移動パターンを指示するウインドウ移動指示手段と、ウインドウ移動指示手段が指示する移動パターンに基づいて第1表示手段及び第2表示手段に表示されたウインドウの移動位置を決定するウインドウ移動位置決定手段を備えている。これにより、1回の操作で複雑なウインドウ操作を行うことができるため、操作者の負担を軽減することができる。
また、マルチモニタ環境の表示システムでは、複数のモニタの給電を個別にオフすることができるため、使用頻度の低いモニタの給電をユーザが自発的にオフすることによって、モニタによる電力消費を低減することができるという利点がある。
特開2002−182893号公報
従来のマルチモニタ環境の表示システムにおいては、ユーザが節電のために一のモニタの給電をオフする場合、このモニタに表示されていたウインドウのアプリケーションが利用不可能となるため、ユーザは給電をオフしない他のモニタへこれらのウインドウを事前に移動させておく必要がある(又は、OS(Operating System)の設定をマルチモニタ環境からシングルモニタ環境へ変更することで、給電オフしないモニタへウインドウを移動させることが可能な場合もある)。
しかし、モニタの給電をオフする前にウインドウを移動させる操作(又は、OSの設定変更操作)はユーザにとって煩わしいものであるため、ユーザがモニタの給電を個別にオフすることはなく、モニタによる電力消費の低減が実現できないという問題がある。また、アプリケーションを起動するための所謂アイコン、又は時計及びカレンダー等のウインドウとして表示されないアプリケーション等をユーザが複数のモニタに分散して配置している場合には、給電をオフしたモニタに配置されていたアイコン及びアプリケーション等を使用することができないという問題がある。
特許文献1に記載のマルチモニタシステムは、ユーザがアイコン操作を行うことによって、優先順位が高いウインドウの表示を別のモニタに自動的に移動する、全てのウインドウを1つのモニタに自動的に集結する、又は複数のウインドウを複数のモニタに自動的に均等に配分する等の処理を行うことができる。よって、複数のモニタの給電がオンの状態においては、ウインドウの移動に係るユーザの負担を軽減することができる。しかしながら、節電のためにモニタの給電をオフする場合には、ユーザがアイコン操作を行ってウインドウを移動させる必要があるため、上述の問題を解決することはできない。また、ウインドウを移動させるためのアイコンが表示されたモニタの給電をオフすることができないという問題もある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、マルチモニタ環境においていずれかのモニタの給電がオフされた場合に、このモニタに表示されていたウインドウ又はアイコン等の画像要素を給電がオフされない他のモニタへ移動して表示することによって、画像要素をユーザが予め移動させる必要がなく、ユーザが簡単にモニタの給電をオフすることができる表示システム、表示制御装置及びコンピュータプログラムを提供することにある。
第1発明に係る表示システムは、画像表示に係る内部回路への給電のオン/オフの操作を受け付ける操作部をそれぞれ有する複数の表示装置と、表示のための画像をそれぞれ与えて前記複数の表示装置に画像を表示させる表示制御装置とを備える表示システムにおいて、前記表示装置は、前記表示制御装置との間で情報の送受信を行う通信手段をそれぞれ有し、前記表示制御装置は、各表示装置との間で情報の送受信をそれぞれ行う通信手段と、内部回路への給電のオン/オフの状態を、前記通信手段により各表示装置から取得する給電状態取得手段と、前記操作部が受け付けた操作により一の表示装置の給電状態がオン状態からオフ状態へ変化したときに、前記一の表示装置が表示していた画像要素を、給電状態がオン状態の他の表示装置に表示させる処理を行う表示処理手段とを有することを特徴とする。
また、第2発明に係る表示システムは、前記表示処理手段が、前記一の表示装置が表示していた画像要素の一部又は全部が、前記他の表示装置が表示していた画像要素に重なる場合、前記一の表示装置が表示していた画像要素が最背側となるように複数の画像要素を重ねて表示させるようにしてあることを特徴とする。
また、第3発明に係る表示システムは、前記表示制御装置が、一の表示装置の給電状態がオン状態からオフ状態へ変化したときに、前記一の表示装置が表示していた画像要素の前記一の表示装置における配置を記憶する記憶手段を有し、前記表示処理手段は、前記一の表示装置の給電状態がオフ状態からオン状態へ変化したときに、前記記憶手段が記憶した配置に基づいて、前記画像要素を前記一の表示装置に表示させるようにしてあることを特徴とする。
また、第4発明に係る表示システムは、前記表示制御装置が、前記表示装置に表示された画像要素に対する操作を受け付ける受付手段と、前記表示装置に表示された一又は複数の画像要素から、前記受付手段が受け付ける操作対象の一の画像要素を特定する特定手段とを有し、前記表示処理手段は、前記一の表示装置の給電状態がオフ状態からオン状態へ変化したときに、前記特定手段が特定した一の画像要素については、前記記憶手段が記憶した配置に基づく表示を行わないようにしてあることを特徴とする。
また、第5発明に係る表示システムは、前記表示制御装置が、前記表示処理手段による処理を行うか否かの設定を受け付ける設定受付手段を有し、前記表示処理手段は、前記設定受付手段が受け付けた設定に応じて、前記一の表示装置が表示していた画像要素を前記他の表示装置に表示させる処理を行うようにしてあることを特徴とする。
また、第6発明に係る表示システムは、前記表示装置が、前記操作部が給電のオン/オフの操作を受け付けた場合に、前記通信手段により前記表示制御装置へ給電状態を通知する給電状態通知手段を有し、前記表示制御装置の給電状態取得手段は、前記給電状態通知手段の通知により各表示装置の給電状態を取得するようにしてあることを特徴とする。
また、第7発明に係る表示制御装置は、画像表示に係る内部回路への給電のオン/オフの操作を受け付ける操作部をそれぞれ有する複数の表示装置に、表示のための画像をそれぞれ与えて画像を表示させる表示制御装置において、各表示装置との間で情報の送受信をそれぞれ行う通信手段と、内部回路への給電のオン/オフの状態を、前記通信手段により各表示装置から取得する給電状態取得手段と、前記操作部が受け付けた操作により一の表示装置の給電状態がオン状態からオフ状態へ変化したときに、前記一の表示装置が表示していた画像要素を、給電状態がオン状態の他の表示装置に表示させる処理を行う表示処理手段とを備えることを特徴とする。
また、第8発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、表示のための画像をそれぞれ与えて複数の表示装置に画像を表示させるコンピュータプログラムにおいて、一の表示装置の画像表示に係る内部回路への給電状態がオン状態からオフ状態へ変化したときに、前記一の表示装置が表示していた画像要素を特定するステップと、特定した画像要素を、給電状態がオン状態の他の表示装置が表示する画像に配置するステップとを含むことを特徴とする。
本発明においては、複数の表示装置を表示制御装置に接続してマルチモニタ環境の表示システムを構成し、表示制御装置は一又は複数の画像要素から画像を生成して表示装置へ出力することで、各表示装置のこの画像を表示する。表示装置が表示する画像を構成する画像要素には、例えばアプリケーション毎の表示及び操作受付等を行うウインドウ、アプリケーションの起動などを行うためのアイコン及びタスクバー、並びに時計又はカレンダー等のようにウインドウを有さずに表示のみ行うアプリケーションの表示画像等が含まれる。
また表示システムにおいては、表示制御装置及び複数の表示装置にはそれぞれ通信を行う手段を設けて、通信により表示制御装置が表示装置の給電状態(給電がオン状態であるか又はオフ状態であるか)を取得する。これにより表示制御装置は表示装置の給電状態の変化を判断することができる。一の表示装置の給電状態がオン状態からオフ状態へ変化したとき、この一の表示装置に表示されていた画像要素を、給電状態がオン状態の他の表示装置に表示させる。
これにより、画像要素が表示された状態の表示装置をユーザが給電オフした場合であっても、これらの画像要素は給電オン状態の他の表示装置に自動的に移動されて表示されるため、これらの画像要素に係るアプリケーション又はOS等を利用した作業を継続して行うことができる。ユーザが行う操作は給電オフ操作のみであるため、ユーザは煩わしさを感じることなく表示装置の給電オフを行うことができる。
1つの表示装置に複数の画像要素を表示するとき、表示装置の表示領域の大きさ及び各画像要素の大きさによっては、画像要素の一部又は全部を重ねて表示する必要がある場合がある。また、複数の表示装置を個別に給電オフする場合、給電オフされた表示装置に表示されていた画像要素は、ユーザにとって使用頻度又は重要度等が低い場合が多い。
そこで本発明においては、給電オフされた表示装置に表示されていた画像要素を他の表示装置へ移動して表示する場合に、この画像要素を最背側(最も後側又は下側)にして、複数の画像要素を重ねて他の表示装置に表示する。使用頻度又は重要度等が低い画像要素を最前側に表示するとユーザの作業の妨げとなる虞があるが、これを回避できる。
また本発明においては、一の表示装置の給電状態がオン状態からオフ状態へ変化したときに、表示制御装置は一の表示装置が表示していた画像要素を他の表示装置へ移動させるが、このときに一の表示装置における画像要素の配置を記憶しておく。その後、この一の表示装置が給電オンされた場合、記憶した配置に基づいて、他の表示装置に移動した画像要素を、一の表示装置の元の配置に戻す。ユーザは、一の表示装置の給電オン操作を行うのみで、給電オフ前の作業環境に戻すことができる。
ただし、給電オフした一の表示装置から移動させた画像要素が例えばアプリケーションの操作受付及び表示領域等をなすウインドウであり、且つ、このウインドウがユーザの操作対象又は最前側に配置される場合(即ち、このウインドウがアクティブウインドウである場合)、一の表示装置の給電オンにより使用中の画像要素の配置を元に戻すとユーザの作業の妨げとなる虞がある。そこで本発明においては、ユーザの操作対象の画像要素を特定し、特定した画像要素は一の表示装置が給電オンされた場合であっても、元の配置に戻さないことによって、ユーザの作業の妨げとなることを回避する。
また本発明においては、一の表示装置の給電オン/オフに応じて画像要素を他の表示装置に移動して表示する処理を行うか否かに係る設定をユーザから受け付け、受け付けた設定に応じて上述の処理を行うか否かを決定する。これにより、ユーザ毎の表示装置の使用状況などに適した画像要素の表示を行うことができ、表示システムの利便性を向上することができる。
また本発明においては、ユーザにより表示装置の操作部に対して給電オン/オフの操作がなされた場合に、表示装置が表示制御装置へ給電状態を通知する。これにより表示制御装置は各表示装置の給電状態を取得することができ、表示装置の給電状態が変化したか否かを判断することができる。
なお上述の表示制御装置が行う処理は、表示制御装置がPCのような機器の場合、コンピュータプログラムとして提供することが可能である。この場合、CD(Compact Disc)などの記録媒体に記録されたコンピュータプログラムを表示制御装置にインストールすることによって、表示装置の給電オン/オフに係る処理を表示制御装置が行うことができる。
本発明による場合は、複数の表示装置が表示制御装置に接続された表示システムにて、いずれかの表示装置が給電オフされた場合に、この表示装置に表示されていた画像要素を、給電状態がオン状態の他の表示装置へ移動して表示する構成とすることにより、ユーザは画像要素を予め他の表示装置へ移動させることなく、表示装置の給電オフ操作を行うのみでよいため、煩わしさを感じることなく簡単に表示装置の給電をオフすることができる。これによりユーザは、使用頻度の低い表示装置の給電をオフすることによる節電を容易に行うことができ、表示システムの電力消費低減を確実に実現することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。図1及び図2は、本発明に係る表示システムの構成を示すブロック図であり、図1には表示システムを構成する表示制御装置の詳細を図示し、図2には表示システムを構成する表示装置の詳細を図示してある。図において1はPCであり、本発明の表示システムを構成する表示制御装置に相当する。また図において3a、3bはそれぞれモニタであり、本発明の表示システムを構成する表示装置に相当する。図示の例では1つのPC1に2つのモニタ3a、3bをそれぞれケーブル5で接続することにより表示システムが構成されている。なお、図2においてモニタ3aのみ詳細な構成を図示するが、モニタ3bの構成はモニタ3aと同様であるため図示を省略する。
表示システムのPC1は、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ12、表示処理部13、操作部14、ハードディスク15及びディスクドライブ16等を備える汎用のコンピュータである。また、本発明のPC1は、モニタ3a、3bを接続するために2つの接続部20a、20bを備えており、各接続部20a、20bがそれぞれケーブル5を介してモニタ3a、3bに接続される。
CPU11は、ハードディスク15に予めインストールされた種々のプログラムを読み出して実行することにより、PC1内の各部の制御処理及び各種の演算処理等を行う。本発明のPC1は、CPU11がハードディスク15に予めインストールされた表示制御プログラム50を読み出して実行することにより、接続部20a、20bに接続されたモニタ3a、3bに対する画像表示の制御処理(詳細は後述する)を行うことができる。またPC1は、ハードディスク15に予めインストールされたOSのプログラムを読み出して実行することにより、ハードウェア資源及びソフトウェア資源の管理を行うことができると共に、モニタ3a、3bに複数のウインドウを表示することによって、表計算及びワープロ等の種々のアプリケーションプログラムを同時的に実行することができる。
メモリ12は、SRAM(Static Random Access Memory)又はDRAM(Dynamic Random Access Memory)等のメモリ素子で構成されており、ハードディスク15から読み出したプログラム及びデータ、並びにCPU11の演算過程で生じたデータ等を一時的に記憶する。操作部14は、キーボード及びマウス等の装置で構成され、ユーザによる操作を受け付けてCPU11へ通知する処理を行う。
表示処理部13は、複数のモニタ3a、3bに表示するための画像をそれぞれ生成し、生成した画像に対する種々の画像処理を行って、画像処理後の画像に係る画像データを接続部20a、20bへそれぞれ与える。これにより各モニタ3a、3bには、表示処理部13が生成した画像が表示される。なお、表示処理部13が生成する画像は、PC1が実行するアプリケーション毎のウインドウ、アプリケーションの起動などを行うためのアイコン及びタスクバー、並びに時計又はカレンダー等のようにウインドウを有さずに表示のみ行うアプリケーションの表示画像等の種々の画像要素を、予め定められた背景画像に適宜配置して構成される。
ハードディスク15は、大容量の磁気ディスクで構成される記憶装置であり、PC1を動作させるためのOS(Operating System)及びアプリケーションプログラム等の種々のプログラム、並びにこれらのプログラムが使用するデータ等を記憶している。特に、本発明のPC1では、ハードディスク15に表示制御プログラム50が予めインストールされて記憶されている。ディスクドライブ16は、CD又はDVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスクによる記録媒体に対して、データの読み出し及び書き込みを行うものである。ディスクドライブ16により光ディスクからプログラム及びデータを読み出してハードディスク15に記憶することにより、プログラム及びデータのインストールを行うことができる。
接続部20a、20bは、例えばDVI(Digital Visual Interface)規格の接続端子を有しており、モニタ3a、3bとそれぞれ1本のケーブル5で接続されるが、各モニタ3a、3bへ画像信号を出力することができると共に、双方向の通信を行うことができる。各接続部20a、20bは、画像信号出力部21及び通信部22を有している。画像信号出力部21は、表示処理部13から与えられた画像データを、ケーブル5での送受信に適した形式の画像信号に変換し、ケーブル5を介してモニタ3a、3bへ画像信号を出力する。
通信部22は、例えばDDC/CI(Display Data Channel / Command Interface)の規格によりケーブル5を介してモニタ3a、3bと双方向の通信を行うものである。通信部22は、CPU11の制御に応じてモニタ3a、3bへ給電オン/オフの命令、並びに明度及び彩度等の設定変更の命令等を送信すると共に、モニタ3a、3bの給電状態(給電がオンであるか又はオフであるか)の通知並びに明度及び彩度等の設定値等を受信してCPU11へ通知する。これらによりPC1は、接続部20a、20bにそれぞれ接続された2つのモニタ3a、3bの給電状態を取得することができる。
モニタ3a、3bは、表示部32、操作部33、給電部34、表示処理部35及び接続部36と、これら各部の制御を行う制御部31とを備えて構成されている。制御部31は、モニタ3a、3bの各部の動作の制御処理及び各種の演算処理等を行うものである。表示部32は、例えば液晶パネル又はPDP(Plasma Display Panel)等で構成され、表示処理部35から与えられた画像信号に応じて画像の表示を行う。
表示処理部35は、PC1から与えられた画像信号に係る画像に対して、設定された条件に応じて明度及び彩度等の調整を行い、表示部32の表示に適した画像信号に変換し、変換した画像信号を表示部32へ与える。これにより、PC1にて複数の画像要素から生成された画像がモニタ3a、3bの表示部32にそれぞれ表示される。
操作部33は、モニタ3a、3bの筺体に配設された複数のスイッチなどで構成されており、ユーザによる給電のオン/オフ操作、並びに明度及び彩度等の設定値の変更操作等を受け付け、制御部31へ通知する。給電部34は、商用の交流の電力を直流の電力に変換し、モニタ3a、3bの各部(特に、画像表示に係る内部回路)へ供給するものであり、制御部31によって給電の開始/停止を制御されている。
なお、本発明において「給電オフ」の状態は、モニタ3a、3bの表示部32及び表示処理部35等は給電が停止されて動作していない状態であるが、少なくとも操作部33による給電オン操作の受け付け、及び制御部31による給電部34から各部への給電開始の制御は行うことができる状態であり、所謂「スタンバイ」の状態を含むものである。また「給電オン」の状態は、表示部32及び表示処理部35が給電されて動作し、モニタ3a、3bが表示部32に画像を表示している状態である。
接続部36は、例えばDVI規格の接続端子を有しており、PC1と1本のケーブル5で接続されるが、PC1から出力された画像信号を取得すると共に、PC1と双方向の通信を行うことができる。接続部36は、画像信号入力部37及び通信部38を有している。画像信号入力部37は、PC1から与えられた画像信号を取得して表示処理部35へ与える。
通信部38は、例えばDDC/CIの規格によりケーブル5を介してPC1と双方向の通信を行う。通信部38は、PC1からの要求に応じて、モニタ3a、3bの給電状態、並びに明度及び彩度等の設定値等をPC1へ送信すると共に、PC1から送信された給電オン/オフの命令及び設定値の変更命令等を受信して制御部31へ通知する。
次に、本発明に係る表示システムにおけるモニタ3a、3bの表示制御処理について説明する。図3乃至図6は、本発明に係る表示システムの表示制御処理を説明するための模式図であり、モニタ3a、3bの表示例が示してある。例えば、モニタ3aの表示部32には、2つのウインドウA、B及びタスクバー51が表示されている。また、モニタ3bの表示部32には、1つのウインドウC、複数のアイコン52及び時計アプリケーションの時間表示画像53が表示されている(図3(a)参照)。即ち、PC1の表示処理部13は、背景画像にウインドウA、B及びタスクバー51を配置した画像を生成して接続部20aからモニタ3aへ与え、背景画像にウインドウC、アイコン52及び時間表示画像53を配置した画像を生成して接続部20bからモニタ3aへ与えることによって、図示の画像表示を行っている。
またPC1は、定期的に通信部22から各モニタ3a、3bへ給電状態の取得要求を送信し、これに対して各モニタ3a、3bから通知された給電状態を取得することによって、各モニタ3a、3bの給電状態を定期的に判断している。これによりPC1は、モニタ3a、3bの操作部33に対する操作が行われて、モニタ3a、3bの給電状態が給電オンから給電オフへ変化したこと、及び、給電オフから給電オンへ変化したことを判断できる。
この状態において、ユーザがモニタ3bに設けられた操作部33の給電スイッチを操作し、モニタ3bの給電をオフした場合、モニタ3bは画像表示を停止すると共に、PC1は通信部22が行う通信によりモニタ3aの給電状態を取得する。これによりPC1のCPU11は、モニタ3bの給電状態がオン状態からオフ状態へ変化したと判断し、表示処理部13へ画像要素の再配置を行う指示を与える。表示処理部13は、モニタ3bのために生成していた画像に含まれるウインドウC、アイコン52及び時間表示画像53等の画像要素(即ち、背景以外の画像要素)を、モニタ3aに表示する画像要素と共に背景画像に配置した画像を生成し、接続部20aからモニタ3aへ与える。これによりモニタ3aの表示部32には、3つのウインドウA〜Cと、タスクバー51と、アイコン52と、時間表示画像53とが適宜に配置されて表示される(図3(b)参照)。
このとき、モニタ3aに表示されていたウインドウA、B及びタスクバー51の配置(表示位置)は変化しない。モニタ3bに表示されていたウインドウC、アイコン52及び時間表示画像53のモニタ3aにおける配置は、モニタ3bにおける配置と同じとする。ただし、ウインドウC、アイコン52及び時間表示画像53を、画像要素が表示されていないモニタ3aの空き領域に適宜に配置してもよい。特に、モニタ3aとモニタ3bとのサイズが異なる場合などには、表示処理部13がモニタ3a、3bのサイズ差を考慮して画像要素を適宜に配置することが好ましい。
また、給電オフされたモニタ3bに表示されていたウインドウCをモニタ3aに表示した場合に、モニタ3aに表示されていたウインドウA、B及びウインドウCの一部又は全部が重なる場合、表示処理部13は、モニタ3aに表示されていたウインドウA、Bの表示を優先し、モニタ3bに表示されていたウインドウCが最背側(最下側)となるように、3つのウインドウA〜Cを重ねた画像を生成してモニタ3aに表示する。なお、図示は省略するが、ウインドウA〜Cとアイコン52又は時間表示画像53とが重なる場合には、表示処理部13は、ウインドウA〜Cの表示を優先し、アイコン52及び時間表示53が最背側となるようにウインドウA〜Cとアイコン52又は時間表示画像53とを重ねた画像を生成して表示する。また、アイコン52及び時間表示画像53等が重なる場合には、表示処理部13はこれらを重ならない位置に適宜に配置した画像を生成して表示する。
またPC1は、モニタ3bが給電オフされた場合に、モニタ3bの表示部32に表示していた画像要素の配置をメモリ12などに記憶しておく。その後、モニタ3bの給電が再度オンされた場合、PC1は通信部22が行う通信によりモニタ3aの給電状態を取得することによって、PC1のCPU11はモニタ3bの給電状態がオフ状態からオン状態へ変化したと判断する。これによりPC1のCPU11は、メモリ12に記憶した画像要素の配置を読み出して表示処理部13へ与えると共に、表示処理部13へ画像要素の再配置を行う指示を与える。表示制御部13は、モニタ3bが給電オフされた際にモニタ3aへ移動したウインドウC、アイコン52及び時間表示画像53等の画像要素を、給電オンされたモニタ3bに表示するように、モニタ3a、3bの画像を生成して表示する(図4(c)参照)。これによりユーザは、モニタ3bの給電オフ前と同じ状態で作業を行うことができる。
ただし、モニタ3bが給電オフされて、PC1によりウインドウC、アイコン52及び時間表示画像53がモニタ3aの表示部32に再配置されて表示された後、ユーザがウインドウCを利用して作業を行っている場合、即ちモニタ3aにてウインドウCがアクティブになっている場合(図5(d)参照)には、モニタ3bの給電オンによりウインドウCをモニタ3bへ移動させることはユーザの作業の妨げとなる虞がある。
このためPC1は、モニタ3aのアクティブのウインドウを特定し、アクティブのウインドウについては給電オンの際の再配置を行わない。よって、ウインドウCがアクティブのときにモニタ3bが給電オンされた場合には、モニタ3bの給電オフの際にモニタ3aに移動されたアイコン52及び時間表示画像53はモニタ3bへ移動されるが、ウインドウCは移動されずにモニタ3aに表示される(図5(e)参照)。これによりユーザは、ウインドウCを利用した作業をモニタ3aにて継続して行うことができる。
また、モニタ3aの表示部32に2つのウインドウA、B及びタスクバー51が表示され、モニタ3bの表示部32に1つのウインドウC、複数のアイコン52及び時計アプリケーションの時間表示画像53が表示されているときに(図6(a)参照)、モニタ3aを給電オフした場合、モニタ3aは画像表示を停止すると共に、PC1は通信部22が行う通信によりモニタ3aの給電状態を取得する。これによりPC1のCPU11は、表示処理部13へ画像要素の再配置を行う指示を与える。表示処理部13は、モニタ3aに表示していたウインドウA、B及びタスクバー51等の画像要素を、モニタ3bに表示する画像要素と共に背景画像に配置した画像を生成し、接続部20bからモニタ3bへ与える。これによりモニタ3bの表示部32には、3つのウインドウA〜Cと、タスクバー51と、アイコン52と、時間表示画像53とが適宜に配置されて表示される(図6(f)参照)。
即ち、本発明に係る表示システムにおいては、複数のモニタ3a、3bのいずれかの給電がオフされた場合、PC1は、給電オフされたモニタ3a、3bに表示されていたウインドウA〜C、タスクバー51、アイコン52及び時間表示画像53等の画像要素を、給電オフされない(給電オン状態の)モニタ3a、3bに移動して表示する。また、いずれかのモニタ3a、3bが給電オフされた際に、PC1は給電オフされたモニタ3a、3bに表示されていた画像要素の配置をメモリ12に記憶しておき、このモニタ3a、3bの給電が再度オンされた場合に、PC1は記憶した配置に応じて移動した画像要素を元に戻す。ただし、モニタ3a、3bの給電オフにより移動した画像要素がウインドウA〜Cであり、モニタ3a、3bが給電オンされた場合に移動したウインドウA〜Cがアクティブ状態の場合には、PC1は、このウインドウA〜Cについては給電オンされたモニタ3a、3bに移動しない。
次に、本発明に係る表示システムが行う処理をフローチャートを用いて説明する。図7は、本発明に係る表示システムのモニタ3a、3bが給電オン/オフの際に行う処理の手順を示すフローチャートであり、モニタ3a、3bの制御部31にて行われる処理である。また、図示のフローチャートはモニタ3a、3bが給電オフの状態からの手順を示してある。
まず、モニタ3a、3bの制御部31は、操作部33にて給電オンの操作がなされたか否かを判定し(ステップS1)、給電オンの操作がなされていない場合には(S1:NO)、給電オンの操作がなされるまで待機する。給電オンの操作がなされた場合(S1:YES)、制御部31は、給電部34から各部への給電を開始して(ステップS2)、表示処理部35による表示部32への画像表示を開始する。
その後、制御部31は、操作部33にて給電オフの操作がなされたか否かを判定し(ステップS3)、給電オフの操作がなされていない場合には(S3:NO)、給電オフの操作がなされるまで待機する。給電オフの操作がなされた場合(S3:YES)、制御部31は、給電部34から各部への給電を停止し(ステップS4)、処理を終了する。
図8は、本発明に係る表示システムのモニタ3a、3bが行う処理の手順を示すフローチャートである。モニタ3a、3bの制御部31は、通信部38にてPC1からの給電状態の取得要求を受信したか否かを判定し(ステップS11)、給電状態の取得要求を受信していない場合には(S11:NO)、給電状態の取得要求を受信するまで待機する。給電状態の取得要求を受信した場合(S11:YES)、制御部31は給電状態(給電オン/オフ)をPC1へ送信し(ステップS12)、処理を終了する。
図9は、本発明に係る表示システムのPC1が行う表示制御処理の手順を示すフローチャートであり、PC1のCPU11が表示制御プログラム50を実行することにより行われる処理である。PC1のCPU11は、各接続端子20a、20bの通信部22にて給電状態の取得要求を各モニタ3a、3bへ送信し(ステップS21)、給電状態の取得要求に応じてモニタ3a、3bから通知される給電状態を全て取得したか否かを調べる(ステップS22)。給電状態を取得していない場合(S22:NO)、CPU11は全てのモニタ3a、3bから給電状態を取得するまで待機する。
全てのモニタ3a、3bから給電状態を取得した場合(S22:YES)、CPU11は、モニタ3a、3bのいずれかの給電状態が給電オンから給電オフに変化したか否かを判定し(ステップS23)、給電状態が変化していなければ(S23:NO)、給電状態が変化するまで、モニタ3a、3bの現状での表示を継続して行う(ステップS24)。給電状態が給電オンから給電オフに変化した場合(S23:YES)、CPU11は、給電オフに変化したモニタ3a、3bに表示していた画像要素を表示処理部13にて取得し(ステップS25)、取得した画像要素の配置(位置又は座標等)をメモリ12に記憶する(ステップS26)。
次いでCPU11は、表示処理部13に対する制御を行うことによって、給電オン状態の他のモニタ3a、3bに表示する画像に、ステップS25にて取得した画像要素を配置して(ステップS27)、他のモニタ3a、3bに表示する画像を生成し(ステップS28)、生成した画像を接続部20a、20bの画像信号出力部21から給電オン状態の他のモニタ3a、3bへ出力する(ステップS29)。これにより、給電オン状態の他のモニタ3a、3bに画像が表示される。なおステップS27にて画像要素を配置する際に、複数のウインドウが重なる場合には、給電オフの通知の送信元のモニタ3a、3bに表示されていたウインドウを最背側に重ね、また、アイコンなどのその他の画像要素が重なる場合には、適宜の位置に配置を行うものとする。
その後、CPU11は、表示処理部13による画像の生成及び接続部20a、20bの画像信号出力部21からの出力を終了することによって、給電オフとされたモニタ3a、3bによる画像の表示を終了し(ステップS30)、表示制御処理を終了する。
図10は、本発明に係る表示システムのPC1が行う表示制御処理の手順を示すフローチャートであり、PC1のCPU11が表示制御プログラム50を実行することにより行われる処理である。なお、本図に示す表示制御処理は、複数のモニタ3a、3bのいずれかが給電オフされて図9に示す表示制御処理が少なくとも1回以上行われた後にのみ行われる処理である。
まず、PC1のCPU11は、各接続端子20a、20bの通信部22にて給電状態の取得要求を各モニタ3a、3bへ送信し(ステップS41)、給電状態の取得要求に応じてモニタ3a、3bから通知される給電状態を全て取得したか否かを調べる(ステップS42)。給電状態を取得していない場合(S42:NO)、CPU11は全てのモニタ3a、3bから給電状態を取得するまで待機する。
全てのモニタ3a、3bから給電状態を取得した場合(S42:YES)、CPU11は、モニタ3a、3bのいずれかの給電状態が給電オフから給電オンに変化したか否かを判定し(ステップS43)、給電状態が変化していなければ(S43:NO)、給電状態が変化するまで、モニタ3a、3bの現状での表示を継続して行う(ステップS44)。給電状態が給電オンから給電オフに変化した場合(S43:YES)、CPU11は、給電オン状態のモニタ3a、3bに表示されている一又は複数のウインドウから、アクティブウインドウを特定すると共に(ステップS45)、図9に示すフローチャートのステップS26にてメモリ12に記憶した画像要素の配置を読み出す(ステップS46)。
次いでCPU11は、給電オフの際に他のモニタ3a、3bに表示した画像要素から、ステップS45にて特定したアクティブウインドウを除いた画像要素を、給電オンされたモニタ3a、3bに配置を戻す画像要素として取得する(ステップS47)。CPU11は、表示処理部13に対する制御を行うことによって、給電オンされたモニタ3a、3bに表示する画像に、ステップS47にて取得した画像要素を配置して(ステップS48)、給電オンされたモニタ3a、3bに表示する画像を生成する(ステップS49)。なおこの際に、表示処理部13は、給電オンされたモニタ3a、3bでない他のモニタ3a、3bに表示する画像として、ステップS47にて取得した画像要素を取り除いた画像を生成する。
次いでCPU11は、表示処理部13が生成した画像を接続部20a、20bの画像信号出力部21から給電オン状態のモニタ3a、3bへ出力する(ステップS50)。これにより、給電オン状態のモニタ3a、3bに画像が表示される。その後、CPU11は、表示処理部13による画像の生成及び接続部20a、20bの画像信号出力部21からの出力を終了することによって、モニタ3a、3bによる画像の表示を終了し(ステップS51)、表示制御処理を終了する。
以上の構成の表示システムにおいては、PC1及びモニタ3a、3bにそれぞれ通信部22及び38を設けて相互に通信可能とすることによって、PC1はモニタ3a、3bとの通信により給電状態が変化したことを判断できる。また、いずれかのモニタ3a、3bが給電オフされた場合に、給電オフされたモニタ3a、3bに表示されていたウインドウ及びアイコン等の画像要素を、給電オン状態の他のモニタ3a、3bに表示させる構成とすることによって、予め画像要素をユーザが移動させておく必要はなく、ユーザはモニタ3a、3bの給電オフ操作を行うのみでよいため、煩わしさを感じることなく簡単にモニタ3a、3bの給電をオフすることができる。これにより、ユーザは使用頻度の低いモニタ3a、3bの給電をオフすることによって節電を容易に行うことができ、表示システムの電力消費低減を確実に実現することができる。
また、給電オフされたモニタ3a、3bに表示されていたウインドウを給電オン状態の他のモニタ3a、3bに表示すると複数のウインドウが重なる場合、給電オフされたモニタ3a、3bに表示されていたウインドウが最背側となるように複数のウインドウを重ねて表示する構成とすることにより、使用頻度又は重要度等が低いウインドウがユーザの作業の妨げとなることを回避することができ、表示システムの利便性を向上することができる。
また、給電オフされたモニタ3a、3bに表示されていた画像要素を給電オン状態の他のモニタ3a、3bに移動して表示する際に、これらの画像要素の配置をメモリ12に記憶しておき、給電オフされたモニタ3a、3bが再度給電オンされた場合に、記憶した配置に従って画像要素を元のモニタ3a、3bに戻して表示する構成とすることにより、ユーザは給電オフしたモニタ3a、3bに対する給電オン操作を行うのみで、給電オフ前の作業環境に戻すことができるため、表示システムの利便性をより向上することができる。ただし、元のモニタ3a、3bが再度給電オンされた場合であっても、ユーザが作業を行っているアクティブウインドウについては、メモリ12に記憶された配置に従って元のモニタ3a、3bに戻す処理は行わないことにより、ユーザの作業の妨げとなることを回避することができる。
また、ハードディスク15に記憶された表示制御プログラム50を実行することで、PC1が上述の表示制御処理を行う構成とすることにより、汎用的なコンピュータを用いて表示制御処理を行うことができるため、本発明の表示システムの汎用性を向上することができる。
なお、本実施の形態においては、PC1に2つのモニタ3a、3bを接続する構成としたが、これに限らず、PC1に3つ以上のモニタを接続する構成としてもよい。この構成では、一のモニタが給電オフされた場合、PC1のCPU11は、給電オフされたモニタに表示していた画像要素を、その他の複数のモニタに適宜に振り分けて表示してもよく、いずれか1つのモニタに移動して表示してもよい。また、図3〜図6に示したモニタ3a、3bの表示は一例であって、これに限るものではない。
また、2つのモニタ3a、3bをケーブル5にてそれぞれPC1に接続する構成、所謂スター型の構成としたが、これに限るものではなく、一のモニタに他のモニタを接続するデイジーチェイン型の構成としてもよく、バス型の構成としてもよく、その他の構成で接続してもよい。また、PC1とモニタ3a、3bとを1本のDVI規格のケーブル5でそれぞれ接続し、PC1及びモニタ3a〜3b間の通信をDDC/CIで行う構成としたが、これに限るものではなく、例えばHDMI−CEC(High Definition Multimedia Inter - Consumer Electronics Control)など通信線を含む他の映像信号ケーブルを用いてもよく、画像信号を伝送するケーブルとは別にUSB(Universal Serial Bus)ケーブルのような通信用のケーブルを別に接続する構成としてもよく、通信を無線で行う構成としてもよく、その他の構成でPC1及びモニタ3a、3bを接続してもよい。
また、図9に示したフローチャートのステップS22及び図10に示したフローチャートのステップS42において、各モニタ3a、3bから通知される給電状態をPC1が取得しない場合に、取得するまで待機する構成としたが、モニタ3a、3bが給電オフの状態で通信を行わない構成のとき、給電状態をPC1が所定時間内に取得できない場合にはモニタ3a、3bが給電オフの状態と判断してもよい。
また、PC1が通信部22の通信により各モニタ3a、3bの給電状態を定期的に取得して、各モニタ3a、3bの給電状態の変化の有無を判断する構成としたが、これに限るものではなく、例えば各モニタ3a、3bが操作部33にて給電オン/オフの操作がなされた場合に、PC1へ給電オン/オフの通知を行う構成としてもよい。
(変形例)
一のモニタ3a、3bが給電オフされた場合に給電オン状態の他のモニタ3a、3bに画像要素を移動して表示するか否か、及び、給電オンされたモニタ3a、3bが再度給電オンされた場合に元のモニタ3a、3bに画像要素を戻して表示するか否かを、ユーザが予め設定可能な構成としてもよい。PC1は、いずれか1つのモニタ3a、3bに表示設定ウインドウを表示し、ユーザによる設定を受け付ける。
図11は、表示設定ウインドウの一例を示す模式図である。PC1がいずれか1つのモニタ3a、3bに表示する表示設定ウインドウ60には、「給電オフ時にウインドウを移動する」及び「給電オフ時にアイコンを移動する」等の複数の設定項目に対して、有効/無効のいずれかを選択可能なオプションボタン61がそれぞれ設けられている。また、表示設定ウインドウ60には、ユーザによる設定を反映させて表示設定ウインドウ60を閉じる(非表示にする)ためのOKボタン62と、設定を反映させずに表示設定ウインドウ60を閉じるためのキャンセルボタン63とが設けられている。
表示設定ウインドウ60のOKボタン62が操作された場合、PC1は各設定項目に対する有効/無効の設定を受け付け、この設定をハードディスク15に記憶する。その後、いずれかのモニタ3a、3bが給電オフされた場合、PC1は、例えば図9に示すフローチャートのステップS25の処理を行う前に、ハードディスク15に記憶した設定を読み出し、給電オフ時の移動が有効に設定された画像要素のみステップS25にて取得して、画像要素の移動を行えばよい。
例えば、「給電オフ時にウインドウを移動する」の設定項目が有効の場合のみ、PC1は給電オフされたモニタ3a、3bに表示されていたウインドウを、給電オン状態の他のモニタ3a、3bに移動して表示する。同様に、「給電オフ時にアイコンを移動する」の設定項目が有効の場合のみ、PC1は給電オフされたモニタ3a、3bに表示されていたアイコンを、給電オン状態の他のモニタ3a、3bに移動して表示する。「給電オフ時にタスクバーを移動する」の設定項目が有効の場合のみ、PC1は給電オフされたモニタ3a、3bに表示されていたタスクバーを、給電オン状態の他のモニタ3a、3bに移動して表示する。「給電オフ時にその他アプリケーション表示を移動する」の設定項目が有効の場合のみ、PC1は給電オフされたモニタ3a、3bに表示されていた時計アプリケーションの時間表示画像又はカレンダーアプリケーションの日付表示画像等を、給電オン状態の他のモニタ3a、3bに移動して表示する。
また、給電オフされたモニタ3a、3bが再度給電オンされた場合、PC1は、例えば図10に示すフローチャートのステップS47の処理を行う前に、ハードディスク15に記憶した設定を読み出し、給電オン時に表示を戻す設定が有効に設定された画像要素のみステップS47にて取得して、画像要素を元のモニタ3a、3bに戻して表示すればよい。
例えば、「給電再オン時にウインドウ及びアイコン等を戻す」の設定項目が有効の場合のみ、PC1は再度給電オンされた元のモニタ3a、3bにウインドウ、アイコン、タスクバー及び時計アプリケーションの時間表示画像等を戻して表示する。またPC1は、「給電再オン時にアクティブウインドウを戻す」の設定項目が有効の場合、ユーザが作業中のアクティブウインドウであっても元のモニタ3a、3bに戻して表示し、この設定項目が無効の場合のみアクティブウインドウを戻さない。
なお、図11に示すように表示設定ウインドウ60のオプションボタン61による有効/無効の設定を行うことによって、図3〜図6に示した例のように、ウインドウA〜C、タスクバー51、アイコン52及び時間表示画像53等の表示が行われる。また、図11に示した表示設定ウインドウ60の構成は一例であって、これに限るものではない。表示設定ウインドウ60に設ける設定項目は図示のものに限らず、適宜に変更可能であり、また、各設定項目に対する設定方法もオプションボタン61を用いる方法に限らず、適宜に変更可能である。
以上の変形例に示すように、PC1がいずれかのモニタ3a、3bに表示設定ウインドウ60を表示して、モニタ3a、3bの給電オン/オフに伴う画像要素の移動を行うか否かに係る設定をユーザから受け付ける構成とすることにより、ユーザ毎の好みに応じた画像要素の移動を行うことができるため、表示システムの利便性をより向上することができる。
本発明に係る表示システムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る表示システムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る表示システムの表示制御処理を説明するための模式図である。 本発明に係る表示システムの表示制御処理を説明するための模式図である。 本発明に係る表示システムの表示制御処理を説明するための模式図である。 本発明に係る表示システムの表示制御処理を説明するための模式図である。 本発明に係る表示システムのモニタが給電オン/オフの際に行う処理の手順を示すフローチャートである。 本発明に係る表示システムのモニタが行う処理の手順を示すフローチャートである。 本発明に係る表示システムのPCが行う表示制御処理の手順を示すフローチャートである。 本発明に係る表示システムのPCが行う表示制御処理の手順を示すフローチャートである。 表示設定ウインドウの一例を示す模式図である。
符号の説明
1 PC(表示制御装置)
3a、3b モニタ(表示装置)
5 ケーブル
11 CPU(給電状態取得手段、特定手段)
12 メモリ(記憶手段)
13 表示処理部(表示処理手段)
14 操作部(受付手段)
15 ハードディスク
16 ディスクドライブ
20a、20b 接続部
21 画像信号出力部
22 通信部(通信手段)
31 制御部(給電状態通知手段)
32 表示部
33 操作部
34 給電部
35 表示処理部
36 接続部
37 画像信号入力部
38 通信部(通信手段)
50 表示制御プログラム(コンピュータプログラム)
51 タスクバー
52 アイコン
53 時間表示画像
60 表示設定ウインドウ(設定受付手段)
61 オプションボタン
62 OKボタン
63 キャンセルボタン
A〜C ウインドウ

Claims (8)

  1. 画像表示に係る内部回路への給電のオン/オフの操作を受け付ける操作部をそれぞれ有する複数の表示装置と、表示のための画像をそれぞれ与えて前記複数の表示装置に画像を表示させる表示制御装置とを備える表示システムにおいて、
    前記表示装置は、前記表示制御装置との間で情報の送受信を行う通信手段をそれぞれ有し、
    前記表示制御装置は、
    各表示装置との間で情報の送受信をそれぞれ行う通信手段と、
    内部回路への給電のオン/オフの状態を、前記通信手段により各表示装置から取得する給電状態取得手段と、
    前記操作部が受け付けた操作により一の表示装置の給電状態がオン状態からオフ状態へ変化したときに、前記一の表示装置が表示していた画像要素を、給電状態がオン状態の他の表示装置に表示させる処理を行う表示処理手段と
    を有すること
    を特徴とする表示システム。
  2. 前記表示処理手段は、前記一の表示装置が表示していた画像要素の一部又は全部が、前記他の表示装置が表示していた画像要素に重なる場合、前記一の表示装置が表示していた画像要素が最背側となるように複数の画像要素を重ねて表示させるようにしてあること
    を特徴とする請求項1に記載の表示システム。
  3. 前記表示制御装置は、一の表示装置の給電状態がオン状態からオフ状態へ変化したときに、前記一の表示装置が表示していた画像要素の前記一の表示装置における配置を記憶する記憶手段を有し、
    前記表示処理手段は、前記一の表示装置の給電状態がオフ状態からオン状態へ変化したときに、前記記憶手段が記憶した配置に基づいて、前記画像要素を前記一の表示装置に表示させるようにしてあること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の表示システム。
  4. 前記表示制御装置は、
    前記表示装置に表示された画像要素に対する操作を受け付ける受付手段と、
    前記表示装置に表示された一又は複数の画像要素から、前記受付手段が受け付ける操作対象の一の画像要素を特定する特定手段と
    を有し、
    前記表示処理手段は、前記一の表示装置の給電状態がオフ状態からオン状態へ変化したときに、前記特定手段が特定した一の画像要素については、前記記憶手段が記憶した配置に基づく表示を行わないようにしてあること
    を特徴とする請求項3に記載の表示システム。
  5. 前記表示制御装置は、前記表示処理手段による処理を行うか否かの設定を受け付ける設定受付手段を有し、
    前記表示処理手段は、前記設定受付手段が受け付けた設定に応じて、前記一の表示装置が表示していた画像要素を前記他の表示装置に表示させる処理を行うようにしてあること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の表示システム。
  6. 前記表示装置は、前記操作部が給電のオン/オフの操作を受け付けた場合に、前記通信手段により前記表示制御装置へ給電状態を通知する給電状態通知手段を有し、
    前記表示制御装置の給電状態取得手段は、前記給電状態通知手段の通知により各表示装置の給電状態を取得するようにしてあること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の表示システム。
  7. 画像表示に係る内部回路への給電のオン/オフの操作を受け付ける操作部をそれぞれ有する複数の表示装置に、表示のための画像をそれぞれ与えて画像を表示させる表示制御装置において、
    各表示装置との間で情報の送受信をそれぞれ行う通信手段と、
    内部回路への給電のオン/オフの状態を、前記通信手段により各表示装置から取得する給電状態取得手段と、
    前記操作部が受け付けた操作により一の表示装置の給電状態がオン状態からオフ状態へ変化したときに、前記一の表示装置が表示していた画像要素を、給電状態がオン状態の他の表示装置に表示させる処理を行う表示処理手段と
    を備えることを特徴とする表示制御装置。
  8. コンピュータに、表示のための画像をそれぞれ与えて複数の表示装置に画像を表示させるコンピュータプログラムにおいて、
    一の表示装置の画像表示に係る内部回路への給電状態がオン状態からオフ状態へ変化したときに、前記一の表示装置が表示していた画像要素を特定するステップと、
    特定した画像要素を、給電状態がオン状態の他の表示装置が表示する画像に配置するステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
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