JP2010030638A - 包装装置 - Google Patents

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Shinsuke Miyamoto
慎介 宮本
Kazuhide Taguchi
和秀 田口
Akihiro Soga
彰宏 曽我
Naoki Yokoyama
直樹 横山
Yasuo Fujii
靖雄 藤井
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Abstract

【課題】太陽電池モジュールを包装する際および開梱する際の作業性を高め易く、開梱後の処理も容易な包装装置を得ること。
【解決手段】太陽電池パネル100と太陽電池パネルの外縁部を囲んで該太陽電池パネルを保持するフレーム120とを備えた太陽電池モジュール130の包装に用いられる包装装置50Aを構成するにあたり、太陽電池パネルの受光面およびフレームの外側面を覆う第1領域30Aと、第1領域に対して折り曲げられてフレームの内側部に係止される第2領域41A,43Aとを設け、第2領域の復元力によりフレームの内側部に係止されて該フレームに固定されるようにする。
【選択図】 図4−1

Description

この発明は、太陽電池モジュールの包装に用いられる包装装置に関するものである。
複数の太陽電池セルが整列配置されて電気的に接続された太陽電池パネルと、該太陽電池パネルの外縁部を囲むフレームとを有する太陽電池モジュールを包装するにあたっては、段ボール箱や段ボールシート等の包装資材と、梱包テープや梱包バンド等の副資材とを用いて包装装置が構成される。
例えば、テレスコープ形の段ボール箱の身箱に太陽電池モジュールを入れ、必要に応じて太陽電池モジュール上に緩衝材を配置してから蓋箱を被せ、その後、蓋箱と身箱とを梱包テープで止めることにより包装装置が構成される。また、段ボールシートで太陽電池モジュールを包み、必要に応じて所定箇所を糊や梱包テープで止めた後に梱包バンドで結束することにより包装装置が構成される。
包装資材と副資材とを併用して太陽電池モジュールの包装装置を構成すると、包装時および開梱時の作業性が低下し易い。また、包装資材は通常、紙製であり、副資材は布や合成樹脂等を用いて作製されるため、開梱後には包装資材と副資材とを分別してから廃棄または再利用しなければならず、開梱後の処理が比較的煩雑である。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、太陽電池モジュールを包装する際および開梱する際の作業性を高め易く、開梱後の処理も容易な包装装置を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するこの発明の包装装置は、複数の太陽電池セルが配列された太陽電池パネルと、太陽電池パネルの外縁部を囲んで太陽電池パネルを保持するフレームとを備えた太陽電池モジュールの包装に用いられる包装装置であって、太陽電池パネルの受光面およびフレームの外側面を覆う第1領域と、第1領域に対して折り曲げられてフレームの内側部に係止される第2領域とを有し、第2領域の復元力によりフレームの内側部に係止されてフレームに固定されることを特徴とするものである。
この発明の包装装置は、上記第1領域に対して折り曲げられた第2領域の復元力により該第2領域が太陽電池モジュールのフレームの内側部に係止され、固定されるものであるので、副資材を併用しなくても太陽電池モジュールを包装することができる。その結果として、包装する際および開梱する際の作業性を容易に高めることができる。また、開梱後に包装資材と副資材を分別することも不要になるので、開梱後の処理が容易になる。
以下、この発明の包装装置の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、この発明は以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、この発明の包装装置により包装される太陽電池モジュールの一例を概略的に示す背面斜視図であり、図2は、この発明の包装装置の展開形状の一例を概略的に示す平面図である。また、図3−1は、図2中の二点鎖線の円Aで囲まれた領域の拡大図であり、図3−2は、図2中の二点鎖線の円Bで囲まれた領域の拡大図である。なお、図2は、包装装置をその包装面(太陽電池モジュールと接する面)側からみた平面図である。
図1に示す太陽電池モジュール130は、太陽電池パネル100と、該太陽電池パネル100の外縁部を囲んで該太陽電池パネル100を保持するフレーム120とを備えている。太陽電池パネル100は、複数の太陽電池セル(図示せず)が配列されて電気的に接続された四角形の平板状部材であり、その背面には当該太陽電池パネル100と外部負荷とを電気的に接続する端子箱110が配置されている。また、フレーム120は矩形枠状を呈し、太陽電池パネル100を保持して太陽電池モジュール130の設置時には架台に固定される。このフレーム120は、太陽電池パネル100の平面視上の長辺側を保持する1対の枠材111,111と、太陽電池パネル100の平面視上の短辺側を保持する1対の枠材113,113とを有しており、各枠材111,113には、太陽電池パネル100の背面に当接するインナーフランジ部IFと設置時に底面側となるボトムフランジ部BFとが形成されている。
この太陽電池モジュール130を包装する図2の包装装置50Aは、例えば段ボールシートを所定形状に打ち抜くことによって作製されたものであり、該包装装置50Aは、太陽電池パネル100の受光面およびフレーム120(図1参照)の外側面(上面、外周面、および底面)を覆う第1領域30Aと、該第1領域30Aに対して折り曲げられてフレーム120の内側部に係止される第2領域41A,43Aとを有している。第1領域30Aは第1セクション1A、第2セクション11,13、および第3セクション21A,23Aを含んでおり、第2領域41Aは3つのポーション41a,41b,41cを含んでおり、第2領域43Aは3つのポーション43a,43b,43cを含んでいる。
第1領域30Aを構成する第1セクション1Aは、太陽電池パネル100の受光面およびフレーム120の上面を覆う四角形状を呈し、該第1セクション1Aの平面視上の長辺それぞれから矩形状の第2セクション11が、また第1セクション1Aの平面視上の短辺それぞれから矩形状の第2セクション13が外側に張り出している。各第3セクション21A,23Aは台形状を呈し、第3セクション21Aは第2セクション11から、また第3セクション23Aは第2セクション13からそれぞれ外側に張り出している。各第2セクション11,13は第1セクション1Aに対して折り曲げ可能であり、第3セクション21Aは第2セクション11に対して折り曲げ可能であり、第3セクション23Aは第2セクション13に対して折り曲げ可能である。
一方、第2領域41Aは、図2および図3−1に示すように、1つの第3セクション21Aに2つずつ設けられて、対応する第3セクション21Aの外側に張り出している。個々の第2領域41Aは、第3セクション21Aに繋がった矩形状の第1ポーション41aと、該第1ポーション41aの外側に張り出した矩形状の第2ポーション41bと、該第2ポーション41bの外側に張り出した矩形状の第3ポーション41cとを有する。
上記第1ポーション41aと第3セクション21Aとの境界部には部分的に切り込み線が入れられており、当該第1ポーション41aは第3セクション21Aに対して折り曲げ可能である。第2ポーション41bは第1ポーション41aに対して折り曲げ可能であり、第3ポーション41cは第2ポーション41bに対して折り曲げ可能である。なお、第3ポーション41cの幅は他の2つのポーション41a,41bの幅よりも狭い。
第2領域43Aは、図2および図3−2に示すように、1つの第3セクション23Aに2つずつ設けられて、対応する第3セクション23Aの外側に張り出している。個々の第2領域43Aは、第3セクション23Aに繋がった矩形状の第1ポーション43aと、該第1ポーション43aの外側に張り出した矩形状の第2ポーション43bと、該第2ポーション43bの外側に張り出した矩形状の第3ポーション43cとを有する。
上記の第1ポーション43aは第3セクション23Aに対して折り曲げ可能であり、第2ポーション43bは第1ポーション43aに対して折り曲げ可能であり、第3ポーション43cは第2ポーション43bに対して折り曲げ可能である。なお、第3ポーション43cの幅は他の2つのポーション43a,43bの幅よりも狭い。図2、図3−1、および図3−2においては、包装装置50Aをその包装面の反対側からみたときに山折りとなる罫線を破線で、また谷折りとなる罫線を一点鎖線で、そして切り込み線を点線で示してある。
上述した構成の包装装置50Aによる太陽電池モジュール130(図1参照)の包装は、包装装置50Aを所定形状に折ることによって行われる。このとき、梱包テープ、梱包バンド、糊等の副資材を用いなくても、包装後の包装装置50Aの形状を安定に保持することができる。以下、図1または図2で用いた参照符号を適宜引用しつつ図4−1、図4−2、図5、または図6を参照して、包装装置50Aによる太陽電池モジュール130の包装方法について詳述する。
図4−1は、この発明の包装装置により太陽電池モジュールを包装する際の一工程を概略的に示す分解斜視図であり、図4−2は、包装装置により太陽電池モジュールを包装する際の他の工程を概略的に示す斜視図である。これら図4−1および図4−2においては、図1または図2に示した構成部材と共通する構成部材に図1または図2で用いた参照符号と同じ参照符号を付してある。
図4−1に示すように、包装装置50Aにより太陽電池モジュール130を包装するにあたっては、まず、太陽電池パネル100の受光面(図4−1には現れていない)を下にして太陽電池モジュール130を包装装置50Aの第1領域30A上、具体的には第1セクション1A上に配置する。次いで、包装装置50Aでの各第2セクション11,13を第1セクション1Aに対して折り曲げて、これら第2セクション11,13により太陽電池モジュール130のフレーム120の各側面を覆う。また、各第3セクション21A,23Aを第2セクション11,13に対して折り曲げて、これら第3セクション21A,23Aによりフレーム120の底面を覆う。
この後、図4−2に示すように、第2領域41A,43Aを第3セクション21A,23Aに対して折り曲げて、これら第2領域41A,43Aによりフレーム120の底部側面と底部内面とを覆うと共に、当該第2領域41A,43Aをフレーム120の内側部に係止させる。このとき、各第2領域41A,43Aの第2ポーション41b,43bは第1ポーション41a,43a(図2参照)に対して山折りされ、第3ポーション41c,43c(図2参照)は第2ポーション41b,43bに対して谷折りされる。
図5は、図4−2中のC−C線に沿った断面の概略図である。同図に示すように、包装装置50Aの第2領域41Aを前述のようにして折り曲げると、該第2領域41Aの第1ポーション41aがフレーム120中の枠材111でのボトムフランジBFの側面を覆い、第2ポーション41bがボトムフランジBFの上面(インナーフランジIF側の面)を覆い、第3ポーション41cがボトムフランジBFとインナーフランジIFとの間の内面を覆うこととなる。第3ポーション41cの先端部は、インナーフランジIFの下面(ボトムフランジBF側の面)に接する。なお、枠材111は、インナーフランジIFおよびボトムフランジBFの他に、インナーフランジIFと共に太陽電池パネル100を挟持するトップフランジTFを有している。
図6は、図4−2中のD−D線に沿った断面の概略図である。同図に示すように、包装装置50Aの第2領域43Aを前述のようにして折り曲げると、該第2領域43Aの第1ポーション43aがフレーム120中の枠材113でのボトムフランジBFの側面を覆い、第2ポーション43bがボトムフランジBFの内面(インナーフランジIF側の面)を覆い、第3ポーション43cがボトムフランジBFとインナーフランジIFとの間の内面を覆うこととなる。第3ポーション43cの先端部は枠材113の内側部、具体的にはボトムフランジBFとインナーフランジIFとの間に突設されているビスホール部BH1の外周面に接する。上記のビスホール部BH1は、フレーム120同士を固定する際に用いられるものであり、同様のビスホール部BH2がボトムフランジBFの先端側にも設けられている。
図5に示したようにして第2領域41Aを折り曲げた状態下では、第3セクション21Aと第1ポーション41aとの境界部、第1ポーション41aと第2ポーション41bとの境界部、および第2ポーション41bと第3ポーション41cとの境界部それぞれに、元の形状に戻ろうとする復元力が働く。同様に、図6に示したようにして第2領域43Aを折り曲げた状態下では、第3セクション23Aと第1ポーション43aとの境界部、第1ポーション43aと第2ポーション43bとの境界部、および第2ポーション43bと第3ポーション43cとの境界部それぞれに、元の形状に戻ろうとする復元力が働く。
第2領域41Aに働く上記の復元力により、当該第2領域41Aの第3ポーション41cがボトムフランジBFとインナーフランジIFとの間のフレーム内側部に押し付けられると共に、その先端部がインナーフランジIFの下面に係止される。また、第2領域43Aに働く上記の復元力により、当該第2領域43Aの第3ポーション41cがボトムフランジBFとインナーフランジIFとの間のフレーム内側部に押し付けられると共に、その先端部がビスホール部BH1の外表面に係止される。
これらの結果として、第2領域41A,43Aがフレーム120の内側部に係止され、包装装置50Aがフレーム120に固定される。したがって、包装装置50Aを用いれば、梱包テープ、梱包バンド、糊等の副資材を用いなくても太陽電池モジュール130を包装することができる。副資材を用いずに太陽電池モジュール130を包装すれば、副資材を用いる場合に比べて包装の際および開梱の際の作業性を容易に高めることができる。また、開梱後に包装資材(包装装置50A)と副資材を分別することも不要になるので、開梱後の処理が容易になる。使用済みの包装装置50Aは、再利用することも可能である。
実施の形態2.
例えば、包装済みの複数個の太陽電池モジュールを積層して運搬する際には、積層方向に隣りあう太陽電池パネル同士の間隔を包装装置によりある程度以上広く保つことで当該太陽電池パネル同士の接触を防止することができるので、太陽電池パネルの受光面全体を包装装置で覆うことが必須ではなくなる。したがって、この発明の包装装置では、太陽電池モジュールでの太陽電池パネルの受光面を部分的に露出させるように第1領域の形状を選定することもできる。
図7−1は、この発明の包装装置の展開形状の他の例を概略的に示す平面図であり、図7−2は、図7−1に示した包装装置により太陽電池モジュールを包装する際の一工程を概略的に示す斜視図である。これらの図に示す包装装置50Bは、第1領域30Bの平面形状を除き、図2に示した包装装置50Aと同様の構成を有している。図7−1または図7−2に示した構成要素のうちで図2または図4−1に示した構成要素と共通するものについては、図2または図4−1で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
図7−1に示すように、この包装装置50Bでの第1領域30Bには、例えば打ち抜き加工により、矩形の孔(開口部)Hが形成されている。当該孔Hは、平面視上、第1セクション30Bの中央部に位置しており、第1セクション1Bは矩形枠状を呈する。第1セクション1Bの平面形状を除けば、第1領域30Bは図2に示した包装装置50Aでの第1領域30Aと同様の構成を有している。孔Hの打ち抜き加工で生じた端材は、例えば包装用の保護パッドの材料として利用することができる。
図7−2と図4−1との対比から明らかなように、包装装置50Bを用いた太陽電池モジュール130の包装は、図2に示した包装装置50Aを用いた太陽電池モジュール130の包装と同様にして行うことができる。ただし、図7−2に示す例では、上記の孔Hを打ち抜き加工により形成した際に生じた端材を利用して作製された3対の保護パッド45a,45b,45cも包装に利用されている。1対の保護パッド45a,45aがフレーム120での平面視上の長辺に沿ってその外側に配置され、1対の保護パッド45b,45bがフレーム120での平面視上の短辺に沿ってその外側に配置され、1対の保護パッド45c,45cが太陽電池パネル100での平面視上の短辺に沿って該太陽電池パネル100の裏面上に配置されている。
上述の構成を有する包装装置50Bは、実施の形態1で説明した包装装置50A(図2参照)と同様の技術的効果を奏する。なお、包装装置50Bにより太陽電池モジュール130を包装するにあたって保護パッドを用いるか否かは、適宜選択可能である。
以上、この発明の包装装置について実施の形態を挙げて説明したが、前述のように、この発明は上述の形態に限定されるものではない。この発明の包装装置の平面形状は、包装対象の太陽電池モジュールの平面形状に応じて適宜変更可能である。例えば、包装対象の太陽電池モジュールの平面形状が三角形であるときには、包装装置における第1領域での第1セクションの平面形状も三角形状または三角形枠状に選定される。
同様に、第2領域の平面形状および該第2領域での罫線の位置も、当該該第2領域をフレーム内側部のどの部位にどのような状態で係止させるかに応じて適宜変更可能であり、第2領域をフレーム内側部のどの部位に係止させるかについては、フレームを構成する枠材の形状に応じてフランジやビスホール等、適宜選択可能である。例えば、フレームを構成する枠材の底部(ボトムフランジ)に作製上の便宜を図るための抜き穴が形成されている場合には、当該抜き穴に第2領域を挿入してフレームの底(ボトムフランジ)の上面(太陽電池パネル側の面)に係止させることで包装装置をフレームに固定することもでき、この場合には、第2領域の平面形状を上記の抜き穴に挿入可能な形状に選定して、該第2領域での罫線を第1領域との境界部のみとすることもできる。また、図5や図6に示した形態で第2領域をフレーム内側部に係止させる場合でも、当該第2領域での罫線を第1領域との境界部のみとすることができる。
図8は、太陽電池モジュールのフレームを構成する枠材の底部に形成されている抜き穴に第2領域を挿入することでフレームに固定される包装装置の一例を概略的に示す断面図である。同図に示す構成要素のうちで図5に示した構成要素と共通するものについては、図5で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。図8に示す包装装置50Cでは、第1領域30Cでの各第3セクション21B中の所定箇所の張出し長がボトムフランジBFの張出し長よりも部分的に短くなっており、ここから第2領域41Bが張り出している。この第2領域41Bの平面形状は例えば矩形であり、該第2領域41Bは第1領域30Cとの境界部(第3セクション21Bとの境界部)にのみ罫線を有する。
この包装装置50Cにより太陽電池モジュール130を包装するにあたっては、太陽電池モジュール130のフレーム120を構成する枠材111の底部(ボトムフランジBF)に形成されている抜き穴PHに第2領域41Bを挿入し、該第2領域41Bをフレーム120の底(ボトムフランジBF)の上面に係止させることにより、当該包装装置50Cをフレーム120に固定する。このようにして太陽電池モジュール130を包装することができる包装装置50Cは、図2に示した包装装置50Aと同様の技術的効果を奏する。
実施の形態2で説明した包装装置50B(図7−1参照)におけるように、第1領域の第1セクションに孔(開口部)を設ける場合には、フレームの上面(トップフランジの上面)との隙間に折り込まれる折り込み部を当該第1セクションに備えさせることができる。上記の折り込み部は、フレームの上面との隙間にのみ折り込まれるものであってもよいし、フレームの上面との隙間からフレームの側面と第2セクションとの隙間にかけて折り込まれるものであってもよい。
図9は、フレームの上面との隙間に折り込まれる折り込み部が第1領域の第1セクションに設けられている包装装置の一例を概略的に示す断面図である。同図に示す構成要素のうちで図5に示した構成要素と共通するものについては、図5で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。図9に示す包装装置50Dでは、第1領域30Dでの第1セクション1Cの中央部に孔(開口部)Hが形成されており、第1セクション1Cでの孔H側の内縁部の所定箇所には切り込み線(図示せず)が設けられている。太陽電池モジュール130の包装時には、上記の内縁部がフレーム120の上面、すなわちトップフランジTFの上面との隙間に折り込まれて折り込み部TP1となる。
なお、包装装置50Dでは、第2領域41Cが第1ポーション41aと第2ポーション41bとの2つのポーションからなっており、第2ポーション41bの先端部がインナーフランジIFの先端部に係止されている。インナーフランジIFの先端部は、ボトムフランジBF側に突出している。
このように構成された包装装置50Dは、実施の形態2で説明した包装装置50Bと同様の技術的効果を奏する。また、折り込み部TP1を設けない場合に比べてトップフランジTF上での第1セクション1Cの厚さが略2倍になるので、当該包装装置50Dは、太陽電池パネル100の厚さ方向に外力が加わったときの緩衝性能を高め易いという技術的効果も奏する。
図10は、フレームの上面との隙間からフレームの側面と第2セクションとの隙間にかけて折り込まれる折り込み部が第1領域の第1セクションに設けられている包装装置の一例を概略的に示す断面図である。同図に示す構成要素のうちで図9に示した構成要素と共通するものについては、図9で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
図10に示す包装装置50Eでは、第1領域30Eでの第1セクション1Dの中央部に孔(開口部)Hが形成されており、第1セクション1Dの孔H側の内縁部の所定箇所には切り込み線(図示せず)が設けられている。太陽電池モジュール130の包装時には、上記の内縁部がフレーム120の上面(トップフランジTFの上面)との隙間からフレーム120の側面と第2セクション11との隙間にかけて折り込まれて、折り込み部TP2となる。この包装装置50Eは、図9に示した包装装置50Dと同様の技術的効果を奏する。また、太陽電池パネル100の側方から外力が加わったときの緩衝性能を高め易いという技術的効果も奏する。
この発明の包装装置の材料としては、段ボールシートを用いることが好ましいが、プラスチック段ボールを用いることも可能である。また、実施の形態2で説明したように保護パッドを併用することもできる。保護パッドを併用する場合、該保護パッドの材料は包装装置の材料と同じ材料とすることが好ましい。この発明については、上述した以外にも種々の変形、修飾、組み合わせ等が可能である。
この発明の包装装置は、太陽電池パネルと太陽電池パネルの外縁部を囲んで該太陽電池パネルを保持するフレームとを備えた太陽電池モジュールの包装に好適に用いられる。
この発明の包装装置により包装される太陽電池モジュールの一例を概略的に示す背面斜視図である。 この発明の包装装置の展開形状の一例を概略的に示す平面図である。 図2中の二点鎖線の円Aで囲まれた領域の拡大図である。 図2中の二点鎖線の円Bで囲まれた領域の拡大図である。 この発明の包装装置により太陽電池モジュールを包装する際の一工程を概略的に示す分解斜視図である。 この発明の包装装置により太陽電池モジュールを包装する際の他の工程を概略的に示す斜視図である。 図4−2中のC−C線に沿った断面の概略図である。 図4−2中のD−D線に沿った断面の概略図である。 この発明の包装装置の展開形状の他の例を概略的に示す平面図である。 図7−1に示した包装装置により太陽電池モジュールを包装する際の一工程を概略的に示す斜視図である。 この発明の包装装置のうち、太陽電池モジュールのフレームを構成する枠材の底部に形成されている抜き穴に第2領域を挿入することでフレームに固定されるものの一例を概略的に示す断面図である。 この発明の包装装置のうち、フレームの上面との隙間に折り込まれる折り込み部が第1領域の第1セクションに設けられているものの一例を概略的に示す断面図である。 この発明の包装装置のうち、フレームの上面との隙間からフレームの側面と第2セクションとの隙間にかけて折り込まれる折り込み部が第1領域の第1セクションに設けられているものの一例を概略的に示す断面図である。
符号の説明
1A,1B,1C,1D 第1セクション
11,13 第2セクション
21A,21B,23A 第3セクション
30A,30B,30C,30D,30E 第1領域
41A,41B,41C,43A 第2領域
41a,43a 第1ポーション
41b,43b 第2ポーション
41c,43c 第3ポーション
50A,50B,50C,50D,50E 包装装置
100 太陽電池パネル
120 フレーム
130 太陽電池モジュール

Claims (9)

  1. 複数の太陽電池セルが配列された太陽電池パネルと、該太陽電池パネルの外縁部を囲んで該太陽電池パネルを保持するフレームとを備えた太陽電池モジュールの包装に用いられる包装装置であって、
    前記太陽電池パネルの受光面および前記フレームの外側面を覆う第1領域と、該第1領域に対して折り曲げられて前記フレームの内側部に係止される第2領域とを有し、前記第2領域の復元力により前記フレームの内側部に係止されて該フレームに固定されることを特徴とする包装装置。
  2. 前記太陽電池パネルは、四角形状を呈し、
    前記第1領域には、
    前記太陽電池パネルの受光面および前記フレームの上面を覆う四角形状の第1セクションと、
    該第1セクションに対し折り曲げ可能であり、該第1セクションの四辺それぞれから外側に張り出して前記フレームの側面を覆う第2セクションと、
    該第2セクションに対して折り曲げ可能であり、該第2セクションの各々から外側に張り出して前記フレームの底面を覆う第3セクションと、
    が含まれ、
    前記第3セクションの各々から前記第2領域が外側に張り出した展開形状を有することを特徴とする請求項1に記載の包装装置。
  3. 前記第1セクションには、前記太陽電池パネルを露出させる孔が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の包装装置。
  4. 前記第1セクションには、前記フレームの上面との隙間に折り込まれる折り込み部を更に備えることを特徴とする請求項2または3に記載の包装装置。
  5. 前記第1セクションには、前記フレームの上面との隙間から前記フレームの側面と前記第2セクションとの隙間にかけて折り込まれる折り込み部を更に備えることを特徴とする請求項2または3に記載の包装装置。
  6. 前記第2領域は、前記フレームの内側部に突設されてフレーム同士を固定する際に用いられるビスホール部に係止されることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1つに記載の包装装置。
  7. 前記第2領域は、前記太陽電池パネルを支持するために前記フレームの内側部に設けられたフランジ部に係止されることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1つに記載の包装装置。
  8. 前記第2領域は、前記フレームの底部に設けられた抜き穴に挿入されて、前記フレームの底の上面に係止されることを特徴とする請求項1に記載の包装装置。
  9. 段ボールシート製であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の包装装置。
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