JP2010022529A - 弾球遊技機の演出装置 - Google Patents

弾球遊技機の演出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010022529A
JP2010022529A JP2008186104A JP2008186104A JP2010022529A JP 2010022529 A JP2010022529 A JP 2010022529A JP 2008186104 A JP2008186104 A JP 2008186104A JP 2008186104 A JP2008186104 A JP 2008186104A JP 2010022529 A JP2010022529 A JP 2010022529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
main body
long hole
game
character
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008186104A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5049905B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Yasumi
裕之 八角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympia KK
Original Assignee
Olympia KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympia KK filed Critical Olympia KK
Priority to JP2008186104A priority Critical patent/JP5049905B2/ja
Publication of JP2010022529A publication Critical patent/JP2010022529A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5049905B2 publication Critical patent/JP5049905B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】遊技領域に配設されたステージ上でキャラクタ本体を水平方向へ円滑に往復移動させることができる弾球遊技機の演出装置を提供する。
【解決手段】遊技領域9内に平板状のステージSを有する演出ユニット11を配設し、このステージS上に搭載されたキャラクタ本体33を、モータ24を駆動源とする駆動機構によってステージSに設けられた長孔19aの長手方向へ往復移動させる弾球遊技機の演出装置において、ステージSの外縁部にキャラクタ本体33よりも高さ寸法の低い障害壁19c,41bを立設すると共に、長孔19aの端部にステージSに向かって上り傾斜となるガイド面19bを形成した。
【選択図】図7

Description

本発明は、可動役物としてのキャラクタ本体を備えた弾球遊技機の演出装置に関するものである。
パチンコ機に代表される弾球遊技機の中には、遊技球が所定の始動口に入賞したことを契機に当否の抽選を実行し、その抽選結果を遊技盤の盤面中央に配置した画像表示画面に表示すると共に、画像表示画面の近傍に人物や動物等を模したキャラクタ本体を配置し、これら画像表示画面上の表示内容とキャラクタ本体の動きとの組合せによって遊技の演出効果を高めるようにした機種がある。
キャラクタ本体はモータ等を駆動源として種々の運動を行う可動役物であり、従来より、平板状のステージに左右方向へ延びる長孔を穿設し、このステージ上に搭載したキャラクタ本体を長孔に沿って水平方向へ往復移動させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。キャラクタ本体はステージの内部に配設した駆動機構によって動作され、この駆動機構は、モータを駆動源として回転動作するスクリューシャフトと、スクリューシャフトに所定間隔を存して平行に配置されたガイド部材と、これらスクリューシャフトとガイド部材に係合する可動ユニット等を具備している。可動ユニットとキャラクタ本体は回転軸を介して連結されており、この回転軸には駆動体が固定されている。また、ガイド部材の任意箇所には凹状カム部が形成されており、これら駆動体と凹状カム部によって直線運動を回転運動に変換する作動変換機構が構成されている。
このように概略構成された弾球遊技機の演出装置において、スクリューシャフトがモータを駆動源として正逆いずれかの方向へ回転動作すると、可動ユニットがガイド部材に案内されながらスクリューシャフトの軸線方向に沿って直線運動し、可動ユニットに回転軸を介して連結されたキャラクタ本体が長孔に沿って水平方向へ移動する。このようにして可動ユニットがガイド部材の任意位置まで移動すると、回転軸に固定された駆動体がガイド部材に形成された凹状カム部に係合して回転するため、キャラクタ本体が駆動体と一体的に回転して方向転換するようになっている。
特開2006−75213号公報
ところで、前述した従来の演出装置において、キャラクタ本体が搭載されたステージを遊技領域の任意箇所、例えば画像表示画面の近傍に配置すると、キャラクタ本体が水平方向へ往復移動する動きと画像表示画面上の表示内容との関連性を強調できるため、キャラクタ本体を含むステージが非遊技領域内に配置されている場合に比べると、遊技の演出効果を著しく高めることができる。しかしながら、このようにキャラクタ本体を含むステージが遊技領域内に配置されている場合、遊技領域を流下する遊技球が誤ってステージ上に侵入する虞があるため、キャラクタ本体の動きが遊技球によって妨げられることがある。すなわち、遊技領域から侵入した遊技球がステージ上を転動して長孔と係合しているときに、キャラクタ本体が駆動機構の駆動力を受けて長孔の端部に向かって移動すると、この遊技球が長孔の端部と移動途中のキャラクタ本体との間に嵌り込んでしまうことがあり、その場合、キャラクタ本体のそれ以上の移動が長孔の端部に嵌り込んだ遊技球によって妨げられてしまうため、キャラクタ本体や駆動機構が過負荷によって損傷してしまうという問題が発生する。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技領域に配設されたステージ上でキャラクタ本体を水平方向へ円滑に往復移動させることができる弾球遊技機の演出装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明による弾球遊技機の演出装置は、遊技盤の遊技領域に配設された平板状のステージと、このステージ上に搭載されたキャラクタ本体と、このキャラクタ本体を前記ステージに設けられた長孔の長手方向に沿って往復移動させる駆動機構とを備え、前記ステージの外縁部に前記キャラクタ本体より高さ寸法の低い障害壁が設けられており、前記長孔の短手方向に沿う幅寸法が遊技球の直径よりも短寸に設定されていると共に、前記長孔の長手方向に沿う端部に前記ステージ上に向かって上り傾斜するガイド面が形成されている構成とした。
このように構成された弾球遊技機の演出装置では、遊技領域を流下する遊技球が障害壁を乗り越えてステージ上に侵入して長孔と係合したとしても、キャラクタ本体が駆動機構の駆動力を受けて長孔の端部に向かって移動するときに、この遊技球はキャラクタ本体からの推進力を受けて長孔の端部に形成したガイド面からステージ上へ押し出されるため、遊技球が長孔の端部に嵌り込んでキャラクタ本体の移動を妨げることはなく、キャラクタ本体を長孔に沿って水平方向へ円滑に往復移動させることができる。
上記の構成において、遊技領域とステージを隔てる障害壁に遊技球の排出口が設けられていると共に、ステージ上にガイド面と排出口とを連通する誘導路が形成されており、この誘導路がガイド面と逆向きに下り傾斜していると、長孔のガイド面からステージ上へ押し出された遊技球が誘導路を通って排出口へ導かれるため、ステージ上に誤って侵入した遊技球を遊技領域に戻すことができて好ましい。
本発明による弾球遊技機の演出装置は、遊技領域を流下する遊技球が障害壁を乗り越えてステージ上に侵入して長孔と係合したとしても、キャラクタ本体が駆動機構の駆動力を受けて長孔の端部に向かって移動するときに、この遊技球はキャラクタ本体からの推進力を受けて長孔の端部に形成したガイド面からステージ上へ押し出されるため、遊技球が長孔の端部に嵌り込んでキャラクタ本体の移動を妨げることはなく、キャラクタ本体を長孔に沿って水平方向へ円滑に往復移動させることができる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態例に係る弾球遊技機の斜視図、図2は該弾球遊技機に備えられる遊技盤の正面図、図3は該遊技盤の斜視図、図4は該弾球遊技機に備えられる演出ユニットの斜視図、図5は該演出ユニットの正面図、図6は該演出ユニットの平面図、図7は図6のB−B線に沿う断面図、図8は該演出ユニットの駆動機構を示す平面図、図9は該演出ユニットの駆動機構を示す斜視図、図10は該演出ユニットの要部を一方向から見た分解斜視図、図11は該演出ユニットの要部を別方向から見た分解斜視図、図12は図5のA−A線に沿う断面図、図13は該演出ユニットの動作説明図である。
図1に示すように、本実施形態例に係る弾球遊技機は、遊技場の島設備に配置される機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた前面枠2と、前面枠2に収納保持された後述する遊技盤3と、前面枠2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられたガラス扉4と、前面枠2の下方に配設された前面ボード5と、前面ボード5に取り付けられた発射ハンドル6等を具備しており、前面ボード5には受け皿7が設けられている。
図2と図3に示すように、遊技盤3の盤面はガイドレール8等で囲まれた遊技領域9となっており、発射ハンドル6が遊技者によって任意角度に回転操作されると、図示せぬ発射装置が受け皿7に貯留された遊技球を遊技領域9に向けて連続的に打ち出すようになっている。遊技領域9の上部中央付近には画像表示画面である液晶パネル(LCD)10や後述する演出ユニット11が配設されており、液晶パネル10の真下位置には一対の始動口12,13が配設されている。上側の始動口12は上面に入賞孔を有する始動口であるが、下側の始動口13は一対の可動片を有する電動チューリップ構造の始動口となっている。そして、両始動口12,13のいずれか一方に遊技球が入賞すると、それを契機として特別図柄表示の抽選が行われ、液晶パネル10上で図柄の変動表示と停止表示が行われる。また、液晶パネル10の左側には通過チャッカー14が配設されており、この通過チャッカー14を遊技球が通過したことを契機に普通図柄表示の抽選が行われ、その抽選結果が当たりの場合に下側の始動口13の可動片を一時的に開放して遊技球の入球を許可するようになっている。さらに、始動口12,13の真下位置にはアタッカーと呼ばれる大入賞口15が配設されており、大入賞口15の左右両側には複数の一般入賞口16が配設されている。なお、いずれの始動口12,13や大入賞口15や一般入賞口16に入賞しなかった遊技球は、遊技領域9の最下端部に設けられたアウト口17から遊技盤3の裏面側に排出されるようになっている。
前記演出ユニット11は液晶パネル10を包囲する装飾枠41に組み込まれており、装飾枠41の下側左半分に設けられた入賞経路41aの右側に隣接するように液晶パネル10の前方に位置している。図4〜図12に示すように、この演出ユニット11は、上面を開口する有底細長形状の下ケース18と、下ケース18の上部開口端を塞ぐ上ケース19とを備えており、これら両ケース18,19はスナップ結合によって一体化されて中空構造の筐体20を構成している。下ケース18と上ケース19の短辺側の接合面にはスクリューシャフト21とガイドシャフト22の各両端が回転可能に支承されており、これらスクリューシャフト21とガイドシャフト22は一定間隔を保って平行に延びている。下ケース18の中央より左側の内底面には規制壁18aが立設されており、この規制壁18aはスクリューシャフト21とガイドシャフト22の下方位置で両者21,22と直交する方向へ平板状に延びている。
上ケース19の上面は平板状のステージSとなっており、このステージSには細長形状の長孔19aが穿設されている。長孔19aはスクリューシャフト21とガイドシャフト22の間に位置して両者21,22と平行に延びており、長孔19aの短手方向に沿う幅寸法は遊技球の直径よりも幾分短寸に設定されている。また、長孔19aの長手方向に沿う一端部にはガイド面19bが形成されており、図7から明らかなように、このガイド面19bはステージSに向かって上り傾斜となっている。上ケース19の左側面には障害壁19cが立設されており、ステージSの左側方はこの障害壁19cによって遊技領域9から区画されている。図2と図3に示すように、前述した装飾枠41の下側右半分には別の障害壁41bが設けられており、ステージSの前方はこの障害壁41bによって遊技領域9から区画されている。これら障害壁19c,41bは、遊技領域9を流下する遊技球がステージS上へ侵入するのを阻止するものであって、例えば遊技球の約2個分に相当する寸法だけステージSよりも高く設定されている。ただし、障害壁19c,41bは後述するキャラクタ本体33の高さ寸法に比べて十分に低く設定されており、キャラクタ本体33の視認性が障害壁19c,41bによって妨げられないようになっている。
下ケース18の右側面にはギアボックス23がねじ止めされており、下ケース18の下方に配置されたモータ24がギアボックス23の側面に固定されている。モータ24の回転軸にはギア25が取り付けられており、このギア25は中継ギア26を介してスクリューシャフト21の一端に取り付けられたギア27に噛合している。各ギア25,26,27はギアボックス23の内部に収納されており、モータ24が正逆いずれかの方向へ回転すると、その回転が各ギア25,26,27を介してスクリューシャフト21に伝達されるようになっている。
スクリューシャフト21とガイドシャフト22には移動体28が係合されている。この移動体28は半割構造の上側移動体29と下側移動体30からなり、これら上側移動体29と下側移動体30はスクリューシャフト21とガイドシャフト22を上下方向から挟んでねじ止めすることにより一体化されている。下側移動体30の中央部には円形孔30aが穿設されており、下側移動体30の上面には円形孔30aを挟んで平行に延びる一対のガイド溝30b,30cが形成されている。また、下側移動体30の左右両側面には検出片30d,30eが突出形成されている。
上側移動体29の中央部には筒状部29aが形成されており、上側移動体29の下面には筒状部29aを介して平行に延びる一対のU字状溝29b,29cが形成されている。スクリューシャフト21は上側移動体29の一方のU字状溝29bと下側移動体30の一方のガイド溝30bとで画成される円筒状孔に挿通されており、この円筒状孔の内部でU字状溝29bの内周面に突設された係合部29dがスクリューシャフト21の外周面に刻設された螺旋状溝21aと係合している(図12参照)。また、ガイドシャフト22は上側移動体29の他方のU字状溝29cと下側移動体30の他方のガイド溝30cとで画成される円筒状孔に挿通されている。したがって、モータ24を駆動源としてスクリューシャフト21が回転すると、移動体28(上側移動体29と下側移動体30)がガイドシャフト22に案内されながらスクリューシャフト21の軸線に沿って水平方向(図8のX1−X2方向)へ往復移動する。
上側移動体29の筒状部29aには上下一対の軸受け31を介して回転軸32が回転可能に支承されており、この回転軸32はスクリューシャフト21とガイドシャフト22の軸線と直交する方向、すなわち筐体20の上下方向に延びている。回転軸32の上端部は長孔19aを挿通して筐体20の上方へ突出しており、この突出部分にキャラクタ本体33の台座33aが圧入・固定されている。キャラクタ本体33は銃を手にした人物を模しており、この人物が台座33a上に起立した状態で一体化されている。
回転軸32の下端部は筒状部29aと共に円形孔30aを挿通して下側移動体30の下方へ突出しており、この突出部分に駆動体34の係合孔34aが挿入されている。回転軸32と係合孔34aは例えばDカット形状によって回転方向へ規制されて一体的に回転するようになっており、係合孔34aから突出する回転軸32の下端に図示せぬEリングを嵌合することにより、駆動体34は回転軸32からの脱落が防止されている。円形孔30aから突出した筒状部29aには捩りコイルばね35の巻回部が挿入されており、この捩りコイルばね35の両腕部を下側移動体30の側壁と駆動体34の小孔34bに掛止めすることにより、駆動体34は捩りコイルばね35の弾発力によって一方向(反時計回り方向)へ回転付勢されている。駆動体34の上面には突出片34cが形成されており、この突出片34cが下側移動体30の側壁に形成されたストッパ30fに当接することによって、駆動体34は回転方向に角度規制されている。また、駆動体34の下面にはローラ36が回転可能に支承されており、このローラ36の高さ方向中央部は前述した規制壁18aの上端とほぼ同一高さに設定されている。
なお、図8に示すように、下ケース18の内底面の左右両側には回路基板37,38がそれぞれ搭載されており、これら回路基板37,38上にはフォトインタラプタからなる光検出スイッチ39,40が実装されている。図示左側の光検出スイッチ39は下側移動体30に形成された一方の検出片30dの移動経路内に位置し、図示右側の光検出スイッチ40は下側移動体30に形成された他方の検出片30eの移動経路内に位置している。
このように構成された演出ユニット11おいて、通常、キャラクタ本体33等を含む移動体28は図8に示すホームポジションにあり、このホームポジションを「始端位置」と呼ぶと、図2(a)と図3(a)に示すように、ステージS上のキャラクタ本体33は「始端位置」において正面を向いた姿勢で液晶パネル10の右側に位置している。そして、移動体28はスクリューシャフト21の回転に伴って図8のX1−X2方向へ往復移動するが、X1方向の末端位置を「終端位置」と呼ぶと、図2(b)と図3(b)に示すように、ステージS上のキャラクタ本体33は「終端位置」において後ろ向きの姿勢で液晶パネル10の画面に対峙する。以下、かかる演出ユニット11の動作を主として図13を参照しながら説明する。
移動体28が図13(a)の2点鎖線で示す「始端位置」にあるときに、モータ24の回転(例えば正転)によってスクリューシャフト21が一方向へ回転を開始すると、移動体28はガイドシャフト22に案内されながらスクリューシャフト21の軸線に沿ってX1方向(左方向)へ移動し、移動体28が所定量移動した時点で駆動体34のローラ36が下ケース18の内底面に立設された規制壁18aに当接する。この状態で移動体28がさらにX1方向へ移動すると、図13(b)に示すように、ローラ36が規制壁18aの平坦面を同図の真上に向かって転動するため、移動体28をX1方向へ移動させようとするモータ24からの推進力(直線運動)が駆動体34の回転運動に変換され、駆動体34と回転軸32およびキャラクタ本体33が移動体28に対して同図の時計回り方向へ回転し始める。図13(c)に示すように、移動体28がさらにX1方向へ移動して「終端位置」まで達すると、図示左側の光検出スイッチ39が下側移動体30の検出片30dを検出してモータ24に停止信号を出力するため、移動体28は「終端位置」で停止し、この時点で駆動体34と回転軸32およびキャラクタ本体33は回転方向の初期位置から約半周する。したがって、ステージS上のキャラクタ本体33は正面を向いた姿勢を保ちながら長孔19aに沿って液晶パネル10の前方を「始端位置」から「終端位置」へと移動し、「終端位置」の手前位置で約半回転しながら「終端位置」に到達し、「終端位置」でキャラクタ本体33は後ろ向きの姿勢で液晶パネル10の画面に対向することとなる。その際、液晶パネル10の画面上に例えばキャラクタ本体33の銃から発射された様子等を表示すれば、液晶パネル10の表示内容とキャラクタ本体33の動きとの関連性が強まるため、キャラクタ本体33による遊技の演出効果を著しく高めることができる。
また、移動体28が図13(c)で示す「終端位置」にあるときに、モータ24を逆転させてスクリューシャフト21が他方向へ回転を開始すると、上記と逆の動作が行われる。この場合、「終端位置」にある移動体28がX2方向(右方向)へ移動すると、まずローラ36が規制壁18aの平坦面を転動する間に、駆動体34が捩りコイルばね35の付勢力によって初期位置まで回転復帰するため、ステージS上のキャラクタ本体33は後ろ向きの姿勢から正面に戻る。そして、ローラ36が規制壁18aから離反した後、移動体28がさらにX2方向へ移動して「始端位置」まで達すると、図示右側の光検出スイッチ40が下側移動体30の検出片30eを検出してモータ24に停止信号を出力するため、移動体28が「始端位置」で停止してキャラクタ本体33をホームポジションに待機させる。なお、以上の説明から明らかなように、モータ24を駆動源としてスクリューシャフト21が回転動作すると、スクリューシャフト21に係合する移動体28がスクリューシャフト21とガイドシャフト22の軸線方向に沿って往復移動するようになっており、これら各部材によってキャラクタ本体33を長孔19aに沿って往復移動させる駆動機構が構成されている。
本実施形態例に係る弾球遊技機の演出装置では、遊技領域9内に配設された演出ユニット11のステージSの外縁部に障害壁19c,41bが立設されており、これら障害壁19c,41bによって遊技領域9を流下する遊技球がステージS上へ侵入しないようになっているが、キャラクタ本体33の移動空間であるステージSの上方が開放しているため、遊技領域9に設けられた障害釘(図示せず)等に衝突した遊技球が勢い余って障害壁19c,41bを乗り越えてステージS上に侵入することも予想される。その場合、図4の2点鎖線で示すように、ステージS上に侵入した遊技球は平坦面に対して窪んだ長孔19aと係合する可能性が高いため、キャラクタ本体33が長孔19aに沿って「始端位置」と「終端位置」との間を往復移動するとき、キャラクタ本体33が長孔19a上の遊技球とぶつかることになる。ここで、長孔19aの一端部にはステージSに向かって上り傾斜となるガイド面19bが形成されているため、図7に示すように、キャラクタ本体33が「始端位置」から「終端位置」に向かって矢印X1方向へ移動するとき、長孔19a上の遊技球はキャラクタ本体33からの推進力を受けてガイド面19bからステージS上へ押し出される。したがって、ステージS上に侵入した遊技球が長孔19aの端部に嵌り込んでキャラクタ本体33の移動を妨げることはなく、キャラクタ本体33を長孔19aに沿って水平方向へ円滑に往復移動させることができる。
なお、上記実施形態例では、長孔19aの長手方向に沿う両端部のうち、「終端位置」側に位置する長孔19aの一端部のみにガイド面19bを形成した場合について説明したが、同様のガイド面19bを「始端位置」側に位置する長孔19aの他端部に形成しても良い。このように長孔19aの両端部にガイド面19bを形成すると、キャラクタ本体33が「終端位置」から「始端位置」に向かって矢印X2方向へ移動するときも、長孔19a上の遊技球がキャラクタ本体33の推進力によってガイド面19bからステージS上へ押し出されるため、キャラクタ本体33を長孔19aに沿ってより確実に往復移動させることができる。
また、上記実施形態例では、キャラクタ本体33が長孔19aに沿って往復移動すると共に、このキャラクタ本体33が長孔19aを貫通する回転軸32を中心に回転動作するものについて説明したが、キャラクタ本体33は必ずしも回転動作しなくても良く、要はキャラクタ本体33が長孔19aに沿って往復移動するものであれば本発明を適用可能である。
図14は演出ユニットの変形例を示す斜視図、図15は該演出ユニットの要部断面図であり、図4に対応する部分には同一符号を付してある。
図14に示す演出ユニット11においては、ステージSの左側方に立設された障害壁19cには遊技球の排出孔19dが穿設されており、この障害壁19c外側面には排出孔19dを開閉可能なドア部材42が回転可能に軸支されている。このドア部材42は自重によって排出孔19dを塞ぐ位置に垂下しているため、遊技球が遊技領域9から排出孔19dを通ってステージSへ侵入しないようになっている。また、ステージS上にはガイド面19bの頂部と排出孔19dを連通する誘導路19eが形成されており、この誘導路19eはガイド面19bと逆向きの下り傾斜となっている。したがって、ステージSに侵入した遊技球が長孔19a上にあるときに、キャラクタ本体33が「始端位置」から「終端位置」に向かって矢印X1方向へ移動すると、図15に示すように、長孔19a上の遊技球はキャラクタ本体33からの推進力を受けてガイド面19bから押し出された後、誘導路19eの下り傾斜に案内されて排出孔19dへと導かれ、さらに排出孔19dを塞いでいるドア部材42を破線位置に押し退けて遊技領域9へ排出される。
本発明の実施形態例に係る弾球遊技機の斜視図である。 該弾球遊技機に備えられる遊技盤の正面図である。 該遊技盤の斜視図である。 該弾球遊技機に備えられる演出ユニットの斜視図である。 該演出ユニットの正面図である。 該演出ユニットの平面図である。 図6のB−B線に沿う断面図である。 該演出ユニットの駆動機構を示す平面図である。 該演出ユニットの駆動機構を示す斜視図である。 該演出ユニットの要部を一方向から見た分解斜視図である。 該演出ユニットの要部を別方向から見た分解斜視図である。 図5のA−A線に沿う断面図である。 該演出ユニットの動作説明図である。 演出ユニットの変形例を示す斜視図である。 該演出ユニットの要部断面図である。
符号の説明
3 遊技盤
9 遊技領域
10 液晶パネル
11 演出ユニット
18 下ケース
19 上ケース
19a 長孔
19b ガイド面
19c 障害壁
19d 排出孔
19e 誘導路
20 筐体
21 スクリューシャフト
21a 螺旋状溝
22 ガイドシャフト
28 移動体
32 回転軸
33 キャラクタ本体
33a 台座
41 装飾枠
41a 入賞経路
41b 障害壁
42 ドア部材
S ステージS

Claims (2)

  1. 遊技盤の遊技領域に配設された平板状のステージと、このステージ上に搭載されたキャラクタ本体と、このキャラクタ本体を前記ステージに設けられた長孔の長手方向に沿って往復移動させる駆動機構とを備え、
    前記ステージの外縁部に前記キャラクタ本体より高さ寸法の低い障害壁が設けられており、前記長孔の短手方向に沿う幅寸法が遊技球の直径よりも短寸に設定されていると共に、前記長孔の長手方向に沿う端部に前記ステージ上に向かって上り傾斜するガイド面が形成されていることを特徴とする弾球遊技機の演出装置。
  2. 請求項1の記載において、前記障害壁に遊技球の排出口が設けられていると共に、前記ステージ上に前記ガイド面と前記排出口とを連通する誘導路が形成されており、この誘導路が前記ガイド面と逆向きに下り傾斜していることを特徴とする弾球遊技機の演出装置。
JP2008186104A 2008-07-17 2008-07-17 弾球遊技機の演出装置 Expired - Fee Related JP5049905B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008186104A JP5049905B2 (ja) 2008-07-17 2008-07-17 弾球遊技機の演出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008186104A JP5049905B2 (ja) 2008-07-17 2008-07-17 弾球遊技機の演出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010022529A true JP2010022529A (ja) 2010-02-04
JP5049905B2 JP5049905B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=41728945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008186104A Expired - Fee Related JP5049905B2 (ja) 2008-07-17 2008-07-17 弾球遊技機の演出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5049905B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005323717A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2006239294A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Olympia:Kk 遊技機のステージ構造
JP2007029146A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Heiwa Corp 弾球遊技機
JP2007289318A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2007301201A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Samii Kk 遊技機
JP2008136562A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Sophia Co Ltd 遊技機

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005323717A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2006239294A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Olympia:Kk 遊技機のステージ構造
JP2007029146A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Heiwa Corp 弾球遊技機
JP2007289318A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2007301201A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Samii Kk 遊技機
JP2008136562A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Sophia Co Ltd 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP5049905B2 (ja) 2012-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010012163A (ja) 弾球遊技機の演出装置
JP4422141B2 (ja) 遊技機
JP5540231B2 (ja) 可動役物装置
JP4660302B2 (ja) 遊技機
JP2010094230A (ja) 弾球遊技機
JP5286435B1 (ja) 遊技機
JP2008079755A (ja) 遊技機
JP4654254B2 (ja) 装飾体ユニット、遊技盤、及びパチンコ遊技機
JP2009112658A (ja) 遊技機
JP2010029471A (ja) 画像表示装置、遊技盤、及び遊技機
JP5286434B1 (ja) 遊技機
JP5797410B2 (ja) 役物動作ユニットおよび遊技機
JP5797411B2 (ja) 役物動作ユニットおよび遊技機
JP2007181484A (ja) 遊技機の表示装置
JP5049905B2 (ja) 弾球遊技機の演出装置
JP2008173229A (ja) 可動入賞装置、及びこれを用いた遊技機
JP4890634B2 (ja) 遊技機
JP2017042231A (ja) 遊技機
JP2009195337A (ja) ギヤの取付け構造、遊技盤、及びパチンコ遊技機
JP2007159791A (ja) 遊技機の表示装置
JP5181046B2 (ja) 遊技機
JP7371928B2 (ja) 遊技機
JP5307222B2 (ja) 遊技機
JP2009240356A (ja) 発射ユニット及び遊技機
JP4726921B2 (ja) 装飾体ユニット、遊技盤、及びパチンコ遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120710

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120723

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5049905

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees