JP2010021706A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 振動子型発振回路の発振停止を確実に検出し、発振停止を検出した際には確実に発振回路を再起動できる半導体集積回路を提供すること。
【解決手段】 半導体集積回路は、振動子によりメインクロック信号を生成する一つ以上のメイン発振回路と、メイン発振回路と独立し常に動作するリング発振器と、リング発振器の出力クロック信号を基準にメインクロック信号を監視してメイン発振回路の動作状態を判断するメインクロック検知回路と、メインクロック検知回路の検知結果に応じて、メイン発振回路を構成する素子の組み合せを変更する素子構成変更回路とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、振動子型発振回路の動作停止に対するフェイルセーフ機能を高めた半導体集積回路に関する。
車載用途向けのLSI等に強く要望されるものとして、高い安全性能を実現するフェイルセーフ機能がある。LSIのフェイルセーフ機能を実現するために、通常動作時か停止時かを問わず、ウオッチドックタイマ等を用いてLSIの誤動作が監視される。LSIに供給されるクロックにはある程度の精度が必要とされるため、精度の高い振動子型発振回路からメインクロックが得られるが、電源電圧の変動等により振動子型発振回路が停止した場合の対策を行う必要がある。
この対策の一つに、振動子型発振回路の動作状態によらず常に動作するリング発振器の出力クロックを用いたウオッチドックタイマによってLSIの誤動作を監視する手法がある。図9は、リング発振器の出力クロックによって動作するウオッチドックタイマを用いて誤動作を監視する従来のLSIの構成例を示すブロック図である。
図9に示すLSI10は、振動子51、入力側発振容量53及び出力側発振容量55によりメインクロック信号S11を生成する振動子型のメイン発振回路11と、LSIが目的とする機能を実現するCPU等を含む機能回路ブロック13と、ウオッチドックタイマ15と、メイン発振回路11の動作状態によらず常に動作する低消費電流型のリング発振器17とを備える。
ウオッチドックタイマ15は、リング発振器17からの出力クロック信号S13を用いて、メインクロック信号S11により動作する機能回路ブロック13の動作状態を監視する。このため、メイン発振回路11の動作状態によらずLSI10の誤動作を監視することができる。図9に示すLSI10に用いられるリング発振器17は、電源電圧が1V程度の低電圧でも動作し、電源電圧の変動にも強く、消費電流が少ない。
デジタル時計等に用いられるシステムLSIには高精度のクロックが必要であるため、精度の高い振動子型発振回路がメインクロックを供給する。このようなシステムLSIでは、発振回路が常に正常動作していることを保証する必要があるため、振動子型発振回路の出力を直接監視する発振停止検出回路が設けられている(例えば、特許文献1参照)。発振停止検出回路は、発振回路の出力を電位レベルで処理することにより発振動作の停止を検出し、発振回路の出力によって発振回路の電源電圧を制御し、発振回路を自動的に再起動させる。
特開昭58―70630号公報
上記説明したように、LSIに供給されるメインクロックは、精度の高い振動子型発振回路から得られる。しかし、電源電圧の変動等により振動子型発振回路が停止した際、ウオッチドックタイマ等を用いたLSIの誤動作の監視だけでは緊急的な処置はできても自動的な動作回復ができないため、フェイルセーフ機能としては不十分であった。また、特許文献1に示された技術は、発振回路の出力を電位レベルで監視し、発振停止時に発振回路の電源電圧を制御して再起動させるため、電源電圧の変動等に対しては所期の動作が保証されない。
本発明の目的は、振動子型発振回路の発振停止を確実に検出し、発振停止を検出した際には確実に発振回路を再起動できる半導体集積回路を提供することである。
本発明は、振動子によりメインクロック信号を生成する一つ以上のメイン発振回路と、前記メイン発振回路と独立し常に動作するリング発振器と、前記リング発振器の出力クロック信号を基準に前記メインクロック信号を監視して前記メイン発振回路の動作状態を判断するメインクロック検知回路と、前記メインクロック検知回路の検知結果に応じて、前記メイン発振回路を構成する素子の組み合せを変更する素子構成変更回路と、を備えた半導体集積回路を提供する。
上記半導体集積回路は、前記素子構成変更回路からの指示に応じて動作して、クロック信号を出力する高速RC発振器と、前記素子構成変更回路の処理結果に応じて、前記メイン発振回路から出力された前記メインクロック信号及び前記高速RC発振器が出力したクロック信号のいずれか一方を選択するクロック選択回路と、を備える。
上記半導体集積回路では、前記リング発振器の出力クロック信号の周波数は、前記メインクロック信号の周波数の2倍以上である。
上記半導体集積回路は、入力された前記リング発振器の出力クロック信号の周波数を逓倍し、前記メインクロック信号の周波数の2倍以上の周波数のクロック信号を出力する逓倍回路を備え、前記メインクロック検知回路は、前記リング発振器の出力クロック信号に代えて、前記逓倍回路が出力したクロック信号を基準に前記メインクロック信号を監視して前記メイン発振回路の動作状態を判断する。
上記半導体集積回路では、前記逓倍回路はPLL又はDLLである。
上記半導体集積回路は、入力された前記メインクロック信号の周波数を分周し、前記リング発振器の出力クロック信号の周波数の半分以下とする分周回路を備え、前記メインクロック検知回路は、前記リング発振器の出力クロック信号を基準に、前記メインクロック信号に代えて前記分周回路が出力した分周クロック信号を監視して前記メイン発振回路の動作状態を判断する。
上記半導体集積回路では、前記分周回路は1段以上のフリップフロップである。
上記半導体集積回路では、前記メイン発振回路の構成素子の組み合せが、ハードウェアにより予め決められている。
上記半導体集積回路では、前記メイン発振回路の構成素子の組み合せが、ハードウェアにより自動的に変更される。
上記半導体集積回路では、前記メイン発振回路の構成素子の組み合せが、ソフトウェアにより自由に変更される。
上記半導体集積回路は、前記クロック選択回路が前記高速RC発振器の出力クロック信号を選択した際、当該半導体集積回路の外部に設けられた異常警告システムに信号を出力する。
本発明に係る半導体集積回路によれば、振動子型のメイン発振回路が停止した場合にも、メイン発振回路の構成素子を組み換えることにより発振定数を変更してメイン発振回路を再起動することができるため、高いレベルのフェイルセーフ機能を実現することができる。
さらに、メイン発振回路の構成素子の組み換えによってもメイン発振回路が再起動しない場合には、高速RC発振器の出力クロック信号をメインクロック信号の代わりに利用することにより、2重のフェイルセーフ機能を実現することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、振動子型発振回路に対する第1の実施形態の動作停止対策回路を示すブロック図である。図1に示すLSI100は、メイン発振回路101と、機能回路ブロック103と、ウオッチドックタイマ105と、リング発振器107と、メインクロック検知回路109と、素子構成変更回路111とを備える。
メイン発振回路101は、振動子51、入力側発振容量53及び出力側発振容量55によりメインクロック信号S101を生成する。機能回路ブロック103は、LSIが目的とする機能を実現するCPU等を含む。リング発振器107は、メイン発振回路101の動作状態によらず常に動作する。すなわち、リング発振器107は、メイン発振回路101の動作が停止しても動作し、出力クロック信号S103を生成する。
ウオッチドックタイマ105は、リング発振器107からの出力クロック信号S103を用いて、メインクロック信号S101により動作する機能回路ブロック103の動作状態を監視する。この機能は図9に示したLSI10と同じであり、メイン発振回路の動作状態によらずLSIの誤動作を監視することができる。
メインクロック検知回路109は、比較用クロックとなるリング発振器107の出力クロック信号S103と、メイン発振回路101の出力であるメインクロック信号S101とを受け取り、出力クロック信号S103を基準にメインクロック信号S101を監視し、メイン発振回路101が動作状態を判断する。素子構成変更回路111は、メインクロック検知回路109の検知結果に応じて、メイン発振回路101を構成する素子の組み合せ(内部構成)を変更する。
本実施形態では、メインクロック検知回路109がメイン発振回路101は停止状態と判断した場合、メインクロック検知回路109は、メイン発振回路101の内部構成を変更するよう指示する出力信号S105を素子構成変更回路111に出力する。
図2は、メイン発振回路101における素子の構成の一例を示す回路図である。図2中の符号201は発振帰還抵抗群を示し、符号203は発振回路貫通電流制限抵抗群を示し、符号205はダンピング抵抗群を示し、符号207は内蔵発振容量群を示し、符号209は発振増幅用インバータ群を示す。各回路素子群は、素子構成変更回路111から出力された複数本(図2ではN本)の信号S107に応じて、構成素子の組み合せを変更する。
素子構成変更回路111は、メインクロック検知回路109から出力信号S105を受け取ると、メイン発振回路101の発振帰還抵抗群201を構成する抵抗の組み合せを選択し、出力信号S107を出力することによりメイン発振回路101における発振帰還抵抗群201の変更を指示する。同様に、素子構成変更回路111は、発振回路貫通電流制限抵抗群203やダンピング抵抗群205、内蔵発振容量群207、発振増幅用インバータ群209の変更についても順次指示する。このように、各回路素子群の内部構成を変更すると、メイン発振回路101の発振定数が変わる。メイン発振回路101の発振定数を変更することにより、メイン発振回路101の再起動を図る。
なお、図2に示した構成例は、例えば、発振増幅用インバータ群209が複数個の発振増幅用インバータから構成され、他の回路素子群は1つの素子で構成されていても良い。すなわち、メイン発振回路101の構成素子の組み合せには自由度を持たせることができる。また、構成素子の組み合わせがハードウェアにより予め決められていても、ハードウェアにより自動的に変更される構成であっても良いし、ソフトウェアにより自由に変更できる構成であっても良い。
本実施形態では、メインクロック検知回路109で比較用クロックとして扱われる出力クロック信号S103の周波数は、メインクロック検知回路109で被検知クロックとして扱われるメインクロック信号S101の周波数の2倍以上である必要がある。この条件が満たされない場合の対策案として考えられる2つの方法を以下に示す。
第1の方法は、比較用クロックである出力クロック信号S103の周波数を高くする回路を挿入し、その出力をメインクロック検知回路109に入力することで、比較用クロックの周波数をメインクロック信号S101の周波数の2倍以上に上げる方法である。具体的には、図3に示すように、リング発振器107とメインクロック検知回路109の間にPLLやDLL等の逓倍回路151を設け、メインクロック検知回路109に入力する比較用クロックの周波数をメインクロック信号S101の周波数の2倍以上に上げる。
第2の方法は、被検知用クロックであるメインクロック信号S101の周波数を低くする回路を挿入し、その出力をメインクロック検知回路109に入力することで、出力クロック信号S103の周波数が被検知用クロックの周波数の2倍以上となるようにする方法である。具体的には、図4に示すように、メイン発振回路101とメインクロック検知回路109の間にフリップフロップ等を用いた分周回路153を設け、その出力をメインクロック検知回路109に入力する被検知用クロックとすることで、メインクロック検知回路109に入力されるクロック信号の周波数を被検知用クロックの周波数の2倍以上に上げる。
以上説明したように、本実施形態によれば、電源電圧の変動等によってメイン発振回路101が停止しても、メインクロック検知回路109がそれを検知して、素子構成変更回路111がメイン発振回路101の発振定数を変更することにより、メイン発振回路101の再起動を実施できる。このため、異常によるメイン発振回路101の動作停止に対するフェイルセーフ機能を実現できる。また、製造プロセスの不具合等によりメイン発振回路101が正常に動作しない際にも、自動的にメイン発振回路101を動作させることができる。
(第2の実施形態)
図5は、振動子型発振回路に対する第2の実施形態の動作停止対策回路を示すブロック図である。図5に示すLSI200は、図1に示した第1の実施形態のLSI100が備えるメイン発振回路101、機能回路ブロック103、ウオッチドックタイマ105、リング発振器107、メインクロック検知回路109及び素子構成変更回路111を備え、さらに、高速RC発振器121及びセレクト回路123を備える。図5において、図1と共通する構成要素には同じ参照符号が付され、説明を省略する。
高速RC発振器121は、素子構成変更回路111がメイン発振回路101の発振定数を変更することによりメイン発振回路101の再起動を図ったもののメイン発振回路101が再起動しないときの2重のフェイルセーフ機能を実現するために用いられる。また、セレクト回路123は、メイン発振回路101の出力であるメインクロック信号S101及び高速RC発振器121の出力クロック信号S111のいずれか一方を選択する。
通常時、セレクト回路123はメイン発振回路101のメインクロック信号S101を選択し、機能回路ブロック103及びメインクロック検知回路109にはメインクロック信号S101が供給される。メインクロック検知回路109がメイン発振回路101は停止状態と判断した場合、第1の実施形態と同様に、素子構成変更回路111がメイン発振回路101の発振定数を変更することによりメイン発振回路101の再起動を試みる。それでもメイン発振回路101が再起動しない場合、本実施形態では、素子構成変更回路111は選択信号S109を出力し、高速RC発振器121を動作させる。
高速RC発振器121の発振が安定するための待ち時間が経過した後、高速RC発振器121は、クロック切換信号S113をセレクト回路123に送り、セレクト回路123が高速RC発振器121の出力クロック信号S111を選択するよう設定する。このようにして、機能回路ブロック103及びメインクロック検知回路109には高速RC発振器121の出力クロック信号S111が供給される。
なお、高速RC発振器121の発振が安定するための待ち時間は、安全性の観点から数μ秒以下である方が望ましい。また、本実施形態では、2重のフェイルセーフ機能として、機能回路ブロック103及びメインクロック検知回路109に高速RC発振器121の出力クロック信号S111が供給されるが、これは暫定的な対策であり、あくまでもクロックを与えることによる安定動作性の確保が目的である。このため、最終的には振動子51によるメイン発振回路101の復旧が基本である。
なお、本実施形態でも、メインクロック検知回路109で比較用クロックとして扱われる出力クロック信号S103の周波数は、メインクロック検知回路109で被検知クロックとして扱われるメインクロック信号S101の周波数の2倍以上である必要がある。この条件が満たされない場合の対策は、第1の実施形態で説明した通りである。
図6は、第1の実施形態で説明した第1の方法に基づいた、第2の実施形態の動作停止対策回路の第1の変形例を示すブロック図である。図6に示すように、比較用クロックの周波数を被検知クロックの周波数の2倍以上にするために、リング発振器107とメインクロック検知回路109の間にPLLやDLL等の逓倍回路151を設けても良い。
図7は、第1の実施形態で説明した第2の方法に基づいた、第2の実施形態の動作停止対策回路の第2の変形例を示すブロック図である。図7に示すように、比較用クロックの周波数を被検知クロックの周波数の2倍以上にするために、メイン発振回路101とメインクロック検知回路109の間にフリップフロップ等を用いた分周回路153を設けても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、電源電圧の変動等によってメイン発振回路101が停止しても、メインクロック検知回路109がそれを検知して、素子構成変更回路111がメイン発振回路101の発振定数を変更することにより、メイン発振回路101の再起動を実施できる。さらに、素子構成変更回路111がメイン発振回路101の再起動を試みてもメイン発振回路101の動作が停止したままであれば、高速RC発振器121の出力クロック信号S111がメインクロック信号S101の代わりに利用されるために2重のフェイルセーフ機能が実現される。このため、さらなる安全性の向上が図れる。
(第3の実施形態)
図8は、振動子型発振回路に対する第3の実施形態の動作停止対策回路を示すブロック図である。図8に示すLSI300は、図5に示した第2の実施形態のLSI200が備えるメイン発振回路101、機能回路ブロック103、ウオッチドックタイマ105、リング発振器107、メインクロック検知回路109、素子構成変更回路111、高速RC発振器121及びセレクト回路123を備え、さらに、素子構成変更回路111から出力される選択信号S109の出力ポート131を備える。図8において、図5と共通する構成要素には同じ参照符号が付され、説明を省略する。
素子構成変更回路111から高速RC発振器121に出力される信号である選択信号S109は、高速RC発振器121だけでなく出力ポート131にも入力される。出力ポート131からは、素子構成変更回路111から入力された選択信号S109がLSI300の外部に出力される。出力ポート131から出力された選択信号S109は、警告灯等を点灯し警告を促すシステム351に入力される。
本実施形態によれば、電源電圧の変動等によってメイン発振回路101が停止しても、メインクロック検知回路109がそれを検知して、素子構成変更回路111がメイン発振回路101の発振定数を変更することにより、メイン発振回路101の再起動を実施できる。さらに、素子構成変更回路111がメイン発振回路101の再起動を試みてもメイン発振回路101の動作が停止したままであれば、高速RC発振器121の出力クロック信号S111がメインクロック信号S101の代わりに利用されるために2重のフェイルセーフ機能が実現されると共に、外部の警告灯等を点灯させ警告を促すシステムによって、メイン発振回路101の復旧を促すことができる。
本発明に係る半導体集積回路は、振動子型発振回路からクロック信号が供給されるフェイルセーフ機能を有した各種システムLSI等として有用である。
振動子型発振回路に対する第1の実施形態の動作停止対策回路を示すブロック図 メイン発振回路における素子の構成の一例を示す回路図 比較用クロックの周波数を被検知クロックの周波数の2倍以上にする、第1の実施形態の動作停止対策回路の第1の変形例を示すブロック図 比較用クロックの周波数を被検知クロックの周波数の2倍以上にする、第1の実施形態の動作停止対策回路の第2の変形例を示すブロック図 振動子型発振回路に対する第2の実施形態の動作停止対策回路を示すブロック図 第1の実施形態で説明した第1の方法に基づいた、第2の実施形態の動作停止対策回路の第1の変形例を示すブロック図 第1の実施形態で説明した第2の方法に基づいた、第2の実施形態の動作停止対策回路の第2の変形例を示すブロック図 振動子型発振回路に対する第3の実施形態の動作停止対策回路を示すブロック図 ウオッチドックタイマを用いて誤動作を監視する従来のLSIの構成例を示すブロック図
符号の説明
51 振動子
53 入力側発振容量
55 出力側発振容量
100,200,300 LSI
101 メイン発振回路
103 機能回路ブロック
105 ウオッチドックタイマ
107 リング発振器
109 メインクロック検知回路
111 素子構成変更回路
151 逓倍回路
153 分周回路
121 高速RC発振器
123 セレクト回路
131 出力ポート
201 発振帰還抵抗群
203 発振回路貫通電流制限抵抗群
205 ダンピング抵抗群
207 内蔵発振容量群
209 発振増幅用インバータ群

Claims (11)

  1. 振動子によりメインクロック信号を生成する一つ以上のメイン発振回路と、
    前記メイン発振回路と独立し常に動作するリング発振器と、
    前記リング発振器の出力クロック信号を基準に前記メインクロック信号を監視して前記メイン発振回路の動作状態を判断するメインクロック検知回路と、
    前記メインクロック検知回路の検知結果に応じて、前記メイン発振回路を構成する素子の組み合せを変更する素子構成変更回路と、
    を備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 請求項1に記載の半導体集積回路であって、
    前記素子構成変更回路からの指示に応じて動作して、クロック信号を出力する高速RC発振器と、
    前記素子構成変更回路の処理結果に応じて、前記メイン発振回路から出力された前記メインクロック信号及び前記高速RC発振器が出力したクロック信号のいずれか一方を選択するクロック選択回路と、
    を備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  3. 請求項1又は2に記載の半導体集積回路であって、
    前記リング発振器の出力クロック信号の周波数は、前記メインクロック信号の周波数の2倍以上であることを特徴とする半導体集積回路。
  4. 請求項1又は2に記載の半導体集積回路であって、
    入力された前記リング発振器の出力クロック信号の周波数を逓倍し、前記メインクロック信号の周波数の2倍以上の周波数のクロック信号を出力する逓倍回路を備え、
    前記メインクロック検知回路は、前記リング発振器の出力クロック信号に代えて、前記逓倍回路が出力したクロック信号を基準に前記メインクロック信号を監視して前記メイン発振回路の動作状態を判断することを特徴とする半導体集積回路。
  5. 請求項4に記載の半導体集積回路であって、
    前記逓倍回路は、PLL又はDLLであることを特徴とする半導体集積回路。
  6. 請求項1又は2に記載の半導体集積回路であって、
    入力された前記メインクロック信号の周波数を分周し、前記リング発振器の出力クロック信号の周波数の半分以下とする分周回路を備え、
    前記メインクロック検知回路は、前記リング発振器の出力クロック信号を基準に、前記メインクロック信号に代えて前記分周回路が出力した分周クロック信号を監視して前記メイン発振回路の動作状態を判断することを特徴とする半導体集積回路。
  7. 請求項6に記載の半導体集積回路であって、
    前記分周回路は、1段以上のフリップフロップであることを特徴とする半導体集積回路。
  8. 請求項1又は2に記載の半導体集積回路であって、
    前記メイン発振回路の構成素子の組み合せが、ハードウェアにより予め決められていることを特徴とする半導体集積回路。
  9. 請求項1又は2に記載の半導体集積回路であって、
    前記メイン発振回路の構成素子の組み合せが、ハードウェアにより自動的に変更されることを特徴とする半導体集積回路。
  10. 請求項1又は2に記載の半導体集積回路であって、
    前記メイン発振回路の構成素子の組み合せが、ソフトウェアにより自由に変更されることを特徴とする半導体集積回路。
  11. 請求項2に記載の半導体集積回路であって、
    前記クロック選択回路が前記高速RC発振器の出力クロック信号を選択した際、当該半導体集積回路の外部に設けられた異常警告システムに信号を出力することを特徴とする半導体集積回路。
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