JP2010020628A - 円板状物体外観検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】円板状物体の外径面の全体を撮像することができる円板状物体外観検査装置の提供。
【解決手段】搬送経路12に沿って移動する円板状物体Cの厚さ方向の一側に配置される第1の撮像手段31と、円板状物体Cの厚さ方向の逆側に配置されて円板状物体Cの外径面Cbの像を第1の撮像手段31に向け反射させる円錐状反射面35aとを有し、第1の撮像手段31は、円板状物体Cの一側の面Caと円錐状反射面35aで反射される外径面Cbとを撮像する。
【選択図】図1

Description

本発明は、円板状物体の外観を検査する円板状物体外観検査装置に関する。
硬貨やメダル、ブランクコイン等の円板状物体には、厚さ方向の一側の面および逆側の面と外径面とに模様が形成されたものがある。そして、このような円板状物体のうちの例えば硬貨の外観を検査するための装置として、搬送経路に沿って移動する硬貨の厚さ方向の一側にラインセンサあるいはエリアセンサを配置して、このセンサにより、硬貨の厚さ方向の一側の面と平面ミラーにより反射される外径面の一部とを撮像するもの(例えば、特許文献1,2参照)や、搬送経路に沿って移動する硬貨の径方向外側にエリアCCDを配置し、硬貨の厚さ方向の一側および逆側それぞれに平面ミラーを配置して、平面ミラーにより反射される厚さ方向の一側の面および逆側の面と、外径面の一部とをエリアCCDで撮像するもの(例えば、特許文献3参照)が開示されている。
特開平10−11629号公報 特開平9−319915号公報 特開平10−222716号公報
上記したいずれの装置においても、硬貨の外径面の一部を撮像できるものの、外径面の全体を撮像することはできない。
したがって、本発明は、円板状物体の外径面の全体を撮像することにより検査精度を向上できる円板状物体外観検査装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、搬送経路に沿って移動する円板状物体の厚さ方向の一側に配置される第1の撮像手段と、前記円板状物体の厚さ方向の逆側に配置されて該円板状物体の外径面の像を前記第1の撮像手段に向け反射させる円錐状反射面とを有し、前記第1の撮像手段は、前記円板状物体の前記一側の面と前記円錐状反射面で反射される前記外径面とを撮像することを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記円錐状反射面がリングミラーに形成されており、前記円板状物体の前記逆側に、前記リングミラーの内側の空間を介して前記円板状物体の前記逆側の面を撮像する第2の撮像手段を有することを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記円錐状反射面の光軸が前記第1の撮像手段の光軸に一致しており、前記搬送経路には、前記円板状物体を案内し該円板状物体の中心を前記光軸上に通過させるガイド手段が設けられていることを特徴としている。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に係る発明において、前記搬送経路は、傾斜により前記円板状物体を自重で移動させることを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、搬送経路に沿って移動する円板状物体の厚さ方向の一側に配置された第1の撮像手段が、円板状物体のこの一側の面と、円板状物体の厚さ方向の逆側に配置された円錐状反射面で反射される外径面とを撮像する。よって、円板状物体の厚さ方向の一側の面とともに外径面の全体を撮像して検査することができ、厚さ方向の一側の面と外径面との位相関係をも検査することができる。したがって、より精度の高い外観検査を行うことができる。
請求項2に係る発明によれば、円錐状反射面をリングミラーに形成し、円板状物体の厚さ方向の逆側に配置された第2の撮像手段によって、リングミラーの内側の空間を介して円板状物体の逆側の面を撮像する。よって、円板状物体の厚さ方向の一側の面、外径面の全体および厚さ方向の逆側の面を撮像して検査することができ、厚さ方向の一側の面、外径面の全体および厚さ方向の逆側の面の各位相関係をも検査することができる。したがって、より一層精度の高い外観検査を行うことができる。
請求項3に係る発明によれば、搬送経路のガイド手段が、円板状物体を案内して、その中心を、円錐状反射面および第1の撮像手段の一致する光軸上に通過させるため、円板状物体の外径面を良好に撮像することができる。
請求項4に係る発明によれば、搬送経路は、傾斜により円板状物体を自重で移動させるため、第1の撮像手段による有効撮像データの減少を防止あるいは抑制することができる。
本発明に係る円板状物体外観検査装置の一実施形態である硬貨識別装置を図面を参照して以下に説明する。
本実施形態の硬貨識別装置は、硬貨入金機や硬貨入出金機等の硬貨処理機に組み込まれるものである。硬貨処理機は、図示は略すが、機外から入金口に金種混合で投入されたバラの硬貨を一枚ずつ分離し搬送して金種別に分類して収納等を行うものであり、図1および図2に示すように、硬貨識別装置11は、硬貨(円板状物体)Cを一枚ずつ間隔をあけて搬送する搬送経路12を含んでいる。
この搬送経路12は、傾斜により硬貨を自重で移動させるもので、上面15aが平坦であり、幅方向は水平を維持したまま搬送方向下流側ほど下側に位置するように傾斜配置された搬送路15と、この搬送路15の上面15aの幅方向両側に搬送方向に沿って延在配置された一対のガイド(ガイド手段)16,16とを有している。硬貨Cは、下面Caが搬送路15の上面15aに接触し外径面Cbが一対のガイド16,16で案内されて搬送路15の上面15a上を傾斜により移動する。一対のガイド16,16は、図4に示すスライドガイド17により搬送路15の幅方向にスライド可能に設けられており、互いの間隔が可変となっている。
なお、搬送路15における一対のガイド16,16よりも上流側には、搬送路15で搬送される硬貨Cの金種を識別する図3に示す上流側識別センサ18が設けられている。この上流側識別センサ18は、例えば硬貨Cの直径を検出するラインセンサからなる直径センサと硬貨の材質を検出する材質センサとで構成されている。上流側識別センサ18の出力が制御部20に入力されることになり、制御部20は、上流側識別センサ18の出力を記憶部21に記憶されたマスタデータと比較することで硬貨Cの金種を識別する。なお、制御部20は、上流側識別センサ18で金種識別不能な硬貨Cは偽硬貨として、同じく上流側の図示略のリジェクト部で搬送路15から排除する。
図2に示すように、一対のガイド16,16は、互いの間隔が広く互いに平行な導入ガイド面16aが上流側に形成され、互いの間隔が狭く互いに平行な導出ガイド面16bが下流側に形成され、導入ガイド面16aと導出ガイド面16bとの間に下流側ほど互いの間隔が狭くなるように傾斜する傾斜ガイド面16cが形成されている。そして、各ガイド16,16には、図4に示すように、搬送路15の幅方向に沿うラックギア22がそれぞれ固定されており、各ラックギア22が共通のピニオンギア23に噛み合っている。これにより、一対のガイド16,16は、互いの中心を搬送路15の幅方向の中心に一致させた状態のまま、間隔が可変となる。そして、ピニオンギア23がステッピングモータ24の駆動軸25に固定されており、このステッピングモータ24の駆動力で一対のガイド16,16は間隔が金種に応じて適宜調整される。つまり、制御部20は、上流側識別センサ18の識別結果に基づいて、ステッピングモータ24により、導出ガイド面16b,16b間の間隔を、通過させる硬貨Cの径より若干広く、この硬貨Cを搬送路15の幅方向の中心位置に案内する間隔に調整する。なお、導入ガイド面16a,16a間の間隔は、最も狭いときでも上流側から流れてきた最大径の硬貨を受け入れ可能な間隔に設定されている。スライドガイド17、ラックギア22、ピニオンギア23およびステッピングモータ24が、ガイド16,16の間隔を可変とする可変機構(ガイド手段)26を構成している。
上記した一対のガイド16,16は、図2に示すように、搬送路15の途中位置で途切れており、搬送路15におけるガイド16,16のない部分は、透明板30で形成されている。
図1に示すように、この透明板30の下側(つまり搬送経路12に沿って移動する硬貨Cの厚さ方向の一側)には、透明板30に直交するように光軸Oが配置された第1カメラ(第1の撮像手段)31が配置されている。この第1カメラ31は、透明板30側に配置されたレンズ32と、透明板30とは反対側に配置されたCCD等のエリアセンサからなる受光部33とから構成されている。ここで、一対のガイド16,16で案内される硬貨Cの中心が第1カメラ31の光軸O上を通るように第1カメラ31は配置されている。また、最大径の硬貨Cの中心が第1カメラ31の光軸Oに一致した状態でこの最大径の硬貨Cの全体が透明板30の内側範囲に入るように透明板30の大きさが設定されている。第1カメラ31は、全金種の硬貨Cについて、硬貨Cの中心が第1カメラ31の光軸Oに一致した状態にあるとき下面Caの全体の像を撮像可能となっている。なお、上記した一対のガイド16,16は、硬貨Cを案内してその中心を、この第1カメラ31の光軸O上に通過させることになる。
透明板30の上側(つまり搬送経路12に沿って移動する硬貨Cの厚さ方向の逆側)には、透明板30つまり搬送路15上を移動する硬貨Cの移動を妨げない隙間をあけて、円錐状リングミラー(リングミラー)35が配置されている。この円錐状リングミラー35は、透明板30側の面に透明板30から離れるほど縮径する円錐状反射面35aが形成されている。円錐状リングミラー35およびその円錐状反射面35aは、第1カメラ31と光軸Oを一致させており、第1カメラ31の光軸Oに一致した状態の硬貨Cの外径面Cbの全体像を、金種によらず第1カメラ31に向け反射させ、第1カメラ31の硬貨Cの下面Caの結像範囲の外側に同時に且つ同軸状に結像可能な大きさ及び角度に形成されている。これにより、第1カメラ31は、全金種の硬貨Cについて、硬貨Cの中心が第1カメラ31の光軸Oに一致した状態にあるとき、図5に示すイメージのように受光部33の受光エリアX内に下面Caの全体の像CaXおよび外径面Cbの全体の像(縁刻画像)CbXを同時に撮像可能となっている。なお、下面Caおよび外径面Cbの良好な画像が得られるように、第1カメラ31のレンズ32にはテレセントリック系のレンズが採用されている。
円錐状リングミラー35の上側(つまり搬送経路12に沿って移動する硬貨Cの厚さ方向の逆側)には、第2カメラ(第2の撮像手段)38が第1カメラ31および円錐状リングミラー35と光軸Oを一致させて配置されている。この第2カメラ38は、円錐状リングミラー35側に配置されたレンズ39と、円錐状リングミラー35とは反対側に配置されたCCD等のエリアセンサからなる受光部40とから構成されている。第2カメラ38は、全金種の硬貨Cについて、硬貨Cの中心が第2カメラ38の光軸Oに一致した状態にあるとき上面Ccの全体の像を、円錐状リングミラー35の内側の空間を介して撮像可能となっている。
透明板30のすぐ下側には、リング状LED42が、第1カメラ31の光軸Oに中心を一致させて配置されている。このリング状LED42は、全金種の硬貨Cについて、硬貨Cの中心が第1カメラ31の光軸Oに一致した状態にあるとき下面Caの全体および外径面Cbの全体に光を照射可能となっている。なお、リング状LED42は、第1カメラ31の撮像の邪魔にならない大きさとなっている。
円錐状リングミラー35のすぐ上側にも、リング状LED44が、円錐状リングミラー35の光軸Oに中心を一致させて配置されている。このリング状LED44は、全金種の硬貨Cについて、硬貨Cの中心が第1カメラ31の光軸Oに一致した状態にあるとき上面Ccの全体に光を照射可能となっている。なお、リング状LED44は、第2カメラ38の撮像の邪魔にならない大きさに設定されている。
透明板30を挟んで上下には、硬貨Cの中心が第1カメラ31の光軸Oに一致する撮像タイミングを計る複数の金種毎の図3に示すタイミングセンサ46a〜46fが設けられている。ここで、タイミングセンサ46aは最小径の1円硬貨用、タイミングセンサ46bは50円硬貨用、タイミングセンサ46cは5円硬貨用、タイミングセンサ46dは100円硬貨用、タイミングセンサ46eは10円硬貨用、タイミングセンサ46fは最大径の500円硬貨用となっている(図1ではタイミングセンサ46fのみを、図2ではタイミングセンサ46a,46fのみを図示)。これらのタイミングセンサ46a〜46fは、図1に示すように発光素子47と受光素子48とからなる光学式のもので、発光素子47の発光が硬貨Cの下流端で遮光されて受光素子48で受光不可となるタイミングが対応金種の硬貨Cの撮像タイミングとなる位置にそれぞれ配置されている。なお、最小径の硬貨Cの中心が第1カメラ31の光軸Oに一致するとこの硬貨Cの下流端で遮光される一つのタイミングセンサのみを設け、このタイミングセンサで検出した時点から硬貨の外径に応じた遅延時間を待って撮像タイミングを得るようにしても良い。
以上のような構成の本実施形態の硬貨識別装置11では、搬送経路12に沿って硬貨Cが搬送路15の傾斜により一枚ずつ移動すると、硬貨Cは、まず、上流側識別センサ18を通過する。このとき、制御部20は、上流側識別センサ18で検出される硬貨Cの直径および材質を記憶部21に記憶されたマスタデータと比較し、直径および材質の組み合わせで金種を識別することになる。制御部20は、上流側識別センサ18で金種識別不能な硬貨は偽硬貨として、同じく上流側の図示略のリジェクト部で搬送路15から排除して所定の排除場所に案内する。
上流側識別センサ18で硬貨Cの金種が識別されると、制御部20は、ステッピングモータ24を駆動して一対のガイド16,16を識別された金種に合わせる。すると、搬送路15の傾斜で移動するこの硬貨Cが、導入ガイド面16a,16a間に入り、傾斜ガイド面16c,16c間を通過し、さらに導出ガイド面16b,16b間を通過して、透明板30上に繰り出される。このとき、この硬貨Cは、その中心の搬送路15の幅方向の位置が、搬送路15の幅方向における、第1カメラ31、第2カメラ38および円錐状反射面35aの光軸Oの位置と一致することになり、そのままの状態でさらに移動する。なお、制御部20は、上流側識別センサ18で硬貨が検出されるとリング状LED42,44を照射状態としており、タイミングセンサ46a〜46fのうち、上流側識別センサ18で識別されたこの硬貨Cの金種用のものが遮光され撮像タイミングになると、第1カメラ31および第2カメラ38による撮像を同時に行う。
すると、制御部20には、図5にイメージで示すように、第1カメラ31による硬貨Cの下面Caの全体の画像CaXと外径面Cbの全体の画像CbXが入力されることになり、図示は略すが、第2カメラ38による硬貨Cの上面Ccの全体の画像も入力される。制御部20は、これらの撮像結果を記憶部21に記憶されたマスタデータ(辞書画像)と比較することで、硬貨Cを識別する。
マスタデータは、例えば、硬貨Cの表面が下面Caとなったときの、下面Caおよび外径面Cbを同時に撮像したデータと上面Ccのデータとが位相関係を合わせて表面基準マスタデータとして記憶されており、同様に、硬貨Cの裏面が下面Caとなったときの、下面Caおよび外径面Cbを同時に撮像したデータと上面Ccのデータとが位相関係を合わせて裏面基準マスタデータとして記憶されている。そして、制御部20は、第1カメラ31で撮像した硬貨Cの下面Caおよび外径面Cbの画像データを回転させるとともに同期して第2カメラ38で撮像した上面Ccの画像データを回転させ、表面基準マスタデータとの一致度が最も高くなる位相を求め、このときの下面Caの一致度、外径面Cbの一致度および上面Ccの一致度がそれぞれ所定割合以上であると、上流側識別センサ18の識別結果の金種を確定する。いずれかの一致度が所定割合未満であった場合は、上記と同様にして、裏面基準マスタデータとの一致度が最も高くなる位相を求め、このときの下面Caの一致度、外径面Cbの一致度および上面Ccの一致度がそれぞれ所定割合以上であると、上流側識別センサ18の識別結果の金種を確定する。表面基準マスタデータおよび裏面基準マスタデータの両方について、下面Ca、外径面Cbおよび上面Ccのいずれかの一致度が所定割合未満であった場合、制御部20は、この硬貨Cは偽硬貨と識別して、下流側の図示略のリジェクト部で搬送路15から排除して所定の排除場所に案内する。
以上に述べた本実施形態の硬貨識別装置11によれば、搬送経路12に沿って移動する硬貨Cの厚さ方向の一側に配置された第1カメラ31が、硬貨Cのこの一側の下面Caと、硬貨Cの厚さ方向の逆側に配置された円錐状反射面35aで反射される外径面Cbとを同時に撮像する。よって、硬貨Cの下面Caの全体の模様とともに外径面Cbの全体の縁刻模様をも撮像して検査することができ、下面Caの模様と外径面Cbの模様との位相関係をも検査することができる。したがって、より精度の高い外観検査を行うことができる。
また、円錐状反射面35aを円錐状リングミラー35に形成し、硬貨Cの厚さ方向の逆側に配置された第2カメラ38によって、円錐状リングミラー35の内側の空間を介して硬貨Cの逆側の上面Ccの全体を撮像する。よって、硬貨Cの下面Caの全体の模様、外径面Cbの全体の模様および上面Ccの全体の模様を同時に撮像して検査することができ、これらの下面Caの模様、外径面Cbの模様、上面Ccの模様の各位相関係をも検査することができる。したがって、より一層精度の高い外観検査を行うことができる。
また、搬送経路12の一対のガイド16,16が、硬貨Cを案内して、円錐状反射面35aおよび第1カメラ31の光軸O上に、硬貨Cの中心を通過させるため、硬貨Cの外径面Cbを良好に撮像することができる。
また、搬送経路12が、傾斜により硬貨Cを自重で移動させるものであるため、第1カメラ31および第2カメラ38による有効撮像データの減少を防止することができる。
なお、搬送路15を水平とし、その上側且つ円錐状リングミラー35の下側に配設された搬送ベルトで硬貨を搬送路15に押し付けて搬送するようにしても良い。この場合、第1カメラ31および第2カメラ38の撮像データに搬送ベルトが含まれてしまうことから、制御部20は、撮像データとマスタデータとの比較時に、これらデータの搬送ベルト部分をマスクして比較を行うことになる。また、この場合、タイミングセンサとして反射型のセンサを用いることになる。
また、図6に示すように、搬送路15の幅方向に移動可能なガイド16を一方のみ設けても良い。この場合、ガイド16の反対側にガイド16に硬貨Cを押し付ける板バネ等の押付部材51を設け、ガイド50から硬貨Cが離れる前に、この押付部材51による押し付けを解除することになる。
また、リング状LED42,44等のリング照明以外に、ドーム照明、落射照明等を用いても良い。
本発明に係る円板状物体外観検査装置の一実施形態である硬貨識別装置の断面図である。 同硬貨識別装置を示す図1のA矢視図である。 同硬貨識別装置を示すブロック図である。 同硬貨識別装置のガイドの可変機構を示す図である。 同硬貨識別装置の第1カメラの撮像のイメージを示す図である。 同硬貨識別装置の可変機構の変形例を示す図である。
符号の説明
11 硬貨識別装置(円板状物体外観検査装置)
12 搬送経路
16 ガイド(ガイド手段)
26 可変機構(ガイド手段)
31 第1カメラ(第1の撮像手段)
35 円錐状リングミラー(リングミラー)
35a 円錐状反射面
38 第2カメラ(第2の撮像手段)
C 硬貨(円板状物体)
O 光軸

Claims (4)

  1. 搬送経路に沿って移動する円板状物体の厚さ方向の一側に配置される第1の撮像手段と、
    前記円板状物体の厚さ方向の逆側に配置されて該円板状物体の外径面の像を前記第1の撮像手段に向け反射させる円錐状反射面とを有し、
    前記第1の撮像手段は、前記円板状物体の前記一側の面と前記円錐状反射面で反射される前記外径面とを撮像することを特徴とする円板状物体外観検査装置。
  2. 前記円錐状反射面がリングミラーに形成されており、
    前記円板状物体の前記逆側に、前記リングミラーの内側の空間を介して前記円板状物体の前記逆側の面を撮像する第2の撮像手段を有することを特徴とする請求項1に記載の円板状物体外観検査装置。
  3. 前記円錐状反射面の光軸が前記第1の撮像手段の光軸に一致しており、
    前記搬送経路には、前記円板状物体を案内し該円板状物体の中心を前記光軸上に通過させるガイド手段が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の円板状物体外観検査装置。
  4. 前記搬送経路は、傾斜により前記円板状物体を自重で移動させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の円板状物体外観検査装置。
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