JP2010016697A - 動きベクトル探索装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
ブロック及びサブブロックごとに、相関値SAD_0〜SAD_4、及び探索ベクトルMV_0〜MV_4を保持する保持手段(106_0〜106_4,107_0〜107_4)を備える。ある探索精度において、該保持された相関値に基づいてブロックの分割構成を決定し(109)、さらに該保持された相関値と探索ベクトルに基づいて、より小さい探索精度における探索ベクトルを決定する。この処理を最終精度まで繰り返し、最終的な動きベクトルを得る。これにより、可変ブロックサイズ動き補償処理において、符号化効率を低下させることなく、短い処理時間でブロックの分割構成の決定及び動きベクトルの探索処理が可能となる。
【選択図】 図1
Description
●システム構成
図1は、本実施形態における動きベクトル探索装置の構成を示すブロック図である。本実施形態の動きベクトル探索装置においては、複数種類のブロックサイズによる可変ブロックサイズ動き補償を行うが、許容される可変ブロックサイズ例を図2に示す。すなわち本実施形態においては、図2に示すような16×16画素サイズのブロック0と、8×8画素サイズのサブブロック1〜4のみに対応する例として説明する。すなわち、16×16画素サイズのブロック0の単位で動き補償を行う場合と、該ブロックを更に分割した8×8画素サイズの4つのサブブロック1〜4毎に動き補償を行う場合と、のいずれかを選択して動き補償を行う例を示す。なお、より多くのブロックサイズにも対応するように、本実施形態を変形することも可能であり、16×16画素サイズと8×8画素サイズに限定されるものではない。
以下、本実施形態の動きベクトル探索装置における探索処理について、まずその概要を説明する。
以下、上述した図4に示す本実施形態の探索処理について、さらに詳細に説明する。
本発明は例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体(記録媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、撮影装置、webアプリケーション等)から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
Claims (10)
- 動画像のフレームをブロックに分割し、該ブロック、もしくは該ブロックを構成する複数種類のサイズのサブブロックを単位とした可変ブロックサイズ動き補償を行う動きベクトル探索装置であって、
現処理対象ブロックと、前記ブロック及び前記サブブロックに対応する全ての予測ブロックとの相関を示す相関値を保持する相関値保持手段と、
前記現処理対象ブロックについて、前記全ての予測ブロックに対する探索ポイントを示す動きベクトルを探索ベクトルとして保持する動きベクトル保持手段と、
現処理対象ブロックと、前記ブロック及び前記サブブロックに対応する全ての予測ブロックとの相関を示す相関値を算出する相関値算出手段と、
前記全ての予測ブロックのそれぞれについて、前記相関値算出手段が出力した相関値と、前記相関値保持手段に保持された相関値のうち、より高い相関を示すほうを選択して前記相関値保持手段に保持する選択手段と、
前記相関値保持手段に保持された相関値に応じて、前記ブロックを前記サブブロックに分割する際の分割構成を決定するブロック分割決定手段と、
前記相関値保持手段に保持された相関値と、前記動きベクトル保持手段に保持された前記探索ベクトルに応じて、前記ブロック分割決定手段で決定されたブロック分割構成に対応する予測ブロックに対する探索ベクトルを決定して前記動きベクトル保持手段に保持する動きベクトル決定手段と、を有し、
前記各手段は、前記予測ブロックにおける探索の精度が徐々に高くなるように繰り返し動作し、最終精度において前記動きベクトル決定手段により決定される探索ベクトルが、当該予測ブロックに対する最終的な動きベクトルとして決定されることを特徴とする動きベクトル探索装置。 - 前記動きベクトル決定手段は、ある探索の精度において、前記相関値が最も高い相関を示す探索ポイントを示す動きベクトルを、当該予測ブロックに対する探索ベクトルとして決定することを特徴とする請求項1に記載の動きベクトル探索装置。
- ある探索の精度において、前記動きベクトル決定手段により決定された探索ベクトルが重複するブロック及びサブブロック同士でグループを形成し、
次の探索の精度においては、前記各手段は前記グループごとに実行されることを特徴とする請求項2に記載の動きベクトル探索装置。 - 前記ブロック分割決定手段は、前記相関値保持手段に保持された相関値のうち、前記ブロックに対応する相関値と、該ブロックを構成する前記サブブロックに対応する相関値の総和と、の差分をとり、該差分値と予め設定した閾値との比較結果に応じて、前記分割構成を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の動きベクトル探索装置。
- 前記閾値は、前記動きベクトル保持手段に保持された探索ベクトルに応じて決定されることを特徴とする請求項4に記載の動きベクトル探索装置。
- 前記閾値は、フレーム内での累積処理時間に応じて決定されることを特徴とする請求項4に記載の動きベクトル探索装置。
- 前記相関値は、現処理対象ブロックと予測ブロックとの差分の絶対値和を示す値であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の動きベクトル探索装置。
- 動画像のフレームをブロックに分割し、該ブロック、もしくは該ブロックを構成する複数種類のサイズのサブブロックを単位とした可変ブロックサイズ動き補償を行うために、現処理対象ブロックと、前記ブロック及び前記サブブロックに対応する全ての予測ブロックとの相関を示す相関値を保持する相関値保持手段と、前記現処理対象ブロックについて、前記全ての予測ブロックに対する探索ポイントを示す動きベクトルを探索ベクトルとして保持する動きベクトル保持手段と、を有する動きベクトル探索装置の制御方法であって、
現処理対象ブロックと、前記ブロック及び前記サブブロックに対応する全ての予測ブロックとの相関を示す相関値を算出する相関値算出ステップと、
前記全ての予測ブロックのそれぞれについて、前記相関値算出ステップにおいて出力された相関値と、前記相関値保持手段に保持された相関値のうち、より高い相関を示すほうを選択して前記相関値保持手段に保持する選択ステップと、
前記相関値保持手段に保持された相関値に応じて、前記ブロックを前記サブブロックに分割する際の分割構成を決定するブロック分割決定ステップと、
前記相関値保持手段に保持された相関値と、前記動きベクトル保持手段に保持された前記探索ベクトルに応じて、前記ブロック分割決定ステップにおいて決定されたブロック分割構成に対応する予測ブロックに対する探索ベクトルを決定して前記動きベクトル保持手段に保持する動きベクトル決定ステップと、を有し、
前記各ステップは、前記予測ブロックにおける探索の精度が徐々に高くなるように繰り返し実行され、最終精度において前記動きベクトル決定ステップにおいて決定される探索ベクトルが、当該予測ブロックに対する最終的な動きベクトルとして決定されることを特徴とする動きベクトル探索装置の制御方法。 - コンピュータを請求項1乃至7のいずれか1項に記載の動きベクトル探索装置として機能させるためのプログラム。
- 請求項9に記載のプログラムを記録したコンピュータ可読な記録媒体。
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KR101914667B1 (ko) | 2016-09-19 | 2018-11-02 | 세종대학교산학협력단 | 동영상 처리 방법 및 장치 |
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