JP2010015268A - 機器管理装置、機器管理方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

機器管理装置、機器管理方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ソフトウェアの導入に伴い画像処理装置で実行する処理を、大きな負荷をかけることなく、適応的に画像処理装置に対して指示できるようにする。
【解決手段】 ファームウェア配信サーバ101は、ファームウェアの導入に伴い画像処理装置103、104で処理を実行するための条件と、その処理の内容とを含む条件付き指示700を、ファームウェアと共に機器管理サーバ102に送信する。機器管理サーバ102は、画像処理装置103、104におけるユーザの使用履歴を示すユーザ履歴データを画像処理装置103、104から取得する。機器管理サーバ102は、条件付き指示700に含まれる条件に合うユーザを、ユーザ履歴管理テーブル600の中から検索し、条件付き指示700に含まれる条件に合うユーザがいる場合、そのユーザが使用した画像処理装置に、条件付き指示700に含まれる処理を指示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、機器管理装置、機器管理方法、及びコンピュータプログラムに関し、特に、配信装置から配信されたソフトウェアをそのソフトウェアを使用する画像処理装置に再配信するために用いて好適なものである。
複写機等の画像処理装置(画像形成装置)においては、機能の追加やソフトウェアの不具合を修正するために、ユーザの環境においてファームウェアのアップデートを行うことがある。
この場合、複写機は配信サーバからファームウェアをダウンロードし、各複写機においてアップデート処理を行う。また、中継配信サーバが、インターネットを介して相互に接続された配信サーバからファームウェアをダウンロードし、オフィス内の複写機にそれを再配信することにより、ファームウェアのアップデートを行う場合もある。
このようにしてファームウェアのアップロードを行った後に、メッセージを表示して、ファームウェアのアップデートが行われた旨を複写機の通知する場合もある。複写機等は、通常、複数のユーザが使用するものである。
ところが、このようにファームウェアをアップデートした後に表示されるメッセージは、全てのユーザにおいて同じものが表示されていた。
これに対して、特許文献1に記載の技術では、番組データに挿入するためのCMコンテンツデータを、インターネットを介して受信して記憶すると共に、視聴者プロファイル(視聴者の生年月日、性別、職業等)を記憶する。そして、放送局から、番組本体データ及び番組本体データの一部を差し替えるための判断条件を記述したCMスクリプトを受信し、CMスクリプトの判断条件と視聴者プロファイルとを比較して、番組本体データに含まれるCM部分を差し替えてCMを表示する。これによって、ユーザ毎に異なるデータ(CM)の表示を行うことができる。
また、特許文献2に記載の技術では、配信サーバが、各広告提供企業から広告毎に提供された広告ターゲット属性と、店舗側から提示された店舗属性とに基づいて、広告効果がありそうな広告データを選別する。そして、配信サーバは、選別した結果に基づいて、店舗にふさわしい広告価値のあるデータだけをその店舗に配信する。これにより、ユーザ毎に異なる情報(広告)の提供を行うことができる。
特開2002−10158号公報 特開2001−266257号公報
しかしながら、前述したように、従来の技術では、ファームウェアをアップデートした後に複写機に表示されるメッセージは、複写機を使用する全てのユーザで同じものとなってしまうという問題点があった。特に、ファームウェアのアップデートによって特定の機能が更新された場合、その機能を全く使用しないユーザに対しても、その機能が更新された旨のメッセージが表示されてしまうことになる。
また、特許文献1に記載の技術では、ユーザプロファイルが固定のものである。このため、特定の機能を使用した等、機器の利用情報を元に、表示内容や表示先等を切り替えるといったことが実現できないという問題点があった。
更に、特許文献2に記載の技術では、配信サーバが、全ての端末装置のユーザ情報を管理している。このため、配信サーバの負荷やネットワークの負荷が高くなるという問題点があった。しかも、特許文献2に記載の技術では、ユーザ情報がインターネットを通じて配信サーバに通知されるため、個人情報の漏洩等、セキュリティ上の問題もある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、ソフトウェアの導入に伴い画像形成装置で実行する処理を、大きな負荷をかけることなく、適応的に画像形成装置に対して指示できるようにすることを目的とする。
本発明の機器管理装置は、画像処理装置で使用されるソフトウェアを配信装置から受信し、当該ソフトウェアを画像処理装置に再配信する機器管理装置であって、前記画像処理装置におけるユーザの使用履歴を示すユーザ履歴情報を、当該画像処理装置から取得する第1の取得手段と、前記ソフトウェアの導入に伴う処理を実行するための条件を含む、当該ソフトウェアの実行指示情報を、前記配信装置から取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段により取得されたユーザ履歴情報に基づいて、前記第2の取得手段により取得された実行指示情報に含まれる条件を満たすユーザを検索する検索手段と、前記検索手段により、前記実行指示情報に含まれる条件を満たすユーザが検索されると、当該実行指示情報に基づく実行指示を、前記ソフトウェアの配信先である画像処理装置に対して行う指示手段とを有することを特徴とする。
本発明の機器管理方法は、画像処理装置で使用されるソフトウェアを配信装置から受信し、当該ソフトウェアを画像処理装置に再配信する機器管理方法であって、前記画像処理装置におけるユーザの使用履歴を示すユーザ履歴情報を、当該画像処理装置から取得する第1の取得ステップと、前記ソフトウェアの導入に伴う処理を実行するための条件を含む、当該ソフトウェアの実行指示情報を、前記配信装置から取得する第2の取得ステップと、前記第1の取得ステップにより取得されたユーザ履歴情報に基づいて、前記第2の取得ステップにより取得された実行指示情報に含まれる条件を満たすユーザを検索する検索ステップと、前記検索ステップにより、前記実行指示情報に含まれる条件を満たすユーザが検索されると、当該実行指示情報に基づく実行指示を、前記ソフトウェアの配信先である画像処理装置に対して行う指示ステップとを有することを特徴とする。
本発明のコンピュータプログラムは、前記機器管理方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの使用履歴を示すユーザ履歴情報に基づいて、ソフトウェアの導入に伴う処理を実行するための条件を満たすユーザが検索されると、そのソフトウェアの配信先である画像処理装置に対して、処理の実行を指示するようにした。したがって、ソフトウェアの導入に伴い画像形成装置で実行する処理を、大きな負荷をかけることなく、適応的に画像形成装置に対して指示することができる。
(第1の実施形態)
以下に、図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、ソフトウェア配信システムの構成の一例を示す図である。
図1において、ファームウェア配信サーバ101は、画像処理装置103、104のファームウェアを保持し、機器管理サーバ102に配信する機能を持つ。ファームウェア配信サーバ101は、インターネット105に接続されている。
機器管理サーバ102は、画像処理装置103、104を管理する機能を持つ。機器管理サーバ102は、ファームウェア配信サーバ101からファームウェアを受信し、受信したファームウェアを画像処理装置103、104に再配信して、ファームウェアのアップデートを画像処理装置103、104に指示する。機器管理サーバ102は、インターネット105に繋がっているLAN(Local Area Network)106に接続されている。
画像処理装置103、104は、コピー機能、プリント機能、ファクシミリ機能、紙媒体(原稿)をスキャンして電子データとして装置内に保存する機能、及びスキャンして得られた電子データを他の装置に電子メールとして送信する機能等を持つ。画像処理装置103、104は、LAN106に接続されている。
前述したように機器管理サーバ102は、LAN106に接続され、同じくLAN106に接続された画像処理装置103、104へLAN106を経由してファームウェアを配信することが可能である。
また、機器管理サーバ102は、画像処理装置103、104のステータス情報、ジョブ履歴、印刷カウント情報、ユーザカウント情報等を、LAN106を経由して、画像処理装置103、104から取得することが可能である。
更に、機器管理サーバ102は、画像処理装置103、104に対して、その操作表示パネルに、特定のメッセージを表示させるよう指示することも可能である。
この他、前述したように機器管理サーバ102は、インターネット105を介してファームウェア配信サーバ101と通信することが可能である。機器管理サーバ102は、ファームウェア配信サーバ101から配信されたファームウェア等を受信して、画像処理装置103、104に対して、ファームウェアのアップロードの指示を行う中継局の役割を持つ。
尚、図1に示す例では、LAN106に接続された画像処理装置103、104は2台であるが、より多くの画像処理装置がLAN106に接続されていてもよい。また、LAN106に接続される画像処理装置は、1台のみであってもかまわない。
図2は、機器管理サーバ102の内部構成の一例を示すシステムブロック図である。尚、ファームウェア配信サーバ101の内部構成は、図2に示すものと同じであるので、ここでは、機器管理サーバ102の内部構成について説明し、ファームウェア配信サーバ101の内部構成についての説明を省略する。
CPU201は、ROM202に格納されているブートプログラムに基づき起動する。更に、CPU201は、HDD(Hard Disk Drive)208やROM202に格納されている制御プログラム等を読み出してRAM203をワークエリアとして所定の処理を実行することで、機器管理サーバ102全体の制御を行う。
ROM202は、システムの起動に必要なブートプログラムや機器管理サーバ102で実行するプログラムを記憶するための読み出し専用メモリである。RAM203は、CPU201でプログラムを実行する際に使用される作業用メモリである。NetworkI/F204は、画像処理装置103、104等の"LAN106に接続されている外部装置"と通信を行う。また、NetworkI/F204は、LAN106を介して、ファームウェア配信サーバ101等の"インターネット105に接続されている外部装置"と通信を行う。
システムバス205は、CPU201、ROM202、RAM203、NetworkI/F204、表示制御部206、入力制御部207、及びHDD208と相互に接続され、プログラムやデータ等を相互に受け渡す。
表示制御部206は、表示デバイス209と相互に接続され、ユーザに対して、設定情報等の情報を表示することが可能である。入力制御部207には、マウス210、キーボード211といった入力デバイスが接続されている。
機器管理サーバ102を管理するユーザは、これら入出力デバイスを通じて機器管理サーバ102の稼動状態の確認や動作指示等を行う。
図3は、画像処理装置103、104の内部構成の一例を示すシステムブロック図である。
画像処理装置103、104は、スキャナ320及びプリンタ330を接続すると共に、LAN106及びPSTN350と相互に接続することが可能なコントローラユニット300を備える。
コントローラユニット300は、各種制御プログラムを実行するCPU301を有する。CPU301は、ROM303に格納されているブートプログラムに基づきシステムを起動し、HDD304に格納されている制御プログラム等を読み出してRAM302をワークエリアとして所定の処理を実行する。
HDD304には、前記各種制御プログラムが格納されると共に、画像データ(ドキュメントデータ)が格納される。更に、HDD304には、スキャナ320で読み取られたデータや、LANI/F306やモデム307を介して外部装置から取得したドキュメントデータ等が格納されている。
操作部I/F305は、操作部340とのインタフェースであって、操作部340に表示する画像データを操作部340へ転送し、操作部340における操作入力により発生した信号をCPU301へ転送するインタフェースである。
操作部340は、画像処理に関する各機能における現在の設定状態を表示したり、各機能に関する設定情報を入力するための情報入力画面等を表示したりするための表示部と、ユーザが各機能に対する設定情報を入力するキーとを含む入力部等を有する。
LANI/F306は、LAN106に接続され、LAN106を介した情報の入出力を行う。モデム307は、PSTN350に接続され、PSTN350を介した情報の入出力を行う。
イメージバスI/F308は、画像バスとシステムバスとを相互に接続し、両者のデータ構造を変換するインタフェースである。
RIP部309は、LANI/F306を介して受信したPDL(ページ記述言語)コードをビットマップイメージに展開する。
デバイスI/F310は、画像入出力デバイスであるスキャナ320やプリンタ330とコントローラユニット300とを相互に接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナ画像処理部311は、スキャナ320から入力した画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部312は、プリンタ330に出力する画像データに対して画像補正を行う。画像変換処理部313は、画像データに対して、回転処理、解像度補正、2値多値変換等の処理を行う。
図4は、画像処理装置103、104の操作部340の外観構成の一例を示す図である。
図4において、液晶操作パネル部402は、その表面にタッチパネルシート401を備えた液晶表示装置であり、各種設定を行うための操作画面及び入力された設定情報の表示を行う。
液晶操作パネル部402に表示された操作画面を、ユーザがタッチパネルシート401越しに触れることで、各種設定の入力指示を行うことができる。
タッチパネルを用いてユーザが指示を入力した場合、液晶操作パネル部402は、ユーザが触れた場所の位置情報を検知し、その位置情報に対応する指示内容を、操作部I/F305を介してCPU301に伝える。
スタートキー403は、スキャナ320による原稿の読取動作やプリンタ330による印刷動作の開始をユーザが指示するためのハードキーである。ストップキー404は、画像処理装置103、104の動作の停止をユーザが指示するためのハードキーである。リセットキー405は、現在の設定をクリアして、標準の設定値に戻すことをユーザが指示するためのキーである。テンキー406は、コピー部数等の数値をユーザが入力するためのキーである。IDキー407は、ユーザIDやパスワードを入力したユーザが、画像処理装置103、104にログインする際に操作するためのキーである。
図5は、画像処理装置103、104の液晶操作パネル部402に表示される操作画面の一例を示す図である。
本実施形態では、画像処理装置103、104は、コピーモード、送信モード、ボックスモード、及びスキャナモードの4つのモードを備えている。
コピーモードは、スキャナ320で原稿の画像データを読み取って入力し、プリンタ330で印刷出力する複写動作を行うためのモードである。
送信モードは、スキャナ320から入力した画像データ又はHDD304に予め格納された画像データを、LAN106又はインターネット105を介して、電子メール等の手段により宛先(外部装置)に送信するためのモードである。
ボックスモードは、ボックスに格納された画像データを処理(編集・印刷・送信等)するためのモードである。ここで、ボックスとは、例えば、HDD304の記憶領域に対してユーザ毎に割り当てられた"画像データの保存領域"である。
スキャナモードは、スキャナ320から入力した画像データをボックスに格納したりLAN106を介して外部装置に送信したりするためのモードである。
図5に示すモードボタン501〜504をユーザが選択することにより、以上の各モードの何れかにモードが切り替えられる。
図5に示す例では、画像処理装置103、104の電源を入れた場合にデフォルトの画面として表示されるコピーモード画面を示している。
このコピーモード画面において、ボタン505〜510を用いて、夫々、拡大/縮小、出力用紙サイズ選択、排紙仕様選択、両面/片面印刷指定、濃度指定、画質モードの設定をユーザが行う。
図6は、機器管理サーバ102が画像処理装置103、104から取得するユーザ履歴データの一例を模式的に示す図である。
機器管理サーバ102は、LAN106に接続された画像処理装置103、104から、ユーザ履歴データや、画像処理装置103、104の状態情報を、例えば定期的に取得する。
機器管理サーバ102は、画像処理装置103、104から取得したユーザ履歴データを、機器管理サーバ102内のHDD208に記憶されているユーザ履歴管理テーブル600に保存する。
図6に示す例では、ユーザ履歴データには、日時データ601、画像処理装置識別ID(DeviceID)602、及びユーザID(UserID)603が含まれる。更に、ユーザ履歴データには、利用機能データ(Function)604、及び設定値データ(Operation)605も含まれる。
日時データ601は、ユーザが画像処理装置103、104に対して操作を行った日時を示すデータである。
画像処理装置識別ID602は、LAN106に接続された画像処理装置を識別するためのデータである。機器管理サーバ102は、この画像処理装置識別ID602の内容を参照することで、ユーザがどの画像処理装置を使用したのかを判断することができる。
ユーザID603は、画像処理装置103、104に対して操作を行ったユーザを識別するためのデータである。
本実施形態の画像処理装置103、104では、ユーザ管理もしくは部門管理が行われており、画像処理装置103、104を操作する前に何らかの方法でユーザIDやパスワードの入力が求められる。機器管理サーバ102は、ここで入力されたユーザIDやパスワードを元に、画像処理装置を使用したユーザや、ユーザが所属するグループを特定し、特定したユーザやグループのデータを取得する。尚、本実施形態では、機器管理サーバ102が、画像処理装置103、104に入力された"ユーザIDとパスワード"を取得し、それらを機器管理サーバ102に予め登録されているユーザ情報と比較して、ユーザのログインを許可するか否かを判断している。
利用機能データ604は、ユーザが画像処理装置103、104で使用した機能を示すデータである。本実施形態の画像処理装置103、104には、前述した4つのモードがあり、機器管理サーバ102は、それらのうち、ユーザが使用したモードのデータを取得する。
図6に示す例では、ファックスによるPSTN350を使用した送信(Fax-Send)と、電子メール等のネットワークを使用した送信(Email-Send)とを区別して送信モードを表記している。また、スキャナ320によってスキャンしたデータをボックスに保存する操作(Box-Scan)と、ボックスに保存されているデータをプリンタ330によってプリントする操作(Box-Print)とを区別してボックスモードを表記している。
設定値データ605は、ユーザが画像処理装置103、104で使用した機能を示すデータである。機器管理サーバ102は、設定値データ605の内容を参照することで、利用機能データ604で示される機能において、ユーザがどのような設定を行ったのかを判断することができる。
図6の先頭に示すデータは、2008年1月10日の15時27分30秒に、Device1の画像処理装置において、UserAというユーザが、コピー機能を使用しており、そのときの設定値は両面印刷の2イン1であることを示す。
機器管理サーバ102は、このようなデータを各画像処理装置103、104から取得してHDD208等に保存する。
機器管理サーバ102は、ユーザ履歴管理テーブル600内の各ユーザ履歴データを、例えば、日時毎、装置毎、ユーザ毎、利用機能毎にソートして集計したり、検索したりすることが可能である。これにより、機器管理サーバ102は、いくつかの条件を組み合わせて、例えば、"過去10日以内にコピー機能を使用したユーザ"や、"特定の日時にDevice1を使用したユーザ"といった検索を行うことが可能である。
図7は、機器管理サーバ102がファームウェア配信サーバ101から受信する条件付き指示の一例を模式的に示す図である。
例えば、図7(a)〜図7(d)に示す条件付き指示700a〜700dの何れかが、ファームウェア配信サーバ101から機器管理サーバ102に対して、アップデート用のファームウェアと一緒に配信される。
条件付き指示700a〜700dは、ファームウェアをアップロードした画像処理装置が、特定の条件に一致する場合に実行する項目が記述されたものである。条件付き指示700a〜700dは、指定される条件や条件が一致した際に実行される処理の内容が異なるだけで、構成は同じである。すなわち、本実施形態では、条件付き指示700a〜700dは、何れも、適用条件701、適用対象702、操作703、付加情報704で構成される。
適用条件701は、ファームウェアをアップロードした画像処理装置に対して、操作703で指定された処理を行うための条件を示したものである。このような条件を記述するために、適用条件701は、更に期日条件705、機能条件706、設定条件707から構成される。
期日条件705には、特定の処理を行ったり機能を使用したりした期日や期間、経歴等が指定される。機能条件706には、処理や機能の種類、又はそれらの設定情報等が指定される。設定条件707には、機能条件706で指定された処理や機能を使用したときに条件一致とするか、使用しなかったときに条件一致とするかのうち、何れかが指定される。これにより、特定の機能を使用しなかった場合に条件一致と判断させることが可能になる。
適用対象702は、適用条件701が全て一致した際に操作703を行う対象を示したしたものである。本実施形態では適用対象702には、ユーザもしくは画像処理装置そのものが指定される。更に本実施形態では、適用対象702としてユーザが指定される場合、一般ユーザ及び特定の権限を持つ管理者のうち、何れかが指定されるようにしている。
操作703は、適用条件701が全て一致した場合に、適用対象702に対して実際に行う処理の内容を示したものである。本実施形態では操作703には、例えば、画像処理装置の液晶操作パネル部402にメッセージや警告文を表示する指示や、特定の機能を使用不可にする指示等が指定される。
付加情報704は、操作703の補足となる情報を示したものである。操作703で指定された指示がメッセージの表示である場合、付加情報704には、実際のメッセージ文が指定される。
尚、適用条件701については、特定する必要がなければ必ずしも指定する必要はない。適用条件701を指定しなかった場合は、全ての適用対象702に対して操作703が実行されることになる。
機器管理サーバ102は、インターネット105を経由して、ファームウェア配信サーバ101からファームウェアと条件付き指示700とを受信する。その後、機器管理サーバ102は、LAN106に接続された画像処理装置103、104に対して、受信したファームウェアを配信し、ファームウェアのアップデートを指示する。
更に、機器管理サーバ102は、受信した条件付き指示700の内容を解析し、その適用条件701に一致するユーザを、HDD208に予め保存してあるユーザ履歴管理テーブル600を用いて検索する。尚、受信した条件付き指示700の内容を解析した結果、適用対象702が画像処理装置(図7(d)に示すデバイス)であった場合には、機器管理サーバ102は、ユーザ履歴管理テーブル600を用いた検索を行う必要はないと判断する。
条件付き指示700に示された適用条件701に一致するユーザや、条件付き指示700に適用対象702として示された画像処理装置が見つかった場合、機器管理サーバ102は、次の処理を行う。すなわち、機器管理サーバ102は、条件付き指示700に示されている"操作703と付加情報704"を画像処理装置103、104に送信し、操作703に指定されている処理の実行を指示する。
図7(a)に示す条件付き指示700aの例では、過去30日以内にコピー機能を使用したユーザに対して、「コピー機能がアップデートされました。地紋印字が使用可能です。」というメッセージを表示する、という条件付き指示が設定されている。
この例の場合、過去30日以内にコピー機能を使用したユーザが適用対象となる。このため、ファームウェアをアップロードした期日が2008年1月であったとすると、図6に示したユーザ履歴管理テーブル600により、UserA、UserCが適用条件701に一致するユーザ(適用対象702)であることが分かる。
そこで、機器管理サーバ102は、画像処理装置103、104に対して、UserA、UserCがログインした場合に、「コピー機能がアップデートされました。地紋印字が使用可能です。」というメッセージを表示する、という指示を行う。画像処理装置103、104は、この指示により、UserA又はUserCが画像処理装置103、104にログインした場合に、指定されたメッセージを液晶操作パネル部402に表示する。
図8は、条件付き指示700aにおける操作703が実行された後の、画像処理装置103、104の液晶操作パネル部402に表示される操作画面の一例を示す図である。
図8において、メッセージダイアログ800は、機器管理サーバ102から指示されたメッセージを表示するダイアログであって、操作画面上に表示されるダイアログである。
画像処理装置103、104は、機器管理サーバ102からの指示に従い、UserAがログインした場合に、このメッセージダイアログ800を表示する。
メッセージ801は、機器管理サーバ102から指示されたメッセージであり、条件付き指示700における付加情報704と同じ内容である。閉じるボタン802は、メッセージダイアログ800を閉じるためのボタンである。
このように、ファームウェアがアップデートされた際、アップデートされた機能を使用したことのあるユーザに対してのみ、ファームウェアのアップデートに関係した特定のメッセージを表示することが可能になる。
この場合、その機能(図8に示す例ではコピー機能)を、例えば一定期間使用していないユーザには、メッセージ801が表示されない。したがって、アップデートした機能を、例えば一定期間使用していないユーザは、このようなメッセージ801の表示に煩わされることなく画像処理装置103、104を使用することができる。
また、図7(b)に示した条件付き指示700bの例では、次のような条件付き指示が設定されている。すなわち、過去に1度でも電子メール送信機能を使用したことのないユーザに対して、「『自分へ送信機能」を使うことで簡単に文書を送信することができます。」というメッセージを表示する、という条件付き指示が設定されている。
この例の場合、過去に1度でも電子メール送信機能を使用したことのないユーザが適用対象となる。このため、図6に示したユーザ履歴管理テーブル600によると、UserA、UserBが適用条件701に一致するユーザ(適用対象702)であることが分かる。
そこで、機器管理サーバ102は、画像処理装置103、104に対して、UserA、UserBがログインした場合に、「『自分へ送信機能」を使うことで簡単に文書を送信することができます。」というメッセージを表示する、という指示を行う。画像処理装置103、104は、この指示により、UserA又はUserBが画像処理装置103、104にログインした場合に、指定されたメッセージを液晶操作パネル部402に表示する。
この例の場合、特定の機能を使用したことのないユーザに対してのみ、ファームウェアのアップデートに関連した特定のメッセージを表示することができる。これにより、ファームウェアがアップデートされた際、何れかの機能の追加や修正がなされたことを、その機能を使ったことのないユーザに対して広く通知して、その機能の使用を促すことができる。
また、図7(c)に示した条件付き指示700cの例では、管理者に対して「送信機能がアップデートされました。ネットワークの設定を変更してください。」というメッセージを表示する、という条件付き指示が設定されている。このように、期日条件705、機能条件706、及び設定条件707からなる適用条件701が指定されていなくてもよい。
この例の場合、画像処理装置103、104は、画像処理装置103、104にログインしたユーザが管理者である場合にのみ、このメッセージを液晶操作パネル部402に表示させることができる。これにより、例えば、ファームウェアがアップデートされた際に、画像処理装置の設定変更や特定の処理が必要な場合には、その設定変更や特定の処理の実行に対して権限を持つユーザに対してのみメッセージを表示することが可能になる。この場合、設定変更や特定の処理の実行に対して権限のないユーザは、このようなメッセージに煩わされることなく画像処理装置103、104を使用することができる。
更に、図7(d)に示した条件付き指示700dの例では、画像処理装置そのものに対して送信機能を使用不可にする、という条件付き指示が設定されている。
この例の場合、画像処理装置103、104がユーザ管理をしているか否かに関わらず、全てのユーザに対して、画像処理装置103、104の送信機能の使用が不可になる。
つまり、全てのユーザに対して、図5に示した送信モードボタン502の操作が無効になり、画像処理装置103、104の送信機能が使用できなくなる。これにより、例えば、ファームウェアがアップデートされた際に、画像処理装置の特定の機能が一時的に使用できなくなる場合や、画像処理装置の特定の機能の使用を故意に禁止させたい場合等に、その機能をユーザが使用できなくすることができる。
図9は、ファームウェア配信システムにおける一連の処理の流れの一例を説明するフローチャートである。ここでは、ファームウェアと条件付き指示700とがファームウェア配信サーバ101から配信されてから、配信された条件付き指示700が画像処理装置103、104によって実行されるまでの処理の一例を示している。
まず、ステップS901において、ファームウェア配信サーバ101は、ファームウェア及び条件付き指示700を、インターネット105を経由して機器管理サーバ102に配信する。
次に、ステップS902において、機器管理サーバ102は、受信したファームウェアを画像処理装置103、104に配信し、ファームウェアのアップデートを指示する。
次に、ステップS903において、機器管理サーバ102は、同じく受信した条件付き指示700を解析する。そして、機器管理サーバ102は、必要に応じてユーザ履歴管理テーブル600を参照して、条件付き指示700に合致する適用対象を特定する。そして、機器管理サーバ102は、条件付き指示700に合致する適用対象に対して、操作703に指定されている処理を実行することを画像処理装置103、104に指示する。
次に、ステップS904において、画像処理装置103、104は、機器管理サーバ102から受信した指示の内容に基づいて、操作703の処理を実行する。そして、図9のフローチャートによる処理を終了する。
次に、機器管理サーバ102で実行される処理の一例についてより詳細に説明する。
図10は、機器管理サーバ102における一連の処理の流れの一例を説明するフローチャートである。図10は、図9のステップS902、S903の処理をより詳細に示したものである。また、図10に示す処理は、例えば、機器管理サーバ102のROM202又はHDD208に保存されているプログラムを適宜読み出すこと等によりCPU201において実行される。
まず、ステップS1001において、機器管理サーバ102は、画像処理装置103、104からユーザ履歴データを取得する。
ユーザ履歴データの取得方法は、機器管理サーバ102が定期的に画像処理装置103、104からユーザ履歴データを取得する方法でも、画像処理装置103、104がユーザ履歴データを変更した際に機器管理サーバ102に通知する方法でもかまわない。
次に、ステップS1002において、機器管理サーバ102は、ユーザ履歴データが取得できたかどうかを判断する。この判断の結果、ユーザ履歴データを取得できたと判断された場合には、ステップS1012に進む。ステップS1012に進むと、機器管理サーバ102は、ユーザ履歴管理テーブル600に、取得したユーザ履歴データを追加する。
更に、ステップS1013において、機器管理サーバ102は、ユーザ履歴管理テーブル600を保存(更新)して、ステップS1001の処理に戻る。
以上のように本実施形態では、例えば、ユーザ履歴データによりユーザ履歴情報の一例が実現され、ステップS1002の処理を行うことにより第1の取得手段の一例が実現される。
一方、ステップS1002においてユーザ履歴データを取得できなかったと判断された場合には、ステップS1003に進む。ステップS1003に進むと、機器管理サーバ102は、ファームウェア配信サーバ101から、ファームウェア及び条件付き指示700の受信を待つ。
そして、ステップS1004において、機器管理サーバ102は、ファームウェア配信サーバ101から、ファームウェア及び条件付き指示700を受信したかどうかを判断する。この判断の結果、ファームウェア及び条件付き指示700を受信していない場合には、ステップS1001の処理に戻る。
一方、ファームウェア及び条件付き指示700を受信した場合には、ステップS1005に進む。ステップS1005に進むと、機器管理サーバ102は、画像処理装置103、104に対して、ファームウェアのアップロードを指示する。尚、ここでは、機器管理サーバ102は、ファームウェアの適合機種やバージョンをチェックする。そして、チェックした結果に基づいて、機器管理サーバ102が管理する"LAN106上の画像処理装置"のうち、アップロードが可能な画像処理装置に対してファームウェアを配信し、アップロードを行うように指示する。
以上のように本実施形態では、例えば、配信サーバにより配信装置の一例が実現され、ファームウェアによりソフトウェアの一例が実現され、条件付き指示700により実行指示情報の一例が実現される。また、ステップS1003、S1004の処理を行うことにより第2の取得手段の一例が実現される。
次に、ステップS1006において、機器管理サーバ102は、ファームウェアと同時に配信された条件付き指示700の内容を解析する。
更にステップS1007において、機器管理サーバ102は、HDD208に保存されたユーザ履歴管理テーブル600に含まれるユーザ履歴データを1つ読み出す。
次に、ステップS1008において、機器管理サーバ102は、ステップS1007で読み出したユーザ履歴データと、ステップS1006で解析した条件付き指示700とを比較する。そして、機器管理サーバ102は、比較した結果に基づいて、条件付き指示700の適用条件701に一致するユーザがいるかどうかを判断する。
この判断の結果、適用条件701に一致するユーザがいない場合には、ステップS1009を省略して後述するステップS1010に進む。
一方、適用条件701に一致するユーザがいる場合には、ステップS1009に進む。ステップS1009に進むと、機器管理サーバ102は、そのユーザを、指示配信適用対象に追加する。
そして、ステップS1010において、機器管理サーバ102は、ユーザ履歴管理テーブル600における全てのユーザ履歴データについて、適用条件701に一致するユーザがいるか否かの判断を行ったか否かを判断する。
この判断の結果、ユーザ履歴管理テーブル600における全てのユーザ履歴データについて、適用条件701に一致するユーザがいるか否かの判断を行っていない場合には、ステップS1007に戻る。そして、ステップS1007において、機器管理サーバ102は、ユーザ履歴管理テーブル600から、前回読み出したユーザ履歴データの次に登録されているユーザ履歴データを読み出す。このように本実施形態では、ユーザ履歴管理テーブル600の先頭からユーザ履歴データを1つずつ読み出すようにしているが、ユーザ履歴データを読み出す方法はこのようなものに限定されない。
一方、ステップS1010において、ユーザ履歴管理テーブル600における全てのユーザ履歴データについて、適用条件701に一致するユーザがいるか否かの判断を行ったと判断された場合には、ステップS1011に進む。ステップS1011に進むと、機器管理サーバ102は、次の処理を行う。すなわち、機器管理サーバ102は、指示配信適用対象に追加されたユーザが、ステップS1005におけるファームウェアの配信先である画像処理装置にログインできたかどうかを判断する。そして、指示配信適用対象に追加されたユーザが、ファームウェアの配信先である画像処理装置にログインすると、機器管理サーバ102は、その画像処理装置に、ステップS1006で解析した条件付き指示700に基づく処理の実行を指示する。すなわち、機器管理サーバ102は、条件付き指示700に含まれる"操作703と付加情報704"を画像処理装置に送信する。そして、図10のフローチャートによる処理を終了する。
以上のように本実施形態では、例えば、ステップS1007〜S1010の処理を行うことにより検索手段の一例が実現され、ステップS1011の処理を行うことにより指示手段の一例が実現される。
図10では、適用対象702がユーザのみである場合を例に挙げて示したが、適用対象702としてユーザと画像処理装置との何れか一方が指定される場合には、例えば、ステップS1006とステップS1007との間に次の処理を行う。すなわち、機器管理サーバ102は、ステップS1006で解析した結果に基づいて、条件付き指示700の適用対象702がデバイス(画像処理装置)であるか否かを判定する。この判定の結果、条件付き指示700の適用対象702がデバイス(画像処理装置)である場合には、その画像処理装置を指示配信適用対象に追加する。そして、ステップS1007〜S1010を省略してステップS1011に進む。一方、条件付き指示700の適用対象702がデバイス(画像処理装置)でない場合には、ステップS1007に進む。
以上のように本実施形態では、まず、ファームウェア配信サーバ101が次の処理を行う。すなわち、ファームウェア配信サーバ101は、ファームウェアの導入に伴い画像処理装置で処理を実行するための条件と、その処理の内容とを含む条件付き指示700を、ファームウェアと共に、インターネット105を介して機器管理サーバ102に送信する。機器管理サーバ102は、画像処理装置103、104におけるユーザの使用履歴を示すユーザ履歴データを、LAN106を介して画像処理装置103、104から取得する。機器管理サーバ102は、条件付き指示700に含まれる条件に合うユーザを、ユーザ履歴管理テーブル600の中から検索する。そして、機器管理サーバ102は、条件付き指示700に含まれる条件を満たすユーザがいる場合、そのユーザがログインした画像処理装置に、条件付き指示700に含まれる処理の実行を指示する。
したがって、ファームウェアの導入に伴うメッセージ表示等の処理を、画像処理装置におけるユーザ毎の使用状況に合わせて変更することが可能になる。これにより、例えば、ファームウェアの配信によって変更された画像処理装置の機能をよく使用するユーザや、変更された機能に関連の強いユーザのみに特定のメッセージを表示することができ、ユーザの利便性が向上する。また、例えば、ファームウェアの配信によって変更された機能を使用していないユーザのみに特定のメッセージを表示することによって、その機能の使用を促すこともできる。
また、ファームウェア配信サーバ101の管理者は、条件付き指示700の内容を自由に変更することが可能となる。したがって、画像処理装置を使用する組織やグループの利用形態やルールに合わせて、条件付き指示700の内容を設定できる。
更に、ファームウェアの配信元であるファームウェア配信サーバ101で個々のユーザ管理を行う必要がなくなる。このため、ファームウェア配信サーバ101やネットワークの負荷を軽減することができる。そして、インターネット105に個人情報が送信されないため、セキュリティの観点における機密性を向上することができる。
以上のように本実施形態では、ファームウェアの導入に伴い画像処理装置で実行する処理を、大きな負荷をかけることなく、適応的に画像処理装置に対して指示することができるようになる。
尚、本実施形態では、機器管理サーバ102は、画像処理装置にユーザがログインしてから、条件付き指示700の操作703の内容の実行を画像処理装置に指示する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、まず、条件付き指示700の操作703の内容の実行を指示する指示情報とユーザの情報とを互いに関連付けて該当する1又は複数の画像処理装置に送信する。そして、画像処理装置は、それらの情報を記憶しておき、ユーザのログインを確認すると、そのユーザの情報に関連付けられた指示情報に従って処理を実行する。
また、本実施形態では、ファームウェア配信サーバ101は、ファームウェアをそのファームウェアに関する条件付き指示700と共に機器管理サーバ102に配信するようにしたが、必ずしもこのようにする必要はない。ファームウェア配信サーバ101は、ファームウェアと、そのファームウェアに関する条件付き指示700とを個別に配信するようにしてもよい。このようにした場合、ファームウェアと、そのファームウェアに関する条件付き指示700とを相互に関連付けるための情報を、ファームウェア及び条件付き指示700の少なくとも何れか一方に付加する等の処理を行う。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、前述した第1の実施形態の内容に加え、ファームウェア配信サーバ101から配信された条件付き指示700の内容を機器管理サーバ102の管理者であるユーザが自由に変更できるようにする。これにより、画像処理装置103、104を管理する管理者が、画像処理装置103、104の使用形態や使用状況に合わせて、条件付き指示700の内容を変更することが可能になる。このように本実施形態は、前述した第1の実施形態に対し、条件付き指示700の内容を機器管理サーバ102側で変更できる点を追加したものである。したがって、本実施形態の説明において、前述した第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図10に付した符号と同一の符号を付すこと等により、詳細な説明を省略する。
図11は、機器管理サーバ102の表示デバイス209に表示される操作画面(条件指示表示ダイアログ)の一例を示す図である。
図11において、条件指示表示ダイアログ1100は、機器管理サーバ102がファームウェア配信サーバ101から条件付き指示700を受信したときに表示されるダイアログである。この条件指示表示ダイアログ1100が表示する内容によって、機器管理サーバ102の管理者であるユーザは、ファームウェア配信サーバ101から配信された条件付き指示700の内容を確認することができる。
条件番号(条件No.)1101は、条件付き指示を一意に識別するための情報を示す。この条件番号1101は、機器管理サーバ102が、複数のファームウェア及び条件付き指示700を、ファームウェア配信サーバ101から受信した場合に、それらを区別するために付けられる番号である。
適用条件1102、適用対象1103、操作1104、因数1105は、夫々、条件付き指示700における適用条件701、適用対象702、操作703、付加情報704の情報を示す。
ボタン1106は、条件指示表示ダイアログ1100において現在選択されている条件付き指示を編集するためのダイアログを開くためにユーザによって操作されるボタンである。ボタン1107は、条件指示表示ダイアログ1100において現在選択されている条件付き指示を削除するためにユーザによって操作されるボタンである。
ボタン1108は、条件指示表示ダイアログ1100に表示されている全ての条件付き指示を削除するためにユーザによって操作されるボタンである。ボタン1109は、条件指示表示ダイアログ1100の内容を確定してダイアログを閉じるためにユーザによって操作されるボタンである。
図12は、図11に示す条件指示表示ダイアログ1100のボタン(条件指示編集ボタン)1106がユーザによって指示されたときに、機器管理サーバ102の表示デバイス209に表示される操作画面(条件指示編集ダイアログ)の一例を示す図である。
図12において、条件指示編集ダイアログ1201は、条件付き指示をユーザが編集するためのダイアログである。
ボタン1202は、適用条件の期日を指定するためにユーザによって操作されるボタンである。ユーザがこのボタン1202を押下することで、適用条件の期日を指示するための項目が表示される。ユーザはそれらの項目のうちの何れかを選択することができる。図12に示す例では、「過去30日以内」という条件が指定されているが、「過去7日以内」や「過去に1度でも」等を指定することができる。
ボタン1203は、適用条件の機能を指定するためにユーザによって操作されるボタンである。ユーザがこのボタン1203を押下することで、適用条件の機能を指示するための項目が表示される。ユーザはそれらの項目のうちの何れかを選択することができる。図12に示す例では、「コピー機能」が設定されているが、画像処理装置の機能である「FAX送信機能」や「ボックスプリント機能」等を指定することができる。
ボタン1204は、適用条件の設定条件を指定するためにユーザによって操作されるボタンである。ユーザがこのボタン1204を押下することで、適用条件の機能についての設定の内容を指示するための項目が表示される。ユーザは、それらの項目のうちの何れかを選択することができる。この項目の内容は、ボタン1203によって何れの機能が選択されているかによって異なる。図12に示す例では、「指定しない」が設定されているが、ボタン1203によって「コピー機能」が選択されているため、「両面印刷」や「縮小レイアウト」等を指定することができる。
ボタン1205は、適用条件における機能の利用状況を指定するためにユーザによって操作されるボタンである。ユーザがこのボタン1205を押下することで、適用条件の機能を使用したかどうかを指示するための項目が表示される。ユーザは、それらの項目の何れかを選択することができる。図12に示す例では、「使用した」が設定されているが、「使用しない」を指定することもできる。つまり、「使用しない」を指定した場合には、ボタン1203によって指定された機能を使用しなかった場合を適用条件として指定したことになる。
ボタン1206は、条件付き指示における適用対象702を指定するためにユーザによって操作されるボタンである。ユーザがこのボタン1206を押下することで、適用条件の適応対象を指示するための項目が表示される。ユーザは、それらの項目のうちの何れかを選択することができる。図12に示す例では、「ユーザ」が設定されているが、「管理者」や「一般ユーザ」、あるいは「デバイス」といった指定も可能である。
ボタン1207は、条件付き指示における操作703を指定するためにユーザによって操作されるボタンである。ユーザがこのボタン1207を押下することで、適用条件の操作703を指示するための項目が表示される。ユーザは、それらの項目うちの何れかを選択することができる。図12に示す例では、「メッセージを表示」が設定されているが、「コピー機能を使用させない」等の指定も可能である。
付加情報指定フィールド1208は、条件付き指示における付加情報704をユーザが指定するためのフィールドである。ユーザは、この付加情報指定フィールド1208の表示領域の文字を直接編集することで、操作703におけるメッセージの文言等を指定することが可能である。ボタン1207の指示内容によっては、必ずしもこの付加情報指定フィールド1208を設定する必要はない。
また、ボタン1202〜1206における指示は、必ずしも設定しなくてはならないものではなく、何れも「指定しない」といった設定を行うことも可能である。また、ボタン1202〜1206における指示の一部のみを設定することも可能である。
キャンセルボタン1209は、条件指示編集ダイアログ1201において編集した内容を破棄して、条件指示編集ダイアログ1201を閉じるためにユーザによって操作されるボタンである。
OKボタン1210は、条件指示編集ダイアログ1201において編集した内容を条件付き指示700に反映してから条件指示編集ダイアログ1201を閉じるためにユーザによって操作されるボタンである。
図13は、機器管理サーバ102における一連の処理の流れの一例を説明するフローチャートである。この図13に示すフローチャートも、図9のステップS902、S903の処理をより詳細に示したものである。また、図13に示す処理は、例えば、機器管理サーバ102のROM202又はHDD208に保存されているプログラムを適宜読み出すこと等によりCPU201において実行される。ここでは、第1の実施形態(図10)との違いについてのみ詳細に説明する。
まず、ステップS1301〜ステップS1304は、図10におけるステップS1001〜ステップS1004の処理と同様である。
そして、ステップS1305において、機器管理サーバ102は、ファームウェア配信サーバ101から、ファームウェアと同時に受信した条件付き指示700の内容を解析する。これは、図10におけるステップS1006と同様の処理である。
次に、ステップS1306において、機器管理サーバ102は、条件付き指示700の編集を行う。このステップS1306では前述したように、機器管理サーバ102は、条件付き指示700の内容を条件指示表示ダイアログ1100に表示し、機器管理サーバ102の管理者であるユーザの編集指示を待つ。ここで、ユーザは、条件指示編集ダイアログ1201において条件付き指示700の編集を行う。
そして、ステップS1307において、機器管理サーバ102は、ユーザの編集作業が終了したかどうか否かを判断する。つまり、機器管理サーバ102は、条件指示表示ダイアログ1100におけるボタン1109が押下され、ユーザが編集内容を確定したかどうかを判断する。
この判断の結果、ユーザの編集作業が終了していない場合には、ステップS1306の処理に戻り、ユーザの編集作業が終了するまで、ステップS1306、S1307の処理を繰り返し行う。
一方、ユーザの編集作業が終了した場合には、ステップS1308に進む。ステップS1308に進むと、機器管理サーバ102は、画像処理装置103、104に対して、ファームウェアのアップロードを指示する。これは、図10におけるステップS1005と同様の処理である。
その後のステップS1309〜S1316の処理は、図10におけるステップS1006〜S1013の処理と同様である。ただし、条件付き指示が編集されて変更された場合には、ステップS1309〜S1316で扱われる条件付き指示は、変更後のものになることだけが異なる。
以上のように本実施形態では、例えば、ステップS1302の処理を行うことにより第1の取得手段の一例が実現され、ステップS1303、S1304の処理を行うことにより第2の取得手段の一例が実現される。また、例えば、ステップS1306、S1307の処理を行うことにより変更手段の一例が実現され、ステップS1310〜S1313の処理を行うことにより検索手段の一例が実現される。更に、例えば、ステップS1314の処理を行うことにより指示手段の一例が実現される。
以上のように本実施形態では、機器管理サーバ102側で条件付き指示700の内容を変更できるようにしたので、前述した第1の実施形態で説明した効果に加えて次の効果が得られる。すなわち、画像処理装置を管理する"機器管理サーバ102の管理者"の意志や意図が反映された指示を各画像処理装置に対して行うことが可能になる。
尚、機器管理サーバ102側で条件付き指示700の内容を変更するタイミングは、その条件付き指示700を受信してから、その条件付き指示700を解析するまでの間であれば、図13に示したタイミングに限定されない。
また、本実施形態においても、前述した第1の実施形態における種々の変形例を採ることができる。
(本発明の他の実施形態)
前述した本発明の実施形態における機器管理装置を構成する各手段、並びに機器管理方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図9、10、13に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接、あるいは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
尚、前述した各実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の第1の実施形態を示し、ソフトウェア配信システムの構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、機器管理サーバの内部構成の一例を示すシステムブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、画像処理装置の内部構成の一例を示すシステムブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、画像処理装置の操作部の外観構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、画像処理装置の液晶操作パネル部に表示される操作画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、機器管理サーバが画像処理装置から取得するユーザ履歴データの一例を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、機器管理サーバがファームウェア配信サーバから受信する条件付き指示の一例を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、条件付き指示における操作が実行された後の、画像処理装置の液晶操作パネル部に表示される操作画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、ファームウェア配信システムにおける一連の処理の流れの一例を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、機器管理サーバにおける一連の処理の流れの一例を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態を示し、機器管理サーバの表示デバイスに表示される操作画面(条件指示表示ダイアログ)の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示し、条件指示表示ダイアログの条件指示編集ボタンがユーザによって指示されたときに、機器管理サーバの表示デバイスに表示される操作画面(条件指示編集ダイアログ)の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示し、機器管理サーバにおける一連の処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
符号の説明
101 ファームウェア配信サーバ
102 機器管理サーバ
103、104 画像処理装置
105 インターネット
106 LAN
600 ユーザ履歴情報データ
700 条件付き指示

Claims (11)

  1. 画像処理装置で使用されるソフトウェアを配信装置から受信し、当該ソフトウェアを画像処理装置に再配信する機器管理装置であって、
    前記画像処理装置におけるユーザの使用履歴を示すユーザ履歴情報を、当該画像処理装置から取得する第1の取得手段と、
    前記ソフトウェアの導入に伴う処理を実行するための条件を含む、当該ソフトウェアの実行指示情報を、前記配信装置から取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得されたユーザ履歴情報に基づいて、前記第2の取得手段により取得された実行指示情報に含まれる条件を満たすユーザを検索する検索手段と、
    前記検索手段により、前記実行指示情報に含まれる条件を満たすユーザが検索されると、当該実行指示情報に基づく実行指示を、前記ソフトウェアの配信先である画像処理装置に対して行う指示手段とを有することを特徴とする機器管理装置。
  2. 前記第2の取得手段により取得された実行指示情報の内容を、ユーザからの指示に基づいて変更する変更手段を有し、
    前記検索手段は、前記変更手段により前記実行指示情報が変更されると、当該変更された実行指示情報に含まれる条件を満たすユーザを検索し、
    前記指示手段は、前記変更手段により変更された実行指示情報に含まれる条件を満たすユーザが前記検索手段により検索されると、当該変更された実行指示情報に基づく実行指示を行うことを特徴とする請求項1に記載の機器管理装置。
  3. 前記指示手段は、前記実行指示情報に含まれる条件を満たすユーザが、前記ソフトウェアの配信先である画像処理装置にログインしたことを確認すると、当該実行指示情報に基づく実行指示を、当該画像処理装置に対して行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の機器管理装置。
  4. 前記実行指示は、メッセージの表示を実行する指示を含むことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の機器管理装置。
  5. 前記第2の取得手段は、前記ソフトウェアと共に、当該ソフトウェアに関する前記実行指示情報を取得することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の機器管理装置。
  6. 画像処理装置で使用されるソフトウェアを配信装置から受信し、当該ソフトウェアを画像処理装置に再配信する機器管理方法であって、
    前記画像処理装置におけるユーザの使用履歴を示すユーザ履歴情報を、当該画像処理装置から取得する第1の取得ステップと、
    前記ソフトウェアの導入に伴う処理を実行するための条件を含む、当該ソフトウェアの実行指示情報を、前記配信装置から取得する第2の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップにより取得されたユーザ履歴情報に基づいて、前記第2の取得ステップにより取得された実行指示情報に含まれる条件を満たすユーザを検索する検索ステップと、
    前記検索ステップにより、前記実行指示情報に含まれる条件を満たすユーザが検索されると、当該実行指示情報に基づく実行指示を、前記ソフトウェアの配信先である画像処理装置に対して行う指示ステップとを有することを特徴とする機器管理方法。
  7. 前記第2の取得ステップにより取得された実行指示情報の内容を、ユーザからの指示に基づいて変更する変更ステップを有し、
    前記検索ステップは、前記変更ステップにより前記実行指示情報が変更されると、当該変更された実行指示情報に含まれる条件を満たすユーザを検索し、
    前記指示ステップは、前記変更ステップにより変更された実行指示情報に含まれる条件を満たすユーザが前記検索ステップにより検索されると、当該変更された実行指示情報に基づく実行指示を行うことを特徴とする請求項6に記載の機器管理方法。
  8. 前記指示ステップは、前記実行指示情報に含まれる条件を満たすユーザが、前記ソフトウェアの配信先である画像処理装置にログインしたことを確認すると、当該実行指示情報に基づく実行指示を、当該画像処理装置に対して行うことを特徴とする請求項6又は7に記載の機器管理方法。
  9. 前記実行指示は、メッセージの表示を実行する指示を含むことを特徴とする請求項6〜8の何れか1項に記載の機器管理方法。
  10. 前記第2の取得ステップは、前記ソフトウェアと共に、当該ソフトウェアに関する前記実行指示情報を取得することを特徴とする請求項6〜9の何れか1項に記載の機器管理方法。
  11. 請求項6〜10の何れか1項に記載の機器管理方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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