JP2010010995A - Gfpフレームレイヤでのプロテクション・スイッチ・システム - Google Patents

Gfpフレームレイヤでのプロテクション・スイッチ・システム Download PDF

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Abstract

【課題】OTNやSDHのトランスポートネットワーク上で柔軟なネットワーク設計をするためのGFPフレームレイヤにおけるプロテクション・スイッチ・システムを提供する。
【解決手段】GFPフレームの拡張ヘッダ内にルート情報と優先情報を付与する手段を設け、付与したルート情報と優先情報に応じてGFPフレームをスイッチングする。また、OTNやSDHのトランスポートネットワーク上のプロテクションルートに偽りのGFPフレームを送出する手段を設け、トランスポートネットワークの帯域を確保する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ネットワーク間のデータ経路を制御するスイッチングシステムに関する。
通信網のイーサネット(登録商標)(登録商標)化が進んでいる状況において、国際電気通信連合・電気通信標準化部門(ITU−T)で標準化されている既存のOTN(Optical Transport Network):ITU−T勧告G.709やSDH(Synchronous Digital Hierarchy):ITU−T勧告G.707というトランスポートネットワークとイーサネット(登録商標)(登録商標)間で相互に転送を行う方法が検討されている。
従来の相互転送は、既存のトランスポートネットワークに対してイーサネット(登録商標)(登録商標)をマッピングする方法であり、既存のトランスポートネットワーク上でイーサネット(登録商標)(登録商標)フレームやインターネットプロトコル(Internet Protocol:以下、IPという)パケットのスイッチングを実現するために、イーサネット(登録商標)フレームまたはIPパケットを直接切り替えている。
また、特許文献1には、国際電気通信連合・電気通信標準化部門(ITU−T)でITU−T勧告G.7041として標準化されているGFP(Generic framing procedure)技術のフレームレイヤを利用して、汎用のフレームをOTNやSDHのフレームにマッピングするによって効率的にデータ転送を行う方法が開示されている。
特開2002−198994号公報
しかしながら、既存のOTNやSDHのトランスポートネットワークに対してイーサネット(登録商標)をマッピングする方法では、トランスポートネットワークの末端で途切れてしまうため、トランスポートネットワーク上で柔軟なネットワーク設計をすることができないという問題がある。
また、GFPのフレームは、イーサネット(登録商標)フレームをはじめ、様々な情報を含みデータ量も異なるクライアント信号の可変長ペイロードをまとめてカプセル化して、トランスポートネットワーク上にマッピングして使用されている。
このGFPフレームの信頼性を向上させ、ネットワーク上の全ての通信装置間で転送が行えるようにするためには、トランスポートネットワークレイヤでのプロテクションを実現する必要があるが、GFPフレームレイヤにおいてプロテクションを構成することは困難であるため、GFPフレームレイヤで柔軟なネットワーク設計をすることができないという問題がある。
本発明は、上記の課題認識に基づいてなされたものであり、OTNやSDHのトランスポートネットワーク上で柔軟なネットワーク設計をするためのGFPフレームレイヤにおけるプロテクション・スイッチ・システムを提供することを目的としている。
上記の課題を解決するため、本発明のネットワークシステムは、複数の通信装置からなるGFPフレームレイヤのネットワークシステムにおいて、前記通信装置は、GFPフレームの拡張ヘッダ内にルート情報と優先情報を付与する情報付与手段と、前記情報付与手段によって付与されたルート情報と優先情報に基づいてGFPフレームの転送ルートを決定するルート決定手段と、前記ルート決定手段により決定された転送ルートと異なる転送ルートに偽り(擬似)のGFPフレームを送出する偽フレーム送出手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の前記通信装置は、前記偽りのGFPフレームを前記ルート決定手段により決定された転送ルートに送出する、ことを特徴とする。
また、本発明の前記通信装置は、偽り(擬似)のGFPフレームに管理情報を付与する管理情報付与手段と、をさらに備え、前記管理情報付与手段によって管理情報が付与された偽り(擬似)のGFPフレームを送出する、ことを特徴とする。
また、本発明の通信方法は、複数の通信装置からなるGFPフレームレイヤのネットワークシステムの通信方法において、GFPフレームの拡張ヘッダ内にルート情報と優先情報を付与する情報付与手順と、前記情報付与手順によって付与されたルート情報と優先情報に基づいてGFPフレームの転送ルートを決定するルート決定手順と、前記ルート決定手順により決定された転送ルートと異なる転送ルートに偽り(擬似)のGFPフレームを送出する偽フレーム送出手順と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の通信装置は、複数の通信装置からなるGFPフレームレイヤのネットワークシステムの通信装置において、前記通信装置は、GFPフレームの拡張ヘッダ内にルート情報と優先情報を付与する情報付与手段と、前記情報付与手段によって付与されたルート情報と優先情報に基づいてGFPフレームの転送ルートを決定するルート決定手段と、前記ルート決定手段により決定された転送ルートと異なる転送ルートに偽り(擬似)のGFPフレームを送出する偽フレーム送出手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、GFPフレームの拡張ヘッダ内にルート情報と優先情報を付与することにより、GFPフレームスイッチ機能と優先制御を行うことができ、OTNやSDHのトランスポートネットワーク上のプロテクションルートに偽りのGFPフレームを送出して、トランスポートネットワークの帯域を確保することができるため、トランスポートネットワークレイヤを意識せずに柔軟なネットワーク設計をするためのプロテクション・スイッチ・システムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態によるプロテクション・スイッチ・システムの構成を示した図である。図1におけるプロテクション・スイッチ・システムは、OTN/SDHトランスポートネットワークにGFPフレームレイヤのプロテクション・スイッチの機能を搭載し、図示されないネットワーク管理部、例えば、NMS(Network Management System)によって全体の通信(例えば、優先順位、プロテクション構成、転送レート、ルート情報更新間隔)が管理されている。
図1におけるプロテクション・スイッチ・システムは、OTNやSDHによって構築された相互通信ネットワークであり、複数の通信装置(以下、ノードという)が相互に接続されているトランスポートネットワーク1である。
また、トランスポートネットワーク1は、外部のネットワーク(以下、クライアントネットワークという)に接続するインタフェースを備えているエッジノードE1〜E4、クライアントネットワークに接続するインタフェースを備えていないコアノードC1〜C3から構成される。
また、トランスポートネットワーク1には、イーサネット(登録商標)によって別々に構築されているクライアントネットワーク2〜5が接続されている。
なお、エッジノードとコアノードは、クライアントネットワークに接続するインタフェースを備えているか否かの違いであり、コアノードにクライアントネットワークに接続するインタフェースを備えることによって、エッジノードとすることができる。
図1に示すように、クライアントネットワーク2〜5は、エッジノードE1〜E4とそれぞれイーサネット(登録商標)を介して接続されている。
また、トランスポートネットワーク1内のエッジノードE1は、エッジノードE2とコアノードC1が通信ケーブル(例えば、光ファイバ)によって接続されている。
同様にエッジノードE2は、エッジノードE1、コアノードC2、コアノードC3と接続され、エッジノードE3は、エッジノードE4、コアノードC1と接続され、エッジノードE4は、エッジノードE3、コアノードC1、コアノードC3と接続され、コアノードC1は、エッジノードE1、エッジノードE3、エッジノードE4、コアノードC2と接続され、コアノードC2は、エッジノードE2、コアノードC1、コアノードC3と接続され、コアノードC3は、エッジノードE2、エッジノードE4、コアノードC2と接続されており、各ノード間での相互通信を実現している。
トランスポートネットワーク1では、エッジノードE1〜E4に接続されたクライアントネットワーク2〜5が、トランスポートネットワーク1内のエッジノードE1〜E4およびコアノードC1〜C3を介して、相互に通信することができる。
次に、本実施形態の通信装置について説明する。図2は、本実施形態によるプロテクション・スイッチ・システムで使用されるエッジノードの構成を示したブロック図である。図2におけるエッジノードは、イーサネット(登録商標)受信処理部30、イーサネット(登録商標)送信処理部40、OTN/SDH受信処理部50、OTN/SDH送信処理部60、GFPスイッチ部70、キュー処理部80、ルート探索部90から構成される。
なお、図2におけるエッジノードは、接続されているノード数に対応して、イーサネット(登録商標)受信処理部30、イーサネット(登録商標)送信処理部40、OTN/SDH受信処理部50、OTN/SDH送信処理部60を複数備えることも可能である。その場合、予め定められた優先順位に応じて各ブロックの動作する順番を定めることにより、各ブロックを協調して動作させる。
また、プロテクション・スイッチ・システムで使用されるコアノードは、上記エッジノードの構成から、イーサネット(登録商標)受信処理部30、とイーサネット(登録商標)送信処理部40を除いたブロックで構成される。
イーサネット(登録商標)受信処理部30は、イーサネット(登録商標)フレームを受信し、受信したイーサネット(登録商標)フレームからGFPフレームを生成するブロックである。
また、生成するGFPフレームには、拡張ヘッダ(以下、GFP拡張ヘッダという)を付与する。
イーサネット(登録商標)受信処理部30は、クライアントネットワークから受信したイーサネット(登録商標)フレームのヘッダ情報と後述するルート探索部90から取得したルート情報ファイルに基づいてGFP拡張ヘッダを生成し、受信したイーサネット(登録商標)フレームと生成したGFP拡張ヘッダをまとめてカプセル化したGFPフレームをGFPスイッチ部70に出力する。
また、イーサネット(登録商標)受信処理部30は、後述するルート探索部90から取得したルート情報ファイルと、予め定められたプロテクション構成に基づいて、受信したイーサネット(登録商標)フレームをプロテクションする必要があるか否かを判断し、プロテクションが必要である場合は、プロテクションを行うルートを決定して、偽りのGFPフレーム(以下、GFP偽フレームという)を生成し、GFPスイッチ部70に出力する。
イーサネット(登録商標)送信処理部40は、入力されたGFPフレームからイーサネット(登録商標)フレームを取り出し、取り出したイーサネット(登録商標)フレームを送信するブロックである。
イーサネット(登録商標)送信処理部40は、キュー処理部80から入力されたGFPフレームが正式のGFPフレーム(以下、GFP真フレームという)であるか、GFP偽フレームであるかを判断し、キュー処理部80から入力されたGFPフレームがGFP真フレームである場合は、GFP真フレームからイーサネット(登録商標)フレームを取り出してクライアントネットワークに送信する。
キュー処理部80から入力されたGFPフレームがGFP偽フレームである場合は、該GFP偽フレームを破棄する。
OTN/SDH受信処理部50は、OTN/SDH信号を受信し、GFPフレームを取り出すブロックである。
OTN/SDH受信処理部50は、トランスポートネットワーク1内で接続されている他のノードから送信されてきたOTN/SDH信号を受信し、受信したOTN/SDH信号からGFPフレームを取り出してGFPスイッチ部70に出力する。
OTN/SDH送信処理部60は、入力されたGFPフレームからOTN/SDH信号を生成し、生成したOTN/SDH信号をトランスポートネットワーク1に送信するブロックである。
OTN/SDH送信処理部60は、キュー処理部80から入力されたGFPフレームをOTN/SDH信号に変換してトランスポートネットワーク1内で接続されている他のノードに送信する。
GFPスイッチ部70は、GFPフレームの振り分け(以下、スイッチングという)を行うブロックである。
GFPスイッチ部70は、イーサネット(登録商標)受信処理部30、OTN/SDH受信処理部50から入力されたGFPフレームを、後述するルート探索部90から取得したスイッチ情報ファイルに基づいてスイッチングし、キュー処理部80に出力する。
また、GFPスイッチ部70は、OTN/SDH受信処理部50から入力されたGFPフレームが、トランスポートネットワーク1内のルート情報を探索するためのフレーム(以下、サーチフレームという)である場合は、該サーチフレームを後述するルート探索部90に出力する。
また、該ノードから隣接する他のノード(以下、隣接ノードという)にサーチフレームを送信する場合は、後述するルート探索部90から入力された該ノードのサーチフレームをキュー処理部80に出力する。
キュー処理部80は、GFPフレームのGFP拡張ヘッダ内の優先順位情報に基づいて優先順にGFPフレームを出力するブロックである。
キュー処理部80は、GFPスイッチ部70から入力されたGFPフレームのGFP拡張ヘッダ内の優先順位情報を確認し、優先順に従ってGFPフレームをイーサネット(登録商標)送信処理部40、またはOTN/SDH送信処理部60に出力する。
ルート探索部90は、トランスポートネットワーク1内のルート情報を記憶し、受信したイーサネット(登録商標)フレームを次のノードに送信するための経路情報を出力するブロックである。
ルート探索部90は、トランスポートネットワーク1内のルート情報を更新するため、隣接ノードに送信するサーチフレーム(以下、GFPサーチフレームという)を予め設定された期間で定期的に生成し、GFPスイッチ部70に出力する。
また、隣接ノードから受信し、GFPスイッチ部70から入力されたGFPサーチフレームの情報に基づいて該ノードのルート情報を更新する。
また、ルート探索部90は、トランスポートネットワーク1内の最新のルートテーブル情報ファイルから該ノードで使用するルート情報を抜き出し、イーサネット(登録商標)受信処理部30およびGFPスイッチ部70に出力する。
次に、本実施形態のイーサネット(登録商標)受信処理部30について説明する。図3は、本実施形態によるイーサネット(登録商標)受信処理部30と、関係する周辺のブロックの構成を示したブロック図である。図3において、イーサネット(登録商標)受信処理部30は、イーサネット(登録商標)受信部31、イーサネット(登録商標)フレーム認識部32、GFPカプセル化部33、ルート選択部34、プライオリティー判定部35、GFP拡張ヘッダ生成部36、レート制御部37、スタフフレーム生成部38から構成される。
イーサネット(登録商標)受信部31は、クライアントネットワークからイーサネット(登録商標)フレームを受信するブロックである。
イーサネット(登録商標)受信部31は、イーサネット(登録商標)規格(IEEE802.3)に準拠した処理(以下、イーサネット(登録商標)処理という)でイーサネット(登録商標)フレームを受信し、受信したイーサネット(登録商標)フレームをイーサネット(登録商標)フレーム認識部32に出力する。
イーサネット(登録商標)フレーム認識部32は、イーサネット(登録商標)フレーム内の情報を抜き出すブロックである。
イーサネット(登録商標)フレーム認識部32は、イーサネット(登録商標)受信部31から入力されたイーサネット(登録商標)フレームから送信先と、送信元の情報(例えば、MAC:Media Access Controlヘッダ内のDestination Address(以下、宛先MACアドレスという)と、Source Address(以下、送信元MACアドレスという)と、IPヘッダ内のDestination Address(以下、宛先IPアドレスという)と、Source Address(以下、送信元IPアドレスという)の情報)を抜き出し、ルート選択部34に出力する。
また、イーサネット(登録商標)フレーム認識部32は、イーサネット(登録商標)フレームから優先度の情報(例えば、MACヘッダ内のVLANタグと、IPヘッダ内のTOS情報(以下、VLANタグ、およびTOS情報をイーサネット(登録商標)優先度という))を抜き出し、プライオリティー判定部35に出力する。
また、入力されたイーサネット(登録商標)フレームは、GFPカプセル化部33に出力する。
ルート選択部34は、イーサネット(登録商標)フレーム認識部32が抜き出したイーサネット(登録商標)フレームの送信先と、送信元の情報と、ルート探索部90からから取得したルート情報ファイルに基づいて、トランスポートネットワーク1にGFPフレームを送信する際の主の転送ルート(以下、プライマリルートという)を選択するブロックである。
ルート選択部34は、イーサネット(登録商標)フレーム認識部32から入力された送信先と、送信元の情報(例えば、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、宛先IPアドレス、送信元IPアドレス)と、ルート探索部90内の後述するルートテーブル処理部91から入力された該ノードで使用するルート情報ファイルから、GFPフレームをトランスポートネットワーク1内に送信する際のプライマリルートを決定する。
すなわち、送信先と、送信元の情報から該ノードから送信先のノードを特定し、ルート情報ファイルから、例えば、プライマリに設定されているルートを選択して、GFPフレームを送信するルートを決定する。
決定したプライマリルートの情報(以下、プライマリルート情報という)をGFP拡張ヘッダ生成部36と、レート制御部37に出力する。
プライオリティー判定部35は、イーサネット(登録商標)フレーム認識部32が抜き出したイーサネット(登録商標)優先度に基づいて、GFPフレームを送信する優先度を判定するブロックである。
プライオリティー判定部35は、イーサネット(登録商標)フレーム認識部32から入力されたイーサネット(登録商標)優先度からイーサネット(登録商標)受信部31が受信したイーサネット(登録商標)フレームの優先度を決定する。
すなわち、イーサネット(登録商標)優先度の情報を確認して予め定められた基準(例えば、VLANタグ、およびTOS情報の両方に最下位の優先度が設定されていれば、該イーサネット(登録商標)フレームの優先度を最下位と決定し、VLANタグ、またはTOS情報のいずれか一方に最上位の優先度を示す値が設定されていれば、該イーサネット(登録商標)フレームの優先度を最上位と決定する)に従って、イーサネット(登録商標)フレームの優先度を決定する。
決定した優先度の情報(以下、GFP優先度という)とイーサネット(登録商標)優先度をGFP拡張ヘッダ生成部36に出力する。
GFP拡張ヘッダ生成部36は、受信したイーサネット(登録商標)フレームをGFPフレームとしてトランスポートネットワーク1に送信する際に付与するGFP拡張ヘッダを生成するブロックである。
GFP拡張ヘッダ生成部36は、ルート選択部34から入力されたプライマリルート情報、プライオリティー判定部35から入力されたGFP優先度とイーサネット(登録商標)優先度に基づいて、例えば、後述する図10に示すようなGFP拡張ヘッダを生成し、この生成したGFP拡張ヘッダをGFPカプセル化部33に出力する。
GFPカプセル化部33は、受信したイーサネット(登録商標)フレームにGFP拡張ヘッダを付与してGFPフレームにカプセル化するブロックである。
GFPカプセル化部33は、イーサネット(登録商標)フレーム認識部32から入力されたイーサネット(登録商標)フレームに、GFP拡張ヘッダ生成部36から入力されたGFP拡張ヘッダを付与する。
また、GFP拡張ヘッダを付与したイーサネット(登録商標)フレームを、GFP技術(ITU−T勧告G.7041)に準拠した処理(以下、GFP処理という)を行ってGFPフレームにカプセル化し、GFPスイッチ部70に出力する。
レート制御部37は、ルート選択部34からのプライマリルート情報と、ルート探索部90からから取得したルート情報ファイルに基づいて、トランスポートネットワーク1にGFPフレームを送信する際の副の転送ルート(以下、セカンダリルートという)を決定するブロックである。
レート制御部37は、ルート選択部34から入力されたプライマリルート情報と、ルート探索部90内の後述するルートテーブル処理部91から入力された該ノードで使用するルート情報ファイルと、予め定められたプロテクション構成から、GFPフレームをトランスポートネットワーク1内に送信する際にプロテクションを構成する必要があるイーサネット(登録商標)フレームであるか否かを判定する。
すなわち、プライマリルート情報を確認し、ルート情報ファイル内に記録されているプライマリルートが、予め定められたプロテクション構成によってプロテクションを行うルートである場合は、該イーサネット(登録商標)フレームはプロテクションを構成する必要があると判断する。
判定の結果、プロテクションを構成する必要があるイーサネット(登録商標)フレームである場合は、GFPフレームを送信するセカンダリルートを決定し、決定したセカンダリルートの情報(以下、セカンダリルート情報という)をスタフフレーム生成部38に出力する。
なお、プロテクションを構成する必要がない、すなわち、プライマリルートに対応するプロテクション構成が予め定められていない場合は、セカンダリルートの決定は行わず、スタフフレーム生成部38には、何も出力しない。
スタフフレーム生成部38は、レート制御部37からのセカンダリルート情報からGFP偽フレームを生成するブロックである。
スタフフレーム生成部38は、例えば、後述する図11に示すようなGFP拡張ヘッダを生成する。
すなわち、オーバヘッド情報に偽りのフレームであることを示すコード(以下、スタフフレームコードという)を記録し、レート制御部37から入力されたセカンダリルート情報に基づいて、予め定められた送信レートでのセカンダリルート情報を記録したGFP拡張ヘッダを生成する。
また、生成したスタフフレームコードとGFP拡張ヘッダを持ったGFP偽フレームをGFPスイッチ部70に出力する。
このことにより、GFP偽フレームは、プロテクションを行うルート(プライマリルート)の帯域確保するためにGFP真フレームと同様にトランスポートネットワーク1内に送信される。
次に、本実施形態のイーサネット(登録商標)送信処理部40について説明する。図4は、本実施形態によるイーサネット(登録商標)送信処理部40と、関係する周辺のブロックの構成を示したブロック図である。図4において、イーサネット(登録商標)送信処理部40は、スタフフレーム分離部41、GFPデカプセル化部42、イーサネット(登録商標)送信部43、スタフフレーム処理部44から構成される。
スタフフレーム分離部41は、GFPフレームをGFP真フレームとGFP偽フレームとを分離するブロックである。
スタフフレーム分離部41は、キュー処理部80から入力されたGFPフレームのオーバヘッド情報を確認し、GFP真フレームとGFP偽フレームとに分離する。
すなわち、入力されたGFPフレームのオーバヘッド情報にスタフフレームコードが記録されていた場合は、該GFPフレームはGFP偽フレームであると判断し、オーバヘッド情報にスタフフレームコードが記録されていない場合は、該GFPフレームはGFP真フレームであると判断する。
スタフフレーム分離部41は、GFP真フレームとGFP偽フレームとを判断した後、GFP真フレームをGFPデカプセル化部42に出力する。また、GFP偽フレームは、スタフフレーム処理部44に出力する。
GFPデカプセル化部42は、カプセル化されたGFPフレームからイーサネット(登録商標)フレームを取り出すブロックである。
GFPデカプセル化部42は、スタフフレーム分離部41から入力されたGFP真フレームに対してGFP処理を行ってイーサネット(登録商標)フレームを取り出し、取り出したイーサネット(登録商標)フレームをイーサネット(登録商標)送信部43に出力する。
イーサネット(登録商標)送信部43は、イーサネット(登録商標)フレームをクライアントネットワークに送信するブロックである。
イーサネット(登録商標)送信部43は、GFPデカプセル化部42から入力されたイーサネット(登録商標)フレームに対してイーサネット(登録商標)処理を行って、処理後のイーサネット(登録商標)フレームをクライアントネットワークに送信する。
スタフフレーム処理部44は、GFP偽フレームを破棄するブロックである。
スタフフレーム処理部44は、スタフフレーム分離部41から入力されたGFP偽フレームを破棄する。
次に、本実施形態のOTN/SDH受信処理部50について説明する。図5は、本実施形態によるOTN/SDH受信処理部50と、関係する周辺のブロックの構成を示したブロック図である。図5において、OTN/SDH受信処理部50は、OTN/SDH受信部51、OTN/SDHデマッピング部52から構成される。
OTN/SDH受信部51は、トランスポートネットワーク1内で接続されている他のノードから送信されてきたOTN/SDH信号を受信するブロックである。
OTN/SDH受信部51は、OTN(ITU−T勧告G.709)、およびSDH(ITU−T勧告G.707)に準拠した処理(以下、光通信処理という)でトランスポートネットワーク1からOTN/SDH信号を受信し、受信したOTN/SDH信号をOTN/SDHデマッピング部52に出力する。
OTN/SDHデマッピング部52は、OTN/SDH信号よりGFPフレームを取り出すブロックである。
OTN/SDHデマッピング部52は、OTN/SDH受信部51から入力されたOTN/SDH信号に対して光通信処理を行ってGFPフレームを取り出し、GFPスイッチ部70に出力する。
次に、本実施形態のOTN/SDH送信処理部60について説明する。図6は、本実施形態によるOTN/SDH送信処理部60と、関係する周辺のブロックの構成を示したブロック図である。図6において、OTN/SDH送信処理部60は、OTN/SDHマッピング部61、OTN/SDH送信部62から構成される。
OTN/SDHマッピング部61は、GFPフレームをOTN/SDH信号にマッピングするブロックである。
OTN/SDHマッピング部61は、キュー処理部80から入力されたGFPフレームに対して光通信処理を行ってOTN/SDH信号にマッピングし、マッピングしたOTN/SDH信号をOTN/SDH送信部62に出力する。
OTN/SDH送信部62は、OTN/SDH信号をトランスポートネットワーク1に送信するブロックである。
OTN/SDH送信部62は、OTN/SDHマッピング部61から入力されたOTN/SDH信号に対して光通信処理を行って、処理後のOTN/SDH信号をトランスポートネットワーク1に送信する。
次に、本実施形態のGFPスイッチ部70について説明する。図7は、本実施形態によるGFPスイッチ部70と、関係する周辺のブロックの構成を示したブロック図である。
GFPスイッチ部70は、GFPフレームのスイッチングを行うブロックである。
GFPスイッチ部70は、GFPカプセル化部33、スタフフレーム生成部38、OTN/SDHデマッピング部52、ルート探索部90の後述するサーチフレーム生成部93のそれぞれのブロックから入力されたGFPフレームをスイッチングする。
GFPスイッチ部70は、入力されたGFPフレームのオーバヘッド情報を確認し、該GFPフレームがトランスポートネットワーク1の次のノードに送信するフレームであるか否かを確認する。
GFPフレームのオーバヘッド情報を確認した結果、該GFPフレームがトランスポートネットワーク1の次のノードに送信するフレームである場合は、ルート探索部90の後述するスイッチテーブル処理部95から、該ノードで使用するスイッチ情報ファイルを取得し、取得したスイッチ情報ファイルに基づいてGFPフレームをスイッチングする。
スイッチングしたGFPフレームを該当するキュー処理部80の後述するキュー制御部81−1〜81−nに出力する。
また、GFPフレームのオーバヘッド情報を確認した結果、該GFPフレームがトランスポートネットワーク1の次のノードに送信するフレームでない、すなわち、GFPサーチフレームである場合は、ルート探索部90の後述するサーチフレーム終端部94に出力する。
次に、本実施形態のキュー処理部80について説明する。図8は、本実施形態によるキュー処理部80と、関係する周辺のブロックの構成を示したブロック図である。図8において、キュー処理部80は、複数のキュー制御部81から構成される。
なお、キュー処理部80の各キュー制御部81−1〜81−nは、それぞれ、該ノードが通信可能な隣接ノードに対応している。
キュー制御部81は、優先順位に従ってGFPフレームを出力するブロックである。
キュー制御部81は、GFPスイッチ部70から入力されたGFP拡張ヘッダ内に記録されている優先情報を確認し、GFPフレームの優先順位に従ってGFPフレームをイーサネット(登録商標)送信処理部40のスタフフレーム分離部41、またはOTN/SDH送信処理部60のOTN/SDHマッピング部61に出力する。
例えば、インターネット技術の標準化団体(IETF)の(An Architecture for Differentiated Services:RFC2475)に定められた優先度による転送方法を使用して、それぞれの優先順位に対応するスタフフレーム分離部41、OTN/SDHマッピング部61にGFPフレームを出力する。
次に、本実施形態のルート探索部90について説明する。図9は、本実施形態によるルート探索部90と、関係する周辺のブロックの構成を示したブロック図である。図9において、ルート探索部90は、ルートテーブル処理部91、監視制御部92、サーチフレーム生成部93、サーチフレーム終端部94、スイッチテーブル処理部95から構成される。
サーチフレーム生成部93は、トランスポートネットワーク1内のルート探索のために隣接ノードに送信するサーチフレームを生成するブロックである。
サーチフレーム生成部93は、例えば、後述する図12に示すようなGFPサーチフレームを生成する。
すなわち、オーバヘッド情報にサーチフレームであることを示すコード(以下、サーチフレームコードという)を記録し、後述する監視制御部92から入力された隣接ノードへ送信するルートテーブル情報ファイル、隣接ノードへのリクエスト情報、GFPフレームレイヤの管理フレーム情報(例えば、GFP技術(ITU−T勧告G.7041)で規定されているGFP client management frames)を記録したGFPサーチフレームを生成する。
また、生成したサーチフレームコードと隣接ノードへ送信する情報を持ったGFPサーチフレームをGFPスイッチ部70に出力する。
このことにより、GFPサーチフレームは、トランスポートネットワーク1内のルート探索のためにGFP真フレームと同様にトランスポートネットワーク1内の隣接ノードに送信される。
サーチフレーム終端部94は、隣接ノードから受信したGFPサーチフレームのから隣接ノードの情報を抜き出すブロックである。
サーチフレーム終端部94は、GFPスイッチ部70から入力された隣接ノードのGFPサーチフレームからルートテーブル情報ファイル、隣接ノードからのリクエスト情報、GFPフレームレイヤの管理フレーム情報を抜き出し、監視制御部92に出力する。
監視制御部92は、トランスポートネットワーク1内のルートテーブル情報を管理するブロックである。
監視制御部92は、サーチフレーム終端部94から入力されたリクエスト情報に基づいて、該ノードが記憶しているルートテーブル情報ファイルを更新するか否かを判断する。
判断の結果、ルートテーブル情報ファイルの更新を行う場合は、サーチフレーム終端部94から入力された隣接ノードのルートテーブル情報ファイルとGFPフレームレイヤの管理フレーム情報に基づいて、該ノードが記憶しているルートテーブル情報ファイルを更新する。
また、ルートテーブル情報ファイルの更新を行わない場合は、該ノードが記憶しているルートテーブル情報ファイルの更新は行わない。
また、監視制御部92は、例えば、後述する図13に示すようなトランスポートネットワーク1内の更新したルートテーブル情報ファイルをサーチフレーム生成部93、ルートテーブル処理部91、スイッチテーブル処理部95に出力する。
また、更新されたルートテーブル情報ファイルに基づいて、該ノードに関する情報を隣接ノードに送信するための隣接ノードへのリクエスト情報、GFPフレームレイヤの管理フレーム情報を作成し、ルートテーブル情報ファイルと共にサーチフレーム生成部93に出力する。
なお、隣接ノードに対する該ノード情報の送信は、予め設定された期間で定期的に行う。
ルートテーブル処理部91は、該ノードで使用するルート情報ファイルを生成するブロックである。
ルートテーブル処理部91は、監視制御部92から入力されたトランスポートネットワーク1内のルートテーブル情報ファイルから、該ノードで使用するルート情報を抜き出し、例えば、後述する図14に示すような該ノードで使用するルート情報ファイルを生成し、生成したルート情報ファイルをルート選択部34とレート制御部37に出力する。
スイッチテーブル処理部95は、該ノードで使用するスイッチ情報ファイルを生成するブロックである。
スイッチテーブル処理部95は、監視制御部92から入力されたトランスポートネットワーク1内のルートテーブル情報ファイルから、該ノードで使用するルート情報を抜き出し、例えば、後述する図15に示すような該ノードで使用するスイッチ情報ファイルを生成し、生成したスイッチ情報ファイルをGFPスイッチ部70に出力する。
次に、本実施形態のGFPフレームファイルについて説明する。図10は、本実施形態におけるGFPフレームファイルの一例である。GFPフレームファイルには、オーバヘッド情報、GFP拡張ヘッダ、データが記録されている。
ここで、オーバヘッド情報は、GFPフレームの種別を示すコード、GFP拡張ヘッダは、全ノードで共有するトランスポートネットワーク1内で通信を行うルート情報、データは該GFPフレームのデータである。
また、ルート情報は、トランスポートネットワーク1内で通信を行う際のルートを表す情報(例えば、宛先ノード番号、宛先ポート番号、送信元ノード番号、送信元ポート番号、ルート番号)、優先情報は、該GFPフレームのGFP優先度(例えば、プロテクション、スタフフレーム等)、該イーサネット(登録商標)フレームのイーサネット(登録商標)優先度に対応した優先度情報である。
また、該GFPフレームがGFP真フレームである場合のデータは、イーサネット(登録商標)フレームのデータである。
図11は、GFP偽フレームファイルの一例である。GFP偽フレームファイルの構成は、前述のGFPフレームファイルと同じである。
また、オーバヘッド情報は、偽りのフレームを示すスタフフレームコード(例えば、“11110000”)、GFP拡張ヘッダは、セカンダリルートに対応するルート情報である。
また、該GFP偽フレームのデータは、全て“0”である。
図12は、GFPサーチフレームファイルの一例である。GFPサーチフレームファイルの構成は、前述のGFPフレームファイルと同じである。
また、オーバヘッド情報は、GFPサーチフレームを示すサーチフレームコード(例えば、“11110001”)、GFP拡張ヘッダは、隣接ノードに対応するルート情報である。
また、該GFPサーチフレームのデータは、ルートテーブル情報ファイル、リクエスト情報、GFPフレームレイヤの管理フレーム情報である。
次に、本実施形態のルート情報ファイルについて説明する。図13は、本実施形態におけるトランスポートネットワーク1内のルートテーブル情報ファイルの一例である。ルートテーブル情報ファイルには、ルート情報、宛先ノード、送信元ノード、ルート種別情報、通信コスト情報、接続情報、が記録されている。
ここで、ルート情報は、トランスポートネットワーク1内で重複がないように割り当てられたルート管理番号、宛先ノードと送信元ノードは、トランスポートネットワーク1内で重複がないように割り当てられた宛先または送信元のノード識別記号、ルート種別情報は、同じ組み合わせのノード間の各ルートが主のルート(プライマリルート)であるか、副のルート(セカンダリルート)であるか、その他のルートであるかを示す種別情報、通信コスト情報は、各ルートを使用して通信を行った場合の通信費用、接続情報は、当該ルート情報における各ノードの接続情報、および各ノード間で通信を行った場合の通信費用である。
図14は、該ノードで使用するルート情報ファイルの一例である。ルート情報ファイルには、送信元ノード、宛先ノード、ルート種別情報、ルート情報、通信コスト情報、が記録されている。
なお、ルート情報ファイルは、前述のルートテーブル情報ファイルから送信元ノードを該ノード(例えば、E1)の情報を抜き出したファイルであり、各項目の内容は、前述のルートテーブル情報ファイルと同様である。
図15は、該ノードで使用するスイッチ情報ファイルの一例である。スイッチ情報ファイルには、ルート情報、宛先ノードが記録されている。
なお、スイッチ情報ファイルは、前述のルートテーブル情報ファイルからルート情報毎に宛先ノードを抜き出したファイルであり、各項目の内容は、前述のルートテーブル情報ファイルと同様である。
次に、本実施形態のプロテクション・スイッチ・システムにおける通信の一例について説明する。ここでは、図1のネットワーク構成において、クライアントネットワーク2からクライアントネットワーク5に向かうイーサネット(登録商標)フレームを例に説明を行う。
また、本通信におけるトランスポートネットワーク1全体のルートテーブル情報ファイルは、図13に示したルートテーブル情報ファイルを使用する。
また、エッジノードE1のルート情報ファイルとスイッチ情報ファイルは、それぞれ、図14に示したルート情報ファイル、図15のスイッチ情報ファイルを使用する。
また、本例におけるイーサネット(登録商標)フレームは、GFPフレームレイヤでのプロテクション構成を行うフレームであり、かつ最優先のフレーム、すなわち、図10に示すGFPフレームのGFP拡張ヘッダファイルにおいて、GFP優先度は、図10の35−Aに示すプロテクションを示す「11」(以下、プロテクション設定という)が予め定められているものとする。
クライアントネットワーク2が、クライアントネットワーク5へのイーサネット(登録商標)フレームを送信すると、エッジノードE1がクライアントネットワーク2からのイーサネット(登録商標)フレームを受信する。
エッジノードE1のイーサネット(登録商標)受信部31は、受信したイーサネット(登録商標)フレームに対してイーサネット(登録商標)処理を行い、イーサネット(登録商標)フレーム認識部32に出力する。
イーサネット(登録商標)フレーム認識部32は、イーサネット(登録商標)受信部31から入力されたイーサネット(登録商標)フレームから、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、宛先IPアドレス、送信元IPアドレスの情報を抜き出し、ルート選択部34に出力する。
また、イーサネット(登録商標)フレーム認識部32は、イーサネット(登録商標)優先度を抜き出し、プライオリティー判定部35に出力する。
また、入力されたイーサネット(登録商標)フレームを、GFPカプセル化部33に出力する。
ルート選択部34は、イーサネット(登録商標)フレーム認識部32が抜き出した宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、宛先IPアドレス、送信元IPアドレスの情報から、送信先である宛先ノードがエッジノードE4であると認識し、ルートテーブル処理部91から図14に示される自ノード(エッジノードE1)のルート情報ファイルを取得する。
ルート選択部34は、取得した自ノード(エッジノードE1)のルート情報ファイルから宛先ノードであるエッジノードE4のプライマリルート情報(本例では、図14の91−Aに示す、「4.1.4」)を選択してGFP拡張ヘッダ生成部36とレート制御部37に出力する。
プライオリティー判定部35は、イーサネット(登録商標)フレーム認識部32から入力されたイーサネット(登録商標)優先度から、該GFPフレームレイヤでのGFP優先度を決定、すなわち、プロテクション設定がされているフレームであるため、プロテクション構成を行うフレームである)と決定し、決定したGFP優先度(本例では、図10の35−Aに示す、「11」)をGFP拡張ヘッダ生成部36に出力する。
GFP拡張ヘッダ生成部36は、ルート選択部34から入力されたプライマリルート情報「4.1.4」とプライオリティー判定部35から入力されたGFP優先度とイーサネット(登録商標)優先度から、図10に示すGFP拡張ヘッダを生成し、このGFP拡張ヘッダをGFPカプセル化部33に出力する。
GFPカプセル化部33は、イーサネット(登録商標)フレーム認識部32から入力されたイーサネット(登録商標)フレームとGFP拡張ヘッダ生成部36から入力されたGFP拡張ヘッダをGFP処理し、イーサネット(登録商標)フレームをGFPフレームにカプセル化する。
カプセル化したGFPフレーム(GFP真フレーム)をGFPスイッチ部70に出力する。
GFPスイッチ部70は、GFPカプセル化部33からGFP真フレームが入力されると、スイッチテーブル処理部95から図15に示される自ノード(エッジノードE1)のスイッチ情報ファイルを取得する。
GFPスイッチ部70は、GFPカプセル化部33から入力されたGFP真フレーム内のGFP拡張ヘッダに記録されているルート情報を確認し、取得した自ノード(エッジノードE1)のスイッチ情報ファイルに基づいて、GFP拡張ヘッダに記録されているルート情報(例えば、ルート番号)に示されたコアノードに接続されているポート、すなわち、図15のスイッチ情報ファイルのルート情報「4.1.4」に記録されている宛先ノード=コアノードC1(本例では、図15の70−Aに示す、コアノードC1)にスイッチングし、対応するキュー制御部81に出力する。
キュー制御部81は、GFPスイッチ部70から入力されたGFP真フレームのGFP拡張ヘッダ内に記録されているGFP優先度の情報「11」から、該GFP真フレームは、プロテクション対象であり、かつ最優先フレームであることを認識し、該GFP真フレームを優先順位に対応したOTN/SDHマッピング部61に出力する。
OTN/SDHマッピング部61は、キュー制御部81から入力されたGFP真フレームに対して光通信処理を行ってOTN/SDH信号にマッピングし、マッピングしたOTN/SDH信号をOTN/SDH送信部62に出力する。
OTN/SDH送信部62は、OTN/SDHマッピング部61から入力されたOTN/SDH信号に対して光通信処理を行って、OTN/SDH信号をトランスポートネットワーク1に送信する。
コアノードC1は、エッジノードE1から送信されたOTN/SDH信号を受信する。
コアノードC1のOTN/SDH受信部51は、受信したOTN/SDH信号に対して光通信処理を行って、OTN/SDH信号をOTN/SDHデマッピング部52に出力する。
OTN/SDHデマッピング部52は、OTN/SDH受信部51から入力されたOTN/SDH信号に対して光通信処理を行って、OTN/SDH信号からGFP真フレームを取り出し、GFPスイッチ部70に出力する。
GFPスイッチ部70は、OTN/SDHデマッピング部52からGFP真フレームが入力されると、スイッチテーブル処理部95から自ノード(コアノードC1)のスイッチ情報ファイル(図示せず)を取得する。
GFPスイッチ部70は、OTN/SDHデマッピング部52から入力されたGFP真フレーム内のGFP拡張ヘッダに記録されているルート情報を確認し、取得した自ノード(コアノードC1)のスイッチ情報ファイルに基づいて、GFP拡張ヘッダに記録されているルート情報(例えば、ルート番号)に示されたエッジノード(本例では、エッジノードE4)に接続されているポートにスイッチングし、対応するキュー制御部81に出力する。
キュー制御部81は、GFPスイッチ部70から入力されたGFP真フレームのGFP拡張ヘッダ内に記録されているGFP優先度の情報「11」から、該GFP真フレームは、プロテクション対象であり、かつ最優先フレームであることを認識し、該GFP真フレームを優先順位に対応したOTN/SDHマッピング部61に出力する。
OTN/SDHマッピング部61は、キュー制御部81から入力されたGFP真フレームに対して光通信処理を行ってOTN/SDH信号にマッピングし、マッピングしたOTN/SDH信号をOTN/SDH送信部62に出力する。
OTN/SDH送信部62は、OTN/SDHマッピング部61から入力されたOTN/SDH信号に対して光通信処理を行って、OTN/SDH信号をトランスポートネットワーク1に送信する。
エッジノードE4は、コアノードC1から送信されたOTN/SDH信号を受信する。
エッジノードE4のOTN/SDH受信部51は、受信したOTN/SDH信号に対して光通信処理を行って、OTN/SDH信号をOTN/SDHデマッピング部52に出力する。
OTN/SDHデマッピング部52は、OTN/SDH受信部51から入力されたOTN/SDH信号に対して光通信処理を行って、OTN/SDH信号からGFP真フレームを取り出し、GFPスイッチ部70に出力する。
GFPスイッチ部70は、OTN/SDHデマッピング部52からGFP真フレームが入力されると、スイッチテーブル処理部95から自ノード(エッジノードE4)のスイッチ情報ファイル(図示せず)を取得する。
GFPスイッチ部70は、OTN/SDHデマッピング部52から入力されたGFP真フレーム内のGFP拡張ヘッダに記録されているルート情報(例えば、ルート番号)から、自ノード(エッジノードE4)を示していることを確認する。
GFPスイッチ部70は、GFP真フレーム内のGFP拡張ヘッダに記録されているルート情報(例えば、宛先ノード番号、宛先ポート番号)が示す、自ノード(エッジノードE4)内の出力先ポートにスイッチングし、対応するキュー制御部81に出力する。
キュー制御部81は、GFPスイッチ部70から入力されたGFP真フレームのGFP拡張ヘッダ内に記録されているGFP優先度の情報「11」から、該GFP真フレームは、プロテクション対象であり、かつ最優先フレームであることを認識し、該GFP真フレームを優先順位に対応したスタフフレーム分離部41に出力する。
スタフフレーム分離部41は、キュー制御部81から入力されたGFP真フレーム内のGFP拡張ヘッダに記録されているオーバヘッド情報に、スタフフレームコードが記録されていない、すなわち、該GFPフレームは、GFP真フレームであると判断し、該GFP真フレームをGFPデカプセル化部42に出力する。
GFPデカプセル化部42は、スタフフレーム分離部41から入力されたGFP真フレームに対してGFP処理を行ってイーサネット(登録商標)フレームを取り出し、イーサネット(登録商標)送信部43に出力する。
イーサネット(登録商標)送信部43は、GFPデカプセル化部42から入力されたイーサネット(登録商標)フレームに対してイーサネット(登録商標)処理を行って、処理後の該イーサネット(登録商標)フレームをクライアントネットワーク5に送信する。
クライアントネットワーク5は、イーサネット(登録商標)送信部43からイーサネット(登録商標)フレームを受信する。
このように、クライアントネットワーク2が送信したイーサネット(登録商標)フレームが、トランスポートネットワーク1内をエッジノードE1→コアノードC1→エッジノードE4と送信され、クライアントネットワーク5がエッジノードE4からイーサネット(登録商標)フレームを受信することによって、本例におけるクライアントネットワーク2からクライアントネットワーク5へのイーサネット(登録商標)フレームの送信が完了する。
次に、本実施形態のプロテクション・スイッチ・システムにおけるGFP偽フレームの通信の一例について説明する。ここでは、上記の一例で説明したGFP真フレームの通信(プライマリルート)の帯域確保するために行われるGFP偽フレームのスイッチング処理を例として説明を行う。
クライアントネットワーク2から送信されたイーサネット(登録商標)フレームを受信したエッジノードE1は、前述のGFP真フレームのスイッチング処理において説明したように、イーサネット(登録商標)処理、イーサネット(登録商標)フレーム情報の抜き出し、ルート選択を行い、選択したプライマリルート情報をGFP拡張ヘッダ生成部36とレート制御部37に出力する。
エッジノードE1のレート制御部37は、ルート選択部34からプライマリルート情報が入力されると、ルートテーブル処理部91から図14に示される自ノード(エッジノードE1)のルート情報ファイルを取得する。
レート制御部37は、取得したルート情報ファイルと、予め定められているプライマリルートに対応するプロテクション構成の情報からプロテクションを構成する必要があるイーサネット(登録商標)フレームであるか否かを判定(本例では、プロテクション構成をする必要があるフレームとする)し、自ノード(エッジノードE1)のルート情報ファイルからセカンダリルート情報(本例では、図14の91−Bに示す、「4.1.7」)を選択してスタフフレーム生成部38に出力する。
スタフフレーム生成部38は、レート制御部37から入力されたセカンダリルート情報「4.1.7」から、図11に示すようなGFP偽フレームを生成し、このGFP偽フレームをGFPスイッチ部70に出力する。
GFPスイッチ部70は、スタフフレーム生成部38からGFP偽フレームが入力されると、前述のGFP真フレームのスイッチング処理と同様に、スイッチテーブル処理部95からのスイッチ情報ファイルの取得、GFP偽フレーム内のGFP拡張ヘッダの確認、スイッチ情報ファイルに基づいたノード(本例では、図15の70−Bに示す、エッジノードE2)へのスイッチングを行い、対応するキュー制御部81に出力する。
以降、前述のGFP真フレームのスイッチング処理と同様に、GFP偽フレームはトランスポートネットワーク1内をエッジノードE1→エッジノードE2→コアノードC3→エッジノードE4と送信される。
コアノードC1から送信されたOTN/SDH信号を受信したエッジノードE4は、前述のGFP真フレームのスイッチング処理において説明したように、光通信処理、GFP偽フレームの取り出し、GFP偽フレームのスイッチングを行い、該GFP偽フレームをスタフフレーム分離部41に出力する。
スタフフレーム分離部41は、キュー制御部81から入力されたGFP偽フレーム内のGFP拡張ヘッダに記録されているオーバヘッド情報に、スタフフレームコードが記録されている、すなわち、該GFPフレームは、GFP偽フレームであると判断し、該GFP偽フレームをスタフフレーム処理部44に出力する。
スタフフレーム処理部44は、スタフフレーム分離部41から入力されたGFP偽フレームを破棄する。
このように、クライアントネットワーク2が送信したイーサネット(登録商標)フレームが、トランスポートネットワーク1内をプライマリルートで転送され、クライアントネットワーク5が受信されるのと同時期にGFP偽フレームをセカンダリルート(エッジノードE1→エッジノードE2→コアノードC3→エッジノードE4)に転送することによってセカンダリルートにプライマリルート分の帯域を確保することができる。
次に、本実施形態のプロテクション・スイッチ・システムにおけるルート探索の一例について説明する。ここでは、図1のネットワーク構成において、エッジノードE1がエッジノードE4に更新されたルートテーブル情報ファイルを送信する例について説明を行う。
なお、本例でのルートテーブル情報ファイルの更新は、予め設定された期間で定期的に行うルートテーブル情報ファイルの更新動作の内の1回分を説明するものとする。
エッジノードE1の監視制御部92は、隣接ノード(エッジノードE4)のルートテーブル情報ファイル(例えば、図13に示すルートテーブル情報ファイル)を更新するため、エッジノードE4へ送信するルートテーブル情報ファイル、エッジノードE4へのリクエスト情報、GFPフレームレイヤの管理フレーム情報をサーチフレーム生成部93に出力する。
サーチフレーム生成部93は、監視制御部92から入力されたルートテーブルの情報ファイル、リクエスト情報、GFPフレームレイヤの管理フレーム情報に基づいて、エッジノードE4に送信するルート情報ファイルを含んだ図12に示すようなGFPサーチフレームを生成し、このGFPサーチフレームをGFPスイッチ部70に出力する。
GFPスイッチ部70は、サーチフレーム生成部93からGFPサーチフレームが入力されると、前述のGFP真フレームのスイッチング処理と同様に、スイッチテーブル処理部95からのスイッチ情報ファイルの取得、GFP偽フレーム内のGFP拡張ヘッダの確認、スイッチ情報ファイル(図示せず)に基づいたエッジノードE4へのスイッチングを行い、対応するキュー制御部81に出力する。
以降、前述のGFP真フレームのスイッチング処理と同様に、GFPサーチフレームはトランスポートネットワーク1内をエッジノードE1→コアノードC1→エッジノードE4と送信される。
エッジノードE1から送信されたGFPサーチフレームを受信したサーチフレームの終端部であるエッジノードE4は、前述のGFP真フレームのスイッチング処理において説明したように、光通信処理、GFPサーチフレームの取り出し、GFPサーチフレームのスイッチングを行い、該GFPサーチフレームをサーチフレーム終端部94に出力する。
サーチフレーム終端部94は、GFPスイッチ部70から入力されたGFPサーチフレームに記録されているルートテーブル情報ファイル、リクエスト情報、GFPフレームレイヤの管理フレーム情報を監視制御部92に出力する。
エッジノードE4の監視制御部92は、隣接ノード(エッジノードE1)のルートテーブル情報ファイル(例えば、図13に示すルートテーブル情報ファイル)、リクエスト情報、GFPフレームレイヤの管理フレーム情報に基づいて、自ノード(エッジノードE4)の保有しているトランスポートネットワーク1内のルートテーブル情報ファイルを更新する。
また、監視制御部92は、更新したルートテーブル情報ファイルをサーチフレーム生成部93、ルートテーブル処理部91、スイッチテーブル処理部95に出力する。
ルートテーブル処理部91は、監視制御部92から入力された更新されたルートテーブル情報ファイルから、該ノードで使用するルート情報を抜き出して該ノードで使用するルート情報ファイルを生成しルート選択部34とレート制御部37に出力する。
スイッチテーブル処理部95は、監視制御部92から入力された更新されたルートテーブル情報ファイルから、該ノードで使用するルート情報を抜き出して該ノードで使用するスイッチ情報ファイルを生成しGFPスイッチ部70に出力する。
上記に述べたとおり、本実施形態によれば、GFP拡張ヘッダにルート情報を記録することにより、ノード毎にGFPフレームの送信先を決定することができ、トランスポートネットワークレイヤを意識しない柔軟なネットワーク設計を行うことが可能となる。
また、本実施形態によれば、偽りのGFPフレームをプロテクションルートに送信することによって、プロテクションルートの帯域を確保することができるため、容易に帯域保障されたプロテクション・スイッチ・システムを構成することが可能となる。
また、本実施形態によれば、GFPフレームレイヤでのスイッチングを行っているため、トランスポートネットワーク内の各ノードにおいて、ブリッジ、ルータ等の機能を動作させることが可能となる。
なお、上記では、プライマリルートのGFPフレームサイズのGFP偽フレームをセカンダリルートに対して送信したが、帯域を保障するサイズに合わせたGFP偽フレームを送信することにより、プロテクション構成時のきめ細かな帯域保証を行う構成としても良い。
また、上記では、プライマリルートは通信で経由するノード数が最も少ない通信経路であったが、例えば、通信で経由するノード数が多いが、通信にかかる費用が少ない他の通信経路が存在する場合は、該通信費用が少ない通信経路を使用することを選択し、プライマリルートを含む他の通信経路に対してGFP偽フレームを送信する構成としても良い。
また、GFP偽フレームに管理情報を記録して送信することにより、トランスポートネットワーク1内の全てのノード間で管理情報を伝達する構成としても良い。
また、各ノード間で確保すべき帯域量の情報をキュー制御部81やGFPスイッチ部70で生成、および終端し、GFP偽フレームに該帯域量の情報を記録して送信することにより、GFP技術(ITU−T勧告G.7041)で規定されているGFP Idleの機能を帯域保証するためのフレームとして使用する構成としても良い。
また、GFPスイッチへのMACフレームスイッチやIPパケットスイッチの機能を備え、GFP拡張ヘッダを使用せずに(例えば、イーサネット(登録商標)のMACヘッダやIPヘッダの情報を直接使用する)ルート情報と優先情報を送信しても良い。
なお、上述した実施形態におけるノードの一部、例えば、ルート探索部90の機能をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の実施形態について、図面を参照して説明してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲においての種々の変更も含まれる。
本発明の実施形態によるネットワークシステムの概略の構成例を示した図である。 本発明の実施形態における通信装置の構成を示したブロック図である。 本実施形態におけるイーサネット(登録商標)受信処理部の構成を示したブロック図である。 本実施形態におけるイーサネット(登録商標)送信処理部の構成を示したブロック図である。 本実施形態におけるOTN/SDH受信処理部の構成を示したブロック図である。 本実施形態におけるOTN/SDH送信処理部の構成を示したブロック図である。 本実施形態におけるGFPスイッチ部の構成を示したブロック図である。 本実施形態におけるキュー処理部の構成を示したブロック図である。 本実施形態におけるルート探索部の構成を示したブロック図である。 本実施形態におけるGFPフレームのGFP拡張ヘッダファイルの一例である。 本実施形態におけるGFP偽フレームファイルの一例である。 本実施形態におけるGFPサーチフレームファイルの一例である。 本実施形態におけるトランスポートネットワーク1内のルートテーブル情報ファイル例の一部である。 本実施形態におけるノードで使用するルート情報ファイルの一例である。 本実施形態におけるノードで使用するスイッチ情報ファイルの一例である。
符号の説明
30 イーサネット(登録商標)受信処理部 40 イーサネット(登録商標)送信処理部 50 OTN/SDH受信処理部 60 OTN/SDH送信処理部 70 GFPスイッチ部 80 キュー処理部 90 ルート探索部 31 イーサネット(登録商標)受信部 32 イーサネット(登録商標)フレーム認識部 33 GFPカプセル化部 34 ルート選択部 35 プライオリティー判定部 36 GFP拡張ヘッダ生成部 37 レート制御部 38 スタフフレーム生成部41 スタフフレーム分離部 42 GFPデカプセル化部 43 イーサネット(登録商標)送信部 44 スタフフレーム処理部 51 OTN/SDH受信部 52 OTN/SDHデマッピング部 61 OTN/SDHマッピング部 62 OTN/SDH送信部 81 複数のキュー制御部 91 ルートテーブル処理部 92 監視制御部 93 サーチフレーム生成部 94 サーチフレーム終端部 95 スイッチテーブル処理部

Claims (5)

  1. 複数の通信装置からなるGFPフレームレイヤのネットワークシステムにおいて、
    前記通信装置は、
    GFPフレームの拡張ヘッダ内にルート情報と優先情報を付与する情報付与手段と、
    前記情報付与手段によって付与されたルート情報と優先情報に基づいてGFPフレームの転送ルートを決定するルート決定手段と、
    前記ルート決定手段により決定された転送ルートと異なる転送ルートに偽り(擬似)のGFPフレームを送出する偽フレーム送出手段と、
    を備えることを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記通信装置は、
    前記偽りのGFPフレームを前記ルート決定手段により決定された転送ルートに送出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記通信装置は、
    偽り(擬似)のGFPフレームに管理情報を付与する管理情報付与手段と、
    をさらに備え、
    前記管理情報付与手段によって管理情報が付与された偽り(擬似)のGFPフレームを送出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  4. 複数の通信装置からなるGFPフレームレイヤのネットワークシステムの通信方法において、
    GFPフレームの拡張ヘッダ内にルート情報と優先情報を付与する情報付与手順と、
    前記情報付与手順によって付与されたルート情報と優先情報に基づいてGFPフレームの転送ルートを決定するルート決定手順と、
    前記ルート決定手順により決定された転送ルートと異なる転送ルートに偽り(擬似)のGFPフレームを送出する偽フレーム送出手順と、
    を含むことを特徴とする通信方法。
  5. 複数の通信装置からなるGFPフレームレイヤのネットワークシステムの通信装置において、
    前記通信装置は、
    GFPフレームの拡張ヘッダ内にルート情報と優先情報を付与する情報付与手段と、
    前記情報付与手段によって付与されたルート情報と優先情報に基づいてGFPフレームの転送ルートを決定するルート決定手段と、
    前記ルート決定手段により決定された転送ルートと異なる転送ルートに偽り(擬似)のGFPフレームを送出する偽フレーム送出手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
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