JP2010009901A - 高圧放電ランプの点灯装置、及びそれを備えた投射型画像表示装置 - Google Patents

高圧放電ランプの点灯装置、及びそれを備えた投射型画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高圧放電ランプの輝度向上において、ランプ内に封入する水銀量を増加し、その結果、ランプ点灯立ち上げ時にランプが破損しやすい条件に至ったとしても、破損が生じないようにできる高圧放電ランプの点灯装置、及びそれを備えた投射型画像表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ランプ100に供給する電流を調整する電流調整部302と、ランプ100の電流、電圧を検出する管電流検出部304、管電圧検出部305と、ランプ100の電圧を記憶させておく電圧記憶部306cを有し、点灯開始時の初期の投入電流値を、消灯前のランプ電圧に応じて制御し、ランプ点灯立ち上げ時、ランプ電圧が消灯前の電圧に到達するまでは、所定の電力を超えないように制御し、ランプ電圧が消灯前の電圧に到達した時点で、所定の電力での定電力制御に切換える。
【選択図】図3

Description

本発明は、高圧放電ランプの点灯装置、及びそれを備えた投射型画像表示装置に関する。
従来、スクリーンに映像を投射するプロジェクターなどの投射型画像表示装置の光源として、石英管の内部に、発光物質として水銀が封入され、かつ一対の電極が配置されている発光部を有する高圧放電ランプが用いられている。
通常、これらの高圧放電ランプの点灯装置としては、点灯初期段階では、予め定められた電流値で点灯させ(定電流制御)、その後、ランプ電圧が予め定められた電圧に到達すると所定の電力(定格電力)を供給する定電力制御に移行させるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、この種の投射型画像表示装置に対しては明るさ(スクリーン上の照度)の向上が求められており、それに伴い、搭載される高圧放電ランプについても明るさの向上が求められている。
その方法として、内部に封入する水銀量を増加させて、高圧放電ランプ自体の輝度を高めることにより、照度を向上させる方法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−306687号公報 特開平2−148561号公報
しかしながら、上記特許文献2のように内部に封入する水銀量を増加させた高圧放電ランプを試作し、これに反射鏡を付して高圧放電ランプユニットとし、従来の点灯装置を用いて点灯して、照度を評価したところ、内部に250mg/cm3以上の水銀量を封入したランプについては、点灯立ち上げ時(点灯初期)に、ランプの破損が発生した。水銀を250mg/cm3以上封入すると、安定点灯時(定格電力点灯時)には、ランプの中の圧力(ランプ内圧)は250気圧以上に達する。
ランプの破損の原因を突き止めるべく、250mg/cm3以上の水銀量を封入したランプを調査したところ、前回点灯時の消灯前のランプ電圧が高いランプ(電極間距離が長いランプ)が、ランプ電圧が低いランプ(電極間距離が短いランプ)よりも、破損しやすいことが判明した。更に詳細に調査すると、ランプ電圧が高いほど、点灯立ち上がり時のランプの温度上昇速度が速いことが判明した。
以上の結果より、発明者らは、ランプの破損の原因を次のように推察した。
高圧放電ランプは、消灯時は通常0.2気圧程度である。点灯を開始すると、ランプの温度が上昇するにつれ、水銀が蒸発し、ランプ内圧が上昇し、安定点灯時(定格電力点灯時)には250気圧に到達する。ランプの内圧の上昇速度は、ランプ温度の上昇速度に依存する。
250mg/cm3以上の水銀を封入したランプにおけるランプ電圧が高いランプは、点灯立ち上げ時、急速に内圧が上昇し、ランプの構成材料である石英の強度が、圧力に耐え切れず、破損が発生したと推察した。
水銀封入量が250mg/cm3未満のランプにおいても、ランプ電圧が高いランプは、点灯立ち上げ時、急速に内圧上昇すると考えられるが、破損の問題が発生せず、250mg/cm3以上封入した時にランプ破損が顕在化してきた。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、高圧放電ランプの輝度向上において、ランプ内に封入する水銀量を増加し、その結果、ランプ点灯立ち上げ時にランプが破損しやすい条件に至ったとしても、破損が生じないようにできる高圧放電ランプの点灯装置及びそれを備えた投射型画像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するべく、発明者らは、ランプ点灯立ち上げ時のランプ内圧の上昇速度を、ランプの状態に関わらず、一定の速度で立ち上げることで、ランプの破損を防ぐことを考えた。
ここでランプ電圧について説明すると、ランプ電圧は、一対の電極の電極間距離に依存する。電極間距離は、製造バラツキによるランプ個体間のバラツキ、及びランプ1本を取り上げたとしても、点灯中に電極先端部の材料が、蒸発、堆積(所謂ハロゲンサイクル)を繰り返しており、その電極間距離は時間変化的に見ても、一定ではない。すなわち、ランプ電圧は、ランプ個体間バラツキ、および時間変化的なバラツキが発生する。従来の点灯方法である予め定められた電流値でランプを点灯すると、ランプの温度上昇速度のバラツキが発生し、それに伴うランプ内圧の上昇速度のバラツキが発生する。
そこで発明者らは、内圧の上昇速度のバラツキを抑制し、一定速度にするために前回点灯時の消灯前の電圧によって、点灯立ち上げ時の投入電流を制御することを考えた。
すなわち、本発明の高圧放電ランプの点灯装置は、内部に、発光物質として水銀が封入され、かつ一対の電極が配置されている発光部を有する高圧放電ランプを点灯させる点灯装置であって、高圧放電ランプに供給する電流を調整する電流調整部と、高圧放電ランプの電流、電圧を検出する検出部と、高圧放電ランプの電圧を記憶させておく記憶部を有し、点灯装置の電流制御は、高圧放電ランプへの点灯初期における投入電流値を、高圧放電ランプの消灯前の電圧に応じて制御し、ランプ点灯立ち上げ時、ランプ電圧が消灯前の電圧に到達するまでは、所定の電力を超えないように制御し、ランプ電圧が消灯前の電圧に到達した時点で、所定の電力での定電力制御に切換えることを特徴とする点灯装置である。
また投入電流値は、所定の電力を消灯直前の電圧で除算した値であることを特徴とする点灯装置である。
また高圧放電ランプには内容積あたり250mg/cm3以上の水銀が封入されていることを特徴とする点灯装置である。
また本発明の投射型画像表示装置は、上記の高圧放電ランプの点灯装置を備えることを特徴とする。
本発明は、高圧放電ランプの輝度向上において、ランプ内に封入する水銀量を増加し、その結果、ランプ点灯立ち上げ時にランプが破損しやすい条件に至ったとしても、ランプの内圧の上昇速度を、ランプの個体間バラツキおよび時間的変化のバラツキに関係なく常に一定にさせることにより破損が生じないようにすることが可能となる。
以下本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
最初に、高圧放電ランプの点灯装置における構成部品について説明する。
図1は、高圧放電ランプの一例としての、定格電力300Wの高圧水銀ランプ(以下、単に「ランプ」という)100の構成を示す図であり、便宜上、電極が露出する部分での断面図で示している。
図1に示すように、ランプ100は、回転楕円体形状の発光部101aと、この発光部101aの両端部に形成された封止部101b、101cとを有する石英製の発光管101を備えている。発光部101a内部の発光空間内には、発光物質である水銀109及び始動補助用としてのアルゴン、クリプトン、キセノンなどの希ガスと、併せてヨウ素、臭素などのハロゲン物質が封入されている。この場合、水銀109の封入量は、発光管101の内容積あたり250mg/cm3以上、希ガスのランプ冷却時の封入圧力は0.01MPa〜1MPaの範囲にそれぞれ設定されている。
また、発光部101の内部には一対のタングステン(W)製の電極102、103が互いに略対向して配置されている。
この電極102、103の先端部124、134同士の間隔、すなわち電極間距離Deは、0.5〜2.0mmの範囲に設定される。この電極間距離Deは、製造バラツキによるランプ個体間のバラツキ、及びランプ1本を取り上げたとしても、点灯中に電極先端部の材料が、蒸発、堆積(所謂ハロゲンサイクル)を繰り返しており、その電極間距離は時間変化的に見ても、一定ではない。
電極102、103は封止部101b、101c内に封入されたモリブデン箔104、105に電気的に接続されている。
モリブデン箔104、105は封止部101b、101cの端面から発光管101の外部に導出した外部リード106、107と接続されている。なお前記ハロゲン物質としては、1×10-10〜1×10-4mol/cm3の範囲内で臭素が用いられており、これはいわゆるハロゲンサイクル作用による電極102、103から蒸発したタングステンを電極に戻して発光部101aの内面に電極材料が堆積するのを抑制している。ハロゲンサイクル作用を最も効果的に機能させるための臭素の封入量としては、特に1×10-9〜1×10-5mol/cm3以下の範囲内であることが好ましい。
図2は、上記ランプ100を組み込んだランプユニット200の構成を示す一部切り欠き斜視図である。
同図に示すように、ランプユニット200は、ランプ100の発光管101片方の管端部に口金201が装着され、スペーサー202を介して外側に引き出された端子204、及び反射ミラー203に設けられた貫通孔206を通過して外側に引き出されたリード線205を介してそれぞれ電流が供給されるようになっている。
図3は、本発明の実施の形態1における高圧放電ランプの点灯装置の構成を示す図である。
同図に示すように、電子安定器300は、電流調整部(DC/DCコンバーター)302、DC/ACインバーター303、管電流検出部304、管電圧検出部305、制御回路306、高圧パルス発生部307を有する。
DC電源回路301は、例えば、整流回路を含んでおり、家庭用の交流100Vから直流電圧を生成し、電子安定器に供給する。
電流調整部(DC/DCコンバーター)302は、所定の大きさの直流をDC/ACインバーター303に供給する。
DC/ACインバーター303は、制御回路306から送出された制御信号に基づいて、所定の周波数の矩形波交流電流を生成する。
高圧パルス発生部307は、例えばトランスを含んでおり、高電圧を発生させてランプ100に印加する。
制御回路306は、電流調整部302、DC/ACインバーター303等を統括的に制御し、電力演算回路306a、PWM制御回路306b、電圧記憶部306cを有する。
演算回路306aは、管電流検出部304と管電圧検出部305が検出したランプ電流およびランプ電圧に基づいて、ランプ電力を演算する。
PWM制御回路306bは、パルス幅変調により電流などを制御する。
電圧記憶部306cは、例えば、EEPROMが使われており、管電圧検出部305で、検出したランプ電圧を記憶する。
次に、本実施の形態の高圧放電ランプの点灯装置の点灯方法について発明に至った経緯を併せて説明する。
課題を解決するための手段の欄でも説明したように、本発明者らの検討によれば、前回点灯時の消灯前のランプ電圧が高いランプ(電極間距離が長いランプ)が、ランプ電圧が低いランプ(電極間距離が短いランプ)よりも、破損しやすいことが判明し、更に詳細に調査すると、ランプ電圧が高いほど、点灯立ち上がり時のランプの温度上昇速度が速いことが判明している。
このため、ランプ点灯立ち上げ時のランプ内圧の上昇速度を、ランプの状態に関わらず、一定の速度で立ち上げることで、ランプの破損を防ぐことを図る。
図4は、本実施の形態の高圧放電ランプの点灯装置の点灯方法の具体的な制御を示すフローチャートである。係る制御は上述した電子安定器300により実行される。
点灯を開始すると、ランプ100の電極102、103間に高電圧が印加される(S1)。
演算回路306aにて、電圧記憶部306cに記憶されている前回点灯時の消灯前の電圧値から、初期投入電流値を算出する。本実施の形態では、前回点灯時の消灯前の電圧値は80Vであった為、所定電力300Wを80Vで除算した値である3.75Aが算出される(S2)。
PWM制御回路306bを制御し、電流調整部302から初期電流(3.75A)を投入し(S3)、制御ループ(S4)に移行する。
管電圧検出部305にてランプ電圧を検出し、ランプ電圧が前回点灯時の消灯時のランプ電圧(本実施の形態では80V)に到達していなければ(No)、3.75Aの電流を投入し続け、ランプ電圧が80Vに到達していれば(Yes)、300Wの定電力制御に切り換える(S5)。
本実施の形態の点灯回路の制御方法では、ランプ電圧が前回点灯時の消灯前のランプ電圧に到達するまでは、所定の電力を超えることはない。
定電力制御で点灯している間、管電圧検出部305で検出されたランプ電圧は、点灯終了時まで、定められた時間間隔で、電圧記憶部306cに記憶され、(S6)、点灯終了まで制御を続行させる(S7)。
点灯終了時に電圧記憶部306cに記憶されたランプ電圧値は、次回点灯時の初期投入電流に反映される。今回の点灯での消灯前のランプ電圧は、100Vであったので、次回点灯時の初期投入電流は、所定電力300Wを100Vで除算した値である3Aになる。
図5は、本実施の形態の点灯方法と従来の点灯方法における、点灯時間と、高圧放電ランプ100の発光部101aの上部温度の関係を示すグラフである。ランプ内圧の上昇速度は、ランプ温度の上昇速度に依存するので、ランプ内圧の上昇速度と考えても差支えはない。
従来の点灯方法は、予め定められた電流値でランプを点灯させ、その後、ランプ電圧が予め定められた電圧に到達すると、所定の電力(定格電力)を供給する定電力制御に移行させる点灯方法である。今回の実験では予め3.75Aに設定している。
実験に使用したランプは、水銀封入量が、250mg/cm3(安定点灯時にはランプ内圧250atm)が共通で、ランプ電圧が80Vのランプと100Vのランプの2本を使用している。
図5に示す温度上昇の推移によれば、従来の点灯方法においては、ランプ電圧が80Vのランプを点灯させた時、発光部Top部温度がMax温度950℃に到達する時間は約250秒、ランプ電圧が100Vのランプを点灯させた時、950℃に到達する時間は、約150秒である。ランプ内圧の上昇速度は、ランプ温度の上昇速度に依存する。
従来の点灯方法では、電圧が100Vのランプを点灯させた場合、80Vのランプを点灯させるのと比較すると、ランプ内圧が250atmに到達する時間が約100秒早くなる。
これに対して、本実施の形態の点灯方法では、80Vのランプを点灯させた時、Max温度950℃に到達する時間は約250秒、100Vのランプを点灯させた時は、本実施の形態の点灯装置の機能により初期投入電流が3Aに制御され、Max温度950℃に到達する時間が約250秒とほぼ同じになる。これは、本実施の形態の点灯方法では、ランプの状態に関わらず、ランプ内圧の上昇速度がほぼ同じであることを意味する。
ランプ破損について、本実施の形態での点灯方法と従来の点灯方法とを比較した結果を表1に示す。
Figure 2010009901
点灯サイクルは2時間点灯15分間消灯を1サイクルとし、何サイクル目に破損が発生したかを調査した結果である。それぞれランプ4本ずつで試験を行っている。
従来の点灯方法では、ランプ4本すべてが点灯立ち上げ時(点灯初期)に、ランプの破損が発生した。それに対し、本発明の点灯方法では点灯立ち上げ時における初期破損は発生しなかった。
本発明の点灯方法では、ランプの内圧の上昇速度を、ランプの個体間バラツキおよび時間的変化のバラツキに関係なく常に一定にさせることにより破損防止している効果が現れている。
上述したランプ100を組み込んだランプユニット200、電子安定器300から構成される点灯装置は、投射型画像表示装置に組み込んで用いることができる。図6は、投射型画像表示装置の一例として液晶プロジェクター400の構成を示す概略図である。
同図に示すように、透過方式の液晶プロジェクター400は、電源ユニット401と制御ユニット402と集光レンズ403と、透過型のカラー液晶表示板404と駆動モーターが内蔵されたレンズユニット405および冷却用のファン406とからなる。
電源ユニット401は、商用AC入力(100V)を所定の直流電圧に変換して、制御ユニット402、電子安定器300に供給する。
制御ユニット402は、外部から入力された画像信号に基づき、カラー液晶表示板404を駆動してカラー画像を表示させる。また、レンズユニット405内の駆動モーターを制御してフォーカシング動作やズーム動作を実行させる。
ランプユニット200から射出された光は、集光レンズ403で集光され、光路途中に配されたカラー液晶表示板404を透過し、レンズユニット405を介して当該液晶表示板404に形成された画像を図外のスクリーン上に投影させる。
このような投射型画像表示装置において、前述のような点灯方法を用いることによって輝度向上時に、使用する高圧放電ランプが破損しないようにすることが可能となる。
本発明に係わる高圧放電ランプ点灯装置及びそれを備えた投射型画像表示装置は、ランプの内圧の上昇速度を、ランプの個体間バラツキおよび時間的変化のバラツキに関係なく常に一定にさせることにより破損を防ぐことができ、ランプの長寿命化に貢献することができ、DMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス:登録商標)を使用したDLP(デジタル・ライト・プロセッシング:登録商標)方式のプロジェクターや、その他反射型液晶素子を用いた液晶プロジェクター、リア投射型タイプの画像表示装置にも適用できる。
高圧水銀ランプの概略構成を示す図 高圧水銀ランプを用いたランプユニット(高圧放電ランプ装置)の構成を示す一部切り欠き斜視図 本発明の実施の形態1に係わる点灯装置の構成を示す図 本発明の実施の形態1に係わる点灯装置の点灯方法を示すフローチャート 本発明の実施の形態1の点灯装置の点灯方法と従来の点灯方法における点灯時間と、高圧放電ランプの発光部の上部温度の関係を示すグラフ 本発明の実施の形態1に係わる点灯装置を用いた液晶プロジェクターの構成を示すブロック図
符号の説明
100 高圧水銀ランプ
200 ランプユニット(高圧放電ランプ装置)
300 電子安定器
301 DC電源回路
302 電流調整部(DC/DCコンバーター)
303 DC/ACインバーター
304 管電流検出部
305 管電圧検出部
306a 演算回路
306b PWM制御回路
306c 電圧記憶部
400 液晶プロジェクター

Claims (5)

  1. 発光管内部に、発光物質として水銀が封入され、かつ一対の電極が配置されている発光部を有する高圧放電ランプを点灯させる点灯装置であって、
    前記高圧放電ランプに供給する電流を調整する電流調整部と、
    前記高圧放電ランプの電流、電圧を検出する検出部と、
    前記高圧放電ランプの電圧を記憶させておく記憶部とを有し、
    前記点灯装置の電流制御は、前記高圧放電ランプへの点灯初期における投入電流値を、前記高圧放電ランプの前回点灯時の消灯前の電圧に応じて制御することを特徴とする高圧放電ランプの点灯装置。
  2. 前記高圧放電ランプ点灯立ち上げ時、ランプ電圧が前回点灯時の消灯前の電圧に到達するまでは、所定の電力を超えないように制御し、前記ランプ電圧が消灯前の電圧に到達した時点で、前記所定の電力での定電力制御に切換えることを特徴とする請求項1記載の高圧放電ランプの点灯装置。
  3. 前記投入電流値は、前記所定の電力を前回点灯時の消灯前の電圧で除算した値であることを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  4. 前記高圧放電ランプには、前記発光管の内容積あたり250mg/cm3以上の水銀が封入されていることを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の点灯装置を備えることを特徴とする投射型画像装置。
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