JP2010009095A - 入力装置および入力機能付き表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】帯状電極の電圧降下に起因する面状電極での等電位線の乱れを確実に解消することのできる抵抗膜型入力装置、および入力機能付き表示装置を提供すること。
【解決手段】入力装置の抵抗膜型入力パネル2において、第1帯状電極16a、16bでは、一方側端部16a1、16b1の離間距離に比較して、他方側端部16a2、16b2の離間距離が長く、第2帯状電極26a、26bでは、一方側端部26a1、26b1の離間距離に比較して、他方側端部26a2、26b2の離間距離が長い。それ故、第1帯状電極16a、16b、および第2帯状電極26a、26bでの電圧降下に起因する等電位線の乱れを吸収することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、指などが接触した位置を検出可能な抵抗膜型入力装置、および該抵抗膜型入力装置を備えた入力機能付き表示装置に関するものである。
携帯電話、カーナビゲーション、パーソナルコンピュータ、券売機、銀行の端末などの電子機器では、近年、液晶装置などの表面に、タッチパネルと称せられる入力装置が配置され、液晶装置の画像表示領域に表示された画像を参照しながら、情報の入力が行えるものがある。このような入力装置のうち、抵抗膜型入力装置は、図8(a)、(b)、(c)に示す構成の抵抗膜型入力パネル2を備えている。図8(a)、(b)、(c)は各々、本発明の参考例係る入力装置の抵抗膜型入力パネルに形成した電極の平面的なレイアウトを模式的に示す説明図、この抵抗膜型入力パネルの第1絶縁基板に形成した電極の平面的構成を模式的に示す説明図、および当該抵抗膜型入力パネルの第2絶縁基板に形成した電極の平面的構成を模式的に示す説明図であり、図8(a)には、第1絶縁基板に形成された帯状電極を実線で示し、第2絶縁基板に形成された帯状電極を点線で示し、図8(b)、(c)において、絶縁基板に形成された面状電極については、その形成範囲を一点鎖線で示してある。
ここで、抵抗膜型入力パネル2は、対向配置された第1絶縁基板10および第2絶縁基板20において、第1絶縁基板10および第2絶縁基板20の互いに対向する面に第1面状電極15および第2面状電極25が各々形成された構造になっている。また、第1絶縁基板10および第2絶縁基板20では、第1面状電極15および第2面状電極16よりも低いシート抵抗値をもつ1対の第1帯状電極16a、16b(第1帯状電極対)、および1対の第2帯状電極26a、26b(第2帯状電極対)が第1面状電極15および第2面状電極25の各々の端部の全体にわたって電気的に接続された構造になっており、かかる第1帯状電極16a、16bおよび第2帯状電極26a、26bの一方側端部16a1、16b1、26a1、26b1は各々、入力位置検出回路に電気的に接続される。従って、第2帯状電極26a、26bを介して第2面状電極25にX方向の電圧を印加し、第1絶縁基板10を介して電位を検出すれば、X方向での接触位置を検出することができる一方、第1帯状電極16a、16bを介して第1面状電極16にY方向の電圧を印加し、第2絶縁基板20の側を介して電位を検出すれば、Y方向での接触位置を検出することができる。
しかしながら、第1帯状電極16a、16bおよび第2帯状電極26a、26bは入力領域2aの外側の狭い領域に形成されることから幅が狭く、特に、入力領域2aの長手方向に延在している第2帯状電極26a、26bは延在距離が長い。このため、第2帯状電極26a、26bではその抵抗分に起因する電圧降下を避けることができず、その結果、第2帯状電極26a、26bを介して第2面状電極26にX方向の電圧を印加した際、第2面状電極26では、太い実線VYで示すように、X方向で等電位線が乱れてしまう。かかる等電位線は、入力位置検出回路で得られる電気信号と位置とのリニアリティを低下する原因となるため、好ましくない。
そこで、帯状電極の幅寸法を長手方向で変化させて帯状電極での電圧降下により影響を吸収することが提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−34419号公報
しかしながら、特許文献1に記載のように、帯状電極の幅寸法を長手方向で変化させても、帯状電極の一方側端部から他方側端部に到達するまでの抵抗分が累積していく以上、帯状電極の一方側端部と他方側端部との間での抵抗を完全に一致させるのは不可能である。
また、第2絶縁基板20の外形形状が定まっている状況下で、特許文献1に記載の構成を第2帯状電極26a、26bに適用すると、図9に示すように、第2帯状電極26a、26bにおいて入力位置検出回路への電気的な接続位置から離れた他方側端部26a2、26b2では、帯状電極同士の離間距離が狭くなってしまう結果、第2面状電極26では、Y方向での等電位線の乱れがさらに大きくなるという問題点がある。すなわち、第2帯状電極26a、26bの幅寸法を長手方向で変化させて第2帯状電極26a、26bでの電圧降下により影響を抑制しようとした結果、第2帯状電極26a、26bにおいて一方側端部26a1、26b1に印加される電圧値と他方側端部26a2、26b2に印加される電圧値との差を圧縮しても、他方側端部26a2、26b2での第2帯状電極26a、26bの離間距離が狭くなっている以上、X方向での等電位線の乱れが大きくなってしまうのである。
なお、図8および図9に示す構成は、本願発明の特徴を説明するために、本願発明者が案出した参考例であり、従来技術ではない。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、帯状電極の電圧降下に起因する面状電極での等電位線の乱れを確実に解消することのできる抵抗膜型入力装置、およびかかる抵抗膜型入力装置を備えた入力機能付き表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、対向配置された第1絶縁基板と第2絶縁基板とを備え、前記第1絶縁基板および前記第2絶縁基板の基板面において互いに交差する方向をX方向およびY方向としたとき、前記第1絶縁基板において前記第2絶縁基板と対向する面側には、入力領域の全体にわたって形成された第1面状電極と、該第1面状電極よりも低いシート抵抗値をもって前記第1面状電極においてY方向で対向する両端部の各々に対してX方向の全体にわたって電気的に接続する第1帯状電極対とが形成され、前記第2絶縁基板において前記第1絶縁基板と対向する面側には、入力領域の全体にわたって形成された第2面状電極と、該第2面状電極よりも低いシート抵抗値をもって前記第2面状電極においてX方向で対向する両端部の各々に対してY方向の全体にわたって電気的に接続する第2帯状電極対とが形成された抵抗膜型入力装置において、前記第1帯状電極対および前記第2帯状電極対のうちの少なくとも一方の帯状電極対では、入力位置検出回路に対して電気的に接続する一方側端部から他方側端部に向かって帯状電極同士の離間距離が拡大していることを特徴とする。
本発明では、帯状電極同士の離間距離が、入力位置検出回路に対して電気的に接続する一方側端部では狭く、他方側端部で広い。このため、帯状電極の抵抗が、入力位置検出回路への電気的な接続位置に近い一方側端部では抵抗が小さく、そこから離れた他方側端部では抵抗が大きくて電圧降下が大きい場合でも、等電位線が乱れない。従って、入力位置検出回路で得られる電気信号と接触位置とのリニアリティが高いので、抵抗膜型入力装置の検出精度を向上することができる。
本発明では、前記第1帯状電極対および前記第2帯状電極対のうち、少なくとも延在寸法が長い方の帯状電極対において、前記一方側端部から前記他方側端部に向かって帯状電極同士の離間距離が拡大していることが好ましい。前記第1帯状電極対および前記第2帯状電極対のうち、延在寸法が長い方の帯状電極対では、入力位置検出回路への電気的な接続位置に近い一方側端部と、そこから離れた他方側端部との間での抵抗が差が大きいので、かかる帯状電極対の方に本発明を適用すれば、入力位置検出回路で得られる電気信号と接触位置とのリニアリティを効果的に高めることができるので、抵抗膜型入力装置の検出精度を効果的に向上することができる。
本発明において、前記第1帯状電極対および前記第2帯状電極対の双方において、前記一方側端部から前記他方側端部に向かって帯状電極同士の離間距離が拡大していることが好ましい。
本発明において、前記第1帯状電極対および前記第2帯状電極対のうちの少なくとも一方の帯状電極対では、当該帯状電極を構成する2本の帯状電極のうちの少なくとも一方が、他方に対して、前記一方側端部から前記他方側端部に向かって帯状電極同士の離間距離が拡大するように斜めに延在している構成を採用することができる。
本発明において、前記第1帯状電極対および前記第2帯状電極対のうちの少なくとも一方の帯状電極対では、当該帯状電極を構成する2本の帯状電極のうちの少なくとも一方が、他方に対して、前記一方側端部から前記他方側端部に向かって帯状電極同士の離間距離が拡大するよう湾曲しながら延在していることが好ましい。帯状電極の幅寸法や膜厚が長さ方向で一定の場合、帯状電極において入力位置検出回路への電気的な接続位置に近い一方側端部から他方側端部への抵抗値の変化は、その距離に比例する。従って、かかる抵抗値の差に起因する等電位線の乱れを帯状電極同士の離間距離で吸収するにあたって、帯状電極同士の距離を双曲線などの曲線状に変化させれば、入力位置検出回路で得られる電気信号と接触位置とのリニアリティを効果的に高めることができるので、抵抗膜型入力装置の検出精度を効果的に向上することができる。
本発明において、前記第1絶縁基板、前記第2絶縁基板、前記第1面状電極および前記第2面状電極はいずれも透光性を備えていることが好ましい。このように構成すると、入力機能付き表示装置に用いることができる。
この場合、本発明を適用した抵抗膜型入力装置は、入力機能付き表示装置に用いることができ、この場合、前記第1絶縁基板に対して前記第2絶縁基板側とは反対側に画像生成装置が重ねて配置される。
本発明を適用した入力機能付き表示装置は、携帯電話、カーナビゲーション、パーソナルコンピュータ、券売機、銀行の端末などの電子機器に用いられる。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の説明で参照する図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。また、以下の説明では、対応関係が分りやすいように、図8および図9を参照して説明した構成と共通する機能を有する部分には同一の符号を付して説明する。
[実施の形態1]
(全体構成)
図1(a)、(b)は各々、本発明を適用した入力機能付き表示装置の全体構成を模式的に示す説明図、およびその断面構成を模式的に示す説明図である。なお、図1(b)において、入力装置の各電極、および液晶装置の画素電極や対向電極などについては数などを簡略化して示してある。
図1(a)、(b)において、本形態を適用した入力機能付き表示装置100は、概ね、画像生成装置としての液晶装置5と、この液晶装置5において表示光を出射する側の面に重ねて配置された入力装置1とを有している。
液晶装置5は、透過型、反射型あるいは半透過反射型のアクティブマトリクス型の液晶パネル5aを備えている。本形態において、液晶パネル5aは、透過型であるため、表示光の出射側とは反対側にバックライト装置(図示せず)が配置される。また、液晶装置5において、液晶パネル5aに対して表示光の出射側には第1偏光板81が重ねて配置され、その反対側に第2偏光板82が重ねて配置されている。液晶パネル5aは、表示光の出射側に配置された透光性の素子基板50と、この素子基板50に対して対向配置された透光性の対向基板60とを備えている。対向基板60と素子基板50とは、枠状のシール材71により貼り合わされており、対向基板60と素子基板50との間においてシール材71で囲まれた領域内に液晶層55が保持されている。
素子基板50において、対向基板60と対向する面には複数の画素電極58が形成され、対向基板60において、素子基板50と対向する面には共通電極68が形成されている。なお、共通電極68は素子基板50の側に形成されることもある。また、対向基板60が表示光の出射側に配置されることもある。素子基板50において、対向基板60の縁から張り出した張出領域59には駆動用IC75がCOG実装されているとともに、張出領域59にはフレキシブル基板73が接続されている。なお、素子基板50には、素子基板50上のスイッチング素子と同時に駆動回路を形成することもある。
(入力装置1の詳細構成)
図2(a)、(b)、(c)は各々、本発明の実施の形態1に係る入力装置の抵抗膜型入力パネルに形成した電極の平面的なレイアウトを模式的に示す説明図、この抵抗膜型入力パネルの第1絶縁基板に形成した電極の平面的構成を模式的に示す説明図、および当該抵抗膜型入力パネルの第2絶縁基板に形成した電極の平面的構成を模式的に示す説明図である。なお、図2(a)には、第1絶縁基板に形成された帯状電極を実線で示し、第2絶縁基板に形成された帯状電極を点線で示し、図2(b)、(c)において、絶縁基板に形成された面状電極については、その形成範囲を一点鎖線で示してある。また、以下の説明では、抵抗膜型入力パネルに用いた第1絶縁基板および第2絶縁基板の基板面で互いに交差する方向(本形態では、直交する方向)を各々X方向およびY方向として説明する。
本形態の入力装置1は、液晶装置5に重ねて配置された抵抗膜型入力パネル2を備えた抵抗膜型入力装置であり、抵抗膜型入力パネル2の中央領域が入力領域2aとして利用される。かかる抵抗膜型入力パネル2は、ガラス板やプラスチック板などからなる透光性の第1絶縁基板10と、ガラス板、プラスチック板、プラスチックシートなどからなる透光性の第2絶縁基板20とを備えており、本形態では、第1絶縁基板10および第2絶縁基板20のいずれにもガラス板が用いられている。ここで、第1絶縁基板10と第2絶縁基板20とは、第1面11、21同士が所定の隙間を介して対向するように、枠状のシール材31によって貼り合わされている。第2絶縁基板20は入力操作側に配置され、第1絶縁基板10は液晶装置5の側に配置されている。このため、第2絶縁基板20は、第2面22を入力操作側に向けており、第1絶縁基板10は、第2面12を液晶装置5の側に向けている。このように構成した抵抗膜型入力パネル2では、入力を行なう際、第2絶縁基板20が撓む必要があるので、第2絶縁基板20は、第1絶縁基板10より厚さが薄く、可撓性を備えている。
ここで、第1絶縁基板10および第2絶縁基板20はいずれも、X方向に延在する基板辺10x1、10x2、20x1、20x2が長辺で、Y方向に延在する基板縁10y1、10y2、20y1、20y2が短辺の長方形であり、第1絶縁基板10および第2絶縁基板20の縦横比は、例えば4:1である。
第1絶縁基板10の第1面11において、第2絶縁基板20の縁からY方向に張り出した張出領域13にはフレキシブル基板33が接続されている。かかるフレキシブル基板33は、抵抗膜型入力パネル2と入力位置検出回路(図示せず)とを電気的に接続するための配線部材である。
抵抗膜型入力パネル2では、第1絶縁基板10の第1面11の入力領域2a全体にわたってITO膜(Indium Tin Oxide)からなる透光性の第1面状電極15が形成され、第2絶縁基板20の第1面21にも、入力領域2a全体にわたってITO膜からなる透光性の第2面状電極25が形成され、その内側は空気層になっている。
また、第1絶縁基板10の第1面11では、第1面状電極15においてY方向で対向する両端部の各々に対してX方向の全体にわたって電気的に接続する一対の第1帯状電極16a、16b(第1帯状電極対)が形成されている。本形態において、第1帯状電極16a、16bは、第1面状電極15においてY方向で対向する両端部の上層に積層された金属電極であり、銀や銀合金などからなる。このため、第1帯状電極16a、16bのシート抵抗は0.2Ω/□であるのに対して、第1面状電極15のシート抵抗は500Ω/□であり、第1帯状電極16a、16bは、第1面状電極15に比較してシート抵抗が低い。
ここで、第1絶縁基板10の角部には4つの端子16e、16f、16g、16hが形成されており、一対の第1帯状電極16a、16bのうち、一方の第1帯状電極16aは端子16gの一方端から、Y方向の一方側に位置する基板辺10y1に平行に延在している。また、端子16eからは中継電極16sがX方向の一方側に位置する基板辺10x1に沿って延在しており、他方の第1帯状電極16bは、中継電極16sの先端部からY方向の他方側に位置する基板辺10y2に沿って延在している。
また、第2絶縁基板20の第1面21では、第2面状電極25においてX方向で対向する両端部の各々に対してY方向の全体にわたって電気的に接続する一対の第2帯状電極26a、26b(第2帯状電極対)が形成されている。本形態において、第2帯状電極26a、26bは、第2面状電極25においてX方向で対向する両端部の上層に積層された金属電極であり、第1帯状電極16a、16bと同様、銀や銀合金などからなる。このため、第2帯状電極26a、26bのシート抵抗は、第2面状電極25に比較してシート抵抗が低い。ここで、第2絶縁基板20の端部には2つの端子26f、26hが形成されており、一対の第2帯状電極26a、26bのうち、一方の第2帯状電極26aは端子26fの一方端から、X方向の一方側に位置する基板辺20x1に沿って延在している。また、端子26hからは中継電極26sがY方向の一方側に位置する基板辺20y1に沿って延在しており、他方の第2帯状電極26bは、中継電極26sの先端部からX方向の他方側に位置する基板辺20x2に沿って延在している。なお、第1絶縁基板10および第2絶縁基板20のうち、一方には、第1絶縁基板10と第2絶縁基板20との離間距離を規定する小突起が形成されることもある。
このように構成した第1絶縁基板10に第2絶縁基板20を対向配置すると、第2絶縁基板20に形成された端子26f、26hは、第1絶縁基板10に形成された端子16f、16hと重なる。また、第1絶縁基板10の第1面11では、端子16e、16f、16g、16hにおいて張出領域13に位置する他方側端部にフレキシブル基板33(図1参照)が接続される。また、図1(b)に示すシール31には、表面に金属層が形成されたプラスチックビーズなどからなる基板間導通材30が配合されており、基板間導通材30は、第1絶縁基板10の第1面11と第2絶縁基板20の第1面21との間に介在して、第2絶縁基板20に形成されている端子26f、26hと、第1絶縁基板10に形成されている端子16f、16hとを導電接続する。
従って、第1帯状電極16aは、端子16gおよびフレキシブル基板33を介して入力位置検出回路に電気的に接続される。それ故、第1帯状電極16aにおいて、入力位置検出回路への電気的な接続位置に近い一方側端部16a1とは、第1帯状電極16aと端子16gとが繋がっている部分である。これに対して、第1帯状電極16bは、中継電極16s、端子16eおよびフレキシブル基板33を介して入力位置検出回路に電気的に接続される。それ故、第1帯状電極16bにおいて、入力位置検出回路への電気的な接続位置に近い一方側端部16b1とは、第1帯状電極16bと中継電極16sとが繋がっている部分である。
一方、第2帯状電極26aは、端子26f、端子16fおよびフレキシブル基板33を介して入力位置検出回路に電気的に接続される。それ故、第2帯状電極26aにおいて、入力位置検出回路への電気的な接続位置に近い一方側端部26a1とは、第2帯状電極26aと端子26fとが繋がっている部分である。これに対して、第2帯状電極26bは、中継電極26s、端子26h、端子16hおよびフレキシブル基板33を介して入力位置検出回路に電気的に接続される。それ故、第2帯状電極26bにおいて、入力位置検出回路への電気的な接続位置に近い一方側端部26b1とは、第2帯状電極26bと中継電極26sとが繋がっている部分である。
ここで、第1帯状電極16a、16bは、入力位置検出回路への電気的な接続位置に近い一方側端部16a1、16b1から、かかる接続位置から離れた他方側端部16a2、16b2に向かって帯状電極同士の離間距離が拡大するように斜めに直線的に延在しており、第1帯状電極16a、16bの離間距離は、一方側端部16a1、16b1から他方側端部16a2、16b2に向かって漸増している。
また、第2帯状電極26a、26bも、第1帯状電極16a、16bと同様、入力位置検出回路への電気的な接続位置に近い一方側端部26a1、26b1から、かかる接続位置から離れた他方側端部26a2、26b2に向かって帯状電極同士の離間距離が拡大するように斜めに直線的に延在しており、第2帯状電極26a、26bの離間距離は、一方側端部26a1、26b1から他方側端部26a2、26b2に向かって漸増している。
(本形態の作用および主な効果)
図3(a)、(b)は、本発明を適用した抵抗膜型入力装置において、X方向における接触位置を検出する原理を示す説明図、およびY方向における接触位置を検出する原理を示す説明図である、本形態の抵抗膜型入力装置1では、図3(a)に示すように、入力位置検出回路から第2帯状電極26a、26bを介して第2面状電極25にX方向の電圧を印加し、入力位置検出回路において、第1絶縁基板10の側を介して電位Vsxを検出すれば、X方向での接触位置を検出することができる。また、図3(b)に示すように、入力位置検出回路から第1帯状電極16a、16bを介して第1面状電極15にY方向の電圧を印加し、入力位置検出回路において、第2絶縁基板20の側を介して電位Vsyを検出すれば、Y方向での接触位置を検出することができる。
ここで、図2を参照して説明した第1帯状電極16a、16b、および第2帯状電極26a、26bでは、一方側端部16a1、16b1、26a1、26b1から他方側端部16a2、16b2、26a2、26b2に到達するまでの抵抗分が累積していく以上、第1帯状電極16a、16b、および第2帯状電極26a、26bにおいて、他方側端部16a2、16b2、26a2、26b2までの抵抗は、一方側端部16a1、16b1、26a1、26b1までの抵抗よりも大きい。このため、他方側端部16a2、16b2の間に印加される電圧は、第1帯状電極16a、16bでの電圧降下によって、一方側端部16a1、16b1の間に印加される電圧よりも低い。しかるに本形態では、他方側端部16a2、16b2の離間距離は、一方側端部16a1、16b1の離間距離に比較して長い。このため、第1帯状電極16a、16bの間に形成される等電位線は、図2(a)に太い実線VXで示すように、乱れることなくX方向に平行に直線的に延在する。また、他方側端部26a2、26b2の間に印加される電圧は、第2帯状電極26a、26bでの電圧降下によって、一方側端部26a1、26b1の間に印加される電圧よりも低いが、他方側端部26a2、26b2の離間距離は、一方側端部26a1、26b1の離間距離に比較して長い。このため、第2帯状電極26a、26bの間に形成される等電位線は、図2(a)に太い実線VYで示すように、乱れることなくY方向に平行に直線的に延在する。それ故、本形態によれば、入力位置検出回路で得られる電気信号と接触位置とのリニアリティが高いので、入力装置1の検出精度を向上することができる。
また、本形態では、第1帯状電極16a、16b、および第2帯状電極26a、26bの幅は一定として、延在方向を斜めにするだけでよいので、抵抗膜型入力パネル2において、入力領域2aの外側領域を広くする必要がない。
[実施の形態2]
図4(a)、(b)、(c)は各々、本発明の実施の形態2に係る入力装置の抵抗膜型入力パネルに形成した電極の平面的なレイアウトを模式的に示す説明図、この抵抗膜型入力パネルの第1絶縁基板に形成した電極の平面的構成を模式的に示す説明図、および当該抵抗膜型入力パネルの第2絶縁基板に形成した電極の平面的構成を模式的に示す説明図である。なお、図4(a)には、第1絶縁基板に形成された帯状電極を実線で示し、第2絶縁基板に形成された帯状電極を点線で示し、図4(b)、(c)において、絶縁基板に形成された面状電極については、その形成範囲を一点鎖線で示してある。また、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
実施の形態1では、第1絶縁基板10および第2絶縁基板20の短辺方向および長辺方向にかかわらず、第1帯状電極16a、16b、および第2帯状電極26a、26bの双方において、他方側端部16a2、16b2の離間距離、および他方側端部26a2、26b2の離間距離を一方側端部16a1、16b1の離間距離、および一方側端部26a1、26b1の離間距離に比較して長くしたが、本形態では、図4(a)、(b)、(c)に示すように、第1絶縁基板10および第2絶縁基板20において長辺方向(基板辺10x1、10x2、20x1、20x2に沿う方向)に延在する第2帯状電極26a、26bのみにおいて他方側端部26a2、26b2の離間距離を一方側端部26a1、26b1の離間距離に比較して長くしてある。このように構成した場合、第1帯状電極16a、16bでは等電位線の補正が行われないが、第1帯状電極16a、16bは元々、延在距離が短いので、電圧降下の影響が小さい。それ故、本形態でも、入力位置検出回路で得られる電気信号と接触位置とのリニアリティが高いので、入力装置1の検出精度を向上することができる。
[実施の形態3]
図5は、本発明の実施の形態3に係る入力装置の抵抗膜型入力パネルに形成した第2帯状電極の平面的な形状を模式的に示す説明図である。
上記実施の形態1では、第1帯状電極16a、16b、および第2帯状電極26a、26bを斜めに直線的に延在させ、上記実施の形態2では、第2帯状電極26a、26bを斜めに直線的に延在させたが、図5に例示するように、第2帯状電極26a、26bを端子26fあるいは中継電極26sから曲線的に延在させて、第2帯状電極26a、26bにおいて他方側端部26a2、26b2の離間距離を一方側端部26a1、26b1の離間距離に比較して長くしてもよい。
すなわち、第2帯状電極26a、26bの幅寸法や膜厚が長さ方向で一定の場合、第2帯状電極26a、26bのみの抵抗に着目すれば、入力位置検出回路への電気的な接続位置に近い一方側端部26a1、26b1から他方側端部26a2、26b2への抵抗値の変化は、その距離に比例する。従って、かかる抵抗値の差に起因する等電位線の乱れを第2帯状電極26a、26bの離間距離で吸収するにあたって、第2帯状電極26a、26bの形状を双曲線などの曲線状に変化させれば、入力位置検出回路で得られる電気信号と接触位置とのリニアリティを効果的に高めることができる。
なお、第2帯状電極26a、26bでの電圧降下に起因する等電位線の乱れを第2帯状電極26a、26bの離間距離で吸収するには、第2帯状電極26a、26bの抵抗値に加えて、第2面状電極25や、中継電極26s、フレキシブル基板33の配線抵抗などを考慮する必要があり、必ずしも、双曲線が適正とは限らないが、第2帯状電極26a、26bの抵抗値は、長さ方向の位置に対して曲線的に変化する。従って、第2帯状電極26a、26bの形状を曲線にすれば、入力位置検出経路で得られる電気信号と接触位置とのリニアリティを効果的に高めることができるので、抵抗膜型入力装置1の検出精度を効果的に向上することができる。
また、図5に示すように、曲線状に延在する第2帯状電極26a、26bと、実施の形態1で説明した斜めに直線状に延在する第1帯状電極16a、16bとを組み合わせてもよい。
[実施の形態4]
図6(a)、(b)、(c)は各々、本発明の実施の形態4に係る入力装置の抵抗膜型入力パネルに形成した電極の平面的なレイアウトを模式的に示す説明図、この抵抗膜型入力パネルの第1絶縁基板に形成した電極の平面的構成を模式的に示す説明図、および当該抵抗膜型入力パネルの第2絶縁基板に形成した電極の平面的構成を模式的に示す説明図である。なお、図6(a)には、第1絶縁基板に形成された帯状電極を実線で示し、第2絶縁基板に形成された帯状電極を点線で示し、図6(b)、(c)において、絶縁基板に形成された面状電極については、その形成範囲を一点鎖線で示してある。また、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
実施の形態1では、第1絶縁基板10および第2絶縁基板20のいずれもが、X方向に延在する基板辺10x1、10x2、20x1、20x2が短辺で、Y方向に延在する基板縁10y1、10y2、20y1、20y2が長辺の長方形であって、第2絶縁基板20の縁からY方向に張り出した張出領域13にフレキシブル基板33が接続されている構成であったが、図6(a)、(b)、(c)に示すように、第1絶縁基板10および第2絶縁基板20において、X方向に延在する基板辺10x1、10x2、20x1、20x2が短辺で、Y方向に延在する基板縁10y1、10y2、20y1、20y2が長辺の長方形であって、第1絶縁基板10において、第2絶縁基板20の縁からY方向に張り出した張出領域13にフレキシブル基板33が接続されている場合に本発明を適用してもよい。
また、上形態では、第1帯状電極16a、16bの双方、および第2帯状電極26a、26bの双方を斜めに直線的に延在させたが、図6(a)、(b)に示すように、基板辺10y1の長さ方向の略中央位置に端子16e〜16hが配置されているような場合には、第1帯状電極16a、16bのうち、第1帯状電極16aでは電圧降下の影響が小さい。このような場合には、第1帯状電極16a、16bのうち、一方の第1帯状電極16bのみを斜めに延在させて、第1帯状電極16bの一方側端部16b1と第1帯状電極16aとの離間距離よりも、第1帯状電極16bの他方側端部16b2第1帯状電極16aとの離間距離を広げてもよい。
[その他の構成]
上記の実施の形態1〜4では、画像生成装置としての液晶装置5を用いたが、有機エレクトロルミネッセンス装置やプラズマ表示装置を画像生成装置として用いてもよい。
[電子機器への搭載例]
次に、上述した実施形態に係る入力機能付き表示装置100を適用した電子機器について説明する。図7(a)に、入力機能付き表示装置100を備えたモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す。パーソナルコンピュータ2000は、表示ユニットとしての入力機能付き表示装置100と本体部2010を備える。本体部2010には、電源スイッチ2001及びキーボード2002が設けられている。図7(b)に、入力機能付き表示装置100を備えた携帯電話機の構成を示す。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001及びスクロールボタン3002、並びに表示ユニットとしての入力機能付き表示装置100を備える。スクロールボタン3002を操作することによって、入力機能付き表示装置100に表示される画面がスクロールされる。図7(c)に、入力機能付き表示装置100を適用した情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)の構成を示す。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001及び電源スイッチ4002、並びに表示ユニットとしての入力機能付き表示装置100を備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が入力機能付き表示装置100に表示される。
なお、入力機能付き表示装置100が適用される電子機器としては、図7に示すものの他、デジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、銀行端末などの電子機器などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、前述した入力機能付き表示装置100が適用可能である。
(a)、(b)は各々、本発明を適用した入力機能付き表示装置の全体構成を模式的に示す説明図、およびその断面構成を模式的に示す説明図である。 (a)、(b)、(c)は各々、本発明の実施の形態1に係る入力装置の抵抗膜型入力パネルに形成した電極の平面的なレイアウトを模式的に示す説明図、この抵抗膜型入力パネルの第1絶縁基板に形成した電極の平面的構成を模式的に示す説明図、および当該抵抗膜型入力パネルの第2絶縁基板に形成した電極の平面的構成を模式的に示す説明図である。 (a)、(b)は、本発明を適用した抵抗膜型入力装置において、X方向における接触位置を検出する原理を示す説明図、およびY方向における接触位置を検出する原理を示す説明図である。 (a)、(b)、(c)は各々、本発明の実施の形態2に係る入力装置の抵抗膜型入力パネルに形成した電極の平面的なレイアウトを模式的に示す説明図、この抵抗膜型入力パネルの第1絶縁基板に形成した電極の平面的構成を模式的に示す説明図、および当該抵抗膜型入力パネルの第2絶縁基板に形成した電極の平面的構成を模式的に示す説明図である。 本発明の実施の形態3に係る入力装置の抵抗膜型入力パネルに形成した第2帯状電極の平面的な形状を模式的に示す説明図である。 (a)、(b)、(c)は各々、本発明の実施の形態4に係る入力装置の抵抗膜型入力パネルに形成した電極の平面的なレイアウトを模式的に示す説明図、この抵抗膜型入力パネルの第1絶縁基板に形成した電極の平面的構成を模式的に示す説明図、および当該抵抗膜型入力パネルの第2絶縁基板に形成した電極の平面的構成を模式的に示す説明図である。 本発明に係る入力機能付き表示装置を用いた電子機器の説明図である。 (a)、(b)、(c)は各々、本発明の参考例に係る入力装置の抵抗膜型入力パネルに形成した電極の平面的なレイアウトを模式的に示す説明図、この抵抗膜型入力パネルの第1絶縁基板に形成した電極の平面的構成を模式的に示す説明図、および当該抵抗膜型入力パネルの第2絶縁基板に形成した電極の平面的構成を模式的に示す説明図である。 (a)、(b)、(c)は各々、本発明の別の参考例に係る入力装置の抵抗膜型入力パネルに形成した電極の平面的なレイアウトを模式的に示す説明図、この抵抗膜型入力パネルの第1絶縁基板に形成した電極の平面的構成を模式的に示す説明図、および当該抵抗膜型入力パネルの第2絶縁基板に形成した電極の平面的構成を模式的に示す説明図である。
符号の説明
1・・入力装置、2・・抵抗膜型入力パネル、2a・・入力領域、5・・液晶装置(画像生成装置)、10・・第1絶縁基板、15・・第1面状電極、16a、16b・・第1帯状電極、20・・第2絶縁基板、25・・第2面状電極、26a、26b・・第2帯状電極、100・・入力機能付き表示装置

Claims (7)

  1. 対向配置された第1絶縁基板と第2絶縁基板とを備え、前記第1絶縁基板および前記第2絶縁基板の基板面において互いに交差する方向をX方向およびY方向としたとき、
    前記第1絶縁基板において前記第2絶縁基板と対向する面側には、入力領域の全体にわたって形成された第1面状電極と、該第1面状電極よりも低いシート抵抗値をもって前記第1面状電極においてY方向で対向する両端部の各々に対してX方向の全体にわたって電気的に接続する第1帯状電極対とが形成され、
    前記第2絶縁基板において前記第1絶縁基板と対向する面側には、入力領域の全体にわたって形成された第2面状電極と、該第2面状電極よりも低いシート抵抗値をもって前記第2面状電極においてX方向で対向する両端部の各々に対してY方向の全体にわたって電気的に接続する第2帯状電極対とが形成された抵抗膜型入力装置において、
    前記第1帯状電極対および前記第2帯状電極対のうちの少なくとも一方の帯状電極対では、入力位置検出回路に対して電気的に接続する一方側端部から他方側端部に向かって帯状電極同士の離間距離が拡大していることを特徴とする抵抗膜型入力装置。
  2. 前記第1帯状電極対および前記第2帯状電極対のうち、少なくとも延在寸法が長い方の帯状電極対において、前記一方側端部から前記他方側端部に向かって帯状電極同士の離間距離が拡大していることを特徴とする請求項1に記載の抵抗膜型入力装置。
  3. 前記第1帯状電極対および前記第2帯状電極対の双方において、前記一方側端部から前記他方側端部に向かって帯状電極同士の離間距離が拡大していることを特徴とする請求項1または2に記載の抵抗膜型入力装置。
  4. 前記第1帯状電極対および前記第2帯状電極対のうちの少なくとも一方の帯状電極対では、当該帯状電極を構成する2本の帯状電極のうちの少なくとも一方が、他方に対して、前記一方側端部から前記他方側端部に向かって帯状電極同士の離間距離が拡大するように斜めに延在していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の抵抗膜型入力装置。
  5. 前記第1帯状電極対および前記第2帯状電極対のうちの少なくとも一方の帯状電極対では、当該帯状電極を構成する2本の帯状電極のうちの少なくとも一方が、他方に対して、前記一方側端部から前記他方側端部に向かって帯状電極同士の離間距離が拡大するよう湾曲しながら延在していることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の抵抗膜型入力装置。
  6. 前記第1絶縁基板、前記第2絶縁基板、前記第1面状電極および前記第2面状電極はいずれも透光性を備えていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の抵抗膜型入力装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の抵抗膜型入力装置を備えた入力機能付き表示装置であって、
    前記第1絶縁基板に対して前記第2絶縁基板側とは反対側に画像生成装置が重ねて配置されていることを特徴とする入力機能付き表示装置。
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