JP2010007351A - 軒樋曲り継手 - Google Patents
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Abstract
【課題】軒先コーナー部を構成する軒樋曲り継手を、家屋外壁などと調和のとれた外観のものに、コストをかけずに簡易に形成できるようにする。
【解決手段】化粧シートで被覆された樹脂被覆鋼板を縦断面略U字状に折り曲げて、一端が他端に対して平面視略45度に傾斜するように設けた対称形状の継手半体を形成し、両継手半体の傾斜した側の端部同士を突き合わせ、且つその端部内面に裏当て部材を接着固定して端部同士の継目部を密閉接続することにより、平面視略L字形に屈曲した軒樋曲り継手を構成する。
【選択図】図2
【解決手段】化粧シートで被覆された樹脂被覆鋼板を縦断面略U字状に折り曲げて、一端が他端に対して平面視略45度に傾斜するように設けた対称形状の継手半体を形成し、両継手半体の傾斜した側の端部同士を突き合わせ、且つその端部内面に裏当て部材を接着固定して端部同士の継目部を密閉接続することにより、平面視略L字形に屈曲した軒樋曲り継手を構成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、入隅や出隅などの家屋の軒先コーナー部で軒樋同士を接続する軒樋曲り継手に関する。
近時、家屋の軒先を見栄えの良いものとするために、軒天井や屋根、壁或いは窓枠などと同じ色又は同系色の軒樋を軒先に取り付け、また、軒先コーナー部で軒樋同士を接続する軒樋曲り継手も軒樋と同じ色のものを用いて、軒先を構成する部材を統一した外観色のものに揃えることが行われている。
例えば、軒先の施工において、予め異なる化粧を施した化粧シートを多種類用意しておき、施工現場で建築物の他の構成部材に対応した材質感を持つ化粧シートを選択し、これを軒樋に貼り付けることにより、軒樋を家屋の外壁面と調和のとれた外観のものに加工することが知られている(例えば特許文献1参照)。
例えば、軒先の施工において、予め異なる化粧を施した化粧シートを多種類用意しておき、施工現場で建築物の他の構成部材に対応した材質感を持つ化粧シートを選択し、これを軒樋に貼り付けることにより、軒樋を家屋の外壁面と調和のとれた外観のものに加工することが知られている(例えば特許文献1参照)。
また、金属製の曲り継手を製造する方法として、一対の雨樋曲り半体を平面から見て略L字状となるように突き合せて配置し、それぞれの突き合わせ部から立ち上げた立ち上がり片にカシメバンドを被せるように沿わせた後、当該カシメバンドを金型で押し潰して立ち上がり片を折り返して倒すとともに、カシメバンドに密着させてカシメることで前記両半体を一体の曲り継手に形成する方法が知られている(例えば特許文献2参照)。
前記の如く、軒樋と家屋の外壁面などが調和のとれた色や模様のものに統一してあれば軒先の見栄えは良くなるが、施工現場での軒樋表面を加工する作業は面倒であり、とりわけ軒樋同士を軒先コーナー部で接続する軒樋曲り継手の表面に化粧シートを貼り付ける作業は、曲り継手が屈曲しているため非常に面倒で手間がかかるものであった。また、加工作業に習熟している者でないと品質が一定しないという問題があった。
また、一対の雨樋曲り半体を突き合わせて曲り継手を形成する前記方法では、カシメ作業の工程が複雑で、金型装置が大掛かりとなるため、製品のコストアップが避けられないという問題があり、化粧シートで被覆された樹脂被覆鋼板を用いて曲り継手を製造する場合は、切断部の端面で鋼板が露出するため腐食し易く、腐食による継手外観の劣化防止のために腐食防止加工を施さねばならなかった。
本発明は従来技術の有するこのような問題点に鑑み、軒先コーナー部を構成する軒樋曲り継手を、軒樋と同じ色彩や模様の一体性のある外観のものとなるように形成し、しかも剛性や耐久性にも優れ、且つコストをかけずに簡易に形成できるようにすることを課題とする。
前記課題を解決するため本発明の軒樋曲り継手は、家屋の軒先コーナー部において軒樋同士を接続する曲り継手であって、化粧シートで被覆された樹脂被覆鋼板を縦断面略U字状に折り曲げて底壁の両側縁から内外側壁が立ち上がる一対の継手半体を形成し、両継手半体はそれぞれ一端を長手方向に対して平面視略45度に傾斜するように設けてあり、両継手半体の前記傾斜した側の端部同士を突き合わせ、且つその端部内面に裏当て部材を装着して端部同士を接続することにより平面視略L字形に屈曲した曲り継手を構成するとともに、前記両継手半体の他端部に当該端部開口側を内側へ折り返した重合部を設け、この重合部より奥側の継手内面には前記裏当て部材から立ち上がったストッパー片を設けたことを特徴とする。
これによれば、一対の継手半体の突き合わせ端部が裏当て部材を介して強固に接続され、継手半体の他端開口側の端縁がそれぞれ内側に折り返されて重合部となっているので、継手の開口端部が補強されて剛性が高まるだけでなく、見栄えがよくなる。しかも、この重合部より奥側の継手内面は裏当て部材で補強されることにより剛性が高まり、この裏当て部材から立ち上げたストッパー片が位置決めとなって、軒樋の接続位置を一定にすることができる。
また、前記構成において、継手半体の外側壁を底壁に対して鈍角に屈曲して斜め外方へ傾斜した傾斜面に形成し、当該傾斜面の中間部に水平方向に伸びた凹溝を設けた構成とすることができる。このようにすると凹溝によって継手の外側壁が補強され、捩れや曲げに対する剛性が格段に向上する。
本発明の軒樋曲り継手は、樹脂被覆鋼板の曲げ加工によって形成されるため、従来の樹脂製曲り継手と比較して剛性や耐久性が格段に優れたものとなる。また、軒樋と同じ樹脂被覆鋼板を用いて曲り継手を成形することにより、軒先外観に色彩や模様が一体となった統一感が醸し出され、軒先の装飾効果や高級感を高めることができる。
本発明の好適な一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態の軒樋曲り継手とこれに接続する軒樋端部を示した斜視図、図2は図1の軒樋曲り継手を構成部材を展開して示した斜視図、図3は図1の軒樋曲り継手の一側の端部から見た正面図、図4は図1の軒樋曲り継手の平面図、図5は底壁上に重合した裏当て部材のストッパー片を拡大して示した断面図である。各図において、符号Aは本形態の軒樋曲り継手、Bは軒樋をそれぞれ示している。
図1は本発明の一実施形態の軒樋曲り継手とこれに接続する軒樋端部を示した斜視図、図2は図1の軒樋曲り継手を構成部材を展開して示した斜視図、図3は図1の軒樋曲り継手の一側の端部から見た正面図、図4は図1の軒樋曲り継手の平面図、図5は底壁上に重合した裏当て部材のストッパー片を拡大して示した断面図である。各図において、符号Aは本形態の軒樋曲り継手、Bは軒樋をそれぞれ示している。
本形態の軒樋曲り継手Aは家屋の軒先コーナー部である出隅に取り付けられる曲り継手であり、前記各図に示されるように、軒樋曲り継手Aは、対称形状の継手半体1a、1aを一体に固定してなる継手本体1と、前記両継手半体1a、1aの突き合わせ端部内面に跨るようにして継手本体1に装着される裏当て部材2からなり、継手半体1a、1aを裏当て部材2を介して接続して一体の継手本体1を構成し、継手本体1の両端である継手半体1a、1aの他端開口側に軒樋Bの端部をそれぞれ挿入して軒樋B、B同士を継ぎ合わすようになっている。
継手半体1a、1aは、表面が化粧シート(図示せず)で覆われた樹脂被覆鋼板を折り曲げて縦断面略U字状に形成してある。
より詳しくは、継手半体1a、1aは、継手本体1の内外角部を結ぶ中央線に沿って左右片半面づつをなす対称形状に形成されており、底壁11の外側縁から当該底壁に対して鈍角に屈曲した外側壁12を上方へ立ち上げ、内側縁から内側壁13を略垂直に立ち上げ、且つこれら各壁の内面に軒樋Bの端部外周が接合するように前記各壁を軒樋Bの外周面に沿わせた形状に設けて形成してある。
両継手半体1a、1aは、縦断面略U字状に形成された一端が長手方向に対して平面視略45度に傾斜したテーパ面として設けてあり、当該テーパ面側の端部を互いに突き合わせて接合一体化することで平面視略L字状に屈曲した継手本体1を構成するようになっている。また、両継手半体1a、1aの他端は、長手方向に対して略直角となるように形成されており、軒樋Bの端部が接続する側の他端部開口には、縁部を内側へ折り返して重ねた重合部14を設けてある。
さらに、家屋の軒先コーナー部に軒樋曲り継手Aを取り付けた際に、軒先側となる両継手半体1a、1aの外側壁12は斜め外方へ傾斜した傾斜面状に形成してあり、この傾斜面の中間部に水平面15aと垂直面15bからなる水平方向に連続した凹溝15を設けてある。この凹溝15は、軒樋Bの外側壁に形成された凹溝に対応したものでもある。また、外側壁12の上端には内方へほぼ水平に折り返して延出させた前耳係止部12aが設けてあり、内側壁13の上端には内方に向けて略コ字状に開口した後耳係止部13aを設けてある。
より詳しくは、継手半体1a、1aは、継手本体1の内外角部を結ぶ中央線に沿って左右片半面づつをなす対称形状に形成されており、底壁11の外側縁から当該底壁に対して鈍角に屈曲した外側壁12を上方へ立ち上げ、内側縁から内側壁13を略垂直に立ち上げ、且つこれら各壁の内面に軒樋Bの端部外周が接合するように前記各壁を軒樋Bの外周面に沿わせた形状に設けて形成してある。
両継手半体1a、1aは、縦断面略U字状に形成された一端が長手方向に対して平面視略45度に傾斜したテーパ面として設けてあり、当該テーパ面側の端部を互いに突き合わせて接合一体化することで平面視略L字状に屈曲した継手本体1を構成するようになっている。また、両継手半体1a、1aの他端は、長手方向に対して略直角となるように形成されており、軒樋Bの端部が接続する側の他端部開口には、縁部を内側へ折り返して重ねた重合部14を設けてある。
さらに、家屋の軒先コーナー部に軒樋曲り継手Aを取り付けた際に、軒先側となる両継手半体1a、1aの外側壁12は斜め外方へ傾斜した傾斜面状に形成してあり、この傾斜面の中間部に水平面15aと垂直面15bからなる水平方向に連続した凹溝15を設けてある。この凹溝15は、軒樋Bの外側壁に形成された凹溝に対応したものでもある。また、外側壁12の上端には内方へほぼ水平に折り返して延出させた前耳係止部12aが設けてあり、内側壁13の上端には内方に向けて略コ字状に開口した後耳係止部13aを設けてある。
裏当て部材2は、図2に示されるように、両継手半体1a、1aの端部突き合わせ部に沿って継手本体1の内面に接着接合させて両継手半体1a、1aを一体に固定するための部材であり、継手本体1と同様の樹脂被覆鋼板を用いて屈曲形成された、主部重合板2a、前部重合板2b、後部重合板2c及び上部重合板2dの各板材により構成されている。
より詳しくは、主部重合板2aは、継手半体1a、1aを平面視略L字状に接合したときに形成される継手本体1の、重合部14を除いた底壁11上に略一杯に重なる形状に設けた平板21と、当該平板21の両側の外側縁から帯状に立ち上がっていて継手本体1の外側壁12両端の内面を適宜な幅に亘って覆う形状の傾斜板22、22とで形成してある。両端部から同寸法離れた位置の平板21の両側と両傾斜板22の面内には軒樋Bの接続側が開口するコ字状の切り込みが形成されており、この切り込みの付け根部を軸に先端部を引き起こし、且つ逆側(端部側)へ折り倒すことにより形成される、鉤状に屈曲したストッパー片20を設けてある(図5参照)。
また、前部重合板2bは、両継手半体1a、1aの外側壁12、12の突き合わせ端部に沿って両外側壁12、12を跨いでその内面に接合し得るように形成してある。後部重合板2cは、両継手半体1a、1aの内側壁13、13の突き合わせ端部に沿って両内側壁13、13を跨いでその内面全体に接合し得るように、略L字状に屈曲させて形成してある。後部重合板2cの両端部側の面内にも、当該面内に設けたコ字状の切り込みをその付け根部を軸に先端部を引き起こし、且つ逆側へ折り倒すことにより形成される、鉤状に屈曲したストッパー片20を設けてある。また、上部重合板2dは、両継手半体1a、1aの前耳係止部12a、12aの突き合わせ端部に沿って両耳係止部12a、12aの下面を跨いで接合し得る形状に設けてある。
より詳しくは、主部重合板2aは、継手半体1a、1aを平面視略L字状に接合したときに形成される継手本体1の、重合部14を除いた底壁11上に略一杯に重なる形状に設けた平板21と、当該平板21の両側の外側縁から帯状に立ち上がっていて継手本体1の外側壁12両端の内面を適宜な幅に亘って覆う形状の傾斜板22、22とで形成してある。両端部から同寸法離れた位置の平板21の両側と両傾斜板22の面内には軒樋Bの接続側が開口するコ字状の切り込みが形成されており、この切り込みの付け根部を軸に先端部を引き起こし、且つ逆側(端部側)へ折り倒すことにより形成される、鉤状に屈曲したストッパー片20を設けてある(図5参照)。
また、前部重合板2bは、両継手半体1a、1aの外側壁12、12の突き合わせ端部に沿って両外側壁12、12を跨いでその内面に接合し得るように形成してある。後部重合板2cは、両継手半体1a、1aの内側壁13、13の突き合わせ端部に沿って両内側壁13、13を跨いでその内面全体に接合し得るように、略L字状に屈曲させて形成してある。後部重合板2cの両端部側の面内にも、当該面内に設けたコ字状の切り込みをその付け根部を軸に先端部を引き起こし、且つ逆側へ折り倒すことにより形成される、鉤状に屈曲したストッパー片20を設けてある。また、上部重合板2dは、両継手半体1a、1aの前耳係止部12a、12aの突き合わせ端部に沿って両耳係止部12a、12aの下面を跨いで接合し得る形状に設けてある。
本形態の軒樋曲り継手Aは、両継手半体1a、1aの略45度に傾斜したテーパ面側の端部側同士を突き合わせ、その状態で、裏面に接着剤が塗布された裏当て部材2の各板材を両突き合わせ端部間に跨るようにして接着接合する。
すなわち、両継手半体1a、1aの突き合わせ端部を挟んで、その底壁11、11の上面に主部重合板2aを、外側壁12、12の内面に前部重合板2bを、内側壁13、13の内面に後部重合板2cをそれぞれ重ね、また、耳係止部12a、12aにはその下面から上部重合板2dを重ねて各々接着固定し、前記両半体の継目部分を裏当て部材2で密閉する。この際、各ストッパー片20は、その切り込みの先端を折り返しておくことが好ましく、また、前記主部重合板2aは、両継手半体1a、1aの一側の重合部14から他側の重合部14に亘る底壁11、11の上面に重なり、両重合部14、14の上面と面一に接合接着される。
さらに、図4に示されるように、前部重合板2bと外側壁12、12との重合部と、上部重合板2dと耳係止部12a、12aとの重合部とにブラインドリベットRを打ち込んで両部材を一体に接合することで両継手半体1a、1aを平面視L字状に屈曲した継手本体1の形態に固定して、本形態の軒樋曲り継手Aが構成される。
すなわち、両継手半体1a、1aの突き合わせ端部を挟んで、その底壁11、11の上面に主部重合板2aを、外側壁12、12の内面に前部重合板2bを、内側壁13、13の内面に後部重合板2cをそれぞれ重ね、また、耳係止部12a、12aにはその下面から上部重合板2dを重ねて各々接着固定し、前記両半体の継目部分を裏当て部材2で密閉する。この際、各ストッパー片20は、その切り込みの先端を折り返しておくことが好ましく、また、前記主部重合板2aは、両継手半体1a、1aの一側の重合部14から他側の重合部14に亘る底壁11、11の上面に重なり、両重合部14、14の上面と面一に接合接着される。
さらに、図4に示されるように、前部重合板2bと外側壁12、12との重合部と、上部重合板2dと耳係止部12a、12aとの重合部とにブラインドリベットRを打ち込んで両部材を一体に接合することで両継手半体1a、1aを平面視L字状に屈曲した継手本体1の形態に固定して、本形態の軒樋曲り継手Aが構成される。
そして、軒先コーナー部において、軒樋曲り継手Aの両端に、軒先に沿って配された軒樋B、Bの端部をそれぞれ挿入し、各ストッパー片20を軒樋Bの端部に外面に沿うように鉤状に折り返すことにより、軒樋曲り継手A内に挿入した軒樋B、Bを、その端部を各ストッパー20に係合させて接続することができる。予めストッパー20を鉤状に折り曲げておき、軒樋Bの端部を挿入する際に係合させてもよい。
本発明の軒樋曲り継手Aにおいて、継手本体1を構成する樹脂被覆鋼板としては、例えば鋼板(厚み、0.35〜0.4mm)の表面を耐候性及び耐食性を有する塩ビフィルム(厚み、0.15〜0.25mm)で被覆した「ヒシメタル」(登録商標;三菱樹脂株式会社)などが好適に使用される。塩ビフィルムの表面をさらに耐火性、高耐候性を備えた化粧シートで被覆したものや、鋼板の表面をPETシートやPPシートなどで被覆したものも適宜に使用することができる。裏当て部材2は、継手本体1を構成する樹脂被覆鋼板と同様のものを使用する他、耐候性や耐食性を備えた他の素材の鋼板を用いてもよい。
なお、以上の説明では本発明を外曲りに適用した形態を図示したが、内曲りに適用できることは無論である。継手本体1の両端は、接続する軒樋B、Bの断面形状に対応して、軒樋Bの端部が接合する形状に形成される。また、継手本体1と裏当て部材2との接合縁部にはコーキング剤を塗布するなどの防水処理が適宜に施される。
A 軒樋曲り継手、B 軒樋、1 継手本体、11 底壁、12 外側壁、13 内側壁、14 重合部、2 裏当て部材、2a 主部重合板、2b 前部重合板、2c 後部重合板、2d 上部重合板、20 ストッパー片、R リベット
Claims (2)
- 家屋の軒先コーナー部において軒樋同士を接続する曲り継手であって、
化粧シートで被覆された樹脂被覆鋼板を縦断面略U字状に折り曲げて底壁の両側縁から内外側壁が立ち上がる一対の継手半体を形成し、両継手半体はそれぞれ一端を長手方向に対して平面視略45度に傾斜するように設けてあり、両継手半体の前記傾斜した側の端部同士を突き合わせ、且つその端部内面に裏当て部材を装着して端部同士を接続することにより平面視略L字形に屈曲した曲り継手を構成するとともに、前記両継手半体の他端部に当該端部開口側を内側へ折り返して重合部を設け、この重合部より奥側の継手内面には前記裏当て部材から立ち上がったストッパー片を設けたことを特徴とする軒樋曲り継手。 - 継手半体の外側壁を底壁に対して鈍角に屈曲して斜め外方へ傾斜した傾斜面に形成し、当該傾斜面の中間部に水平方向に伸びた凹溝を設けたことを特徴とする請求項1に記載の軒樋曲り継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008167392A JP2010007351A (ja) | 2008-06-26 | 2008-06-26 | 軒樋曲り継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008167392A JP2010007351A (ja) | 2008-06-26 | 2008-06-26 | 軒樋曲り継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010007351A true JP2010007351A (ja) | 2010-01-14 |
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ID=41588149
Family Applications (1)
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JP2008167392A Pending JP2010007351A (ja) | 2008-06-26 | 2008-06-26 | 軒樋曲り継手 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2010007351A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020056296A (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-09 | 積水化学工業株式会社 | 軒樋 |
-
2008
- 2008-06-26 JP JP2008167392A patent/JP2010007351A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020056296A (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-09 | 積水化学工業株式会社 | 軒樋 |
JP7377044B2 (ja) | 2018-09-26 | 2023-11-09 | 積水化学工業株式会社 | 軒樋 |
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