JP2010004233A - チューナボックスおよび放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】チューナボックスのアンテナの接続部分から混入するノイズを抑制するチューナボックスおよび放送受信装置を提供すること。
【解決手段】チューナボックスが、映像および音声を再生する電気回路を備える基板に載置され、前記基板に対向する底面と、前記底面に側面を介して接続される上面とを有するチューナカバーと、前記チューナカバーに収容され、放送信号を受信するチューナ基板と、前記チューナ基板と前記チューナカバーを接続して接地する第1の接地手段と、前記底面から前記基板に向かって傾斜する傾斜部と、前記傾斜部に接続され、前記基板に接触される接続部とを有する第2の接地手段とを具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、チューナボックスおよび放送受信装置に関する。
従来、CATVなどの放送信号を受信するチューナボックスを搭載する放送受信装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような放送受信装置では、チューナボックスと、このチューナボックスを載置する基板とを金属製の固定用器具で固定するとともに、この固定用器具を用いてチューナボックスのグランドと基板のグランドとを接続している。
しかしながら、上記の技術では、固定用器具と基板とが点接触になりやすく、この場合放送信号受信用のアンテナと接続されるチューナボックスのアンテナ接続部分からノイズが混入してしまうことがあった。
特開2005−184550号公報
本発明は、かかる従来の問題を解消すべくなされたもので、チューナボックスのアンテナの接続部分から混入するノイズを抑制するチューナボックスおよび放送受信装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明の一態様にかかるチューナボックスは、映像および音声を再生する電気回路を備える基板に載置され、前記基板に対向する底面と、前記底面に側面を介して接続される上面とを有するチューナカバーと、前記チューナカバーに収容され、放送信号を受信するチューナ基板と、前記チューナ基板と前記チューナカバーを接続して接地する第1の接地手段と、前記底面から前記基板に向かって傾斜する傾斜部と、前記傾斜部に接続され、前記基板に接触される接続部とを有する第2の接地手段とを具備することを特徴とする。
本発明の一態様にかかる放送受信装置は、上記したチューナボックスと、前記チューナボックスが載置される載置領域と、前記載置領域内に設けられ、前記チューナボックスの前記接続部と接触される接地用のランドとを備える基板とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、チューナボックスのアンテナ接続部分から混入するノイズを抑制することができる。
(実施の形態)
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る放送受信装置1を詳細に説明する。図1は、放送受信装置1の構成を示すブロック図である。図2は放送受信装置1が備えるチューナボックス100を示す分解斜視図である。
図1に示すように放送受信装置1は、チューナボックス100および基板本体200を具備している。放送受信装置1は、特に図示はしない液晶表示部やスピーカなども備えることもできる。
図2に示すようにチューナボックス100は、チューナ基板110、カバー本体120、アンテナ接続端子130、上蓋140、下蓋150を有する。
ここで主に図3を参照してチューナ基板110について説明する。図3は、チューナボックス100が有するチューナ基板110を示す斜視図である。
図3に示すようにチューナ基板110は、板状に形成される。チューナ基板110は、アンテナ接続領域111、複数の回路素子112、複数の信号入出力用端子113、複数のチューナ基板接地ピン114を備える。チューナ基板110はさらに図示はしないターミナルなどを備えることができる。ターミナルは、例えば、チューナ基板110にアンテナ接続端子130を接続する際に使用される。
チューナ基板110は、アンテナ接続端子130を介して、地上アナログ波、地上デジタル波などの種々の放送信号を受信する。放送信号は、例えば90[MHz(メガヘルツ)]〜770[MHz]の周波数帯の信号である。
アンテナ接続領域111は、アンテナ接続端子130と電気的に接続される。
回路素子112は、主にチューナ基板110の主面110aに載置される。回路素子112は、例えば、IC(Integrated Circuit)チップ、抵抗素子、キャパシタ素子、コイル素子などである。
回路素子112は、主面110a上、チューナ基板110の内層または裏面110b上などにおいて、例えば、半田や配線によってそれぞれ接続され電気回路112aを形成する。回路素子112で構成される電気回路112aによって、アンテナ接続端子130を介して受信する放送信号の選局などが行われる。
信号用入出力端子113は、ピン状の導電体である。信号用入出力端子113は、電気回路112aに接続され、選局された放送信号を基板本体200に入力する。
チューナ基板接地ピン114は、第1の接地手段の一部として機能する。チューナ基板接地ピン114はピン状の導電体である。チューナ基板接地ピン114は、裏面110bにおいて、一端部を電気回路112aのグランドと接続される。さらにチューナ基板接地ピン114は他端部を下蓋150に接続される(図2参照)。
チューナ基板接地ピン114を介して電気回路112aのグランドは、下蓋150に接続される。なお、チューナ基板接地ピン114は主面110a側に設けてもよい。チューナ基板接地ピン114が主面110aに設けられた場合、チューナ基板接地ピン114は、上蓋140に接続される。
以上が、チューナ基板110の説明である。
次に再び図2を参照してカバー本体120、アンテナ接続端子130、上蓋140、下蓋150について説明する。
カバー本体120は、複数の側面板121〜124、複数の支持部材125を備える。カバー本体120は、側面板121〜124で囲まれ、チューナ基板110を収容するための収容空間127を有している。
カバー本体120は、例えば、側面板121〜123が一体的に形成される。そして、カバー本体120は、収容空間127内にチューナ基板110を収容した後、側面板124の両端が側面板122、123の一端側にそれぞれ圧着されることで全体として略直方体状に形成される。
カバー本体120は、収容空間127にチューナ基板110を収容した状態で、上方より上蓋140、下方より下蓋150が取り付けられる。カバー本体120は、導電性の材料(例えば、アルミニウム)で形成される。
側面板121は、略長方形状に形成される。側面板121の両端には、側面板122と側面板123が対向するように、これら側面板122、123の一端側がそれぞれ接続される。
側面板122と接続される側面板121の一端側には、この側面板121を貫通するアンテナ接続端子挿入孔121aが設けられる。アンテナ接続端子挿入孔121aには、アンテナ接続端子130の一端部が挿入される。
側面板122、123は、側面板121、124よりも長い略長方形状に形成される。側面板122、123の側面板124が接続される一端側には、一対の信号出力用端子露出孔126が設けられる。
支持部材125は、細長い板状に形成されている。支持部材125は、側面板122の上蓋140近傍の辺部から、この側面板122に対向する側面板123の上蓋140近傍の辺部にかけて、これらを接続するように設けられる。支持部材125によって、カバー本体120の剛性が向上する。
信号出力用端子露出孔126は、側面板122、123の長手方向に沿って形成されている。信号出力用端子露出孔126は、チューナ基板110が備える信号入出力用端子113をカバー本体120の外側に露出させるためのものである。
アンテナ接続端子130は、カバー本体120の外側に一端部が露出するようにアンテナ接続端子挿入孔121aに挿入される。アンテナ接続端子130の露出する一端部は図示はしないアンテナと接続される。アンテナ接続端子130は、アンテナを介して受信した放送信号をチューナ基板110に入力する。
上蓋140は、カバー本体120の上面を覆うように取り付けられる。上蓋140は、外周に沿って複数の圧接爪部141を備える。
圧接爪部141は、弾性を有している。圧接爪部141は、上蓋140がカバー本体120に取り付けられる際に、側面板121〜124の辺部をカバー本体120内側に向かって締め付ける。このことにより上蓋140がカバー本体120に固定される。
下蓋150は、カバー本体120の下面を覆うように取り付けられる。下蓋150は、上蓋140とほぼ同じ形状を有している。下蓋150は、圧接爪部141と同様の機能を有する複数の圧接爪部151を備える。
さらに、下蓋150は、複数の第1の突辺150aおよび複数の第2の突辺150bを有する。第1の突辺150aは、第1の接地手段の他部として機能する。第2の突辺150bは、第2の接地手段として機能する。第1、第2の突辺150a、150bは、1つ以上であれば形成される個数は限定されない。
次に、図4を用いて第1、第2の突辺150a、150bについて詳細に説明する。図4は、下蓋150を示す斜視図である。
第1、第2の突辺150a、150bは基部151a、151b、傾斜部152a、152b、先端部153a、153bをそれぞれ有する。第1、第2の突辺150a、150bは、それぞれ、チューナ基板接地ピン114、基板本体200と接続される。
基部151a、151bは、下蓋150の一部である。傾斜部152a、152bの一端は、それぞれ基部151a、151bに接続される。傾斜部152a、152bの他端部はそれぞれ先端部153a、153bに接続される。傾斜部152a、152bは、下蓋150に対して所定の角度(例えば45度)をもって立ち上げられている。
なお、傾斜部152aは、カバー本体120内部方向に向かって立ち上げられる。傾斜部152bは、カバー本体120外部方向に向かって立ち上げられる。
先端部153a、153bは、接続部として機能する。先端部153a、153bは、下蓋150に対して平行となるよう傾斜部152a、152bに接続される。
次に図5を用いて第1、第2の突辺150a、150bの形成方法を説明する。なお以下、説明を分かりやすくするため、主に第2の突辺150bについて説明する。図5は、下蓋150の第2の突辺150bが形成される箇所を示す断面図である。
まず、下蓋150の所定の場所において、主面150cから裏面150dにかけて貫通する切り込みが入れられる。
具体的には、傾斜部152b、先端部153bを縁取るような切り込みが入れられる。この縁取られた部分は第1〜第3の辺として機能する。
なお主面150cはチューナ基板110に対向する面であり、裏面150dはその裏側の面である。
次に、切り込みを入れられていない基部151bに対応する部分を基点として、切り込みが入れられた部分を裏面150dの方向に立ち上げ、傾斜部152bが形成される(図5の矢印A参照)。「切り込みを入れられていない基部151bに対応する部分」は第4の辺として機能する。
次に、傾斜部152bの先端部を下蓋150に対して平行となるよう曲げることで先端部153bが形成される(図5の矢印B参照)。
以上が第2の突辺150bの形成方法の説明である。第1の突辺150aと第2の突辺150bとの形成方法の違いは、傾斜部152a、152bの立ち上げ方向である。すなわち、第1の突辺150aを形成する際には、切り込みが入れられた部分を主面150c方向に立ち上げる。なお、第1の突辺150aは上蓋140に形成することもできる。上蓋140に形成された第1の突辺150aは、チューナ基板110の主面110aにチューナ基板接地ピン114が設けられた場合、このチューナ基板接地ピン114と接続される。
以上説明したようにチューナ基板110は、チューナ基板接地ピン114および第1の突辺150aを介してカバー本体120、上蓋140、下蓋150と電気的に接続される。すなわち、カバー本体120、上蓋140、下蓋150は、チューナ基板110のグランドとして機能する。
次に再び図1を参照して基板本体200について説明する。
基板本体200は、チューナボックス載置領域210、回路部220を備える。
チューナボックス載置領域210には、チューナボックス100が載置される。チューナボックス載置領域210には複数の信号用ランド211および複数の接地用ランド212が配置される。
信号用ランド211は、チューナボックス100の信号入出力用端子113と電気的に接続される。信号用ランド211は信号入出力用端子113の配置に対応して、チューナボックス載置領域210の外周に沿って配置される。信号用ランド211は、表層配線または内層配線によって回路部220と電気的に接続される。
接地用ランド212は、チューナボックス100の下蓋150に形成された第2の突辺150bと電気的に接続される。接地用ランド212は、第2の突辺150bが備える先端部153bとほぼ同様の大きさに形成されることが望ましい。
接地用ランド212は、第2の突辺150bが有する先端部153bの位置に対応して、チューナボックス載置領域210の所定の箇所に配置される。
回路部220は、回路素子220a(例えば、ICチップ、抵抗素子、キャパシタ素子、コイル素子など)とこれらを電気的に接続する配線で主に構成される。
回路部220とチューナボックス100が備える信号用入出力端子113とは、信号用ランド211を介して、電気的に接続される。すなわち、回路部220には信号用入出力端子113および信号用ランド211を介してチューナボックス100が受信した放送信号に含まれる映像信号や音声信号などが入力される。
回路部220は、チューナボックス100から入力された映像信号や音声信号のデコード処理などを行う。また、回路部220の一部は、図示はしない基板本体200のグランド層に接続される。このグランド層には、接地用ランド212も接続されている。したがって、このグランド層には、接地用ランド212を介して第2の突辺150bも接続されている。
回路部220には、例えば、放送受信装置1が備える液晶表示装置やスピーカなどが接続される。
次に図6、図7を用いて、チューナボックス100の基板本体200への載置方法を説明する。図6は、チューナボックス100の基板本体200への載置方法を示す一部断面図である。図7は、基板本体200に載置されたチューナボックス100の第2の突辺150b近傍を拡大して示す断面図である。
チューナボックス100を基板本体200に取り付ける際は、下蓋150とチューナボックス載置領域210を対面させた状態で、垂直方向にチューナボックス100を降ろしていく。
次に、基板本体200の信号用ランド211に信号入出力用端子113が挿入され、チューナボックス100全体の載置位置が規定される。
なお、チューナボックス100を安定して載置するための足を下蓋150の四隅に設け、基板本体200にこの足を挿入するための孔部を形成することでチューナボックス100の載置位置を規定することもできる。
信号用ランド211に信号入出力用端子113が挿入されると、第2の突辺150bの先端部153bが接地用ランド212と接触する。
このとき、第2の突辺150bは接地用ランド212に押しつけられることになり、傾斜部152bは基部151bを軸として屈曲し、下蓋150の方向にわずかに押し上げられる(図7参照)。この状態でチューナボックス100は載置される。
以上のように載置することによって傾斜部152bの復元性により先端部153bには、接地用ランド212方向に常に力が加わることになる。
この結果、先端部153bと接地用ランド212との接続性が増す。
また、先端部153bと接地用ランド212とは面接触になる。面接触の場合、点接触と比べると接触抵抗を抑えることができ、結果として、チューナ基板110のグランドを確実に基板本体200のグランド層に接続することができる。
次に、図8を用いて、以上のように載置されたチューナボックス100の第2の突辺150bによる電気的な効果を説明する。図8は、電気回路112aを示す概念図である。
まずチューナ基板110が備える回路素子112によって形成される電気回路112aについて説明する。
電気回路112aは、放送信号受信部310、第1、第2、第3の同調回路部320、330、340、IFフィルタ部350、切替スイッチ360、アナログ検波回路部370、デジタルIF出力部380、信号入出力部390、400、410、グランド部420、制御部430、AGC(Automatic Gain Control)部440などで構成される。
電気回路112aは、受信した放送信号に基づく周波数混合、利得制御など種々の処理を行う。
放送信号受信部310は、アンテナ接続端子130、バンドパスフィルタ311で構成される。バンドパスフィルタ311は、アンテナ接続端子130に入力される地上アナログ波、地上デジタル波以外の周波数の信号を減衰させる。
第1〜第3の同調回路部320〜340は、それぞれバンドパスフィルタ321a、321b、331a、331b、341a、341b、アンプ322、332、342、ミキサ323、333、343、局部発振器324、334、344で構成される。
第1〜第3の同調回路部320〜340は、放送信号の選局を行う。すなわち、第1〜第3の同調回路部320〜340は、それぞれバンドパスフィルタ321a、321b、331a、331b、341a、341bなどによってアンテナ接続端子130を介して受信した地上アナログ波、地上デジタル波のうち所望の周波数の放送信号を通過させる。
第1の同調回路部320は、UHF−Band(Ultra High Frequency−Band)の放送信号の選局を行う。UHF−Bandは例えば、300[MHz]以上770[MHz]以下の周波数帯である。
第2の同調回路部330は、VHF−Band(Very High Frequency−Band)の放送信号のうち、180[MHz]以上300[MHz]より下の周波数帯の放送信号の選局を行う。
第3の同調回路部340は、VHF−Bandの放送信号のうち例えば、90[MHz]以上180[MHz]より下の周波数体の放送信号の選局を行う。
第1〜第3の同調回路部320〜340は、ミキサ323、333、343、局部発振器324、334、344を用いてそれぞれ選局した放送信号に所定の周波数を混合し、中間周波数(IF:Intermediate Frequency )となるよう周波数変換を行う。
IFフィルタ部350は、IFフィルタ351、アンプ352で構成される。IFフィルタ部350は、中間周波数に変換された放送信号の雑音などを取り除くためのものである。
切替スイッチ360は、制御部430によってIFフィルタ部350を通過した放送信号の出力先の切替を行う。出力先は、アナログ検波回路部370またはデジタル出力部380である。
アナログ検波回路部370は、アンプ371、SAW(Surface Acoustic Wave:弾性表面波)フィルタ372、検波回路373で構成される。
アンプ371は、IFフィルタ部350を通過した地上アナログ波の放送信号を増幅する。
SAWフィルタ372は、アンプ371によって増幅された放送信号のノイズを除去する。
検波回路373は、アンプ371、SAWフィルタ372を通過した放送信号から音声、映像信号を取り出してそれぞれ、基板本体200に出力する。
検波回路は、入力されたIF信号から自動周波数調整信号(AFT信号:Auto Frequency Tuning信号)を作成し、基板本体200に出力する。
デジタル出力部380は、SAWフィルタ381、アンプ382で構成される。SAWフィルタ381は、IFフィルタ部350を通過した地上デジタル波の帯域外のノイズを除去する。アンプ382は、SAWフィルタ381を通過した放送信号を利得制御し、基板本体200に出力する。
信号入出力部390〜410は、チューナ基板110と、基板本体200との間で種々の信号の受け渡しを行う。信号入出力部390〜410はそれぞれ信号入出力用端子113に接続される。
信号入出力部390は、信号出力端子391〜393を有する。信号出力端子391〜393は、検波回路373が取り出した音声、映像信号および作成した自動周波数調整信号を基板本体200に出力するためのものである。
信号入出力部400は、信号出力端子401、402を有する。信号出力端子401、402は、デジタル出力部380を通過した地上デジタルIF信号を差動出力するためのものである。
信号入出力部410は、信号入出力端子411、412、413、414、415を有する。信号出力端子411、412、413、414、415には、それぞれ、デジタルIFAGC信号、I2C信号、5V、32V、アナログRFAGC信号が入力される。
デジタル用IFAGC信号、選局信号、5V、32Vの電力はそれぞれ基板本体200から入力される。アナログ用RFAGC信号は検波回路373から入力される。
グランド部420は、回路素子112と接続されるグランド端子である。グランド部420は、チューナ基板接地ピン114、第1、第2の突辺150a、150bを介して基板本体200のグランド層と電気的に接続される。
制御部430は、PLL431、発振器432で構成される。制御部430は選局周波数制御などを行う。
AGC部440は周波数変換されたIF信号レベルから第1〜第3の同調回路部320〜340が備えるアンプ322、332、342に対してAGCを行う。
以上のように構成された電気回路112aを備えるチューナ基板110のグランド部420を接続性の低い(すなわち点接触)状態で基板本体200のグランド層に接続すると、グランド部420とアンテナ接続端子130間のインピーダンスに応じて、アンテナ接続端子130にノイズが飛び込むことがある(図8の矢印N)。
アンテナ接続端子130に飛び込んだノイズは、選局された地上アナログ波と共に検波回路373において検波され、表示装置に縞として表示される恐れがある。すなわち、良好な視聴環境が得られない。
本願発明の放送受信装置1は、第2の突辺150bが傾斜部152bの復元性により、基板本体200の接地用ランド212に確実に接続されるので、グランド部420と、基板本体200のグランド層と接続性が向上する。結果としてアンテナ接続端子130へのノイズの飛び込みを防止することができる。
また、従来、チューナボックス100と基板本体200のグランド層とを、数ミリ四方の小さな接地用導電チップで接続することがあった。この場合には、導電チップとチューナボックス100とが点接触になる畏れがあるばかりでなく、以下のような問題がおこることがあった。
A.導電チップが基板本体200に対して曲がって取り付けられ、接触性が損なわれる。
B.導電チップのため、バネ性が得られず導電チップとチューナボックス100との間に隙間などができる。隙間ができることを回避可能な導電チップを選定するためコストがかかる。
C.導電チップが基板本体200より物理的に脱落する。
この実施の形態の放送受信装置1は、第2の突辺150bが下蓋150から形成され、かつ傾斜部152bにより復元性を有するためこのような問題がおこることを防止することができる。
なお、チューナボックス100は、上記に限定されることなく種々の変形例が考えられる。
例えば上記実施の形態では、第2の突辺150bを下蓋150の一部を切り欠くことで形成したが、予め第2の突辺150bを別部品として形成し、下蓋150の裏面150dに溶接(例えば電気溶接など)して設けるようにしてもよい。
この場合、個々に形成された第2の突辺150bの傾斜部152bの長さに個体差が出る畏れがあるが、傾斜部152bの角度を調整することでこの差を軽減することができ、基板本体200との間に隙間ができることを防止することができる。
また、上記実施の形態では、傾斜部152bの先端部を折り曲げて先端部153bを形成したが、この先端部153bも別部品として形成し、傾斜部152b形成後に溶接するようにしてもよい。
放送受信装置1の構成を示すブロック図。 放送受信装置1が備えるチューナボックス100を示す分解斜視図。 チューナボックス100が備えるチューナ基板110を示す斜視図。 下蓋150を示す斜視図。 下蓋150の第2の突辺150bが形成される箇所を示す断面図。 チューナボックス100の基板本体200への載置方法を示す一部断面図。 基板本体200に載置されたチューナボックス100の第2の突辺150b近傍を拡大して示す断面図。 電気回路112aを示す概念図。
符号の説明
1…放送受信装置、100…チューナボックス、110…チューナ基板、110a,150c…主面、150d,110b…裏面、111…アンテナ接続領域、112,220a…回路素子、112a…電気回路、113…信号入出力用端子、114…チューナ基板接地ピン、120…カバー本体、220…回路部、121,122,123,124…側面板、121a…アンテナ接続端子挿入孔、125…支持部材、126…信号出力用端子露出孔、127…収容空間、130…アンテナ接続端子、140…上蓋、141…圧接爪部、150…下蓋、150a…第1の突辺、150b…第2の突辺、151…圧接爪部、151a,151b…基部、152a,152b…傾斜部、153a,153b…先端部、200…基板本体、210…チューナボックス載置領域、211…信号用ランド、212…接地用ランド、310…放送信号受信部、311,321a,321b,331a,331b,341a,341b…バンドパスフィルタ、320,330,340…同調回路部、322,332,342,352,371,382…アンプ、323…ミキサ、324…局部発振器、350…IFフィルタ部、351…IFフィルタ、360…切替スイッチ、370…アナログ検波回路部、372,381…SAWフィルタ、373…検波回路、380…デジタル出力部、390,400,410…信号入出力部、411,412,413,414,415…信号出力端子、420…グランド部、430…制御部、431…PLL、432…発振器、440…AGC部。

Claims (5)

  1. 映像および音声を再生する電気回路を備える基板に載置され、前記基板に対向する底面と、前記底面に側面を介して接続される上面とを有するチューナカバーと、
    前記チューナカバーに収容され、放送信号を受信するチューナ基板と、
    前記チューナ基板と前記チューナカバーを接続して接地する第1の接地手段と、
    前記底面から前記基板に向かって傾斜する傾斜部と、前記傾斜部に接続され、前記基板に接触される接続部とを有する第2の接地手段と
    を具備することを特徴とするチューナボックス。
  2. 前記傾斜部が、第1〜4の辺を有し、
    前記第1〜3の辺の縁部に対応する前記底面の一部が切り欠かれ、前記第4の辺を起点として、前記切り欠かれた一部を前記基板の方向に折り曲げることで前記傾斜部が形成されること
    を特徴とする請求項1記載のチューナボックス。
  3. 前記接続部は、前記底面に平行となるように前記傾斜部の一部を折り曲げられて形成されることを特徴とする請求項1に記載のチューナボックス。
  4. 前記傾斜部が、前記第4の辺を軸として、弾性的に屈曲可能なことを特徴とする請求項2に記載のチューナボックス。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のチューナボックスと、
    前記チューナボックスが載置される載置領域と、前記載置領域内に設けられ、前記チューナボックスの前記接続部と接触される接地用のランドとを備える基板と
    を具備することを特徴とする放送受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108736155A (zh) * 2017-04-17 2018-11-02 东莞百电子有限公司 一种新型高抑制杂波s频段高频头

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