JP2010003045A - 料理情報提案システム - Google Patents

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利弘 北濱
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Abstract

【課題】店舗の各顧客に適した料理の情報を顧客毎に提案しうる料理情報提案システムを提供する。
【解決手段】商品毎に当該商品の所定期間内における売上実績を点数化して記憶する商品情報記憶部と、料理の使用素材の情報を前記料理毎に記憶する料理別素材情報記憶部と、顧客を識別する識別情報に対応させて、前記顧客の前記各商品の購買履歴情報を記憶する顧客情報記憶部と、前記商品情報記憶部に記憶されている前記商品の前記点数を前記料理毎に集計し、料理別集計情報を生成する料理別集計情報生成部と、前記料理別集計情報生成部により生成された前記料理別集計情報において、前記点数の集計値が所定順位以上である前記料理を抽出する料理抽出部と、前記料理抽出部により抽出された料理から当該識別情報で示される顧客に提案する提案料理を抽出する提案料理抽出部と、前記提案料理抽出部により抽出された提案料理を示す料理情報を出力する出力部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、店舗での販売商品を基に調理可能な料理の情報を顧客に提案する料理情報提案システムに関する。
従来、店舗における在庫商品を用いて調理可能なレシピ等のコンテンツを、その店舗に来店した顧客に対して提供するシステムが提案されている(下記特許文献1参照)。このシステムは、店舗内の在庫商品を用いたレシピ等を店舗内のディスプレイに表示することにより、店舗における在庫商品の販売促進を図ると共に、来店した顧客の購買意欲の増進、及び利便性の向上を図るものである。
特開2005−250616号公報
しかしながら、上述した特許文献1のコンテンツは、店舗の在庫状況に応じたレシピ等の情報であり、店舗の在庫商品を販売したいという意向は反映されているものの、顧客の嗜好等は考慮されていない。そのため、店舗において提供されたレシピ等の情報が各顧客の嗜好に合っていなければ、そのレシピ等の情報は顧客が欲する情報ではなく、顧客の購買意欲の増進につなげることは困難である。
本発明は、店舗の各顧客に適した料理の情報を顧客毎に提案しうる料理情報提案システムを提供することを目的とする。
本発明の料理情報提案システムは、商品毎に当該商品の所定期間内における売上実績を点数化して記憶する商品情報記憶部と、料理の使用素材の情報を前記料理毎に記憶する料理別素材情報記憶部と、顧客を識別する識別情報に対応させて、前記顧客の前記各商品の購買履歴情報を記憶する顧客情報記憶部と、前記料理別素材情報記憶部に記憶されている前記料理毎の前記使用素材に対応する、前記商品情報記憶部に記憶されている前記商品の前記点数を前記料理毎に集計し、料理別集計情報を生成する料理別集計情報生成部と、前記料理別集計情報生成部により生成された前記料理別集計情報において、前記点数の集計値が所定順位以上である前記料理を抽出する料理抽出部と、前記識別情報の入力を行う入力部と、前記入力部により入力された前記識別情報に対応する前記顧客情報記憶部に記憶された前記購買履歴情報に基づいて、前記料理抽出部により抽出された料理から当該識別情報で示される顧客に提案する提案料理を抽出する提案料理抽出部と、前記提案料理抽出部により抽出された提案料理を示す料理情報を出力する出力部とを備える。
また、前記料理情報提案システムは、前記所定期間が、前記入力部により前記識別情報が入力された入力年月期間、前記入力年月の前年同月期間、及び前記入力年月期間に対応する季節の期間の少なくとも一つであることとしてもよい。
また、前記料理情報提案システムは、前記料理別素材情報記憶部に記憶されている前記料理毎に適合する副菜料理を記憶する副菜料理情報記憶部を備え、前記提案料理抽出部は、前記提案料理に対応する前記副菜料理情報記憶部に記憶されている前記副菜料理を抽出し、前記出力手部は、前記料理情報として、前記提案料理と前記副菜料理を示す情報を出力することとしてもよい。
また、前記料理情報提案システムは、前記料理別素材情報記憶部が、前記料理毎に使用される各使用素材の分量を示す素材分量情報を記憶し、前記出力部は、前記料理別素材情報記憶部に記憶されている前記素材分量情報を参照し、前記料理情報として、前記提案料理及び前記副菜料理の各々に使用される各使用素材の分量を示す情報を出力することとしてもよい。
また、前記料理情報提案システムは、前記商品毎に前記使用素材を対応づけて記憶する商品別素材情報記憶部と、前記料理別素材情報記憶部に記憶されている前記料理毎の使用素材を参照して、前記提案料理及び前記副菜料理の各々に使用される前記使用素材を抽出し、前記商品別素材情報記憶部に記憶されている前記商品毎の使用素材を参照し、抽出した前記使用素材に対応する前記商品を抽出する提案商品抽出部とを備え、前記出力部は、前記料理情報として、前記提案商品抽出部により抽出された前記各商品の情報を出力することとしてもよい。
また、前記料理情報提案システムは、前記料理別素材情報記憶部が、前記料理毎の調理方法を示す情報を記憶し、前記出力部は、前記料理別素材情報記憶部に記憶されている前記料理毎の前記調理方法を参照し、前記料理情報として、前記提案料理及び前記副菜料理の各々に対応する前記調理方法を示す情報を出力することとしてもよい。
また、前記料理情報提案システムは、前記顧客情報記憶部が、前記顧客毎の性別、家族構成、及び住所の少なくとも一つを含む個人属性情報を記憶しており、前記提案料理抽出部は、前記入力部により入力された前記識別情報に対応する前記顧客情報記憶部に記憶された前記個人属性情報に基づいて、前記料理抽出部により抽出された料理から当該識別情報で示される顧客に提案する提案料理を抽出することとしてもよい。
本発明によれば、店舗における各商品の売上実績を反映して抽出された料理から各顧客に提案する提案料理を抽出する際に、各顧客の購買履歴情報を考慮して抽出することができる。従って、来店した各顧客に対し、その顧客の購入傾向を考慮した料理情報を提案することができるので、来店した各顧客は、自分に適した料理情報を参考にしながら店舗で買い物することができる。
以下、本発明の実施形態に係る料理情報提案システムについて説明する。本実施形態に係る料理情報提案システムは、スーパー等の店舗に顧客が来店した時に、店舗用のICカードが顧客によって専用情報端末にかざされた場合に、その顧客の嗜好を反映させた献立等を出力することにより、その顧客に適した料理情報を提案するものである。以下、本実施形態に係る料理情報提案システムについて説明する。
図1は、本実施形態に係る料理情報提案システムの構成を示すブロック図である。同図に示す様に、料理情報提案システム100は、ICカード2と情報端末1とを備えて構成されている。ICカード2は、店舗が顧客毎に発行したICカードであり、ICカードには顧客を識別する顧客No.が記憶されている。尚、顧客が商品を購入する際には、店員によりICカード2を図示しないPOS端末に読み込ませるものとする。
情報端末1は、制御部10、ICカード読取部11、入力受付部12、記憶部13、料理別集計情報生成部14、料理抽出部15、提案料理抽出部16、提案商品抽出部17、及び出力部18を備えて構成されている。
制御部10は、ROMやRAM等のメモリを含み、CPUで構成されており、ROMに格納されたプログラムを実行することにより情報端末1を構成する各部を制御する。ICカード読取部11は、ユーザによってICカード2がかざされたときに、ICカード2に記憶されている顧客No.の情報を読み取る。入力受付部12は、キーボードやテンキー等で構成されており、ユーザからの入力操作を受付ける。
記憶部13は、ハードディスク等の記憶媒体であり、商品情報記憶部31、料理別素材情報記憶部32、商品別素材情報記憶部33、副菜料理情報記憶部34、顧客情報記憶部35を含んで構成される。商品情報記憶部31は、ある期間内に店舗で販売された各商品のPOSデータを管理するPOSDB(Database)を記憶している。図2は、POSDBの構成例を示しており、同図に示すように、POSDB110は、売上日111と店舗で販売している各商品の販売数量112とを対応づけて記憶する。
商品別素材情報記憶部33は、店舗の各商品が属する素材の情報を管理する商品別素材DBを記憶している。図3は、商品別素材DBの構成例を示しており、同図に示すように、商品別素材DB130は、商品の型番を示す商品ID131、商品名132、商品が属する素材132を対応づけて記憶する。例えば、商品の型番が異なる“○○カレー”と“△△カレー”であっても、素材は “カレールー”のように共通した素材が対応づけられる。
料理別素材情報記憶部32は、予め選定された料理毎のレシピ情報を管理する料理素材DBを記憶している。図4は、料理素材DBの構成例を示しており、同図に示すように、料理素材DB140は、料理名141と、料理を構成する素材の分類を表す素材種別142、料理の使用素材143、使用素材の分量144、及び料理の調理方法145を対応づけて記憶する。
副菜料理情報記憶部34は、料理別素材情報140の料理名141における各料理の副菜として適している料理名の情報を管理する副菜料理DBを記憶している。図5は、副菜料理DBの構成例を示しており、同図に示すように、副菜料理DB150は、料理名151と副菜料理名152とを対応づけて記憶する。尚、副菜の料理名は、料理別素材情報140の料理名141に記憶されている料理名から予め選定されて記憶されているものとする。
顧客情報記憶部35は、店舗用のICカード2を所持している顧客の個人属性情報や購買履歴の情報を管理する顧客情報DBを記憶している。図6は、顧客情報DBの構成例を示しており、同図に示すように、顧客情報DB210は、顧客を識別する顧客No.211と、顧客の性別、年代、及び家族の情報を含む個人属性情報212と、購入日、購入商品、購入商品の数量を含む購買履歴情報213を対応づけて記憶する。尚、購買履歴情報213は、商品購入時においてICカード2を図示しないPOS端末に読み込ませることにより、顧客が購入した購入商品等の情報が記憶される。
次に、料理別集計情報生成部14は、POSDB110に基づき、所定期間内に販売された商品の販売数量に応じて重み付けした各商品の点数を、当該商品を使用素材として用いることができる料理名毎に集計して順位づけを行い、料理別店舗集計情報を生成する。また、顧客情報DB210の購買履歴情報213に基づいて、顧客毎に、所定期間内における購入商品の購入数量に応じて重み付けした各購入商品の点数を、当該購入商品を使用素材として用いることができる料理名毎に集計して順位づけを行い、料理別顧客集計情報を生成する。尚、1〜3月:冬、4〜6月:春、7〜9月:夏、10〜12月:秋の各期間を季節に対応する季節期間とした場合において、例えば、分析時が2008年5月のとき、上記料理別店舗集計情報を生成する際の上記所定期間として、前年の同季節期間2007年4月〜6月、及び前年同月2007年5月を用いる。また、上記料理別顧客集計情報を生成する際の上記所定期間には、分析年月2008年5月を用いるものとするが、その月のPOSデータが所定数以上記憶されていなければ、2008年4月〜6月を用いる。
また、料理抽出部15は、料理別店舗集計情報において所定順位以上の料理名を店舗推奨料理情報として抽出し、また、顧客毎の料理別顧客集計情報において所定順位以上の料理名を顧客別推定嗜好料理情報として抽出する。
提案料理抽出部16は、店舗推奨料理情報と顧客別推定嗜好料理情報とを顧客毎に照合し、店舗推奨料理情報に含まれる顧客別推定嗜好料理情報の料理名を当該顧客の提案料理情報として抽出する。提案商品抽出部17は、提案料理情報の各料理名の使用素材に対応する商品名を使用素材対象商品として抽出する。
出力部18は、顧客毎に、提案料理情報の各料理名に適した副菜料理名の献立情報と、提案料理及び副菜料理の各々の料理に対応する使用素材、分量、及び調理方法を含むレシピ情報を抽出し、抽出したレシピ情報、献立情報、及び使用素材対象商品名を料理情報として出力する。
次に、本実施形態に係る料理情報提案システム100の動作について説明する。図7は、料理情報提案システム100の全体動作を示すフローチャートである。情報端末1の制御部10は、初期設定処理として、店舗推奨料理抽出処理(ステップS10)、顧客別推定嗜好料理抽出処理(ステップS20)、及び顧客別提案料理抽出処理(ステップS30)を行う。以下、上記ステップS10の店舗推奨料理抽出処理、ステップS20の顧客別推定嗜好料理抽出処理、ステップS30の顧客別提案料理抽出処理の詳細について説明する。
図8は、店舗推奨料理抽出処理を示すフローチャートである。制御部10は、店舗側のユーザにより入力受付部12を介して分析期間の入力を受付ける(ステップS11)。尚、本実施形態では、分析時を2008年5月とし、分析期間として前年の同季節期間“2007年4〜6月”が入力されたものとする。制御部10は、商品情報記憶部31からPOSDB110を読み出し、ステップS11で受付けた分析期間のPOSデータを読み出す(ステップS12)。制御部10は、料理別集計情報生成部18により、ステップS12で読み出したPOSデータのうち、前年同月2007年5月のPOSデータ群と、前年同季節期間2007年4〜6月のPOSデータ群の各々について、各商品の販売数量112の昇順に商品IDを順位付ける。そして、順位づけた各POSデータ群の各商品IDに対し、前年同月分については重み幅を1〜100、前年同季節期間の重み幅を1〜50として、所定順位単位に同じ重みをつけて点数化し、店舗POS分析情報を生成して商品情報記憶部31に記憶する(ステップS13)。図9は、店舗POS分析情報のデータ例を示している。同図に示すように、店舗POS分析情報120は、前年同月及び前年同季節期間を示す分析対象121、分析対象に対応する重み幅122、分析対象の商品の販売数量順に重みをつけた商品点数123を対応づけて記憶される。例えば、同図において、前年同月“2007年5月”の販売数量が1〜5位の商品IDは、商品4、12、15、3、1であり、これらの商品IDには100点を設定し、6位以下の商品IDについても、所定の順位単位に1〜99までの点数を設定する。また、前年同季節期間“2007年4〜6月”の商品IDも同様、販売数量が1〜5位の商品ID4、20、8、12、9には50点、6位以下についても、所定の順位単位に1〜49までの点数を設定する。
図8に戻り、制御部10は、料理別集計情報生成部14により、料理別素材情報記憶部32から料理別素材DB140を読み出し、また、商品別素材情報記憶部33から商品別素材DB130を読み出す(ステップS14)。そして、料理別集計情報生成部14により、ステップS13において生成した店舗POS分析情報120を商品情報記憶部31から読み出し、商品別素材DB130を参照して、料理別素材DB140の各料理名141の使用素材143に対応する、店舗POS分析情報120における商品IDの点数を料理名毎に集計して料理別店舗集計情報を生成し、RAMに記憶する(ステップS15)。図10は、料理別店舗集計情報のデータ例を示しており、同図に示すように、料理別店舗集計情報160は、料理名161と、料理名の使用素材162、各使用素材に対する前年同月の点数163、各使用素材に対する前年同季節期間の点数164、各使用素材の点数合計165、及び、各料理名の総合計点数166を対応づけて記憶される。例えば、同図において、料理名“料理1”の使用素材“素材2”の前年同月の点数163は、商品別素材DB130において、“素材2”は“商品2”と“商品5”が対応づけられているため、店舗POS分析情報120の前年同月の“商品2”と“商品5”の各点数を合計した値を示している。また、“素材2”の前年同季節期間の点数164も同様に、店舗POS分析情報120の前年同季節期間の“商品2”と“商品5”の各点数を合計した値を示している。
図8に戻り、制御部10は、料理抽出部15により、ステップS15において生成した料理別店舗集計情報160において、総合計点数166の昇順で所定順位以上の料理名を抽出した店舗推奨料理情報をRAMに記憶する(ステップS16)。図11は、店舗推奨料理情報のデータ例を示しており、同図に示すように、店舗推奨料理情報170は、総合計点数の順位を示す順位171と各順位の料理名172を対応づけて記憶される。
次に、顧客別推定嗜好料理抽出処理(ステップS20)の詳細について、図12のフローチャートを用いて説明する。制御部10は、料理集計情報生成部14により、顧客情報記憶部35から顧客情報DB210を読み出し(ステップS21)、顧客情報DB210の顧客No.毎に、購買履歴情報213の購入日が分析年月“2008年5月”に含まれる購買履歴データ群の購入商品の商品IDについて、購入数量の昇順に順位付ける。そして、順位づけた各商品IDに対して、重み幅を1〜100とし、所定順位単位に同じ重みをつけて点数化し、顧客別POS分析情報を生成してRAMに記憶する(ステップS22)。図13は、顧客別POS分析情報のデータ例を示しており、同図に示すように、顧客別POS分析情報220は、顧客No.221と、購入数量の各順位における商品IDの点数222を対応づけて記憶される。例えば、顧客No.XXXX01の2008年5月における購入数量1位の商品IDは“商品4”、点数は“100点”である。尚、商品IDの点数化は、上述した店舗POS分析情報120と同様の方法で行う。
図12に戻り、制御部10は、料理別集計情報生成部14により、料理別素材情報記憶部32から料理別素材DB140を読み出し、また、商品別素材情報記憶部33から商品別素材DB130を読み出す(ステップS23)。そして、料理別集計情報生成部14により、ステップS22において生成した顧客別POS分析情報220をRAMから読み出し、商品別素材DB130を参照し、料理別素材DB140の各料理名141の使用素材143に対応する、顧客別POS分析情報120における顧客No.毎の商品IDの点数を料理名毎に集計して料理別顧客集計情報を生成し、RAMに記憶する(ステップS24)。図14は、料理別顧客集計情報のデータ例を示しており、同図に示すように、料理別顧客集計情報230は、顧客No.231と、料理名232、料理名の使用素材233、各使用素材に対する点数234、及び料理名の総合計点数235を対応づけて記憶される。
図12に戻り、制御部10は、料理抽出部15により、ステップS24において生成した料理別顧客集計情報230において、総合計点数235の昇順で所定順位以上の料理名を抽出した顧客別推定嗜好料理情報をRAMに記憶する(ステップS25)。図15は、顧客別推定嗜好料理情報のデータ例を示しており、同図に示すように、顧客別推定嗜好料理情報240は、顧客No.241と、料理名の総合計点数の順位を示す順位242と、料理名243を対応づけて記憶される。
次に、顧客別提案料理抽出処理(ステップS30)の詳細について、図16のフローチャートを用いて説明する。制御部10は、提案料理抽出部16により、店舗推奨料理情報170と顧客別推定嗜好料理情報240をRAMから読み出し(ステップS31)、顧客No.毎に、店舗推奨料理情報170の料理名のうち、顧客別推定嗜好料理情報240の料理名と合致する料理名があるか否か判断する(ステップS32)。提案料理抽出部16が顧客別推定嗜好料理情報240の料理名と合致する料理名があると判断した場合(ステップS32:Y)、顧客No.毎に、合致している店舗推奨料理情報240の料理名を提案料理情報として抽出し、RAMに記憶する(ステップS33)。
また、提案料理抽出部16が顧客別推定嗜好料理情報240の料理名と合致する料理名がないと判断した場合(ステップS32:N)、顧客No.毎に、顧客別推定嗜好料理情報240から所定順位以上の料理名を提案料理情報として抽出してRAMに記憶する(ステップS34)。例えば、顧客別推定嗜好料理情報240の顧客No.“XXXX01”の場合、この顧客の購入商品と購入数量から推測される推定嗜好料理名と一致する店舗推奨料理情報DB170の料理名は“料理2”と“料理9”である。従って、この顧客に対しては料理2と料理9を提案料理として抽出する。
以上で初期設定処理(ステップS10〜30)を終了し、図7に戻り、顧客の来店時に提案料理情報を提示する処理について説明する。尚、顧客の来店年月は、上述の分析年月2008年5月であるものとする。制御部10は、顧客によりICカード読取部11にICカード2がかざされたとき(ステップS40:Y)、ICカード読取部11によりICカード2に記憶されている顧客No.を取得し、提案料理情報出力処理を行う(ステップS50)。以下、提案料理情報出力処理の詳細について、図17のフローチャートを用いて説明する。
制御部10は、出力部22により、商品別素材情報記憶部33から商品別素材DB130、料理別素材情報記憶部32から料理別素材DB140、副菜料理情報記憶部34から副菜料理DB150を各々読み出し、提案料理情報をRAMから読み出す(ステップS51)。そして、出力部22により、ステップS40で取得した顧客No.に対応する提案料理情報の各提案料理名に対応する副菜料理名を献立情報として副菜料理DB150から抽出し、料理別素材DB140から提案料理名及び副菜料理名の各々に対応する使用素材、分量、調理方法をレシピ情報として抽出し、商品別素材DB130からその各使用素材に対応する使用素材対象商品名を抽出する(ステップS52)。そして、ステップS52において料理名毎に抽出した献立情報、レシピ情報、及び使用素材対象商品名を含む料理情報を出力する(ステップS53)。
本実施形態の料理情報提案システムは、店舗の全顧客の売上実績を反映させた料理毎の点数に基づいて抽出した店舗推奨料理名のうち、顧客毎の購入履歴を反映させた料理毎の点数に基づいて抽出した各顧客の推定嗜好料理名と一致する店舗推奨料理名を顧客に提案する提案料理とし、その提案料理を主菜とする副菜の献立、レシピ、及びその料理名で用いる使用素材に対応する店舗における販売商品名を顧客毎に提案することができる。従って、店舗に来店する顧客全体のある時期における購入商品から、その時期において一般的に調理されていると推定する料理名のうち、各顧客の購入頻度の高い商品、即ち、顧客が嗜好する商品を用いて調理することができる献立やレシピ等の情報を来店時の各顧客に対して提案することができるので、顧客は提案された料理情報を参考にして買い物することができる。
尚、本実施形態では、店舗POS分析情報を生成する際の重み幅を1〜100と1〜50とし、また、顧客別POS分析情報を生成する際の重み幅を1〜100として設定したが、分析対象データに応じて任意に設定してもよい。
また、上述した実施形態では、店舗推奨料理名から顧客毎に提案する料理を抽出する際、顧客の購買履歴情報において購入数量の多い商品を用いて調理可能な料理名を抽出するものとして説明したが、例えば、野菜の購入頻度が肉や魚の購入頻度より高い顧客の場合には、店舗推奨料理名のうち、肉や魚を使用素材とする料理名を除いて提案する等、顧客毎の商品の購入頻度に応じて店舗推奨料理名から提案料理を抽出してもよい。
また、上述した実施形態では、店舗推奨料理名から顧客毎に提案する料理を抽出する際、顧客の購買履歴情報に基づいて提案料理を抽出するものとして説明したが、顧客の家族構成、性別、年齢、住所等の個人属性情報に基づいて抽出してもよい。例えば、この場合、各料理について、子供向け料理や年配向け料理等の料理の種別を予め設定し、家族構成に子供が含まれている顧客に提案する場合には、店舗推奨料理名のうち子供向けの料理を提案する。また、例えば、顧客が独身男性の場合において、購入履歴情報において特に肉類の購入頻度が高いときには、野菜を含む料理を提案する等、栄養バランスを考慮した献立を提案する。また、顧客の購買金額や来店時間等から顧客の購買傾向を分析した結果に基づいて提案料理を抽出してもよい。例えば、来店時間が遅い顧客の場合には、調理時間の短い料理を提案する。
また、出力形態として、顧客が来店時にICカードを情報端末に読み込ませた際に、情報端末に接続されたディスプレイに料理情報を表示し、顧客の印刷操作により提案料理情報を紙媒体に印刷して出力してもよいし、顧客の携帯電話機等のメールアドレスが予め顧客情報として登録されている場合には、そのメールアドレスに提案料理情報を送信してもよい。
また、上述した実施形態では、料理情報提案システムの情報端末1にPOSDB110と顧客情報DB210を記憶しているものとして説明したが、情報端末1に接続されたネットワーク上のサーバ等にこれらのデータベースを記憶し、情報端末1からサーバ等に接続して所定期間のPOSデータ及び顧客情報データを取得してもよい。
実施形態に係る料理情報提案システムのブロック図である。 実施形態におけるPOSDBのデータ例を示す図である。 実施形態における商品別素材DBのデータ例を示す図である。 実施形態における料理別素材DBのデータ例を示す図である。 実施形態における副菜料理DBのデータ例を示す図である。 実施形態における顧客情報DBのデータ例を示す図である。 実施形態に係る料理情報提案システムの全体動作を示すフローチャートである。 実施形態における店舗推奨料理抽出処理のフローチャートである。 実施形態における店舗POS分析情報のデータ例を示す図である。 実施形態における料理別店舗集計情報のデータ例を示す図である。 実施形態における店舗推奨料理情報のデータ例を示す図である。 実施形態における顧客別推定嗜好料理抽出処理のフローチャートである。 実施形態における顧客別POS分析情報のデータ例を示す図である。 実施形態における料理別顧客集計情報のデータ例を示す図である。 実施形態における顧客別推定嗜好料理情報のデータ例を示す図である。 実施形態における顧客別提案料理抽出処理のフローチャートである。 実施形態における提案料理情報出力処理のフローチャートである。
符号の説明
1…情報端末、2…ICカード、10…制御部、11…ICカード読取部、12…入力受付部、13…記憶部、14…料理別集計情報生成部、15…料理抽出部、16…提案料理抽出部、17…提案商品抽出部、18…出力部、31…商品情報記憶部、32…料理別素材情報記憶部、33…商品別素材情報記憶部、34…副菜料理情報記憶部、35…顧客情報記憶部、100…料理情報提案システム

Claims (7)

  1. 商品毎に当該商品の所定期間内における売上実績を点数化して記憶する商品情報記憶部と、
    料理の使用素材の情報を前記料理毎に記憶する料理別素材情報記憶部と、
    顧客を識別する識別情報に対応させて、前記顧客の前記各商品の購買履歴情報を記憶する顧客情報記憶部と、
    前記料理別素材情報記憶部に記憶されている前記料理毎の前記使用素材に対応する、前記商品情報記憶部に記憶されている前記商品の前記点数を前記料理毎に集計し、料理別集計情報を生成する料理別集計情報生成部と、
    前記料理別集計情報生成部により生成された前記料理別集計情報において、前記点数の集計値が所定順位以上である前記料理を抽出する料理抽出部と、
    前記識別情報の入力を行う入力部と、
    前記入力部により入力された前記識別情報に対応する前記顧客情報記憶部に記憶された前記購買履歴情報に基づいて、前記料理抽出部により抽出された料理から当該識別情報で示される顧客に提案する提案料理を抽出する提案料理抽出部と、
    前記提案料理抽出部により抽出された提案料理を示す料理情報を出力する出力部と
    を備えることを特徴とする料理情報提案システム。
  2. 前記所定期間は、前記入力部により前記識別情報が入力された入力年月期間、前記入力年月の前年同月期間、及び前記入力年月期間に対応する季節の期間の少なくとも一つであることを特徴とする請求項1記載の料理情報提案システム。
  3. 前記料理別素材情報記憶部に記憶されている前記料理毎に適合する副菜料理を記憶する副菜料理情報記憶部を備え、
    前記提案料理抽出部は、前記提案料理に対応する前記副菜料理情報記憶部に記憶されている前記副菜料理を抽出し、
    前記出力手部は、前記料理情報として、前記提案料理と前記副菜料理を示す情報を出力することを特徴とする請求項1又は2記載の料理情報提案システム。
  4. 前記料理別素材情報記憶部は、前記料理毎に使用される各使用素材の分量を示す素材分量情報を記憶し、
    前記出力部は、前記料理別素材情報記憶部に記憶されている前記素材分量情報を参照し、前記料理情報として、前記提案料理及び前記副菜料理の各々に使用される各使用素材の分量を示す情報を出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の料理情報提案システム。
  5. 前記商品毎に前記使用素材を対応づけて記憶する商品別素材情報記憶部と、
    前記料理別素材情報記憶部に記憶されている前記料理毎の使用素材を参照して、前記提案料理及び前記副菜料理の各々に使用される前記使用素材を抽出し、前記商品別素材情報記憶部に記憶されている前記商品毎の使用素材を参照し、抽出した前記使用素材に対応する前記商品を抽出する提案商品抽出部とを備え、
    前記出力部は、前記料理情報として、前記提案商品抽出部により抽出された前記各商品の情報を出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の料理情報提案システム。
  6. 前記料理別素材情報記憶部は、前記料理毎の調理方法を示す情報を記憶し、
    前記出力部は、前記料理別素材情報記憶部に記憶されている前記料理毎の前記調理方法を参照し、前記料理情報として、前記提案料理及び前記副菜料理の各々に対応する前記調理方法を示す情報を出力することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の料理情報提案システム。
  7. 前記顧客情報記憶部は、前記顧客毎の性別、家族構成、及び住所の少なくとも一つを含む個人属性情報を更に記憶しており、
    前記提案料理抽出部は、前記入力部により入力された前記識別情報に対応する前記顧客情報記憶部に記憶された前記個人属性情報に基づいて、前記料理抽出部により抽出された料理から当該識別情報で示される顧客に提案する提案料理を抽出することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の料理情報提案システム。
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