JP2010000469A - プラスチック廃材の回収装置及び回収方法並びに分離回収装置 - Google Patents

プラスチック廃材の回収装置及び回収方法並びに分離回収装置 Download PDF

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Abstract

【課題】プラスチックごみを含むごみ混合物から回収したプラスチック廃材から、金属や砂等の異物を除去し、プラスチック廃材の純度を高めることができるプラスチック廃材の回収装置及び回収方法を提供する。
【解決手段】異物が混在するプラスチック廃材を、プラスチック廃材の比重よりも高く、かつ、異物の比重よりも低い液体中に混合した廃プラ混合液からプラスチック廃材を取り出すプラスチック廃材の回収装置であって、液体が収容される液槽と、異物の外形よりも大きい複数の孔を有する多孔部材からなるとともに内周面に旋回羽根が形成され、液槽内の液体中に一端側が浸漬するようにして傾斜して配置された円筒状の多孔円筒管と、多孔円筒管を軸回転させる軸回転手段と、多孔円筒管の軸回転に伴い旋回羽根によって一端側とは反対側に搬送されるプラスチック廃材を回収する廃プラ回収部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラスチック廃材の回収装置及びプラスチック廃材の回収方法並びに分離回収装置に関する。特に、比重の異なる複数の固形物の混合物から低比重固形物を分離して回収するプラスチック廃材の回収装置及びプラスチック廃材の回収方法並びに分離回収装置に関する。
従来、プラスチックごみを含むごみ混合物からリサイクル可能なプラスチックを回収し、リサイクル成形品の原材料として用いることが行われている。
このリサイクル成形品の原材料として用いられるプラスチック廃材の回収は、ゴミ混合物を細かく裁断した後、比重の差を利用して分離回収することが一般的に行われている。例えば、第一段階で、所定の比重分離液にごみ混合物を投入し、比重分離液よりも比重が高い金属等を沈殿させる一方で、比重分離液よりも比重が低いプラスチックごみを浮上させて、当該プラスチックごみを捕集する。次いで、第二段階で、別の比重分離液にプラスチックごみを投入し、比重分離液よりも比重が低いプラスチックを浮上させる一方で、比重分離液よりも比重が高いプラスチックを沈殿させて、この沈殿したプラスチックのみを、リサイクル成形品の原材料として回収することが行われている。
このリサイクル成形品の原材料としてのプラスチック廃材を回収する際には、成形性等を考慮して、回収されるプラスチックの純度を高めることが求められている。そのため、ごみ混合物の固形物を微粉砕し、次いで微粉砕されたごみ混合物を加湿し、機械的に砕解し、分離流体とともに混合し、次に選別用遠心分離機によって脱水し且つ密度によって分離し、それによって不純物のないプラスチック部分を得るようにしたごみ混合物の処理装置及び処理方法が開示されている(特許文献1参照)。
特開平10−263520号公報 (図1)
しかしながら、第一段階で行われるごみ混合物の分離では、比較的大きな金属等については取り除くことができるものの、プラスチックごみの表面やしわの間に付着した細かな金属や砂等を取り除くことができずに、プラスチックごみに混合されたまま残されやすくなっている。そして、第二段階で行われるプラスチックごみの分離では高比重のプラスチックが回収されることから、最終的に回収されるプラスチック廃材に金属や砂等が残留してしまうおそれがあった。
そこで、本発明の発明者は鋭意努力し、内周面に旋回羽根が形成され、軸回転可能な多孔円筒管内に廃プラ混合物を導入するように構成することにより、金属や砂等の異物を取り除いて、純度の高いプラスチック廃材を回収できることを見出し、本発明を完成させたものである。すなわち、本発明は、プラスチックごみを含むごみ混合物から回収したプラスチック廃材から、金属や砂等の異物を除去し、プラスチック廃材の純度を高めることができるプラスチック廃材の回収装置及び回収方法を提供することを目的とする。また、本発明の別の目的は、そのように構成された装置を応用して、比重の異なる複数の固形物を低比重固形物と高比重固形物とに分離して回収することができる分離回収装置を提供することである。
本発明によれば、異物が混在するプラスチック廃材を、プラスチック廃材の比重よりも高く、かつ、異物の比重よりも低い液体中に混合した廃プラ混合液からプラスチック廃材を取り出すプラスチック廃材の回収装置であって、液体が収容される液槽と、異物の外形よりも大きい複数の孔を有する多孔部材からなるとともに内周面に旋回羽根が形成され、液槽内の液体中に一端側が浸漬するようにして傾斜して配置された円筒状の多孔円筒管と、多孔円筒管を軸回転させる軸回転手段と、多孔円筒管の軸回転に伴い旋回羽根によって一端側とは反対側に搬送されるプラスチック廃材を回収する廃プラ回収部と、を備えることを特徴とするプラスチック廃材の回収装置が提供され、上述した問題を解決することができる。
また、本発明のプラスチック廃材の回収装置を構成するにあたり、液体中に浸漬していない位置で多孔円筒管の内部又は外部に配置され、多孔円筒管に付着したプラスチック廃材を剥離させる少なくとも一つの廃プラ剥離手段を備えることが好ましい。
また、本発明のプラスチック廃材の回収装置を構成するにあたり、廃プラ剥離手段が温風吹付手段であることが好ましい。
また、本発明のプラスチック廃材の回収装置を構成するにあたり、多孔円筒管の傾斜角度が10〜45度の範囲内であることが好ましい。
また、本発明のプラスチック廃材の回収装置を構成するにあたり、少なくとも液体中に浸漬した多孔円筒管の鉛直方向下方側に、水平方向から傾斜させられた傾斜面を備えるとともに、傾斜面の最深部に異物を回収する異物回収部を備えることが好ましい。
また、本発明のプラスチック廃材の回収装置を構成するにあたり、プラスチック廃材がリサイクル成形品の原材料となるプラスチックであり、異物が少なくとも金属又は砂を含むことが好ましい。
また、本発明の別の態様は、異物が混在するプラスチック廃材を、プラスチック廃材の比重よりも高く、かつ、異物の比重よりも低い液体中に混合した廃プラ混合液からプラスチック廃材を取り出すプラスチック廃材の回収方法であって、異物の外形よりも大きい複数の孔を有する多孔部材からなるとともに内周面に旋回羽根が形成され、液槽内の液体中に一端側が浸漬するようにして傾斜して配置された円筒状の多孔円筒管内に廃プラ混合液を導入し、多孔円筒管を軸回転させながら、異物を多孔円筒管の外部に導出させるとともに、旋回羽根によってプラスチック廃材を一端側とは反対側に搬送し、プラスチック廃材を回収することを特徴とするプラスチック廃材の回収方法である。
また、本発明のプラスチック廃材の回収方法を実施するにあたり、液体中に浸漬していない位置で多孔円筒管の内部又は外部に配置された少なくとも一つの廃プラ剥離手段によって、多孔円筒管に付着したプラスチック廃材を剥離させることが好ましい。
また、本発明のさらに別の態様は、比重の異なる複数の固形物が混合された混合物を比重分離液中に混合した混合液から、相対的に比重の低い低比重固形物と相対的に比重の高い高比重固形物とを分離して回収する分離回収装置であって、比重分離液が収容される液槽と、高比重固形物の外形よりも大きい複数の孔を有する多孔部材からなるとともに内周面に旋回羽根が形成され、液槽内の比重分離液中に一端側が浸漬するようにして傾斜して配置された円筒状の多孔円筒管と、多孔円筒管を軸回転させる軸回転手段と、多孔円筒管の軸回転に伴い旋回羽根によって一端側とは反対側に搬送される低比重固形物を回収する低比重固形物回収部と、多孔円筒管の孔を通過して落下した高比重固形物を回収する高比重固形物回収部と、を備えることを特徴とする分離回収装置である。
本発明のプラスチック廃材の回収装置によれば、廃プラ混合液を多孔部材からなる多孔円筒管に導入し、多孔円筒管を軸回転させる構成であるため、プラスチック廃材中に混在する異物については、多孔円筒管の孔を介して、多孔円筒管の外部に導出させることができる。また、内周面に旋回羽根が設けられた多孔円筒管を軸回転させてプラスチック廃材を旋回羽根によって搬送するように構成されているため、プラスチック廃材を搬送しながらプラスチック廃材に付着した大部分の液体を取り除き、プラスチック廃材を回収することができる。
また、本発明のプラスチック廃材の回収装置において、プラスチック廃材を多孔円筒管から剥離させる廃プラ剥離手段を備えることにより、プラスチック廃材が、多孔円筒管の軸方向の同じ位置に留まることがなく、旋回羽根によってプラスチック廃材を効率的に搬送させることができる。
また、本発明のプラスチック廃材の回収装置において、廃プラ剥離手段として温風吹付手段を用いて温風を吹付けることにより、プラスチック廃材に付着した液体を蒸発させやすくなるため、より効率的にプラスチック廃材に付着した液体を取り除きながらプラスチック廃材を搬送することができる。
また、本発明のプラスチック廃材の回収装置において、多孔円筒管の傾斜角度を所定範囲内とすることにより、多孔円筒管の軸方向長さを過度に長くすることなく多孔円筒管の一端側を液槽内の液体に浸漬させることができるとともに、旋回羽根によるプラスチック廃材の搬送効率が低下することを防ぐことができる。
また、本発明のプラスチック廃材の回収装置において、液体中に浸漬した多孔円筒管の下方側に傾斜面を備え、当該傾斜面の最深部に異物回収部を備えることにより、多孔円筒管から導出された異物を効率よく回収することができる。
また、本発明のプラスチック廃材の回収装置において、金属や砂等の異物が混在したプラスチック廃材を対象とすることにより、リサイクル成形品を成形する際の不具合を低減可能なプラスチック廃材を効率的に回収することができる。
また、本発明のプラスチック廃材の回収方法によれば、廃プラ混合液を多孔部材からなる多孔円筒管に導入し、多孔円筒管を軸回転させることにより、プラスチック廃材中に混在する異物を、多孔円筒管の孔を介して、多孔円筒管の外部に導出させることができる。また、多孔円筒管を軸回転させて、内周面に設けられた旋回羽根によってプラスチック廃材を搬送することにより、プラスチック廃材に付着した大部分の液体を取り除きながらプラスチック廃材を回収することができる。
また、本発明のプラスチック廃材の回収方法において、廃プラ剥離手段によってプラスチック廃材を多孔円筒管から剥離させながら、多孔円筒管の内周面に設けられた旋回羽根によってプラスチック廃材を搬送させることにより、プラスチック廃材に付着した液体を効率的に取り除きながらプラスチック廃材を搬送させることができる。
また、本発明の分離回収装置によれば、比重の異なる複数の固形物が混合された混合液を多孔部材からなる多孔円筒管に導入し、多孔円筒管を軸回転させる構成であるため、高比重固形物については、多孔円筒管の孔を介して、多孔円筒管の外部に導出させることができる。また、内周面に旋回羽根が設けられた多孔円筒管を軸回転させて低比重固形物を旋回羽根によって搬送するように構成されているため、低比重固形物を搬送しながら低比重固形物に付着した大部分の液体を取り除き、低比重固形物を回収することができる。
以下、適宜図面を参照して、本発明のプラスチック廃材の回収装置及び回収方法並びに分離回収装置にかかる実施の形態について具体的に説明する。ただし、かかる実施の形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に変更することが可能である。
なお、それぞれの図中、同じ符号を付してあるものについては同一の部材を示しており、適宜説明が省略されている。
1.プラスチック廃材の回収装置
図1〜図3は、本実施形態にかかるプラスチック廃材の回収装置(以下、単に「回収装置」と称する。)10の全体構成を説明するための図である。図1は本実施形態の回収装置10の側方断面図を示し、図2は図1の回収装置10をA方向から見た上方平面図を示し、図3は図1の回収装置10をB方向から見た正面図を示している。
この回収装置10は液槽11を備え、液槽11内の液体に下端側13Aが浸漬されるように多孔円筒管13が傾斜して配置されている。液槽11内に収容される液体は、回収するプラスチック廃材の比重よりも高く、かつ、金属や砂等の異物よりも低いものであればよく、代表的には水が挙げられる。
本実施形態の例では、多孔円筒管13は、水平面から15°傾斜して配置されている。多孔円筒管13の傾斜角度が小さすぎると、下端側13Aを浸漬させつつ上端側を浸漬させないようにするためには、多孔円筒管13の長さが過度に長くなるおそれがあり、また、多孔円筒管13の傾斜角度が大きすぎると、プラスチック廃材Pを多孔円筒管13の上端部に搬送しにくくなる。そのため、多孔円筒管13の傾斜角度を、10〜45度の範囲内とすることが好ましい。
多孔円筒管13は、例えば、パンチングメタルやワイヤーメッシュ等の多孔部材を用いて構成されている。この多孔部材の孔の大きさは、異物Sの外形よりも大きい一方で、プラスチック廃材Pの外形よりも小さくされている。したがって、多孔円筒管13内に導入される廃プラ混合液5のうち、液体及び異物Sは、孔を介して、多孔円筒管13の外部に導出される。
この多孔円筒管13は下端部及び上端部が軸受15a〜15cによって支持されており、各軸受15a〜15cは、多孔円筒管13の軸回転にしたがって回転する、車輪状軸受として構成されている。
また、多孔円筒管13の内周面には、スパイラル状に形成された旋回羽根17が備えられている。この旋回羽根17は、下端側から上端側まで連続する板状の部材からなっており、本実施形態の回収装置10では、当該旋回羽根17もパンチングメタルを用いて形成されている。プラスチック廃材Pは、旋回羽根17と、多孔円筒管13の下方側の面13Uと、水平線Lとによって区画される領域に滞留し、多孔円筒管13の上端側に移動することになるため(図4を参照)、旋回羽根17の高さ(多孔円筒管13の内周面から突出する長さ)を、例えば、多孔円筒管13の内周の半径の半分の高さとすることができる。
また、多孔円筒管13の下端側13Aの端面は廃プラ混合液5を多孔円筒管13内に導入するための導入口19aが形成された円板19によって覆われており、当該導入口19aには導入管21が接続されている。多孔円筒管13の下端部を覆う円板19の導入口19aと導入管21とは固定されておらず、多孔円筒管13が軸回転する際には、導入管21から独立して軸回転するように構成されている。また、導入管21の反対側の端部は、図示しないプラスチック廃材の浮上分離機に接続され、比較的比重が近いプラスチック廃材が選択的に集められ、水に混ぜられた状態で、多孔円筒管13に導入される。
また、多孔円筒管13の上端側13Bの端部の外周部にはギア部23が設けられるとともに、このギア部23にはチェーンベルト25が係止されており、図示しない駆動モータによってチェーンベルト25を回転させることによって、多孔円筒管13が軸回転させられるようになっている。多孔円筒管13を軸回転させる手段は、本実施形態の回収装置10のような軸回転手段に限られるものではなく、種々の構成が可能である。
軸回転手段によって軸回転させられる多孔円筒管13の回転方向は、旋回羽根17のスパイラル方向とは反対の方向となっている。したがって、多孔円筒管13内に導入された廃プラ混合液5から、孔を介して多孔円筒管13の外部に導出された液体及び異物S以外を除くプラスチック廃材Pが、多孔円筒管13の上端側13Bに向かって搬送されるようになっている。すなわち、プラスチック廃材Pが多孔円筒管13に付着していない限り、多孔円筒管13が軸回転する場合であってもプラスチック廃材Pは多孔円筒管13内の下部の、スパイラル状に形成された旋回羽根17の間の領域(図4を参照)に落下するため、多孔円筒管13の軸回転に伴って徐々に多孔円筒管13の上端側13Bに移動させられる。
また、液槽11内の液体に浸漬していない多孔円筒管13の内部及び外部には、液体を介して多孔円筒管13内に付着しているプラスチック廃材Pを剥離させるために、多孔円筒管13の長手方向に沿って所定長さを有するエアブロア27a、27ba、27bbが配置されている。
このうち、エアブロア27aは、プラスチック廃材Pが液槽11内の液面から多孔円筒管13によって汲み上げられる部分(図1中、Xで示す部分)から多孔円筒管13の中間部分13Cに渡って位置するように、多孔円筒管13の内部に配置されている。このエアブロア27aは、多孔円筒管13が軸回転する際に下方から上方に上昇する部分の多孔円筒管13の内面に対して、温風を吹き付けるように構成されている。
また、エアブロア27baは、多孔円筒管13の中間部分13Cに位置する多孔円筒管13の外部に配置され、エアブロア27bbは、多孔円筒管13の上端側13Bに位置する多孔円筒管13の外部に配置されている。エアブロア27ba、27bbは、多孔円筒管13の外面に対して、上方側から温風を吹き付けるように構成されている。
したがって、プラスチック廃材Pが液槽11内の液面から多孔円筒管13によって汲み上げられる部分Xから多孔円筒管13の中間部分13Cにかけては、エアブロア27a、27baによって、多孔円筒管13の内部及び外部から温風が吹き付けられ、プラスチック廃材Pに付着している液体の除去が行われるとともに、多孔円筒管13の内面や旋回羽根17に付着しているプラスチック廃材Pが剥離させられる。このとき、多孔円筒管13の上方側13Bに向けてプラスチック廃材Pが飛散するようにエアブロア27a、27baの温風の吹出方向を設定されていれば、プラスチック廃材Pが再び液体中に落下しにくくなる。そして、多孔円筒管13の上端側13Bでは、多孔円筒管13の下方側の面13Uに滞留して搬送されるプラスチック廃材Pが、エアブロア27bbによって確実に乾燥させられる。
ただし、多孔円筒管13内に付着したプラスチック廃材Pを剥離することを目的とするのであれば、エアブロアから吹出されるエアは温風でなくてもよい。
本実施形態の例のように、廃プラ混合液5に混合されているプラスチック廃材Pが包装用のシート状プラスチックフィルムである場合には、このエアを吹付ける構成の廃プラ剥離手段が特に有効である。すなわち、プラスチック廃材Pが多孔円筒管13に付着した状態では、多孔円筒管13が軸回転しても、プラスチック廃材Pの軸方向位置が変わることがなく、同じ位置でひたすら回転することになってしまう。プラスチック廃材Pが所定の重量を有する固形物であれば自己の重量で落下するのであるが、プラスチック廃材Pがシート状プラスチックフィルムの場合、自己の重量で落下することは期待できず、また、多孔円筒管13の内面から掻き取ることも困難である。そのため、本実施形態のプラスチック廃材の回収装置10は、エアブロア27a、27ba、27bbによって温風を吹き付け、風圧でプラスチック廃材Pを多孔円筒管13から剥離させることによって、旋回羽根17によってプラスチック廃材Pを多孔円筒管13の上端側13Bに向けて搬送するように構成されている。
また、本実施形態のプラスチック廃材の回収装置10は、エアブロア27a、27ba、27bbによって吹き付けるエアが温風とされており、液体から汲み上げられたプラスチック廃材Pが速やかに乾燥されるようになっている。したがって、プラスチック廃材Pに付着した液体がプラスチック廃材Pから効率的に除去され、プラスチック廃材Pの搬送効率も向上させられている。しかも、プラスチック廃材Pを確実に乾燥させた状態で回収することができるため、プラスチック廃材Pを回収した後の乾燥工程が省略され、作業の効率化を図ることができる。
そして、プラスチック廃材Pが移動する多孔円筒管13の上端側13Bは開放されており、上端側13Bの端部の下方には、プラスチック廃材Pの回収部37が配置されている。したがって、多孔円筒管13の上端側13Bまで移動させられたプラスチック廃材Pは、プラスチック廃材5の回収部37内に落下して回収され、リサイクル成形品の原材料等に利用される。
本実施形態の回収装置10では、廃プラ混合液5が導入される多孔円筒管13自体が軸回転するとともに、プラスチック廃材Pが多孔円筒管13に付着することを廃プラ剥離手段によって防ぐようにしているため、プラスチック廃材Pを多孔円筒管13の上端側13Bに向かって確実に移動させることができる。また、旋回羽根17が設けられた多孔円筒管13全体が軸回転させられるため、プラスチック廃材Pが装置のいずれかの箇所に挟まれたり付着したりした状態で搬送されずに溜まっていくようなこともない。
より具体的には、例えば、図5に示すように、固定式の円筒管313の内部にプロペラスクリュー314aを備えた回転軸314を配置し、この回転軸314を回転させることによって、ワークを移動させるような装置構成では、プロペラスクリュー314aと円筒管313との間にワークが挟まってしまったり、円筒管313の下側面313Uにワーク等が滞留して詰まったりするおそれがあるが、本実施形態の回収装置のような構成であれば、このような問題が生じないようになっている。
液槽11内の液体に浸漬している多孔円筒管13の下端側13Aの下方側には、液槽11の底面11Aによって構成された傾斜面29が設けられている。本実施形態の回収装置10において傾斜面29を構成する液槽11の底面11Aは、多孔円筒管13の外形に対応する円弧状となっている。したがって、底面11A上に落下してきた異物Sは、円弧の中央部に移動するとともに、傾斜面29に沿って下方側に移動する。この傾斜面29は、液槽11の底面11Aでなくとも、図6に示すように、液槽11内にシュータ31を傾斜させて配置した構成とすることもできる。
また、多孔円筒管13の下方側13Aに設けられた傾斜面29の最深部29Mには、異物回収部33としてのドレンが設けられており、最深部29Mに異物Sが所定量蓄積した場合に、ドレンを開放することによって異物Sを導出させることができる。
また、液槽11の底面11Aによって構成された傾斜面29の最上部29U側に位置する液槽11の壁は、他の部分の壁よりも低くされており、廃プラ混合液5として液槽11内に導入された液体の流出口35となっている。流出口35から流れ出る液体は回収され、図示しない循環装置によって、廃プラ混合液等に再利用される。
なお、液体の流出口35の位置は、傾斜面29の最上部29U側に限られるものではないが、傾斜面29の最上部29U側に流出口35が設けられていれば、廃プラ混合液5として導入される液体の流れが多孔円筒管13の下端側13Aから上端側13Bへ向かう軸方向に沿った方向に形成されるため、液面に浮上するプラスチック廃材Pを多孔円筒管13の上端側13B方向に移動させやすくなる。また、多孔円筒管13を介して多孔円筒管13外に導出された異物Sは傾斜面29の最深部29Mに向けて移動することから、傾斜面29の最上部29U側の位置に流出口35が設けられていれば、液体とともに異物Sが流出するおそれを低減することができる。
2.プラスチック廃材の回収方法
次に、図1〜図3に示す本実施形態のプラスチック廃材の回収装置10の動作について詳細に説明する。
まず、軸回転手段によって多孔円筒管13を軸回転させた状態で、プラスチック廃材Pが混合された廃プラ混合液5を、導入管21を介して多孔円筒管13内に導入する。多孔円筒管13の下端側13Aは液槽11内の液体に浸漬しており、多孔円筒管13の下端側13Aの内部では、プラスチック廃材Pは液体の比重よりも低いため液面に浮上する。一方、金属や砂等の異物Sは液体の比重よりも高いため下方に沈み、多孔円筒管13の複数の孔を介して多孔円筒管13の外部に導出し、さらに下降する。
多孔円筒管13内で液面に浮上したプラスチック廃材Pは、多孔円筒管13内に導入される廃プラ混合液5の導入口19aから液槽11の液体の流出口35へと向かう流れによって多孔円筒管13内を上端側13Bに向かって移動する。そして、プラスチック廃材Pが液槽11内の液面から多孔円筒管13によって汲み上げられる部分Xに近づくと、今度は、旋回羽根17によって多孔円筒管13の上端側13Bに移動させられる。このとき、一部のプラスチック廃材Pは多孔円筒管13や旋回羽根17に付着して多孔円筒管13の上端側13Bに移動することなく同じ位置で回転移動する場合もあるが、多孔円筒管13の内部及び外部に配置されたエアブロア27a、27baから吹出される温風によって、プラスチック廃材Pが多孔円筒管13から剥離させられ、多孔円筒管13の下方側の面13Uに落下する。このとき、エアブロア27a、27baの温風の吹出方向によって、多孔円筒管13の上方側13Bに向けてプラスチック廃材Pが飛散するようになっているため、プラスチック廃材Pが再び液体中に落下しにくくなっている。
その後も、エアブロア27a、27baから吹出される温風によって多孔円筒管13から剥離されるとともに乾燥させられながら、プラスチック廃材Pが多孔円筒管13の下方側の面13Uに落下しつつ、旋回羽根17によって多孔円筒管13の上端側13Bに移動する。そして、多孔円筒管13の上方側13Bに到達したプラスチック廃材Pは、さらにエアブロア27bbによって乾燥された後、多孔円筒管13の上端部に到達したプラスチック廃材Pは多孔円筒管13の外部に押し出され、プラスチック廃材Pの回収部37に回収される。回収されたプラスチック廃材は乾燥状態になっているために、そのままリサイクル成形品の製造に用いることができる。
一方、液槽11内の傾斜面29上に落下した金属や砂等の異物Sは、傾斜面29に沿って傾斜面29の最深部29Mに移動し堆積する。この傾斜面29の最深部29Mには異物回収部33としてのドレンが設けられているため、所望の時期にドレンを開放することによって、金属や砂等を回収することができる。
3.別の構成例
本発明のプラスチック廃材の回収装置は種々変形が可能であるが、プラスチック廃材の回収装置の別の構成の一例を図7に示す。
図7に示すプラスチック廃材の回収装置50は、廃プラ混合液を多孔円筒管13の内部に導く導入管51を、多孔円筒管13の上端側の端部から多孔円筒管13の内部に挿入し、多孔円筒管13の下端側まで導いて、廃プラ混合液を導出するように構成されている。この導入管51は旋回羽根17の中央部を貫通するように配設されており、多孔円筒管13の内部でプラスチック廃材Pの浮遊空間が制限されるようになっている。そのため、プラスチック廃材Pが旋回羽根17によって多孔円筒管13の上端側に向けて搬送されやすくなっている。
そして、プラスチック廃材Pが液槽11内の液体中から汲み上げられる位置には、多孔円筒管13が軸回転する際に下方から上方に上昇する部分の多孔円筒管13の外面に対してエアを吹き付けるエアブロア57が備えられている。したがって、プラスチック廃材Pが多孔円筒管13の下方に留められ、旋回羽根17によって多孔円筒管13の上端側に搬送されやすくなっている。
この図7のプラスチック廃材の回収装置50の場合、回収部37に回収される直前までプラスチック廃材Pが液槽11内の液体に浸漬させられるようになっており、プラスチック廃材Pは液体が付着したまま回収部37に回収される。そのため、エアブロア57から吹出すエアは、特に温風にされてはいない。
本実施形態で説明したプラスチック廃材の回収装置は、基本的に、比重の差を利用して、液体を取り除きながら低比重固形物を回収する構成であるため、比重の異なる複数の固形物の混合物を分離して回収することにも用いることができる。特に、低比重固形物を乾燥させた状態で回収したい場合に好適である。
本発明の実施形態にかかるプラスチック廃材の回収装置を示す側方断面図である。 本発明の実施形態にかかるプラスチック廃材の回収装置を示す上方平面図である。 本発明の実施形態にかかるプラスチック廃材の回収装置を示す正面図である。 多孔円筒管の内部を説明するための図である。 本発明の比較例品について説明するための図である。 シュータを利用して傾斜面を設けた例について説明するための図である。 プラスチック廃材の別の構成例を示す側方断面図である。
符号の説明
5:廃プラ混合液、10:プラスチック廃材の回収装置、11:液槽、13:多孔円筒管、13A:下端側、13B:上端側、13C:中間部分、15a・15b・15c:軸受、17:旋回羽根、19:円板、19a:導入口、21:導入管、23:ギア部、25:チェーンベルト、27a・27ba・27bb:エアブロア、29:傾斜面、29M:最深部、29U:上部側、31:シュータ、33:異物回収部、35:流出口、37:回収部、50:プラスチック廃材の回収装置、51:導入管、57:回収部、P:プラスチック廃材、S:異物、W:ワーク

Claims (9)

  1. 異物が混在するプラスチック廃材を、前記プラスチック廃材の比重よりも高く、かつ、前記異物の比重よりも低い液体中に混合した廃プラ混合液から前記プラスチック廃材を取り出すプラスチック廃材の回収装置において、
    前記液体が収容される液槽と、
    前記異物の外形よりも大きい複数の孔を有する多孔部材からなるとともに内周面に旋回羽根が形成され、前記液槽内の前記液体中に一端側が浸漬するようにして傾斜して配置された円筒状の多孔円筒管と、
    前記多孔円筒管を軸回転させる軸回転手段と、
    前記多孔円筒管の軸回転に伴い前記旋回羽根によって前記一端側とは反対側に搬送される前記プラスチック廃材を回収する廃プラ回収部と、
    を備えることを特徴とするプラスチック廃材の回収装置。
  2. 前記液体中に浸漬していない位置で前記多孔円筒管の内部又は外部に配置され、前記多孔円筒管に付着した前記プラスチック廃材を剥離させる少なくとも一つの廃プラ剥離手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のプラスチック廃材の回収装置。
  3. 前記廃プラ剥離手段が温風吹付手段であることを特徴とする請求項2に記載のプラスチック廃材の回収装置。
  4. 前記多孔円筒管の傾斜角度が10〜45度の範囲内であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のプラスチック廃材の回収装置。
  5. 少なくとも前記液体中に浸漬した前記多孔円筒管の鉛直方向下方側に、水平方向から傾斜させられた傾斜面を備えるとともに、前記傾斜面の最深部に前記異物を回収する異物回収部を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のプラスチック廃材の回収装置。
  6. 前記プラスチック廃材がリサイクル成形品の原材料となるプラスチックであり、前記異物が少なくとも金属又は砂を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のプラスチック廃材の回収装置。
  7. 異物が混在するプラスチック廃材を、前記プラスチック廃材の比重よりも高く、かつ、前記異物の比重よりも低い液体中に混合した廃プラ混合液から前記プラスチック廃材を取り出すプラスチック廃材の回収方法において、
    前記異物の外形よりも大きい複数の孔を有する多孔部材からなるとともに内周面に旋回羽根が形成され、前記液槽内の前記液体中に一端側が浸漬するようにして傾斜して配置された円筒状の多孔円筒管内に前記廃プラ混合液を導入し、
    前記多孔円筒管を軸回転させながら、前記異物を前記多孔円筒管の外部に導出させるとともに、前記旋回羽根によって前記プラスチック廃材を前記一端側とは反対側に搬送し、前記プラスチック廃材を回収することを特徴とするプラスチック廃材の回収方法。
  8. 前記液体中に浸漬していない位置で前記多孔円筒管の内部又は外部に配置された少なくとも一つの廃プラ剥離手段によって、前記多孔円筒管に付着した前記プラスチック廃材を剥離させることを特徴とする請求項7に記載のプラスチック廃材の回収方法。
  9. 比重の異なる複数の固形物が混合された混合物を比重分離液中に混合した混合液から、相対的に比重の低い低比重固形物と相対的に比重の高い高比重固形物とを分離して回収する分離回収装置において、
    前記比重分離液が収容される液槽と、
    前記高比重固形物の外形よりも大きい複数の孔を有する多孔部材からなるとともに内周面に旋回羽根が形成され、前記液槽内の前記比重分離液中に一端側が浸漬するようにして傾斜して配置された円筒状の多孔円筒管と、
    前記多孔円筒管を軸回転させる軸回転手段と、
    前記多孔円筒管の軸回転に伴い前記旋回羽根によって前記一端側とは反対側に搬送される前記低比重固形物を回収する低比重固形物回収部と、
    前記多孔円筒管の孔を通過して落下した前記高比重固形物を回収する高比重固形物回収部と、
    を備えることを特徴とする分離回収装置。
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