JP2009539248A - バイポーラ接合トランジスタのためのコレクタ基板静電容量を減少させる構造体および方法 - Google Patents

バイポーラ接合トランジスタのためのコレクタ基板静電容量を減少させる構造体および方法 Download PDF

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Abstract

半導体基板中にバイポーラ接合トランジスタBJTを形成するプロセス、および本プロセスに従って形成されたBJT。BJT構造体の下に重なる埋込分離領域がBJT構造体をp型半導体基板から分離するために形成される。BJTサブコレクタと埋込分離領域の間の静電容量を減少させるために、サブコレクタを注入する前に基板面に離間した構造体が形成される。サブコレクタは、離間した構造体を通じて、また離間した構造体の中間の領域にイオンを注入することによって形成される。形成されたBJTサブコレクタは、したがって本体部分およびそこから延在する端部を備え、端部は、端部に注入するイオンが離間した構造体を通過しなければならないために、本体部分よりも浅い深度に位置する。端部の浅い深度によって、静電容量が減少する。

Description

本発明は、一般的に集積回路作製プロセスおよび本プロセスに従って形成された構造体に関し、より詳細には、コレクタ基板静電容量が減少した縦方向PNPトランジスタを形成する作製プロセス、および本プロセスに従って形成された縦方向PNPトランジスタに関する。
複数の集積回路が、まとめてウェーハ作製プロセスと呼ばれる一連のプロセス・ステップに従って半導体ウェーハ上に形成される。各集積回路は、半導体基板およびトランジスタ(例えばバイポーラ接合トランジスタBJTおよび金属酸化物半導体電界効果トランジスタMOSFET)などの基板中のドープ領域から形成される半導体デバイスを備える。相互接続構造が半導体基板の上にあり、ドープ領域を電気的に接続して、電気デバイスおよび回路を形成し、所望の電気的な機能を実施する。従来の相互接続構造は、導電性のトレースまたはランナを備える上および下に重なる概ね横方向の導電性の構造体を分離する概ね横方向の誘電体層を備える。誘電体層中の縦方向の導電性ビアまたはプラグが、上および下に重なる導電性の層中の横方向の導電性の構造体を接続する。様々な層および領域が、酸化、注入、蒸着、エピタキシャル成長、リソグラフィ、現像、エッチング、および平坦化などの従来の作製技術を使用して形成されパターニングされる。
一連のプロセス・ステップは、デバイスが適性に形成され、後段のステップに関連付けられたプロセスがその前に形成された構造体に悪影響を及ぼさないように確保するために、注意深く設計され実施されなければならないが、それはそのような悪影響がデバイス動作を損ね、作製歩留りを低下させ、費用を増大しうるからである。作製費用を削減するためにマスクのステップ数を制限することも、望まれる。したがって半導体産業は、適正に動作可能なトランジスタ(例えばPNPおよびNPNBJTならびにMOSFET)およびその他のデバイスを高い作製歩留りで製造する作製プロセスの流れを実施することを望む。
BJTは、NPNまたはPNPドープ構成を備える3つの隣接するドープ半導体領域または層を備える。中間の領域がベースを形成し、2つの端領域がエミッタおよびコレクタを形成する。通常、エミッタは、ベースおよびコレクタよりも高いドーパント濃度を有し、ベースはコレクタよりも高いドーパント濃度を有する。一般的に、BJTは、増幅器(例えば、ベースとエミッタの間に供給される入力信号を増幅し、出力信号がエミッタ/コレクタの両端間に出現する)として、またはスイッチ(例えば、ベース/エミッタの両端間に適用される入力信号がエミッタ/コレクタ回路を開いた状態または閉じた状態に切り替える)として動作可能である。
構造および動作がBJTと異なるMOSFETは、第2のドーパント型のタブまたはウェル中に形成された第1のドーパント型のソースおよびドレイン領域を備える。ソースとドレインの間のウェルの上に配置されたゲートに対して印加される電圧がソースとドレインの間のチャネル領域の導電性を変えて、電流がチャネルを通って流れることを許す。
BiCMOS集積回路は、1つの作製順序に統合された両方のデバイス用の作製プロセス・ステップによって同じ基板上に形成されたBJTおよびCMOS(相補的MOSFET、すなわち、p型MOSFET(PMOSFET)およびn型MOSFET(NMOSFET))を共に備える。バイポーラ・デバイスの強力で速いスイッチング速度とMOSFETSの高密度および低消費電力を組み合わせるBiCMOS回路は、電子産業で多くの用途がある。BiCMOSデバイスの数多くの用途は、より高い電流容量を備える、より早くより高密度のBiCMOS集積回路の開発を促した。
BJTの3つのドープ層を形成する既知の半導体作製プロセスはいくつかあり、そのようなプロセスに従っていくつかのトランジスタ構成を形成することができる。NPNBJTの作製は、通常所与のプロセスについて最適化され、PNPBJTは「フリー」であってよく、すなわち、いくつかのマスクがPNPBJT構造体を形成するために変更されるが、追加のプロセス・ステップは必要とされない。電流が横方向にエミッタからコレクタに流れる横方向のBJT構造体は、「フリー」なPNPBJTの一種である。
共通の縦方向のBJT平面構造体(電流が基板平面に対して垂直に流れる)は、基板内への連続するドーパント注入によって形成された、スタックされたNPNまたはPNP領域を備える。かなりの性能向上が、エミッタをポリシリコン層から形成することにより達成される。例えば、ポリシリコン・エミッタを使用すると、エミッタ・ベースのドーピング・プロファイルに対してより大きな制御が可能になる。さらなる性能向上が、ポリシリコンを2層使用し(二重ポリシリコンBJTと呼ばれる)、ポリシリコンの1層をエミッタに、他の層を外因性ベースとして使用することによって達成される。この構成は、利点の中でもとりわけ、ベース抵抗およびコレクタ・ベースの静電容量を減少させる。
一実施形態においてPNPBJTはp型基板上で作製され、p型基板をBJTp型コレクタから分離するために、基板中のn型層の使用を必要とする。コレクタ基板静電容量またはコレクタn分離領域静電容量Ccsと呼ばれる寄生静電容量がコレクタと分離構造体の間の逆バイアス接合の両端間に形成される。知られているように、この静電容量は、アナログ用途では高周波でのBJT性能を劣化させ、デジタル用途ではBJTスイッチング速度を遅くする。
このような従来技術の縦方向のPNPBJT600の断面図を図10に示す。縦方向のPNPBJT600は、例えば、プリアンプの用途で使用しうる。図10は、対称線606に対して対称なPNPBJT600を備える領域の半分を示す。
PNPBJT600のドープ領域は、基板608内に形成され、分離領域610によって分離される。n型分離シンカ領域611は、n型分離トリプル・ウェル領域612と協働してトリプル・ウェル分離構造体を形成する。
コレクタ領域は、p型シンカ618内の高ドープ・コレクタ接触面領域614を含めて、全体を参照符号615によって示される。サブコレクタ領域620は、基板608内の深く(高い絶縁破壊電圧を有するある実施形態では、サブコレクタ領域は、基板上面から下に1ミクロンを超えてよい)にあるため、コレクタ接触面領域614は、サブコレクタ領域620と満足な接触をすることができないために、p型シンカ618の使用が必要となる。コレクタ615は、選択肢として、p型SIC(選択的に注入されたコレクタ)領域622もまた含みうる。
ポリシリコン・エミッタ624は、n型真性ベース626の上に重なり、誘電物質層627によって分離されている。トランジスタ作用が、真性ベースとエミッタの接合部で生じる。真性ベース626は、n型外因性ベース628(真性ベース626を後段で形成される、外因性ベース628と電気的に連絡する導電性のプラグ(ベース接触子)に連結する重度ドープ領域)に接触する。
n型シンカ領域611内のn型分離接触面領域634は、PNPコレクタ領域をp型基板608から分離するためにバイアスされている。
エミッタ604との接触は、エミッタ・ポリシリコン604の上面でなされ、コレクタとの接触は、コレクタ接触面領域614を通してなされる。
PNPBJT600のドープ領域および接触子は、既知の作製プロセスに従って作製される。
サブコレクタ領域620と分離領域612の間のコレクタn分離領域寄生静電容量Ccsを、図10に透視図として示す。p型シンカ618とn型シンカ領域611の間に形成される周辺または側壁寄生静電容量Csも、図示する。知られているように、両寄生静電容量は、逆バイアス接合領域および物質の誘電率に直接関係し、静電容量がそれにわたって形成される逆バイアス接合の幅に逆相関する。両寄生静電容量は、BJTの高速性能を劣化させる。
側壁静電容量は、シンカ領域611と618の間にディープ・トレンチ(図10に示されない)が形成される、ディープ・トレンチ分離の採用により減少させることができる。トレンチは、二酸化シリコンで充填される。側壁静電容量が減少する理由は、二酸化シリコンの誘電率が、ディープ・トレンチがないときのシンカ領域618と基板608の間のシリコンの誘電率の約4分の1になるためである。この技術は、コレクタn分離領域静電容量に影響しない。
さらに他の従来技術のPNPBJTにおいて、分離トリプル・ウェル領域が注入され、エピタキシャル層を分離領域にわたって成長させ、コレクタがエピタキシャル層に注入される。このプロセスは、コレクタの深さを制御して、コレクタと下に重なる分離領域の間の距離を減らし、これらの2つの構造体間の静電容量を減少させる。不利益には、本プロセスは、2つの注入ステップを必要とし、エピタキシャル成長ステップが、成長シリコンに欠陥をもたらす傾向がある。
他のPNPBJT実施形態(図示せず)では、コレクタは、コレクタn分離領域寄生静電容量を減少させるために埋込二酸化シリコン層(例えばシリコン・オン・インシュレーター層)の間近に形成される。埋込酸化層およびディープ酸化トレンチを併用することにより、CcsおよびCsは最低の静電容量値となる。
さらなる別法では、n型基板はp型基板に代替され、すなわちPNPBJTはn型基板に形成される。本手法は、n分離領域を除去することによりPNPBJTコレクタ分離領域寄生静電容量を減少させる(p型コレクタとn型基板の間の逆バイアスpn接合が適切な分離をもたらす)。NPNBJTもまた基板上で作製されるある応用(典型的な構成)では、寄生静電容量に関連付けられる問題は、単にPNPBJTからNPNBJTに移される。さらに、p型基板は一般的にBiCMOS回路で好まれ、この中でMOSFETおよびBJTが形成される。
Processes for Forming Bipolar Junction Transistors and Bipolar Junction Transistors Formed According to the Processes、(整理番号Chen 21−1−15−7−9/075903−464)
したがって、コレクタn分離領域静電容量Ccsをさらに減少させるプロセス技術および構造を明らかにすることが望ましい。
ある実施形態によると、本発明は、バイポーラ接合トランジスタを形成する方法を備える。本方法は、表面を有する半導体層を提供することと、半導体層中の離間した第1コレクタ領域および第2コレクタ領域を形成することと、第1コレクタ領域および第2コレクタ領域の下面の下に埋込分離領域を形成することと、本体部分から延在する第1端部および第2端部を備えるサブコレクタであって、第1端部および第2端部が、それぞれの第1コレクタ領域および第2コレクタ領域に重なり、第1端部および第2端部が表面に対して本体部分よりも浅いサブコレクタを注入することとを含む。
本発明の別の実施形態によると、バイポーラ接合トランジスタが、
表面を有する半導体基板と、
基板中の離間した第1コレクタ領域および第2コレクタ領域と、
本体部分およびそこから延在する第1端部および第2端部を有し、第1端部および第2端部がそれぞれの第1コレクタ領域および第2コレクタ領域と重なり、第1端部および第2端部が表面に対して本体部分よりも浅い第3コレクタ領域とを備える。
本発明は、以下の本発明の詳細な説明を図面と併せて読むことにより、より容易に理解することができ、その利点と用途がより明白となりうる。
一般的な慣習に従って、説明された様々な特性は縮尺としてではなく、本発明に関係する特定の特性を強調するように描画されている。図面および本文を通じて同じ参照符号は同じ要素を示す。
コレクタn分離領域寄生静電容量を減少するためのBiCMOSプロセスおよび本プロセスに従って形成された構造体中の縦方向のPNPBJTの作製に関する例示の方法および装置を詳細に説明する前に、本発明は、新規の、明白ではない要素およびプロセス・ステップの組合せに主に帰することを述べなければならない。当業者が容易に理解する詳細によって本開示を分かりにくくしないために、いくつかの既存の要素およびステップをおおまかに示す一方で、図面および本明細書は、本発明を理解するために適切な他の要素およびステップをより詳細に示す。図示されたプロセス・ステップは例示であり、当業者が理解するように、下に説明するいくつかの独立したステップは組み合わせることができ、またいくつかのステップは、個々のプロセスの修正を行うために個々の副次的なステップに分離できる。
本発明の教示は、シリコンPNPおよびNPNBJTおよびヘテロ接合バイポーラ接合トランジスタHBTに対して適用可能であり、BJTおよびHBTの3つの物質領域は、シリコン、シリコン−ゲルマニウム、ガリウム−ひ素または他の適切な物質を備える。下の説明は、本発明を説明するために例示のシリコンPNPBJTを参照する。
縦方向のPNPは、一連の例示の作製ステップにより形成された構造体の断面図を示す図1〜図4に描かれた本プロセス順序を参照し、以下のように作製できる。本明細書で参照された個々の処理ステップの詳細は当技術分野で知られており、仔細を説明する必要はない。本プロセス順序は、NMOSFETおよびPMOSFET(CMOS対として機能する)およびPNPBJTを形成するBiCMOSプロセスに適用可能である。本教示はまた、CMOS対、NPNBJTおよびPNPBJTを半導体基板に形成するプロセス順序に適用可能である。
図1に示す構成要素は、半導体基板12中に、酸化、注入、蒸着、拡散、エピタキシャル成長、リソグラフィ、現像、エッチング、および平坦化などの既知の作製技術に従って形成される。下のさらなる説明から分かるように、分離構造体16は、PNPBJTのエミッタ、ベースおよびコレクタを分離する。二酸化シリコン領域17は、隣接する分離構造体16の間の領域を橋渡しする。
適切にパターニングされたフォトレジスト構造を通じて注入されたp型ドーパントは、p型シンカ領域19を形成する。適切にパターニングされたフォトレジスト構造を通じて注入されたn型ドーパントは、n型シンカ分離領域32を形成する。n型トリプル・ウェル分離領域36は、n型ドーパントを適切にパターニングされたフォトレジスト構造を通じて注入することにより形成される。トリプル・ウェル分離領域36を形成する例示の注入条件は、リンの1200keVにおけるcm当たり4E12の密度での注入を含む。n型トリプル・ウェル分離領域36の離間した側端36Aはn型シンカ分離領域32の下側端部と重なって、p型シンカ領域19および他の後段で形成されるPNPBJT構造体を囲むn型トリプル・ウェル分離タブを形成する。
分離構造体16A、16Bの上に重なる構造体45は、1つまたは複数の物質層を配置し、パターニングすることにより形成される。MOSFETSが基板12中に形成されるある実施形態では、構造体45は、それぞれMOSFETゲート・スタックを備えうる。他の適切な物質(誘電物質を含む)が構造体45を形成するために使用されてよい。ゲート・スタックは、ゲート酸化層、ポリシリコン層(インシチュによりドープされるか、ドープ注入によりドープされる)およびタングステン層を前面配置することにより、まとめて形成される。ポリシリコン層およびタングステン層は、上に重なるパターニングされたフォトレジスト層中、またはより一般的には、上に重なるハード・マスク層中のパターンに従ってエッチングされる。後の場合では、各ゲート・スタックは、ポリシリコン層、タングステン・シリサイド層(ポリシリコンおよびタングステンから形成される)およびハード・マスク層を備える。一実施形態においてゲート・スタック、したがって構造体45、の厚みは約300nmである。
パターニングされたフォトレジスト構造70(図2参照)を通じて、高エネルギーのp型の注入は、PNPBJTサブコレクタ72(p型シンカ領域19に重なる)およびコレクタ73を形成する。ある例示のサブコレクタ注入条件では、ホウ素を約1200keVにおいてcm当たり約6E13の用量で使用する。
分離構造体16A、16Bの上に重なる構造体45は、構造体45の下に重なるサブコレクタ72の部分にかかる注入サブコレクタ72の注入範囲を減少させ、p型シンカ領域19に重なり、n型トリプル・ウェル分離領域36から縦方向に離れて位置する端領域72Aを形成する。注入範囲は、構造体45の厚みとほぼ等しい距離だけ減少する。
サブコレクタ72中のこの離間した端領域72Aは、静電容量がp型コレクタとn型分離領域の間に形成される逆バイアス接合の印加される領域間の距離に逆比例するために、コレクタn分離領域静電容量を減少させる。この特性はまた、コレクタ抵抗を減少させるが、理由は、サブコレクタ端領域72Aが、シンカ領域19の面に後段で形成されるそれぞれのコレクタ接触面領域にそれぞれに近くなるためである。
図2をさらに説明すると、低エネルギーのn型の注入は、PNPBJTベース74を形成する。
本発明の教示は、BJTおよびMOSFETを両方含むBiCMOS集積回路を含めた様々な種類の集積回路のPNPBJTの形成に適用可能である。本応用において、スペーサ酸化層が、基板面上に形成されてMOSFETゲート・スタックに隣接するスペーサを形成する。そのようなスペーサ酸化層82を図3に示す。PNPエミッタのウィンドウが、スペーサ酸化層82および下に重なるスクリーン酸化層54中にパターニングされたフォトレジスト構造の開口を通すエッチングによって形成される。選択肢として、SIC注入を、ウィンドウを通して、選択的に注入されたコレクタ領域(図示せず)を形成するために実施しうる。基板浄化後に、図3に示すように、ポリシリコン層150が、基板12上面の上およびエミッタウィンドウ内に配置される。ホウ素または別のp型ドーパントが、ポリシリコン層150に注入されるか、層がインシチュによりドープされる。
適切にパターニングされたマスクに従って、ポリシリコン層150がエッチングされてPNPエミッタ150Aを形成する。図4を参照されたい。スペーサ酸化層82がエッチングされてMOSFETS(図示せず)用ゲート・スタック・スペーサおよびスペーサ領域212を構造体45の側面方向に隣接して形成する。
N+外因性ベース領域236は、ベース74の離間した端領域中に、パターニングされたマスクを通じたドープ注入によって形成される。N+高ドーパント密度接触面領域238は、シンカ分離領域32中に形成される。
パターニングされた注入マスクを使用して、高ドーパント密度コレクタ面領域264が、図4に示すようにPNPコレクタ領域19の面中に形成される。
構造体45各個の縁部270は、外因性ベース領域236との重なりを回避するように(いかなる重なりも、外因性ベース領域236を形成するドープ注入に悪影響を与えうるため)、また適当なベース−コレクタ絶縁破壊電圧を維持するように、すなわちベース−コレクタ絶縁破壊電圧を引き下げるサブコレクタ72とベース74の間の距離の短縮を回避するように、好適に位置する。構造体45の幅も、下に重なる分離構造体16A、16Bの幅を考慮しなければならない。
構造体45各個の縁部280は、サブコレクタ72がそれを通して形成されるサブコレクタ・マスクの開口内に、サブコレクタ72とn分離領域36の間の距離が端部72Aにおいてサブコレクタ72の他の領域よりも長いことを確保するように、好適に位置する。
二酸化シリコン層(図示せず)が、(通常高密度プラズマ蒸着プロセスによって)形成され、基板12およびその中に形成される構造体を封入し、ドーパント原子が半導体物質から後段の焼きなましプロセスの間に蒸発するのを防止する。基板12は、注入されたn型およびp型ドーパントと格子の原子との衝突から生じる結晶格子損傷を修復し、注入されたドーパントを電気的に活性化するために、焼きなまされる。
従来の処理ステップ(最終過程プロセス・ステップと呼ばれる)は、基板12の上面を不動態化し、相互接続構造を生成し、デバイスをパッケージするために実施される。第1の誘電体層および第1の導電性の層が、第1相互接続層(図示せず)を形成するために、基板12の上に重なって配置される。第1のレベルの相互接続構造は、誘電体層中に形成された、導電性のプラグを備え、PNPエミッタ150B、PNP外因性ベース236、およびシンカ分離領域32の高ドーパント密度接触面領域238をPNP高ドーパント密度コレクタ接触面領域264に接触させる。
図5Aおよび5Bは、従来技術によるPNPBJT(図5A)および本発明により作製のPNPBJT(図5B)の領域ドーピング・プロファイルを表している。見て分かるように、サブコレクタのドーピング・プロファイルは、構造体45の概ねの厚さである約0.3μmだけ半導体層の面に向かって移動する。n型分離領域(すなわちトリプル・ウェル36)のドーピング・プロファイルが2つの図面の間で変化がないのは、本発明の構造体45が形成される前に形成されたためである。サブコレクタの高ドープ領域とn型分離領域の分離を高めることにより、コレクタn分離領域接合静電容量が減少する。
図6は、本発明の一実施形態に従って形成されたいくつかの構造体の近似外形寸法を示す。サブコレクタ72を形成するために注入されるドーパントの注入範囲は、基板12の上面12Aの上の構造体45の高さに(約1対1で)影響される。見て分かるように、構造体45は、約0.3μmの厚さで、端領域72Aの蒸着深さをサブコレクタ72より約0.4μm高くする。追加の0.1μmは、上面12Aの上で約0.1μmである分離構造体16の上側領域によるものである。本図面は、上で述べた図5Bに図示されたドーピング・プロファイルに一致する。
構造体45の使用はまた、ベース注入(すなわち図2と併せた説明どおり注入されたベース74)が、分離構造体16A、16Bの下の領域まで及ばないことを確保する。好ましくは、ベースは、基板12の面中で分離構造体16Aと16Bの間に、すなわちエミッタ領域150Bと外因性ベース領域236(図4参照)を接触させるように注入されるべきである。ベース注入が分離構造体16A、16Bの下に、すなわち図4のコレクタ接触子264の方向に及ぶ場合は、ベース−コレクタ静電容量は、ベースとコレクタ領域19の間で短縮された距離に応答して増加する。分離構造体16A、16Bの上に重なる構造体45は、注入ドーパントがこれら構造体を通って移動するにつれてエネルギーを失う原因となる。ドーパントエネルギーの減少は、注入ベースを上方に移動させ、ベース注入が分離構造体16Aおよび16Bの下の領域をドープしないように、かつベース−コレクタ静電容量を増加させないように、確保する。スペーサ212は、ベース74の設計空間をさらに拡張し、スペーサ212がまた、より重い注入イオンの分離構造体16A、16Bの下の基板12への到達を阻止するために、より重い注入イオンによるベースの注入を可能にする。
構造体45がMOSFETゲート・スタックを備えるある実施形態において、ゲート・スタック中のポリシリコン物質層を接地に接続し、デバイス間の相互交信または電気的な干渉を制限するためのシールドすなわちフィールド・プレートを形成することができる。
PNPコレクタおよびn分離領域の間の静電容量を減少させるための本発明のプロセスは、追加の処理ステップが一切必要でないために現在の作製プロセスの流れに容易に適用可能である。異なるマスクの構成のみが必要である。例えば、ポリシリコン層から形成されたPNPBJTエミッタおよび注入されたベースに関して説明されているが、本発明の教示は、それぞれ別のポリシリコン層から形成された外因性ベースおよびエミッタを備えるPNPBJTにも適用可能であり、注入されたエミッタおよび注入されたベースを備えるPNPBJTに適用可能である。
本発明のプロセスは、外因性ベース領域(236)の中間に単一のポリシリコン・エミッタ領域(150B)を有するPNPBJTに関連して説明されているが、本発明の教示は、共通に所有される特許出願で、_日に出願され、付与された出願番号第_号のProcesses for Forming Bipolar Junction Transistors and Bipolar Junction Transistors Formed According to the Processes、(整理番号Chen 21−1−15−7−9/075903−464)にさらに説明され、特許請求の範囲とされている、2つの離間したエミッタ領域とその中間のベース領域を有するBJTにも適用可能であり、この教示は参照により本明細書に組み込まれる。図7は、エミッタ領域300Aおよび300Bを備え、外因性ベース領域302をエミッタ領域の中間に備えるPNPBJTを図示する。
本発明のプロセスは、NPNBJTコレクタと下に重なるp型分離領域の間の静電容量を減少させるための、n型基板中のNPNBJTの作製、およびp型基板に形成されるn型ウェル中のNPNBJTの作製にも適用可能である。p型基板364に形成されたn型ウェル362中に形成された図8のNPNBJT360は、p型分離シンカ領域368を備え、これはp型トリプル・ウェル分離領域372と協働して、NPNBJT360の構造体を囲むトリプル・ウェル分離タブを形成する。コレクタ・シンカ領域380は、サブコレクタ384の端部384Aに重なる。端部384Aは、分離領域16A、16Bの上に重なる構造体388の注入範囲削減効果により、サブコレクタ384の他の領域よりも浅い。NPNBJTは、ベース390およびエミッタ392をさらに備える。高ドーパント密度接触面領域396は、各コレクタ・シンカ領域380中に配置され、また高ドーパント密度接触面領域400は各分離シンカ領域368中に配置され、これら領域を、高ドーパント密度接触面領域に接触する導電性ビアを通じて、基板364に形成される他のデバイスに接続する。
本発明のPNPトランジスタを形成する本プロセスは、相補的BiCMOSプロセスおよび本プロセスに従って形成された構造体にも適用可能である。一般的に、それを任意の特定のプロセスへの適用と関係なく、新規のデバイスを作成し、または基板中の他のデバイスの作製と併せて作製することが可能であることが理解されよう。図9はpタブ422中に作製されたNMOSFET420、nタブ430中に作製されたPMOSFET426、NPNBJT434およびPNPBJT438を示し、後者は図1〜図4と併せて説明される本発明の教示に従って構成されている。NMOSFET420は、軽ドープ領域450、ソース/ドレイン領域454、ゲート・スタック458および側壁スペーサ462をさらに備える。PMOSFET426は、軽ドープ領域470、ソース/ドレイン領域474、ゲート・スタック458および側壁スペーサ462をさらに備える。NPNBJTは、コレクタ・シンカ領域480および重複サブコレクタ481(共にnタブ482中にある)、外因性ベース・ポリシリコン構造体483、真性ベース484、エミッタ・ポリシリコン構造体486、中間誘電物質層488、490および高ドーパント密度コレクタ接触面領域492を備える。本実施形態において、構造体45は、NMOSFETおよびPMOSFETゲート・スタック458と同時に形成されたMOSFETゲート・スタックを備える。
説明された実施形態は、今日の技術でドーパント、分離層などとして一般に使用される複合材料または要素を使用する一方で、同様に機能する他の物質を今日の技術の好ましい物質として代替することが可能であることもまた理解されるべきである。
本発明は、好ましい実施形態を参照して説明されているが、本発明の範囲を逸脱することなく、様々な変化を行いうるし、等価な要素をその要素として代替しうることを当業者は理解するであろう。本発明の範囲は、本明細書に挙げた様々な実施形態からの要素の任意の組合せをさらに包含する。さらに、本質的な範囲を逸脱することなく本発明の教示に特定の状況を適用するための変形も行いうる。したがって本発明は、開示された特定の実施形態に限定されることなく、添付の特許請求の範囲に該当する全ての実施形態を包含することが意図されている。
第1のPNPBJTを形成するための本発明の逐次的な処理ステップにより共通の平面にわたって形成された構造体の断面図である。 第1のPNPBJTを形成するための本発明の逐次的な処理ステップにより共通の平面にわたって形成された構造体の断面図である。 第1のPNPBJTを形成するための本発明の逐次的な処理ステップにより共通の平面にわたって形成された構造体の断面図である。 第1のPNPBJTを形成するための本発明の逐次的な処理ステップにより共通の平面にわたって形成された構造体の断面図である。 それぞれ、従来技術および本発明の教示によるPNPBJTのドーピング・プロファイルを示す図である。 それぞれ、従来技術および本発明の教示によるPNPBJTのドーピング・プロファイルを示す図である。 本発明の教示により決定された図1のPNPBJTのいくつかの構造体の一実施形態の外形寸法を示す図である。 本発明の教示により構築された第2のPNPBJTの断面図である。 本発明の教示により構築されたNPNBJTの断面図である。 本発明の教示により構築されたPNPBJTを備えるBiCMOS集積回路の断面図である。 従来技術のPNPBJTの断面図である。

Claims (20)

  1. バイポーラ接合トランジスタを形成する方法であって、
    表面を有する半導体層を提供することと、
    前記半導体層中の離間した第1コレクタ領域および第2コレクタ領域を形成することと、
    前記第1コレクタ領域および前記第2コレクタ領域の下面の下に埋込分離領域を形成することと、
    本体部分から延在する第1端部および第2端部を備えるサブコレクタであって、前記第1端部および前記第2端部が、前記それぞれの第1コレクタ領域および第2コレクタ領域に重なり、前記第1端部および前記第2端部が前記表面に対して前記本体部分よりも浅いサブコレクタを注入することとを含む方法。
  2. 前記第1端部および前記第2端部を形成するイオンの注入を緩慢にするための前記注入ステップの前に第1構造体および第2構造体を形成することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1構造体および前記第2構造体を形成する前記ステップが、前記第1端部および前記第2端部が形成されるべき前記半導体層の領域の上に重なる前記第1構造体および前記第2構造体を形成することを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記サブコレクタのドーパント密度が最高となる領域が、前記第1構造体および前記第2構造体の前記表面より上の高さにほぼ等しい長さだけ前記表面の方向に移される、請求項2に記載の方法。
  5. 前記半導体層の上側領域に離間した第1分離構造体および第2分離構造体を形成し、前記それぞれの第1分離構造体および第2分離構造体の上に重なる第3構造体および第4構造体を形成することであって、前記第3構造体および前記第4構造体が前記第1端部および前記第2端部を形成するイオンの注入を緩慢にすることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記サブコレクタの上に重なる第3コレクタ領域を形成することと、
    前記第3コレクタ領域に接触するベースを形成することと、
    前記ベースに接触するエミッタを形成することと、
    それぞれが前記埋込分離領域の端領域に重なる、離間した第1分離シンカおよび第2分離シンカを形成することであって、前記第1分離シンカ、前記第2分離シンカ、および前記埋込分離領域が、前記バイポーラ接合トランジスタ用の分離タブを形成するように協働することとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記サブコレクタとその下の前記半導体層領域の間の静電容量が、前記埋込分離領域の上面と前記第1端部および前記第2端部の下面の間の距離が長くなるにつれて減少する、請求項1に記載の方法。
  8. 前記バイポーラ接合トランジスタがPNPバイポーラ接合トランジスタを備え、前記半導体層がp型半導体層を備えるか、または前記バイポーラ接合トランジスタがNPNバイポーラ接合トランジスタを備え、前記半導体層がn型半導体層を備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1端部および前記第2端部を形成するために前記サブコレクタを注入する前記ステップの前に第1構造体および第2構造体を形成することであって、前記ベースを形成する前記ステップが前記ベースを注入することをさらに含み、前記ベースを注入する前記ステップの間に、前記第1構造体および前記第2構造体が、前記ベースを形成するイオンの注入を緩慢にすることによって前記ベースの横方向の範囲を制限することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 半導体層中にバイポーラ接合トランジスタおよび金属酸化物半導体電界効果トランジスタを形成する方法であって、
    表面を有する前記半導体層を提供することと、
    MOSFET構造体を前記半導体層のMOSFET領域中に形成することと、
    第1ゲート・スタックを前記MOSFET領域中に、第2ゲート・スタックおよび第3ゲート・スタックをバイポーラ接合トランジスタ領域中に形成することと、
    離間した第1コレクタ領域および第2コレクタ領域を前記バイポーラ接合トランジスタ領域中に形成することと、
    各前記第1コレクタ領域および前記第2コレクタ領域の下面のそれぞれの下の前記第1コレクタ領域と前記第2コレクタ領域の間に延在する埋込分離領域を形成することと、
    サブコレクタを前記第2ゲート・スタック、前記第3ゲート・スタックおよびその間の前記半導体層領域を通して注入することであって、前記サブコレクタが本体部分およびそこから延在する第1端部および第2端部を備え、前記第1端部および第2端部が前記それぞれの第1コレクタ領域および第2コレクタ領域に重なり、前記第1端部および第2端部が前記表面に対して前記本体部分よりも浅いこととを含む方法。
  11. 前記半導体層の上側領域に離間した第1分離構造体および第2分離構造体を形成することであって、前記第1、第2および第3ゲート・スタックを形成する前記ステップが、前記それぞれの第1分離構造体および第2分離構造体の上に重なる前記第2ゲート・スタックおよび前記第3ゲート・スタックを形成することをさらに含み、前記第2ゲート・スタックおよび第3ゲート・スタックが前記第1端部および前記第2端部を形成するイオンの注入を緩慢にすることをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記サブコレクタの上に重なる第3コレクタ領域を形成することと、
    前記第3コレクタ領域に接触するベースを形成することと、
    前記ベースに接触するエミッタを形成することと、
    それぞれが前記埋込分離領域の端領域に重なる離間した第1分離シンカおよび第2分離シンカを形成することであって、前記第1分離シンカ、前記第2分離シンカ、および前記埋込分離領域が前記バイポーラ接合トランジスタ用の分離タブを形成するように協働することとをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記サブコレクタと前記半導体層の領域および前記埋込分離領域の間の静電容量が、前記埋込分離領域の上面と前記第1端部および前記第2端部の下面の間の距離が長くなるにつれて減少する、請求項10に記載の方法。
  14. 表面を有する半導体基板と、
    前記基板中の離間した第1コレクタ領域および第2コレクタ領域と、
    本体部分およびそこから延在する第1端部および第2端部を有し、前記第1端部および第2端部が前記それぞれの第1コレクタ領域および第2コレクタ領域と重なり、前記第1端部および第2端部が前記表面に対して前記本体部分よりも浅い第3コレクタ領域とを備えるバイポーラ接合トランジスタ。
  15. 前記表面の上に重なる、前記第3コレクタ領域の前記第1端部および前記第2端部に概ね垂直に配置された第1構造体および第2構造体をさらに備える、請求項14に記載のバイポーラ接合トランジスタ。
  16. 前記基板中に形成された第3分離構造体の端領域に重なる第1分離構造体および第2分離構造体をさらに備え、前記第1、第2および第3分離構造体が前記バイポーラ接合トランジスタ用の分離タブを備える、請求項14に記載のバイポーラ接合トランジスタ。
  17. p型基板中に形成されたPNPバイポーラ接合トランジスタ、またはn型基板中に形成されたNPNバイポーラ接合トランジスタを備える、請求項14に記載のバイポーラ接合トランジスタ。
  18. 前記第3コレクタ領域と導電的に連絡するベース、および前記ベースに接触するエミッタをさらに備える、請求項14に記載のバイポーラ接合トランジスタ。
  19. 表面を有する半導体基板と、
    前記基板のMOSFET領域中の、
    ドープ・タブと、
    前記ドープ・タブ中のソースおよびドレインと、
    前記ソースおよび前記ドレインの中間の前記ドープ・タブの上に重なる第1ゲート・スタックと、
    前記基板のBJT領域中の
    前記表面中の離間した第1分離構造体および第2分離構造体と、
    前記それぞれの第1分離構造体および第2分離構造体の上に重なる第2ゲート・スタックおよび第3ゲート・スタックと、
    離間した第1コレクタ構造体および第2コレクタ構造体と、
    本体部分およびそこから延在する第1端部および第2端部であって、前記それぞれの第1コレクタ構造体および第2コレクタ構造体に重なる前記第1端部および第2端部を有するサブコレクタと、
    前記サブコレクタの上に重なる第3コレクタ構造体と、
    前記第3コレクタ構造体に接触するベースと、
    前記ベースに接触するエミッタと、
    前記第1、第2、および第3コレクタ構造体と前記サブコレクタを限る分離構造体であって、前記第1コレクタ構造体および前記第2コレクタ構造体の下面の下にあり、前記端部が前記表面に対して前記本体部分よりも浅い、前記サブコレクタの下面の下にある、埋込分離構造体を備える分離構造体と、を備えるBiCMOS回路。
  20. p型基板中に形成されたPNPバイポーラ接合トランジスタ、またはp型基板中に形成されたn型タブ中に形成されたNPNバイポーラ接合トランジスタを備える、請求項19に記載のBiCMOS回路。
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