JP2009537274A - 知覚要素を組み込んだパッケージング - Google Patents
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Abstract
パッケージ(100)は、本体(110)、パッケージ内の少なくとも1つの使い捨て吸収性物品、および第1の知覚要素(260)を備える。本体は開口部を有し、第1の知覚要素はパッケージの第1の性能属性を伝える。
Description
本開示は、一般に、使い捨て吸収性物品を収容するパッケージに関する。より具体的には、本発明は、使い捨て吸収性物品を収容するパッケージに関し、このパッケージは、パッケージの特性を消費者に伝える知覚要素を組み込む。
使い捨て吸収性物品の分野は、おむつ、よだれ掛け、拭き取り用品、生理用ナプキン、タンポンなどを含む、多種多様な消費者製品を含む。それぞれの部類で、すなわち、おむつ、拭き取り用品などの部類で、異なる商品の数は一般的に多い。例えば、おむつの部類では、商品は、プルオンおむつ、テープ式おむつ、トレーニングパンツ、新生児用おむつなどを含むことがある。
これらの使い捨て吸収性物品それぞれのパッケージングは、一般的に、使い捨て吸収性物品のブランド名に加えて、消費者は特定のブランドを容易に認識できるようにする、何らかの図像又は意匠を含む。それに加えて、それらの使い捨て吸収性物品のパッケージングは、パッケージ内の吸収性物品の数に関する説明、並びに使い捨て吸収性物品の使用法に関する説明を含むことがある。いくつかの例では、特に、使い捨て吸収性物品の使用法では、消費者に伝えることは、英数字を使用せずに視覚的画像によることがある。
英数字を含まない視覚的画像は、消費者に伝える有効な手段であり得る。例えば、おむつおよび/又はウェットタオルの場合、消費者は乳児又は小児と一緒に買物をする場合が多く、結果として、使い捨て吸収性物品の様々な商品に一心に集中することがしにくくなる。それに加えて、それぞれの部類の中での商品の数が多い場合があるため、消費者が、自身の必要性を最も適切に満たす製品又は製品群を自分で選択することがますます困難になることがある。
残念なことに、場合によっては、消費者は、単にパッケージに基づいて不適切な製品を選択することがある。例えば、消費者は、自身の必要性に適したウェットタオルを収容している製品を選択することがある。しかし、消費者は、開封後にウェットタオルの水分を保持することができないパッケージを不用意に選択することがある。ある使用期間後、以前は濡れていた拭き取り用品は乾燥してしまうことになる。このことは、乾燥してしまった拭き取り用品を使用する際の不快感および/又は負傷を引き起こす可能性がある。反対に、消費者は、自身の必要性に適さない製品を選択してしまったことに気付いた後、購入場所に戻り、不適切な製品を返品するとともに、その代わりに適切な製品を購入しようとしなければならないことがある。
従って、パッケージの特性を伝える知覚要素を組み込んだパッケージを提供することが有利である。これらの知覚要素は、消費者が、使い捨て吸収性物品を収容しているパッケージを購入する際によりよい決断をする助けとなることがある。
本発明のパッケージは、パッケージの特性を消費者に伝え、それによって、消費者が自身の特定の必要性に適した製品を選択できるようにする、知覚要素を含んでもよい。本発明のいくつかの実施形態では、少なくとも1つの使い捨て吸収性物品を収容しているパッケージは、本体および第1の知覚要素を有してもよい。本体は開口部を有し、第1の知覚要素はパッケージの第1の性能属性を伝える。
他の実施形態では、可撓性パッケージは、複数の拭き取り用品、本体、カバー、把持知覚要素、第1の知覚要素、およびカバー知覚要素を有してもよい。カバーは、取付け領域および持上げ可能領域を有してもよい。カバーの取付け領域は本体に接合することができる。把持知覚要素は、カバーの持上げ可能領域の一部の上に設けることができ、把持知覚要素は、カバーの持上げ可能領域の把持区域を伝えることができる。第1の知覚要素はカバー上に設けることができ、第1の知覚要素は、可撓性パッケージの第1の特性を伝える。カバー知覚要素は、可撓性パッケージの第1の性能属性を伝える。
本発明の他の実施形態は、パッケージのラインナップ又は一群を含む。パッケージのラインナップは、複数の拭き取り用品を備えるラインナップ中のパッケージそれぞれと同様に、第1のパッケージおよび第2のパッケージを更に含んでもよい。
第1のパッケージは、第1の本体、第1のカバー、および第1の知覚要素を有してもよい。第1のカバーは、第1の取付け領域および第1の持上げ可能領域を備える。第1のカバーの第1の取付け領域は、第1の本体に接合することができる。第1の知覚要素は、第1のパッケージの第1の特性を消費者に伝えることができる。
第2のパッケージは、第2の本体、第2のカバー、および第2の知覚要素を有してもよい。第2のカバーは、第2の取付け領域および第2の持上げ可能領域を備える。第2の取付け領域は第2の本体に接合することができる。第2の知覚要素は、第2のパッケージの第1の特性を伝えることができる。第1の知覚要素と第2の知覚要素とは異なることがありうる。
定義:
本発明は、いくつかの実施形態では、使い捨て吸収性物品を備えるパッケージ、又は使い捨て吸収性物品を収容しているパッケージの一群若しくはラインナップを目的とする。本明細書で使用する時、「ラインナップ」および「一群」という用語は、互いに交換可能であることを意味する。「一群」又は「ラインナップ」とは、それぞれ個々に販売されるが、より広義の集合的商品のそれぞれの部分である2つ以上の「製品」を指す。ラインナップ又は一群内の個々の商品は、いくつかの共通点又は関連性によって相互に関連し合っている。このような共通点又は関連性の例としては、共通のブランド名、共通のロゴ、共通の配色、共通の図形、あるいは、ラインナップ又は一群が全体として属しているグループ全体の中のサブグループと製品が関連があり、またこのサブグループに属する商品であることを示すその他いずれかのしるしが挙げられるが、これらに限定されない。
本発明は、いくつかの実施形態では、使い捨て吸収性物品を備えるパッケージ、又は使い捨て吸収性物品を収容しているパッケージの一群若しくはラインナップを目的とする。本明細書で使用する時、「ラインナップ」および「一群」という用語は、互いに交換可能であることを意味する。「一群」又は「ラインナップ」とは、それぞれ個々に販売されるが、より広義の集合的商品のそれぞれの部分である2つ以上の「製品」を指す。ラインナップ又は一群内の個々の商品は、いくつかの共通点又は関連性によって相互に関連し合っている。このような共通点又は関連性の例としては、共通のブランド名、共通のロゴ、共通の配色、共通の図形、あるいは、ラインナップ又は一群が全体として属しているグループ全体の中のサブグループと製品が関連があり、またこのサブグループに属する商品であることを示すその他いずれかのしるしが挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書で使用する時、用語「特性」は、製品を区別する助けとなる機能的特徴および/又は性能属性を指すものとする。例えば、パッケージの特性として、再閉鎖可能な蓋/カバー、水分を保持する能力、パッケージの内容物からの水分の損失を遅らせること、パッケージの開放の促進、且つ/又はその他のものを挙げることができる。
本明細書で使用する時、用語「性能属性」は、パッケージによってもたらされる、パッケージ内の内容物が期待される使用法に従って使用された時の内容物および/又はエンドユーザに対する利益を指す。例えば、ウェットタオルの場合、パッケージが期待される使用法に従って使用されるのであれば、パッケージは、パッケージ内のウェットタオルの水分を保持するか、パッケージ内のウェットタオルからの水分の損失を遅らせてもよい。
用語「機能的特徴」は、期待される使用法に従って使用された時のパッケージの能力を指す。例えば、パッケージは、再閉鎖可能なカバーを有してもよく、容器内に浮いてもよく(float in the tub)、暗いところで光ってもよく(glow in the dark)、ユーザ動作に応答しての可聴音フィードバックを提供してもよく、および/又は同等のことがあってもよい。
本明細書で使用する時、用語「異なる」および「異なっている」は、知覚要素の場合、2つの要素間における外観、色、形状、意匠、感触、および/又は音の認知可能な相違点を含むものとする。特性の場合、用語「異なる」および「異なっている」は、機能的相違点および性能属性の相違点を含むものとする。例えば、第1の特性は、パッケージがパッケージ内の拭き取り用品からの水分の損失を遅らせる能力に関連してもよく、第2の特性は、パッケージの再閉鎖可能なカバーに関連してもよい。この例では、第1の特性は第2の特性とは異なる。
用語「使い捨て」は、本明細書では、製品が、それらの本来の機能のため、洗濯されるか、そうでなければ復元され再利用されることを一般に意図しないことを説明するために使用される。それらは、一般的に、約1回又は2回の使用の後に廃棄されることを意図する。そのような使い捨て物品は、リサイクルされるか、堆肥化されるか、そうでなければ環境に適合した方式で処分されることが好ましい。
「使い捨て吸収性物品」は、通常、流体を吸収および/又は保持する物品デバイスを指す。場合によっては、この語句は、身体から排出された***物および/又は滲出物を吸収し封じ込めるため、着用者の身体に当てて又は身体の近傍に置かれる物品を指し、これには、乳児用おむつ、乳児用トレーニングパンツ、成人用失禁用品、女性用衛生用品、乳児水泳用おむつ、創傷用包帯などのパーソナルケア物品を含む。場合によっては、使い捨て吸収性物品は、幼児および他の失禁症者によって胴体下部の周りに着用されてもよい。他の例では、使い捨て吸収性物品は、拭き取り用品、よだれ掛け、生理用ナプキン、タンポン、ティッシュ、ペーパータオルなどを含んでもよい。
本明細書で使用する時、用語「接合された」は、ある要素を他の要素に直接固着することによって、その要素は別の要素に直接固定された構成、並びに、ある要素を中間部材(1つ又は複数)に固着し、それが次に他の要素に固着されることによって、その要素は別の要素に間接的に固定された構成を包含する。要素は別の要素に恒久的に固定される、又は別の要素に取外し可能に固定される追加の構成が含まれる。
本明細書で使用する時、用語「製品」は、使い捨て吸収性物品を収容しているパッケージを指すものとする。
本明細書で使用する時、用語「ウェットタオル」は、基材の約10重量%を超える湿分含量を有する拭き取り用品を意味する。拭き取り用品によっては、測定可能な湿分含量を有するが、見掛け上「乾燥した」状態で供給されるものがある。例えば、あるクレンジング用拭き取り用品(入浴、洗顔、又はメーク落とし用など)には、拭き取り用品の基材に含浸させた、ないしは別の方法で組み込んだクレンジング溶液が低い湿分含量(典型的には約10%未満)で含まれている。この溶液は、拭き取り用品を水に浸すと、拭き取り用品から放出されてもよい。ウェットタオルの湿分含量は、多くの場合、パッケージ時の方がより高くなっている(例えば、約50重量%〜約350重量%以上)。本出願の目的のため、基材に付与された湿分含量を総称して「ローション」と呼ぶ。このようなローションは、溶液、エマルション、又は他のあらゆるタイプの組成物であり、一般的にはある種の水性クレンジング製剤である。このような種々のローションは、当該技術分野において既知であり、好適である。
説明:
本発明のパッケージは、パッケージの1つ以上の特性を消費者に伝える知覚要素を組み込む。パッケージの1つ以上の特性を消費者に伝えることは、消費者が、自身にとって不利益ではなく有益な製品を選択する助けとなってもよい。
本発明のパッケージは、パッケージの1つ以上の特性を消費者に伝える知覚要素を組み込む。パッケージの1つ以上の特性を消費者に伝えることは、消費者が、自身にとって不利益ではなく有益な製品を選択する助けとなってもよい。
いくつかの実施形態では、本発明のパッケージは、可撓性パッケージおよび硬質プラスチック製コンテナ、例えばプラスチック容器を含む。それぞれの例を以下に提供する。本発明は、内容物を備えるパッケージに適用可能である。例えば、いくつかの実施形態では、本発明は、複数の使い捨て吸収性物品を備えるパッケージに関連する。ただし、以下に提供する説明は、複数の使い捨てウェットタオルを備えるパッケージに関連する。
本発明に従って作成されるパッケージは、パッケージの内容物を実質的に封入する本体を含んでもよい。本体は開口部を含んでもよい。開口部は、いずれかの好適な手段、例えばカバーによって開閉されてもよい。例えば、図1Aに示されるように、いくつかの実施形態では、本発明によるパッケージは可撓性パッケージ100を含んでもよい。可撓性パッケージ100は、本体110およびカバー112を含んでもよい。図示されるように、いくつかの実施形態では、カバー112は、本体110の上面130上に設けることができる。しかし、カバー112は、本体110のいずれかの好適な表面(1つ又は複数)上に設けることができる。一般に、カバー112は、カバー112が閉鎖位置(閉鎖状態)にある時、開口部1015(図1Bに図示)がカバー112によって少なくとも部分的に覆われるようにして、本体110上に設けられる。
図示されるように、いくつかの実施形態では、本体110は、複数の使い捨て拭き取り用品(図示なし)に巻き付けられるパッケージ用フィルムのシートから形成することができる。パッケージ用フィルムの隣接した端部を互いに封止して、使い捨て拭き取り用品を完全に封入することができる。それ故に、後方シール部(図示なし)は本体110の長さLに沿って延びてもよく、2つのサイドシーム126は本体110の横幅Wにわたって延びてもよい。
カバー112は、取付け領域120および持上げ可能領域122を含んでもよい。いくつかの実施形態では、取付け領域120は本体110に接合することができる。それに加えて、閉鎖位置(閉鎖状態)では、持上げ可能領域122は本体110に接合される。本体110内の拭き取り用品を露出させるため、カバー112の持上げ可能領域122を持上げることができる。一般に、カバー112は、カバー112の取付け領域120が本体110から外れる程度までは持上げられない。
いくつかの実施形態では、図1Bに示されるように、カバー112が持上げられると、本体110の一部分170をカバー112とともに持上げ、それによって本体110内の拭き取り用品を露出させるように、本体110の一部分170をカバー112に接合することができる。いくつかの実施形態では、本体110は、カバー112によって覆われた既に存在する開口部を含んでもよい。従って、カバー112を持上げると、パッケージ本体110内の拭き取り用品が露出する。後者の実施形態では、カバー112を持上げても、本体110はカバー112とともに持ち上げられる部分はない。
図1Aに戻ると、上述したように、カバー112が閉鎖位置(閉鎖状態)の時、取付け領域120と持上げ可能領域122は両方とも本体110に接合することができる。取付け領域120および持上げ可能領域122を本体110に接合する一方で、依然として、持上げ可能領域122を外し、それに続いて本体110に再固定できるようにする様々な手段がある。例えば、いくつかの実施形態では、持上げ可能領域122は第1の接着剤を含んでもよく、取付け領域120は第2の接着剤を含んでもよい。第1の接着剤は、カバー112の持上げ可能領域122を外し、それに続いて本体110に再固定できるように選択することができ、第2の接着剤は、取付け領域120が本体110に恒久的に固定されるように選択することができる。別の実施例では、持上げ可能領域122は取付け領域120と同じ接着剤を含んでもよい。しかし、持上げ可能領域122は、取付け領域120より少ない塗布された接着剤の坪量を含んでもよい。更に別の実施例では、持上げ可能領域122は接着剤を含まず、取付け領域120が接着剤を含んでもよい。更に別の実施例では、持上げ可能領域122および取付け領域120はそれぞれ接着剤を含んでもよい。しかし、持上げ可能領域122は接着弱化剤(adhesive deadening agent)を更に含んでもよい。それに加えて、接着剤がパッケージ本体110上に設けられ、カバー112に付着する実施形態が想起される。当該技術分野において既知のあらゆる好適な弱化剤(deadening agent)を使用することができる。同様に、当該技術分野において既知のあらゆる好適な接着剤を使用することができる。好適な接着剤の例としては、アクリルベース又はゴムベースの接着剤が挙げられる。接着剤に基づくシステムを利用した再閉鎖可能なカバーおよびパッケージ本体は、米国特許第6,309,105号に記載されている。
本体110および/又はカバー112が他の締結要素システムを備える実施形態が想起される。例えば、本体110および/又はカバー112が、接着剤、機械的締結要素、磁気部材、若しくはそれらの組み合わせを含む実施形態が想起される。これらの実施形態は、2005年6月21日出願の米国特許出願第11/157,663号、名称「分離可能な締結要素を備えた再閉鎖可能なパッケージ(RESEALABLE PACKAGE WITH SEPARABLE FASTENING ELEMENT)」に記載されている。
図1Aに示されるように、いくつかの実施形態では、カバー112は、カバー112の持上げ可能領域122に設けられた把持知覚要素160を含んでもよい。把持知覚要素160は、カバー112の持上げ可能領域122の把持区域162を伝えることができる。把持区域162は、消費者が把持し、それによって消費者がカバー112を持上げることができる、持上げ可能領域122の一部である。そのように、把持知覚要素は、カバー112を持上げるためにカバー112のどこを把持するかを消費者に伝えることができる。それに加えて、把持知覚要素160は、可撓性パッケージ100がカバー112の開閉を容易にする特徴を備えることを消費者に伝えてもよい。
把持知覚要素160が視覚的認知によって伝える実施形態が想起される。例えば、把持知覚要素160は図形を含んでもよい。例えば、図形は、把持区域162および/又は消費者がカバー112を持上げるべき方向を指す擬人化画像を包含してもよい。図形はいずれかの好適な視覚画像(1つ又は複数)であってもよい。例えば、図形は、写真、描画、エンボス加工、若しくは、絵文字および/又は画像を作成するのに利用される他のいずれかの好適な素材などであるがそれらに限定されない、絵文字および/又は画像を含んでもよい。絵文字および/又は画像は、子供の画像、動物若しくは物体の擬人化画像、有名な漫画のキャラクターを備える漫画の画像、有名ブランドのロゴ等の画像、および/又は、コマースの実施(implement of commerce)に関連させて特に作成されたイメージキャラクター、矢印、印、又は動きや動作等などであるがそれらに限定されないシンボル、並びにそれらの組み合わせを含んでもよい。図形の好適な例は、米国特許公開公報第2005/0129743A1号、米国特許公開公報第2005/0125923A1号、および米国特許公開公報第2005/0125877A1号にて考察されている。本明細書で使用する時、用語「図形」は、特に指定しない限り英数字は包含しない。
いくつかの実施形態では、図形と併せて、又は図形と独立に、把持知覚要素160は、取付け領域120の色とは認知可能に異なる色、持上げ可能領域122の一部とは認知可能に異なる色、又は取付け領域120および持上げ可能領域122の一部とは認知可能に異なる色を含んでもよい。例えば、特定の一実施形態では、取付け領域120および持上げ可能領域122の一部は、本体110の色とは認知可能に異なっていない色を含んでもよい。この特定の実施形態では、把持知覚要素160は、取付け領域120および本体110の色とは認知可能に異なる色を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、把持知覚要素160は、視覚的認知によって把持区域162の場所を伝えることに限定されてもよい。しかし、視覚的認知および/又は触覚的認知によって、把持知覚要素160が消費者と伝える実施形態が想起される。例えば、把持知覚要素160は、把持知覚要素160とカバー112の他の部分との間の認知可能な視覚的差異に加えて、把持知覚要素160とカバー112の他の部分との間に認知可能な触覚的差異も存在してもよいように、カバー112上にエンボス加工することができる。別の実施例として、把持知覚要素160は触覚的認知によって消費者に伝えてもよい。
把持知覚要素160が視覚的および/又は触覚的認知によって伝えてもよい多くの手段がある。例えば、上述したように、把持知覚要素160はカバー112上にエンボス加工されてもよい。別の実施例として、認知可能な触覚的差異および/又は認知可能な視覚的差異が作られるように、材料は把持知覚要素160に追加されてもよい。当該技術分野において既知のいずれかの好適な手段を利用して、認知可能な触覚的差異および/又は認知可能な視覚的差異を作ることができる。
可撓性パッケージ100の他の特性を消費者に伝えることができる。図2Aに示されるように、例えば、いくつかの実施形態では、可撓性パッケージ100(図1Aおよび1Bに示される)は第1の知覚要素260を含んでもよい。いくつかの実施形態では、第1の知覚要素260はカバー112上に設けられてもよい。図2Bに示されるように、いくつかの実施形態では、第1の知覚要素260は本体110上に設けられてもよい。いくつかの実施形態では、第1の知覚要素260はカバー112の下方に設けることができる。第1の知覚要素260は、可撓性パッケージ100(図1A、1B、および2Bに示される)のカバー112および/又は本体110のいずれかの好適な場所に設けることができる。第1の知覚要素260は、図2Aおよび2Bに示されるように、可撓性パッケージ100の特性を消費者に伝えることができる。
いくつかの実施形態では、カバー112は閉鎖位置(閉鎖状態)にある時、第1の知覚要素260を裸眼によって認知できるように、カバー112は実質的に透明であることができる。あるいは、カバー112は閉鎖位置(閉鎖状態)にある時、第1の知覚要素260又はその一部を裸眼によって認知できないように、カバー112は実質的に不透明であることができる。
図2Aおよび2Bに示されるように、いくつかの実施形態では、第1の知覚要素260は、開放し、それに続いて再閉鎖することができ、それによって、可撓性パッケージ100は、開放し再閉鎖することができるカバー112を備えることを消費者に伝える、二枚貝の画像を含んでもよい。それに加えて、二枚貝の画像は、可撓性パッケージ100が、可撓性パッケージ100内の拭き取り用品の水分を保持するか、又は可撓性パッケージ100内の拭き取り用品の水分の損失を遅らせることができることを消費者に伝えてもよい。
図2Aおよび2Bを参照して上述したように、いくつかの実施形態では、第1の知覚要素260は、可撓性パッケージ100の機能的特徴を消費者に伝えることができる。それに加えて、いくつかの実施形態では、第1の知覚要素260は、可撓性パッケージ100の機能的特徴である第1の特性と、その性能属性である第2の特性とを消費者に伝えることができる。第1の知覚要素260は可撓性パッケージ100の特性を消費者に伝え、その特性が性能属性である実施形態が想起される。更に、第1の知覚要素260は1を超える機能的特徴および/又は性能属性を伝える実施形態が想起される。また、第1の知覚要素260は、パッケージの特性に加えて、パッケージの内容物、例えばパッケージ内のウェットタオルの性質も伝える実施形態が想起される。
第1の知覚要素260は、パッケージの特性を消費者に伝えることができる、当該技術分野において既知のいずれかの好適な物体の画像を含んでもよい。例えば、いくつかの実施形態では、第1の知覚要素260は二枚貝の画像を包含してもよく、その好適な例としては、牡蠣、ハマグリなどが挙げられる。それに加えて、第1の知覚要素は上述の図形を含む実施形態が想起される。更に、把持知覚要素160(図1Aに示される)に関して上述したような視覚的および/又は触覚的認知によって、第1の知覚要素260が消費者に知らせる実施形態が想起される。
図3に示されるように、いくつかの実施形態では、可撓性パッケージ100(図1A、1B、および2Bに示される)は、可撓性パッケージ100(図1A、1B、および2Bに示される)の特性を消費者に伝えるカバー知覚要素360を有してもよい。例えば、カバー知覚要素360は、可撓性パッケージ100(図1A、1B、および2Bに示される)が、可撓性パッケージ100(図1A、1B、および2Bに示される)内に設けられた拭き取り用品の水分を保持するか、又は可撓性パッケージ100(図1A、1B、および2Bに示される)内の拭き取り用品からの水分の損失を遅らせることができることを消費者に伝えてもよい。このように、カバー知覚要素360は性能属性を消費者に伝える実施形態が想起される。それに加えて、カバー知覚要素360は、可撓性パッケージ100(図1A、1B、および2Bに示される)の性能属性に加えて、可撓性パッケージ100(図1A、1B、および2Bに示される)の機能的特徴を伝える実施形態が想起される。例えば、カバー112は、二枚貝又はその一部に類似の形状を含んでもよく、それによって、パッケージ100は再閉鎖可能なカバー112を備えることを消費者に伝えてもよい。更に、カバー知覚要素360は、パッケージの1超過の性能属性および/又はパッケージの1超過の機能的特徴を伝える実施形態が想起される。
図示されるように、いくつかの実施形態では、カバー知覚要素360は液滴形状のカバー112を有してもよい。カバー112は、パッケージの特性および/又は性能属性を伝えることができる、当該技術分野において既知のいずれかの好適な形状を含んでもよい。いくつかの実施形態では、カバー112および第1の知覚要素260(図2Aおよび2Bに示される)は相関してもよい。例えば、いくつかの実施形態では、カバー112は二枚貝又は二枚貝の半分の形状を含んでもよく、第1の知覚要素260(図2Aおよび2Bに示される)は二枚貝の画像を含んでもよい。更に、カバー知覚要素360は、把持知覚要素160(図1Aに示される)に関連して上述したような視覚的および/又は触覚的認知によって消費者に知らせる実施形態が想起される。
それに加えて、いくつかの実施形態では、カバー知覚要素360は、可撓性パッケージ100(図1A、1B、および2Bに示される)の少なくとも1つの特性とともに、拭き取り用品の性質を消費者に伝えてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、カバー知覚要素360は、可撓性パッケージ100(図1A、1B、および2Bに示される)内の拭き取り用品は濡れていることを消費者に伝えることができる。
図4に示されるように、いくつかの実施形態では、可撓性パッケージ100は、可撓性パッケージ100の特性を消費者に伝える第2の知覚要素460を含んでもよい。第2の知覚要素460は、上述の第1の知覚要素260(図2Aおよび2Bに示される)に類似して構成することができる。
図示されるように、いくつかの実施形態では、第2の知覚要素460は、液体の本体の中に落ちる液滴を描写する画像を含んでもよい。第2の知覚要素460は、パッケージの特性を消費者に伝えることができるいずれかの好適な画像を含んでもよい。それに加えて、いくつかの実施形態では、第2の知覚要素460は、可撓性パッケージ100の特性に加えて、可撓性パッケージ100内の内容物の性質を伝えてもよい。
上述したように、本発明によるパッケージは、可撓性パッケージおよび/又はプラスチック容器を含んでもよい。図5に示されるように、いくつかの実施形態では、本発明に従って作成されたプラスチック容器500は、コンテナ本体11、閉鎖デバイス10、固定のハウジング12、および可動のカバー13を含んでもよい。いくつかの実施形態では、プラスチック容器500は、可動のカバー13を閉鎖位置(閉鎖状態)で保持する係止機構14、並びに可動のカバー13は自動的に開くことができるようにするばね要素15を更に含んでもよい。プラスチック容器500は、保管中に拭き取り用品は乾燥してしまうことを防いでもよい気密手段16を更に含んでもよい。
図示されるように、いくつかの実施形態では、コンテナ本体11は、ほぼ平行六面体の中空の入れ物を規定する、底壁17、後部18、前部19、右側壁20、および左側壁21を含んでもよい。図示されるように、コンテナ本体の上面は上部開口部を規定するように大きく開く。フランジは、閉鎖デバイス10がその上に嵌合する開口部の外周縁部に沿って延びてもよい。
いくつかの実施形態では、前壁19は、開放式の係止機構14を形成するように、可動のカバー13上に設けられた第2の突出部26と協働してもよい、突出部分25を含んでもよい。操作の際、変形可能部分27を押し下げると、ばね要素15を介して可動の蓋13が自動的に開き、それによって固定のハウジング12の上面にある開口部23を露出させることができる。プラスチック容器500の操作および構造は、米国特許第6,902,077号にて考察されている。
本発明のプラスチック容器500は、上述のような第1の知覚要素を有してもよい。第1の知覚要素と併せて、又は第1の知覚要素とは独立に、プラスチック容器500は、上述したような、第2の知覚要素、把持知覚要素、および/又はカバー知覚要素を有してもよい。例えば、第1の知覚要素は、プラスチック容器500はプラスチック容器500内に設けられた拭き取り用品の水分を保持することができること、又は、プラスチック容器500はプラスチック容器500内の拭き取り用品の水分の損失を少なくとも遅らせることを消費者に伝えてもよい。
第1の知覚要素および/又は第2の知覚要素は、プラスチック容器500のいずれかの好適な表面上に設けられてもよい。例えば、第1の知覚要素および第2の知覚要素はそれぞれ、前壁19および可動のカバー13の上に設けられてもよい。プラスチック容器500の特性を有効に伝えるため、第1の知覚要素および/又は第2の知覚要素は、第1の知覚要素および/又は第2の知覚要素は陳列棚から消費者の目に見えるように、プラスチック容器500の外面上に設けられるべきである。しかし、プラスチック容器500は、プラスチック容器500の更なる特性を消費者に伝えることがある、容器の内部に設けられた知覚要素を有してもよい実施形態が想起される。
図6に示されるように、いくつかの実施形態では、プラスチック容器600は、コンテナ本体662および基部678と蝶番式に関連付けられたカバー674を有してもよい。コンテナ本体662は、一対の側壁(1つのみ、すなわち側壁634のみが示される)、前面632、および上面684を有してもよい。それに加えて、コンテナ本体662は、いくつかの実施形態ではコンテナ本体662の上面684上に設けられる開口部680を有してもよい。開口部680は、コンテナ本体662上のいずれかの好適な場所に設けられてもよい。
コンテナ本体662は、コンテナ本体662と基部678の組み合わせが開口部680を有する筐体を形成するようにして、基部678と取外し可能に関連付けられてもよい。拭き取り用品は、コンテナ本体662を基部678から取外し、拭き取り用品を基部678上に置くことによって、筐体の中に置かれてもよい。続いて、コンテナ本体662は基部678に再接合され、それによって拭き取り用品が封入されてもよい。
図示されるように、カバー674は開放位置にある。しかし、コンテナ本体662に蝶番式に関連付けられているので、カバー674は閉じ、それによって、開口部680の全てではないとしても少なくとも一部を覆うことができる。カバー674は、外れ止め要素682によって閉鎖位置(閉鎖状態)で保持することができる。いくつかの実施形態では、外れ止め要素682を押し下げることによって、カバー674を開放することができ、続いてそれが消費者によって開けられてもよい。カバー674を開くことで、開口部680の少なくとも一部は露出し、それによって筐体内の拭き取り用品が露出してもよい。
プラスチック容器500(図5に示される)と同様に、いくつかの実施形態では、プラスチック容器600は、第1の知覚要素、第2の知覚要素、把持知覚要素、および/又はカバー知覚要素を有してもよい。例えば、第1の知覚要素は、プラスチック容器600は、プラスチック容器600内に設けられた拭き取り用品の水分を保持するか、又はプラスチック容器600内の拭き取り用品からの水分の損失を遅らせることができることを消費者に伝えてもよい。第1の知覚要素、第2の知覚要素、把持知覚要素、および/又はカバー知覚要素は、上述のように構成することができる。それに加えて、第1の知覚要素および第2の知覚要素は、プラスチック容器600のいずれかの好適な場所に設けられてもよい。それに加えて、プラスチック容器500(図5に示される)に関連して上述したように、プラスチック容器600は、プラスチック容器600の更なる特性を伝える、コンテナ本体662内および/又は基部678の内側に面した表面に設けられた知覚要素を更に有してもよい。
本発明の別の態様は、製品のラインナップおよび群を目的とする。本発明による製品のラインナップは、2つ以上の上述のパッケージを含んでもよい。例えば、第1のパッケージは第1の知覚要素を有してもよく、第2のパッケージは第2の知覚要素を有してもよい。いくつかの実施形態では、第1の知覚要素は第1のパッケージの機能的特徴を伝えてもよく、第2の知覚要素は第2のパッケージの性能属性を伝える。一例として、機能的特徴とは、パッケージは再閉鎖可能なカバーを備えることであってもよく、性能属性とは、パッケージはパッケージ内の拭き取り用品からの水分の損失を遅らせることであってもよい。
いくつかの実施形態では、第1のパッケージは第1の知覚要素を有してもよく、第2のパッケージは第2の知覚要素を有してもよい。しかし、いくつかの実施形態では、第1の知覚要素および第2の知覚要素は、同じ特性を伝え、互いに認知可能に異なっていてもよい。それに加えて、第1のパッケージは第1の把持知覚要素を更に備え、第2の包装は第2の把持知覚要素を備える実施形態が想起される。いくつかの実施形態では、第1の把持知覚要素および第2の把持知覚要素は互いに認知可能に異なっていてもよい。同様に、第1のパッケージは第1のカバー知覚要素を備え、第2のパッケージは第2のカバー知覚要素を備える実施形態が想起される。いくつかの実施形態では、第1のカバー知覚要素および第2のカバー知覚要素は認知可能に異なることができる。
第1のパッケージおよび/又は第2のパッケージは、第1の知覚要素、第2の知覚要素、把持知覚要素、およびカバー知覚要素の少なくとも1つの組み合わせを備える実施形態が想起される。更に、第1の知覚要素、第2の知覚要素、把持知覚要素、およびカバー知覚要素の少なくとも1つは、第1のパッケージと第2のパッケージとの間で認知可能に異なる実施形態が想起される。これらの実施形態では、異なる知覚要素は、同じ特性および/又は性能属性を伝えてもよく、あるいは、それら個々のパッケージの異なる特性および/又は性能属性を伝えてもよい。
本発明に従って作成されたパッケージの複数の特性は、把持知覚要素、第1の知覚要素、カバー知覚要素、および/又は第2の知覚要素の組み合わせによって伝えられてもよい。例えば、第1の知覚要素260(図2Aおよび2Bに示される)はパッケージの第1の特性を伝え、第2の知覚要素460(図4に示される)は、第1の特性とは異なるパッケージの第2の特性を伝える実施形態が想起される。例えば、いくつかの実施形態では、第1の知覚要素260(図2Aおよび2Bに示される)は機能的特徴を伝えてもよく、第2の知覚要素460(図4に示される)はパッケージの性能属性を伝えてもよい。
それに加えて、2つ以上の知覚要素間に相乗効果がある実施形態が想起される。例えば、把持知覚要素160(図1Aに示される)は第1の図形を含んでもよい。同様に、第1の知覚要素260(図2Aおよび2Bに示される)は、第1の図形又は第1の図形の一部を含んでもよい。他の相乗的関係が想起される。例えば、いくつかの実施形態では、カバー知覚要素360(図3に示される)は二枚貝の形状にほぼ適合する形状を含んでもよく、第1の知覚要素260(図2Aおよび2Bに示される)、第2の知覚要素460(図4に示される)、および/又は把持知覚要素160(図1Aに示される)は二枚貝の画像を含んでもよい。それに加えて、いくつかの実施形態では、第1の知覚要素および第2の知覚要素は、いくつかの実施形態では、同じ特性を伝え、互いに認知可能に異なっていてもよい。しかし、いくつかの実施形態では、第1の知覚要素および第2の知覚要素は同じ特性を伝えてもよく、互いにかなり異なっていてもよい。
第1の知覚要素、第2の知覚要素、把持知覚要素、および/又はカバー知覚要素は可聴音認知によってパッケージの特性を伝える実施形態が想起される。当該技術分野において既知のいずれかの好適な可聴音デバイスを使用することができる。
本明細書に記載の知覚要素に加えて、本発明に従って作成されたパッケージは、ジョシュア・ジェームズ・ノーマン(Joshua James Norman)の代理として出願した米国特許出願第11/066,091号、名称「目的の知覚要素を組み込んだ拭き取り製品のラインナップ(Line Up of Wipes Products Incorporating Targeted Sensory Elements)」に記載されているような、目的の知覚要素、目的の芳香要素、目的の触覚要素、および目的の聴覚要素を有してもよい。
それに加えて、パッケージ又はその一部が性別を特定する色を備える実施形態が想起される。例えば、パッケージはピンク色の色調である色を含んでもよい。別の例として、パッケージは青色の色調である色を含んでもよい。更に別の例では、パッケージは、紫色の色調又は緑色の色調など、性別を特定しない色を含んでもよい。更なる例は、米国特許公開公報第2005/0129743A1号、米国特許公開公報第2005/0125923A1号、および米国特許公開公報第2005/0125877A1号に記載されている。
本発明のパッケージはそれぞれ、ウェットタオル又は複数のウェットタオルを備える。ウェットタオルは少なくとも基材を含んでもよい。そのような基材に対する特定の設計は必須ではなく、当業者であれば、すべての方法およびさまざまな基材が好適であることを容易に理解するであろう。基材としては不織布材は一般的であるが、必ずしも必須ではない。それに加えて、基材は、エアレイイング、カーディング、スパンボンディング、スパンレーシング、ハイドロフォーミングなど、様々な周知のプロセスのいずれかによってシート状の材料に形成されてもよい。
本発明による基材の性質は均質又は非均質であってもよい。例えば、単一の均一なウェブが好適であるが、層状基材であって、様々な層の一部又は全部で繊維組成が異なる基材が望ましいことがある。それに加えて、性質の異なる領域が存在することも可能である。基材は、セルロースベースの繊維(レーヨン、木綿、パルプ、リオセル、およびそれらの変形例など)、若しくはポリエチレン、ポリプロピレン、2成分繊維、又は他の合成繊維など、様々な従来の天然繊維および/又は合成繊維から作られてもよい。
本発明に使用するのに適した拭き取り用品は、多種多様な使い勝手のよい形状およびサイズで提供されてもよいが、必須の特定の形状又はサイズはない。製造や分配が容易なことから、方形シートの拭き取り材料が使用されてもよいが、拭き取り用品は、曲線的形状、円形、又はその他の形状であることもできる。個々のシートは(交互に配置した「ポップアップ」構造などの形で)個別にパッケージすることができ、あるいは、ユーザは後から(例えば、ミシン目などによって)切り離すように、拭き取り用品は連続的なスタック状又はロール状でパッケージすることができる。
拭き取り用品の基材材料には、洗浄性を向上するか、滑らかな感触を提供するか、又は他の何らかの機能を行ってもよい、液状又は半液状の組成物を含浸させてもよい。組成物は、皮膚軟化剤、界面活性剤、乳化剤、鎮静剤、レオロジー変性剤、防腐剤若しくは防腐剤系、水、又は他の成分を包含してもよい。各成分の好適な例、並びにウェットタオルの基材および組成物に関する追加の詳細は、2004年7月9日出願の米国特許出願第10/878,875号、名称「洗浄効果を向上するとともに皮膚に優しいウェットタオル用の組成物(A Composition for Wet Wipes that Enhances the Efficacy of Cleansing While Being Gentle to the Skin)」に記載されている。
本明細書に開示されている寸法および値は、列挙した正確な数値に厳しく制限されるものとして理解されるべきではない。それよりむしろ、特に規定がない限り、こうした各寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
「発明を実施するための最良の形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それは本発明に対する先行技術であることを容認するものと解釈されるべきではない。この文書における用語のいずれかの意味又は定義は、参考として組み込まれる文献における用語のいずれかの意味又は定義と対立する範囲については、本文書におけるその用語に与えられた意味又は定義を適用するものとする。
本発明の特定の実施形態を説明し記載してきたが、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、他の様々な変更および修正を行うことができることが当業者には明白であろう。従って、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更および修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
Claims (20)
- 複数の使い捨て吸収性物品を収容するパッケージであって、
開口部を有する本体と、
前記パッケージ上に設けられた第1の知覚要素と、を備え、
前記第1の知覚要素が前記パッケージの第1の性能属性を伝える、パッケージ。 - 前記第1の知覚要素は図形を含む、請求項1に記載のパッケージ。
- カバーを更に備え、
前記カバーは取付け領域および持上げ可能領域を含み、
閉鎖位置において前記開口部が前記カバーによって覆われるように前記取付け領域が前記本体に接合され、
前記第1の知覚要素は閉鎖位置において前記カバーの下方に設けられ、
前記カバーは透明である、請求項1に記載のパッケージ。 - 把持知覚要素を更に備える、請求項1に記載のパッケージ。
- 前記把持知覚要素は図形を含む、請求項4に記載のパッケージ。
- 前記把持知覚要素は、視覚的認知および触覚的認知によって消費者に把持区域を知らせる、請求項4に記載のパッケージ。
- カバー知覚要素を更に備える、請求項3に記載のパッケージ。
- 把持知覚要素を更に備える、請求項3に記載のパッケージ。
- 前記第1の知覚要素は前記パッケージの特性および性能属性を伝える、請求項1に記載のパッケージ。
- 前記パッケージの特性を伝える第2の知覚要素を更に備える、請求項1に記載のパッケージ。
- 前記第2の知覚要素は前記パッケージの第2の性能特性を伝える、請求項10に記載のパッケージ。
- 複数の拭き取り用品を収容する可撓性パッケージであって、
本体と、
前記本体に接合された取付け領域と、持上げ可能領域と、を有する再閉鎖可能なカバーと、
前記カバーの前記持上げ可能領域の一部上に設けられ、前記カバーの前記持上げ可能領域の把持区域を伝える把持知覚要素と、
前記カバー上に設けられ、前記可撓性パッケージの第1の性能属性を伝える第1の知覚要素と、
前記可撓性パッケージの前記第1の性能属性を伝えるカバー知覚要素と、を備える、可撓性パッケージ。 - 前記把持知覚要素は図形を含む、請求項12に記載の可撓性パッケージ。
- 前記第1の知覚要素は図形を含む、請求項12に記載の可撓性パッケージ。
- 前記第1の知覚要素は、前記可撓性パッケージの機能的特徴を更に伝える、請求項12に記載の可撓性パッケージ。
- 第2の性能属性を伝える第2の知覚要素を更に備える、請求項12に記載の可撓性パッケージ。
- 前記第1の性能属性を伝える第2の知覚要素を更に備え、
前記第1の知覚要素と前記第2の知覚要素とは異なる、請求項12に記載の可撓性パッケージ。 - 複数の拭き取り用品をそれぞれその中に収容する可撓性パッケージのラインナップであって、
(a)複数の拭き取り用品を収容する第1の可撓性パッケージであって、
(i)第1の本体と、
(ii)前記第1の本体に接合された第1の取付け領域と、第1の持上げ可能領域と、を有する第1のカバーと、
(iii)前記第1の可撓性パッケージの第1の特性を伝える第1の知覚要素と、を有する第1の可撓性パッケージと、
(b)複数の拭き取り用品を収容する第2の可撓性パッケージであって、
(i)第2の本体と、
(ii)前記第2の本体に接合された第2の取付け領域と、第2の持上げ可能領域と、を有する第2のカバーと、
(iii)前記第2の可撓性パッケージの前記第1の特性を伝える第2の知覚要素と、を有する第2の可撓性パッケージと、を備え、
前記第1の知覚要素は前記第2の知覚要素とは異なる、可撓性パッケージのラインナップ。 - 前記第1の可撓性パッケージは第1のカバー知覚要素を更に有し、
前記第2の可撓性パッケージは第2のカバー知覚要素を有し、
前記第1のカバー知覚要素は前記第2のカバー知覚要素とは異なる、請求項18に記載のラインナップ。 - 前記第1の可撓性パッケージは第1のカバー知覚要素を更に有し、
前記第2の可撓性パッケージは前記第1のカバー知覚要素を有する、請求項18に記載のラインナップ。
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Legal Events
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