JP2009533952A - VoIPクライアント情報 - Google Patents

VoIPクライアント情報 Download PDF

Info

Publication number
JP2009533952A
JP2009533952A JP2009505366A JP2009505366A JP2009533952A JP 2009533952 A JP2009533952 A JP 2009533952A JP 2009505366 A JP2009505366 A JP 2009505366A JP 2009505366 A JP2009505366 A JP 2009505366A JP 2009533952 A JP2009533952 A JP 2009533952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
client
voip
location
context information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009505366A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009533952A5 (ja
JP5193182B2 (ja
Inventor
ミルスタイン デビッド
ハウエル デビッド
ワン クアンサン
クリドル リンダ
ディー.マルエッグ マイケル
チュー ロン−チャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Microsoft Corp
Original Assignee
Microsoft Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Microsoft Corp filed Critical Microsoft Corp
Publication of JP2009533952A publication Critical patent/JP2009533952A/ja
Publication of JP2009533952A5 publication Critical patent/JP2009533952A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5193182B2 publication Critical patent/JP5193182B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/42025Calling or Called party identification service
    • H04M3/42034Calling party identification service
    • H04M3/42042Notifying the called party of information on the calling party
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/66Arrangements for connecting between networks having differing types of switching systems, e.g. gateways
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/52Network services specially adapted for the location of the user terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/60Scheduling or organising the servicing of application requests, e.g. requests for application data transmissions using the analysis and optimisation of the required network resources
    • H04L67/63Routing a service request depending on the request content or context
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/42025Calling or Called party identification service
    • H04M3/42085Called party identification service
    • H04M3/42093Notifying the calling party of information on the called or connected party
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M7/00Arrangements for interconnection between switching centres
    • H04M7/006Networks other than PSTN/ISDN providing telephone service, e.g. Voice over Internet Protocol (VoIP), including next generation networks with a packet-switched transport layer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/029Location-based management or tracking services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/20Services signaling; Auxiliary data signalling, i.e. transmitting data via a non-traffic channel
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2203/00Aspects of automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M2203/65Aspects of automatic or semi-automatic exchanges related to applications where calls are combined with other types of communication
    • H04M2203/654Pre, in or post-call message

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

要求された情報を収集し且つVoIPクライアントまたは他のサービスプロバイダに提供する方法とシステムを提供する。情報照会が受信され且つ処理され、情報照会パーティ(当事者)に送信される適切なコンテキスト情報が特定される。例えば、VoIPクライアントのロケーション情報に関する照会が受信され、VoIPクライアントのロケーションに関連するコンテキスト情報が収集され且つ提供される。適切なコンテキスト情報が特定されると、適切なコンテキスト情報を提供するための適切なソースが割り出される。様々なパスを利用することによって、その適切なコンテキスト情報がソースから取得される。取得された適切なコンテキスト情報がVoIPクライアントに提供される。

Description

一般に説明すると、インターネット電話技術システムにおいては、従来の公衆電話交換網(PSTN)ベースの電話技術システムに比べて強化された呼出機能をもつ呼び出し接続を得る機会がユーザに提供されている。しばしばボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP:Voice over Internet Protocol)と呼ばれる典型的なインターネット電話技術システムでは、音声情報は、インターネットプロトコル(IP)データネットワークを利用する通信のために、パケットと呼ばれる、一連のデータブロックとなるように処理される。VoIP呼び出し通話の期間では、デジタル化された音声は小さなフレームの音声データに変換され、音声データパケットは、送信されて受信された音声データのフレームにIPヘッダを追加することによって組み立てられる。
VoIP技術は、通信の柔軟性及び携帯性、マルチメディア通信を確立し且つ制御する能力等の理由で、支持されてきた。VoIP技術は、昔からの電話技術では提供できなかった強化された呼び出し機能及び高度なサービスを提供することができるので、おそらく支持され続けるであろう。
しかしながら、現在のVoIP手法においては、ロケーションに関連するコンテキスト情報について照会する方法、あるいはVoIP通話を介してかかるコンテキスト情報を取得する方法が提供されていない。
発明の詳細な説明で説明されている単純化された形態でいくつかの概念を紹介するためにこの概要が与えられている。この概要により、請求項に記載された対象の重要な特徴を特定するべきでなく、また、請求項に記載された対象の範囲を決定する際に使用するべきでない。
必要とされる情報を収集し且つVoIPクライアントまたは他のサービスプロバイダに提供する方法とシステムを提供する。情報に関する照会が、受信され且つ処理され、適切なコンテキスト情報が特定され、その適切なコンテキスト情報が情報照会パーティに送信されることになる。例えば、VoIPクライアントのロケーション情報に関する照会が受信され、VoIPクライアントのロケーションに関連するコンテキスト情報が収集され且つ提供される。適切なコンテキスト情報を特定すると、その適切なコンテキスト情報を提供するのに適切なソースが割り出される。様々なパスを利用することによって、ソースから適切なコンテキスト情報が取得される。取得された適切なコンテキスト情報がVoIPクライアントに提供される。
本発明の1態様によると、発呼側クライアントと被発呼側クライアントとの間の通信チャネルを介して情報照会に関連するコンテキスト情報を提供する方法が提供される。被発呼側クライアントに関連する情報に関する照会が受信されてもよい、その照会を受信すると、被発呼側クライアントに関連するコンテキスト情報が取得される。被発呼側クライアントのコンテキスト情報に基づいて、照会に対応する一連の情報が特定され且つ第三機関サービスプロバイダ、被発呼側クライアント、またはサービスプロバイダのローカルストレジ(現地記憶装置)から取得される。取得された一連の情報が発呼側クライアントに提供される。
本発明の別の態様によれば、VoIP通信チャネルを介した照会に応じて情報を提供するコンピュータ実行可能成分を有するコンピュータ読み込み可能な媒体が提供される。コンピュータ実行可能成分は、情報に関する照会を受信する情報管理成分と、第1のクライアントのコンテキスト情報を処理し且つ情報を取得するソースを特定する情報処理成分と、を含む。情報管理成分は、ソースから照会に対応する情報を取得し、且つ取得された情報を第2のクライアントに提供する。情報処理成分は、複数のソースを特定し、且つコンテキスト情報に基づいて最も適切なソースを選択する。情報処理成分がいなかるソースも特定できない場合、情報管理成分は所定のデフォルト情報を送信する。情報処理成分は、取得された情報を追加することによって、コンテキスト情報を更新し、情報管理成分は更新後のコンテキスト情報を送信する。
本発明のさらに別の態様によると、第1のクライアントと第2のクライアントとの間の通信チャネルを介したロケーション(位置)に関連するコンテキスト情報を提供するための方法においては、第1のクライアントのロケーション情報に関する照会が受信されてもよい。第2のクライアントから受信されたコンテキスト情報の一部として情報に関する照会が受信される。コンテキスト情報は第1のクライアントと第2のクライアントとの間のVoIP通信チャネルを介した通話に関連する。
上記の照会を受信すると、第1のクライアントに関連する一連のコンテキスト情報が取得されてもよい。ロケーション情報が一連の取得されたコンテキスト情報から入手可能であるかどうかに関して判断される。ロケーション情報が入手可能であるならば、ロケーション情報が第2のクライアントに与えられることになる。1実施形態では、第2のクライアントから受信されたコンテキスト情報に基づいて、第1のクライアントの地理的位置、第1のクライアントのデバイスのIPアドレス等のロケーション情報のタイプが特定される。ロケーション情報が利用できない場合、ロケーション情報を取得するための少なくとも1つのソースが、一連の取得されたコンテキスト情報に基づいて割り出されてもよく、少なくとも1つのソースからロケーション情報を取得できる。
添付図面に関連させると、本発明の前述の態様及び多くの付帯的効果は、以下の詳細な説明を参照して理解できるように、容易に認識できるであろう。
全般的に説明すると、本発明は、照会を受けた情報を収集し且つ通信チャネルを介してVoIPクライアント又は他のサービスプロバイダに提供する方法とシステムに関するものである。より具体的には、本発明は、情報照会に応じてコンテキスト情報を特定し、「構造化階層構造(structured hierarchies)」に従って表されたその特定されたコンテキスト情報を、収集し且つ提供する方法とシステムに関する。本明細書に使用される「構造化階層構造」とは、2つ以上のVoIPデバイス間で交換されるコンテキスト情報を配置するための事前に定義された組織構造である。例えば、構造化階層構造はXMLネームスペースであってもよい。さらに、VoIP通話は、通話チャネルを介して交換されるコンテキスト情報及び音声情報等の通話に関連する情報のデータストリームである。コンテキスト情報が交換されるとき、コンテキスト情報のいかなる指定された送信パーティもコンテキスト情報の範囲、内容、または量を変えることができ、コンテキスト情報は、決定された通信チャネルパス内の次の受信パーティに伝えられる。本発明は、実例のための構造化階層構造とIP電話技術環境とに関連して説明されるが、関連技術の当業者は,開示された実施形態が事実上実例のためであって、限定として解釈されるべきでないことを十分理解するであろう。
図1を参照すると、様々な「VoIPクライアント」間のIP電話サービスを提供するIP電話技術環境(telephony environment; 電話環境、電話回線環境ともいう)100のブロックダイアグラムが示されている。本明細書に用いられる「VoIPクライアント」は個人、組織、会社等の特定のコンタクトポイントを示して、1つ以上の関連付けられたVoIPデバイス及び固有のVoIPクライアント識別子を参照する。例えば、単一の個人、関連づけられた5つのVoIPデバイス、及び固有のVoIPクライアント識別子が、1つのVoIPクライアントを集合的に構成している。同様に、500人の個人及び関連付けられた1,000以上のVoIPデバイスを含む会社を、まとめてVoIPクライアントと称してもよく、そのVoIPクライアントは固有のVoIPクライアント識別子によって特定される。その上、VoIPデバイスは複数のVoIPクライアントと関連付けられてもよい。例えば、各々が別々のVoIPクライアントに関連付けられた3人の異なる個人が生活する常駐域に位置するコンピュータ(VoIPデバイス)は、3つのVoIPクライアントの各々と関連付けられてもよい。デバイスの組合せにかかわらず、VoIPクライアントのコンタクトポイントに達する音声システム内で固有のVoIPクライアント識別子を使用できる。
全般的に説明すると、IP電話技術環境100はインターネットや、イントラネットネットワークや、広域ネットワーク(WAN)や、ローカルエリアネットワーク(LAN)等のIPデータネットワーク108を含んでもよい。IP電話技術環境100は、VoIPクライアント124,125,134に対してVoIPサービスを提供するVoIPサービスプロバイダ126,132をさらに含んでもよい。音声情報、メディア情報、及び/又はコンテキスト情報に対応するデータパケットのストリームとしてVoIP呼び出し通話を交換できる。以下でさらに詳細に説明するように、コンテキスト情報はVoIP通話に関連するメタデータ(情報に関する情報)を含んでおり、デバイスは、コンタクトポイント(例えば、会社の従業員)によって特定される通話、接続VoIPクライアント、及び/又は個人のコンタクトポイントで使用される。
また、IP電話技術環境100は第三機関VoIPサービスプロバイダ140を含んでもよい。VoIPサービスプロバイダ126、132、140は、入力呼出フィルター、テキストデータ、音声及びメディアデータ統合、統合データ伝送等の様々な呼出し機能をVoIP呼び出し通話の一部として提供できる。
IP電話サービス(例えば、専用網内の内部呼び出し、専用網の外部の外部呼び出し等)及びマルチメディアデータサービスを会社のLAN136に接続したいくつかのVoIPクライアント134に与えて、VoIPサービスプロバイダ132を会社のLAN136等の専用網と結合してもよい。同様に、ISP122のクライアントに対するIP電話サービスとVoIPサービスを提供して、VoIPサービスプロバイダ126等のVoIPサービスプロバイダをインターネットサービスプロバイダ(ISP:Internet Service Provider)122と結合してもよい。
1実施形態では、VoIPクライアント104、124、125にインターネットアクセスを与えるために1つ以上のISP106、122が構成され、VoIPクライアント104、124、125がインターネット上で確立された通話チャネルを保持することができる。ISP106、122に接続されたVoIPクライアント104、124、125は、有線及び/又は無線の通信回線を使用できる。さらに、VoIPクライアント104、124、125、134の各々は通話可能となるようにPSTN112に接続された旧来のアナログ電話サービス(POTS)115を用いて通信できる。PSTNゲートウェイ等のPSTNインタフェース114はPSTNとIPデータネットワーク108との間のアクセスを可能にする。PSTNインタフェース114はPSTNに対する回路スイッチ型音声トラフィックにVoIPデータパケットを移すことができ、そして、逆もまた同様である。PSTN112は固定電話(landline)装置116、モバイル機器117等を含むことができる。
固定電話装置116などの従来の音声デバイスが、そのクライアントの固有な識別子に基づいてVoIPクライアントとの接続を要求し、VoIPクライアントに関連付けられた適切なVoIPデバイスが、接続を確立するのに使用されるだろう。1つの実施形態では、VoIPクライアントに関連付けられた個人は、どのデバイスがさまざまな条件に基づいて呼び出しを接続(例えば、発呼者、時刻等に基づく接続)する際に使用されるのかを指定できる。
環境100における上記の構成は単に例示的であることを理解すべきである。様々なVoIPエンティティを有するいかなる適当な構成も環境100の一部であってもよいことは、当業者によって十分理解されるだろう。例えば、LAN136と結合されたVoIPクライアント134は、VoIPサービスプロバイダ132又はISP106、122のあるなしにかかわらず他のVoIPクライアント104、124、125、134を用いて通信できるだろう。さらに、ISP106、122はクライアントに対してVoIPサービスを与えることができる。
図2について参照すると、例示的なVoIPクライアント200を示すブロックダイアグラムが示されており、VoIPクライアント200は、本発明の実施形態に係るいくつかのVoIPデバイスと固有のクライアント識別子を含んでいる。VoIPデバイス202、204、206の各々はストレージを含んでもよく、そのストレージは、音声メッセージ、アドレス帳、クライアント特定の規則、着呼に関連する優先順位情報等を保持するために、使用される。代わりに、又は更に、例えば、サービスプロバイダによって保持された別々のストレージが、VoIPクライアントに関連付けられて、且つVoIPクライアントに関連する情報を含むVoIPデバイスの各々によってアクセス可能であってもよい。1実施形態では、無線電話202、IP電話204、または適切なVoIPアプリケーションを有するコンピュータ206等のいかなる適当なVoIPデバイスは、VoIPクライアント200の一部であってもよい。また、VoIPクライアント200は1つ以上の固有のクライアント識別子208を保持する。固有のクライアント識別子208は、一定であるか、または時間が経つにつれて、変化してもよい。例えば、固有の識別子208は呼び出しの各々を交換できる。固有のクライアント識別子は、クライアントを特定し且つVoIPクライアントと関連付けられたコンタクトポイント(接触点)210に接続するのに使用される。固有のクライアント識別子は、VoIPクライアント内に含まれるVoIPデバイスの各々に保持され、そして/または、サービスプロバイダによって保持され、そのサービスプロバイダはVoIPクライアントに含まれるVoIPデバイスの各々と関連付けられている。固有のクライアント識別子がサービスプロバイダによって保持される例においては、サービスプロバイダは関連付けられたVoIPデバイスに関する情報及び入力通信に対して接続すべきデバイスに関する知識を含むことができる。代替実施形態では、VoIPクライアント200は複数のクライアント識別子を保持できる。この実施形態では、固有のクライアント識別子が、呼び出しセッションの各々に対するVoIPクライアント200に割り当てられてもよい。
PSTNの電話番号と同様に、固有のクライアント識別子を使用してもよい。しかしながら、ホーム電話などの特定のPSTNデバイスを鳴らすために典型的な電話番号にダイヤルすることの代わりに、固有のクライアント識別子は、VoIPクライアントと関連付けられた個人または会社などのコンタクトポイントに到達するのに使用される。クライアントの配置に基づいて、適切なデバイスが、コンタクトポイントに到達するように接続されることになろう。1実施形態では、VoIPクライアントに含まれるVoIPデバイスの各々は、ネットワーク内のそれ自身の物理アドレスまたは固有の装置番号を有することができる。例えば、個人がパーソナルコンピュータ(VoIPデバイス)を使用することで電話をPOTSクライアントにする場合、パーソナルコンピュータのIPアドレスに関連したVoIPクライアント識別番号は、結局、PSTNにおいて認識可能な電話番号に変換されることになろう。
図3はVoIPデバイス300のブロックダイアグラムであり、そのVoIPデバイス300は、1つ以上のVoIPクライアントで関連付けられており、且つ本発明の実施形態と共に使用される。VoIPデバイス300は実施形態として記述されていることを注意すべきである。本発明の実施形態と共に他の様々な構成要素を有するいかなる適当なデバイスも使用できることが十分理解されるであろうVoIPサービスを利用するために、VoIPデバイス300は様々なタイプのデータパケットを受信し、送信し、処理するのに適当な成分を含むことができる。例えば、VoIPデバイス300はマルチメディア入出力要素302とネットワークインタフェース要素304を含んでもよい。(オーディオ、ビデオ等を含む)マルチメディアデータ、ユーザ生体認証、テキスト、アプリケーションファイルデータ等を入力し、そして/または、出力するためにマルチメディア入出力要素302が構成されてもよい。マルチメディア入出力要素302は、マイクロホン、ビデオカメラ、ディスプレイ画面、キーボード、ユーザ生体認識デバイス等のいかなる適当なユーザ入出力要素も含んでもよい。マルチメディア入出力要素302は、また、ネットワークインタフェース要素304を介してマルチメディアデータを受信し且つ送信できる。ネットワークインタフェース要素304は、イーサネット(登録商標)インタフェース、フレーム・リレーインタフェース、ケーブルインタフェース、デジタル加入者回線インタフェース、トークン(優先権信号)・リングインタフェース、無線周波(エアー・インタフェース)等のインタフェースをサポートできる。VoIPデバイス300は、リードオンリーメモリデバイス(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、ハードドライブ、光ドライブ等の永久的及び/または、取り外し可能なストレージを含むハードウェア要素306を含むことができる。オペレーティングシステムの操作を制御するプログラム命令及び/又は1つ以上のアプリケーションを記憶し、且つデバイスが含まれるVoIPクライアントに関連付けられた個人(例えば、音声プロフィール、ユーザ生体認証情報など)と関係があるコンテキスト情報を記憶するように、ストレージが構成されてもよい。1実施形態では、ハードウェア要素306はVoIPインターフェイスカードを含むことができる。VoIPインターフェイスカードによって、非VoIPデバイスがVoIP通話を送受信することができる。
デバイス300はデバイス300の操作のためのソフトウェアアプリケーション成分310及び様々なVoIPサービスをサポートするためのVoIPサービスアプリケーション成分308をさらに含むことができる。VoIPサービスアプリケーション成分308は、データパケットアセンブラ/逆アセンブラアプリケーション、構造化階層構造の構文解析アプリケーション、音声コーダ/デコーダ、(コーデック、)、ビデオCODEC及びVoIPサービスを提供する他の適当なアプリケーション等のアプリケーションを含んでもよい。
図4を参照すると、本発明の実施形態に係る、通話チャネルを介した2つの異なったVoIPクライアントのVoIPデバイス間の通話フロー400を例示するブロック図が示されている。接続セットアップ段階の間では、第1のVoIPクライアント406のVoIPデバイスは、第2のVoIPクライアント408を有する通話チャネルを開始するように要求する。実施形態では、第1のVoIPクライアント406に対するVoIPサービスプロバイダ402(プロバイダー1)は通話チャネルに開始するという要求を受信して、第2のVoIPクライアント406に対するVoIPサービスプロバイダ404(プロバイダー2)に対してその要求を転送する。この実施形態は2つのVoIPサービスプロバイダと2つのVoIPクライアントを利用しているが、本発明の実施形態と共にVoIPクライアント及び/または、サービスプロバイダのいかなる個数と組合せも利用してもよい。例えば、接続を確立する際に1つのサービスプロバイダのみ利用してもよい。さらに別の実施形態では、公用と私設回線を利用して、VoIPデバイス間の通信は直接的であってもよいので、その結果、VoIPサービスプロバイダの必要性が排除される。ピアツーピアコンテキストでは、VoIPデバイス間の通信は、いかなるサービスプロバイダを有しないで、直接的であってもよい。
VoIPクライアント、VoIPデバイス、及び/または、VoIPサービスプロバイダ間で情報交換する際の使用のために選択される種々のプロトコルがある。例えば、セッション開始プロトコル(SIP)が信号プロトコルのために選択されるとき、セッション制御情報とメッセージがSIP信号パス/チャネルを介して変換され、メディアストリームがリアルタイムトランスポートプロトコル(RTP:Real-Time Transport Protocol)パス/チャネルを介して交換されることとなる。議論のために、本明細書で用いられる通信チャネルは、いかなるタイプのデータまたは信号交換パス/チャネルを一般に参照する。従って、プロトコルに依存して、接続セットアップフェーズと接続終了フェーズは通話フロー400中の追加ステップを必要としてもよいことが十分理解されるだろう。
説明を容易にするため、我々は、第1のVoIPクライアント406と第2のVoIPクライアント408の各々が1つのVoIPデバイスだけを含む実施形態を利用する。従って、本明細書での議論は、2つのVoIPデバイスの接続について言及している。第1のVoIPクライアント406のデバイスを使用している個人は、呼ばれることになっているクライアントの固有のクライアント識別子を選択又は入力する。プロバイダ1402は、要求に含まれる固有のクライアント識別子に基づいて、第1のVoIPクライアント408のデバイスから要求を受信し、終了サービスプロバイダ(例えば、第2のVoIPクライアント408のプロバイダ2404)を決定する。そして、その要求はプロバイダ2404に対し転送される。この呼び出し開始が、第2のVoIPクライアントのデバイスに対して送信されることとなる。第1のVoIPクライアント406のデバイスと第2のVoIPクライアント408のデバイスとの間の通話チャネルが確立される。
実施形態では、第1のVoIPクライアント406と第2のVoIPクライアント408のデバイスがデータパケットを交換し始める前に、コンテキスト情報が交換されてもよい。以下により詳細に説明するように、通話に関連付けられた事前に定義された構造に従って、コンテキスト情報がパケット化されてもよい。第1のVoDPクライアント406、第1のVoIPクライアント406のサービスプロバイダ、または異なったデバイス/サービスプロバイダに関連付けられたいかなるデバイスもコンテキスト情報に関する内容に基づいて構造を決定できる。1実施形態では、交換されたコンテキスト情報は、呼出しVoIPクライアント406、デバイス、及び発呼VoIPクライアント408に関連する情報を含んでもよい。さらに、特定の情報に関する照会がコンテキスト情報の一部として送信されてもよい。例えば、VoIPクライアント406は、VoIPクライアント408の地理的なロケーション情報に関する照会を送信することができる。プロバイダ1402、または被発呼VoIPクライアントは、被発呼VoIPクライアントの地理的なロケーション情報を収集し、発呼VoIPクライアント406に対して収集された情報を与える。1実施形態では、プロバイダ1402は、クライアントが呼び出し開始を要求するときに、クライアントの地理的なロケーション情報を有することができる。代わりに、プロバイダ1402は、VoIPクライアントのロケーション情報を保持する位置のサービスサーバからそのような情報を取得できる。
利用可能なメディアタイプ、発呼側クライアントと被発呼側クライアントの規則等は、接続セットアップ段階の期間中において交換されるコンテキスト情報の一部であってもよい。コンテキスト情報の性質に依存して、第1のVoIPクライアント406のデバイスの1つ、第2のVoIPクライアント408のデバイスの1つ、及び/または、VoIPサービスプロバイダ(例えば、プロバイダ1402とプロバイダ2404)によって、コンテキスト情報が処理され且つ収集されてもよい。1実施形態では、コンテキスト情報を送信する前に、VoIPサービスプロバイダ402、404が、クライアントのコンテキスト情報に対して、何らかの情報を付加し、削除し、そして/または、変更してもよい。
通話チャネルに着手するという要求に応答して、第2のVoIPクライアント408は、通話チャネルを確立するのを求める要求を受け付けるか、又はプロバイダ2404を介して要求を拒絶する等の他の適切な行動を実行できる。適切な行動は取得されたコンテキスト情報に基づいて決定されてもよい。通話チャネルが確立されるときは、第1のVoIPクライアント406のデバイスと第2のVoIPクライアント408のデバイスは、データパケットを交換することによって、お互いに通信し始める。以下でさらに詳細に説明するように、通話データパケットとコンテキストデータパケットとを含むデータパケットが、接続されたデバイス間の確立した通話チャネルを介して通信される。
通話データパケットは、例えば、通話、音声データパケット、またはマルチメディアデータパケットに関連するデータを転送する。コンテキストデータパケットは通話データ以外のデータに関連する情報を転送する。一度、通話チャネルが確立されと、第1のVoIPクライアント406又は第2のVoIPクライアント408のどちらか一方が、通話チャネルを終了させるよう要求できる。終了の後に、第1のVoIPクライアント406と第2のVoIPクライアント408との間でいくつかのコンテキスト情報が交換されてもよい。
図5は、本発明の実施形態に係る通信(通話)チャネルを介して使用されるデータパケット構造500のブロックダイアグラムである。データパケット構造500は、通話データ(例えば、音声、マルチメディアデータ等)またはコンテキストデータ(例えば、VoIPサービスに関連する情報等)を伝えるに利用されるのに適当なIPデータパケットに関するデータパケット構造であってもよい。しかしながら、通話データまたはコンテキストデータを伝えるのにいかなる他の適当なデータ構造も利用できる。データパケット構造500はヘッダ502とペイロード504を含んでいる。ヘッダ502は、対応するデータパケットを送付先に提供する必要情報を含むことができる。さらに、ヘッダ502は通話の途中に利用された情報を含むことができる。そのような情報は、通話(例えば、発呼)を特定する通話ID506、発呼側クライアントの固有のクライアント識別子等の送信先ID508、ソースID510(発呼側クライアントまたはデバイス識別子の固有のクライアント識別子)、ペイロード(例えば、通話又はコンテキスト)のタイプを特定するペイロードID512、通話データが関連する個人を特定する個人ID(図示せず)等を含んでもよい。代替実施形態では、ヘッダ502はインターネットプロトコルバージョン及び特にペイロード長に関する情報を含んでもよい。ペイロード504は特定された通話に関連する通話またはコンテキストデータを含んでもよい。当業者によって十分理解されるように、TCPヘッダや、UDPヘッダ等の上部層ヘッダに対して追加ヘッダを使用してもよい。
本発明の1実施形態では、構造化階層構造が、VoIP通話チャネルを介してコンテキスト情報を通信させるために事前に定義されてもよい。コンテキスト情報は、VoIPクライアント、VoIPデバイス、通話チャネル接続(例えば、コールベーシック)、通話コンテキスト(例えば、コールコンテキスト)等に関連するいかなる情報を含んでもよい。より具体的には、コンテキスト情報は、クライアントの優先、クライアント規則、クライアントのロケーション(例えば、ユーザ位置、デバイス位置等)、生体認証情報、ユーザの秘情報資料、VoIPデバイスの機能性、VoIPサービスプロバイダ情報、メディアタイプ、メディアパラメータ、呼出し数の優先順位、キーワード、アプリケーションファイルに関連する情報等を含んでもよい。コンテキストデータの性質に依存して、VoIPクライアントの各々及び/又はVoIPサービスプロバイダにおいて、コンテキスト情報が処理され且つ収集されてもよい。1つの態様においては、VoIPサービスプロバイダは、コンテキスト情報を送信する前に、VoIPクライアントコンテキストデータを追加し、変更し、そして/または、削除できる。例えば、クライアントがそのような情報が送信されるのを認可しない場合、VoIPクライアントの秘情報資料は、そのクライアントに関連付けられたVoIPサービスプロバイダによって削除されるだろう。いくつかの場合では、イントラネットネットワークの外部に最少量のコンテキスト情報が送信される。
図6を参照すると、本発明の実施形態に係る、コンテキスト情報を転送する2つのVoIPクライアント間における相互作用を示すブロックダイアグラム600が、示されている。図4の場合ように、本明細書に記載されたその実施形態は、クライアントの各々が、関連付けられた1つのデバイスのみを有し且つこれら2つのデバイス間において接続が生ずるシナリオを利用するだろう。1実施形態では、VoIPクライアント606とVoIPクライアント608のデバイスはVoIP通話チャネルを確立している。どの構造化階層構造がVoIPクライアント606によって、特定のコンテキスト情報を伝えるのに使用されるのを、特定できる。特定された構造化階層構造に関する情報は、どの構造化階層構造がコンテキスト情報を伝達えるのに使用されるか、どのようにして構造化階層構造を特定するか等に関する情報を含んでもよい。対応するコンテキスト情報を交換する前にVoIPクライアント606とVoIPクライアント608との間でそのような情報が交換されることとなる。どの構造化階層構造がコンテキスト情報を伝達するのに使用されるかを特定する情報を受信すると、VoIPクライアント608は、事前に定義された構造化階層構造(例えば、XMLネームスペース等)を調べて、特定された構造化階層構造を選択する。1実施形態では、事前に定義された構造化階層構造を、VoIPクライアントのグループからアクセス可能な集中化された位置で全体的に記憶し且つ管理することができる。この実施形態では、集中化された位置のユニフォームリソース識別(URI:Uniform Resource Identifier)アドレスがVoIPクライアント606からVoIPクライアント608まで送信されてもよい。
別の実施形態では、VoIPクライアントの各々は、いかなるデバイスのローカルストレジ又はすべてのデバイスが共有できる専用ローカルストレジ内に記憶された一連の事前に定義された構造化階層構造を有してもよい。事前に定義された構造化階層構造が宣言され、コンテキスト情報が交換される前にVoIPクライアント間で一致されてもよい。この様に、コンテキストデータパケットの構造を与える必要性が排除され、その結果、コンテキストデータに対応する送信されたデータパケットの量が低減される。さらに、事前に定義された構造化階層構造を採用することによって、ハードウェア及び/又はソフトウェアから独立した方法でデータパケットを送信できる。
特定された構造化階層構造を読み出す際に、VoIPクライアント608は、データストリームを受信することになっているので、特定された構造化階層構造に従ってデータストリームに対応するデータパケットが定義される。VoIPクライアント606は、特定された構造化階層構造に従って表されたコンテキスト情報を送信し始めることができる。1実施形態では、VoIPクライアント608はコンテキスト情報に関するデータ結合処理を開始する。例えば、特定された構造化階層構造のインスタンスを、受信されたコンテキスト情報を用いて構成することができる。
図7Aと7Bは、本発明の実施形態に係る、VoIPエンティティの内のロケーション情報に関する照会に応じて、かかるロケーション情報の収集及び変換を示しているブロック図700である。1実施形態では、VoIPエンティティはVoIPクライアント、クライアントに関するVoIPサービスプロバイダ、第3パーティーサービスプロバイダー(例えば、ロケーションサービスプロバイダ)等を含んでもよい。
図7Aを参照すると、1実施形態では、VoIPクライアント608は、VoIPクライアント606に関連する特定のコンテキスト情報に関する照会を送信できる。この実施形態は1つのVoIPサービスプロバイダと2つのVoIPクライアントを利用しているが、本発明の実施形態と共にVoIPクライアント及び/または、サービスプロバイダのいかなる個数と組合せも使用できる。照会はVoIPクライアント606に関するロケーション情報を求めることができる。サービスプロバイダ602は、ロケーション情報を含むコンテキスト情報をVoIPクライアント606から取得できる。以下でさらに詳細に説明するように、構造化階層構造は、実施形態におけるいくつかのVoIPエンティティ間においてコンテキスト情報(コンテキストデータパケット)を伝達するのに利用されることが想定されている。
議論のために、VoBPクライアント606とVoIPクライアント608がVoIPサービスプロバイダに対するサービスプロバイダ602を有すると仮定する。ロケーションサービスサーバ614は特定のタイプに関するロケーション情報をサービスプロバイダ602に与えるのに利用可能である。以下でさらに詳細に説明するように、ロケーション情報は、クライアントで定義されたロケーション、デバイスで定義されたロケーション、地理的な位置、仮想的若しくは論理的な位置等に関連する様々なタイプに関する情報を含むことができる。ロケーションサービスサーバ602の実施形態は、全地球位置発見システム(GPS:Global Positioning System;衛星利用測位システム、汎世界測位システムともいう)サービスサーバ、ユーザロケーションサービスサーバ(例えば、インターネットロケータサーバ、ネットワーク上のコンファレンシングディレクトリサーバ等)等であってもよい。インターネット位置のサーバが、現在のIPアドレスを介して個々のユーザを特定するのに使用されてもよい。1実施形態では、VoIPクライアント608は、VoIPクライアント606に関連する特定のコンテキスト情報(例えば、デバイスの地理的ロケーション情報)に関する照会を送信してもよい。サービスプロバイダ602は、何のコンテキスト情報が収集されるのか、及び、特定されたコンテキスト情報を取得するためにどの適切なソースがコンタクトされ且つ問い合わせが実行されるのかを特定するための照会について処理する。
適切なソースがVoIPクライアント606である場合、サービスプロバイダ602はVoIPクライアント606に対して特定されたコンテキスト情報を要求する。要求を受け取り次第、VoIPクライアント606は、要求されたコンテキスト情報を収集し且つ収集されたコンテキスト情報を伝達するに使用される構造化階層構造を特定する。収集されたコンテキスト情報は、VoIPクライアント606から特定された構造化階層構造を利用するプロバイダ1602に送信される。適切なソースがロケーションサービスサーバ614である場合、サービスプロバイダ602はロケーションサービスプロバイダから情報を取得する。1実施形態では、VoIPクライアント606及びVoIPクライアント608に対するサービスプロバイダ616はサービスプロバイダ(サーバ)602とロケーションサービスサーバ614を含んでもよい。この実施形態では、サービスプロバイダ616はロケーション情報をクライアントに与える。
代わりに、上記照会を受信すると、サービスプロバイダ602は、様々なソースからのVoIPクライアント606、例えば、個々のユーザの地理的位置、デバイスの地理的位置、ネットワークにおけるデバイスの論理的位置、仮想空間内の個々のユーザの位置等に関連するいかなる容易に利用可能なロケーション情報も、取得し且つ収集する。サービスプロバイダ602は、受信されたロケーション情報を処理し、ロケーション情報の所望部分を記憶し、照会に基づいて受信された情報のサブセットを送信してもよい。記憶された情報を将来的に使用してもよい。上記議論したように、サービスプロバイダ602は、照会に関連する追加コンテキスト情報を特定し且つ取得し、従って、現在のコンテキスト情報(例えば、以前に取得されたロケーション情報)を更新する。さらに、サービスプロバイダ602は、コンテキスト情報を送信する前に取り除かれ、追加され、そして/または、変更される現在のコンテキスト情報の部分を特定して、受信されたコンテキスト情報を更新してもよい。1実施形態では、また、特定された構造化階層構造に関する情報は、サービスプロバイダ602に又は直接的にVoIPクライアント606に送信される。特定された構造化階層構造に関する情報は、どの構造化階層構造がコンテキスト情報を伝達するのに使用されるか、どうのようにして構造化階層構造を特定するか等に関する情報を含むことができる。
実施形態では、コンテキスト情報の一部を付加又は削除することによって、サービスプロバイダ602はVoIPクライアント608からの照会に応答するに適当な個々の必要性に応じたコンテキスト情報を生成してもよい。例えば、サービスプロバイダ602は、特定のタイプのロケーション情報を含むコンテキスト情報及び特定のタイプのロケーション情報に関連する他のコンテキスト情報を生成してもよい。サービスプロバイダ602は、VoIPクライアント608に対して個々の必要性に応じたコンテキスト情報を送信してもよい。代わりに、サービスプロバイダ602は、個々の必要性に応じたコンテキスト情報(例えば、ロケーション情報)、または取得されたコンテキスト情報を第三機関SPに送信してもよく、その第三機関SPは受信されたコンテキスト情報をVoIPクライアント608に対して送信する。第三機関SPは、より多くのコンテキスト情報を収集することができ、必要であるならば、情報を追加し、削除し、そして/または、変更することによって、受信されたコンテキスト情報を更新してもよい。
1実施形態では、構造化階層構造を拡張マークアップ言語(XML:Extensible Markup Language)によって定義できる。しかしながら、拡張可能な構造化階層構造を実装し且つ保持するのに適当ないかなる言語によっても、構造化階層構造を定義できることが十分理解されるべきである。一般に説明すると、情報送信のためのツールから独立したクロスプラットフォーム、ソフトウェア、及びハードウェアに対しては、XMLは周知である。さらに、XMLは、各々が描写的である属性を含むことができるタグを含むノードの階層的構造化ツリーとしてそのデータを保持する。通常、にXMLネームスペースは、固有の名前をネームスペースに与えるために与えられる。ある場合においては、ネームスペースは、ネームスペースに関するデフォルト情報を含む集中化されたロケーションへのポインタとして使用されてもよい。
実施形態によると、通信チャネルが確立されている間は、VoIPクライアント606はコンテキスト情報に関するXMLネームスペースを特定できる。例えば、XMLネームスペース属性を送信側の成分の開始タグに設置することができる。本明細書に示したXMLネームスペース、属性、およびクラスが、本発明の様々な実施形態に関連して使用される構造化階層構造の実施形態として単に与えられていることを理解すべきである。VoIPクライアント608がXMLネームスペース情報を受信した後に、VoIPクライアント606は特定されたXMLネームスペースに従って定義された一連のコンテキストデータパケットをVoIPクライアント608に対して送信する。ネームスペースが成分の開始タグ内で定義されるとき、同じプレフィックス(電話の局番)を有するすべての子成分(child elements)が同じネームスペースと関連付けられる。そういうものとして、VoIPクライアント608とVoIPクライアント606はすべての子成分中のプレフィックスを含まないコンテキスト情報を送信できるので、その結果、コンテキスト情報に対して送信されたデータパケット量が低減される。
図8−図12Bを参照すると、VoIPコンテキスト情報に対応する構造化階層構造の様々なクラスと属性を例示するブロックが示されている。様々なVoIPエンティティ(例えば、クライアント、サービスプロバイダ等)の間で交換されたVoIPコンテキスト情報は、VoIPネームスペース800に相当してもよい。1実施形態では、VoIPネームスペース800は、ノードの階層的に構造化されたツリーとして表され、各ノードはVoIPコンテキスト情報のサブセットに対応するサブクラスに対応する。例えば、VoIPネームスペース800は、コールベーシッククラス(Call Basics Class)802、コールコンテキストクラス(Call Contexts Class)810、デバイスタイプクラス820、VoIPクライアントクラス830等として定義されてもよい。
図9を参照すると、コールベーシッククラス802のブロックダイアグラムが示されている。実施形態では、コールベーシッククラス802は、通話チャネル接続(例えば、PSTN呼び出し接続、VoIP呼び出し接続等)に関連するVoIPコンテキスト情報のサブセットに相当してもよい。通話チャネル接続に関連するVoIPコンテキスト情報のサブセットは、送信元番号(例えば、発呼側のクライアントID番号)、送信先番号(例えば、被発呼側のクライアントID番号または電話番号)、呼び出し接続時間、VoIPサービスプロバイダ関連情報、及び/又はIPアドレス、MACアドレス、若しくはネームスペース情報等のISP関連情報を含んでもよい。さらに、通話チャネル接続に関連するコンテキスト情報は、(送信先番号の優先順位を定義する)発呼優先情報、呼び出しタイプ情報等を含んでもよい。呼び出しタイプ情報によって、通話チャネルが非常時の通信、放送通信、コンピュータ間通信、POTS通信に対するコンピュータ等に対して確立されているか否が示される。1実施形態では、通話チャネル接続に関連するコンテキスト情報は、感情、音声 (例えば、「ああ」、「おっと」、「ワオ」等)及びグラフィックな符号での顔表情を表す事前に定義された識別子を含むことができる。1実施形態では、コールベーシッククラス802は、VoIPネームスペース800のサブツリー構造として定義されてもよく、そのVoIPネームスペース800のサブツリー構造は、コール優先803、ネームスペース情報804、呼び出しタイプ805、送信番号806、サービスプロバイダ807、事前に定義された識別子808等のノードを含んでいる。
図10を参照すると、コールコンテキストクラス810のブロック図が示されている。1実施形態では、通話コンテキストに関連するVoIPコンテキスト情報のサブセットは、コールコンテキストクラス810に対応できる。通話コンテキストに関連するコンテキスト情報は、クライアントが提供したキーワード、ドキュメントファイルデータからの特定されたキーワード、通話データパケット(例えば、通話キーワード)からの特定されたキーワード、通話の一部として交換されたドキュメント及び/またはマルチメディアファイルに関するファイル名、(ゲームタイプ及びあるゲームにおける仮想の近接等の)ゲーム関連情報、(特定のファイル、特定の主題、及び特定のクライアントに関連する発呼頻度と期間を含む)使用頻度、並びに(通話に関連するケース番号、事件番号等)のファイル識別番号等の情報を含んでもよい。実施形態によると、コールコンテキストクラス810はVoIPネームスペース800のサブツリー構造として定義されてもよく、そのVoIPネームスペース800のサブツリー構造は、ファイル識別番号812、クライアントが供給したキーワード813、通話キーワード814、利用頻度815、通話の主題816等に対応するノードを含む。
図11を参照すると、デバイスタイプクラス820のブロック図が示されている。1実施形態では、デバイスタイプクラス820は通話チャネル接続に使用されるVoIPクライアントデバイスに関連するVoIPコンテキスト情報のサブセットに対応できる。VoIPクライアントデバイスに関連するVoIPコンテキスト情報のサブセットはオーディオ関連情報を含むことができ、そのオーディオ関連情報はVoIPクライアントデバイスによって生成された音声データを処理するのが必要とされる。オーディオ関連情報は、サンプリングレート、マシンタイプ、出力/入力タイプ、マイクロホン、デジタル信号処理(DSP:Digital Signal Processing)カード情報等のデバイスの音声機能性と能力に関連する情報を含むことができる。VoIPクライアントデバイスに関連するVoIPコンテキスト情報のサブセットはビデオ関連情報を含むことができ、そのビデオ関連情報は、VoIPクライアントデバイスによって生成されるビデオデータを処理するのが必要とされる。ビデオ関連情報は、解像度、リフレッシュ、ビデオデータのタイプとサイズ、グラフィックカード情報等の情報を含むことができる。VoIPクライアントデバイスに関連するコンテキスト情報は、コンピュータシステムのタイプ、プロセッサ情報、ネットワーク帯域幅、無線/有線接続、コンピュータシステムの携帯性、コンピュータシステムの処理設定等の他のデバイス仕様情報を含むことができる。実施形態では、デバイスタイプクラス820は、VoIPネームスペース800のサブツリー構造として定義されてもよく、そのVoIPネームスペース800のサブツリー構造は、オーディオ822、ビデオ824、デバイス仕様826等に対応するノードを含んでいる。
図12AはVoIPクライアントクラス830のブロック図を示している。実施形態によると、VoIPクライアントクラス830はVoIPクライアントに関連するコンテキスト情報のサブセットに対応できる。1実施形態では、VoIPクライアントに関連するVoIPコンテキスト情報のサブセットは、音声プロフィール情報(例えば、個々のユーザの音色及び音声の特性を指定する情報の収集)、デジタル署名情報、並びに生体認識情報を含むことができる。生体認識情報は、生体認識認証、ユーザの強調レベル、ユーザの気分等に関連するユーザ特定情報(例えば、指紋)を含むことができる。VoIPクライアントに関連するVoEPコンテキスト情報のサブセットは、割り当てられた電話番号、(名前、住所、会社等の)ユーザの連絡先、クライアントによって定義された規則、ユーザの好み、デジタル権利管理(DRM:digital rights management)、組織内の個々のユーザの階級、階級と関連付けられた優先順位等の情報を含むことができる。階級と関連付けられた優先順位は、電話会議のために優先順位をクライアントに割り当てるのに使用されてもよい。以下でさらに詳細に説明するように、VoIPクライアントに関連するVoIPコンテキスト情報のサブセットはロケーション情報を含むことができる。1実施形態では、VoIPクライアントクラス830を、VoIPネームスペース800のサブツリー構造として定義でき、そのVoIPネームスペース800のサブツリー構造は、ユーザの生体認識831、ユーザの好み832、クライアント規則833、ユーザ識別834、メンバ優先順位835、ロケーション840等に対応するノードを含んでいる。
図12Bを参照すると、ロケーションサブクラス840のブロック図が示されている。1実施形態では、ロケーションサブクラス840は、VoIPクライアントに関連するロケーション情報、個々のユーザ、及び/または、通話チャネル接続に使用されるデバイスに関連するVoIPコンテキスト情報のサブセットに対応できる。以上のように、サービスプロバイダは、特定のタイプのロケーション情報が取得され又は問い合わせられることに関する事前知識を有することができる。ロケーション情報に関連するVoIPコンテキスト情報のサブセットは、クライアントの定義ロケーション、GPS/三角測量位置(特定のユーザ、デバイス、又はクライアントアカウントの地理的位置)、個々のユーザの論理的又は仮想の位置、クライアントの定義位置、デバイスの定義位置等に関連する情報を含むことができる。GPSサーバ等から地理的なロケーション情報を取得できる。さらに、ロケーション情報は、デバイスネットワークアドレスとサービスプロバイダの定義位置(例えば、VoIPサービスプロバイダはクライアントの位置を定義できる)に関連する情報を含むことができる。デバイスネットワークアドレスは、コンピュータのIPアドレス、装置が特定の第三機関サーバ若しくはサービスプロバイダに対してどの程度論理的に近接しているかを定義する論理位置等であってもよい。実施形態では、VoIPクライアント830のサブツリー構造として、ロケーションサブクラス820を定義でき、そのVoIPクライアント830のサブツリー構造は、ユーザの定義位置841、ユーザの仮想位置842、ユーザ地理的位置843、クライアント位置844、デバイスの定義位置845、デバイス地理的位置846、デバイスネットワーク位置847等に対応するノードを含んでいる。
図13は、本発明の実施形態に係る、ロケーション情報の照会に応答してコンテキスト情報を与えるロケーション情報ルーチン1300を示すフローチャートである。実施形態では、発呼側(発呼側VoIPクライアント)のデバイスは、被発呼側(被発呼側VoIPクライアント)との通信チャネル接続を開始するように関連サービスプロバイダに要求していてもよい。議論のため、発呼側が接続セットアップ段階の間において被発呼側のロケーション情報の照会をサービスプロバイダに送信すると仮定する。被発呼側のサービスプロバイダは被発呼側のロケーション情報を収集し且つ与える権限を有することができる。しかしながら、通信チャネルを確立する前(例えば、接続セットアップ段階の間)、又は通話若しくは通信チャネルを終了させた後を含み、何時でも、ロケーション情報以外の特定の情報に関する照会を交換することができると想定されている。さらに、照会を受け取り次第、様々なVoIPエンティティ内で照会に対応するコンテキスト情報を交換できる。IP環境100内のいかなる認可VoIPエンティティは、照会を受信し且つ照会に応じてコンテキスト情報を与えることができる。
ブロック1302で始まると、サービスプロバイダは、被発呼側のロケーション情報に関する照会を含んで、発呼側のコンテキスト情報を取得する。上記したように、コンテキスト情報の内容に基づいて、XMLネームスペース等の事前に定義された構造化階層構造から少なくとも1つの構造化階層構造を特定できる。サービスプロバイダは発呼側から特定された構造化階層構造を取得できる。ブロック1304では、サービスプロバイダは照会に対応する情報を特定する。例えば、発呼側は、コンファレンスコールで通信している被発呼側のデバイスのロケーション情報を要求する。サービスはデバイスの論理的位置(例えば、IPアドレス)に関連するロケーション情報を特定できる。決定ブロック1306では、特定された情報が現在入手可能であるかどうかに関して判断される。特定された情報が被発呼側に関連するあらかじめ取得されたコンテキスト情報またはローカルストレジ内の以前に記憶されたコンテキスト情報から入手可能であるかどうかを、サービスプロバイダは判断できる。
特定された情報が現在入手可能である場合、ブロック1308では、サービスプロバイダは現在取得された情報を取得できる。特定された情報が現在入手可能でない場合、特定された情報を取得するのに適切なソースがブロック1310で特定され且つ指定される。適切なソースは、被発呼側、第三機関サービスサーバ、他のサービスプロバイダ等のいかなるVoIPエンティティも含むことができる。サービスプロバイダは、適切なソースに連絡して、特定された情報について問い合わせをする。1実施形態では、サービスプロバイダは、ソース側に情報を集めるコンテキスト情報を送ることができる。代替実施形態では、サービスプロバイダは特定された情報の照会に対応するコンテキスト情報をソース(例えば、被発呼側)に送ることができる。特定された情報に入手可能な複数ソースがあるときは、サービスプロバイダは最も適切なソースを判断できる。サービスプロバイダは、特定の情報のための適切なソースを決定するためにプロバイダ規則または論理を事前に定義していてもよい。例えば、GPSサーバが、GPSモジュールを備える装置の地理的ロケーション情報に関する適切なソースの一つであってもよい。個々のユーザの携帯電話がモバイル機器の地理的なロケーション情報を与える場合、その装置は適切なソースの1つであってもよい。同様に、VoIPクライアントがデバイスの地理的なロケーション情報を保持する場合、VoIPクライアントは適切なソースの1つであってもよい。
この実施形態では、サービスプロバイダは発呼側と被発呼側から取得されたコンテキスト情報に基づいて最も適切な1つを選択できる。コンテキスト情報は被発呼側の規則、発呼側の規則、被発呼側の装置情報、被発呼側と関連付けられた対象となる個々のユーザ等を含むことができる。ブロック1312では、特定されたソースから情報(例えば、ロケーション情報)が取得される。変形実施形態では、特定された情報に対して入手可能な複数のソースがあるときは、サービスプロバイダは、複数のソースから特定された情報が取得され、取得された情報に基づいて包括的な情報が生成される。ブロック1314では、サービスプロバイダ(1308)からの取得された情報又はソース(1312)からの取得された情報が第2のVoIPクライアントに与えられる。ルーチン1300は1316で完了する。
例示的実施形態について示し且つ説明してきたが、本発明の趣旨と範囲から逸脱しないで、様々な変更をなすことができることは、十分に理解することができるであろう。
本発明の1態様に係る様々なクライアント間の通話チャネルを確立するVoIP環境を示すブロック図である。 本発明の1態様に係るVoIPクライアントを示すブロック図である。 本発明の1態様に係るVoIPデバイスと関連付けられた種々のコンポーネントを示すブロック図である。 本発明の1態様に係る通話チャネルを介した2つのVoIPクライアント間のデータ交換を示すブロック図である。 図1のVoIP環境内で確立された通信チャネルを介して使用されるデータパケットのブロック図である。 本発明の1態様に係る特定された構造化階層構造によって定義されたコンテキスト情報を伝える2つのVoIPクライアント間の相互作用を示すブロック図である。 本発明の1態様に係る照会に応じてコンテキスト情報を収集し且つ提供するVoIPエンティティ間の相互作用を示すブロック図である。 本発明の1態様に係る照会に応じてコンテキスト情報を収集し且つ提供するVoIPエンティティ間の相互作用を示すブロック図である。 本発明の1態様に係るVoIPコンテキスト情報に対応する様々な属性とクラスの構造化階層構造を示すブロック図である。 本発明の1態様に係るVoIPコンテキスト情報に対応する様々な属性とクラスの構造化階層構造を示すブロック図である。 本発明の1態様に係るVoIPコンテキスト情報に対応する様々な属性とクラスの構造化階層構造を示すブロック図である。 本発明の1態様に係るVoIPコンテキスト情報に対応する様々な属性とクラスの構造化階層構造を示すブロック図である。 本発明の1態様に係るVoIPコンテキスト情報に対応する様々な属性とクラスの構造化階層構造を示すブロック図である。 本発明の1態様に係るVoIPコンテキスト情報に対応する様々な属性とクラスの構造化階層構造を示すブロック図である。 本発明の1態様に係るロケーション情報ルーチンを示すフローチャートである。

Claims (20)

  1. 発呼側クライアントと被発呼側クライアントとの間の通信チャネルを介した情報照会に関連するコンテキスト情報を提供する方法であって、
    前記被発呼側クライアントに関連する情報に関する照会を受信するステップ1302と、
    前記被発呼側クライアントに関連するコンテキスト情報を取得するステップ1302と、
    前記被発呼側クライアントのコンテキスト情報に基づいて、前記照会に対応する一連の情報を特定するステップ1304と、
    収集された前記一連の情報を提供するステップ1314と、を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記一連の情報を特定するステップは前記一連の情報を第三機関から取得するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 情報に関する前記照会は前記通信チャネルを介した通話の一部であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記照会に対応する前記一連の情報はロケーション情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記ロケーション情報はクライアントで定義されたロケーション情報を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記ロケーション情報はプロバイダで定義されたロケーション情報を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 第1のクライアントと第2のクライアントとの間のVoIP通信チャネルを介した照会に応じて情報を提供するコンピュータ実行可能成分を有するコンピュータ読み込み可能な媒体であって、
    情報に関する照会を受信1302する情報管理成分と、
    前記第1のクライアントのコンテキスト情報を処理し且つ前記情報を得るソースを特定1304する情報処理成分と、を含み、
    前記情報管理成分が、前記照会に対応する情報を前記ソースから取得1308,1312し、且つ取得された前記情報を前記第2のクライアントに対して提供する1314ことを特徴とするコンピュータ読み込み可能な媒体。
  8. 前記情報処理成分は、複数のソースを特定し1310、且つ前記コンテキスト情報に基づいて最も適切なソースを選択することを特徴とする請求項7に記載のコンピュータ読み込み可能な媒体。
  9. 前記情報照会が前記第2のクライアントから受信されることを特徴とする請求項7に記載のコンピュータ読み込み可能な媒体。
  10. 前記情報処理成分がいなかるソースも特定できない場合、前記情報管理成分は所定のデフォルト情報を送信することを特徴とする請求項7に記載のコンピュータ読み込み可能な媒体。
  11. 前記情報処理成分は前記取得された情報を追加することによってコンテキスト情報を更新し、前記情報管理成分は当該更新後のコンテキスト情報を送信することを特徴とする請求項7に記載のコンピュータ読み込み可能な媒体。
  12. 第1のクライアントと第2のクライアントとの間の通信チャネルを介したロケーションに関連するコンテキスト情報を提供する方法であって、
    第1のクライアント406,606のロケーション情報に関する照会を受信するステップ1302と、
    前記照会を受信すると、前記第1のクライアントに関連する一連のコンテキスト情報を取得するステップ1302と、
    前記ロケーション情報が前記取得された一連のコンテキスト情報から入手可能であるか否かを判断するステップ1306と、
    前記ロケーション情報が入手可能である場合に前記第2のクライアント408,608に対してロケーション情報を提供するステップ1314と、を含むことを特徴とする方法。
  13. 前記第2のクライアント408,608から受信されるコンテキスト情報の一部として前記情報照会が受信されることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記コンテキスト情報は前記第1のクライアント406,606と前記第2のクライアント408,608との間のVoIP通信チャネルを介した通話に関連していることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記第2のクライアント408,608から受信された前記コンテキスト情報に基づいて前記ロケーション情報のタイプを特定するステップ1310をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  16. 前記ロケーション情報の前記タイプは前記第1のクライアント406,606の地理的位置を含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記ロケーション情報のタイプは前記第1のクライアント406,606のクライアントデバイスのネットワーク位置を含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 前記ロケーション情報が利用できないで場合、前記一連の取得されたコンテキスト情報に基づいて前記ロケーション情報を取得するための少なくとも一つのソースを判断し、且つ前記少なくとも1つのソースから前記ロケーション情報を取得するステップ1310をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  19. 前記ロケーション情報の前記少なくとも1つのソースが全地球位置発見システムサーバ614を含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記ロケーション情報の前記少なくとも1つのソースがロケーションサービスサーバ614を含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
JP2009505366A 2006-04-10 2007-03-09 VoIPクライアント情報 Expired - Fee Related JP5193182B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/401,064 US20070237131A1 (en) 2006-04-10 2006-04-10 Voip client information
US11/401,064 2006-04-10
PCT/US2007/006238 WO2007120416A1 (en) 2006-04-10 2007-03-09 Voip client information

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009533952A true JP2009533952A (ja) 2009-09-17
JP2009533952A5 JP2009533952A5 (ja) 2010-04-15
JP5193182B2 JP5193182B2 (ja) 2013-05-08

Family

ID=38575152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009505366A Expired - Fee Related JP5193182B2 (ja) 2006-04-10 2007-03-09 VoIPクライアント情報

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20070237131A1 (ja)
EP (1) EP2005681A4 (ja)
JP (1) JP5193182B2 (ja)
KR (1) KR101369583B1 (ja)
CN (1) CN101422003B (ja)
RU (1) RU2447596C2 (ja)
WO (1) WO2007120416A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8255549B2 (en) * 2006-10-09 2012-08-28 At&T Intellectual Property I, Lp Method and apparatus for delivering IP multimedia subsystem services
US9185231B2 (en) 2010-09-10 2015-11-10 Preston Hurd Vendor neutral VoIP interface devices and compatible portable phones
US11509764B1 (en) * 2016-06-23 2022-11-22 8X8, Inc. Region-based connecting of calls using client-specific control and provisioned numbers

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0918588A (ja) * 1995-06-26 1997-01-17 N T T Ido Tsushinmo Kk 発信者位置検索システム
JP2002330459A (ja) * 2001-05-01 2002-11-15 Nec Corp 移動通信システムおよび移動通信方法
JP2003284124A (ja) * 2002-03-25 2003-10-03 Seiko Epson Corp 位置情報を提供する方法、検索システムおよび端末
JP2004140716A (ja) * 2002-10-21 2004-05-13 Hitachi Ltd プレゼンス情報対応通信端末
JP2005204118A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Vodafone Kk 位置情報通知システム
JP2006086895A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信端末とその通信方法

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5884032A (en) * 1995-09-25 1999-03-16 The New Brunswick Telephone Company, Limited System for coordinating communications via customer contact channel changing system using call centre for setting up the call between customer and an available help agent
US7388953B2 (en) * 1999-09-24 2008-06-17 Verizon Business Global Llc Method and system for providing intelligent network control services in IP telephony
FI112433B (fi) * 2000-02-29 2003-11-28 Nokia Corp Sijaintiin sidotut palvelut
ATE382236T1 (de) * 2000-08-22 2008-01-15 Symbian Ltd Verfahren und vorrichtung zur kommunikation von nutzerbezogenen informationen unter verwendung einer drahtlosen informationsvorrichtung
US20020138427A1 (en) * 2001-03-20 2002-09-26 Trivedi Prakash A. Systems and methods for communicating from an integration platform to a billing unit
RU2259642C2 (ru) * 2001-04-27 2005-08-27 Нокиа Корпорейшн Способ и система для обработки сеанса экстренной связи с сетевой идентификацией
CN1213624C (zh) * 2001-09-19 2005-08-03 华为技术有限公司 基于扩展补充业务实现移动网一号多机业务的方法
US7443970B2 (en) * 2001-12-17 2008-10-28 International Business Machines Corporation Logging calls according to call context
US7085578B2 (en) * 2001-12-20 2006-08-01 Lucent Technologies Inc. Provision of location information to a call party
US6917672B2 (en) * 2002-02-21 2005-07-12 International Business Machines Corporation Third party regulation of calls based on the caller and callee pair to a call
US7623645B1 (en) * 2002-07-23 2009-11-24 At&T Intellectual Property, I, L.P. System and method for gathering information related to a geographical location of a caller in a public switched telephone network
WO2005083995A1 (en) * 2004-02-20 2005-09-09 Traverse, Inc. Call management
US7525955B2 (en) * 2004-03-19 2009-04-28 Commuca, Inc. Internet protocol (IP) phone with search and advertising capability
US6977993B2 (en) * 2004-04-30 2005-12-20 Microsoft Corporation Integrated telephone call and context notification mechanism
KR20060026181A (ko) * 2004-09-20 2006-03-23 (주)필링크 통화 도중 일방의 정보를 상대방에게 전달하기 위한 방법및 그 시스템
US20060109960A1 (en) * 2004-10-25 2006-05-25 D Evelyn Linda K System and method for unilateral verification of caller location information
US20060153357A1 (en) * 2005-01-08 2006-07-13 Arup Acharya Method and apparatus for providing contextual information with telephone calls
US20070081649A1 (en) * 2005-09-27 2007-04-12 Motorola, Inc. Method and system for selectively protecting shared contact information
US8165606B2 (en) * 2005-12-22 2012-04-24 Kyocera Corporation Apparatus, system, and method for location information management in a portable communication device
US20070147348A1 (en) * 2005-12-23 2007-06-28 Tingting Lu Methods, systems, and computer program products for providing location information for VoIP emergency calling
US7720681B2 (en) * 2006-03-23 2010-05-18 Microsoft Corporation Digital voice profiles

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0918588A (ja) * 1995-06-26 1997-01-17 N T T Ido Tsushinmo Kk 発信者位置検索システム
JP2002330459A (ja) * 2001-05-01 2002-11-15 Nec Corp 移動通信システムおよび移動通信方法
JP2003284124A (ja) * 2002-03-25 2003-10-03 Seiko Epson Corp 位置情報を提供する方法、検索システムおよび端末
JP2004140716A (ja) * 2002-10-21 2004-05-13 Hitachi Ltd プレゼンス情報対応通信端末
JP2005204118A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Vodafone Kk 位置情報通知システム
JP2006086895A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信端末とその通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20070237131A1 (en) 2007-10-11
KR20090005321A (ko) 2009-01-13
EP2005681A4 (en) 2017-02-22
RU2008140139A (ru) 2010-04-20
CN101422003B (zh) 2013-06-12
WO2007120416A1 (en) 2007-10-25
CN101422003A (zh) 2009-04-29
JP5193182B2 (ja) 2013-05-08
RU2447596C2 (ru) 2012-04-10
KR101369583B1 (ko) 2014-03-04
EP2005681A1 (en) 2008-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8451829B2 (en) Routing a VoIP call with contextual information
US8135125B2 (en) Multi-party information analysis in a VoIP system
US8817955B2 (en) Peer-to-peer broadcasting in a VoIP system
US9185206B2 (en) Secured communication via location awareness
US8483368B2 (en) Providing contextual information with a voicemail message
US8472430B2 (en) VoIP packet prioritization
US20070253407A1 (en) Enhanced VoIP services
US7747568B2 (en) Integrated user interface
EP2469428B1 (en) Mining data for services
US8842660B2 (en) VoIP variable metadata
US8228824B2 (en) VoIP contextual information processing
US7502364B2 (en) Extensible metadata structure
US20080117897A1 (en) External data access information in a voip conversation
US7983247B2 (en) Metadata collection
US7697511B2 (en) Selective voice switching of multiparty communications
US20070280210A1 (en) Selective transmission of multiparty VOIP communications
JP5193182B2 (ja) VoIPクライアント情報
US8130679B2 (en) Individual processing of VoIP contextual information

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100225

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160208

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees