JP2009531793A - ウェブコミュニティおよびウェブアプリケーションのデータを変換するシステムおよび方法 - Google Patents

ウェブコミュニティおよびウェブアプリケーションのデータを変換するシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

少なくとも1つのサーバからネットワークを通してアクセス可能な1つ以上のウェブコミュニティを含むウェブコミュニティに関係するポータルスクリーンのコンテンツを変更するためのシステムおよび方法であり、各ウェブコミュニティは、1つ以上のポータルスクリーンに関係し、各ポータルスクリーンは特定のレポートデータに関係している。さらに、ユーザコンピュータデバイスは、1つ以上のポータルスクリーンにアクセスし表現する能力があり、ネットワークを通してサーバに接続されており、サーバはレポートデータにアクセスし得る。ユーザコンピュータデバイスは、ポータルスクリーンに関係するユーザインタフェースへのアクセスを提供し、そのユーザインタフェースは、1つ以上のポータルスクリーンに関係付けられるレポートデータを捜し出し読み出すために、ネットワークを通してリモートデータソースに問い合わせるファイルブラウザへのアクセスを提供してもよい。また、読み出したレポートデータを変更するためのツールがいくつか、ユーザインタフェースを通してアクセス可能であってもよい。

Description

本発明はインターネットアプリケーションに関する。より具体的には、本発明は、種々のインターネットリソースおよびウェブコミュニティからコンテンツを読み出し、操作し、変換するためのポータル機能およびツールに関する。
多くの組織が、ウェブ技術を利用し、商取引、大衆向け広告、メンバおよび顧客への情報周知等を行う。このような使用は、たいてい組織のウェブサイト、エクストラネット、イントラネット、ブログ、掲示板、ウェブコミュニティ等の使用によって成し遂げられる。このような技術を利用するこれらの組織の多くは、市販のウェブページ作成ソフトウェア、ブラウザベースのウェブサイト作成ソフトウェア、またはこれら2つの組み合わせを利用して、中央施設に自組織のウェブサイトを作成し維持する一群の人々を任命し抱えている。現在、ブラウザベースのウェブページコンテンツ作成ソフトウェアプログラムが相当数ある。このようなプログラムは、JavaScript(登録商標)またはFlashで書かれていて、ユーザがウェブブラウザを使用してウェブページを作成するのを可能にするアクティブXコントロールを必要とすることがある。これらのウェブオーサリングツールは、ユーザがウェブページを編集または作成しているとき、純粋なHTMLタグを扱える。
しかし、これらの組織の多くは、ゆるく結合した自立衛星施設(すなわち、各衛星施設は、例えばある程度の財務上の独立性を維持し、独自の決定を多く行うが、例えば共通の目標、慣行および情報を他の施設と共有する)として、地理的に世界にまたがって配置されている。例えばある組織は、本社施設を有してもよく、そこでは、CEO、取締役会、または他の種々の指導者が、その衛星施設を含む組織全体の大きな目標およびポリシーを決める。これらのポリシーは、組織に関係する全施設で実施される必要がある。組織に関係する遠隔の施設は、それらのポリシーを実施するとともに、その現地のメンバ、地域社会、顧客、後援者等と連絡を取る必要がある。
いくつかの大きな目標だけで衛星施設を結び、情報を共有し、衛星施設間で通信することは、稀であったり、難しかったりすることがある。このような自立衛星施設は、組織に関係するウェブコンテンツの作成で多くの余分なものを作り出す場合がある。また、従来の市販のウェブページ作成ソフトウェア、ブラウザベースのウェブサイト作成ソフトウェア、またはこれら2つの組み合わせを使用した中央管理による組織のウェブコンテンツおよびウェブアプリケーションの作成および維持は、たいてい困難で費用が掛かる。さらに、ウェブの中央管理による複数の衛星施設のウェブコンテンツおよびウェブアプリケーションの管理は、すべての施設の規模が等しいわけではなく、すべての施設が最新の通信技術を利用する財務能力を持っているわけではなく、かつ言葉の壁等を含む理由から難しい場合がある。ウェブアプリケーション管理を分散することの障害はさらに、すべての施設が現地のウェブアプリケーションを作成し維持する要員を雇えるわけではないことである。
上記の問題および制約は、エクストラネット、イントラネットの企業ウェブサイト、およびブログの現在の使用によっては容易に解決しないし、従来の市販のウェブページ作成ソフトウェア、ブラウザベースのウェブサイト作成ソフトウェア、またはこれら2つの組み合わせを利用することにより、緩和されたり解決されたりはしない。それ故、そのような広範囲にまたがる組織に対するこのようなウェブ技術の使用は、非効率、効果のなさ、および追加出費に満ちている場合がある。必要なものは、上記の問題に取り組み、ユーザが使いやすいやり方で相互接続した種々のウェブコミュニティに関係するウェブアプリケーションおよびウェブコンテンツをカスタマイズする手法である。
本発明の一実施形態によれば、ネットワークを通してアクセス可能な1つ以上のウェブコミュニティを含むウェブコミュニティに関係するポータルスクリーンのコンテンツを変更するシステムが開示されるが、ここで、各ウェブコミュニティは1つ以上のポータルスクリーンに関係し、各ポータルスクリーンは特定のレポートデータに関係する。ユーザコンピュータデバイスは、1つ以上のポータルスクリーンにアクセスし表現する能力があり、1つ以上のポータルスクリーンに関係付けられるレポートデータを捜し出し読み出すために、ネットワークを通してリモートデータソースに問い合わせを行うファイルブラウザへのアクセスを提供し得るポータルスクリーンに関係するユーザインタフェースへのアクセスを提供する。さらに、ユーザコンピュータデバイスはネットワークを通してサーバに接続され、サーバは、レポートデータの少なくとも一部を読み出し、レポートデータに関係する抽象データ型を識別し、読み出したレポートデータを抽象データ型に変換し、所望のデータ構造を実現するために抽象データ型に1つ以上の構造変換を実行し、所望のデータ構造をユーザコンピュータデバイスに送信することができる。
本発明の一態様によれば、ユーザコンピュータデバイス上に表示される読み出したレポートデータインタフェースを変更するためのツールのいくつかは、ユーザからアクセス可能であってもよい。本発明の別の態様に従って、ボックスツール、レポートツール、フォームツール、翻訳ツール、コミュニティツール、スタイルツール、またはモジュールツールなどの1つ以上のツールがユーザインタフェースに含まれる。本発明のまた別の態様によれば、ポータルスクリーンはウェブページである。本発明のまた別の態様に従って、リモートデータベースは、リソースセンタ、ローカルデータベースまたは外部データソースであってもよい。
本発明の別の実施形態によれば、ツールボックスインタフェースを使用してポータルスクリーンのコンテンツを変更する方法が開示される。方法は、ツールボックスインタフェースによってポータルスクリーン上にボックスを作成するステップと、少なくとも1つのレポートをボックスと関係付けるステップであって、その結果レポートがポータルスクリーンコンテンツに関係付けられることになるステップと、ツールボックスインタフェースによって入力された選択に従ってレポートに関係するポータルスクリーンコンテンツを変更するステップと、ポータルスクリーン上にレポートに関係するポータルスクリーンコンテンツを表現するステップとを含む。
本発明の一態様によれば、方法は、ツールボックスインタフェースに関係するファイルブラウザを通して、リソースセンタ、ローカルデータベースまたは外部データソースのどれかに問い合わせ、ボックスに関係するレポートを読み出すステップをさらに含む。本発明の別の態様によれば、ツールボックスインタフェースによって入力された選択に従ってレポートに関係するポータルスクリーンコンテンツを変更するステップは、構造ツールインタフェースおよびスタイルツールインタフェースによって選択を入力するステップを含み、ポータルスクリーンコンテンツに関係付けられるデータ構造は構造ツールインタフェースによって選択され、ポータルスクリーンコンテンツに関係付けられる複数のスタイル属性はスタイルツールインタフェースによって選択される。本発明のまた別の態様によれば、ツールボックスインタフェースによって入力された選択に従ってレポートに関係するポータルスクリーンコンテンツを変更するステップは、ツールボックスインタフェースを通してアクセス可能な1つ以上のWYSIWYG(What You See Is What You Get、あなたが見るものはあなたが得るもの)エディタを使用して選択を入力するステップを含む。本発明のまた別の態様によれば、ポータルスクリーン上にレポートに関係するポータルスクリーンコンテンツを表現するステップは、レポートに関係するボックス内にレポートに関係するポータルスクリーンコンテンツを表示するステップを含む。
本発明のまた別の実施形態によれば、データ変換方法が開示される。方法は、レポート定義からレポート名を取り出すステップと、取り出したレポート名に対応するレポートデータを読み出すステップと、レポートデータに関係する抽象データ型を識別するステップと、読み出したレポートデータを抽象データ型に変換するステップと、抽象データ型に1つ以上の構造変換を実行し所望のデータ構造を実現するステップとを含む。
本発明の一態様によれば、方法は、所望のデータ構造に関係付けられる1つ以上の所望のスタイル属性を決定するステップと、所望のスタイル属性を所望のデータ構造と関係付けるステップと、特定の出力デバイス上に表現されるデータをフォーマットするステップと、出力デバイス上に所望のデータ構造を表現するステップとを含む。本発明の別の態様によれば、取り出したレポート名に対応するレポートデータを読み出すステップは、レポートデータが配置されているデータベースにアクセスするステップを含む。本発明のまた別の態様によれば、取り出したレポート名に対応するレポートデータを読み出すステップは、SOAP(Simple Object Access Protocol)コールを利用しレポートデータを読み出すステップを含む。本発明のまた別の態様に従って、取り出したレポート名に対応するレポートデータを読み出すステップは、レポートデータに関係するコラム名をXML(Extensible Markup Language)タグとして、レポートデータを囲むステップを含む。
本発明の別の態様によれば、読み出したレポートデータを抽象データ型に変換するステップは、所望のデータ構造に少なくとも一部基づきレポートデータを囲むXMLタグの変更を含む。本発明の別の態様に従って、方法は、レポートデータのスタイル属性に関係するCSS(Cascading Style Sheets、カスケーディングスタイルシート)タグの作成をさらに含む。本発明のまた別の態様によれば、方法は、レポートデータを外部アプリケーションソフトウェアで処理するステップと、処理されたレポートデータをダウンロード可能にするステップとをさらに含む。本発明のまた別の態様に従って、方法は、レポートデータのスタイル属性に関係するCSSタグを作成するステップも含み、所望のスタイル属性を所望のデータ構造と関係付けるステップは、所望のスタイル属性に少なくとも一部基づきレポートデータのスタイル属性に関係するCSSタグを変換するステップを含んでもよい。本発明のまた別の態様によれば、出力デバイス上に所望のデータ構造を表現するステップは、出力デバイスに関係するスクリーンの一部だけをリフレッシュすることにより行われてもよい。
これまで総括的な言葉で本発明を説明したので、これより添付図面を参照するが、それらは必ずしも縮尺比に従って描かれてはいない。
本発明は、1つ以上のウェブコミュニティに関係するポータルスクリーン(例えばウェブページ)を作成および維持するために、種々のウェブサイト、データベースおよびウェブコミュニティから読み出したデータを共有し、操作し、変換するためのポータル機能およびツールに関する。本発明の説明において、「ポータルスクリーン」および「ページ」とういう用語は、ポータルスクリーンまたはページの例示の種類であるウェブページおよびHTMLページなどの用語と同義である。ポータルスクリーンで利用されるコンテンツは、別のポータルスクリーン上での表示または別のコミュニティでの使用のためにアクセスされ読み出されてもよい。また、共有データは、読み出されたコンテンツのデータ構造またはスタイル属性(すなわち、「ルックアンドフィール」)を自動的に変更することにより、容易に操作することができ、その結果、別のポータルスクリーン上に異なるやり方で描写し得る。本発明のポータルシステムは、ウェブコミュニティおよびそれらのコミュニティに関係するポータルスクリーンの作成を可能にし、ウェブコミュニティメンバ、コミュニティアドミニストレータ/システムアドミニストレータ、ウェブサイトビジタもしくはウェブコミュニティビジタおよび/または他のポータルシステムユーザを含むポータルシステムの種々のユーザからアクセス可能な、ますます増加する量のコンテンツを含み得る。特に、本発明のポータルシステムは、ウェブコミュニティメンバおよびウェブコミュニティアドミニストレータに広範囲に及ぶカスタマイズ化の選択肢を提供する。
本発明のポータル機能は、コミュニティアドミニストレータ、ポータルスクリーンデザイナ/開発者およびコミュニティメンバに、加工していないデータならびに種々の構造、スタイルおよびフォーマットのそのデータを利用する彼らの最良の実施を含む情報の共有を可能にすることにより、ウェブコミュニティ開発におけるコラボレーションを可能にする。ウェブアプリケーションも作成され共有されてもよく、ウェブプログラマは、ウェブコミュニティ開発のコラボレーションの積極的な参加者であってもよい。ウェブコミュニティのこのような分散型管理構造は、広範囲に分散および/または定常的に拡大変化する組織には都合がよい。
分散型管理構造を有する本発明のポータルシステムは、2つのレベルでポータルのカスタマイズ化を可能にする。ポータルのカスタマイズ化の1つのレベルは、コミュニティアドミニストレータを対象にしており、このようなアドミニストレータは、特定のコンテンツに関係するデータ構造(例えば、リスト、テーブル、プルダウンメニュー、画像等)およびそれらのデータ構造を提示するスタイル属性(例えば、色、フォントタイプ、フォントサイズ、配列等)をカスタマイズでき、スタイル属性は、コミュニティコンテンツの「ルックアンドフィール」とも呼ばれる。また、アドミニストレータは、関連するウェブコミュニティからコンテンツおよびその関係する構造およびスタイル属性を受け継いでもよい。例えば、親コミュニティの変更は、子コミュニティに反映されてもよい。コミュニティアドミニストレータは、例えば、コミュニティメンバシップ、サブコミュニティ、コンテンツ、デフォルトデータ構造およびスタイル属性、ウェブページ上のコンテンツのデフォルト配置等を管理してもよい。
第2のカスタマイズ化レベルでは、コミュニティメンバは、主コミュニティを選択し、他のコミュニティのメンバになってもよい。メンバは、メンバ自身のウェブページのルックアンドフィールの変更、コンテンツの再配列、コンテンツの一部の削除もしくは追加(コミュニティアドミニストレータによって許可された場合)、または1つ以上のコミュニティのコンテンツ(共有コンテンツ)を利用してもよい。本発明は、「オンライン」中にユーザのブラウザにおいてこのようなカスタマイズ化を可能にする。言い換えると、ウェブコンテンツを作成するためには、ウェブページのローカルコピーも他のプログラム(HTMLエディタ等)も必要ない。
種々のウェブコミュニティの分散管理を可能にするために、ポータルシステムは、XML(Extensible Markup Language)、XHTML(Extensible Hyper Text Markup Language)、XSL(Extensible Style Language)、XSP(Extensible Server Pages)、XSLT(XSL Transformations)または他の類似のデータフォーマットなどのマークアップ言語を使用する種々の整形式データフォーマットを利用し、データセットをウェブコミュニティ間で容易に共有できるようにする。XMLは、アプリケーション間および組織間でのデータの定義、伝送、妥当性確認および解釈を可能にし、デザイナによる自分用にカスタマイズしたタグの作成を可能にする。XMLは、HTMLのような要素が不変のセットではなく、むしろメタ言語であり、つまりデータ構造を記述する言語である。XMLは、データを記述するために設計されたのに対して、HTMLは、データを表示するために設計された。XMLは、HTMLで利用できない機能を提供し、作成者がデータ構造を操作するために使用する自分の「タグ」を定義することを可能にする。XML文書は、データセットおよびタグを備え、タグは、文書のツリー構造を意味する。XML文書が適切に構造化されている場合、すなわちタグが適切に重ね合わされている場合、文書は「整形式(well−formed)」であると言われる。
XML関連技術を利用することにより、共有データを構造化し、ポータルシステムネットワークの各ポータルスクリーン(例えばウェブページ)に与える手法は、ポータルスクリーンコンテンツを作成、編集および/または読み出すために使用する「ツールボックス」と呼ばれるユーザインタフェースの使用によって、操作または変換してもよい。他のウェブコミュニティおよび/またはデータベースからのポータルスクリーンコンテンツの読み出しは、パイプラインの使用によって行われ、パイプラインは、ツールボックスインタフェースが受け付けたデータ操作コマンドおよびデータ変換コマンドを実施する。ツールボックスインタフェースおよびパイプライン処理について、添付図面を参照して、後でさらに詳細に検討する。
本発明について、本発明の一実施形態によるシステム、方法、装置およびコンピュータプログラム製品の図およびフローチャート図を参照して後で説明する。フローチャート図の各ブロックおよびフローチャート図のブロックの組み合わせは、それぞれコンピュータプログラム命令で実施されてもよいことは理解されるであろう。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または他のプログラム可能なデータ処理装置にロードされて、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置で実行される命令が、フローチャートの1つ以上のブロックに指定された機能を実施する手段を作成するようなマシンを作り出してもよい。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ可読メモリに格納された命令がフローチャートの1つ以上のブロックに指定された機能を実施する命令手段を含む製品を作り出すような特定のやり方で動作するように、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置に指示し得るコンピュータ可読メモリに格納されてもよい。コンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置にロードされて、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置で実行される一連の動作ステップが、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置で実行される命令に、フローチャートの1つ以上のブロックに指定された機能を実施するステップを生じるようなコンピュータ実施プロセスを作り出させるようにもしてもよい。
それに応じて、フローチャート図のブロックは、指定の機能を実行する手段の組み合わせ、指定の機能を実行するステップの組み合わせ、および指定の機能を実行するプログラム命令手段に裏づけを与える。フローチャート図の各ブロックおよびフローチャート図のブロックの組み合わせは、指定の機能もしくはステップを実行する専用ハードウェアベースのコンピュータシステムで実施されてもよいし、また専用ハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせで実施されてもよいことも理解されるであろう。本発明は、コンピュータのオペレーティングシステム上で実行されるアプリケーションプログラムによって実施されてもよい。本発明は、ハンドヘルドデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースもしくはプログラム可能な家庭用電子機器、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ等を含む他のコンピュータシステム構成でも実践されてもよい。
本発明の構成要素であるアプリケーションプログラムは、ある種の抽象データ型を満足し、ある種のタスク、アクションもしくはタスクを実行するルーチン、プログラム、コンポーネント、データ構造等を含んでもよい。分散コンピューティング環境では、アプリケーションプログラム(の全部または一部)は、ローカルメモリまたは他のローカル記憶装置に配置されてもよい。さらにまたは代わりに、アプリケーションプログラム(の全部または一部)は、リモートメモリまたはリモート記憶装置に配置され、通信ネットワークを通して接続されたリモート処理デバイスでタスクが実行され、本発明の実践を可能にしてもよい。
本発明について、これより添付図面を参照してより十分に説明する。添付図面では、同様の数字はいくつかの図面を通して同様の要素を示す。本発明の全部の実施形態ではなく、一部の実施形態について説明する。実のところ、これらの発明は、多くの異なる形態で例示し得るので、本明細書に記載する実施形態に限定されると解釈すべきでない。正しくは、これらの実施形態を提供するのは、この開示が適用可能な法的要件を満足し、完璧に完備し、当業者に本発明の範囲を十分に伝えるためである。
図1は、本発明の一実施形態例に従うポータルシステム104のコミュニティメンバと例示の種々のデバイスとの通信を示し、例示の種々のタイプのユーザ102を強調している。
ウェブコミュニティは、メンバとコンテンツの集合である。本発明の一実施形態例では、コミュニティは、自コミュニティのホームページおよびそれに関係する1つ以上の他のページを有する。本発明の一実施形態例では、コミュニティのどのメンバもコミュニティのページを見てもよいが、コミュニティの保護されたセクションはパスワード、ログイン、購読等を必要とするように実施されてもよい。さらにコミュニティは、1つ以上のサブコミュニティを有してもよいし、また1つ以上のスーパーコミュニティ(すなわち、コミュニティのコミュニティ)に属してもよい。言い換えると、コミュニティは、継承の階層に整理されてもよい。それ故、サブコミュニティは、そのスーパーコミュニティのすべてのコンテンツを継承する。本発明の一実施形態例では、多くの公式のコミュニティは、スーパーコミュニティに関係するであろう、それに対して、非公式のコミュニティ、その場限りのコミュニティまたは最上位のコミュニティは、スーパーコミュニティを持たないであろう。
ポータルシステム104のユーザ102には、図1に示すように、特定のウェブコミュニティのメンバ、ウェブコミュニティのアドミニストレータ、特定のウェブコミュニティに属するウェブサイトのビジタ、および他のユーザを通常含んでもよい。ポータルシステム104のユーザ102は、複数のコミュニティのメンバで、ユーザ102が属するウェブコミュニティに基づき自分個人のポータルスクリーン(例えば、ユーザホームページ)をカスタマイズしてもよい。本発明のある実施形態では、コミュニティは、パスワードで保護されてログインを要求してもよいし、アクセスに対して料金さえ請求してもよい。ポータルシステム104は、ユーザ102にポータルスクリーン上に提示される適格な構成またはXML準拠/対応のコンテンツを利用する手法を提供する。提示されるコンテンツは、データセットまたはファイル(例えば、テキストまたはマルチメディア)でもよく、データベースクエリとしてアドレス、関係ユーザアカウント、システムサーベイレポート等の利用によって格納されたデータを読み出し可能であってもよいように、コンテンツは検索可能なフォーマットで格納されてもよい。
ポータルスクリーンのコンテンツの提示の仕方は、主要な2つの可変成分であるデータ構造と特定のコンテンツおよび/またはデータ構造に関係するスタイル属性とによって、操作されてもよい。コンテンツの構造は、その全体的なフォーマットまたはデータ構造(例えば、リスト、テーブル、プルダウンメニュー、画像等)に関連する。特定のコンテンツおよび/またはデータ構造に関係するスタイル属性は、構造に与えられた視覚的特徴または視覚的属性(例えば、色、フォントタイプ、フォントサイズ、配列等)を含んでもよい。特定のデータ構造および固有のスタイル属性に関係するデータセットは、「整形式」コンテンツまたは「整形式」文書と呼んでもよい。整形式コンテンツは、アクセス可能なデータベースまたはリソースセンタに格納されてもよい。その理由は、ファイルまたはデータファイルのアドレスがデータベースに格納され、データベースクエリによって検索可能であってもよいからであり、それについては後で検討する。
本発明の一実施形態例では、あるコンテンツはコミュニティメンバ全員で共有されてもよく、他のコンテンツは少数のコミュニティメンバだけがアクセス可能であってもよい。このようなアクセスが制限されたコンテンツは、例えば、パスワードで保護され、コミュニティへの申し込みを必要とし、コミュニティアドミニストレータだけに関係がある等でもよい。メンバは、主コミュニティまたはホームコミュニティを有してもよく、相当数の他のコミュニティに属してもよい。本発明の一実施形態例では、メンバは、メンバが属するコミュニティのすべてのコンテンツ(例えばレポート)にアクセスしてもよい。本発明の他の実施形態例では、ユーザは、1つ以上のコミュニティに関係する特定のコンテンツ(例えばレポート)にアクセスするために、一意のユーザ名および/またはパスワードを入力する必要があってもよい。本発明のまた別の実施形態では、シングルサインオン機能が実施されてもよい。すなわち、ポータルシステムにサインオン後、統合アプリケーションのすべてに特別のログイン作業なしにアクセス可能になる。一実施形態例では、シングルサインオン機能は、ユーザの情報をCAS(中央認証サービス、Central Authentication Service)サーバに向けるポータルシステムによって実施される。CASサーバは、ユーザの情報についてディレクトリサービスに問い合わせる。次いでCASサーバは、ユーザにチケット(例えばクッキー)を発行する。次いでユーザは、チケットを使用してポータルシステムにアクセスし、ポータルシステムは、CASサーバでチケットを確認する。当業者が高く評価する安全なアクセスを提供する他の方法も、ポータルシステムで実施されてもよい。
ユーザはコミュニティに接触または訪問し、メンバになることを決めてもよい。例えばメンバは、ウェブブラウザを通じて、電子メールによる招待を通して、または他の方法(例えば、申込書/フォームを書いて、購読料を払って等)で、コミュニティにアクセスすることによりコミュニティに接触してもよい。メンバは、自分のホームコミュニティ内にホームポータルスクリーン(またはホームページ)も有してもよい。メンバは、自分のホームページのコンテンツおよび提示の仕方、配列、パスワード等もカスタマイズしてもよい。しかし、ホームページのパーツ(例えば、ロゴおよびいくらかの削除不可能なコンテンツ)は常に見えていて、メンバには変更不可能であってもよい。さらにメンバは、メンバの親コミュニティから自分のホームページに関係するいくらかのコンテンツおよびモジュールを継承してもよい。メンバは、他のコミュニティにも参加してもよい(それ故、追加の個人用のページを有してもよい)。本発明の一実施形態例では、コミュニティのホームページは、そのコミュニティに参加するすべてのユーザに提示されるページである。ホームページのパーツは、スーパーコミュニティのホームページから継承してもよい。本発明の代替実施形態では、コミュニティはクローズドコミュニティであってもよく、その場合メンバになる唯一のやり方は、コミュニティメンバおよび/またはコミュニティアドミニストレータに招待されることである。
以下で検討するように、ユーザ102は、ポータルシステム104にアクセスし、整形式および/または適格に構成されたユーザ自身のXMLコンテンツを作成し、ユーザ102が望むどんなXMLコンテンツでページを埋めてもよい。ユーザ102は、ユーザ自身のウェブページに配置するために、他のコミュニティサイトに存在するコンテンツを読み出し、読み出したデータに自動構造変更(例えば、表示されるデータセットをリスト、テーブル、プルダウンメニュー、画像等々の異なるデータ構造に変換)も指定してもよい。ユーザ102は、スタイル(例えば、フォントサイズ、テキストの色、アニメーション等)をさらに指定してもよい。読み出され操作されたデータは、HTMLウェブブラウザ、WAP対応無線デバイス、または他の固有プロトコルのデバイスなどの種々のウェブ対応デバイスで受け入れ可能なようにも自動的に直されてもよい。
図2は、ポータルシステム全体の一実施形態例を示す。ポータルシステムは、ネットワーク222(インターネットまたは別のパブリックネットワークまたはプライベートネットワークなどで、有線、無線または両方の組み合わせでもよい)を通してリモートサーバ230、外部データソース224およびリモートウェブコミュニティ226に接続されるユーザコンピュータデバイス202を含む。本発明の実施形態例では、ユーザコンピュータデバイス202は、コンピュータ、ラップトップ、携帯電話機、ブラックベリー、ポータブルWAP対応デバイス、またはネットワーク222を介して通信する能力がある他の任意のコンピューティングデバイスでもよい。ポータルスクリーン228は、ユーザコンピュータデバイス202を介してアクセス可能である。本発明の一実施形態例では、ポータルスクリーン228は、ウェブブラウザによってアクセス可能なウェブページでもよい。
図2に示す実施形態例では、ユーザが、ユーザコンピュータデバイス202からネットワーク222を通じてリモートサーバ230に、URL(Universal Resource Locator)アドレス(例えば、www.mygcx.org)要求を送信する。リモートサーバ230は、URLアドレスに関係するアドレスへのアクセスを許可する前に、ユーザID、パスワード、または他のセキュリティ対策を確認してもよい。本発明の一実施形態例では、ユーザは、ポータルスクリーン228(例えばウェブページ)にアクセスしていて、そのポータルスクリーン228は、そのユーザの関係する1つ以上のコミュニティ、スーパーコミュニティ(すなわち、コミュニティのコミュニティ)、リモートウェブコミュニティ226、リソースセンタ242および他の外部データソース224からの情報で構成されてもよい。リモートサーバ230は、ユーザの要求に応え、ポータルスクリーン228に関係する情報を読み出し、それをユーザコンピュータデバイス202に送信する。ポータルスクリーン228は、ユーザのウェブコミュニティの一部であってもよく、ユーザの関係するウェブコミュニティへのアクセス許可を持つ誰でもアクセス可能である。ポータルスクリーン228上に表現されたデータは、ユーザコンピュータデバイス202にローカルに、リモートサーバ230に、もしくは別のリモート記憶装置先、またはそれらの任意の組み合わせに格納されてもよい。
ポータルスクリーン228は、ツールボックス204に関係する。ツールボックス204は、関係するポータルスクリーン228を編集、作成および/またはそれに整形式コンテンツ(例えば、指定のデータ構造およびスタイル属性を有するコンテンツ)を付加するために使用されるユーザインタフェースである。ツールボックス204は、別のウェブページ、リモートウェブコミュニティ226、リモートデータベース240または他の外部データソース224に存在する整形式コンテンツを、ユーザが読み出し操作することも可能にする。本発明の一実施形態例では、整形式コンテンツは、HTML、XMLまたは類似のフォーマットのデータであってもよい。ツールボックス204インタフェースがユーザによってポータルスクリーン228から呼び出されるとき、ツールボックス204は、ポータルスクリーン228の一部を作成または変更するために使用される。ポータルスクリーン228の個別の部分は、ボックス(またはdivタグ)として知られる。ボックスは、ポータルスクリーン228上の囲まれた領域である。ボックスは、どんなサイズでもよく、ポータルスクリーン228全体さえ構成してもよい。複数のボックスがポータルスクリーン228のレイアウトを構成する。ポータルスクリーン228のレイアウト例を図3に示し、後で検討する。ボックスには、変更しないテキストまたは画像(例えば、コミュニティロゴ)、データベースまたはリモートデータソースから取り出した情報、他のポータルスクリーンへのリンク、特定の機能(最小化/元に戻す、削除、上方へ移動、下方へ移動等のようなスクリーンのカスタマイズ化に関する制御を含むがそれらに限定されない)のためのコントロール(ボタン等)および当業者が高く評価する他のコンテンツを含んでもよい。
ボックスに関係するコンテンツは、整形式HTMLまたはXHTMLとしてポータルスクリーン228上に表示される。それ故、ポータルスクリーン228(またはウェブページ)に表示されるものは、ボックスの集合であり、各ボックスは、関係するレポートおよびそのレポートに関係するURLを有する。レポートは、ボックスに提示されるコンテンツの様々な断片の合成物である。レポートには、ファイル、ファイルの小部分、データベースクエリおよび他の情報源を含んでもよい。通常、レポートはコミュニティメンバおよびそのサブコミュニティからアクセス可能であり、レポートは共有可能(すなわち、全コミュニティのメンバまたは他のシステムユーザからアクセス可能)であってもよい。レポートは、外部データソース224から読み出され操作されるコンテンツを特定もしてもよい。これらの外部データソース224の一部は、RSS/Atomフォーマットでもよいし、あるいはMS SQLサーバがデータ処理を中心とするフォーマットでそれらを提供してもよい。適格に構成されたXMLコンテンツはデータ処理を中心とするものでもよいのに対して、HTMLは表示処理を中心とするものである。データ処理を中心とする文書は、データ転送にXMLを使用する文書である。データ処理を中心とするXMLデータは、一般にマシン可読データのマシン間転送用である。データ処理を中心とするXMLコンテンツは、特定のアプリケーションによって構造化されてもよい。文書処理を中心とするXMLデータは、たいてい人間が読み取れ、データ(例えばテキスト)を理解するためにいくらかのマーク付けを含んでもよい。このようなインタフェース要素は、ポータルスクリーン228上に表示される前に整形式文書にするための変換を必要としてもよい。本発明の一実施形態例では、ポータルシステムの動作効率は、データ処理を中心とするXMLコンテンツを利用することにより改善する。
ツールボックス204は、どのレベルのポータルシステムユーザ(例えば、コミュニティメンバ、コミュニティアドミニストレータ、コミュニティウェブデザイナ等)が使用してもよい。ツールボックス204は、開発者用のツールセットを含む。各ツールは、ユーザからの入力または選択を受け入れる。これらのツールの一部は、技術知識を必要としないのに対して、他は必要としてもよく、後で検討する。ツールボックス204は、コミュニティアドミニストレータがコミュニティ、ページ、ボックス、レポート、フォーム等を作成するのにも役立つ。ツールによっては、モジュール開発者が使用する技術知識より多くの技術知識を必要とする場合があるのに対して、他のツールは、ポータルシステムの内部構造について深い知識を有する技術開発者によってだけ使用される場合がある。本発明の一実施形態例では、ツールボックス204のツールは、ユーザインタフェースまたはウィザード(すなわち、特定のカスタマイズ化またはタスクを実行するために、HTMLまたはシステムの内部構造の知識がほとんどないユーザを案内するユーザが使いやすい構成インタフェース)である。ウイザードインタフェースの例を図4に示し、後で検討する。本発明の一実施形態例では、ツールボックス204のインタフェースおよびウィザードは、そのインタフェースおよび/またはウィザードに関係する外部アプリケーションへのコネクタを生成するために使用されてもよい。また、「オンライン」WYSIWYG(「What You See Is What You Get」)エディタおよび他の種類のユーザが使いやすいインタフェースなどの種々の開発ツールを通して、種々のレベルの技術知識で、ツールボックス204の使用によってデータを作成および/または操作し得る。WYSIWYGエディタは、ユーザが使いやすいグラフィカルインタフェースの使用を通して、HTMLの実用的知識を有する必要なしに、ユーザにウェブページの作成を可能にするグラフィカルウェブページ作成ツールである。WYSIWYGエディタは、テキストをフォーマットし、色を付加し、画像を付加し、ハイパーリンクを挿入するオプションをユーザに提供するとともに、ウェブページに関係する追加の特徴をカスタマイズする。それ故、本発明の一実施形態例では、ツールボックス204は、WYSIWYGエディタを利用する。WYSIWYGエディタのグラフィカルインタフェースは、ユーザがテキスト、グラフィック、表、箇条書きなどを挿入するのを可能にし、ユーザのHTMLページの作成を支援する。ツールボックス204の中のツールは、例えばモニタしたウェブサーフィン行動特性に基づきウェブページのコンテンツ表示の変更などの、自動カスタマイズ化も可能にする。データの実際の読み出しおよび変更は、後でさらに詳細に検討するパイプライン処理と呼ばれるものの中で行われる。
従って、コミュニティアドミニストレータまたはコミュニティメンバは、ツールボックス204のツールを使用し、自分のコミュニティのために新しいコンテンツを作成してもよい。まず、コミュニティアドミニストレータは、ツールボックス204からツールを選択するが、ツールボックス204はユーザにフォーム(またはユーザインタフェース)を提供する。ユーザインタフェースには、ユーザがデータを入力する(テキストフィールドまたはボタンのような)入力フィールドフォームを含む。ユーザインタフェースには、入力フィールドへの書き込みを支援するコントロール(例えば、「提出」または「消去」)も含む。フォームに入力されたコンテンツは、データベース240またはリソースセンタ242のテーブルに格納されてもよい。フォームに入力され格納されたデータはレポートを生成するために使用されてもよく、レポートは格納されたデータを表わす。ツールボックス204の他のツールは、選択したツールに応じた種々の異なるやり方でデータを操作するために、これらのレポートを利用してもよい。図2に示す本発明の実施形態例では、ユーザがポータルスクリーン228を作成または編集しているとき、ツールボックス204は、ユーザがボックス(divタグ)を作成し、レポートをそのボックスに関係付けるのを可能にする。レポートは、ユーザがメンバであるコミュニティ、別のコミュニティの共有コンテンツ、または外部URLに関係付けられてもよい。またユーザは、ツールボックス204にアクセスして、ポータルスクリーン228にコンテンツを加えてもよい。本発明の一実施形態例では、ユーザは、ポータルスクリーン228を通してツールボックス204にアクセスし、新しいボックスを作成してもよい。新しいボックスの作成は、ツールボックス204に配置されたボックスツール206の使用によって実施されてもよい。次いでユーザは、ファイルブラウザ220にアクセスし、リソースセンタ242で所望のレポートを検索するであろう。本発明の一実施形態例では、ユーザはコミュニティ名および/またはポータルスクリーン228名で検索し、そのポータルスクリーンに関係するレポートのリストを閲覧し所望のレポートを見つけてもよい。次いでユーザは、そのURLを選択し、URLはシステムのパイプラインを通して読み出され、ユーザのポータルスクリーン228上に作成されたボックスに関係付けられるであろう。
本発明の一実施形態例では、ツールボックス204には、ボックスツール206(例えば、ポータルスクリーン228上に、整形式コンテンツが関係付けられるボックスの作成用)、レポートツール208(例えば、ボックスに関係付けられるデータの構造とスタイルのカスタマイズ用)、フォームツール210(例えば、ポータルスクリーン228上のボタン、入力ボックスおよびインタラクティブ項目の定義用)、翻訳ツール212(例えば、ツールボックス204および他のポータルモジュールの他の言語への翻訳用)、コミュニティツール216(例えば、コミュニティの作成用)、およびスタイルツール214(例えば、ポータルスクリーン228の外観属性の定義用)などの多数のツールを含む。一例示のボックスツールインタフェース206を図5に示し、後で検討する。
本発明の一実施形態例では、スタイルツール214は、複数のレベルでデータを変換する能力があるインタフェースでもよい。HTML表示構造は、データがある様子から別の様子に見えるように変更する変換の第1レベルと見なされる。HTML構造を変更する一例として、元のレポートデータは、行と列を有する表形式で構造化されてもよいのに対して、ユーザは、データを羅列の一覧で望む、またはユーザは、カレンダの桝目(calendar grid)の中のリンクとしてそのデータを望んでもよいのに対して、別のユーザはデータを年代順のリストで望んでもよい。変換の第2レベルは、ファイル表示層である。例えばスタイルツール214は、表示されるデータに関係するフォントの重みおよび色を設定するために、CSS(Cascading Style Sheets)属性を使用するように構成されてもよい。このようなスタイルシート属性が、HTML要素の表示の仕方(例えば、フォントタイプ、サイズ、色等)を定義することは、当業者には周知のことである。ユーザは選択を行い、スクリーン上でその結果を見ることができる。読み出されるレポートデータのスタイル変更の一例は、読み出されるデータのフォントサイズ、フォントタイプ、色、関係するアニメーション等の変更であろう。例えば、2人のユーザがそれぞれのポータルスクリーン228上に同じHTML構造を持つ同じレポートを有する場合、1人のユーザは、テキストを黒太字に指定できるのに対して、別のユーザは青のイタリック体を指定できよう。
本発明の代替実施形態では、ツールボックス204は、PDF文書で表示するためのデータの自動変換や、掲示の前にデータを言語翻訳ソフトウェアで処理する等のために、相当数のモジュラツールおよびフォームツール210も含んでもよい。モジュールツール218は、ある人が他のコミュニティと自分のモジュールを共有できるように、レポート、フォーム、データ構造等をまとめるパッケージングツールの機能を果たしてもよい。
モジュールは、内部または外部のウェブアプリケーションであってもよい。例えばモジュールは、ユーザがインターネットプロトコル(IP)を使用してウェブブラウザを通して通信するサーバサイドプログラムでもよい。本発明の他の実施形態では、内部モジュールは、例えばデータベーステーブル、レポート、フォームおよびスクリーンなどの集合でもよい。コミュニティアドミニストレータは、ツールボックスインタフェース204からのツールで簡単なモジュールを作成してもよい。さらに、モジュールは、ツールボックス204の使用によって新しいモジュールに容易にカスタマイズされてもよい。しかし、より複雑なモジュールは、ユーザに作成のためのプログラミング能力を要求することがある。
外部モジュールは、互いに作用できるソフトウェアをインストールしたものであり、ポータルシステムの一部ではない。本発明の代替実施形態では、外部アプリケーションは、ポータルシステムの一部であるモジュールに統合されてもよい。本発明の一実施形態例に従って、ポータルシステムは、外部アプリケーション(例えば、地元企業の財務管理アプリケーション)に接続してもよい。外部アプリケーションに接続するためには、XMLインタフェースを、特定の外部アプリケーションに関係する外部データを処理するように作成する必要がある。このことは、ウェブサーバクライアントを通してポータルシステムに伝達されてもよい。ポータルシステムと外部データベース240との間の通信は、ウェブサービスクライアントを通して同期して実施されてもよいし、また非同期で実施されてもよく、非同期の場合の変更は、ローカルに格納され、定期的(例えば24時間ごと)に更新が行われる。モジュールは、ツールボックス204のモジュールツール218によって、カスタマイズ、変更または作成されてもよい。種々のモジュールの例には、ヘルプモジュール(現在の特性の情報)、ページカスタマイズ化モジュール(ページ輪郭変更、パーソナル化等のため)および検索モジュール(コミュニティに接続している全ウェブサイトのウェブ検索)を含んでもよい。他のモジュールには、オリエンテーション(例えば、ページ上にリンクの作成および管理)、種々のポータル機能(スレッドディスカッション、カレンダ、ニュース、メール、インスタントメッセージング、VoIP、ブログ、ウェブショッピング、ビデオ会議等)、およびメンバロケータ(属性、誕生日、来客名簿等からメンバを見つける)を含んでもよい。
本発明の別の実施形態では、ツールボックス204は、フォームツール210も含んでもよく、フォームツール210では、より洗練されたユーザインタフェース(例えば、より多くのデータ入力フィールド、より具体的なデータ入力カテゴリ等)を作成するために使用し得るデータを入力するために、原始的な種類のフォーム(すなわち、ユーザインタフェース)が使用されてもよい。言い換えると、より複雑またはジョブによりはっきり限定されたツールが作成され、ツールボックス204に追加されてもよい。フォームツール210は、新しく作成されたフォームのデータが書き込まれる新しいデータベースの場所を作成する追加の機能を有する。フォームツール210は、フォーム要素(入力ボックス、提出ボタン等)の作成を可能にする。フォームツール210に要件を指定後、ユーザは変更を適用してもよく、ツールボックス204はそれをポータルスクリーン228上に表示し、ユーザはテキストに対する属性を設定してもよい。本発明の特定の実施形態では、ツールボックス204は、プログラミングコードも受け入れて実行し、ページ上にコンテンツを作成および/またはページ上のコンテンツを操作してもよい。従って、コミュニティアドミニストレータまたはコミュニティメンバは、フォームツール210、モジュールツール218、スタイルツール214等を追加することにより、自分に関係するツールボックス204もカスタマイズし、特定のポータルスクリーン228またはコミュニティに関係するコンテンツにデータ変換または操作を追加して行ってもよい。例えばドイツのコミュニティは、モジュールをドイツ語に翻訳するために、彼らのツールボックス204にモジュールツール218のオプションを作成してもよい。別の例として、ポータルスクリーン228に掲示する前にデータをプレビューするために、プレビュー機能がツールボックス204に付加されてもよい。
本発明の一代替実施形態では、ポータルスクリーン228(例えばウェブページ)の全体が、ツールボックス204に配置されるページツール(図示せず)の使用を通して、コミュニティアドミニストレータによって作成されてもよい。本発明の一実施形態例では、ページツールは、事前選択の構造およびスタイル属性ならびに新しいポータルスクリーン228に含まれる特定のコンテンツを含むテンプレートを提供する。ページツールによって作成されたポータルスクリーン228は、それ自体レポートとして格納されてもよい。このようにして、ページ全体が、格納されたデータにアクセスできる他のコミュニティメンバまたは他のコミュニティから、アクセス可能で使用可能でもよい。本発明の代替実施形態では、市販のウェブデザインソフトウェアの使用によって、コミュニティポータルスクリーン228のテンプレートを作成することが可能である。そうする中で、システムはHTMLエディタのように動作するが、ポータルシステムは、あらゆる種類のXML文書にユーザが属性を設定するのをやはり可能にする。本発明の他の実施形態では、テーブルツール(データベース作成用および/またはテキストファイルのためにテーブルなどの構造化データの作成用)やルールツール(入力制限およびページ順序の定義用)などの追加のツールが使用されてもよい。
図2に示す本発明の実施形態例では、ツールボックス204は、ポータルシステムと同じコミュニティまたは他のコミュニティに関係する事前作成レポートを捜し出すためのファイルブラウザ220も含む。本発明の一実施形態例では、ファイルブラウザ220は、リモートサーバ230のリソースセンタ242にアクセスするか、あるいはファイルブラウザ220は、他の整形式コンテンツを探し出すために外部データソース224またはリモートサーバ230からアクセス可能なデータベース240にアクセスしてもよい。一例示のファイルブラウザ220を図6に示し、後で検討する。外部データソース224は、ポータルシステム外のインターネット上に配置されたウェブページを含んでもよい。
リソースセンタ242は、ポータルシステムソフトウェアを実行する1つ以上のリモートサーバ230に配置された検索可能なデータベースまたはデータベースの集合である。本発明の一実施形態例では、リソースセンタ242は、リモートサーバ230に配置され、リモートサーバ230は、他のウェブコミュニティアドミニストレータ、コミュニティメンバ、他のリモートウェブコミュニティ226等からの事前作成レポートへのURLリンクを格納する。本発明の一代替実施形態では、リソースセンタ242は、サーバ230からアクセス可能な遠隔の場所に配置されてもよい。リソースセンタ242は、ポータルシステムが処理するレポート、文書および/またはモジュールのすべての集合を含んでもよく、カテゴリ、ファイル名または他の手段で整理されて、ユーザが使用を望む整形式コンテンツの組織だった検索を可能にしてもよい。リソースセンタ242が格納または参照するファイルは、テキスト文書(例えば、HTMLまたはWord)、メディア(例えば、絵、音楽またはビデオ)または他のファイルでもよい。コンテンツは、文書またはモジュールにまとめられてもよいし、閲覧(例えば、カテゴリまたは公式のコミュニティ構造に従って)または検索(例えば、キーワードで)されてもよい。リソースセンタ242に格納されたコンテンツは、データベースクエリで読み出されてもよい。本発明の一実施形態例では、リソースセンタ242は、1つ以上のコミュニティに属してもよく、コミュニティでは、コミュニティアドミニストレータがリソースセンタ242の構造およびそれを誰がどのように操作してよいかを定める。技術者でないアドミニストレータがリソースセンタ242を運営するのを支援するために、データベースウィザードが用意されてもよい。本発明の一代替実施形態では、リソースセンタ242は、ユーザが要求したレポート、文書またはモジュールのアドレスまたはリンクだけを提供してもよく、実際の整形式コンテンツは別の場所に格納されてもよい。いったんユーザがツールボックス204を使用して所望の選択をすると、ボックスに関係するレポートは、ユーザの選択のすべてを含む。リソースセンタ242によって捜し出され変換されるレポートデータのポータルスクリーン228への掲示をユーザが要求すると、読み出されるデータが捜し出され、ツールボックス204を使用して行われたユーザの選択(これは、ボックスに関係するレポートに含まれる)で指定されたように、データのコピーが変換され操作される。読み出しプロセスの動作は、後でさらに詳細に検討する。
ツールボックス204のユーザは、インターネットを通じて外部データソース224(例えば、他のウェブサイト)も検索し、整形式および/または適格に構成されたXMLコンテンツを取得してもよい。例えば、その特定のXMLソースまたはフィードに関するURL記述子があるので、第三者ウェブサイトのXMLソースまたはフィードが取得されてもよい。例えば、RSS(Really Simple Syndication)フィードは、適格に構成されたXMLアプリケーションなので、データ(すなわち、RSSフィード)がポータルシステムに関係するどのコミュニティの一部でもないソースから来るにもかかわらず、パイプラインおよび/または再構成/スタイル変更を通して読み出しできる。別の例は、ユーザが特定のウェブサイトに配置された特定のニュース記事に関係するURLを選択する場合である。しかし、ユーザのポータルスクリーン228上にその特定のデータに関してユーザが持ちたいと望み得るHTML構造は、元のレポートのHTML構造とは全く異なることがある。それ故ユーザは、いったんユーザのポータルスクリーン228上のボックスに関係付けられるデータのURL(すなわちレポート)を手に入れると、データを読み出し、ツールボックス204に配置された追加のツールを使用して、読み出したデータのHTML構造および取り出したデータの1つ以上のスタイル属性を操作してもよい。
本発明の一実施形態例では、リモートサーバ230は、Linuxオペレーティングシステム上で動作していてもよい、Apacheウェブサーバである。Apacheは、「オープンソース」ライセンスのもとで配布される自由に利用できるウェブサーバである。バージョン2.0は、Unix(登録商標)ベースのオペレーティングシステムのほとんど(Linux、Solaris、Digital UNIX(登録商標)およびAIXなど)、他のUNIX(登録商標)/POSIX派生システム(Rhapsody、BeOSおよびBS2000/OSD)、AmigaOSおよびWindows(登録商標) 2000上で動作する。本発明の一実施形態例では、ポータルシステムソフトウェアは、自システムのファイルシステムおよびデータベース240などのMySQLデータベースを利用するLinuxオペレーティングシステム上で動作する。データベース240は、サーバ230と同じ構内にあってもよいし、またサーバ230から遠く離れていてもよく、ポータルシステムソフトウェアおよび/またはリソースセンタ242に格納されたコンテンツを収容する。ユーザコンピュータデバイス202から受信した各要求は、ハンドラの1つが取り扱いを要求し、「処理する」。ハンドラとフィルタは、入力モジュールおよび出力モジュールの2つの異なる種類である。ハンドラは、クライアントに返信される応答を生成する。フィルタは、この応答を点検してもよく、新しいコンテンツの挿入、コンテンツの暗号化、コンテンツの圧縮、またはコンテンツの異なるグループ化を含む種々のやり方で、コンテンツをオプションで変更してもよい。
本発明の一実施形態例では、オペレーティングシステムに関係するのは、出力ハンドラ238および入力ハンドラ234と通信するMySQLデータベース240およびファイリングシステムである。出力ハンドラおよび入力ハンドラ234(および出力ハンドラに関係するウェブサービスクライアントモジュール、これは外部ウェブサービスとの通信を可能にする)は、ポータルシステムのランタイムコンポーネントを構成する。一実施形態例では、ランタイムコンポーネントは、Perlでプログラムされている。入力ハンドラ234は、より大きなモジュールの一部であるフォームからデータを受け取る。モジュールは、ポータルシステム用にフォーマットされたレポート、外部フォーマットのレポート、テーブル、ページ、またはJavaScript(登録商標)を含んでもよい。レポート、フォーム、テーブルおよびページは、ツールボックス204の対応するツールによってそれぞれ作成されてもよい。出力ハンドラ238は、HTMLクライアントまたはたぶんPDA、WAPもしくはウェブサービスクライアントなどの異なるタイプのクライアントにサービスする。バックエンドの出力ハンドラ238および入力ハンドラ234はコンテキストオブジェクトを共有し、コンテキストオブジェクトは、実際のユーザ、そのユーザのプロファイル(例えば、プロファイルオブジェクト、ユーザのコミュニティ、ユーザの最後の要求等)の情報を含むコンテキスト情報を含む。出力ハンドラ238は、スクリーンプロバイダまたはレポートプロバイダなどの1つ以上のプロバイダを起動し、それらのプロバイダは、パイプラインプロバイダに出力する。さらに、レポートプロバイダは、加工していないXMLデータをツールボックス204に渡し、ツールボックス204は、加工していないXMLデータを入力ハンドラ234に転送する。
ポータルシステムは、階層化アーキテクチャでできている。最下層には、入力ハンドラ234と出力ハンドラ238を有するランタイムコンポーネントがあり、入力ハンドラ234と出力ハンドラ238は、データベース240および/またはリモートサーバ上のローカルファイルシステムまたはネットワーク222を通じてアクセス可能な外部データソース224と通信する。入力ハンドラ234と出力ハンドラ238は、ポータルユーザのプロファイル情報(例えば、ユーザのコミュニティ、ユーザのプロファイル、ユーザの最後の要求等)を共有する。本発明の実施形態例では、ランタイムコンポーネントは、Perlでプログラムされており、リモートサーバ230のMOD_PERLモジュールに接続される。アーキテクチャの最下層には、XML/XSLTパイプラインプロバイダ(Apacheフィルタ)236および安全なアクセスコンポーネントもある。
ランタイムコンポーネントは、オペレーティングシステム上で動作しているApacheウェブサーバアプリケーションのMOD_PERLモジュールに接続されている。本発明の実施形態例では、MOD_PERLモジュールは、安全な通信を可能にするために認証セキュリティモジュールとも通信する。Apacheフィルタは、XSLT文書に述べられたポータル機能をサービスするXSLTプロセッサである。一般にApacheフィルタは、クライアントからリモートサーバ230に流入する要求データおよびリモートサーバ230からクライアントに還流する応答データを検査し、時には変更する。別のApacheモジュールは許可モジュールであり、それは、認証サーバに接続されている。認証サーバは、ネットワーク222上の他のシステムに認証サービスを提供する。ユーザもネットワークサーバも等しく、このようなサーバに本物であることを証明し、暗号化チケットを受け取る。チケットは、他者の身元を確認するために交換される。
下位層の一番上には、データ、レポート(例えば、データベース240、リソースセンタ242、XML/Xpathソース、URL、ウェブサービスまたは他の外部データソース224のような情報源から出力されたデータ)、フォーム(データ入力用)、処理のフローを決めるルール、およびデータを格納するテーブルを集めるページを作成するために、コミュニティアドミニストレータ(または他のウェブ開発者)が使用したツールがある。リソースセンタ242は、ポータルシステムに関係するいずれかのコミュニティのいずれかのポータルスクリーン228が利用するデータセットのすべてを格納する。ファイルブラウザ220は、ユーザが使用を望むレポートを捜し出すために、コミュニティ名、ポータルスクリーン228名、レポート名を含む、リソースセンタ242の種々の検索フィールドを問い合わせる。いったん所望のデータセットが見つかり、所望のデータセットをどのように変換または操作するかに関して、ユーザが自分のツールボックス204の選択を行うと、所望のデータセットがユーザから要求される。次いでツールボックス204は、要求されたデータセットに対するレポートを生成する。レポートは、データセットおよびユーザのツールボックス204の選択から生じるデータセットへの何らかの変更を特定する。レポートは入力ハンドラ234によって処理され、入力ハンドラ234は、要求されたデータセットをその関係するURLを使用して捜し出すことにより、パイプラインプロバイダ236によって処理されるレポートを用意する。
パイプラインプロバイダ236は、3段階のプロセスを備える。第1段階では、所望のコンテンツが実際にどこに格納されているかに応じて、所望のデータセットが、リソースセンタ242またはリモートデータベース240から読み出され、次いでその元の整形式のデータ処理を中心とするXML構造に逆変換される。第2段階では、所望のデータセットの構造をユーザのツールボックス204の選択で指定された構造に変換する。第3の最終段階では、データセットをユーザのツールボックス204の選択で指定されたスタイル(または外観属性)に基づき変換する。第3段階では、そのデバイス上でコンテンツがアクセス可能であるべきとユーザが指定したデバイス(例えば、WAP対応無線デバイス、PDA等)に応じても、実際に表示されるデータを変換してもよい。パイプライン処理の3段階について、図7〜9を参照して以下に検討する。
最終的に、パイプラインプロバイダ236がそのデータ変換を完了すると、出力ハンドラ238は、ユーザのコンピュータ202のポータルスクリーン228上に表現される変換データを送信する。本発明の一実施形態例では、出力ハンドラ238は、HTMLブラウザまたはWAP対応デバイス、PDA、ウェブサービスクライアント等々のいくつかの種類の出力デバイスに適合する形態にデータを直す能力がある。要求データは、ツールボックス204の使用によってシステムに入力されたユーザの指定に従って変換および/または操作されて、ポータルスクリーン228上に提示される。本発明の一代替実施形態では、ユーザ要求への応答は、パイプラインプロバイダ236の最初の2つの段階だけを利用するようにも構成されてもよい。このモードが選択される場合、ユーザのポータルスクリーン228は自動的に更新されず、要求され変換されたデータがユーザ作成のボックスの中に現れ、次いでユーザは、さらにデータ変換の操作をしてもよい。次いでユーザは、変更を受け入れ、変更を適用し、関係するポータルスクリーン228上にデータを掲示してもよい。
図3は、ポータルスクリーンのレイアウト例を示す。スクリーンのコンテンツは、ウェブブラウザが使用するであろう標準文書構造を備えてもよい。図3は、カレンダ、メール、ニュース記事、勘定残高等々の多数のボックスを示し、それらは、特定のポータルスクリーン上に表示されるデータに関係する。表示されている円グラフでさえボックス(すなわちdivタグ)に関係している。本発明の他の実施形態では、ビデオファイル(MPEG等)、オーディオファイル(mp3等)および/またはストリーミングビデオまたはオーディオファイルがボックスと関係していてもよい。本発明の一実施形態例では、ボックスは、XHTMLで作成されるが、XHTMLはXML準拠のHTMLである。
図4は、本発明の一実施形態例のコミュニティ作成用のウィザードのスクリーンショットを示す。ウィザードは、ポータルシステムの新しいコンポーネントを作成するか、またはポータルシステムで利用するコンテンツを作成するために、一連のプロムプト(またはインタフェース)によってユーザを導く。ウィザードは、コンテンツおよびそれに関係する提示の仕方の情報を選択するためのテンプレートを提供する。コミュニティウィザードは、図4に示すように、ポータルシステムの機能に関して比較的少ない知識でポータルコミュニティの作成を可能にするコミュニティ作成支援モジュールである。これらのウィザードの使用によって、ユーザは、コミュニティのモジュールセット(例えば掲示板)を増やし、メーリングリストを作成し、新しいメンバを招待/追加し、テンプレートの検索と別のポータルシステムユーザのデータコンテンツおよび他のコミュニティ機能の利用との支援をしてもよい。
図5は、ツールボックスインタフェースのボックスツールのスクリーンショットを示す。図5に示すように、ボックスは、名前および指定のコンテンツ構造(例えば、グリッドボックス)を与えられる。ボックスは、究極的にボックスを占有するデータの種類(例えば、テキスト、画像等)に応じて、多数の構造の種類に関係してもよい。いったんツールボックスユーザがボックスを作成すると、ユーザは、そのボックスに関係するレポートを作成してもよいし、また既に存在するレポートを新しく作成したボックスと関係付けてもよい。ユーザは、ボックスに対して新しいレポートの作成を望む場合、ツールボックスのレポートツールにアクセスし、そのボックスに関係付けられるレポートを入力してもよいし、またリソースセンタまたは他のデータベースにアクセスし、特定のレポートをボックスと関係付けてもよい。ユーザは、別のコミュニティメンバもしくは別のコミュニティが既に作成したレポート、またはインターネットのウェブページで見つけられるレポートの使用を望む場合、ファイルブラウザにアクセスし、ユーザがそのボックスとの関係付けを望む特定のレポートを捜してもよい。本発明の代替実施形態では、ユーザは、その特定のレポートへのアクセス許可を与えられている場合だけ、レポートにアクセスし得る。このような実施形態は、レポートの暗号化、パスワードログインの要求、または他の安全な手段を用い、特定のレポートへの不正アクセスを防いでもよい。さらに、それらの保護されたレポートは、コミュニティのメンバ、コミュニティメンバの特定のレベル、コミュニティアドミニストレータ、購読ユーザ等々の特定の種類(クラス)のユーザからだけアクセス可能であってもよい。ファイルブラウザは、同じ構内に格納されたファイルの中からレポートを検索してもよいし、遠く離れて配置されたレポートを検索し読み出してもよい。本発明の一実施形態例では、ファイルブラウザは、遠く離れて配置されたレポートにアクセスするために、リソースセンタにアクセスする。レポートを作成するとき、レポートツールにより、ユーザはレポートに名前を付け、短い説明を含めることが可能になる。例えばあるレポートを、「NEWSFEED」と名付けてもよい。レポートは、データセットまたは情報を記述するが、その表示構造およびスタイル(すなわち、ルックアンドフィール属性)は記述しない。
図6は、リソースセンタにアクセスするファイルブラウザの一実施形態例を示す。本質的に、コミュニティのすべてのポータルスクリーンは、名前を付けられてもよく、次いでリソースセンタで調べられてもよい。あるいはユーザは、作成者名、レポート名、リソース名等々のフィールドを検索することによって、ユーザが望む特定のレポートを見つけてもよい。いったん所望のレポート名がリソースセンタで捜し出されると、ユーザは、そのレポートをユーザがツールボックスを使用して作成している特定のボックスまたはスクリーンに適用してもよい。本発明の一実施形態例では、リソースセンタのリスト604は、作成者がそれに与えた名前である。その名前に関係するのは、URL記述子またはリソース記述子であり、これらを使用して、データセットが読み出される。本発明の一実施形態例では、操作を可能にするために、コンテンツは整形式XMLまたは類似の整形式のタグ付き文書である必要がある。すべてのコミュニティが自コミュニティのデータを同じやり方で構造化し、そのデータの転送可能性および操作の成功を確実にすることが望ましい。
リソースセンタは、種々のコミュニティのレポートデータを格納する。画像は、バイナリオブジェクトとして格納されてもよく、JavaScript(登録商標)はテキストとして格納される。データ保存の他の手段は、当業者ならわかるであろう。例えばリソースセンタは、複数のサーバにデータを格納するように構成されてもよいし、あるいは、リソースセンタはルックアップテーブルでもよく、この場合ルックアップテーブルは、データを格納している可能性があるものは何でも見に行き読み出す。本発明の一実施形態例では、レポートIDは、URLベースであり、そのリソースのウェブアドレス宛てのスクリプタ(scripter)である。リソースセンタでは、コミュニティによっては、自コミュニティが格納したレポートの一部を非公開に、他を公開に分類してもよい。一方、他のコミュニティは、他の者が作成した特定のレポートの使用を望む人に料金を請求してもよいし、またコミュニティへの参加等々の種々の他の活動に対して料金を請求してもよい。
ユーザがレポート名を捜し出すことができる一手法は、レポート名を見るために、ページのソースを閲覧しボックス(例えばdivタグ)の中を見ることであるが、レポートがどのコミュニティに関係しているか、そのコミュニティに関係しているポータルスクリーン、および特定のポータルスクリーンに関係しているレポート名を含む種々のフィールドを利用して、ユーザはリソースセンタを閲覧(検索)606してもよい。本発明の一実施形態例では、あらゆるコミュニティは、階層配置のフォルダ602を持っている。フォルダ602は、他のフォルダおよびリンクを含む。リンクは、文書などのリソースセンタコンテンツを指し示す。通常(URLの)アドレスだけがリソースセンタのリスト604に含まれているので、文書の物理的位置は関係ない。本発明の実施形態例では、リソースセンタは、オンライン上で他のどこにも含まれていない文書用の(非構造化)文書コンテナを含む。文書は、特定のコミュニティまたはコミュニティメンバ/コミュニティアドミニストレータに対して公開または非公開である。
ユーザに送信する前に、元のXML文書をHTML(または表示可能XML)に変換するステップの詳細な検討について、図7〜9に示すパイプライン処理に関して以下にさらに詳細に検討する。パイプライン処理は、文書データを読み出し、元のXML文書から要求されたHTML(または表示可能XML)への変換を実行し、ポータルスクリーンの表示のためにユーザにそれを送信するプロセスである。XSLTパイプラインは、XSLTプロセッサおよび1組(または一連)のXSLT文書を備え、そのXSLT文書は、元のXML文書からHTML文書またはXML文書への段階的変換を表わす変換ルールを包含または参照する。XSLTプロセッサは、XML文書を読み取り、それを変換し、別のXML文書を作り出すプログラムである。本発明の一実施形態例では、XSLTプロセッサは、ApacheフィルタおよびApacheウェブサーバのコンポーネントでもよい。本発明のパイプラインの実施形態例では、元の(または入力)XML文書は、一連のXSLT文書への参照を含む。XSLTプロセッサは、第1のXSLT文書に従って元のXMLデータを変換し、結果は(中間の)XMLフォーマットである。これは、第2のXSLT文書、次いで第3の文書等に従って変換される。しかし、本発明の一代替実施形態では、変換により、参照したXSLT文書のリストを変化させてもよく(例えば、いくつかの新しい文書を追加し、いくつかをリストから削除)、それ故、パイプラインは静的でない。
パイプラインは、データ処理を中心とするXMLだけでなく、文書処理を中心とするXMLおよび表示処理を中心とするデータもまた処理できる。本発明の代替実施形態では、XMLデータは、それ自体の外部データを維持する外部アプリケーションをトリガしてもよい。XMLインタフェース(例えばウェブサービス)は、この外部データにアクセスし、ウェブサービスクライアントが、データを読み取りおよび/または書き込み、データをウェブブラウザ上に提示することを可能にする。本発明の一実施形態例では、パイプライン処理の最後の変換は、スタイリングに適用されるので、最後の変換はXSL文書で記述される。代替実施形態では、スタイリングは、CSSスタイルシート属性を利用してクライアント側で処理される。
本発明の一実施形態例では、パイプライン機能を実施するために使用されるハードウェアとソフトウェアは、到来する要求を処理するMOD_PERLモジュールおよびApacheXSLTフィルタを有するApacheウェブサーバソフトウェアを実行するサーバである。本発明の一実施形態例では、MOD_PERLモジュールには、入力ハンドラコンポーネントと出力ハンドラコンポーネントを含む。入力ハンドラは、データを格納するために使用され、出力ハンドラは、データの格納場所からデータを読み出し、読み出したデータをパイプライン処理用に準備(例えば、必要ならデータのXMLフォーマットへの変換)をするために使用される。パイプライン処理中に利用される追加のデータ(XMLデータを含む)は、Apacheウェブサーバと同じハードウェア上で動作するMYSQLデータベースからMOD_PERLモジュールまたはApatcheXSLTフィルタによってフェッチされてもよい。あるいは、ウェブサーバとデータベースは互いに通信が可能な異なるサーバ上で動作してもよい。
図7〜9に示す本発明の実施形態例に従って、パイプラインは3段階に分割される。第1段階はコンテンツアグリゲーションであり、コンテンツは、サーバ上のXSL/XSLTを利用することによりデータ構造の抽象型(またはカテゴリ)に従って変換され(データ「ステレオタイプ(stereotype)」とも呼ばれる)、デバイスに依存しないHTML/XMLになる。第2段階は構造組み立てであり、デバイスに依存しないHTML/XMLがデータ構造および/スタイル属性情報によって変換される。すべての構造化XMLは、第2段階でXSLTコールによって集められる。要求されたデータをその上で表現するデバイスに関係するプラットフォーム型(例えば、HTML、PDA、ウェブサービス等)を決定後、さらなるXSLTコールが、プラットフォームに依存するデータを生成する。より多くの要求されたレポートデータに対して、第1段階を繰り返しより多くのステレオタイプに戻すプロセスに含まれるXSLTコールがより多くあってもよい。プラットフォームに依存するデータのすべてを収集後、サーバサイドレンダリングがXSLによって行われ、HTMLのサーバ出力を作り出す。最後に、第3段階はクライアントサイドレンダリングであり、CSS(Cascading Style Sheets)が、XML要素を要求者の表示デバイスに準拠したシングルディスプレイオブジェクトにマッピングするために利用される。次いで結果は、ユーザのディスプレイに提示されてもよい。カスケーディングスタイルシート属性は、たいていデータをその上で描写するクライアントデバイス(例えば、ブラウザ、PDA、携帯電話機、ウェブサービス等)に依存する。3段階で行われる動作の詳細について、図7〜9を参照して以下でさらに詳細に説明する。
図7に示すように、パイプライン処理の第1段階は、コンテンツアグリゲーションを扱い、コンテンツアグリゲーションは、リソースセンタ(または関係あるレポートデータが格納されている場所はどこでも)からレポートデータを読み出し、データに構造変換および/またはスタイル変換を受ける準備をさせる。第1段階は、要求されたレポートの定義(例えばURL)を扱う唯一の段階である。レポートの定義は、コンテンツがどこから来るかを記述するスクリーン名、コミュニティおよびページ、ならびに読み出されるコンテンツを特定するレポート名を特定してもよい。レポートの定義は、出力抽象データ型も特定してもよい。レポートの定義に含まれるレポート名は、そのスクリーン上のものが要求されたものであると特定するが、他のレポート定義情報は、そのスクリーン上の他のコンテンツに対して同じである。
図7に示すように、パイプライン処理の第1段階の最初のステップはステップ702であり、ステップ702では、そのレポートデータを参照するURLからレポート名を取り出す。次いでステップ704では、要求されたレポート名に関係するレポートについて、リソースセンタデータベースに問い合わせる。パイプラインは、読み出されるコンテンツに関係するレポートデータに従って、データベース(または他のデータソース)から結果セットをフェッチする。これをするために、ユーザのデータ要求に関係するレポートは、リソースセンタデータベースから所望のデータを取得するSQLクエリに変更されてもよい。要求されたレポートデータを読み出すために、レポートは、その関係するコミュニティおよび名前で調べられる。従って、複合キーの使用が必要な場合がある。複合キーでは、1つのキーはコミュニティ名であり、他はレポート名であり、それらの両方ともURLに含まれる。例えば、mywebsite.org/screen/community name−page/repot1というURLである。そのURLのコミュニティ名は、ユーザが要求したレポートが何であれコミュニティに由来する。レポート名は、データセットならびにその関係する構造およびスタイル属性を特定する。いったんデータが捜し出されると、ステップ706が呼び出され、リソースセンタ(または代わりに外部データソース)から所望のレポートデータを読み出す。本発明の一代替実施形態では、XMLデータセットは、データベースからだけでなく、SOAP(Simple Object Access Protocol)コールまたは当業者が高く評価する他のウェブアプリケーションからも読み出されてもよい。SOAPコールは、ある種類のオペレーティングシステム(Windows(登録商標) 2000など)で動作しているプログラムが、情報交換のメカニズムとしてHTTPおよびXMLを使用して、同じまたは別の種類のオペレーティングシステム(Linuxなど)のプログラムと通信する手法である。本発明の他の実施形態では、他のアクセスプロトコル、例えばREST(Representational State Transfer)およびRPC(Remote Procedure Call)等々が、XMLデータを読み出すために使用されてもよい。RESTは、所望のコンテンツを記述しそれを含むXMLファイルを収容する指定のウェブページを読み取ることにより、ウェブサイトからコンテンツを読み出すアプローチである。RPCは、ネットワークの詳細を理解することなしに、ネットワーク内の別のコンピュータに配置されたプログラムにサービスを要求するために、プログラムが使用し得るプロトコルである。
次いでステップ708が呼び出され、出力プロバイダは、レポートデータから抽象データ型(例えば「リスト」)を識別するので、読み出されたデータは、抽象データ型に従って、XMLに変換され得る。本発明の一実施形態例では、これは、データベースからレポートデータを取得し、所望のレポートデータに関係するカラム名をXMLタグとして所望のレポートデータを囲むことにより行われる。この時点で、要求されたデータを取り囲むXMLタグは、要求されたレポートの元の作成者による設定中のXMLタグの状態と同じである。例えばそのカラムが「姓」である場合、「姓」の値は姓のタグで囲まれる。第1段階後には、デバイスに依存しないXML文書が作り出されている。
図8は、パイプラインの第2段階のフローチャートを示す。第2段階では、Apacheウェブサーバソフトウェアは、抽象XMLデータをXSLプロセッサであるフィルタメカニズムに渡す。第2段階では、ユーザデータに従って所望のデバイスタイプ(例えば、HTML、WAPまたはPDA)の識別および抽象XMLデータのデバイス固有のタグ(マークアップ)への変換を含む。読み出されたコンテンツに関係する元のデバイスタイプも識別され、デバイス情報のすべて(例えばデバイスタイプ)がデータベースから取り出される。結果は、HTMLセグメント、WAPセグメント、PDAセグメントまたは他のデバイスに依存するセグメントなどのセグメントであってもよい。デバイスタイプセグメントに従って、抽象データ型は変換されてもよく、デバイス固有のマークアップ(通常UIコントロール)が生成されてもよい。図8に示すように、パイプラインの第2段階はステップ802で始まり、ステップ802では、ユーザ所望のデータ構造のレポートデータへの関係付けを実現するために行わなければならない、必要なHTML構造への変換を決定する。このステップは、ユーザの要求データに関係するレポートに指定された構造パラメータ(構造型または構造「ステレオタイプ」とも呼ばれる)を読み出し、XSTL(XMLスタイルシート)をレポートデータの関係するタグに適用し、所望のレポートデータをユーザが要求した構造に変換することにより完了する。この変換は、ステップ804を呼び出し、ユーザが望む出力に基づきレポートデータを囲むXMLタグを変換することにより行われる。
例えばリスト構造(例えば「ULLI」)タグは、ULLIを形成するタグ構造をテーブル構造タグ(例えば「TRID」)に変更することにより、テーブルフォーマットに変換されてもよい。他の変換では、最終の所望の構造にするために、いくつかの中間変換ステップを必要とする場合がある。それ故、ステップ806では、データの構造変換が完了するまでステップ804を繰り返すようにプロセスを導く。例えばユーザがインスタントメッセンジャ入力を受け取り、それを記事のタイトルハイパーリンクにしたいと望む場合、複数の変換を行う必要があるであろう。まずインスタントメッセンジャタグを掲示板タグに変換し、次いで再びHTML構造に変換するなどが、タイトル作成等々でデータサブセットをさらに操作するために行われなければならない。
変換ステップの完了後、種々のソフトウェアルーチンを通るさらなる処理のために、ステップ808で出力ハンドラを通ってパイプライン処理を抜け出し、データはさらに操作されてもよい。このさらなる処理は、ユーザのツールボックス入力および選択によって生成されたユーザレポートによって指定されてもよい。例えばデータセットのPDF文書への変換は、必要な外部アプリケーションを実行するためにパイプライン処理から抜け出す必要がある変換のタイプとして適している。その場合、それらのタグをマッチさせ、別のHTML構造に変換するのではなく、ステップ810を呼び出し、他の処理を受けさせるためにデータを送信し、次いでユーザに結果を送信するかまたは別個のダウンロードであるとしてユーザへの結果の送信をしない。この追加の処理は、パイプライン処理を抜け出すことにより行われる。出力ハンドラは、XSTLとXSP(Extensible Style Sheet Processing)を利用し、XSPは、データセットを操作する(例えば、データセットをPDFフォーマットに変換する)ように作られたCコード、Java(登録商標)プログラムまたは他のソフトウェアプログラムによって操作されるように、データを送信する。いったんプロセスが完了すると、XSLは、プロセスの成功を伝えるHTMLメッセージをユーザに送信し、ユーザにPDF文書のダウンロードを開始するように促すか、またはユーザにPDF文書を自動送信してもよい。いったん構造変換が完了すると、パイプライン処理の第2段階の最後のステップであるステップ812では、第3段階においてデータの要求者によって選択されたスタイル属性に基づきデータに関係するスタイル属性の変換に使用するための、CSSタグを作成する。第2段階後には、デバイスに依存するXML文書が作り出されているが、残りの変数(例えば日付)は、結果をユーザに提示するために、実際の値によって置き換えられなければならない。
図9は、パイプラインの第3段階のフローチャートを示す。第3段階では、変数の置換が行われ(例えば、名前、日付/時刻スタンプ、コミュニティメンバシップ、呼び出し情報等)、データは表示用にレンダリングされる。図9に示すように、パイプラインの第3段階は、CSSスタイルシート属性をボックスに適用し、データに何らかのデバイス固有の調整またはスタイル調整を行う(これは、要求者から指定されていてもよいし、あるいはツールボックスのWYSIWYGインタフェース機能によってもたらされてもよい)。第3段階では、第2段階のプロセスが繰り返されるが、変換は、CSSタグを扱い、XMLタグやHTML構造を扱わない。第3段階のステップ902では、変換プロセスを開始するために、ユーザが要求したスタイル属性を今では構造変換されたレポートデータと関係付けるために欠くことができない必要なCSSスタイルシート属性を決定する。本発明の一実施形態例では、要求されたCSSスタイルシート属性は、レポートデータに関係付けられるユーザのスクリーン名およびボックス名に関係する。
いったん必要なスタイル変換が決定すると、ステップ904が呼び出され、所望のレポートデータに関係するCSSタグの変換を開始する。パイプラインの第2段階でHTML文書がまとめられるとき、CSSスタイルシート属性であってもよいリンクタグも挿入される。最後の表示層(すなわち、スタイルツールコマンド)がスクリーンに引き寄せられ、CSSスタイルシート属性は、作成中のボックスに適用される。それ故、パイプライン処理の第3段階では、出力タイプは今ではCSSベースであり、HTML構造変換に関する第2段階のプロセスに類似のプロセスがCSSスタイルシート属性変換に関して行われる。それ故、変換は、HTMLタグに関与しないで、CSSスタイルシートの作成にかかわる。それ故、ステップ904では、タグを所望のレポートデータのスタイル属性に特有のCSS属性を宣言するタグに変換する。ステップ906では、データのスタイル変換が完了するまでステップ904を繰り返すようにプロセスを導く。本発明の代替実施形態では、ステップ902、904、906は、多くのWAP対応PDA、携帯電話機および他の種々のポータブルデバイスのように、非CSSブラウザに対して同じやり方で動作してもよい。
次いでステップ908では、特定の出力デバイス上で表現されるデータをフォーマットするために、CSS属性に何らかの変換が必要かどうかを決定する。ステップ910では、所望のデータをその上で表現する出力デバイスが何であるかに一部基づき、スタイルデータは調整されるであろう。例えば、ハンドヘルドデバイスへのデータ発行に対してその同じデータのブラウザへの発行のとき、追加のスタイル変換が行われる必要がある場合がある。その結果として、パイプラインの第3段階において処理される最後の表示層調整は、出力に依存およびスクリーンに依存(例えば、レポートデータのHTMLウェブブラウザまたはWAP対応ポータブルデバイス上での表現)してもよい。ステップ912では、特定の出力デバイスに対する所望データのフォーマッティングのためのスタイル変換が完了するまで、ステップ910を繰り返すようにプロセスを導く。第3段階が完了するときには、所望のレポートデータはユーザが指定したように完全に変換されており、ステップ914では、完全に変換されたレポートデータを出力ハンドラがユーザのデバイスに送信する。
本発明の一代替実施形態では、パイプラインの最初の2つのステップは、ブラウザをリフレッシュすることなしに、ボックス内にデータを表現するように実行されてもよく、CSS属性のさらなる操作はJavaScript(登録商標)で行われてもよく、次いで変更を適用するためにリフレッシュが行われてもよい。この動作モードでは、ユーザがボックスを作成するとき、ユーザは、それがどの種類のボックスか選ぶ。次いでボックス名および/またはその関係するレポート名が格納される。パイプラインの最初の2つの段階が行われ、次いで変換されたデータは、スクリーン全体でなく、ボックス内に表現されてもよい。それ故、ページはリフレッシュされる必要がない。情報はスクリーン上に現れ、次いでユーザは、ツールボックスを使用してスタイル変更をしてもよい。ツールボックスはJavaScript(登録商標)で書かれているので、CSS属性変更もJavaScript(登録商標)で行われ、パイプラインの第3段階を通らない。JavaScript(登録商標)はレポートだけを記述したXML文書を取得し、それをコピーし、レポートをボックスと関係付けた。スタイル変更実施後に、リフレッシュが適用されてもよく、変更がボックス全体またはページ全体に適用されてもよい。本発明の別の代替実施形態では、パイプライン処理は、AJAX(Asynchronous JavaScript(登録商標) and XML)の使用を組み入れてもよく、AJAXは、新しいページ全体がロードされるのを待たずにユーザが処理を実行するとき、ウェブページのコンテンツの即時更新を可能にするオープンソースプロトコルである。AJAXは、JavaScript(登録商標)、ダイナミックHTML(DHTML)、XML(Extensible Markup Language)、CSS(Cascading Style Sheets)、文書オブジェクトモデル(DOM、Document Object Model)、およびMicrosoftのオブジェクトであるXMLHttpRequestを含むいくつかのプログラミングツールを組み合わせ、ユーザ要求を直ぐに処理するインタラクティブウェブアプリケーションを作成する。
本明細書に記載の本発明の多くの変更形態および他の実施形態が、これまでの説明および関係する図面に提示された教示を利用できる、これらの発明に関係する技術分野の当業者の心に浮かぶであろう。それ故、本発明は、開示の特定の実施形態に限定されず、変更形態および他の実施形態も添付の特許請求の範囲内に含むことを意図していると理解されるべきである。本明細書では具体的な用語が利用されているが、それらは一般的意味および記述の意図だけで使用されており、限定のためではない。
本発明の一実施形態例に従う、コミュニティとポータルシステムの例示の種々のデバイスおよび例示のタイプのユーザとの間の通信を示す図である。 本発明の一実施形態例に従うポータルシステム全体のブロック図である。 本発明の一実施形態に従うポータルスクリーンのレイアウト例である。 本発明の一実施形態例に従うコミュニティを作成するためのウィザードユーザインタフェース例である。 本発明の一実施形態例に従って使用される、ツールボックス(またはツールパレット)インタフェースのボックスツールのユーザインタフェース例である。 本発明の一実施形態例に従う、別のポータルスクリーンに関係して以前作成された所望のレポートの検索に使用される、本発明の一実施形態例のリソースセンタファイルブラウザインタフェースのユーザインタフェース例である。 本発明の一実施形態例に従う、パイプライン処理の第1段階を示す図である。 本発明の一実施形態例に従う、パイプライン処理の第2段階を示す図である。 本発明の一実施形態例に従う、パイプライン処理の第3段階を示す図である。

Claims (20)

  1. ウェブコミュニティのポータルスクリーンのコンテンツを変更するためのシステムであって、
    前記ネットワークを通してアクセス可能な複数のウェブコミュニティであって、各ウェブコミュニティは複数のポータルスクリーンに関係付けられ、各ポータルスクリーンは複数のレポートデータに関係付けられる複数のウェブコミュニティと、
    前記複数のポータルスクリーンにアクセスし表現する能力があるユーザコンピュータデバイスと、
    前記ユーザコンピュータデバイス上でアクセス可能な、前記複数のポータルスクリーンに関係付けられるユーザインタフェースであって、前記複数のポータルスクリーンに関係付けられる前記複数のレポートデータを捜し出し読み出すために、前記ネットワークを通してリモートデータソースへのアクセスを提供するユーザインタフェースと、
    ネットワークを通してユーザコンピュータデバイスに接続される少なくとも1つのサーバであって、前記レポートデータの少なくとも一部を読み出し、前記レポートデータに関係付けられる抽象データ型を識別し、前記読み出したレポートデータを抽象データ型に変換し、所望のデータ構造を実現するために前記抽象データ型に複数の構造変換を実行し、前記所望のデータ構造を前記ネットワークを通して前記ユーザコンピュータデバイスに送信することができる少なくとも1つのサーバと
    を備えるシステム。
  2. ユーザコンピュータデバイス上に表示されるポータルスクリーン上の前記読み出したレポートデータの表示を変更するために、前記ユーザインタフェースを通してアクセス可能な複数のツールをさらに備える、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記複数のツールは、ボックスツール、レポートツール、フォームツール、翻訳ツール、コミュニティツール、スタイルツールおよびモジュールツールから成るグループから選択された1つ以上のツールを含む、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記複数のポータルスクリーンはウェブページである、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記リモートデータベースは、リソースセンタ、ローカルデータベースおよび外部データソースから成るグループから選択される、請求項1に記載のシステム。
  6. ツールボックスインタフェースを使用してポータルスクリーンのコンテンツを変更する方法であって、
    前記ツールボックスインタフェースによって前記ポータルスクリーン上にボックスを作成するステップと、
    少なくとも1つのレポートを前記ボックスと関係付けるステップであって、前記レポートが複数のポータルスクリーンコンテンツに関係付けられるステップと、
    前記ツールボックスインタフェースによって入力された選択に従って、前記レポートに関係付けられる前記ポータルスクリーンコンテンツを変更するステップと、
    前記ポータルスクリーン上に前記レポートに関係付けられる前記ポータルスクリーンコンテンツを表現するステップと
    を備える方法。
  7. 前記ボックスに関係付けられる前記レポートを読み出すために、前記ツールボックスインタフェースに関係付けられるファイルブラウザを通して、以下のリソースセンタ、ローカルデータベースまたは外部データソースから成るグループの1つに問い合わせるステップをさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記ツールボックスインタフェースによって入力された選択に従って、前記レポートに関係付けられる前記ポータルスクリーンコンテンツを変更するステップは、構造ツールインタフェースおよびスタイルツールインタフェースによる前記選択を入力するステップを含み、前記ポータルスクリーンコンテンツに関係付けられるデータ構造は、前記構造ツールインタフェースによって選択され、前記ポータルスクリーンコンテンツに関係付けられる複数のスタイル属性は、前記スタイルツールインタフェースによって選択される、請求項6に記載の方法。
  9. 前記ツールボックスインタフェースによって入力された選択に従って前記レポートに関係付けられる前記ポータルスクリーンコンテンツを変更するステップは、前記ツールボックスインタフェースを通してアクセス可能な複数のWYSIWYG(What You See Is What You Get)エディタによって前記選択を入力するステップを含む、請求項6に記載の方法。
  10. 前記ポータルスクリーン上に前記レポートに関係付けられる前記ポータルスクリーンコンテンツを表現するステップは、前記レポートに関係付けられる前記ボックス内にレポートに関係付けられる前記ポータルスクリーンコンテンツを表示するステップを含む、請求項6に記載の方法。
  11. データ変換の方法であって、
    レポート定義からレポート名を取り出すステップと、
    前記取り出したレポート名に対応するレポートデータを読み出すステップと、
    前記レポートデータに関係付けられる抽象データ型を識別するステップと、
    前記読み出したレポートデータを抽象データ型に変換するステップと、
    前記抽象データ型に複数の構造変換を実行し、所望のデータ構造を実現するステップと
    を備える方法。
  12. 前記所望のデータ構造に関係付けられる複数の所望のスタイル属性を決定するステップと、
    前記複数の所望のスタイル属性を前記所望のデータ構造と関係付けるステップと、
    特定の出力デバイス上で表現される前記データをフォーマットするステップと、
    前記所望のデータ構造を出力デバイス上で表現するステップと
    をさらに備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記取り出したレポート名に対応するレポートデータを読み出すステップは、前記レポートデータが配置されているデータベースにアクセスするステップを含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記取り出したレポート名に対応するレポートデータを読み出すステップは、SOAP(Simple Object Access Protocol)コールを利用し前記レポートデータを読み出すステップを含む、請求項11に記載の方法。
  15. 前記取り出したレポート名に対応するレポートデータを読み出すステップは、XML(Extensible Markup Language)タグとして前記レポートデータに関係付けられるカラム名で前記レポートデータを囲むステップを含む、請求項11に記載の方法。
  16. 前記読み出したレポートデータを抽象データ型に変換するステップは、前記所望のデータ構造に少なくとも一部基づき前記レポートデータを囲む前記XMLタグを変更するステップを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記レポートデータの前記スタイル属性に関係付けられるCSS(Cascading Style Sheets)タグを作成するステップをさらに備える、請求項11に記載の方法。
  18. 外部アプリケーションソフトウェアで前記レポートデータを処理するステップと、前記処理したレポートデータをダウンロード可能にするステップとをさらに備える、請求項11に記載の方法。
  19. 前記レポートデータの前記スタイル属性に関係付けられるCSSタグを作成するステップをさらに備え、前記所望のスタイル属性を前記所望のデータ構造に関係付けるステップは、前記所望のスタイル属性に少なくとも一部基づき前記レポートデータの前記スタイル属性に関係付けられる前記CSSタグを変換するステップを含む、請求項12に記載の方法。
  20. 前記所望のデータ構造を出力デバイス上に表現するステップは、前記出力デバイスに関係付けられる前記スクリーンの一部だけをリフレッシュすることにより行われる、請求項12に記載の方法。
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