JP2009526159A - 潤滑ポンプを備えた流体装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は流体装置、例えば流体撃発装置に係り、被加圧作動流体の供給管路と、前記供給管路に流体流入口(E)を介し流体接続した潤滑ポンプ(1)とを有し、潤滑油等の潤滑剤を貯槽(12)から潤滑剤供給対象である流体装置の少なくとも一つの潤滑箇所へ給送するポンプ要素(10)と、ポンプ要素(10)のポンプストロークを生成する手段とを備える。ポンプストローク生成手段は、その少なくとも一つの要素の移動方向を反転する手段を有するピストンユニット(4)により構成され、少なくとも一つの迂回路(20)と、流体流入口(E)を向く第1の方向でピストンユニット(4)に作用する少なくとも一つの弾性要素(9;9a,9b)とを備え、基部本体(2,3)内でピストンユニット(4)を発振態様で変位させ、流体流入口(E)と流体流出口(A)との間の流体接続を遮断する閉塞位置と、開放する開放位置との間でポンプストロークを生成する。

Description

本発明は流体装置に関する。特に本発明は、加圧された作動流体、例えば作動油用の供給管路と、流体流入口を介して前記供給管路に流体的に接続された潤滑ポンプとを備えており、ポンプ要素のポンプストロークを生成する手段に加えて、貯槽から潤滑剤供給対象である流体装置の少なくとも一つの潤滑箇所へ潤滑剤、例えば潤滑油を給送するポンプ要素を特徴とする流体撃発装置(hydraulic percussion device)に関する。
特許文献1には、例えば流体撃発槌用の潤滑ポンプが開示されている。ここでは、流体撃発槌を作動させるのに用いる作動油等が小型ピストン領域を有する制御ピストンに作用し、この小型ピストン領域は流体撃発槌の少なくとも一つの潤滑箇所に潤滑剤を給送する大型ピストン領域を有する追随ピストンに接続されている。この差動ピストン構成により、流体撃発槌の作動に用いられ通常非常な高圧にさらされる作動油を、かなり低圧で潤滑剤を給送するのに用いることができる。
さらに特許文献2には、圧縮空気により作動し、カートリッジから潤滑箇所へ潤滑剤を給送するのに使用できるモータを開示されている。この事例では、モータはそのピストン構成が、ばねの力に抗して圧縮空気により変位可能であり、ポンプ要素のポンプストロークを生成するように発振態様で変位可能であるようにハウジング内に配置されていることを特徴としている。
独国実用新案登録第202004019503号明細書 米国特許第6,736,292B2号明細書
本発明は、信頼性が高く動作が単純であり、製造コスト効率が高いことを特徴とする潤滑ポンプを用いることにより、冒頭で述べた種の流体装置を開発するという目的に基づく。
本発明によれば、この目的はピストンユニットをポンプストロークの生成手段として配設することで達成される。ここで前記ピストンユニットにはピストンユニットの少なくとも一つの要素の移動方向を反転する手段が割り当ててあり、特に少なくとも一つの溝状凹部により形成した少なくとも一つの迂回路と、流体流入口を向く第1の方向にピストンユニットに対し作用する少なくとも一つの弾性要素とを備え、すなわち流体流入口と流体流出口との間の流体接続が遮断される閉塞位置とポンプストロークを生成すべく前記流体接続が遮断解除される開放開位置との間を、ピストンユニットが発振態様にて前記基部本体内で変位可能となっている。これらの対策によって、例えば潤滑装置の潤滑箇所へ潤滑剤を給送する流体撃発槌を駆動する被加圧作動流体を追加的に使用することが可能となる。
本発明によれば、移動方向を反転する手段は互いに分離させてあり、特に溝状凹部の形で実現された第1の迂回路と第2の迂回路とを特徴としている。この場合、第1の迂回路をピストンユニットに割り当て、ピストンユニットの一要素の、ピストンユニットの他要素に対する移動を開始させる一方、第2の迂回路によりピストン構成を端部位置に到達できるようにする。1つの迂回路のみを特徴とするモータ等と比較すると、この設計によりピストンユニットのストロークを相当に低減することができる。
第1のキャビティは潤滑ポンプの基部本体内に画成されるのが好ましく、その中を変位可能に案内されるピストンユニットにより二つのチャンバに分割されている。ここで第1のチャンバは弁及び/又はスロットル装置により適用可能である場合に流体流入口へ接続することができ、第2のチャンバは弁及び/又はスロットル装置により適用可能である場合に流体流出口へ接続することができる。流体撃発装置等を作動させるのに使用する作動流体が流体流入口に作用すると、ピストンユニットは弾性要素の力に抗して基部本体内で変位させられる。これは、ピストンユニットがポンプ要素、例えば給送ピストンに対しても作用し、潤滑媒体が潤滑箇所に給送されるということを意味する。
本発明によれば、ピストンユニットは基部本体の第1のキャビティ内を案内される第2の内部画成キャビティ付き外部ピストンと、第2のキャビティ内を案内される内部ピストンとを特徴としている。この場合には、外部ピストンの外面と基部本体の内面との間に、第2のキャビティに流体的に接続される第3のキャビティが画成されている。ピストンユニットをこのように設計することによって、流体流入口に対向するピストンユニットの側と流体流出口に対向する側との間の流体接続が生成できるようになっており、ピストンユニットの反転を実現できるようになっている。
第3のキャビティは、外部ピストンの外面上で互いに所定距離に置いて少なくとも二つの封止要素を配設することで、第1のキャビティに対し、すなわちピストンユニットにより分割された二つのチャンバに対し封止することができる。
ピストンユニットの反転は、流体流入口に対向する外部ピストンの側と流体流出口に対向する側との間のピストンユニットを介する流体接続が遮断される閉塞位置とこの流体接続が遮断解除される開位置との間で、内部ピストンを外部ピストン内で変位させることができることによって実現される。換言すれば、ピストンユニットは、このピストンユニットがその閉塞位置に位置するときに作動流体の力により弾性要素の復元力に抗して第1の方向に変位し、一方でピストンユニットはこのピストンユニットがその開放位置にあるときに弾性要素の復元力により反対方向に復動変位させることができる。
弾性要素の力がピストンユニットの反転復動期間中に作動流体の過剰な高圧損失を引き起こさないようにすべく、ピストンユニットの反転復動は可及的速やかに行われるようにする必要がある。この目的のため、ピストンユニットには特に外部ピストンに対し流体流入口に対向する側に作用する少なくとも二つのばねが割り当ててある。ばねがピストンユニットを介する流体接続を素早く遮断し、ピストンユニットを流体流入口に対向する側の方向に復動変位させることができる。
本発明の好適な実施形態によれば、第3のキャビティと第1のチャンバは外部ピストンとその上に配設したシールとにより相互に封止することができ、第1のキャビティ内の外部ピストンの変位に起因して開放される第1の迂回路を介して接続することができる。ピストンユニットの反転復動は、第1の迂回路が開放されたときに開始される。その結果、第1の迂回路の構成が作動中のピストンユニットのストローク長を定める。
ピストンユニットを介する流路を完全に閉塞すべく、第3のキャビティと第2のチャンバは外部ピストンとその上に配設されたシールとにより相互に封止し、第1のキャビティ内の外部ピストンの変位に起因して開放される迂回路を介して接続する。
この場合、第1の迂回路は基部本体内面内の第1の溝状凹部により形成することができる。第3のキャビティと第2のチャンバとを接続する迂回路は、基部本体内面内の第1の溝状凹部か、または代替的に第1の溝状凹部から離間する基部本体内面内の第2の溝状凹部により形成することができる。
貯槽に流体的に接続された流入口を含む流路内を封止し変位可能な態様にて基部本体内をポンプ要素が案内されることにより、流体装置の潤滑箇所へ潤滑剤が給送される。この場合、逆止弁が潤滑箇所に対向する側の流路内に配設されており、前記逆止弁はピストンユニットが流体流出口へ向かう方向に移動するときに開弁し、ピストンユニットの復帰ストローク中に閉弁する。
本発明の他の利点と可能な用途は、実施形態と図面の下記の説明によるものである。この場合、特許請求の範囲におけるそれらの組み合わせあるいは他の特性に対するそれらの引用にかかわらず、説明しかつ/又は図解して示した特性は全て個別にもしくは随意組み合わせて本発明の目的を形成する。
図1〜図3に図示した潤滑ポンプ1は、制御ハウジング3により閉塞したポンプハウジング2の形態にて実現される、基部本体により形成されている。ピストンユニット4は基部本体2,3内を変位可能に案内され、これにより基部本体2内に形成される第1のキャビティは二つのチャンバ5a,5bに分割される。流体撃発槌または他の流体装置の駆動に用いる被加圧作動流体用の供給管路に接続された流体流入口Eは、弁6とスロットル装置7とを介して図1内の右方チャンバ5aに通じている。同様に、図1中の左方チャンバ5bはスロットル装置8を介して流体流出口Aに接続されている。
ピストンユニット4は、加圧ばね9により基部本体2内の制御ハウジング3に対し予め押圧されている。言い換えれば、加圧ばね9は図1の右方に向けピストンユニット4に対し作用している。さらに、ピストンユニット4はポンプ要素として機能する給送ピストン10に当接し、封止されかつ変位可能な態様にて基部本体2内の流路11内を案内される。潤滑媒体貯槽として機能するカートリッジ12の流入口は、流路11内に通じている。潤滑剤流出口Sは図1の左側で基部本体2内に配設され、逆止弁13により流路11に対し封止される。この場合、逆止弁13は、潤滑剤流出口Sから流路11に向かう方向への流れを遮断し、一方で潤滑剤がカートリッジ12から流路11を介して潤滑剤流出口Sへ流動できるように構成されている。潤滑剤流出口Sは、流体装置の1以上の潤滑箇所に接続される。
ピストンユニット4は、外部ピストン14と内部ピストン15とにより形成される。この場合、外部ピストン14は二つのチャンバ5aと5bを形成する基部本体2内のキャビティ内を変位可能に案内され、外部ピストン14はシール16a,16bによりチャンバ5a,5bに対し封止される。外部ピストン14にはシール16a,16b間に凹部が配設されており、基部本体2の内面と外部ピストン14の外面との間にキャビティ17が形成されるようになっている。このキャビティ17は、外部ピストン14内部に形成された追加キャビティ18に、外部ピストン14内の流路を介して接続される。内部ピストン15は、追加キャビティ18内を変位可能に案内される。外部ピストン14内には追加流路19が配置され、これにより流体流出口Aに対向するチャンバ5bが外部ピストン14内部の追加キャビティ18に接続される。この場合、内部ピストン15は凹部17とチャンバ5bとの間の流れを遮断する。しかしながら、流体流入口Eに対向するチャンバ5aと追加キャビティ18内を貫通する追加流路19との間の流体接続を生成するために、内部ピストン15は外部ピストン14上に配設された弁座から離座させることができる。
基部本体2の内壁に配設された溝状凹部20は、個々のシール16a,16bを越えてチャンバ5aから凹部17のキャビティ内へ、または凹部17からチャンバ5b内へ流体が流入できるよう、迂回路を形成するように実現されている。図3によれば、基部本体2内に安全弁21を配設することができる。
図4は、潤滑ポンプの別の実施形態を示す。この潤滑ポンプの基本設計は、図1〜図3に関連して記載した設計と同一である。しかしながら、基部本体の分割面は図1による実施形態に比べ左方へ移っている。
さらに、二つのチャンバ5a,5bを形成するキャビティ内に、二つの溝状凹部20a,20bが互いに所定距離置いて配設される。ここでは、ピストンユニット4が左方に向け十分遠くへ変位していることによりシール16aが溝状凹部20aの領域内に位置するようにしたとき、図面中の右方の凹部20aが第1の迂回路を形成する。これにより、チャンバ5aから迂回路20aを介して凹部17により形成されるキャビティ内に作動流体が流入できるようになる。これとは対照的に、図面中の左方の凹部20bは、図4に示す位置にシール16bが位置するときに第2の迂回路を形成するよう配置される。これにより、凹部17が形成するキャビティから迂回路20bを介してチャンバ5b内に流体が流入できるようになる。
それぞれ迂回路を形成する2つの溝状凹部20a,20bを有するように潤滑ポンプを設計することにより、図1〜図3に示す実施形態に比べ、ピストンユニットのストロークを減らすことができるようになる。
図4による実施形態では、2個の同軸配置された加圧ばね9a,9bがピストンユニット4に割り当てられており、これらは共に外部ピストン14に対し図面の右方向、すなわち流体流入口Eを向く方向に作用する。この態様により、ピストンユニット4の特に素早い復帰ストロークが達成できる。
潤滑ポンプの機能を、下でより詳細に説明する。例えば、図面に図示していない流体装置、例えば撃発槌の駆動にも用いられる作動油が、流体流入口Eを介して流体ポンプへ供給される。この場合、作動油はスロットル装置7と逆止弁6を介してチャンバ5a内に流入する。作動油の圧力により、個々の加圧ばね9a,9bの力に抗してピストンユニット4が図1,4に示した位置から左方へ向けて変位する。この場合、スロットル装置7はピストンユニット4が極めて低速でのみ移動するよう調整されるのが好ましい。内部ピストン15は外部ピストン14内の弁座に押圧されており、内部ピストン15と外部ピストン14との間を作動油が流通できないようになっている。
ピストンユニット4の移動により、また給送ピストン10が、図1、図4の左方へ向けて変位する。その結果、流路11内に位置する潤滑剤は、撃発槌等の図示しない潤滑箇所へ逆止弁13を介して接続した潤滑剤流出口Sへ給送される。図1中のシール16aが溝状凹部20に達するとすぐに、溝状凹部20が形成する迂回路を介してシール16aを越えて凹部17のキャビティ内にも作動油が流入し、これによって外部ピストン14内部の追加キャビティ18内にも流入する。これにより、内部ピストン15は外部ピストン14内のその弁座を離座し、外部ピストン14に対し図面の右方へ向け変位する。図4による実施形態では、シール16aが溝状凹部20aに達し、迂回路がこのように開放されることにおいて、外部ピストン14内の内部ピストン15のこの開放が達成される。
作動油はここで流路19を介してピストンユニット4を貫流することができ、これによりチャンバ5a,5b間の圧力補償が可能となる。ばね9のそれぞれ、すなわち9a及び9bは、ピストンユニット4全体が可能な限り速く図1と図4の右側へ向け再度復動変位し、内部ピストン15もまた外部ピストン14内の弁座に対し再度押圧されるように、実現されている。この場合、追加キャビティ18内に位置する作動油は、シール16bが個々の溝状凹部20または20bに達したときに、迂回路を介してチャンバ5b内へ流入可能である。作動油が追加キャビティ18から圧し出されてはじめて、内部ピストン15が外部ピストン14内の弁座に封止態様で着座することができる。給送ピストン10もまたこの場合図1と図4の右方に向け移動させられ、これにより潤滑媒体は吸引によりカートリッジ12から流路11内へ吸入される。これによって潤滑ポンプは、ピストンユニット4の新規のストロークが開始できるように、図1と図4に示す初期位置に再度配置される。
本発明の第1実施形態による潤滑ポンプの縦断面図である。 図1の潤滑ポンプの断面図である。 図1の潤滑ポンプの別の断面図である。 本発明の第2実施形態による潤滑ポンプの縦断面図である。
符号の説明
1 潤滑ポンプ
2 基部本体(ポンプハウジング)
3 制御ハウジング
4 ピストンユニット
5a,5b チャンバ
6 弁
7 スロットル装置
8 スロットル装置
9 加圧ばね
9a,9b 加圧ばね
10 給送ピストン(ポンプ要素)
11 流路
12 カートリッジ
13 弁
14 外部ピストン
15 内部ピストン
16a,16b シール
17 凹部(キャビティ)
18 キャビティ
19 流路
20,20a,20b 迂回路/凹部
21 安全弁
A 流体流出口
E 流体流入口
S 潤滑剤流出口

Claims (13)

  1. 被加圧作動流体、特に作動油の供給管路と、
    流体流入口(E)を介して前記供給管路に流体的に接続された潤滑ポンプ(1)と、を有し、
    潤滑剤、例えば潤滑油を、貯槽(12)から潤滑剤供給対象である前記流体装置の少なくとも一つの潤滑箇所へ給送するポンプ要素(10)と、
    前記ポンプ要素(10)のポンプストロークを生成する手段と、備える流体装置、特に流体撃発装置であって、
    前記ポンプストロークを生成する手段としてピストンユニット(4)が配設され、
    前記ピストンユニットが、前記ピストンユニット(4)の少なくとも一つの要素の移動方向を反転する手段を割り当てられており、特に少なくとも一つの溝状凹部(20)により形成される少なくとも一つの迂回路(20)と、前記流体流入口(E)を向いた第1の方向で前記ピストンユニット(4)に作用する少なくとも一つの弾性要素(9;9a,9b)と、を備えており、前記ピストンユニット(4)が、前記流体流入口(E)と流体流出口(A)との間の流体接続を遮断する閉塞位置と前記流体接続を遮断解除する開放位置との間を、基部本体(2,3)内で発振態様にて変位可能であり、前記ポンプストロークを生成することを特徴とする流体装置。
  2. 前記移動方向を反転する手段が、特に溝状凹部(20a,20b)の形で実現される互いに離間した第1の迂回路(20a)と第2の迂回路(20b)とを備えることを特徴とする、請求項1記載の流体装置。
  3. 前記潤滑ポンプ(1)の前記基部本体(2,3)内に第1のキャビティが画成され、前記第1のキャビティがその中を変位可能に案内される前記ピストンユニット(4)により二つのチャンバ(5a,5b)に分割され、前記第1のチャンバ(5a)が、適用可能な場合には弁(6)及び/又はスロットル装置(7)により前記流体流入口(E)へ接続可能であり、前記第2のチャンバ(5b)が、適用可能な場合に弁及び/又はスロットル装置(8)により前記流体流出口(A)へ接続可能であることを特徴とする、請求項1又は2記載の流体装置。
  4. 前記ピストンユニット(4)が、前記基部本体(2,3)の前記第1のキャビティ内を案内されると共にその内部に第2のキャビティ(18)が画成された外部ピストン(14)と、前記第2のキャビティ(18)内を案内される内部ピストン(15)と、を備えており、前記第2のキャビティ(18)に流体的に接続される第3のキャビティ(17)が、前記外部ピストン(14)の外面と前記基部本体(2,3)の内面との間に画成されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の流体装置。
  5. 前記第3のキャビティ(17)を前記第1のキャビティに対して封止するために、少なくとも二つのシール要素(16a,16b)が前記外部ピストン(14)の外面上に互いに所定の間隔をあけて配設されることを特徴とする、請求項4記載の流体装置。
  6. 前記外部ピストン(14)の前記流体流入口(E)に対向する側と前記流体流出口(A)に対向する側との間の前記ピストンユニット(4)を介する流体接続が遮断される閉塞位置と、前記流体接続が遮断解除される開放位置との間で、前記内部ピストン(15)が前記外部ピストン(14)内を変位可能であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載に流体装置。
  7. 前記ピストンユニット、特に外部ピストン(14)に対し、前記流体流入口(E)に対向する側を向く方向に作用する少なくとも2個のばね(9;9a,9b)が、前記ピストンユニット(4)に割り当てられることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の流体装置。
  8. 前記第3のキャビティ(17)と前記第1のチャンバ(5a)とが、前記外部ピストン(14)及びその上に配設されたシール(16a)により相互に封止され、前記第1のキャビティ内での前記外部ピストン(14)の変位により開放される第1の迂回路(20;20a)を介して接続可能であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の流体装置。
  9. 前記第3のキャビティ(17)と前記第2のチャンバ(5b)とが、前記外部ピストン(14)及びその上に配設したシール(16b)により相互に封止され、前記第1のキャビティ内での前記外部ピストン(14)の変位により開放される迂回路(20;20b)を介して接続可能であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の流体装置。
  10. 前記第1の迂回路(20;20a)が、前記基部本体の内面の第1の溝状凹部(20;20a)により形成される、請求項8又は9記載の流体装置。
  11. 前記第3のキャビティ(17)と前記第2のチャンバ(5b)とを接続する前記迂回路(20)が、前記基部本体(2,3)の内面内の第1の溝状凹部(20)により形成されることを特徴とする、請求項9又は10記載の流体装置。
  12. 前記第3のキャビティ(17)と前記第2のチャンバ(5b)とを接続する前記迂回路(20b)が、前記基部本体(2,3)内面内の前記第1の溝状凹部(20a)とは離間する第2の溝状凹部(20b)により形成されることを特徴とする、請求項9又は10記載の流体装置。
  13. 潤滑媒体を給送する前記ポンプ要素(10)が、前記基部本体(2,3)内で前記貯槽(12)に流体的に接続された流入口を含む流路(11)内を封止されかつ変位可能な態様にて案内され、前記流路(11)内の前記潤滑箇所と対向する側に逆止弁(13)が配設されることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の流体装置。
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