JP2009525093A - マンモグラフィ装置のための位置決め装置 - Google Patents

Abstract

マンモグラフィの頑強性および測定精度を改善するために、放射源（６）を収容するための装置支持部（４）と、検査対象保持体（８）を収容するための検査対象支持部（７）とを備えた、放射源（６）と検査対象（８）とを相対的に位置決めするための、マンモグラフィ装置（１）のための位置決め装置が設けられている。検査対象支持部（７）は、結合エレメント（１４）を介して、マンモグラフィ装置（１）と結合可能であり、かつ／または結合されており、装置支持部（４）は、結合エレメント（１４）に対して相対回動可能に支承されている。

Description

本発明は、放射源と検査対象とを相対的に位置決めするための、マンモグラフィ装置のための位置決め装置であって、放射源を収容するための装置支持部が設けられており、検査対象保持体を収容するための検査対象支持部が設けられており、検査対象支持部が、結合エレメントを介して、マンモグラフィ装置と結合可能であり、かつ／または結合されている形式のものに関する。

マンモグラフィ装置は、人間の***の軟部組織をＸ線で検査し、特に乳ガンの早期発見に役立つ。このような早期発見検査は、欧州の幾つかの国では、既に標準予防検査になっており、ドイツでは、このような検査は少なくとも幾度か行われる。マンモグラフィ検査の頻繁な実施と、同時に保健衛生制度の財政圧迫とに基づいて、マンモグラフィ装置の操作を簡単にして、汎用性を高める必要があり、これによって同等の、または改善された検査品質で検査時間が短縮される。

出願人は、製品名「Ｍａｍｍｏｍａｔ １０００」、「Ｍａｍｍｏｍａｔ ３０００ Ｎｏｖａ」および「Ｍａｍｍｏｍａｔ Ｎｏｖａｔｉｏｎ」でマンモグラフィ装置を販売しており、これらは構造的に類似の形式で実現されており、これらを代表して「Ｍａｍｍｏｍａｔ Ｎｏｖａｔｉｏｎ」を例示して説明する。このマンモグラフィ装置は、基本体と、基本体から突出して屈曲された装置アーム（回転アーム）とを備えており、装置アームの自由端部に放射源が配置されている。装置アームは、金属薄板構造として実現されていて、かつマンモグラフィ装置の回転軸と相対回動不能に結合されているので、放射源は、アイソセンタを中心に３６０°旋回することができる。装置アームに、回動結合部を介して、アイソセンタを中心に３６０°旋回可能な検査対象台が支承されている。

本発明の課題は、マンモグラフィ装置の頑強性および測定精度を改善することである。

この課題は、請求項１の特徴部に記載した構成手段を有する位置決め装置によって解決される。有利な実施形態は、従属請求項に記載した。

本発明によれば、放射源と検査対象とを相対的に位置決めするための、マンモグラフィ装置のための位置決め装置であって、放射源を収容するための装置支持部が設けられており、検査対象保持体を収容するための検査対象支持部が設けられており、検査対象支持部が、結合エレメントを介して、マンモグラフィ装置と結合可能であるか、かつ／または結合されている形式のものにおいて、装置支持部が、結合エレメントに対して相対回動可能に支承されている。

有利には、装置支持部が、装置アームを備えており、装置アームの自由端部が、放射源を収容するために形成されていて、装置アームの、装置支持部に枢支された端部が、貫通孔を備えており、貫通孔を通って、結合エレメントが、少なくとも部分的に延びており、かつ／または装置アームの枢支端部が、結合エレメントを包囲している。

有利には、枢支端部が、第1のリング状の本体として形成されている。

有利には、結合エレメントが、回動軸として形成されている。

有利には、検査対象支持部が、カバー部またはリングの構成をした第２の本体を備えている。

有利には、第１の本体が、マンモグラフィ装置と第２の本体との間に配置されている。

有利には、第１の本体と第２の本体とが、結合エレメントの縦延伸方向で、少なくとも部分的に重なり合っていて、かつ／または縦延伸方向に対して垂直方向で互いに整合して配置されるように形成されている。

有利には、装置支持部および検査対象支持部が、共通の中心を中心に回動可能に配置されている。

有利には、装置支持部が、検査対象支持部に対して±２５°までの角度で旋回されるようになっている。

有利には、回動軸または旋回軸が、±１８０°までの角度で検査対象支持部の回動を実現するようになっている。

有利には、結合エレメントが、マンモグラフィ装置に対して、高さおよび／または側方位置で調節可能に形成されている。

有利には、検査対象支持部および／または装置支持部に、ディスプレイ、グリップ、操作ボタンなどが配置されている。

本発明による位置決め装置は、マンモグラフィ装置に適していて、かつ／またはマンモグラフィ装置用に形成されていて、放射源と検査対象保持体との相対的な位置決めに役立つ。放射源は、有利には、５０ｋＶ（キロボルト）を下回る、特に３０ｋＶを下回る範囲のソフトなＸ線を照射するために形成されている。検査対象保持体は、有利には、女性***（以下に検査対象とも記載する）を収容するために形成されており、この場合検査対象保持体は、特に***を圧迫するための装置を備えている。検査対象保持体は、一般的に、検査対象台と、これに対して可動な圧迫板とを備えている。さらに装置支持部および検査対象支持部が設けられており、これらは放射源もしくは検査対象保持体を収容するために形成されている。検査対象支持部は、結合エレメントを介してマンモグラフィ装置と結合可能であり、かつ／または結合されている。

本発明によれば、装置支持部は、結合エレメントに対して回動可能に支承されており、特に検査対象支持部および／またはマンモグラフィ装置に対して回動可能に支承されている。特に装置支持部は、検査対象支持部とは無関係に、かつ／または検査支持体省から分離して回動可能に支承されている。有利には、装置支持部は、結合エレメントに回動可能に支承されている。

この場合本発明は、従来技術から公知の位置決め装置では、検査対象支持部を、装置支持部と堅固に結合された回動軸に支承するのは不都合である、という思想から出発している。なぜならばＸ線の様々な入射角度の必要な検査では、装置支持部の位置変化によって検査対象支持部の調整の損なわれる恐れがあるという理由による。

したがって検査対象支持部が装置支持部に支承された公知の機構は、部分的に変更され、装置支持部は、マンモグラフィ装置と検査対象支持部との間の結合エレメントに対して相対回動可能に支承される。このようにすると装置支持部の位置変化に際して検査対象支持部ひいては検査対象の位置を変えることなく、検査対象を様々な入射方向から照射することができる。

有利な実施形態では、装置支持部は、装置アームとして形成されていて、かつ自由端部と、結合エレメント枢支された端部とを備えている。自由端部は、放射源ならびに場合によっては別の構成要素、たとえばシールド、電子装置などを収容するために形成されている。枢支端部は、結合エレメントを少なくとも部分的に包囲し、かつ／または貫通孔または収容開口を備えており、貫通孔または収容開口を通って、結合エレメントが少なくとも部分的に延びている。このような構造によって、マンモグラフィ装置から放射源に向かうレバーアームが、２つの区分に分けられ、この場合第１の区分は、結合エレメントによって形成され、第２の区分は、装置部分によって形成されている。有利には、結合エレメントは、装置支持部の支承された、かつ／または支持された領域で、少なくとも１０ｃｍ、有利には少なくとも１５ｃｍ、特に少なくとも２０ｃｍの直径を有している。このような実施形態によって、装置支持部の極めてコンパクトな実現が助成されるので、位置決め装置は、丈夫で、特に放射源の振動に関して影響を受けにくくなっている。

有利には、枢支端部に、装置アームに対するバランスウェイトが配置されていて、それも特に装置アームに対する対抗モーメントが形成されるように配置されている。装置アームおよびバランスウェイトは、貫通孔または収容開口に関して、有利には互いに直径方向反対側に配置されている。

有利な実施形態では、枢支端部が、リング状またはトーラス状の本体として形成されており、リング状またはトーラス状の本体は、貫通孔または収容開口を形成する。

位置決め装置の有利な実施形態によれば、結合エレメントが、検査対象支持部の回動軸および／または旋回軸として形成されていて、したがって検査対象支持部の回転が許容される。このために検査対象支持部は、有利には、回動軸および／または旋回軸と相対回動不能に結合されていて、かつ回動軸および／または旋回軸と一緒に回転するか、または特に定置の回動軸および／または旋回軸に回動可能に支承されている。

検査対象支持部は、第２の本体を備えており、第２の本体は、カバーエレメントとして形成されており、第２の本体に、結合エレメント、特に回動軸および／または旋回軸が座着されている。選択的に第２の本体は、リング状またはトーラス状に形成されている。有利には、第１の本体は、マンモグラフィ装置と第２の本体との間に配置されていて、かつ／または位置決め装置の運転状態で適当に（マンモグラフィ装置と第２の本体との間に）配置される。このような実施形態の利点によれば、検査中に放射源が回転する際に、放射源は、患者からみて第２の本体の後方で回動し、第１の本体によって覆われている。このようにして操作技師および患者に関する圧搾リスクは低減される。

特に圧搾リスクを更に低減するために、第１の本体および第２の本体は、結合エレメントの縦延伸方向で少なくとも部分的に重なり合うように形成されていて、かつ／または縦延伸に対して垂直方向で互いに整合するように形成されている。有利には、第１の本体および第２の本体は、相俟って、閉じた、特に円形の外郭を形成する。

有利には、両方の本体の、重なり合う配置構造および／または互いに整合する配置構造は、装置支持部および／または検査対象支持部が回転する際にも維持される。

特に有利な実施形態では、装置支持部および／または検査対象支持部は、共通の回転軸線を中心に回動可能に配置されており、この場合共通の回転軸線は、特に結合エレメントの縦延伸方向に対して平行して配置されている。

共通の回転軸線は、有利にはアイソセンタを通って延びており、アイソセンタは、あとで検査目的のために位置決めされる検査対象の中心に配置されている。したがって放射源ならびに検査対象保持体は相対回動可能に支承されており、放射源の入射角度および／または検査対象の設置角度が変化しても、検査対象の位置を変化させる必要はない。装置支持部および検査対象支持部のアイソセントリックな配置構造による利点によれば、マンモグラフィ装置は、患者に対して一度だけ調節を行えばよい。

位置決め装置の有利な実施形態では、装置支持部は、検査対象支持部に対して±２５°まで旋回可能である。このような旋回角度によって、定位の検査に関する照射角度の変化が許容され、ここでは多くの場合±１０°もしくは±１５°の旋回角度が有利である。位置決め装置によって、断層合成検査も許容され、ここでは検査対象のトモグラフィなどを行うために、±２５°までの放射源の連続的な旋回が必要である。特に定位の検査でも断層合成検査でも、装置支持部が、検査対象支持部とは無関係に、または検査対象支持部から分離して回動可能または旋回可能に支承されていると有利である。

有利には、回動軸または旋回軸として形成された結合エレメントは、±１８０°までの検査対象支持部の回動もしくは旋回を許容する。このような実施形態によって、標準撮影、たとえば頭尾方向撮影（ＣＣ）または内外斜位方向撮影（ＭＬＯ）による検査対象の撮影が実現される。

その都度患者にマンモグラフィ装置を個人的に適合させるために、結合エレメント、ひいては装置支持部および検査対象支持部は、マンモグラフィ装置に対して高さおよび／または側方位置で調節可能に形成されている。特に高さ調節によって、マンモグラフィ装置は、患者の種々異なるボディサイズに快適にフィットさせることができる。

位置決め装置の有利な実施形態では、検査対象支持部および／または装置支持部に、特に第１の本体および／または第２の本体に、ディスクプレイ、操作エレメント、レバーなどが配置されている。選択的に第１の本体もしくは第２の本体に操作エレメントを同心的に配置することに基づいて、位置決め装置の一般的な全ての位置または調節状態（ＭＬ，ＭＬＯなど）から快適に操作エレメントなどにアプローチすることができる。

位置決め装置の調節、特に装置支持部および／または検査対象支持部の回転または旋回は、手動で、またはモータ式に行われる。記載の位置決め装置は、特に検査対象のレントゲン検査、特にマンモグラフィのための診断法に適している。

次に図面につき本発明の実施例を詳しく説明する。

全図において、対応する構成部材には同じ符号を付した。

図１には、マンモグラフィ装置１を片側で斜めからみた立体図で示した。マンモグラフィ装置１は、基本体２と位置決め装置３とを備えており、位置決め装置３は、基本体２に支持される。

位置決め装置３は、マンモグラフィ装置の装置支持部４を備えており、装置支持部４に、マンモグラフィ装置の屈曲した装置アーム５を介して、放射源６ならびに図示していない別の構成要素、たとえば電子装置、シールド（防護板）などが固定されている。

さらに位置決め装置３は、検査対象支持部７を備えており、検査対象支持部７は、検査対象保持体８と不動に、つまり堅固に結合されている。検査対象保持体８は、検査対象、特に女性***を載せるための載設板９ならびに圧迫板１０を備えており、圧迫板１０は、載設板９に対して平行に配置されている。圧迫板１０は、載設板９に対して可動であるので、検査対象を圧迫することができる。選択的に、検査対象支持部７に、穿刺（ファインニードルバイオプシー）またはパンチバイオプシーのためのバイオプシー装置（図示していない）が配置されており、バイオプシー装置は、たとえば載設板９と堅固に結合されていて、特にファインニードルもしくはパンチ部分のための位置決め装置を備えている。検査対象支持部７は、さらに第２の本体として、皿形のカバー部１１を備えており、カバー部１１は、基本体２の正面に対して平行に配置されていて、基本体２に投影してみると、円形の外郭を有している。カバー部１１は、回動軸１４（図２）を介して基本体２と結合されている。位置決め装置３の実施例に応じて、カバー部１１は、回動軸１４と相対回動不能に（つまり一緒に回転するように）連結されているか、または回動軸１４に回動可能に支承されている。カバー部１１の回動運動は、軸線Ａ（図２）を中心に行われ、軸線Ａは、回動軸１４（図２）に対して平行に向けられていて、マンモグラフィ装置１のアイソセンタを通って延びている。アイソセンタは、検査対象の、あとの時点における中心点の位置に位置していて、たとえば載設板９の上方約３ｃｍに位置する。検査対象保持体８とカバー部１１とは、互いに相対回動不能に結合されているので、カバー部１１の回動によって、検査対象８が回動される。

装置支持部４は、第１の本体として後方のリング体１２を備えており、リング体１２は、装置アーム５と堅固に結合されていて、かつ相対回動可能に回動軸１４（図２）に支承されている。カバー部１１と後方のリング体１２とは、互いに重なり合うように配置されていて、側方で整合しているので、装置支持体部４または検査対象支持部７が回動する際に圧潰の生じるリスクが低減される。カバー部１１および／または後方のリング体１２の外径は、ほぼアイソセンタと検査対象保持体８の上縁との間の半径方向距離に対応する。したがってアイソセンタと放射源６との間の距離は、大体において半分で後方のリング体１２によって、かつ別の半分で装置アーム５によってカバーされるので、装置アーム５は、比較的短く、コンパクトで、したがって振動しにくく形成されている。図示していない軸線Ａから出発して、カバー部１１および／または後方のリング体１２は、方位角方向で均等な質量分配を有している。選択的に特に後方のリング体１２は、装置アーム５に対して直径方向反対側で、バランスウェイトを有しているので、装置アーム５に対する対抗モーメントが形成されている。

図２には、図１に示した位置決め装置３を大幅に抽象化して立体的に斜視図で示した。図２には、単にカバー部１１ならびに後方のリング体１２を示しており、ここではカバー部１１と後方のリング体１２との間に分割面１３が形成されている。カバー部１１および後方のリング体１２は、回動軸１４によって、回動軸１４の中心軸線上に位置する軸線Ａを中心に±１８０°回動することができる。後方のリング体１２は、同様に軸線Ａを中心に、前方のリング体１１に対して相対的に、かつ前方のリング体１１から分離して、±２５°回動可能に支承されている。位置決め装置３全体は、高さ調節可能に基本体２に収容されており、この場合軸線Ａもしくは回動軸１４は、図示の両矢印の方向で、つまり高さ方向で調節可能である。カバー部１１に、既に図１に関して説明したように、検査対象保持体８ならびにグリップ、ディスプレイが配置されていて、場合によってはバイオプシーユニットおよび／または拡大台が取付可能である。後方のリング体１２には、装置アーム５が、したがって特に放射源６が取付可能である。カバー部１１および後方のリング体１２は、相俟って、段部のない円筒形または円錐形の側面を形成するので、特に分割平面１３の領域において圧潰領域が存在しない。

図３のａ，ｂ，ｃには、図１のマンモグラフィ装置を、様々な検査法を瞬間的に記録して示した。図３のａには、定位検査中の、水平方向に向けられた載設板９と、垂線に対して約−１５°旋回された装置アーム５とを示した。装置アーム５の旋回は、アイソセンタを中心に行われる。

図３のｂには、図１に示したマンモグラフィ装置１による断層合成検査を示した。この検査法では、装置アーム５は放射源６で連続的に−２５°〜＋２５°の角度範囲で特に自動的に旋回され、これに対して検査対象保持体８および特に載設台９は定置に留まる。このような撮影技術によって、検査対象の断層合成撮影などを得ることができる。

最後に図３のｃには、図１に示したマンモグラフィ装置１を、１調節位置で示しており、ここでは載設板９は、垂直に向けられており、装置アーム５ならびに放射源６は、垂線に対して＋９０°旋回されている。この位置から出発して、装置アーム５は、検査対象支持体８および載設板９に対して±２５°まで旋回することができる。

図４のａ、ｂには、図１に示したマンモグラフィ装置１の一部を詳しく示した。詳細図には、それぞれグリップ１５ならびに操作ボタン１６を示しており、グリップ１５および操作ボタン１６は、前方のリング体１１に取り付けられていて、たとえば機能「装置上昇／下降」、「装置回動左／右」、「ライトオン／オフ」を有している。操作エレメント１６は、前方のリング体１２の端面に位置しており、これに対してグリップ１５は、たとえば半径方向外面に配置されている。グリップ１５は、他の形式で、たとえば半径方向もしくは同心的に配置してもよい。位置決め装置３の一般的なあらゆる位置（ＭＬ，ＭＬＯなど）から、操作エレメント１６の同心的な配置構造に基づいて、操作エレメント１６は簡単にアプローチすることができる。

マンモグラフィ装置１の一部としての位置決め装置の１実施例を立体的に示す斜視図である。 図１に示した位置決め装置の実施例を、アクチュエータの自由度を説明するためにアクチュエータ部で示した概略図である。 ａ、ｂおよびｃは、図１に示したマンモグラフィ装置１を、位置決め装置の様々な位置または調節状態で示す図である。 ａ、ｂは、位置決め装置のリング状の「ドーナツ部」に組み込まれた操作エレメントを明示するための、位置決め装置の部分拡大図である。

Claims (12)

1. 放射源（６）と検査対象（８）とを相対的に位置決めするための、マンモグラフィ装置（１）のための位置決め装置であって、
   放射源（６）を収容するための装置支持部（４）が設けられており、
   検査対象保持体（８）を収容するための検査対象支持部（７）が設けられており、
   該検査対象支持部（７）が、結合エレメント（１４）を介して、マンモグラフィ装置（１）と結合可能であるか、かつ／または結合されている形式のものにおいて、
   装置支持部（４）が、結合エレメント（１４）に対して相対回動可能に支承されていることを特徴とする、位置決め装置。
2. 装置支持部（７）が、装置アーム（５）を備えており、該装置アーム（５）の自由端部が、放射源を収容するために形成されていて、該装置アーム（５）の、枢支された端部が、貫通孔を備えており、該貫通孔を通って、結合エレメント（１４）が、少なくとも部分的に延びており、かつ／または該装置アーム（５）の枢支端部が、結合エレメント（１４）を包囲している、請求項１記載の位置決め装置。
3. 枢支端部が、第1のリング状の本体（１２）として形成されている、請求項２記載の位置決め装置。
4. 結合エレメントが、回動軸（１４）として形成されている、請求項１から３までのいずれか１項記載の位置決め装置。
5. 検査対象支持部（７）が、カバー部またはリングの構成をした第２の本体（１１）を備えている、請求項１から４までのいずれか１項記載の位置決め装置。
6. 第１の本体（１２）が、マンモグラフィ装置（１）と第２の本体（１１）との間に配置されている、請求項５記載の位置決め装置。
7. 第１の本体（１２）と第２の本体（１１）とが、結合エレメント（１４）の縦延伸方向で、少なくとも部分的に重なり合っていて、かつ／または縦延伸方向に対して垂直方向で互いに整合して配置されるように形成されている、請求項６記載の位置決め装置。
8. 装置支持部（４）および検査対象支持部（７）が、共通の中心を中心に回動可能に配置されている、請求項１から７までのいずれか１項記載の位置決め装置。
9. 装置支持部（４）が、検査対象支持部（７）に対して±２５°までの角度で旋回されるようになっている、請求項１から８までのいずれか１項記載の位置決め装置。
10. 回動軸または旋回軸（１４）が、±１８０°までの角度で検査対象支持部（４）の回動を実現するようになっている、請求項４から９までのいずれか１項記載の位置決め装置。
11. 結合エレメント（１４）が、マンモグラフィ装置（１）に対して、高さおよび／または側方位置で調節可能に形成されている、請求項１から１０までのいずれか１項記載の位置決め装置。
12. 検査対象支持部（７）および／または装置支持部（４）に、ディスプレイ、グリップ（１５）、操作ボタン（１６）などが配置されている、請求項１から１１までのいずれか１項記載の位置決め装置。

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