JP2009518736A - TAP(TouchAndPlay)ベースのサービスを提供する方法および装置ならびに当該方法および装置を使用するシステム - Google Patents
TAP(TouchAndPlay)ベースのサービスを提供する方法および装置ならびに当該方法および装置を使用するシステム Download PDFInfo
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Abstract
TAPベースのサービスを提供する方法、装置、およびシステムが提供される。本方法は、伝送チャネルとして生物体を用いて、1つの機器に接続可能な複数の機器の各機器識別子を設定し、かつ前記機器識別子に対応する前記複数の機器の各々と、前記1つの機器とのインタラクションを介してそれぞれユーザに提供されるサービスを設定することと、前記複数の機器のうちの1つの機器と協働してサービスを実行するか否かを決定するために、少なくとも2つの実行レベルのうちの1つの実行レベルを選択できるように、前記少なくとも2つの実行レベルを設けて、ユーザからの入力にしたがって、前記少なくとも2つの実行レベルのうちの1つの実行レベルを設定することと、前記1つの機器が、前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて、前記複数の機器のうちの別の1つの機器と接続されていた場合、該別の1つの機器の機器識別子を受信することと、前記別の1つの機器に関して設定されたサービスを確認し、前記1つの機器と、前記別の1つの機器とのインタラクションを介してユーザに提供されるサービスを識別することと、設定された実行レベルにしたがって、前記識別したサービスを実行するか否かを決定することと、前記別の1つの機器と協働して実行されるものと決定されたサービスを提供するために必要な情報を自動的に認識して、前記決定されたサービスを実行することとを含む。本方法、装置、およびシステムが使用されると、ユーザは、単に2つの機器に接触することだけで、所望のサービスを受信することができる。
Description
本発明は、2つの機器を使用してサービスを受ける方法に関し、さらに詳細には、TAP(Touch And Play)ベースのサービスを提供する装置および方法に関する。これらの装置および方法により、ユーザは、2つの機器に接触することによって、所望のサービスを受けることが可能となる。
現在消費者は、携帯端末を、別の携帯端末または様々な周辺機器へ接続することを望んでいる。それに応じて、例えば、各製品に固有のドッキングシステム、接続端子、および様々なメモリ機器などの様々な携帯端末メーカによって使用されている様々な接続方法が存在している。
最近採択されたUSB OTG(Universal Serial Bus On-The-Go)標準は、2つの機器間のデータ交換に対する要求が日々増加していることを反映している。しかし、接続される機器が携帯機器であるということを考慮すれば、USB OTG標準には、次のような短所がある。まず、ユーザは、持ち運びにくいUSBケーブルを持ち運ばなければならない。さらに、ユーザは、ユーザ自身で、2つの機器を接続し、または取り外さなければならない。したがって、このような接続作業または取り外し作業が頻繁に発生すると、ユーザにとって望ましくない時間および努力が、多大に費やされる。このような短所は、USB OTG標準が有線通信技術に基づいているという事実に起因する。
一方、無線通信技術は、ケーブルを持ち運ぶ必要がないという長所がある。しかし、無線通信技術には、電力消費、コスト、および周波数規制といった無線技術に関連した技術的な問題以外に、インターフェース工学の面で、次のような短所がある。
狭い空間内に多くの機器が存在するという現在の傾向を鑑みると、将来的に、無線ネットワーク内に多くの機器が存在する可能性が高くなる。さらに、このような機器間のネットワーク接続は、従来のネットワーク接続とは異なるものである。
このようなネットワーク接続およびネットワークの切断は、ユーザの実際の活動によって頻繁に発生する。さらに、そのネットワーク接続の持続時間も一般的に短い。例えば、ブルートゥース(登録商標)の場合、ユーザが、PDA(携帯情報端末)から写真を印刷することを望んだ場合、ユーザは、ネットワークを探索し、かつ発見したネットワーク内で使用可能な機器を探索しなければならない。次いで、ユーザは、プリンタを選択して、選択したプリンタをPDAに接続しなければならない。次いで、ユーザは、印刷する写真を選択して、印刷メニューを選択する。最後に、ユーザは、ネットワーク接続を切断する。このような操作のうちの一部は、メニュー上でボタンを数回クリックすることにより、予め設定しておくことができる。したがって、ユーザが行う操作の数は、減少するであろう。しかし、この種のネットワーク接続およびネットワークの切断では、ユーザの集中力、時間、および介入がさらに必要となる。加えて、ユーザは、PDAの使用方法について熟知しておく必要がある。
分かり易さは、将来の応用機器において重要な要件である。機器が複雑になるほど、人々は、その機器の使用方法を習得するのが難しくなる。
カメラとプリンタとのインタラクション(interaction)という例において、ブルートゥース(登録商標)またはUSBを利用した従来の方法では、ユーザは、印刷操作を開始する前に、ネットワーク接続する必要があり、印刷操作後に、ネットワークを切断する必要がある。しかし、このようなネットワーク管理動作は、ユーザが最も興味を抱いている印刷操作とは直接的に関連がない。ネットワーク接続およびネットワークの切断は、印刷操作に必要とされるプロセスに過ぎない。しかし、ユーザは、印刷操作を実行するために、これらのプロセスを理解して学習する必要がある。
本発明は、ユーザが複数の機器に接触した場合、それら機器のインタラクションを介してユーザに提供されるサービスを自動的に識別し、その識別したサービスをユーザに提供することができる方法、装置、およびシステムを提供する。
本発明の1つの側面にしたがうと、TAPベースのサービスを提供する方法が提供される。この方法は、伝送チャネルとして生物体を用いて、1つの機器に接続可能な複数の機器の各機器識別子を設定し、かつ前記機器識別子に対応する前記複数の機器の各々と、前記1つの機器とのインタラクションを介してそれぞれユーザに提供されるサービスを設定することと、前記複数の機器のうちの1つの機器と協働してサービスを実行するか否かを決定するために、少なくとも2つの実行レベルのうちの1つの実行レベルを選択できるように、前記少なくとも2つの実行レベルを設けて、ユーザからの入力にしたがって、前記少なくとも2つの実行レベルのうちの1つの実行レベルを設定することと、前記1つの機器が、前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて、前記複数の機器のうちの別の1つの機器と接続されていた場合、該別の1つの機器の機器識別子を受信することと、前記別の1つの機器に関して設定されたサービスを確認し、前記1つの機器と、前記別の1つの機器とのインタラクションを介してユーザに提供されるサービスを識別することと、設定された実行レベルにしたがって、前記識別したサービスを実行するか否かを決定することと、前記別の1つの機器と協働して実行されるものと決定されたサービスを提供するために必要な情報を自動的に認識して、前記決定されたサービスを実行することとを含む。
本発明の別の側面にしたがうと、TAPベースのサービスを提供する方法が提供される。この方法は、伝送チャネルとして生物体を用いて、1つの機器に接続可能な複数の機器の各機器識別子を設定し、かつ前記機器識別子に対応する前記複数の機器の各々と、前記1つの機器とのインタラクションを介してそれぞれユーザに提供されるサービスを設定することと、前記1つの機器が、前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて、前記複数の機器のうちの別の1つの機器と接続されていた場合、該別の1つの機器の機器識別子を受信することと、前記別の1つの機器に関して設定されたサービスを確認し、前記1つの機器と、前記別の1つの機器とのインタラクションを介してユーザに提供されるサービスを識別することと、前記1つの機器と、該1つの機器に接続されている前記別の1つの機器とのうち、どちらがマスタで、どちらがスレーブであるかを決定することと、前記1つの機器と、該1つの機器に接続されている前記別の1つの機器とのマスタ/スレーブ関係が決定された場合、前記マスタがデータ伝送を開始し、前記スレーブが前記マスタに応答するマスタ/スレーブ方式を用いて信号を交換することと、前記別の1つの機器と協働して実行されるものと決定されたサービスを提供するために必要な情報を自動的に認識して、前記決定された前記サービスを実行することとを含む。
本発明の別の側面にしたがうと、TAPベースのサービスを提供する装置が提供される。この装置は、伝送チャネルとして生物体を用いて、前記装置に接続可能な複数の機器の各機器識別子を設定し、かつ前記機器識別子に対応する前記複数の機器の各々と、前記装置とのインタラクションを介してそれぞれユーザに提供されるサービスを設定するサービス設定部と、前記複数の機器のうちの1つの機器と協働してサービスを実行するか否かを決定するために、少なくとも2つの実行レベルのうちの1つの実行レベルを選択できるように前記少なくとも2つの実行レベルを有する実行レベル設定部であって、ユーザからの入力にしたがって、前記少なくとも2つの実行レベルのうちの1つの実行レベルを設定する実行レベル設定部と、前記装置が、前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて、前記複数の機器のうちの1つの機器と接続されていた場合、該1つの機器の機器識別子を受信し、該1つの機器に関して設定されたサービスを確認し、前記装置と、前記1つの機器とのインタラクションを介してユーザに提供されるサービスを識別し、ユーザにより設定された実行レベルにしたがって、前記識別したサービスを実行するか否かを決定するサービス決定部と、前記1つの機器と協働して実行されるものと決定されたサービスを提供するために必要な情報を自動的に認識して、前記決定されたサービスを実行するサービス実行部とを備える。
本発明の別の側面にしたがうと、TAPベースのサービスを提供する装置が提供される。この装置は、伝送チャネルとして生物体を用いて、前記装置に接続可能な複数の機器の各機器識別子を設定し、かつ前記機器識別子に対応する前記複数の機器の各々と、前記装置とのインタラクションを介してそれぞれユーザに提供されるサービスを設定するサービス設定部と、前記装置が、前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて、前記複数の機器のうちの1つの機器と接続されていた場合、該1つの機器の機器識別子を受信し、該1つの機器に関して設定されたサービスを確認し、前記装置と、前記1つの機器とのインタラクションを介してユーザに提供されるサービスを識別するサービス決定部と、前記装置と、該装置に接続されている前記1つの機器とのうち、どちらがマスタで、どちらがスレーブであるかを決定し、前記装置と前記1つの機器とが、前記マスタがデータ伝送を開始し、前記スレーブが前記マスタに応答するマスタ/スレーブ方式を用いて信号を交換した後、前記1つの機器と協働して実行されるものと決定されたサービスを提供するために必要な情報を自動的に認識して、前記決定されたサービスを実行するサービス実行部とを備える。
本発明の別の側面にしたがうと、複数の機器間におけるインタラクションを用いて、TAPベースのサービスを提供するシステムが提供される。このシステムは、前記複数の機器を含む。前記複数の機器における各機器は、少なくとも1つの生物体が前記各機器と別の1つの機器とに接触したときに、伝送チャネルとして前記少なくとも1つの生物体を用いて、前記別の1つの機器に情報を送信し、かつ前記別の1つの機器から情報を受信する接触部と、送受信した前記情報を含むコンテキスト情報を、前記少なくとも1つの生物体の接触から収集するコンテキスト収集部と、該収集したコンテキスト情報に基づいて、前記各機器と、前記別の1つの機器とのインタラクションを介してユーザに提供されるサービスを決定するサービス決定部と、該決定したサービスに該当する動作を実行するサービス実行部とを備える。
本発明によれば、ユーザは、単に所望のサービスと関連した機器に接触することだけで、当該所望のサービスを受けることができる。それでも、本発明は、ネットワーク接続およびネットワークの切断を必要とする。しかし、ネットワーク接続およびネットワークの切断のプロセスにおいて、ユーザが介入する必要はなくなる。さらに、ネットワーク接続およびデータ伝送に必要な全てのコンテキスト情報は、ユーザの接触行為によって取得することができるので、ユーザの介入を排除することができる。
また、本発明によれば、識別子およびデータが全て、人体通信を介して伝送される場合、データ通信は、人体だけに限定されるため、プライバシおよび盗聴の問題を容易に解決することができる。
また、本発明の一実施形態によれば、機器Aが、複数の機器(B、C、D、...)と選択的に接続できるときに、例えば、機器Aが機器Bと接続されると、機器Aが提供できるサービスが定義され、かつそのサービスを実行するための実行レベルが予め設定されることによって、ユーザが意図しないインタラクションを防止することができる。さらに、機器Xが、機器Aに接続されると予想されている機器(B、C、D、...)に追加された場合、機器Aと機器Xとの間で実行できるサービスが、実行レベルにマッチングされて、それに応じて設定される。それにより、複数の機器間におけるインタラクションを介して実行できるより多様なサービスを設定することができる。したがって、状況に応じて適切なサービスを実行することができ、新たな機器を追加することによって、サービスを拡張することができる。
また、本発明によれば、ある機器と別の機器とが互いに接続されている場合、ある機能を実行させようと望む場合、ある機器によって実行されているその機能、または実行させようと望んでいるその機能を、別の機器によって実行させることができる。すなわち、MP3プレイヤで音楽を聴きながら家にきて、家のオーディオプレイヤに接触した場合、ユーザがMP3プレイヤで聴いていた音楽を、家のオーディオプレイヤによって再生することができる。さらに、DMBテレビでチャンネルを見ながら家にきて、家のテレビに接触した場合、ユーザがDMBテレビで見ていたチャンネルを、家のテレビで提供することができる。ユーザが、カムコーダを用いて動画を撮影した後、家にきて、撮影した動画を、カムコーダを用いて再生しながらテレビに接触すると、人体通信を介して、無線1394ネットワークが形成される。したがって、動画が、カムコーダから無線1394ネットワークを介してテレビに伝送されて、テレビによって再生される。
以下、例示的な実施形態が示された添付図面を参照しながら、本発明について詳細に説明する。しかし、本発明は、図面中に示された実施形態に限定されるべきではなく、多種多様な形態で具現化することができる。むしろ、図面中に示された実施形態は、本開示が完全なものであって、当業者に本発明の概念を十分に伝えることができるよう提供されるものである。
ブルートゥース(登録商標)の場合、ユーザが、PDAから写真を印刷することを望んだ場合、ユーザは、ネットワークを探索し、かつ発見したネットワーク内で使用可能な機器を探索しなければならない。次いで、ユーザは、プリンタを選択して、選択したプリンタをPDAに接続しなければならない。次いで、ユーザは、印刷する写真を選択して、印刷メニューを選択する。最後に、ユーザは、ネットワーク接続を切断する。このような操作のうちの一部は、メニュー上でボタンを数回クリックすることにより、予め設定しておくことができる。したがって、ユーザが行う操作の数は、減少するであろう。しかし、この種のネットワーク接続およびネットワークの切断では、ユーザの集中力、時間、および介入がさらに必要となる。加えて、ユーザは、PDAの使用方法について熟知しておく必要がある。このような操作におけるユーザの介入は、所望のコンテキスト情報を伝送するために必要である。PDAから写真を印刷する上述の例では、その印刷サービスのために必要な次のようなコンテキスト情報が利用可能であった。1)ユーザ認証、すなわち、プリンタを使用するための権限、2)機器の選択、すなわち、PDAおよびプリンタの選択、3)サービスの選択、すわなち、印刷サービスの選択、および、4)データ、すなわち、印刷されるファイルである。
Anind K. Deyは、エンティティの状況を特徴付けるために使用される任意の情報を、コンテキストとして定義している。ここで、エンティティは、人、場所、または、ユーザとアプリケーションとのインタラクションに関連しているとみなされる物(object)を表している。また、エンティティには、そのユーザおよびそのアプリケーション自体が含まれる。
システムが、コンテキストを使用して、ユーザに関連する情報またはサービスを提供する場合、そのシステムは、コンテキストアウェア(context aware)である。ここで、「関連する」ということは、そのユーザの動作に依存する、ということを表している。
コンテキストアウェアなコンピューティングモデルの最終的な目的のうちの1つは、ユーザの直接的な介入を必要とすることなく、ユーザのために、適切な時間に適切な動作を実行することができるアプリケーションを得ることである。このような自動的なコンテキストアウェアなアプリケーションを実現するために、ユーザが手作業で入力することなく、コンテキストを抽出する方法が必要である。
ユーザがある物に接触することからより多くのコンテキストを抽出しようとする従来の技術があった。物に接触すること、または、いつ人がその物に接触するかは、デスクトップ環境に関する有用な情報を提供しうる。接触は、ある場所から別の場所にデータを移すことにも使用される。2つの機器間の同期化した接触は、その2つの機器を無線で接続するために使用されてきた。このような従来の技術では、タッチセンサを用いて得られる、接触自体に関する情報を使用している。
しかし、Zimmermanは、人体を伝送媒体として使用できることを提案した。Zimmermanがこの提案をした後、こうした通信方法のデータ速度などの特性を向上させて、様々な環境におけるこのような特性を理解しようとする多くの研究が行われてきた。
この通信方法が使用されると、単純な接触は、より多くの情報を有しうる。Rekimotoらは、環境エンティティを擬人化するための、着用可能な認証キー(wearable authentication key)について研究してきた。
図1は、Zimmermanによって提案された身体内部間の通信の概念を説明する図である。Zimmermanによって提案された身体内部間の通信では、330KHzで動作し、かつ2400bpsのデータ伝送速度を有するOOK(On Off Keying)変調方式を使用した。身体内部間の信号伝送を使用した多くのハードウェア機器が開発された後、Kurt Patridgeは、180KHzで動作し、140KHzのキャリア周波数を有し、かつ38.4kbpsのデータ伝送速度を有するFSK(Frequency Shift Keying)変調方式を使用した。NTTドコモ社のElectrauraNetは、キャリア周波数なしに、電子光学センサおよびNRZ(Non-Return-to-Zero)信号伝送を使用して、10Mbpsにもなるデータ伝送速度を達成した。しかし、このシステムは、電子光学センサを使用するので、このシステムは、15×15×80ほど大きく、650ほどの電力を消費する。NTTドコモ社が電子光学センサを使用した理由は、ElectrauraNetが、100メガオームを超える極度に高い入力インピーダンスを有し、超広帯域幅を有しているためである。
図2は、本発明の一実施形態にしたがうTAPベースのサービスの概念を説明する図である。図2を参照すると、ユーザが、カメラおよびプリンタに手で接触すると、カメラ内の所望の写真ファイルが、ユーザの身体を通じてプリンタに伝送され、プリンタが、伝送された写真ファイルを印刷する。
図3は、本発明の一実施形態にしたがうTAPベースのサービスを提供する装置のブロック図である。本実施形態にしたがう装置は、サービス設定部300、実行レベル設定部310、サービス決定部320、およびサービス実行部330を備えている。
サービス設定部300は、複数の機器の機器識別子を設定するものである。複数の機器は、伝送チャネルとして生物体(organism)を用いて、本実施形態にしたがう装置に接続することができる。また、サービス設定部300は、それぞれ、本実施形態にしたがう装置と、機器識別子に対応する機器の各々とのインタラクションを介して、ユーザに提供されるサービスを設定する。
実行レベル設定部310は、少なくとも2つの実行レベルを有しているので、複数の機器を用いてサービスを実行するか否かを決定するために、少なくとも2つの実行レベルのうちの1つの実行レベルを選択することができる。ユーザからの入力に応答して、実行レベル設定部310は実行レベルを設定する。例えば、実行レベルは、実行レベル「High」と、実行レベル「Normal」と、実行レベル「Low」と、実行レベル「None」とに分類することができる。ここで、実行レベル「High」は、複数の機器のそれぞれに関して設定された全てのサービスが実行できることを示している。実行レベル「Normal」は、指定されたサービスだけ実行できることを示している。実行レベル「Low」は、ユーザが別のインターフェースを用いてサービスを選択し、その選択したサービスを実行できることを示している。実行レベル「None」は、サービスを全く実行できないことを示している。別の例の実行レベルでは、各サービスは、本実施形態にしたがう装置と、伝送チャネルとして生物体を用いて当該装置に接続された複数の機器の各々との明白なインタラクションの度合いに応じて、実行レベルをマッチングし、それにしたがって、サービスを実行してもよい。
本発明にしたがう装置が、伝送チャネルとして生物体を用いて、別の機器と接続されると、サービス決定部320は、この別の機器から、当該別の機器の機器識別子を受信し、受信した機器識別子に関して設定されたサービスを確認して、この別の機器とのインタラクションを介して提供されるサービスを識別し、ユーザによって選択された実行レベルにしたがって、この別の機器と協働して識別したサービスを実行するか否かを決定する。ここで、サービス決定部320によって使用される決定方法の一例にしたがうと、伝送チャネルとして生物体を用いて接続される複数の機器の各々によって提供される各サービスは、複数の実行レベルのうちのいずれか1つの実行レベルとマッチングされている。したがって、サービス決定部320は、ユーザによって設定された実行レベルにしたがって、サービスを実行するか否かを決定する。
本明細書では、機器の識別子を表すために、「機器識別子」および「機能識別子」という用語を使用する。機器識別子は、機器の属性を表す識別子である。例えば、機器がカメラである場合、カメラであることを表す識別子が機器識別子に該当する。機器が、PDAのように、MP3再生、動画再生、ウェブブラウジングなど多機能型機器である場合、サービス決定部320は、多機能型機器の機器識別子を受信し、受信した機器識別子に基づいて、その機器によって行うことができる機能を示すコンテキストを得ることができる。しかし、この機器識別子に基づいて、多機能型機器の機能が現在アクティブ化されているかを確認することは、一般に難しい。
上述したように、機器が多機能型機器である場合、コンテキストを正確に利用して、かつ分かり易いサービスを提供するために、その多機能型機器のアクティブ化された機能の機能識別子を得ることが有効となりうる。したがって、本明細書を通じて、機器識別子と機能識別子とは区別されるものである。しかし、単一の機能を有する機器である場合、機器識別子が機能識別子に該当することは、当業者であれば十分に理解できるであろう。このことの詳細については、図4を参照して後述する。
サービス実行部330は、別の機器と協働して実行されるものと決定されたサービスを提供するために必要な情報を自動的に認識して、そのサービスを実行する。すなわち、サービス実行部330は、別の機器と、本実施形態にしたがう装置とのうち、どちらがマスタで、どちらがスレーブであるかを決定する。次いで、別の機器および本実施形態にしたがう装置は、マスタがデータ伝送を開始し、スレーブがマスタに応答するマスタ/スレーブ方式を用いて信号を交換する。マスタ/スレーブ方式を用いて信号を交換する際、サービス実行部330は、別の機器と協働して実行されるものと決定されたサービスを提供するために必要な情報を自動的に認識して、そのサービスを実行する。
一方、2つの機器間での通信およびサービス提供のために、マスタ/スレーブ方式を用いて、本実施形態を具現化する場合、サービス設定部300には、本実施形態にしたがう装置と、当該装置に接続された機器とのうち、どちらがマスタで、どちらがスレーブであるかを決定するために必要な情報が含まれる。次いで、サービス決定部320は、本実施形態にしたがう装置と、伝送チャネルとして生物体を用いて当該装置に接続された機器とのうち、どちらがマスタで、どちらがスレーブであるかを決定する。次いで、本実施形態にしたがう装置および各機器は、マスタがデータ伝送を開始し、スレーブがマスタに応答するマスタ/スレーブ方式を用いて信号を交換し、本実施形態にしたがう装置と各機器との間で、決定されたサービスを実行する。この場合の具体的な通信方法の例にしたがうと、マスタは、データを伝送するということをスレーブに通知し、スレーブが伝送すべきデータを有しているか否かに関する問い合わせを規則的な周期でスレーブに通知する。マスタがスレーブからのデータ伝送を許可する場合、スレーブはマスタにデータを伝送する。マスタ/スレーブの決定方法の例としては、次の通りである。第1に、プロセッサの処理能力、RAMのサイズなどのリソースが計算され、より性能の高い機器がマスタとなる。第2に、主な信号源またはサービスプロバイダである機器がマスタとなる。第3に、バッテリおよび電力線を含む電力リソースのうち、バッテリによって駆動される機器がマスタとなる。第4に、複数の機器が、伝送チャネルとして生物体を用いて互いに接続されている場合には、機器識別子を最初に送信した機器がマスタとして設定される。上述した例以外にも、様々なマスタ/スレーブの決定方法が存在するので、本発明は、上述した例に限定されるものではない。
図4は、本発明の一実施形態にしたがうTAPベースのサービスを提供するシステムのブロック図である。このシステムは、第1の機器400および第2の機器450を含む。第1の機器400と第2の機器450との間には、少なくとも1つの生物体480が介在する。
図4を参照すると、第1の機器400は、接触部402、コンテキスト収集部404、サービス決定部406、およびサービス実行部408を備えている。第2の機器400も、同一の構成を有している。
生物体480が、第2の機器450および第1の機器400に接触すると、接触部402は、第2の機器450に、予め定められた情報S1を含む電気信号を送信し、第2の機器450から、予め定められた情報S1を含む電気信号を受信する。
コンテキスト収集部404は、生物体480による接触からコンテキスト情報を収集する。この場合、コンテキスト情報の例としては、生物体480が接触した時間/場所、生物体480の識別子、第2の機器450の機器識別子、生物体480が接触したときの第2の機器450の状態、第1の機器400の識別子、および生物体480が接触したときの第1の機器400の状態などがある。しかし、本発明は、それらに限定されるものではない。第2の機器450の機器識別子と、生物体480が接触したときの第2の機器450の状態とに関する情報を取得する例示的な方法にしたがうと、接触部402によって受信される電気信号には、第2の機器450の機器識別子と、生物体480が接触したときの第2の機器450の状態とに関する情報が含まれる。すなわち、第2の機器450の接触部(図示せず)は、伝送チャネルとして生物体480を用いて、第1の機器400の接触部402に、第2の機器450の機器識別子と、生物体480が接触したときの第2の機器450の状態とに関する情報を提供する。
機器の状態の例としては、アクティブ化された機能およびアクティブ化されたリソースが挙げられる。さらに、アクティブ化されたリソースの例としては、アクティブ化されたファイルのタイプおよびアクティブ化されたチャネルが挙げられる。しかし、本発明は、これらに限定されるものではない。多機能型機器である場合、コンテキストの利用という観点から、当該多機能型機器の機器識別子だけでなく、当該多機能型機器におけるアクティブ化された機能に関する情報である機能識別子も提供することが望ましいといえる。例えば、第2の機器450がPDAである場合、第2の機器450は、第1の機器400の接触部402に、第2の機器450の機器識別子と、第2の機器450におけるアクティブ化された機能の機能識別子とを含む情報S1を提供する。次いで、コンテキスト収集部404は、情報S1を含むコンテキスト情報をサービス決定部406に提供する。こうすることにより、分かり易いサービスの決定の正確性を担保することができる。
コンテキスト収集部404は、生物体480を介して受信される情報S1、サービス実行部408によって提供される情報S4、および様々な周辺機器(図示せず)によって提供される情報を収集する。情報S2には、S1に含まれている第2の機器450の機器識別子と、第2の機器450の状態とに関する情報を含めることができる。情報S4には、第1の機器400の機器識別子と、第1の機器400の状態とに関する情報を含めることができる。さらに、コンテキスト収集部404は、様々な周辺機器(図示せず)から、生物体480が当該周辺機器に接触した時間/場所を受信することができる。そして、コンテキスト収集部404は、収集した第1の機器400のコンテキスト情報S3を接触部402に提供する。次いで、接触部402は、生物体480を介してコンテキスト情報S3を第2の機器450に伝送するので、第2の機器450は、分かり易いサービスを正確に実行することができる。
サービス決定部406は、コンテキスト収集部404によって収集されたコンテキスト情報S6に基づいて、第1の機器400と第2の機器450とのインタラクションを介して提供されるサービスを決定する。次いで、サービス決定部406は、コマンドS7をサービス実行部408に伝送する。このコマンドS7は、決定されたサービスを提供するために、第1の機器400が実行すべき動作を示すものである。サービス決定方法の一例にしたがうと、サービス決定部406には、コンテキストアウェアなマトリクスを含めることができ、サービス決定部406は、収集されたコンテキスト情報およびコンテキストアウェアなマトリクスに基づいて、提供されるサービスを決定することができる。ここで、このコンテキストアウェアなマトリクスは、コンテキストと、当該コンテキストに対応するサービスとを示すものである。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。コンテキストアウェアなマトリクスの詳細な説明については後述する。
図4を参照すると、サービス実行部408は、データ記憶部410、出力部412、入力部414、および通信部416を備えている。しかし、第1の機器400の属性にしたがって、このような構成から一部の要素を取り除いてもよいし、このような構成に他の要素を追加してもよいことは、当業者であれば十分に理解できるであろう。サービス実行部408は、データ記憶部410、出力部412、入力部414、および通信部416を使用して、決定されたサービスを提供するために必要な動作を実行する。データ記憶部410は、決定されたサービスを実行するために必要なサービスデータを記憶する。出力部412は、第1の機器400の属性に応じて、スピーカおよびディスプレイユニットを含む。入力部414は、第1の機器400の属性に応じて、入力パネル、録音ユニット、および撮影ユニットを含む。通信部416は、有線通信/無線通信機能を実行する。
決定されたサービスを実行するために必要なサービスデータは、一般的な有線通信/無線通信を介して、第1の機器400の通信部416と、第2の機器450の通信部(図示せず)との間で交換することができる。しかし、ユーザの利便性の観点から、第1の機器400の接触部402および第2の機器450の接触部(図示せず)によって、伝送チャネルとして生物体480を用いることが望ましいといえる。この場合、サービス実行部408は、サービスデータS8を接触部402に提供するか、またはサービスデータS9を接触部402から受信して、動作を実行することができる。
次に、具体的な例を用いて、本実施形態にしたがうTAPベースのサービスシステムについて説明する。第1の例は、第1の機器400が、スピーカを有する家庭用オーディオプレイヤなどの固定型オーディオ再生プレイヤであり、第2の機器450が、MP3プレイヤなどの携帯用オーディオ再生プレイヤである場合である。この場合、MP3プレイヤで音楽を聴いているユーザが家にきて家庭用オーディオプレイヤに接触した場合、ユーザがMP3プレイヤで聴いていた音楽が、家庭用オーディオプレイヤによって再生される。第2の例は、第1の機器400が、テレビなどの固定型放送受信機器であり、第2の機器450が、デジタルマルチメディア放送(DMB:Digital Multimedia Broadcasting)テレビなどの携帯用放送受信機器である場合である。この場合、ユーザが、DMBテレビでチャンネルを見ながら、家にきてテレビに接触した場合、ユーザがDMBテレビで見ていたチャンネルが、家のテレビでユーザに提供される。第3の例は、第1の機器400が、テレビなどの固定型動画再生機器であり、第2の機器450が、カムコーダなどの携帯用動画撮影機器である場合である。この場合、ユーザが、カムコーダを用いて動画を撮影した後、家にきて、カムコーダを用いて、撮影された動画を再生しながらテレビに接触すると、人体通信を介して、無線1394ネットワークが形成される。これにより、動画が、カムコーダから無線1394ネットワークを介してテレビに伝送されて、テレビで再生される。
第1の機器400の接触部402が、伝送チャネルとしてユーザなどの生物体480を用いて、第2の機器450の接触部(図示せず)と電気信号を交換する。このため、物理的な信号伝送方法、データ転送方法、およびネットワーク管理方法が定義されなければならない。
第1に、物理的な信号伝送方法について説明する。物理的な信号伝送方法として、前述したNRZ信号伝送などの様々な信号伝送方式を使用することができる。本実施形態にしたがう実験では、電子センサと、NRZ信号伝送方法とを使用して、1Mbpsで信号を送受信することが達成された。図5Aは、本発明の一実施形態にしたがう、身体内部間の送受信システムを示している。この実験では、マイクロコントローラの汎用非同期送受信機(UART)ポートの出力信号を使用した。出力信号の振幅(amplitude)は、3Vであり、データ伝送速度は、マンチェスタコーディングの場合、1Mbpsであった。受信地点で測定された信号の最大振幅は、約100mVであった。図5Bは、図5Aの身体内部間の送受信システムにおける受信機の様々な端(terminal)で測定された信号を示す波形図である。具体的には、図5Bは、上からそれぞれ、受信機に対する入力信号の波形、フィルタの出力信号の波形、増幅機の出力信号の波形、およびCDR(Clock Data Recovery)の出力信号の波形を示している。
第2に、データ転送方法について説明する。身体内部間通信において、広帯域シグナリングは、1つの通信チャネルを有する。これは、送受信が同時に生じることがないということを意味する。したがって、データ衝突を回避するための通信プロトコルが必要となる。このため、CSMA(Channel Sensing Multiple Access)、TDMA(Time Division Multiple Access)、およびマスタ/スレーブ構成などの様々な方策を使用することができる。しかし、CSMAのデータ伝送を検出するには、追加のハードウェアが必要となる。さらに、TDMA技法も、追加のハードウェアが必要となる。というのは、高品質の同期化されたクロックが必要であるからである。このような観点から、マスタ/スレーブ方式を使用した半二重通信が、TAPベースのサービスに適しているといえる。
第3に、ネットワーク管理方法について説明する。TAPベースのサービスのためのネットワーク接続は、頻繁に発生する傾向があり、その発生の周期も比較的短い。さらに、ネットワークのメンバは、常に変化する傾向がある。したがって、アドホックネットワークが、TAPベースのサービスに適しているといえる。
マスタ/スレーブ方式およびアドホックネットワークの使用を前提としたときの図4の実施形態について、さらに説明することにする。
第1の機器400の接触部402は、第1の機器400の機能識別子を含む電気信号を第2の機器450に送信し、第2の機器450から第2の機器450の機能識別子を含む電気信号を受信する。すなわち、ネットワーク接続がまだなされていない場合、接触部402は、1秒当たり2回、構成パケット(configuration packet)を送信する。この構成パケットは、第1の機器400の機能識別子を含む。ここで、機能識別子は、インテリジェント機器の機能を表すものである。さらに、構成パケットが受信されると、受信機は、受信機自身の構成パケットを送信する。パケットは、ヘッダとデータとから構成される。ヘッダは、パケット番号、エラーを感知するためのCRCコード、宛先アドレス、および、このパケットがデータパケットであるか、またはACK(acknowledgment)およびNACK(no acknowledgement)を含む制御パケットであるかを示す制御コードを含む。
サービス決定部406は、第1の機器400と、当該第1の機器400と接続可能な他の機器群の各タイプとのマスタ/スレーブ関係を予め設定する。マスタ/スレーブ関係を予め設定した後、サービス決定部406は、受信された第2の機器450の機能識別子および第1の機器400の機能識別子に基づいて、第1の機器400がマスタであるか否かを決定する。マスタ/スレーブ関係を予め設定するために、サービス決定部406は、例えば、各コンテキストに関する2つの機器間のマスタ/スレーブ関係についての情報を、前述したコンテキストアウェアなマトリクスに追加することができる。このようなプロセスによりマスタが決定されると、その後に続く伝送は、マスタ機器により、接触部402を介して開始される。
すなわち、接触部402は、決定されたマスタ/スレーブ関係に基づき、マスタ/スレーブ伝送方式を用いて、サービスデータを含む電気信号を、第2の機器450と交換する。マスタ/スレーブ方式にしたがうと、通信は、常にマスタから開始され、スレーブによってマスタに応答される。マスタがデータをスレーブに伝送する前に、マスタは、データ伝送が生じることをスレーブに通知して、スレーブにデータを伝送する。逆に、スレーブがデータをマスタに伝送する前に、マスタは、予め設定された頻度(例えば、1秒当たり2回)でスレーブが送信すべきデータを有しているかを、スレーブに問い合わせる。マスタがデータ伝送を許可すれば、スレーブはデータの伝送を開始する。
サービスデータを決定する方法の例として、現在アクティブ化されたファイルをサービスデータとして決定する方法と、サービスデータを選択する追加のユニットを含める方法とを挙げることができる。前者の方法では、2つのMP3プレイヤが互いに接続されている場合、現在この2つのMP3プレイヤのうちの一方で再生されているプレイリストがサービスデータとして選択され、そのサービスデータが、他方のMP3プレイヤに伝送される。デジタルカメラおよびテレビが互いに接続されている場合、現在LCDウィンドウ上でアクティブ化されている写真ファイルがサービスデータとして選択され、そのサービスデータが、テレビに伝送される。
図6は、本発明の一実施形態にしたがうコンテキストアウェアなマトリクスを示している。図6を参照しながら、ユーザが、デジタルカメラおよびプリンタに接触した場合について説明する。図6のコンテキストアウェアなマトリクスにおいて、矢印方向またはFがマスタを表している。具体的には、矢印方向が、マスタを表し、Fが、構成パケットを最初に送信した機器、すなわち、マスタを表している。例えば、デジタルカメラおよびプリンタの場合、図6では、プリンタがマスタとして示されている。さらに、2つの機器に必要なサービス動作は、図6のコンテキストアウェアなマトリクスの中に示されている。前述の例では、「Print Photo」、すなわち、写真ファイルを印刷する操作が、デジタルカメラおよびプリンタに必要なサービス動作として決定される。したがって、デジタルカメラは、写真データファイルをプリンタに送信する。ユーザは、単にデジタルカメラおよびプリンタに接触するだけで、印刷操作を実行することができる。すなわち、TAPベースのサービスが実装されている。
コンテキストアウェアなマトリクスは、2つのインテリジェントな機器において最も分かり易いインタラクションが達成されるように実装される。新たな機器が開発されると、このコンテキストアウェアなマトリクスは、拡張することができる。
デジタルカメラとプリンタとのインタラクションように、2つの機器間に明白なインタラクションが存在する場合もあるが、MP3プレイヤとデジタルカメラとのインタラクションのように、2つの機器間に分かり易いインタラクションが存在しない場合もある。したがって、ユーザが意図しないインタラクションを防止するために、ある種のインタラクションレベルが必要となる。図6の下線を引いたコンテキストアウェアなマトリクスの部分が、インタラクションレベルAに該当するサービスであり、下線を引いていない部分が、インタラクションレベルBに該当するサービスである。図6の実施形態では、インタラクションレベルAに該当するサービスは、一般的に使用するのに十分に分かり易いサービスであり、インタラクションレベルBに該当するサービスは、一般的に使用するのにそれほど分かり易いものではないが、それでも有効なサービスである。次に、実行レベル、すなわち、自動化レベル「High」、「Normal」、「Low」、および「None」と、図6の実施形態にしたがうインタラクションレベルAおよびインタラクションレベルBとを共に説明する。ユーザが実行レベルを「None」に設定した場合、ユーザが2つの機器に接触するときでも、2つの機器は、TAPベースのサービスをユーザに提供しない。ユーザが実行レベルを「High」に設定した場合、2つの機器は、決定されたサービスを無条件に実行する。ユーザが実行レベルを「Normal」に設定した場合、決定されたサービスのインタラクションレベルがAであるときには、そのサービスを実行し、決定されたサービスのインタラクションレベルがBであるときには、そのサービスを実行しない。ユーザが実行レベルを「Low」に設定した場合、2つの機器は、決定されたサービスだけでなく、2つの機器が提供できる全てのサービスを、ユーザインターフェースを介してユーザに提供する。そして、ユーザ自身が、2つの機器によって提供されるこれらのサービスから、実行すべきサービスを選択する。すなわち、実行レベル「High」の場合、2つの機器は、インタラクションレベルAまたはインタラクションレベルBに該当するサービスを実行すると決定する。実行レベル「Normal」の場合、2つの機器は、インタラクションレベルAに該当するサービスのみを実行すると決定する。実行レベル「Low」の場合、2つの機器は、ユーザが承認したサービスのみを実行すると決定する。最後に、実行レベル「None」の場合、2つの機器は、TAPベースのサービスを実行しないと決定する。
図6を参照しながら、2つの機器のうちの1つがカメラである場合について説明する。図6を参照すると、「Camera connection」、「Slide show」、「Print photo」、「Set as wall paper」などのサービスが、カメラにマッピングされている。ユーザが、カメラに含まれる実行レベル設定部310を用いて、実行レベルを「Normal」に設定した場合、ユーザがこのカメラおよび携帯電話に接触したときには、サービス「Set as wall paper」は実行されない。しかし、ユーザがこのカメラおよびテレビに接触したときには、この場合に決定されたサービスは、インタラクションレベルがAであるサービス「Slide show」であるため、写真ファイルがカメラからテレビに伝送され、サービス「Slide show」が、テレビで実行される。ユーザが、実行レベルを「Low」に設定した場合、ユーザは、カメラのインターフェース(LCDおよびボタン)を介して、前述した4つのサービスから許可するサービスを選択する。
本発明にしたがうサービスは自動的に実行されるので、ユーザによって望まれないサービスの一部が実行される可能性がある。前述した実行レベルの設定が、この問題に対する1つの解決策となりうる。実行レベルの設定は、召使いに自律権を付与することになぞらえることができる。実行レベルの設定は、新たな技術の有用性を低減させる結果をもたらすこともある。したがって、自動化サービスとセキュリティとのトレードオフを考慮する必要がある。
図7は、本発明を、デジタルカメラ、高画質テレビ(HDTV)、およびプリンタに適用した結果を示している。すなわち、前述した手順に基づいて、デモアプリケーションが実行されたものである。デモアプリケーションのシナリオは、デジタルカメラを有するユーザが、HDTVに接触して、カメラのLCDディスプレイおよびHDTVの両方で表示された写真を見ている、というものである。
図8は、本発明の一実施形態にしたがうTAPベースのサービスを提供する方法を示すフローチャートである。図8を参照すると、本方法は、図3に示された装置によって時系列に実行される動作を含む。したがって、以下で省略されていたとしても、図3の装置に関連して上述した全ての動作は、本方法にも適用される。
図8を参照すると、動作S800で、初期化が実行されるので、2つの機器は、TAPベースのサービスを提供することができる。この場合、初期化には、伝送チャネルとして生物体を用いて、1つの機器に接続可能な複数の機器の各機器識別子を設定し、かつ機器識別子に対応する複数の機器の各々と、前記1つの機器とのインタラクションを介してそれぞれユーザに提供されるサービスを設定する動作と、前記複数の機器のうちの1つと協働してサービスを実行するか否かを決定するために、少なくとも2つの実行レベルのうちの1つを選択できるように、前記少なくとも2つの実行レベルを設ける動作とが含まれる。
動作S810で、前記1つの機器が、伝送チャネルとして生物体を用いて、前記複数の機器のうちの別の1つの機器と接続されていた場合、前記1つの機器は、前記別の1つの機器の機器識別子を受信する。
動作S820で、前記1つの機器は、前記別の1つの機器に関して設定されたサービスを確認し、当該別の1つの機器とインタラクトすることによって、ユーザに提供されるサービスを識別する。
動作S830で、前記1つの機器は、設定された実行レベルにしたがって、前記識別したサービスを実行するか否かを決定する。
動作S840で、前記1つの機器は、前記別の1つの機器と協働して実行されるものと決定されたサービスを提供するために必要な情報を自動的に認識する。
マスタ/スレーブ方式を使用する場合、動作S820には、2つの機器のうち、どちらがマスタで、どちらがスレーブであるかを決定する動作が含まれる。さらに、動作S840には、マスタがデータ伝送をスレーブに開始し、スレーブがマスタに応答するマスタ/スレーブ方式を用いて、2つの機器間で信号を交換する動作が含まれる。
図9Aは、本発明の一実施形態にしたがうTAPベースのサービスを提供する装置および方法を実行するシステムによって行われた干渉測定の結果を示している。
図9Bは、図9Aの実験結果を示すグラフである。図9Bを参照すると、干渉は、1メートルの半径内で信号を30dBmだけ減衰させることを示している。これは、本発明が、プライバシの観点では、安全であるということを表している。
図10は、本発明の一実施形態にしたがって、サービス実行レベルに基づいて、TAPベースのサービスを提供する方法を示す詳細なフローチャートである。
図10を参照すると、伝送チャネルとして生物体を用いて、1つの機器に接続可能な複数の機器の各機器識別子が設定され、機器識別子に対応する複数の機器の各々と、前記1つの機器とのインタラクションを介してそれぞれユーザに提供されるサービスが設定される(動作101)。次いで、前記複数の機器のうちの1つの機器と協働してサービスを実行するか否かを決定するために、少なくとも2つの実行レベルのうちの1つを選択できるように、前記少なくとも2つの実行レベルが準備され、ユーザからの入力によって、前記少なくとも2つの実行レベルのうちの1つの実行レベルが設定される(動作102)。
前記1つの機器が、伝送チャネルとして生物体を用いて、前記複数の機器のうちの別の1つの機器と接続されていた場合、前記1つの機器は、前記別の1つの機器の機器識別子を受信する(動作103)。前記1つの機器は、前記別の1つの機器に関して設定されたサービスを確認し、当該別の1つの機器とインタラクトすることによって、ユーザに提供されるサービスを識別する(動作104)。
前記1つの機器は、設定された実行レベルにしたがって、前記識別したサービスを実行するか否かを決定し(動作105)、前記別の1つの機器と協働して実行されるものと決定されたサービスを提供するために必要な情報を自動的に認識して、決定されたサービスを実行する(動作106)。
図11は、本発明の別の実施形態にしたがう、機器間のデータ伝送におけるデータ衝突を回避するための通信プロトコルとしてマスタ/スレーブ方式を用いて、TAPベースのサービスを提供する方法を示す詳細なフローチャートである。
図11を参照すると、伝送チャネルとして生物体を用いて、1つの機器に接続可能な複数の機器の各機器識別子が設定され、機器識別子に対応する複数の機器の各々と、前記1つの機器とのインタラクションを介してそれぞれユーザに提供されるサービスが設定される(動作111)。前記1つの機器が、伝送チャネルとして生物体を用いて、前記複数の機器のうちの別の1つの機器と接続されていた場合、前記1つの機器は、前記別の1つの機器の機器識別子を受信する(動作112)。次いで、前記1つの機器は、前記別の1つの機器に関して設定されたサービスを確認し、当該別の1つの機器とインタラクトすることによって、ユーザに提供されるサービスを識別する(動作113)。
2つの機器間のマスタ/スレーブ関係が決定される(動作114)。マスタ/スレーブ関係が決定されると、2つの機器は、マスタがデータ伝送をスレーブに開始し、スレーブがマスタに応答するマスタ/スレーブ方式を用いて信号を交換する(動作115)。前記1つの機器は、前記別の1つの機器と協働して実行されるものと決定されたサービスを提供するために必要な情報を自動的に認識して、決定されたサービスを実行する(動作116)。
図10は、実行レベルに基づく本発明の一実施形態を示すフローチャートであり、図11は、マスタ/スレーブ方式に基づく本発明の一実施形態を示すフローチャートである。図10および図11の実施形態は、図2ないし図8に基づく本発明の詳細な説明を参照すると、様々な形態として具現化することができる。
本発明はまた、コンピュータ読み取り可能な記録媒体上のコンピュータ読み取り可能なコードとして具現化することもできる。コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取ることが可能なデータを記録できる任意のデータ記録装置とすることができる。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例としては、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ記録装置、および搬送波(例えば、インターネットを介したデータ伝送)が挙げられる。
コンピュータ読み取り可能な記録媒体はまた、ネットワークを介して接続されたコンピュータシステムに分散させることができるので、コンピュータ読み取り可能なコードは、分散方式で記録され、実行される。さらに、本発明を具現化するための機能的なプログラム、コード、およびコードセグメントは、本発明が属する技術分野のプログラマによって容易に理解されよう。
本発明の例示的な実施形態を参照して、本発明について詳細に示して説明したが、当業者であれば、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、これらの様々な変形形態および詳細の変更が可能であることが理解されよう。
Claims (37)
- TAPベースのサービスを提供する方法であって、
伝送チャネルとして生物体を用いて、1つの機器に接続可能な複数の機器の各機器識別子を設定し、かつ前記機器識別子に対応する前記複数の機器の各々と、前記1つの機器とのインタラクションを介してそれぞれユーザに提供されるサービスを設定することと、
前記複数の機器のうちの1つの機器と協働してサービスを実行するか否かを決定するために、少なくとも2つの実行レベルのうちの1つの実行レベルを選択できるように、前記少なくとも2つの実行レベルを設けて、ユーザからの入力にしたがって、前記少なくとも2つの実行レベルのうちの1つの実行レベルを設定することと、
前記1つの機器が、前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて、前記複数の機器のうちの別の1つの機器と接続されていた場合、該別の1つの機器の機器識別子を受信することと、
前記別の1つの機器に関して設定されたサービスを確認し、前記1つの機器と、前記別の1つの機器とのインタラクションを介してユーザに提供されるサービスを識別することと、
設定された実行レベルにしたがって、前記識別したサービスを実行するか否かを決定することと、
前記別の1つの機器と協働して実行されるものと決定されたサービスを提供するために必要な情報を自動的に認識して、前記決定されたサービスを実行することと
を含むことを特徴とする方法。 - 前記少なくとも2つの実行レベルを設けて、該少なくとも2つの実行レベルのうちの1つの実行レベルを設定した際の前記実行レベルは、実行レベル「High」と、実行レベル「Normal」と、実行レベル「Low」と、実行レベル「None」とに分類され、
実行レベル前記「High」は、前記複数の機器における前記各機器識別子の設定、および、ユーザに提供される前記サービスの設定の際に、前記複数の機器のそれぞれに設定された全てのサービスが実行できることを示し、
実行レベル前記「Normal」は、指定されたサービスだけ実行できることを示し、
実行レベル前記「Low」は、ユーザが別のインターフェースを用いてサービスを選択し、該選択したサービスを実行できることを示し、
実行レベル前記「None」は、サービスを全く実行できないことを示す
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記識別したサービスを実行するか否かを前記決定するとき、
前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて前記1つの機器に接続されることになる前記複数の機器の各々によって提供される各サービスは、前記実行レベルのうちの1つの実行レベルにマッチングされており、
前記識別したサービスを実行するか否かは、ユーザによって設定された前記実行レベルにしたがって決定される
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 各サービスは、前記1つの機器と、前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて前記1つの機器に接続された前記複数の機器の各々との明白なインタラクションの度合いに応じて、前記実行レベルのうちの1つの実行レベルにマッチングされることによって、実行される
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。 - 前記1つの機器と、該1つの機器に接続されている前記別の1つの機器とのうち、どちらがマスタで、どちらがスレーブであるかを識別すること
をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて接続されている前記1つの機器および前記別の1つの機器のマスタ/スレーブ関係が決定された場合、前記マスタがデータ伝送を開始し、前記スレーブが前記マスタに応答するマスタ/スレーブ方式を用いて、前記1つの機器および前記別の1つの機器は、信号を交換し、前記1つの機器および前記別の1つの機器の間で、決定されたサービスを実行する
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。 - 前記マスタは、データを伝送するということを前記スレーブに通知し、前記スレーブが伝送すべきデータを有しているか否かに関する問い合わせを規則的な周期で前記スレーブに通知し、前記マスタが前記スレーブからのデータ伝送を許可する場合、前記スレーブは、前記マスタにデータを伝送する
ことを特徴とする請求項6に記載の方法。 - 前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて接続されている前記1つの機器および前記別の1つの機器のマスタ/スレーブ関係は、処理能力またはRAMのサイズなどの各機器のリソース群の程度、どの機器が主な信号源またはサービスプロバイダであるか、および電力供給方式の少なくとも1つに基づいて決定される
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。 - TAPベースのサービスを提供する方法であって、
伝送チャネルとして生物体を用いて、1つの機器に接続可能な複数の機器の各機器識別子を設定し、かつ前記機器識別子に対応する前記複数の機器の各々と、前記1つの機器とのインタラクションを介してそれぞれユーザに提供されるサービスを設定することと、
前記1つの機器が、前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて、前記複数の機器のうちの別の1つの機器と接続されていた場合、該別の1つの機器の機器識別子を受信することと、
前記別の1つの機器に関して設定されたサービスを確認し、前記1つの機器と、前記別の1つの機器とのインタラクションを介してユーザに提供されるサービスを識別することと、
前記1つの機器と、該1つの機器に接続されている前記別の1つの機器とのうち、どちらがマスタで、どちらがスレーブであるかを決定することと、
前記1つの機器および前記別の1つの機器の間でマスタ/スレーブ関係が決定された場合、前記マスタがデータ伝送を開始し、前記スレーブが前記マスタに応答するマスタ/スレーブ方式を用いて信号を交換することと、
前記別の1つの機器と協働して実行されるものと決定されたサービスを提供するために必要な情報を自動的に認識して、前記決定された前記サービスを実行することと
を含むことを特徴とする方法。 - 前記信号を交換するとき、
前記マスタは、データを伝送するということを前記スレーブに通知し、前記スレーブが伝送すべきデータを有しているか否かに関する問い合わせを規則的な周期で前記スレーブに通知し、前記マスタが前記スレーブからのデータ伝送を許可する場合、前記スレーブは、前記マスタにデータを伝送する
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。 - 前記1つの機器と、該1つの機器に接続されている前記別の1つの機器とのうち、どちらが前記マスタで、どちらが前記スレーブであるかを識別するために必要な情報を得ること
をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。 - 前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて接続されている前記1つの機器および前記別の1つの機器のマスタ/スレーブ関係は、処理能力またはRAMのサイズなどの各機器のリソース群の程度、どの機器が主な信号源またはサービスプロバイダであるか、および電力供給方式の少なくとも1つに基づいて決定される
ことを特徴とする請求項11に記載の方法。 - 前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて接続されている前記1つの機器および前記別の1つの機器のどちらが前記マスタで、どちらが前記スレーブであるかを決定するとき、
前記1つの機器および前記別の1つの機器が、前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて接続されたときに、前記1つの機器および前記別の1つの機器のうち、最初に機器識別子を伝送した機器が、前記マスタに設定される
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。 - TAPベースのサービスを提供する装置であって、
伝送チャネルとして生物体を用いて、前記装置に接続可能な複数の機器の各機器識別子を設定し、かつ前記機器識別子に対応する前記複数の機器の各々と、前記装置とのインタラクションを介してそれぞれユーザに提供されるサービスを設定するサービス設定部と、
前記複数の機器のうちの1つの機器と協働してサービスを実行するか否かを決定するために、少なくとも2つの実行レベルのうちの1つの実行レベルを選択できるように前記少なくとも2つの実行レベルを有する実行レベル設定部であって、ユーザからの入力にしたがって、前記少なくとも2つの実行レベルのうちの1つの実行レベルを設定する実行レベル設定部と、
前記装置が、前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて、前記複数の機器のうちの1つの機器と接続されていた場合、該1つの機器の機器識別子を受信し、該1つの機器に関して設定されたサービスを確認し、前記装置と、前記1つの機器とのインタラクションを介してユーザに提供されるサービスを識別し、ユーザにより設定された実行レベルにしたがって、前記識別したサービスを実行するか否かを決定するサービス決定部と、
前記1つの機器と協働して実行されるものと決定されたサービスを提供するために必要な情報を自動的に認識して、前記決定されたサービスを実行するサービス実行部と
を備えたことを特徴とする装置。 - 前記実行レベルは、実行レベル「High」と、実行レベル「Normal」と、実行レベル「Low」と、実行レベル「None」とに分類され、
実行レベル前記「High」は、前記複数の機器に関して設定された全てのサービスが実行できることを示し、
実行レベル前記「Normal」は、指定されたサービスだけ実行できることを示し、
実行レベル前記「Low」は、ユーザが別のインターフェースを用いてサービスを選択し、該選択したサービスを実行できることを示し、
実行レベル前記「None」は、サービスを全く実行できないことを示す
ことを特徴とする請求項14に記載の装置。 - 前記サービス決定部は、前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて前記装置に接続されることになる前記複数の機器の各々によって提供される各サービスを、前記実行レベルのうちの1つの実行レベルにマッチングし、ユーザによって設定された前記実行レベルにしたがって、前記識別したサービスを実行するか否かを決定する
ことを特徴とする請求項14に記載の装置。 - 各サービスは、前記装置と、前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて前記装置に接続された前記複数の機器の各々との明白なインタラクションの度合いに応じて、前記実行レベルのうちの1つの実行レベルにマッチングされることによって、実行される
ことを特徴とする請求項16に記載の装置。 - 前記サービス設定部は、前記装置と、該装置に接続されている前記1つの機器とのうち、どちらがマスタで、どちらがスレーブであるかを識別するために必要な情報をさらに含む
ことを特徴とする請求項14に記載の装置。 - 前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて接続されている前記装置および前記1つの機器のマスタ/スレーブ関係が決定された場合、前記マスタがデータ伝送を開始し、前記スレーブが前記マスタに応答するマスタ/スレーブ方式を用いて、前記装置および前記1つの機器は、信号を交換し、前記装置および前記1つの機器の間で、決定されたサービスを実行する
ことを特徴とする請求項18に記載の装置。 - 前記マスタは、データを伝送するということを前記スレーブに通知し、前記スレーブが伝送すべきデータを有しているか否かに関する問い合わせを規則的な周期で前記スレーブに通知し、前記マスタが前記スレーブからのデータ伝送を許可する場合、前記スレーブは、前記マスタにデータを伝送する
ことを特徴とする請求項19に記載の装置。 - 前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて接続されている前記装置および前記1つの機器のマスタ/スレーブ関係は、処理能力またはRAMのサイズなどの各機器のリソース群の程度、どの機器が主な信号源またはサービスプロバイダであるか、および電力供給方式の少なくとも1つに基づいて決定される
ことを特徴とする請求項19に記載の装置。 - TAPベースのサービスを提供する装置であって、
伝送チャネルとして生物体を用いて、前記装置に接続可能な複数の機器の各機器識別子を設定し、かつ前記機器識別子に対応する前記複数の機器の各々と、前記装置とのインタラクションを介してそれぞれユーザに提供されるサービスを設定するサービス設定部と、
前記装置が、前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて、前記複数の機器のうちの1つの機器と接続されていた場合、該1つの機器の機器識別子を受信し、該1つの機器に関して設定されたサービスを確認し、前記装置と、前記1つの機器とのインタラクションを介してユーザに提供されるサービスを識別するサービス決定部と、
前記装置と、該装置に接続されている前記1つの機器とのうち、どちらがマスタで、どちらがスレーブであるかを決定し、前記装置と前記1つの機器とが、前記マスタがデータ伝送を開始し、前記スレーブが前記マスタに応答するマスタ/スレーブ方式を用いて信号を交換した後、前記1つの機器と協働して実行されるものと決定されたサービスを提供するために必要な情報を自動的に認識して、前記決定されたサービスを実行するサービス実行部と
を備えたことを特徴とする装置。 - 前記マスタは、データを伝送するということを前記スレーブに通知し、前記スレーブが伝送すべきデータを有しているか否かに関する問い合わせを規則的な周期で前記スレーブに通知し、前記マスタが前記スレーブからのデータ伝送を許可する場合、前記スレーブは、前記マスタにデータを伝送する
ことを特徴とする請求項22に記載の装置。 - 前記サービス設定部は、前記装置と、該装置に接続されている前記1つの機器とのうち、どちらがマスタで、どちらがスレーブであるかを識別するために必要な情報をさらに含む
ことを特徴とする請求項22に記載の装置。 - 前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて接続されている前記1つの機器および前記別の1つの機器のマスタ/スレーブ関係は、処理能力またはRAMのサイズなどの各機器のリソース群の程度、どの機器が主な信号源またはサービスプロバイダであるか、および電力供給方式の少なくとも1つに基づいて決定される
ことを特徴とする請求項24に記載の装置。 - 前記サービス実行部は、前記装置および前記1つの機器が、前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて接続されたときに、前記装置および前記1つの機器のうち、最初に機器識別子を伝送した機器を、前記マスタに設定する
ことを特徴とする請求項22に記載の装置。 - 複数の機器間におけるインタラクションを用いて、TAPベースのサービスを提供するシステムであって、
前記複数の機器における各機器は、
少なくとも1つの生物体が前記各機器と別の1つの機器とに接触したときに、伝送チャネルとして前記少なくとも1つの生物体を用いて、前記別の1つの機器に情報を送信し、かつ前記別の1つの機器から情報を受信する接触部と、
送受信した前記情報を含むコンテキスト情報を、前記少なくとも1つの生物体の接触から収集するコンテキスト収集部と、
該収集したコンテキスト情報に基づいて、前記各機器と、前記別の1つの機器とのインタラクションを介してユーザに提供されるサービスを決定するサービス決定部と、
該決定したサービスに該当する動作を実行するサービス実行部と
を備えたことを特徴とするシステム。 - 前記接触部は、前記伝送チャネルとして前記少なくとも1つの生物体を用いて、前記決定したサービスを実行するために必要なサービスデータを、前記別の1つの機器に送信し、かつ前記別の1つの機器から受信し、
前記サービス実行部は、前記サービスデータを前記接触部に提供するか、または前記接触部から受信することによって、前記動作を実行する
ことを特徴とする請求項27に記載のシステム。 - 前記コンテキスト情報は、前記接触がなされた時間/場所、前記少なくとも1つの生物体の識別子、前記別の1つの機器の機器識別子、前記少なくとも1つの生物体が接触したときの前記別の1つの機器の状態、前記各機器の機器識別子、および前記少なくとも1つの生物体が接触したときの前記各機器の状態を含む
ことを特徴とする請求項27に記載のシステム。 - 前記受信する情報は、前記別の1つの機器の機器識別子と、前記少なくとも1つの生物体が接触したときの前記別の1つの機器の状態とを含み、
前記送信する情報は、前記各機器の機器識別子と、前記少なくとも1つの生物体が接触したときの前記各機器の状態とを含む
ことを特徴とする請求項27に記載のシステム。 - 前記状態は、アクティブ化された機能およびアクティブ化されたリソースを含む
ことを特徴とする請求項29または30に記載のシステム。 - 前記サービス決定部は、コンテキストと、該コンテキストに対応するサービスとを示すコンテキストアウェアなマトリクスを含み、前記収集したコンテキスト情報および前記コンテキストアウェアなマトリクスに基づいて、ユーザに提供される前記サービスを決定する
ことを特徴とする請求項27に記載のシステム。 - 前記複数の機器は、携帯用オーディオプレイヤおよび固定型オーディオプレイヤであり、
実行される前記サービスは、前記携帯用オーディオプレイヤによって再生中であるオーディオファイルを、前記固定型オーディオプレイヤを用いて再生するサービスである
ことを特徴とする請求項28に記載のシステム。 - 前記複数の機器は、携帯用放送受信機器および固定型放送受信機器であり、
実行される前記サービスは、前記携帯用放送受信機器によって受信中であるチャンネルにおける放送番組を、前記固定型放送受信機器を用いてユーザに提供するサービスである
ことを特徴とする請求項28に記載のシステム。 - 前記複数の機器は、携帯用動画撮影機器および固定型動画再生機器であり、
実行される前記サービスは、前記携帯用動画撮影機器により撮影され、かつ現在再生されている動画を、前記固定型動画再生機器を用いて再生するサービスである
ことを特徴とする請求項28に記載のシステム。 - TAPベースのサービスを提供する方法であって、
伝送チャネルとして生物体を用いて、1つの機器に接続可能な複数の機器の各機器識別子を設定し、かつ前記機器識別子に対応する前記複数の機器の各々と、前記1つの機器とのインタラクションを介してそれぞれユーザに提供されるサービスを設定することと、
前記1つの機器が、前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて、前記複数の機器のうちの別の1つの機器と接続されていた場合、該別の1つの機器の機器識別子を受信することと、
前記別の1つの機器に関して設定されたサービスを確認し、前記1つの機器と、前記別の1つの機器とのインタラクションを介してユーザに提供されるサービスを識別することと、
前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて、前記識別したサービスを前記別の1つの機器に提供するために必要なデータを交換することと、
該交換したデータに基づいて、前記識別したサービスを実行することと
を含むことを特徴とする方法。 - 前記複数の機器の前記機器識別子および前記データは、前記伝送チャネルとして前記生物体を用いて交換される
ことを特徴とする請求項36に記載の方法。
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