JP2009516468A - 無線周波数識別応用のためのマルチ−ループ・アンテナ - Google Patents

無線周波数識別応用のためのマルチ−ループ・アンテナ Download PDF

Info

Publication number
JP2009516468A
JP2009516468A JP2008541126A JP2008541126A JP2009516468A JP 2009516468 A JP2009516468 A JP 2009516468A JP 2008541126 A JP2008541126 A JP 2008541126A JP 2008541126 A JP2008541126 A JP 2008541126A JP 2009516468 A JP2009516468 A JP 2009516468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiating element
antenna
radiating
elements
magnetic field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008541126A
Other languages
English (en)
Inventor
シャンミン チン,
ジンイン チェン,
アィリエン カイ,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agency for Science Technology and Research Singapore
Original Assignee
Agency for Science Technology and Research Singapore
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agency for Science Technology and Research Singapore filed Critical Agency for Science Technology and Research Singapore
Publication of JP2009516468A publication Critical patent/JP2009516468A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q13/00Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
    • H01Q13/20Non-resonant leaky-waveguide or transmission-line antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
    • H01Q13/206Microstrip transmission line antennas
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/0008General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/10009Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves
    • G06K7/10316Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves using at least one antenna particularly designed for interrogating the wireless record carriers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/36Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
    • H01Q1/38Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith formed by a conductive layer on an insulating support
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/06Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart
    • H01Q21/061Two dimensional planar arrays
    • H01Q21/062Two dimensional planar arrays using dipole aerials
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/06Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart
    • H01Q21/08Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart the units being spaced along or adjacent to a rectilinear path
    • H01Q21/10Collinear arrangements of substantially straight elongated conductive units

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

無線周波数識別用のアンテナが開示されている。このアンテナは、少なくとも1つのループ素子を有する第1の放射素子、及び第1の放射素子から空間的に変位され、且つ、少なくとも2つの相互接続されるループ素子を有する第2の放射素子を包含する。更にこのアンテナは、第1及び第2の放射素子を電気的に結合するための結合器を包含する。詳細に述べれば、第1の放射素子内に第1の磁界を発生させるための第1の電流が流れ、第2の放射素子内に第2の磁界を発生させるための第2の電流が流れるとき、第1及び第2の放射素子の近距離場内に呼びかけ領域を生成するために、第1及び第2の磁界の一方が第1及び第2の磁界の他方に重ね合わされる。

Description

本発明は、概してアンテナに関する。詳細には、無線周波数識別応用のためのアンテナに関する。
無線周波数(RF)通信テクノロジは、近代的通信システムに広く使用されている。1つの例は、無線周波数識別(RFID)システムである。RFIDシステムにおいては、RFIDタグへのRF信号の送信及びそこからの受信にRFID読み取り機アンテナが使用される。RFIDタグ内にストアされている情報は、一般に編集可能であり、従って更新可能である。従ってRFIDシステムは、倉庫内における在庫品の流れの管理といった補給管理応用において広く使用されている。
近距離場RFIDシステムは、通常、RF信号の結合のためにループ・アンテナを使用する。しかしながら既存のループ・アンテナは、RFIDタグの向きに起因してRFIDタグとの有効な通信のためのカバレッジが限られる。
更に、ループ・アンテナの多くは、望ましくないまでに製造が難しくコスト高になる複雑な構造を有する。高い製造コストは、必要なカバレッジの提供に多数のループ・アンテナが求められるときに障害となる。
従って、カバレッジを拡大し、コスト効果を改善するためのRFIDシステム用のアンテナの必要性が存在する。
以下、本発明の実施態様を、カバレッジを拡大し、コスト効果を改善するRFID応用について開示する。
本発明の実施態様によれば、無線周波数識別用のアンテナが開示されている。このアンテナは、少なくとも1つのループ素子を有する第1の放射素子、及び第1の放射素子から空間的に変位され、且つ、少なくとも2つの相互接続されるループ素子を有する第2の放射素子を包含する。更にこのアンテナは、第1及び第2の放射素子を電気的に結合するための結合器を包含する。詳細に述べれば、第1の放射素子内に第1の磁界を発生させるための第1の電流が流れ、第2の放射素子内に第2の磁界を発生させるための第2の電流が流れるとき、第1及び第2の放射素子の近距離場内に呼びかけ領域を生成するために、第1及び第2の磁界の一方が第1及び第2の磁界の他方に重ね合わされる。
本発明の別の実施態様によれば、無線周波数識別用のアンテナを構成するための方法が開示されている。この方法は、少なくとも1つのループ素子を有する第1の放射素子を用意するステップ、及び第1の放射素子から空間的に変位され、且つ、少なくとも2つの相互接続されるループ素子を有する第2の放射素子を用意するステップを含む。更にこの方法は、第1及び第2の放射素子を電気的に結合するための結合器を用意するステップを含む。詳細に述べれば、第1の放射素子内に第1の磁界を発生させるための第1の電流が流れ、第2の放射素子内に第2の磁界を発生させるための第2の電流が流れるとき、第1及び第2の放射素子の近距離場内に呼びかけ領域を生成するために、第1及び第2の磁界の一方が第1及び第2の磁界の他方に重ね合わされる。
本発明の更に別の実施態様によれば、無線周波数識別応用のためのアンテナを構成するためのシステムが開示されている。システムは、データの送信及び受信のためのホストを有する。またこのシステムは、ホストに対するデータの送信及び受信をコントロールするための、ホストに結合されるゲートウェイ、及び無線周波数信号を読み取るための、ゲートウェイに結合されるRFID読み取り機も含む。更にこのシステムは、無線周波数信号の送信及び受信のための少なくとも1つのアンテナであって、それぞれが第1の放射素子及び第2の放射素子を有する少なくとも1つのアンテナ、及びゲートウェイ及びRFID読み取り機に結合される、データを読み取るために少なくとも1つのアンテナを選択するためのアンテナ・マルチプレクサを包含し、それにおいて第1の放射素子内に第1の磁界を発生させるための第1の電流が流れ、第2の放射素子内に第2の磁界を発生させるための第2の電流が流れるとき、第1及び第2の放射素子の近距離場内に呼びかけ領域を生成するために、第1及び第2の磁界の一方が第1及び第2の磁界の他方に重ね合わされる。
以下、図面を参照して本発明の実施態様を詳細に説明する。
図面を参照すると、カバレッジを拡大し、コスト効果を改善するための本発明の1つの実施態様に従った無線周波数識別(RFID)システム用のアンテナが開示されている。
簡潔明瞭の目的のため、以下における本発明の説明は、近距離場RFID応用に限定されている。しかしながらこのことは、近距離場RFID応用と類似の動作パフォーマンスが要求されるほかの応用から本発明の多様な実施態様を排除することにならない。本発明の実施態様に本質的な動作及び機能上の原理は、それらの多様な実施態様を通じて共通である。
以下に提供する詳細な説明及び図面の図1〜14に提供されている図解においては、類似の要素が類似の参照番号で識別されている。
本発明の実施態様をより詳細に、以下、RFID応用のためのRFIDシステム用のアンテナについて説明する。
図1aを参照すると、本発明の実施態様に従ったアンテナ100は、第1の放射素子102a及び第2の放射素子102bを有する。第1及び第2の放射素子102a、102bは、好ましくは互いに平行であり、離隔されている。第1及び第2の放射素子102a、102bは、パワー・アップ信号をRFIDタグに送信し、RFIDタグによって送信されたRFID信号を受信するために使用される。
第1及び第2の放射素子102a、102bは、好適に、あらかじめ決定済みの離隔距離hによって空間的に配置される。第1及び第2の放射素子102a、102bを空間的に配置するため、及び第1及び第2の放射素子102a、102bの間にあらかじめ決定済みの離隔距離hを提供するために支持基板104(図1bに示されている)が好適に使用される。離隔距離hの量は、第1及び第2の放射素子102a、102bのそれぞれの構成に依存する。
支持基板104は、好ましくは平面であり、縦方向のスパンを有する。支持基板104は、フォーム、紙、又は木等の不導体から好適に作られる。それに代えて、第1及び第2の放射素子102a、102bが自由空間によって分離されることもある。
フィード106は、それぞれ放射素子102a、102bへのパワー・アップ信号の、及びそれからのRFID信号の提供のために放射素子102a、102bに接続可能である。放射素子102a、102bとフィード106の間には、放射素子102a、102bとフィード106の間のインピーダンスを整合させるためにインピーダンス整合回路108が接続される。
以下のアンテナ100の説明は、x軸、y軸、及びz軸を参照して行われている。これら3つの軸は、互いに垂直である。x及びy軸は、支持基板104に沿って延び、それと一致する。詳細に述べれば、x軸は支持基板104の縦方向スパンに沿って中心に延び、第1及び第2の放射素子102a、102bの中心と一致する。
第1及び第2の放射素子102a、102bのそれぞれは、好適に、第1の成形セグメント110及び第2の成形セグメント118を包含する。第1の成形セグメント110は、好適に、連続した波状の形状である。第1の成形セグメント110は、x軸に沿って交番する複数のローブ状部分112を包含する。
ローブ状部分112は、好適に多角形又は半円形といった幾何学的形状を有し、且つ、好適に、x軸に沿って実質的に縦方向に配置される。ローブ状部分112のそれぞれは、好適に、y軸に沿ってx軸から離れる方向に延び、それの両端において終端する。ローブ状部分112のそれぞれは、好適に接合114において接続されており、そこでは、ローブ状部分112の一端又は両端がコネクタ116を通じて隣接するローブ状部分112に接続される。
第2の成形セグメント118は、好適に第1の成形セグメント110から離隔される。第2の成形セグメント118は、好適にローブ状部分112及びコネクタ116を有し、それらは、2つのセグメント間の対称性を達成するために実質的に第1の成形セグメント110と形状及びサイズにおいて類似である。第2の成形セグメント118は、実質的に第1の成形セグメント110の複製となるが、第2の成形セグメント118は、x軸に関して裏返されており、従って第1の成形セグメント110に関してミラーリングされている。このように、両方の第1及び第2の成形セグメント110、118のローブ状部分が、x軸に沿って縦方向に位置決めされている。詳細には、第1の成形セグメント110の各ローブ状部分112は、第2の成形セグメント118の対応するミラーリングされたローブ状部分112と実質的に直接対向し、結果的にループ120を定義する。
その代替としては、第1及び第2の成形セグメント110、118のローブ状部分112が、別の幾何学的形状、例えば矩形等を有する。
第1の放射素子102aの各ループ120は、好適に、第2の放射素子102bの対応する重なるループ120と異なる幾何学的形状を有する。それに加えて、第1の放射素子102aの各ループ120は、好適に、第2の放射素子102bの対応する重なるループ120と実質的に同一のループ間隔を有する。このことは、隣接するループ120の中心間隔が一定であり、且つ、第1及び第2の放射素子102a、102b両方について実質的に同一であることを意味する。
第1の放射素子102aの各ループ120はまた、好適に、第2の放射素子102bの対応するループ120に関し、あらかじめ決定済みの横距離lによって横方向に変位される。横変位lは、好ましくはx軸に沿う。詳細に述べれば、第1の放射素子102aの各ローブ状部分112が、第2の放射素子102bの対応するローブ状部分112に関し、あらかじめ決定済みの横距離lによってx軸に沿って好適に横方向に変位される。
図1bに図解されているとおり、第1の放射素子102aの第1及び第2の成形セグメント110、118は、厚さhを有する第1の基板105aの対向する面に好ましく形成される。同様に、第2の放射素子102bの第1及び第2の成形セグメント110、118は、厚さhを有する第2の基板105bの対向する面に好ましく形成される。第1及び第2の放射素子102a、102bのそれぞれの第1及び第2の成形セグメント110、118は、従って、接続ポイント119を除けば空間的に離隔されている。第1及び第2の成形セグメント110、118の接続は、2つのセグメント110、118が電気的に結合されるように、接続ポイント119に導電通路を形成することによって好適に達成される。
好ましくは第1の放射素子102aが、第1の基板105aの対向する面に置かれた連続する銅トラックであり、好ましくは第2の放射素子102bもまた、第2の基板105bの対向する面に置かれた連続する銅トラックである。好ましくは第1及び第2の基板105a、105bが、プリント回路基板(PCB)又はフォーム、紙、及び木等の不導体材料からなる。
結合器130が、第1及び第2の放射素子102a、102bの相互接続のために好適に使用される。結合器130は、好適に、第1の接続ワイヤ132及び第2の接続ワイヤ134を包含する。第1の接続ワイヤ132は、好適に、第1の放射素子102aの第1の成形セグメント110を第2の放射素子102bの第1の成形セグメント110に接続する。第2の接続ワイヤ134は、好適に、第1の放射素子102aの第2の成形セグメント118を第2の放射素子102bの第2の成形セグメント118に接続する。第1及び第2の放射素子102a、102bは、好適に、結合器を通じてインピーダンス整合回路108に接続され、更にフィード106に接続される。詳細に述べれば、第2の放射素子102bの第1及び第2の成形セグメント110、118のそれぞれが、インピーダンス整合回路108の端子に接続される。
図2に示されているとおり、インピーダンス整合回路108が、例として第2の放射素子102bのループ120の1つ、及び結合器130を経由して第1の放射素子102aの対応する重なるループ120に接続される。インピーダンス整合回路108は、第2の放射素子102bの任意の部分に接続可能であり、設計又はシステム要件に依存する。
第1及び第2の放射素子102a、102bのループ120の配置は、第1の放射素子102aの任意のループ120内における電流iの流れを、第2の放射素子102bの対応するループ120と回転に関して相似の方向にする。第1及び第2の放射素子102a、102bそれぞれの任意の2つの隣接するループ120内を流れる電流iは、反対の回転方向になる。このように、第1及び第2の放射素子102a、102bの間における2つの対応するループ120内を流れる電流iは、従って同相であるが、第1及び第2の放射素子102a、102bそれぞれの2つの隣接するループ120内を流れる電流iは逆相になる。
図3は、動作中の放射素子102a、102bの1つを示しており、電流iは、フィード106を経由し、それらを通って流れる。ループ120の構成は、任意のループ120内の電流iの流れを1つの回転方向とし、任意の2つの隣接するループ120内において逆の回転方向とし、従って交番する磁束をx軸に沿って生じさせる。このように、2つの隣接するループ120内を流れる電流iは、結果として逆相になる。
電流iは、ループ120を付勢し、従って図4に図解されているとおり、相互作用して呼びかけ領域202を作り出す磁界200を生成する。呼びかけ領域202は、各ループ120の直近を囲む空間、及び接合114又はコネクタ116によって離隔される2つの隣接するループ120の間をはじめアンテナ100の上及び下の容積によって画定される。
磁界200は、呼びかけ領域202内に提供されるRFIDタグ204を付勢し、パワー・アップする。その後に続いてRFIDタグ204が、その中にストアされているタグ・データが含まれているRFID信号を発生する。RFID信号は、続いてアンテナ100によって受信され、アンテナ100を経由してRFID読み取り機に送信される。
2つの隣接するループ120内を流れる逆相の電流iは、呼びかけ領域202全体を通じて振幅において実質的に一様な磁界200を都合よく生成する。放射素子102のこの構成及び呼びかけ領域202内における一様な磁界200の発生は、実質的にタグ204の向きとは独立したRFIDタグ204の読み取りを望ましく可能にする。
磁界200の強度は、電流iの大きさ、各ループ120の面積、及び隣接するループ120の間の変位に依存する。
第1及び第2の放射素子102a、102bが動作中のときは、第1及び第2の放射素子102a、102bのそれぞれが、前述し、且つ、図4に図解したとおりに磁界200を発生する。第1及び第2の放射素子102a、102bのそれぞれによって発生された磁界200は、磁界強度が最小レベルとなるヌル領域を有する。
第1の放射素子102aによって発生された磁界200は、第2の放射素子102bによって発生された磁界200と相互作用し、図5のグラフ内に示されているとおりの磁界分布を有する合成磁界を生成する。この合成磁界は、第1及び第2の放射素子102a、102bのそれぞれによって発生される磁界200の重ね合わせである。より詳細に述べれば、第1の放射素子102aによって発生された磁界200の各ヌル領域が、第2の放射素子102bによって発生された磁界200の非ヌル領域により補償又は重ね合わされ、そしてその逆も同様である。
図5のグラフは、x軸方向に沿った合成磁界の磁界分布が、同じx軸方向に沿った第1及び第2の放射素子102a、102bのそれぞれによって発生される磁界200の磁界分布より高い一様性を達成することを示している。合成磁界の磁界分布のより高い一様性は、より信頼性のある無線周波数識別を呼びかけ領域200内において可能にする。改善された磁界分布の一様性は、従って、呼びかけ領域200内で見つけられたRFIDタグ204の読み取りレートを望ましく向上させる。
図6は、13.56MHzにおいて測定されたアンテナ100の反射減衰量を示している。測定された結果は、アンテナ100が、測定された13.56MHzの周波数において良好に整合されたインピーダンス整合特性を有することを示している。またこれは、図1のアンテナ100が好都合に、インピーダンス整合回路108の使用を通じて、例えば50オームのインピーダンス整合を提供可能なことも示唆する。
図7は、ループ120の例示的な幾何学形状を示している。各ループ120の寸法及び幾何学的形状は、設計要件に依存する。例えば、図3のローブ状部分112は、第1及び第2の成形セグメント110、118の各ローブ状部分112の幅dの例示的な寸法が、好ましくは約80ミリメートル(mm)となるように実質的に矩形の形状を有する。同時に2つの隣接するループ120の間の横変位dが、好ましくは約65mmになり、2つの対向するローブ状部分112の端の間の空間距離dが、好ましくは約30mmになる。
図8に示されているとおり、第1及び第2の成形セグメント110、118は、共平面としてもよく、同一表面上、例えば第1の基板105a又は第2の基板105bの対向する面の1つの上に形成される。各コネクタ116は、エア・ギャップ又はブリッジ等の誘電体層によって隣接するコネクタ116から物理的に分離される。誘電体層はまた、好適に、第1及び第2の成形セグメント110、118の間の重なる部分を物理的に分離する。第1及び第2の成形セグメント110、118は、接続ポイント119において接続される。図9a及び9bに示されているとおり、アンテナ100のループ120が異なるサイズを有してもよく、サイズが増加又は減少する順序に従って配置される。それに加えて、ループ120が、楕円、三角形、多角形、又は環等の別の幾何学的形状の導電材料から構成されてもよい。
図10〜13は、RFIDタグ204を読み取るためのアンテナ100の実施態様の例示的な実装を明示している。図10には、棚板1002の上又は下、及び棚板1002の間といった棚1000の異なる場所に取り付けられるアンテナ100が示されている。図11は、第1の放射素子102aが棚板1002の下面に取り付けられ、第2の放射素子102bが棚板1002のすぐ下側の別の棚板1004の上面に取り付けられ、その結果、第1及び第2の放射素子102a、102bが自由空間によって離隔されることを示している。RFIDタグ204は、この自由空間内において識別可能である。図12は、テーブルトップ1200に埋め込まれるか、又は下面に取り付けられるアンテナ100を示している。図13は、湾曲した表面1300に取り付けられるアンテナ100を示している。
図14は、RFIDタグの読み取り及び追跡といったRFID応用のための本発明の別の実施態様に従ったシステム1400のブロック図を示している。システム1400は、ユーザがRFIDタグの追跡に関連するデータの送受を行うことを可能にするホスト1402を有する。RFIDタグは、通常、棚又は戸棚等のハウジング構造内に保管される物品に取り付けられる。ホスト1402によって、又はそこへ送られるデータをコントロールするためにゲートウェイ1404がホスト1402に接続されており、RFID信号を読み取るためにRFID読み取り機1406がゲートウェイ1404に接続されている。システム1400は、好適に、1を超える数のアンテナ100を、無線周波数信号の送受のために含み、更にまたRFID信号の読み取りのために1を超える数のアンテナ100が存在するときは、切り換え及び選択のために、ゲートウェイ1404及びRFID読み取り機1406両方に結合されるアンテナ・マルチプレクサ1408を含む。
ホスト1402は、例えばコンピュータ、又はラップトップ又は携帯情報端末(PDA)等のモバイル・デバイスであり、好適に、アドホック・モード又はインフラストラクチャ・モードのいずれでもIEEE 802.11等の仕様をサポートする無線通信を実行することができる。ホスト1402は、システム1400のユーザによる要求があるとき、好適に、RFIDタグの追跡に関連する情報を表示できる。更にホスト1402は、好適に、システム1400の複数ユーザをサポートするためのルーティング機能を提供する。
ゲートウェイ1404は、無線又は有線いずれでも通信を実行することが可能であり、好適に、ホスト1402、RFID読み取り機1406、及びアンテナ・マルチプレクサ1408の間にIEEE 802.11無線通信を提供する。ゲートウェイ1404のIEEE 802.11無線通信は、好適に、アドホック・モード又はインフラストラクチャ・モードのいずれでも実行される。アドホック・モードは、よりコスト効果的であり、無線通信インフラストラクチャが利用できないところに適している。インフラストラクチャ・モードは、高い帯域幅通信が要求されるところ、特に在庫品の流れを管理するために適する。
RFID読み取り機1406は、好適に、13.56メガヘルツ(MHz)又はそのほかの高周波における高周波(HF)RFID信号の読み取りをサポートする。RFID読み取り機1406は、アンテナ・マルチプレクサ1408を経由してアンテナ100にパワー・アップ信号を提供する。パワー・アップ信号は、RFIDタグを付勢するためにRFIDタグに送信される。RFIDタグが付勢されると、その後に続いて、そのRFIDタグ内にストアされているタグ・データを含むRFID信号がそこから送信される。タグ・データは、RFIDタグに関係する情報を含む。RFID信号は、アンテナ100によって受信された後、RFID読み取り機1406によって読み取られる。その後、RFID読み取り機1406が、RFID信号をホスト1402に、ゲートウェイ1404を経由して、RFIDタグ内にストアされているタグ・データを表示するために提供される。
アンテナ・マルチプレクサ1408は、好適にカスケード接続可能であり、異なるマルチ−アンテナ構成の要件への最適化及び適合のために複数の出力ポートを有する。アンテナ・マルチプレクサ1408は、更に、システム1400の1人又は複数のユーザによる要求があるときにRFIDタグの読み取りのために、アンテナ100の切り換え及び選択を行う。
以上の態様のRFID応用のためのRFIDシステム用のアンテナが開示されている。本発明のいくつかの実施態様しか開示されていないが、当業者にとっては、この開示に照らして本発明の範囲及び精神から逸脱することなく多くの変更及び/又は修正が可能であることが明らかになろう。例えば、基板を多様な形状及びサイズで形成して特定の設計又はシステム要件を満たすことができる。
本発明の第1の実施態様に従った、ループの第1のペアにおいて相互接続される2つの放射素子を有するアンテナの概略図である。 図1aのアンテナの断面図である。 ループの第2のペアにおいて相互接続される図1のアンテナを示した概略図である。 図1のアンテナの2つの放射素子の1つの平面図である。 図3の放射素子の動作原理を図解した説明図である。 図1のアンテナの磁界分布を示したグラフである。 図1のアンテナの反射減衰量を示したグラフである。 図1のアンテナのループの例示的な幾何学的形状を図解した説明図である。 基板の同一面に形成される図1のアンテナの2つの成形セグメントを示した説明図である。 図1のアンテナのループの例示的な構成を示した説明図である。 図1のアンテナのループの例示的な構成を示した説明図である。 図1のアンテナの例示的な実装を示した説明図である。 図1のアンテナの例示的な実装を示した説明図である。 図1のアンテナの例示的な実装を示した説明図である。 図1のアンテナの例示的な実装を示した説明図である。 RFID応用のためのシステムのブロック図である。
符号の説明
100 アンテナ
102 放射素子
102a 第1の放射素子
102b 第2の放射素子
104 支持基板
105a 第1の基板
105b 第2の基板
106 フィード
108 インピーダンス整合回路
110 第1の成形セグメント
112 ローブ状部分
114 接合
116 コネクタ
118 第2の成形セグメント
119 接続ポイント
120 ループ
130 結合器
132 第1の接続ワイヤ
134 第2の接続ワイヤ
200 磁界
202 呼びかけ領域
204 RFIDタグ
1000 棚
1002 棚板
1004 棚板
1200 テーブルトップ
1300 湾曲した表面
1400 システム
1402 ホスト
1404 ゲートウェイ
1406 RFID読み取り機
1408 アンテナ・マルチプレクサ

Claims (21)

  1. 無線周波数識別用のアンテナであって、
    少なくとも1つのループ素子を有する第1の放射素子、
    前記第1の放射素子から空間的に変位され、且つ、少なくとも2つの相互接続されるループ素子を有する第2の放射素子、及び
    前記第1及び第2の放射素子を電気的に結合するための結合器、
    を包含し、前記第1の放射素子内に第1の磁界を発生させるための第1の電流が流れ、前記第2の放射素子内に第2の磁界を発生させるための第2の電流が流れるとき、前記第1及び第2の放射素子の近距離場内に呼びかけ領域を生成するために、前記第1及び第2の磁界の一方が前記第1及び第2の磁界の他方に重ね合わされるアンテナ。
  2. 前記第2の放射素子の前記少なくとも2つの相互接続されるループ素子の一方の中に流れる前記第2の電流は、前記第2の放射素子の前記少なくとも2つの相互接続されるループ素子の他方と回転に関して逆方向である請求項1に記載のアンテナ。
  3. 前記第1の放射素子の前記少なくとも1つのループ素子内に流れる前記第1の電流は、前記第2の放射素子の前記少なくとも2つの相互接続されるループ素子の1つと回転に関して相似方向である請求項1に記載のアンテナ。
  4. 前記第1の磁界は少なくとも1つの非ヌル領域を有し、前記第2の磁界は少なくとも1つのヌル領域を有し、前記呼びかけ領域内に実質的に均等な磁界強度を有する合成磁界を提供するために、前記第1の磁界の少なくとも1つの非ヌル領域が前記第2の磁界の少なくとも1つのヌル領域で補償される請求項1に記載のアンテナ。
  5. 前記第1及び第2の放射素子のそれぞれは、実質的に平面である請求項1に記載のアンテナ。
  6. 前記第1及び第2の放射素子のそれぞれは、実質的に平面の表面上に形成される請求項1に記載のアンテナ。
  7. 前記第1の放射素子は、実質的に前記第2の放射素子とパラレルである請求項1に記載のアンテナ。
  8. 前記第1及び第2の放射素子は、基板の対向する面に形成される請求項1に記載のアンテナ。
  9. 前記第1の放射素子は、あらかじめ決定済みの変位によって、前記第2の放射素子に関して実質的に横方向に変位される請求項1に記載のアンテナ。
  10. 前記第1の放射素子の前記少なくとも1つのループ素子は、前記第2の放射素子の前記少なくとも2つの相互接続されるループ素子のうちの1つと実質的に重なる請求項1に記載のアンテナ。
  11. 前記結合器は、更に、前記第1及び第2の放射素子及びフィードのインピーダンス整合のためのインピーダンス整合回路に結合する請求項1に記載のアンテナ。
  12. 前記結合器は、前記第1及び第2の放射素子を相互接続するための少なくとも2本の接続ワイヤを包含する請求項1に記載のアンテナ。
  13. 前記少なくとも2本のワイヤは、前記第1の放射素子の前記少なくとも1つのループ素子を前記第2の放射素子の前記少なくとも2つの相互接続されるループ素子のうちの1つに接続する請求項12に記載のアンテナ。
  14. 無線周波数識別用のアンテナを構成するための方法であって、
    少なくとも1つのループ素子を有する第1の放射素子を用意するステップ、
    前記第1の放射素子から空間的に変位され、且つ、少なくとも2つの相互接続されるループ素子を有する第2の放射素子を用意するステップ、及び
    前記第1及び第2の放射素子を電気的に結合するための結合器を用意するステップ、
    を包含し、前記第1の放射素子内に第1の磁界を発生させるための第1の電流が流れ、前記第2の放射素子内に第2の磁界を発生させるための第2の電流が流れるとき、前記第1及び第2の放射素子の近距離場内に呼びかけ領域を生成するために、前記第1及び第2の磁界の一方が前記第1及び第2の磁界の他方に重ね合わされる方法。
  15. 更に、前記第2の放射素子の前記少なくとも2つの相互接続されるループ素子の一方の中に、前記第2の放射素子の前記少なくとも2つの相互接続されるループ素子の他方と回転に関して逆方向の前記第2の電流を流すステップを包含する請求項14に記載の方法。
  16. 更に、前記第1の放射素子の前記少なくとも1つのループ素子内に、前記第2の放射素子の前記少なくとも2つの相互接続されるループ素子の1つと回転に関して相似方向の前記第1の電流を流すステップを包含する請求項14に記載の方法。
  17. 更に、前記呼びかけ領域内に実質的に均等な磁界強度を有する合成磁界を提供するステップを包含する請求項14に記載の方法。
  18. 前記第1及び第2の放射素子を電気的に結合するための結合器を用意する前記ステップは、前記第1及び第2の放射素子を相互接続するための少なくとも2本の接続ワイヤを用意するステップを包含する請求項14に記載の方法。
  19. 少なくとも2本の接続ワイヤを用意する前記ステップは、前記第1の放射素子の前記少なくとも1つのループ素子を前記第2の放射素子の前記少なくとも2つの相互接続されるループ素子のうちの1つに接続するステップを包含する請求項18に記載の方法。
  20. 前記第1及び第2の放射素子を電気的に結合するための結合器を用意する前記ステップは、更に、前記第1及び第2の放射素子及びフィードのインピーダンス整合のためのインピーダンス整合回路に前記結合器を結合するステップを包含する請求項14に記載の方法。
  21. 無線周波数識別応用のためのシステムであって、
    データの送信及び受信のためのホスト、
    前記ホストに対する前記データの送信及び受信をコントロールするための、前記ホストに結合されるゲートウェイ、
    無線周波数信号を読み取るための、前記ゲートウェイに結合される無線周波数識別読み取り機、
    無線周波数信号の送信及び受信のための少なくとも1つのアンテナであって、それぞれが第1の放射素子及び第2の放射素子を有する少なくとも1つのアンテナ、及び
    前記ゲートウェイ及び前記無線周波数識別読み取り機に結合される、データを読み取るために前記少なくとも1つのアンテナを選択するためのアンテナ・マルチプレクサ、
    を包含し、前記第1の放射素子内に第1の磁界を発生させるための第1の電流が流れ、前記第2の放射素子内に第2の磁界を発生させるための第2の電流が流れるとき、前記第1及び第2の放射素子の近距離場内に呼びかけ領域を生成するために、前記第1及び第2の磁界の一方が前記第1及び第2の磁界の他方に重ね合わされるシステム。
JP2008541126A 2005-11-19 2006-08-15 無線周波数識別応用のためのマルチ−ループ・アンテナ Withdrawn JP2009516468A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/SG2005/000396 WO2007058619A1 (en) 2005-11-19 2005-11-19 Antenna for radio frequency identification system
PCT/SG2006/000231 WO2007058620A1 (en) 2005-11-19 2006-08-15 Multi-loop antenna for radio frequency identification applications

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009516468A true JP2009516468A (ja) 2009-04-16

Family

ID=38048923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008541126A Withdrawn JP2009516468A (ja) 2005-11-19 2006-08-15 無線周波数識別応用のためのマルチ−ループ・アンテナ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20090008449A1 (ja)
JP (1) JP2009516468A (ja)
CN (1) CN101356690A (ja)
AU (1) AU2006316064A1 (ja)
WO (2) WO2007058619A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101151833B1 (ko) 2010-07-16 2012-06-01 (주)액테나 근거리 무선 통신용 안테나 및 이를 포함하는 rfid 리더기
JP2017509243A (ja) * 2015-01-14 2017-03-30 サムスン ペイ、インコーポレイテッド 誘導非接触携帯支払いシステムにおいて実質的に不感帯を低減させるための送信器及び方法

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITMI20081206A1 (it) * 2008-06-30 2010-01-01 Maurizio Stasolla Antenna quad
US8058998B2 (en) * 2008-09-11 2011-11-15 Wistron Neweb Corporation Elongated twin feed line RFID antenna with distributed radiation perturbations
US8174385B2 (en) 2008-09-29 2012-05-08 Mitac Technology Corp. Radio frequency identification reader having antennas in different directions
US8264342B2 (en) 2008-10-28 2012-09-11 RF Surgical Systems, Inc Method and apparatus to detect transponder tagged objects, for example during medical procedures
US8726911B2 (en) 2008-10-28 2014-05-20 Rf Surgical Systems, Inc. Wirelessly detectable objects for use in medical procedures and methods of making same
DE102008054609A1 (de) * 2008-12-14 2010-06-24 Getac Technology Corp. Funkfrequenzidentifikations-Leser mit Antennen in verschiedenen Richtungen
US9226686B2 (en) 2009-11-23 2016-01-05 Rf Surgical Systems, Inc. Method and apparatus to account for transponder tagged objects used during medical procedures
EP3125804B1 (en) 2014-03-31 2019-05-01 Covidien LP Hand-held spherical antenna system to detect transponder tagged objects, for example during surgery
CN106132339B (zh) 2014-03-31 2019-06-04 柯惠Lp公司 用于检测标记有应答器的物体的方法、设备和物件
TWI584525B (zh) 2014-05-14 2017-05-21 Universal Scientific Industrial (Shanghai) Co Ltd 近場通訊天線
WO2016118755A1 (en) 2015-01-21 2016-07-28 Covidien Lp Sterilizable wirelessly detectable objects for use in medical procedures and methods of making same
US10874560B2 (en) 2015-01-21 2020-12-29 Covidien Lp Detectable sponges for use in medical procedures and methods of making, packaging, and accounting for same
US9690963B2 (en) 2015-03-02 2017-06-27 Covidien Lp Hand-held dual spherical antenna system
US10193209B2 (en) 2015-04-06 2019-01-29 Covidien Lp Mat based antenna and heater system, for use during medical procedures
JP6069548B1 (ja) * 2016-01-22 2017-02-01 日本電信電話株式会社 ループアンテナアレイ群
CN107623170A (zh) * 2017-10-13 2018-01-23 南京兆宝电子科技有限公司 一种射频识别读写器天线和基于该天线的射频识别***

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4373163A (en) * 1980-07-14 1983-02-08 I.D. Engineering, Inc. Loop antenna for security systems
JP3147756B2 (ja) * 1995-12-08 2001-03-19 株式会社村田製作所 チップアンテナ
US6362737B1 (en) * 1998-06-02 2002-03-26 Rf Code, Inc. Object Identification system with adaptive transceivers and methods of operation
US6164551A (en) * 1997-10-29 2000-12-26 Meto International Gmbh Radio frequency identification transponder having non-encapsulated IC chip
US6388628B1 (en) * 1998-05-18 2002-05-14 Db Tag, Inc. Systems and methods for wirelessly projecting power using in-phase current loops
JP2002151947A (ja) * 2000-11-09 2002-05-24 Tohken Co Ltd Rfidタグのアンテナ構造
DE10056148A1 (de) * 2000-11-13 2002-05-23 Infineon Technologies Ag Kontaktloser Datenträger
US6720930B2 (en) * 2001-01-16 2004-04-13 Digital Angel Corporation Omnidirectional RFID antenna
KR100746742B1 (ko) * 2001-02-03 2007-08-06 삼성전자주식회사 리더 코일 안테나 및 이를 이용한 비접촉 카드 인증 시스템
US20030098814A1 (en) * 2001-11-09 2003-05-29 Keller Walter John Multiband antenna formed of superimposed compressed loops
US6590542B1 (en) * 2001-12-17 2003-07-08 James B. Briggs Double loop antenna
JP3815337B2 (ja) * 2002-01-28 2006-08-30 株式会社デンソーウェーブ 非接触式icカード
US7187288B2 (en) * 2002-03-18 2007-03-06 Paratek Microwave, Inc. RFID tag reading system and method
GB0307501D0 (en) * 2003-04-01 2003-05-07 Roke Manor Research Radio frequency identification tag
WO2004100309A2 (en) * 2003-05-01 2004-11-18 Meadwestvaco Corporation Apparatus for and method of providing an antenna integral balun
US7019651B2 (en) * 2003-06-16 2006-03-28 Sensormatic Electronics Corporation EAS and RFID systems incorporating field canceling core antennas
JP2005210676A (ja) * 2003-12-25 2005-08-04 Hitachi Ltd 無線用icタグ、無線用icタグの製造方法、及び、無線用icタグの製造装置
WO2005076929A2 (en) * 2004-02-04 2005-08-25 Venture Research, Inc. Free standing column-shaped structure for housing rfid antennas and readers
US7374105B2 (en) * 2005-10-29 2008-05-20 Magnex Corporation RFID tag with improved range

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101151833B1 (ko) 2010-07-16 2012-06-01 (주)액테나 근거리 무선 통신용 안테나 및 이를 포함하는 rfid 리더기
JP2017509243A (ja) * 2015-01-14 2017-03-30 サムスン ペイ、インコーポレイテッド 誘導非接触携帯支払いシステムにおいて実質的に不感帯を低減させるための送信器及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
AU2006316064A1 (en) 2007-05-24
CN101356690A (zh) 2009-01-28
US20090008449A1 (en) 2009-01-08
WO2007058620A1 (en) 2007-05-24
WO2007058619A1 (en) 2007-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009516468A (ja) 無線周波数識別応用のためのマルチ−ループ・アンテナ
CN105337023B (zh) 天线装置
CN103201908B (zh) 双极化天线和可安装天线元件
CN111466056A (zh) 双极化天线及包括其的双极化天线组合体
US8797148B2 (en) Radio frequency IC device and radio communication system
CN102047501B (zh) 用于手持射频识别读取器的极化不敏感天线
US11095040B2 (en) Antenna and mimo antenna
US8730121B2 (en) Large scale folded dipole antenna for near-field RFID applications
US20100283694A1 (en) Composite antenna
JP2005134942A (ja) Rfidリーダ/ライタ及びアンテナの構造
US20070290940A1 (en) Antenna device
CN101536344A (zh) 用于近场和远场无线射频识别的天线
CN102356512A (zh) 高频耦合器
JP2015091108A (ja) 平面アンテナ
JP2007174470A (ja) Rfidリーダ/ライタ用アンテナ
JP6263967B2 (ja) アンテナ装置
CN103579781A (zh) 具有相同主波束辐射特性的双极化天线***
JP2014060692A (ja) 近接場アンテナ
CN102414919A (zh) 天线以及无线通信装置
JP6264052B2 (ja) アンテナ装置
CN101098045B (zh) 层叠回路天线
CN116762233A (zh) 天线模块及包括天线模块的电子设备
US8941552B2 (en) Composite printed wiring board and wireless communication system
CN113826282A (zh) 利用位移串联供电的双极化天线
CN202178387U (zh) 立体式标签天线

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20091110