JP2009509210A - アプリケーションを起動する方法 - Google Patents

Abstract

低需要のアプリケーションを提供することを意図したサーバ装置１３又はそこからの通信ネットワーク１２、１４でのデータ交換のために無線通信ネットワーク１２に接続された携帯電話端末１１をサポートする電気通信システムにおいて、前記アプリケーションは、クライアント・ユーザ・プロファイルによりアプリケーション・サーバ１３から遠隔で起動される。

Description

本発明は、概して携帯電話ネットワークに接続したサーバから離れてアプリケーションを起動する方法に関する。

特定又は専用のサーバから携帯電話ネットワークのエンド・ユーザ携帯電話端末までオン・デマンドでコンテンツを転送するより一層の需要が現在ある。

上記サーバは、普通、携帯電話ネットワーク用の携帯電話ネットワーク及び／又は付加価値サービス・プロバイダのオペレータによって管理されている。

顧客は、オン・デマンドでコンテンツにアクセスしてリクエストを行い、それによって情報リクエストは、ＳＭＳなどのテキスト・メッセージを無線通信ネットワークに属するサーバに送信することによって行われる。専用サーバからのリクエストを分析した後に、ネットワークは、リクエストした情報をリクエストしている顧客の携帯電話端末に送信する。

したがって、携帯電話通信ネットワークからの多くの限られた無線リソースの使用を必要とする双方向の大量のデータ転送がある。

したがって、無線リンク上で専用サーバから携帯電話端末までデータを転送する時間を短くするために、アプリケーションの提供、携帯電話通信ネットワークの限られた無線リソースの効果的使用、電波を通してエンド・ユーザ携帯電話端末に転送されるデータ量を少なくする専用サーバで実行することができる機能を開始するようにエンド・ユーザの少ない介入を示し、携帯電話通信ネットワークでサービス又は補助アプリケーションを起動させることを可能にするプロセスを開発する必要がある。

本発明は、特許請求の範囲の請求項１に記載されたようなアプリケーション起動方法により上記の不都合の１つ又は複数を解決又は少なくしようとしている。本発明の実行は、従属請求項において確立される。

本発明の１つの目的は、専用サーバと専用サーバによって提供されるサービスに加入したクライアントの間のデータ転送を少なくすることである。

本発明の別の目的は、無線通信ネットワーク内の利用可能な無線リソースの占有率を少なくすることである。

本発明の別の目的は、エンド・ユーザの携帯電話端末の電池からのエネルギ消費を少なくすることである。

本発明のより詳細な説明は、添付図面に基づき以下の説明で提供される。

図１を参照して、無線１２通信ネットワークに接続する携帯電話１１端末をサポートする電気通信環境を説明する。

クライアント装置１１は、サービス装置１３に及びこれから無線通信ネットワーク１２を通したデータ交換用携帯電話であり、この特定の例では、オン・デマンド・アプリケーションで提供されることを目的としたアプリケーション・サーバ装置１３である。

アプリケーション・サーバ１３は、ユーザの代わりにリクエストを確立するために、無線通信ネットワーク１２と、携帯電話端末１１とアプリケーション・サーバ１３間の電気通信相互接続ネットワーク１４との間でサーバ及びクライアントの両方として働くミドルウェア・プログラムを実行する。

ユーザの携帯電話からのリクエストは、アプリケーション・サーバ１３内部で提供され又は電気通信ネットワーク１４に含まれる他のサーバにリクエストの可能な変換でこれらを送信するかの何れかである。したがって、アプリケーション・サーバ１３は、電気通信ネットワーク１４に送信する前にユーザの携帯電話リクエストを翻訳及び必要に応じて書き換えなければならない。

図１に示した電気通信システムでは、携帯電話端末１１のユーザは、例えば、特定のアプリケーションをリクエストするために、自分の携帯電話端末１１を使用してトランスポート・ネットワーク１４へのアクセスを開始する。

アプリケーション・サーバ１３は、トランスポート・ネットワーク１４を通してリクエストを受け、ユーザがアプリケーション・サーバ１３内で利用可能なアプリケーションに以前に加入していた場合、これに応対する。

サーバ１３に記憶されたアプリケーションのどれを各加入者がリクエストすることができるかを知るために、ユーザ・プロファイル・データは、アプリケーション・サーバ１３によって記憶させることができる。

クライアント・ユーザの加入の際、コンピュータ・プログラムは、ユーザによってリクエストされたアプリケーションに応じて、クライアントの携帯電話端末１１にダウンロードされる。携帯電話端末１１へのこのようなダウンロードは、トランスポート・ネットワークを通してアプリケーション・サーバ１３から又はこのような目的で提供された位置からローカルで行うことができる。

クライアント・ユーザが加入したアプリケーションは、無線ＷＡＰ ＯＴＡプッシュ接続プロトコルなどの無線遠隔起動プロトコルを使用して、アプリケーション・サーバ１３から遠隔で開始又は起動させることができる状態を実行する。

ユーザが加入する１つ又は複数のアプリケーションは、ユーザの携帯電話端末１１内に前もってインストール又は記憶しなければならないということに留意する。

アプリケーション・サーバ１３は、開始通信プロトコルを使用して、ユーザの携帯電話端末１１で所与のアプリケーションを開始するように開始メッセージを送信する。携帯電話端末１１で開始メッセージを受信した後に受信したメッセージは、処理され、端末１１に記憶されたアプリケーションが起動される。さらに、クライアントは、両方の携帯電話端末が同じアプリケーションを実行しているように別のユーザの携帯電話端末１１で同じアプリケーションを開始させるために、必要に応じて通信ネットワーク１２、１４を通してアプリケーション・サーバ１３及び／又は別のユーザに送信されるメッセージでメッセージに応答することができる。

携帯電話端末１１は、例えば、ＷＡＰ ＯＴＡプッシュ・プロトコルを使用して、アプリケーション・サーバ１３から送信された入力メッセージを受信及び処理するようにオペレーティング・システムを実行することが可能なプロセッサを有する電子回路を備えている。

アプリケーションは、ユーザの端末１１に転送され、このようなダウンロードは、ブルートゥース、赤外線又は同様のものなど様々な転送プロトコルを使用して行うことができる。これらのアプリケーションは、携帯電話端末１１のオペレーティング・システムで実行されるものとする。

所与のクライアントが携帯電話端末１１に記憶され、その中で実行可能な所与のアプリケーションに加入すると、アプリケーション・サーバ１３は、携帯電話端末１１、無線通信ネットワーク１２及びトランスポート通信ネットワーク１４を通してアプリケーション・サーバに以前に提供された開始命令に従って、選択したアプリケーションを実行するために、遠隔開始メッセージを携帯電話端末１１に送信することができる。すなわち、アプリケーション・サーバ１３は、サーバ１３が提供することが可能なサービスに加入した各クライアント・ユーザのプロファイルを記憶する。

携帯電話端末１１のプロセッサは、アプリケーション・サーバから受けたメッセージにより、携帯電話端末でどのアプリケーションを実行しなければならないかを判断するプロセスを含んでいる。明らかに、プロセッサは、アプリケーション・サーバに加入したユーザの携帯電話端末に記憶されたアプリケーションの実行を管理する。

アプリケーション・サーバ１３は、各クライアントによって以前に提供されたアプリケーションを遠隔で開始させるパラメータを記憶するために、ＲＡＭなどの記憶リソースを含んでいる。これらの記憶されたパラメータは、加入者の要求に応じて変更できる。

加入者の希望によって、アプリケーション・サーバ１３は、所望のアプリケーションを起動又は開始させるように、通信ネットワーク１２、１４を通してユーザの携帯電話端末１１にメッセージ、例えば、ＳＭＳ（ショート・メッセージ・サービス）を生成及び送信する。

選択したアプリケーションは、携帯電話端末１１によってＳＭＳメッセージの受信の際に起動される。ＯＴＡ開始プロトコルは、通信ネットワーク１２、１４に属するインターフェイス・サーバを通してアプリケーション・サーバ１３と携帯電話端末１１の間でのデータ交換をサポートする。

遠隔起動メッセージは、ユーザの携帯電話端末１１の所定のポートを通して受信され、２つの起動メッセージの受信の場合には、異なるアプリケーションでは、それぞれユーザの携帯電話端末１１プロセッサによって実行されるプロセスは、どのアプリケーションを最初に実行すべきであるかを特定するガイドラインを含んでいる。

本願で確立した実行及び実施例は、本発明及び図面応用例の最良の説明として、当業者が本発明を実施し使用することを可能にするように示したものである。しかし、当業者は、上記の説明及び実施例は、単に実施例として例示するために示したものであることが分かる。提供した説明は、包括的なものであると考えるものでも、記載した方法に本発明を限定するものではない。多くの変更及び変形形態は、特許請求の範囲の精神及び範囲を越えることなく上記を鑑みて可能である。

本発明による方法を示す図である。

Claims (12)

1. 携帯電話端末（１１）を無線通信ネットワーク（１２）に接続させる電気通信システム（１２、１４）のアプリケーション起動方法であって、
   電気通信システムを通してユーザの携帯電話端末とアプリケーション・サーバ（１３）の間に通信チャネルを確立するステップと、
   ユーザの携帯電話端末からアプリケーション・サーバまでの所望のアプリケーションの特定を含むリクエスト・メッセージを送信するステップと、
   アプリケーション・サーバからの携帯電話端末に所望のアプリケーションをダウンロードするステップと、
   アプリケーション・サーバから送信される所望のアプリケーション用の遠隔起動メッセージをユーザの携帯電話端末で処理するステップとを含むことを特徴とする前記方法。
2. 請求項１記載の方法であって、前記遠隔起動メッセージは、ＳＭＳショート・メッセージであることを特徴とする前記方法。
3. 請求項２記載の方法であって、前記起動メッセージは、ユーザの携帯電話端末（１１）の所定のポートを通して受信されることを特徴とする前記方法。
4. 請求項３記載の方法であって、前記ユーザの携帯電話端末（１１）プロセッサに記憶された決定プロセスは、所定のポートを通して２つの起動メッセージを受信する場合に、どのアプリケーションを最初に実行するかを判断することを特徴とする前記方法。
5. 請求項４記載の方法であって、前記所望のアプリケーションの実行中に、遠隔起動メッセージは、電気通信システム（１２、１４）を通して携帯電話端末（１１）から別の携帯電話端末（１１）まで生成及び送信されることを特徴とする前記方法。
6. 無線通信ネットワーク（１２）に携帯電話端末（１１）を接続させる電気通信システム（１２、１４）からなるアプリケーション起動システムであって、通信チャネルが電気通信システムを通してユーザの携帯電話端末とアプリケーション・サーバ（１３）の間に確立され、クライアント・ユーザが携帯電話端末からアプリケーション・サーバに所望のアプリケーションの特定を含むリクエスト・メッセージを送信し、アプリケーション・サーバは、所望のアプリケーションを携帯電話端末にダウンロードし、携帯電話端末は、アプリケーション・サーバから送信され所望の記憶をしたアプリケーション用の遠隔起動メッセージを処理することを特徴とする前記システム。
7. 請求項６記載のシステムであって、前記起動メッセージは、ユーザの携帯電話端末（１１）の所定のポートを通して受信されることを特徴とする前記システム。
8. 請求項７記載のシステムであって、前記携帯電話端末（１１）のプロセッサは、所定のポートを通して２つの起動メッセージを受信する場合に、どのアプリケーションを最初に実行するかを判断する決定処理を記憶することを特徴とする前記システム。
9. 請求項８記載のシステムであって、前記所定のアプリケーションの実行中に、遠隔起動メッセージは、電気通信システム（１２、１４）を通して携帯電話端末（１１）から別の携帯電話端末（１１）まで生成及び送信されることを特徴とする前記システム。
10. 請求項１から６記載の方法を実行するアプリケーション・サーバ。
11. 請求項１から６記載の方法を実行する無線携帯電話端末。
12. 請求項１から６記載の方法を実行するためのコンピュータ用のコンピュータ判読可能命令を有するコンピュータ判読可能媒体。

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