JP2009301266A - ユーザインタフェース装置 - Google Patents

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Akira Toyooka
明 豊岡
Keiji Okamoto
啓嗣 岡本
Hiroyoshi Konaka
裕喜 小中
Yasuhiro Nishikawa
泰浩 西川
Nobutoshi Todoroki
伸俊 轟木
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Abstract

【課題】ユーザが自分の機器操作要求に合うテンプレートをリストから容易に探し出すことができ、機器操作性が良好なユーザインタフェース装置を得る。
【解決手段】キーワードDB102と、カテゴリDB104と、テンプレートDB106と、マイク101からの音声信号とキーワードDB102を用いて音声認識を行う音声認識手段103と、カテゴリDB104を用いて認識したキーワードのカテゴリを取得し、カテゴリリストを出力するカテゴリ取得手段105と、カテゴリ属性リストを作成してテンプレートDB106からテンプレートを取得してこれの順序付けをし、テンプレートリストを出力するテンプレート検索制御手段108と、テンプレートリストとカテゴリリストを基に順序付けをしたキーワードリストを作成し、キーワードとテンプレートを画像表示手段110に表示し、ユーザによる操作を受け付けるテンプレート編集手段109とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、音声認識により機器操作のテンプレートを検索・修正することで機器操作を行うユーザインタフェース装置に関する。
従来のユーザインタフェースを使った翻訳装置では、音声認識で入力したキーワードを用いて機器操作のテンプレートを検索し、検索の結果得られたテンプレートのリストから、ユーザが自分の機器操作要求に合うテンプレートを選択し、選択したテンプレートを音声認識で入力したキーワードを用いて修正することで所望の機器操作を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−14957号公報(第4頁、第9〜13図)
このようなユーザインタフェースを使った翻訳装置においては、検索の結果得られるテンプレートのリストは、テンプレートがデータベースに格納されている順序、または五十音順やアルファベット順で並んでいる。このため、テンプレートの数が多い場合に、ユーザが自分の機器操作要求に合うテンプレートをリストの中から探し出すのに手間がかかり、機器操作性が悪いという問題点があった。
この発明は、上述のような問題点を解決するためになされたもので、ユーザが自分の機器操作要求に合うテンプレートをリストの中から容易に探し出すことができ、機器操作性が良好なユーザインタフェース装置を得ることを目的とする。
この発明に係るユーザインタフェース装置は、音声認識用のキーワードが記録されたキーワードデータベースと、キーワードのカテゴリが記録されたカテゴリデータベースと、操作対象となる機器の操作用の文の一部に空欄を有するテンプレートとこれに対応し1個以上のカテゴリを組み合わせて予め決められたカテゴリ属性とが記録されたテンプレートデータベースと、マイクからの音声信号とキーワードデータベースを用いて音声認識を行い、認識したキーワードと認識スコアのリストを出力する音声認識手段と、音声認識手段からのリストとカテゴリデータベースを用いて認識したキーワードに対応するカテゴリを取得し、カテゴリと認識したキーワードと認識スコアからなるカテゴリリストを出力するカテゴリ取得手段と、カテゴリ取得手段による1個以上のカテゴリリストから、カテゴリ属性と認識スコアを基にした点数を求めてカテゴリ属性リストを作成し、これを基にテンプレートデータベースからテンプレートを取得してテンプレートの順序付けをし、テンプレートリストを出力するテンプレート検索制御手段と、テンプレート検索制御手段からのテンプレートリストとカテゴリ取得手段からのカテゴリリストを基に順序付けをしたキーワードリストを作成し、キーワードリストのキーワードとテンプレートリストのテンプレートを画像表示手段に表示し、ユーザによる操作を受け付けるテンプレート編集手段とを備えるものである。
この発明によれば、テンプレートの順序付けを行って表示するので、ユーザの機器操作要求に合うテンプレートを表示することができ、機器操作性が良好なユーザインタフェース装置が得られる。
実施の形態1.
図1はこの発明を実施するための実施の形態1によるユーザインタフェース装置を示すブロック図である。図示されていないが、本インターフェース装置は、操作対象となる機器、例えばカーナビゲーション装置やテレビ等に接続されていたり、これらの装置の一部に組み込まれていたりしており、ユーザによる機器操作の実行要求を受け付け、操作対象となる機器に操作の実行を要求する。さて、この図において、マイク101は、ユーザの発話を音声信号に変換して出力する。キーワードDB(データベース)102は、図2にデータ構造とデータの一例を示すように、音声認識の対象となるキーワードとキーワードの発音を一つの組として、複数組記録されている。音声認識手段103は、マイク101からの音声信号とキーワードDB102を用いて音声認識を行い、図3に一例を示すように、認識したキーワードとこれに対応した認識スコアの組を認識スコア順に並べた、キーワードスコアリスト601を出力する。認識スコアは、認識信頼度とも言うが、音声認識処理結果におけるユーザの発話とキーワードとの一致度から求める。
カテゴリDB104は、図4にデータ構造とデータの一例を示すように、キーワードとキーワードのカテゴリを一つの組として、複数組記録されている。なお、ここでカテゴリとは、インターフェース装置に接続され、操作対象となる機器の機能を実行する「対象」の分類である。例えばカーナビゲーション装置における「目的地設定」機能において、その「対象」は目的地である。目的地となりうるカテゴリの例としては「特定施設名」や「住所」などが考えられる。「特定施設名」カテゴリに属するキーワードとして、例えば「王子動物園」や「メリケンパーク」等がある。カテゴリ取得手段105は、音声認識手段103からキーワードと認識スコアの組からなるキーワードスコアリスト601を受け取り、各キーワードのカテゴリをカテゴリDB104から取得し、図5、6に例を示すように、カテゴリとキーワードと認識スコアの組を認識スコア順に並べたカテゴリリスト701、801を出力する。
テンプレートDB106は、図7にデータ構造とデータの一例を示すように、インターフェース装置に接続され、操作対象となる機器の操作用の文の一部に空欄を有するテンプレートと、このテンプレートに対応し予め決められたカテゴリ属性を一つの組として、複数組記録されている。なお、カテゴリ属性は、1個以上のカテゴリの組から成り、一つのテンプレートにはカテゴリ属性として、そのテンプレートの空欄と同数のカテゴリが各空欄に関連付けられる。ここでテンプレートとは、機能を実行する「対象」は未指定の状態(空欄)で、機器の「機能の実行要求」を文章で表したものである。機器のユーザが「対象」に任意の「キーワード」を指定することで、「機能の実行要求」を完成させるものである。
テンプレート検索手段107は、テンプレート検索制御手段108から検索のキーとなるカテゴリ属性リスト901(図8参照)を受け取り、そのカテゴリ属性に対応するテンプレートをテンプレートDB106から検索し、テンプレートとカテゴリ属性の組のリストをテンプレート検索制御手段108に出力する。
テンプレート検索制御手段108は、カテゴリ取得手段105からカテゴリとキーワード、認識スコアの組から成るカテゴリリストを1個以上受け取り、カテゴリと認識スコアからテンプレート検索用のカテゴリ属性と点数を求めてその順位を決定し、図8に示すようなカテゴリ属性リスト901を作成する。その後、テンプレート検索手段107を用いて各カテゴリ属性をキーにテンプレートを検索させてその結果を取得し、図9に示すように、得られたテンプレートとテンプレートのカテゴリ属性の組を、カテゴリ属性の順位に従い並べたテンプレートリスト1002を出力する。
テンプレート編集手段109は、カテゴリ取得手段105からカテゴリとキーワード、認識スコアの組から成るカテゴリリスト701、801、及びテンプレート検索制御手段108からテンプレートとカテゴリ属性の組から成るテンプレートリスト1002を受け取り、テンプレートのカテゴリ属性から表示するキーワードを決定する。その後、図10に示すように、画像表示手段110にキーワードとテンプレートのリストを出力し、ユーザによるテンプレートの選択とテンプレートの空欄へのキーワードの代入の操作を受け付ける。ユーザインタフェース画面1501は、テンプレートのリストを表示するエリア1502と、キーワードのリストを表示するエリア1503および1504から構成される。キーワードのリストを表示するエリアの数は1個以上であり、音声入力したキーワードの数によって増減する。各エリアは、エリア内に表示しきれないリストの項目をスクロールさせて表示するためのスクロールバー1505を備える。各エリアのリストは、認識スコアまたはカテゴリ属性の点数が高いものが上になるように順に並べられており、最初に画面が表示されたときはリストの一番上の項目が見えるようにスクロール位置が設定される。その後、ユーザによるテンプレートの実行要求を受け付け、テンプレートに記載された機器操作の実行を機器(図示せず)に要求する。
画面表示手段110は、テンプレート編集手段109が出力するキーワードとテンプレートのリストを映像信号に変換してディスプレイ111に出力する。ディスプレイ111は、映像信号を可視化する。
このように構成されたユーザインタフェース装置をカーナビゲーション装置に用いた場合について、図11のフローチャートを用いて動作の説明をする。ユーザインタフェース装置が起動すると、キーワード入力ステップS200に進む。キーワード入力ステップS200では、ユーザが発話したキーワードを音声認識する。次に、テンプレート検索ステップS300では、音声認識したキーワードからテンプレートを検索する。その後、テンプレート編集ステップS400では、音声認識したキーワードと検索したテンプレートをディスプレイ111に表示し、ユーザがテンプレートを編集し、テンプレートを実行する。図11の各ステップにおける処理の詳細を以下で説明する。
図12は図11のキーワード入力ステップS200における処理の詳細なフローチャートである。キーワード入力ステップS200が開始すると、音声入力ステップS210に進む。音声入力ステップS210では、ユーザが発話したキーワードをマイク101が音声信号に変換して出力する。キーワード認識ステップS220では、音声認識手段103がマイク101からの音声信号とキーワードDB102を用いて音声認識を行い、認識したキーワードと認識スコアの組を認識スコア順に並べ、図3に示すようにキーワードスコアリスト601として出力する。ここでは、ユーザが「王子動物園」と発話した場合を示している。リストの項目数は、予め決められた固定値以下とする。図の例は4項目であり、認識スコアの上位4個のキーワードをリストの項目としている。
カテゴリ取得ステップS230では、カテゴリ取得手段105は音声認識手段103からキーワードスコアリスト601を受け取り、各キーワードのカテゴリをカテゴリDB104から取得し、カテゴリとキーワードと認識スコアの組を認識スコア順に並べ、カテゴリリストを作成する。図5、6はこの一例である。図5のカテゴリリスト701は、カテゴリ取得手段105が音声認識手段103から図3のキーワードスコアリスト601を受け取った場合の例である。図6は、ユーザがさらに「ファミレス」と発話した場合に、キーワード認識ステップS220及びカテゴリ取得ステップS230を実行して出力された、カテゴリリスト801の例である。
音声入力終了判定ステップS240では、ユーザによる音声入力終了の指示があれば音声入力を終了し、キーワード入力ステップS200を終了する。指示がなければ音声入力ステップS210に戻る。なお、ユーザによる音声入力終了の指示は、機器のボタンやタッチパネルの操作で行ってもよいし、予め決められた時間内に次のキーワードが発話されないことで判定してもよい。
図13(a)は、図11のテンプレート検索ステップS300における処理の詳細なフローチャートである。テンプレート検索ステップS300が開始すると、カテゴリ属性リスト作成ステップS310に進む。カテゴリ属性リスト作成ステップS310では、テンプレート検索制御手段108が、カテゴリ取得手段105からカテゴリとキーワードと認識スコアの組からなるカテゴリリスト701、801を受け取り、それらからカテゴリ属性リストを作成する。
ここで、カテゴリ属性リストの作成方法を図13(b)を用いて説明する。この図は、図13(a)のカテゴリ属性リスト作成ステップS310おける処理の詳細なフローチャートである。
カテゴリ属性リスト作成ステップS310が開始すると、カテゴリ・キーワード・認識スコアの組のリスト受信ステップS311に進む。ここでは、テンプレート検索制御手段108が、カテゴリとキーワードと認識スコアの組からなるカテゴリリストをキーワード入力ステップS200で音声入力された回数分受け取る。例えば、図5、6に示すカテゴリリスト701、801を受け取る。
カテゴリ属性・点数取得ステップS312では、カテゴリリスト間におけるカテゴリと認識スコアの組み合わせから、テンプレート検索に使用するカテゴリ属性とその点数を求める。なお、ここで点数とは、本装置において、「ユーザの機器操作要求」と「カテゴリ属性」の「適合度の高さの指標」とみなす数値である。
具体的にはまず、図5、6に示す各リストにおいて、リスト中に重複するカテゴリの項目がある場合、認識スコアが最も高い項目以外を削除する。この処理を行った結果を図14に示す。図5のカテゴリリスト701の処理結果がカテゴリ中間リスト1601であり、図6のカテゴリリスト801の処理結果がカテゴリ中間リスト1602である。
次に、リスト間のカテゴリの全ての組み合わせとその点数を求める。点数はそれぞれのカテゴリの認識スコアの和である。ただし、点数の算出の際に他の計算式を用いてもよい。この処理を行った結果を図15のカテゴリ組み合わせ表1701に示す。カテゴリ組み合わせ表1701において、カテゴリ1はカテゴリ中間リスト1601におけるカテゴリに、カテゴリ2はカテゴリ中間リスト1602におけるカテゴリに対応する。
次に、カテゴリ組み合わせ表1701からカテゴリ属性とその点数を求める。例えば、カテゴリ1の「特定施設」とカテゴリ2の「一般施設」の組み合わせを、カテゴリ属性「特定施設・一般施設」とする。このとき、カテゴリの順序は考慮しない。すなわち「特定施設・一般施設」と「一般施設・特定施設」は同一とみなす。この処理を行った結果をカテゴリ属性中間リスト1702に示す。次に、重複しているカテゴリ属性がある場合に、点数が最も高い項目以外を削除する。カテゴリ属性中間リスト1702では、削除すべき項目を灰色の背景で示している。
カテゴリ属性ソートステップS313では、求めたカテゴリ属性を点数の高い順に並べて、カテゴリ属性リストを作成する。具体的には、図15のカテゴリ属性中間リスト1702に残ったカテゴリ属性と点数を点数の高い順に並べて、図8のカテゴリ属性リスト901を作成し、カテゴリ属性リスト作成ステップS310を終了する。
テンプレートDB検索ステップS320では、テンプレート検索制御手段108が、カテゴリ属性リスト901の順に、テンプレート検索手段107を用いて各カテゴリ属性をキーにテンプレートを検索する。図9には、テンプレート検索制御手段108がテンプレートを検索して、テンプレート検索結果1001を得た時の例を示す。テンプレート検索手段107は、検索のキーとするカテゴリ属性を受け取り、そのカテゴリ属性に対応するテンプレートをテンプレートDB106から検索し、テンプレートとカテゴリ属性の組のリストをテンプレート検索制御手段108に返す。
テンプレートリスト作成ステップS330では、テンプレート検索制御手段108が、テンプレートDB検索ステップS320で検索したテンプレートとカテゴリ属性の組をカテゴリ属性リストの順につないで(図9参照)、テンプレートとカテゴリ属性の組のリストを作成する。これにより、カテゴリ属性の点数順に並んだテンプレートとカテゴリ属性の組のリストが作成される。最後に、作成したテンプレートとカテゴリ属性の組から成るテンプレートリスト1002をテンプレート編集手段109に出力し、テンプレート検索ステップS300を終了する。
図16は、図11のテンプレート編集ステップS400における処理の詳細なフローチャートである。テンプレート編集ステップS400が開始すると、キーワードリスト作成ステップS410に進む。
キーワードリスト作成ステップS410では、テンプレート編集手段109は、カテゴリ取得手段105からカテゴリとキーワードと認識スコアの組からなるカテゴリリスト701、801(図5、6参照)及び、テンプレート検索制御手段108からテンプレートとカテゴリ属性の組からなるテンプレートリスト1002(図9参照)を受け取る。次に、キーワードの選択及び順序付けのため、テンプレートに含まれないカテゴリのキーワードを除外して認識スコア順に順序付けし、キーワードリストを作成する。例えば、図5、6のカテゴリリスト701、801の場合、図9のテンプレートリスト1002には「曲名」のカテゴリが無いので、「曲名」に属するキーワードをカテゴリリスト701、801から除去すると、図17に示すキーワードリスト702、802が作成される。
キーワード・テンプレート表示ステップS420では、テンプレート編集手段109が、キーワードリスト702、802とテンプレートリスト1002の順に従って図10に示すように、画面表示手段110を用いてディスプレイ111に表示する。編集操作受付ステップS430では、テンプレート編集手段109は、ユーザによるテンプレートリストの選択後、選択したテンプレートの空欄へのキーワードの代入の操作と、テンプレートの実行操作を受け付ける。テンプレート実行操作判定ステップS440では、ユーザの操作がテンプレートの実行操作であった場合には、キーワード代入完了判定ステップS460に進む。テンプレートの実行操作では無い場合は、キーワード代入処理ステップS450に進む。
キーワード代入処理ステップS450では、テンプレート編集手段109が、代入されたキーワードをテンプレートの空欄に書き込み、テンプレートの再表示のために、キーワード・テンプレート表示ステップS420に戻る。
キーワード代入完了判定ステップS460では、テンプレート編集手段109は、選択されたテンプレートの全ての空欄へのキーワードの書き込みが完了していれば、テンプレート実行要求ステップS470に進む。テンプレートに、キーワードの書き込まれていない空欄が残っていれば、キーワード・テンプレート表示ステップS420に戻る。
テンプレート実行要求ステップS470では、テンプレート編集手段109が、テンプレートに記載された機器操作の実行を機器に要求し、テンプレート編集ステップS400を終了する。
なお、テンプレートDBは、図7に示すデータ構造以外にも図18に示すデータ構造でもよい。図7の例ではテンプレートごとにカテゴリ属性を持つデータ構造であるが、本例ではカテゴリ属性のグループにテンプレートが属するデータ構造としている。
このように構成されたユーザインタフェース装置によれば、音声認識で入力したキーワードのカテゴリと音声認識スコアからテンプレートを検索し、検索して得られたテンプレートの順序付けと、キーワードの選択と順序付けを行い、その順序に従ってキーワードとテンプレートのリストを表示するので、ユーザの機器操作要求に合うキーワードとテンプレートを優先的にリストの上位に表示でき、ユーザがキーワードとテンプレートをリストの中から容易に探し出すことが可能となり、機器操作性が良好で、ユーザの負担を軽減することができるユーザインタフェース装置が得られる。
また、テンプレートDBをテンプレートがカテゴリ属性のグループに属するデータ構造とすると、同一カテゴリの検索が効率的になるため速くなり、機器操作性が向上する。
実施の形態2.
実施の形態1は、同一カテゴリ属性に複数のテンプレートが検索されて取得された場合は、テンプレートには優劣はつかないが、ここでは、そのような場合でもテンプレートの順序付けを行う方法について述べる。図19は本発明の実施の形態2によるユーザインタフェース装置におけるテンプレートDBのデータ構造とデータの例である。各テンプレートにはカテゴリ属性に加えて使用頻度に基づく優先度を記録する。この優先度は予め設定しておくが、ユーザの使用状況に応じて優先度が変更されるようにしても良い。
このように構成されたユーザインタフェース装置において、テンプレート検索制御手段108は、実施の形態1の処理に加えて、同じカテゴリ属性で検索されたテンプレート間では、テンプレートの優先度の値がより高いものがリストの上位となるように並べる。
このように、構成されたユーザインタフェース装置によれば、各テンプレートに優先度を設定することで、同じカテゴリで検索されたテンプレートが多数ある場合でも、ユーザの機器操作要求に合うテンプレートを優先的にリストの上位に表示できるため、ユーザがテンプレートをリストから容易に探し出すことができ、機器操作が良好となり、ユーザの負担を軽減することができる。
実施の形態3.
実施の形態1、2では、テンプレートの優先度が無い場合や同じ場合は、テンプレートには優劣が付かないが、ここではそのような場合でもテンプレートの順序付けを行う方法について述べる。図20は本発明の実施の形態3によるユーザインタフェース装置におけるテンプレートDB106のデータ構造とデータの例である。各テンプレートはテンプレートの空欄ごとにカテゴリ属性が記録されている。また、各テンプレートは複数のカテゴリ属性を持つことができる。
このように構成されたユーザインタフェース装置において、テンプレート検索制御手段108は、実施の形態1又は実施の形態2の処理に加えて、同じカテゴリで検索され、テンプレートの優先度が無い場合や同じ場合は、テンプレートの空欄がより多くのカテゴリ属性の数をもつものがリストの上位となるよう並べる。これは、空欄のカテゴリ属性が多いテンプレートは汎用性があるため、ユーザの機器操作要求に合うテンプレートとなりやすいからである。
このように、構成されたユーザインタフェース装置によれば、各テンプレートのカテゴリ属性の数をテンプレートの順位付けに用いるため、テンプレートの優先度が無かったり同じ場合でも、ユーザの機器操作要求に合うテンプレートを優先的にリストの上位に表示でき、ユーザがリストの中から容易にテンプレートを探し出すことができる。
実施の形態4.
実施の形態1はユーザインタフェース装置をカーナビゲーション装置に適用した場合の例について述べたが、ここでは、テレビやテレビ録画用の用途の例について述べる。本発明の実施の形態4におけるユーザインタフェース装置は、図1に示す実施の形態1におけるユーザインタフェースと同じ構造を持つ。ただし、ユーザインタフェース装置が操作の実行を要求する機器(図示せず)の機能が異なるため、機器の機能に合わせてキーワードDB102、カテゴリDB104、テンプレートDB106に記録するデータを変更している。
図21は本発明の実施の形態4によるキーワードDB102のデータの例である。データ構造は図2に示した実施の形態1おけるキーワードDB102と同じである。図22はカテゴリDB104のデータの例である。データ構造は図4に示した実施の形態1におけるカテゴリDB104と同じである。カテゴリは機器の機能に応じて任意に定義する。図23はテンプレートDB106のデータの例である。データ構造は図7に示した実施の形態1におけるテンプレートDB106と同じである。
このように構成されたユーザインタフェース装置において、音声認識で入力されたキーワードのカテゴリと音声認識スコアから、テンプレートの検索と、検索して得られたテンプレートの順序付けを行い、その順序に従ったテンプレートのリストを表示することで、機器を操作する。
なお、実施の形態1はカーナビゲーション装置の例であり、実施の形態4はテレビの例であるが、カーナビゲーション装置とテレビが一体化している装置の場合は、各々に対応したカテゴリDBとテンプレートDBを持っていても良い。この場合は、各々の操作対象が使われているときは、それぞれに対応したデータベースを使うように切り替える。例えば、テレビを使用しているときはテレビ用のデータベースを使う。この場合は、「ABC」はテレビ用のカテゴリDBから「放送局名」のカテゴリを取得し、これに対応したテレビ用のテンプレートDBからテンプレートを取得する。一方、カーナビゲーション装置使用時はカーナビゲーション用のデータベースに切り替える。この場合は、「ABC」はカーナビゲーション用のカテゴリDBから「特定施設」のカテゴリを取得し、これに対応したカーナビゲーション用のテンプレートDBからテンプレートを取得する。
このように、構成されたユーザインタフェース装置によれば、操作する機器に対応したデータベースを用いるので、ユーザの機器操作要求に合うテンプレートを優先的にリストの上位に表示できる。そのため、ユーザはリスト中からテンプレートを容易に探し出すことができ、機器操作が良好なユーザインタフェース装置が得られる。
この発明の実施の形態1を示すユーザインタフェース装置のブロック図である。 この発明の実施の形態1を示すキーワードDBのデータ構造とデータの例である。 この発明の実施の形態1を示すキーワードスコアリストの例である。 この発明の実施の形態1を示すカテゴリDBのデータ構造とデータの例である。 この発明の実施の形態1を示すカテゴリリストの例である。 この発明の実施の形態1を示すカテゴリリストの別の例である。 この発明の実施の形態1を示すテンプレートDBのデータ構造とデータの例である。 この発明の実施の形態1を示すカテゴリ属性リストの例である。 この発明の実施の形態1を示すテンプレートの検索結果の例である。 この発明の実施の形態1を示すユーザインタフェース装置の画面の例である。 この発明の実施の形態1を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1を示すキーワード入力ステップS200におけるフローチャートである。 この発明の実施の形態1を示すテンプレート検索ステップS300におけるフローチャートである。 この発明の実施の形態1を示すカテゴリ中間リストの例である。 この発明の実施の形態1を示すカテゴリ組み合わせ表の例およびカテゴリ属性中間リストの例である。 この発明の実施の形態1を示すテンプレート編集ステップS400におけるフローチャートである。 この発明の実施の形態1を示すキーワードリストの例である。 この発明の実施の形態1を示すテンプレートDBのデータ構造とデータの別の例である。 この発明の実施の形態2を示すテンプレートDBのデータ構造とデータの例である。 この発明の実施の形態3を示すテンプレートDBのデータ構造とデータの例である。 この発明の実施の形態4を示すキーワードDBのデータ構造とデータの例である。 この発明の実施の形態4を示すカテゴリDBのデータ構造とデータの例である。 この発明の実施の形態4を示すテンプレートDBのデータ構造とデータの例である。
符号の説明
101 マイク
102 キーワードDB
103 音声認識手段
104 カテゴリDB
105 カテゴリ取得手段
106 テンプレートDB
107 テンプレート検索手段
108 テンプレート検索制御手段
109 テンプレート編集手段
110 画面表示手段
111 ディスプレイ
601 キーワードスコアリスト
701 カテゴリリスト
702 キーワードリスト
801 カテゴリリスト
802 キーワードリスト
901 カテゴリ属性リスト
1001 テンプレート検索結果
1002 テンプレートリスト
1101 キーワードDB格納データ
1201 カテゴリDB格納データ
1301 テンプレートDB格納データ
1401 テンプレートDB格納データ
1501 ユーザインタフェース画面
1502 テンプレートリスト表示エリア
1503 キーワードリスト表示エリア(1)
1504 キーワードリスト表示エリア(2)
1505 スクロールバー
1601 カテゴリ中間リスト(1)
1602 カテゴリ中間リスト(2)
1701 カテゴリ組み合わせ表
1702 カテゴリ属性中間リスト
1801 テンプレートDB格納データ
1901 テンプレートDB格納データ
2001 キーワードDB格納データ
2101 カテゴリDB格納データ
2201 テンプレートDB格納データ

Claims (5)

  1. 音声認識用のキーワードが記録されたキーワードデータベースと、
    前記キーワードのカテゴリが記録されたカテゴリデータベースと、
    操作対象となる機器の操作用の文の一部に空欄を有するテンプレートとこれに対応し1個以上の前記カテゴリを組み合わせて予め決められたカテゴリ属性とが記録されたテンプレートデータベースと、
    マイクからの音声信号と前記キーワードデータベースを用いて音声認識を行い、認識したキーワードと認識スコアのリストを出力する音声認識手段と、
    この音声認識手段からの前記リストと前記カテゴリデータベースを用いて前記認識したキーワードに対応するカテゴリを取得し、このカテゴリと前記認識したキーワードと前記認識スコアからなるカテゴリリストを出力するカテゴリ取得手段と、
    このカテゴリ取得手段による1個以上の前記カテゴリリストから、カテゴリ属性と認識スコアを基にした点数を求めてカテゴリ属性リストを作成し、これを基に前記テンプレートデータベースからテンプレートを取得してテンプレートの順序付けをし、テンプレートリストを出力するテンプレート検索制御手段と、
    このテンプレート検索制御手段からの前記テンプレートリストと前記カテゴリ取得手段からの前記カテゴリリストを基に順序付けをしたキーワードリストを作成し、前記キーワードリストのキーワードと前記テンプレートリストのテンプレートを画像表示手段に表示し、ユーザによる操作を受け付けるテンプレート編集手段とを備えたユーザインタフェース装置。
  2. 前記テンプレートデータベースには、テンプレート毎の優先度情報が記録され、
    前記テンプレート検索制御手段は、同一のカテゴリ属性に複数のテンプレートが取得された場合、テンプレート毎の前記優先度情報を基にテンプレートの順序付けをする請求項1記載のユーザインタフェース装置。
  3. 前記テンプレートデータベースには、前記空欄ごとのカテゴリ属性情報が記録され、
    前記テンプレート検索制御手段は、同一のカテゴリ属性に複数のテンプレートが取得された場合、テンプレートのカテゴリ属性の数を基にテンプレートの順序付けをする請求項1記載のユーザインタフェース装置。
  4. 前記テンプレートデータベースは、同一のカテゴリ属性ごとにテンプレートがグループ化された請求項1記載のユーザインタフェース装置。
  5. 前記カテゴリデータベースと前記テンプレートデータベースは、前記操作対象となる機器ごとに対応するデータベースを更に備え、
    前記カテゴリ取得手段と前記テンプレート検索制御手段は、前記操作対象となる機器ごとに対応するデータベースを切り替えて、カテゴリとテンプレートを取得する請求項1記載のユーザインタフェース装置。
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