JP2009300368A - 電気使用量報知システムおよびその省電力方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、自システムも省電力化を図り得る電気使用量報知システムおよび省電力方法を提供する。
【解決手段】本発明は、電力が無駄に使用されている複数の電気機器4の組合せを報知する電気使用量報知システムSにおいて、複数の電気機器4に個別に接続されている複数の分岐ブレーカ12と、複数の分岐ブレーカ12の電気使用量をそれぞれ取得する電気使用量取得部261と、1日のうちで電気が使用されていないと判断される不使用時間帯を複数の分岐ブレーカ12ごとに検出する不使用時間帯検出部266と、スリープ機能を備え、電気機器4の動作状態を制御するネットリモコン14と、不使用時間帯中、該不使用時間帯として検出された分岐ブレーカ12と接続されている電気機器4に対応するネットリモコン14をスリープ状態とさせる制御信号を出力する制御信号出力部267とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】本発明は、電力が無駄に使用されている複数の電気機器4の組合せを報知する電気使用量報知システムSにおいて、複数の電気機器4に個別に接続されている複数の分岐ブレーカ12と、複数の分岐ブレーカ12の電気使用量をそれぞれ取得する電気使用量取得部261と、1日のうちで電気が使用されていないと判断される不使用時間帯を複数の分岐ブレーカ12ごとに検出する不使用時間帯検出部266と、スリープ機能を備え、電気機器4の動作状態を制御するネットリモコン14と、不使用時間帯中、該不使用時間帯として検出された分岐ブレーカ12と接続されている電気機器4に対応するネットリモコン14をスリープ状態とさせる制御信号を出力する制御信号出力部267とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、電気使用量を報知するための電気使用量報知システムに関し、特に、自システムも省電力化を図ることができる電気使用量報知システムに関する。そして、この電気使用量報知システムで用いられる省電力方法に関する。
近年、家庭内で消費した電力を電力会社から交付される請求書以外でも確認することができる種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1には、家庭に設置された分電盤全体の交流消費電力をモニタリングし、モニタリング結果をWeb画面に表示する技術が開示されている。
特許第3551302号公報
ところで、前記特許文献1に開示の技術では、ユーザが家庭内の交流消費電力を参照し、ユーザに省エネルギを促すことができるが、自システムそのものの省電力化に関しては、開示も示唆もされていない。
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、その目的は、自システムも省電力化を図ることができる電気使用量報知システムおよびこの電気使用量報知システムで用いられる省電力方法を提供することである。
本発明者は、種々検討した結果、上記目的は、以下の本発明により達成されることを見出した。すなわち、本発明にかかる一態様では、電力が無駄に使用されている複数の電気機器の組合せを報知する電気使用量報知システムであって、前記複数の電気機器に個別に接続されている複数の分岐ブレーカと、前記複数の分岐ブレーカの電気使用量をそれぞれ取得する取得部と、前記取得部で取得した電気使用量に基づいて1日のうちで電気が使用されていないと判断される不使用時間帯を前記複数の分岐ブレーカごとに検出する検出部と、自機をスリープ状態とするスリープ機能を備え、前記複数の電気機器のうちの1または複数の電気機器に対しその動作状態を制御する1または複数の電気機器制御装置と、前記検出部で検出された不使用時間帯中、該不使用時間帯として検出された分岐ブレーカと接続されている電気機器に対応する電気機器制御装置をスリープ状態とさせる制御信号を出力する制御信号出力部とを備えることを特徴とする。電気が使用されていないこととは、居住者が意図的に電気を使用していないことであり、電気機器の電気使用量が実際に略0である場合を含み、さらに、例えば電気機器の待機状態によっていわゆる待機電力等が消費されている場合も含む。そして、好ましくは、前記電気使用量報知システムは、前記取得部で取得した電気使用量を曜日および時刻と対応付けて前記複数の分岐ブレーカごとに記憶する電気使用状況記憶部をさらに備え、前記検出部は、前記電気使用状況記憶部に記憶されている電気使用量に基づいて1日のうちで電気が使用されていないと判断される不使用時間帯を前記複数の分岐ブレーカごとに検出するものである。
このような構成の電気使用量報知システムでは、分岐ブレーカの電気使用量に基づいて不使用時間帯が検出され、この不使用時間帯中、この分岐ブレーカに接続されている電気機器に対応する電気機器制御装置をスリープ状態とさせる制御信号が出力される。したがって、このような構成の電気使用量報知システムは、電力が無駄に使用されている複数の電気機器の組合せを報知するだけでなく、不使用時間帯中、その電気機器に対応する電気機器制御装置をスリープ状態とすることによって、自システムの省電力化を図ることが可能となる。
また、上述の電気使用量報知システムにおいて、前記検出部は、夜間を含む夜間時間帯で前記不使用時間帯を検出することを特徴とする。
この構成によれば、例えば就寝等によって電気機器が使用されない可能性の高い夜間時間帯に不使用時間帯が設定され、自システムの省電力化が図られる。
また、上述の電気使用量報知システムにおいて、前記検出部は、前記夜間時間帯と異なる時間帯であって、予め設定された曜日を除いた、昼間を含む昼間時間帯で、前記不使用時間帯を検出することを特徴とする。
この構成によれば、例えば外出等によって電気機器が使用されない可能性の高い昼間時間帯に不使用時間帯が設定され、自システムの省電力化が図られる。
また、上述の電気使用量報知システムにおいて、自機をスリープ状態とするスリープ機能を備え、該電気使用量報知システムに関する情報を表示する表示部をさらに備え、前記制御信号出力部は、前記複数の分岐ブレーカの各不使用時間帯における重複している時間帯中、前記表示部をスリープ状態とさせる制御信号を出力することを特徴とする。
この構成によれば、各不使用時間帯における重複時間帯中、表示部をスリープ状態とすることによって、一層、自システムの省電力化を図ることが可能となる。
そして、本発明に係る他の一態様では、複数の電気機器に個別に接続される複数の分岐ブレーカと、自機をスリープ状態とするスリープ機能を備え、前記複数の電気機器のうちの1または複数の電気機器に対しその動作状態を制御する1または複数の電気機器制御装置とを備え、電力が無駄に使用されている複数の電気機器の組合せを報知する電気使用量報知システムで用いられる省電力方法であって、前記複数の分岐ブレーカの電気使用量をそれぞれ取得する取得工程と、前記取得工程で取得した電気使用量に基づいて1日のうちで電気が使用されていないと判断される不使用時間帯を前記複数の分岐ブレーカごとに検出する検出工程と、前記検出工程で検出された不使用時間帯中、該不使用時間帯として検出された分岐ブレーカと接続されている電気機器に対応する電気機器制御装置をスリープ状態とさせる制御信号を出力する制御信号出力工程とを備えることを特徴とする。
このような構成の省電力方法では、分岐ブレーカの電気使用量に基づいて不使用時間帯が検出され、この不使用時間帯中、この分岐ブレーカに接続されている電気機器に対応する電気機器制御装置をスリープ状態とさせる制御信号が出力される。したがって、このような構成の省電力方法は、電力が無駄に使用されている複数の電気機器の組合せを報知するだけでなく、不使用時間帯中、その電気機器に対応する電気機器制御装置をスリープ状態とすることによって、自システムの省電力化を図ることが可能となる。
本発明にかかる電気使用量報知システムおよびその省電力方法では、自システムの省電力化を図ることが可能となる。
以下、本発明に係る実施の一形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。また、本明細書において、総称する場合には添え字を省略した参照符号で示し、個別の構成を指す場合には添え字を付した参照符号で示す。
図1は、実施形態における電気使用量報知システムの全体構成を示す図である。図2は、実施形態における電気使用量報知システムの構成を示すブロック図である。
図1および図2において、電気使用量報知システムSは、分電盤1と、モニタ装置5とを備えて構成されている。分電盤1は、主幹ブレーカ11および複数の分岐ブレーカ12等が含まれ、商用電源から供給される電力を各分岐ブレーカから各居室へ布設される電力線L1を介して各居室に配置された電気機器4(4−1〜4−5)へ供給する。
分電盤1には、例えばインターネット通信網や移動通信網等の所定のネットワークN3を介してセンターサーバ7が接続されている。センターサーバ7は、例えば、電気使用量報知システムSを運用する会社に設置され、分電盤1が各居室の電気機器4に供給した電気使用量等をネットワークN3を介して収集し、蓄積する。また、センターサーバ7は、蓄積した電気使用量等に基づいてユーザが所有するモニタ装置8に種々の情報を送信し、ユーザに対して種々のサービスを提供する。また、分電盤1には、ネットワークN3を介してモニタ装置8が接続されている。モニタ装置8は、例えば携帯電話やノート型のパーソナルコンピュータ等の装置から構成され、種々の情報をユーザに報知する。
モニタ装置5は、例えば各居室内に配置されたテレビや専用のモニタ装置等から構成され、電気使用量報知システムSに関する種々の情報をユーザに報知する。
図1の例では、各居室として、リビング、キッチンおよび子供部屋が含まれ、リビングには、JEM−A機器である照明装置4−1および同じくJEM−A機器であるエアコン4−2が配置されている。キッチンには、照明装置4−3が配置され、子供部屋には、照明装置4−4およびエアコン4−5が配置されている。これら照明装置4−3、4−4およびエアコン4−5は、JEM−A機器ではない通常の電気機器である。そして、分電盤1は、商用電源から供給された電力を各電力線L1を介してこれら各電気機器4(4−1〜4−5)に供給する。
より具体的には、分電盤1は、図2に示すように、主幹ブレーカ11と、エネルギーマネジメントユニット2と、複数の分岐ブレーカ12(12−1〜12−5)と、統合装置13と、1または複数のネットリモコン14を備えている。図2に示す例では、分電盤1は、JEM−A機器である電気機器4−1、4−2に対応して2個のネットリモコン14−1、14−2を備えている。
主幹ブレーカ11は、電力系統から商用電源を受電し、複数の電力線L1からなる配線系統全体の安全を守るための装置である。この主幹ブレーカ11で受電された商用電源の電力は、各分岐ブレーカ12へ配電される。主幹ブレーカ11は、この主幹ブレーカ11を流れる電流のレベルが予め設定された一定のレベル以上になるとオフして、商用電源の受電を停止し、各分岐ブレーカ12への配電を遮断する。
分岐ブレーカ12は、自機に接続されている電力線L1からなる回路の安全を守るための装置である。主幹ブレーカ11で受電され、分岐ブレーカ12へ配電された商用電源の電力は、この分岐ブレーカ12に接続されている電力線L1を介して、居室に配置された電気機器4へ供給される。より具体的には、分岐ブレーカ12に接続されている電力線L1にはコンセント6が接続されており、このコンセント6に接続された電力線L1に電気機器4が接続されている。分岐ブレーカ12は、この分岐ブレーカ12を流れる電流のレベルが予め設定された一定のレベル以上になるとオフして、電力線L1を介して配下に接続された電気機器4への電力供給を遮断する。そして、本実施形態では、各分岐ブレーカ12には、各電気機器が個別に接続されている。すなわち、1つの分岐ブレーカ12には、1つの電気機器4が接続されている。
エネルギーマネジメントユニット2は、複数の電気機器4における各使用電気量を管理する装置であり、例えば、主幹電圧検出部21と、主幹電流検出部22と、電力演算部23と、複数の分岐ブレーカ電流検出部24と、演算装置25と、制御装置26と、一次分岐ブレーカ27とを備えて構成されている。
主幹電圧検出部21は、主幹ブレーカ11における電圧の瞬時値である瞬時電圧値を予め設定された所定のサンプリング間隔で検出する電圧検出回路を備えて構成される。主幹電流検出部22は、主幹ブレーカ11における電流の瞬時値である瞬時電流値を予め設定された所定のサンプリング間隔で検出する電流検出回路を備えて構成される。電力演算部23は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の集積回路から構成され、主幹電圧検出部21で検出された瞬時電圧値と、主幹電流検出部22で検出された瞬時電流値とを乗じることで、主幹ブレーカ11で受電される電力の瞬時電力値を所定のサンプリング間隔で算出する回路である。
分岐ブレーカ電流検出部24は、各分岐ブレーカ12に対応して複数備えられ、分岐ブレーカ12に流れる電流を検出する電流検出回路を備えて構成される。
演算装置25は、例えばASIC等の集積回路から構成され、電流積算値等を算出するものであり、機能的に、計測値取得部251と、積算部252と、送信部253とを備えて構成されている。計測値取得部251は、電力演算部23により算出された主幹ブレーカ11の瞬時電力値を所定のサンプリング間隔で順次に取得するものである。計測値取得部251は、主幹電圧検出部21によって検出された主幹ブレーカ11の瞬時電圧値を所定のサンプリング間隔で電力演算部23を介して順次に取得する。また、計測値取得部251は、分岐ブレーカ電流検出部24によって検出された分岐ブレーカ12の瞬時電流値を所定のサンプリング間隔で順次に取得する。積算部252は、計測値取得部251によって取得された各分岐ブレーカ12の瞬時電流値を積算して積算電流値を所定のサンプリング間隔で算出するものである。送信部253は、主幹ブレーカ11の前記瞬時電力値、主幹ブレーカ11の前記瞬時電圧値および各分岐ブレーカ12の前記各積算電流値を1つの通信パケットに格納し、通信線N1を介して所定のサンプリング間隔で制御装置26へ送信するものである。また、送信部253は、送信する瞬時電力値が主幹ブレーカ11によるものであり、また、送信する積算電流値がどの分岐ブレーカ12によるものなのかを識別するための識別情報を、瞬時電力値および各積算電流値に関連付ける。
通信線N1は、例えば、RS−485の通信ケーブルから構成される。なお、通信線N1には、例えば、RS−232C、RS−422等の他の通信ケーブルが採用されてもよい。
制御装置26は、例えばASIC等の集積回路から構成され、通信線N1を介して演算装置25と接続され、電力が無駄に使用されている複数の電気機器の組合せを検出して報知するものであり、機能的に、電気使用量取得部261と、判断部262と、報知制御部263と、ブレーカ情報記憶部264と、組み合わせ情報記憶部265とを備えて構成されている。
電気使用量取得部261は、各分岐ブレーカ12の電気使用量をそれぞれ取得するものである。より具体的には、電気使用量取得部261は、演算装置25から今回送信された各分岐ブレーカ12の積算電流値から1サンプリング間隔前に送信された各分岐ブレーカ12の積算電流値を減じ、得られた各値に、演算装置25から今回送信された主幹ブレーカ11の瞬時電圧値を乗じて各分岐ブレーカ12の瞬時電力値を算出し、この瞬時電力値を各分岐ブレーカ12の電気使用量として算出するものである。
ここで、電気使用量取得部261は、演算装置25から送信される積算電流値に関連付けられた識別情報から、受信した積算電流値がどの分岐ブレーカ12によるものかを識別し、ブレーカ情報記憶部264に記憶されたブレーカ情報に従って、受信した積算電流値がどの電気機器4の積算電流値を示すかを特定する。図3は、ブレーカ情報記憶部に記憶されたブレーカ情報の一例を示した図である。図3に示すようにブレーカ情報は、分岐ブレーカ12の識別情報と、各識別情報に関連付けられた電気機器4を示す情報とから構成されている。図3に示す例では、分岐ブレーカ12の識別情報を示すA〜Eには、それぞれ、子供部屋床暖房、子供部屋照明、子供部屋エアコン、廊下照明、リビング床暖房が関連付けられている。電気使用量取得部261は、例えば受信した積算電流値に関連付けられた識別情報がAである場合、この積算電流値は、子供部屋床暖房の積算電流値を表し、受信した積算電流値に関連付けられた識別情報がBである場合、この積算電流値は、子供部屋照明の積算電流値を表すと判断する。
判断部262は、電気使用量取得部261によって取得された電気使用量を基に、各電気機器4の使用状態を特定し、各電気機器4の使用状態が電力の無駄な使用と推定される予め設定された所定の組み合わせに該当する場合、当該組み合わせにかかる電気機器4の使用状態が無駄であると判断するものである。
ここで、判断部262は、電気使用量取得部261によって取得された各電気機器4の電気使用量からどの電気機器4がオンされ、どの電気機器4がオフされているかを特定することで、各電気機器4の使用状態を特定する。例えば、判断部262は、子供部屋床暖房の電気使用量の値がオフしていると判断できる値(例えば0)である場合、子供部屋床暖房の使用状態は、オフであると判断し、子供部屋床暖房の電気使用量の使用状態は、オンであると判断できる値(例えば0以外の一定の値)である場合、子供部屋床暖房の使用状態は、オンであると判断する。そして、判断部262は、各電気機器4がオンされているかオフされているかを示す電気機器4の使用状態を特定し、この特定した電気機器4の使用状態が組み合わせ情報記憶部265に記憶された組み合わせ情報によって示される組み合わせに該当するか否かを判断する。
図4は、組み合わせ情報記憶部に記憶された組み合わせ情報の一例を示した図である。図4に示すように、組み合わせ情報には、電力を無駄に使用していると推定される電気機器4の使用状態の組み合わせが格納されている。図4の例では、子供部屋床暖房がオンされ、子供部屋照明がオフされている場合、電力が無駄に使用されていると推定され、子供部屋エアコンがオンされ、子供部屋照明がオフされている場合、電力が無駄に使用されていると推定され、廊下照明がオンされ、子供部屋照明がオンされている場合、電力が無駄に使用されると推定され、リビング照明がオフされ、リビング床暖房がオンされている場合、電力が無駄に使用されていると推定されるように組み合わせ情報が規定されている。
例えば、判断部262は、子供部屋床暖房がオンされているとともに、子供部屋照明がオフされている場合、子供部屋床暖房および子供部屋照明の使用状態が無駄であると判断し、子供部屋エアコンがオンされているとともに、子供部屋照明がオフされている場合、子供部屋エアコンおよび子供部屋照明の使用状態が無駄であると判断する。
ここで、判断部262は、好ましくは、電気機器4の使用状態が組み合わせ情報によって示される組み合わせに該当する状態が一定時間以上継続した場合に、電気機器4の使用状態が無駄であると判断する。例えば、子供部屋床暖房がオンされ、子供部屋照明がオフされているというように、電気機器4の使用状態が一定時間(例えば5分、10分等)継続された場合、判断部262は、子供部屋床暖房および子供部屋照明の使用状態が無駄であると判断する。また好ましくは、判断部262は、電気機器4の使用状態が組み合わせ情報によって示される組み合わせに該当する回数が一定時間内に一定回数を超えた場合に、当該組み合わせにかかる電気機器4の使用状態が無駄であると判断するように構成されてもよい。また好ましくは、判断部262は、電気機器4の使用状態が組み合わせ情報によって示される組み合わせに該当し、かつ、この組み合わせにかかる電気機器4の一定時間内の電気使用量が所定値を超えた場合に、電気機器4の使用状態が無駄であると判断するように構成されてもよい。
報知制御部263は、判断部262により電気機器4が無駄に使用されていると判断された場合、その旨をユーザに報知するための画像データを生成し、通信線N2を介してモニタ装置5に送信するものである。
ブレーカ情報記憶部264は、例えば図3に示す上記ブレーカ情報を記憶するものである。組み合わせ情報記憶部265は、例えば図4に示す上記組み合わせ情報を記憶するものである。
一次分岐ブレーカ27は、例えば太陽電池3によって発電された電力を電気機器4に供給するブレーカを備えて構成される。
統合装置13は、例えば、モデム等の通信装置を備えて構成され、通信線N2を介して制御装置26と接続されると共に、ネットワークN3を介してセンターサーバ7と接続され、報知制御部263により生成された画像データ等をセンターサーバ7および図1に示すモニタ装置8に送信する装置である。
ネットリモコン14は、通信線N2を介して制御装置26と接続され、電気機器4の動作状態を制御する装置であり、例えば、制御装置26の制御の下、JEM−A規格に適合した電気機器4の電源をオン・オフ制御する。通信線N2は、例えば、LANケーブルが採用される。ネットリモコン(商品名)14は、電気機器制御装置の一例である。
電気機器4−1、4−2は、図1に示す照明装置4−1、エアコン4−2といったJEM−A規格による電気機器から構成される。電気機器4−3、4−4、4−5は、図1に示す照明装置4−3、4−4、エアコン4−5といったJEM−A以外の電気機器機から構成される。
モニタ装置5は、通信線N2を介して制御装置26と接続され、電気使用量報知システムSに関する情報を表示する装置である。モニタ装置5は、例えば、タッチパネルや種々の操作ボタン等を備え、制御装置26から送信された画像データに従って、制御装置26から送信された無駄に使用されている電気機器4を示す画像を表示する。
このような構成の電気使用量報知システムSでは、まず、計測値取得部251によって、分岐ブレーカ電流検出部24で検出された各分岐ブレーカ12の瞬時電流値が所定のサンプリング間隔で取得される。次に、積算部252によって、計測値取得部251で取得された瞬時電流値が積算され、各分岐ブレーカ12の積算電流値が所定のサンプリング間隔ごとに算出される。次に、送信部253によって、積算部252で積算された各分岐ブレーカ12の積算電流値が所定のサンプリング間隔で制御装置26に送信される。次に、電気使用量取得部261によって、今回受信した各分岐ブレーカ12の積算電流値から例えば1サンプリング間隔前に受信した各分岐ブレーカ12の積算電流値が減じられ、この得られた各値に今回受信した主幹ブレーカ11の瞬時電圧値が乗じられ、各分岐ブレーカ12の電気使用量が算出される。そして、判断部262によって、前記算出された各分岐ブレーカ12の電気使用量から、各分岐ブレーカ12に接続された電気機器4の使用状態が特定され、この特定された電気機器4の使用状態の組み合わせが、組み合わせ情報に規定される組み合わせに該当するか否かが判断され、当該組み合わせに該当する場合では、報知制御部263によって、当該組み合わせにかかる電気機器4をユーザに報知するための画像データが生成され、モニタ装置5にその画像データが表示される。このように動作することによって、電気使用量報知システムSは、電力が無駄に使用されている複数の電気機器4の組合せを報知する。したがって、ユーザは、この報知結果から、電気機器4の無駄な使用を認識することが可能となり、電気使用量を節約することができる。
ここで、注目すべきは、本実施形態の電気使用量報知システムSでは、制御装置26が機能的に不使用時間帯検出部266、制御信号出力部267および電気使用状況記憶部268をさらに備え、ネットリモコン14が自機をスリープ状態とするスリープ機能をさらに備えていることである。
電気使用状況記憶部268は、電気使用量取得部261で取得した電気使用量を曜日および時刻と対応付けて複数の分岐ブレーカ12ごとに記憶するものである。電気使用状況記憶部268には、電気使用量取得部261で取得した電気使用量が予め設定された時間間隔、例えば1分間隔や5分間隔や10分間隔で記憶される。
不使用時間帯検出部266は、電気使用量取得部261で取得した電気使用量に基づいて1日のうちで電気が使用されていないと判断される不使用時間帯を複数の分岐ブレーカ12ごとに検出するものである。より具体的には、本実施形態では、不使用時間帯検出部266は、電気使用状況記憶部268に記憶されている電気使用量に基づいて1日のうちで電気が使用されていないと判断される不使用時間帯を複数の分岐ブレーカ12ごとに検出する。例えば、各時刻の電気使用量が予め設定された所定の閾値以下であるか否かが判断され、電気使用量が予め設定された所定の閾値以下である場合に、すなわち、電気使用量が略0である場合に電気が使用されていないと判断され、時間的に連続して電気が使用されていないと判断された場合にこの判断が為された最初の時刻から最後の時刻までの時間帯が不使用時間帯と判断される。
制御信号出力部267は、不使用時間帯検出部266で検出された不使用時間帯中、この不使用時間帯として検出された分岐ブレーカ12と接続されている電気機器4に対応するネットリモコン14をスリープ状態とさせるための制御信号を、通信線N2を介してこのネットリモコン14へ出力するものである。
ネットリモコン14は、その動作状態として、いわゆるアクティブ状態とスリープ状態を備えている。アクティブ状態では、その本来の機能、ここでは電気機器4の動作状態を制御する機能等の全ての機能を行うようにネットリモコン14は、動作し、一方、スリープ状態では、その本来の機能を停止して、例えば制御装置26からの制御信号を監視する等のその本来の機能を行うに当たって予備的な機能を行うために必要な最低限の機能のみで動作する。このようにスリープ状態とすることで、その消費電力を低減することができ、省電力化を図ることができる。
図5は、実施形態の使用電気量報知システムSにおける省電力の動作を説明するためのタイムチャートである。図5(A)は、リビングにおける照明装置(電気機器)4−1のタイムチャートであり、図5(B)は、リビングにおけるエアコン(電気機器)4−2のタイムチャートであり、図5(C)は、キッチンにおける照明装置(電気機器)4−3のタイムチャートであり、そして、図5(D)は、子供部屋の照明装置(電気機器)4−4のタイムチャートである。図5の横軸は、1日の時刻であり、その縦軸は、各電気機器4の消費電力である。図6は、電気使用状況記憶部に記憶された電気使用状況情報の一例を示した図である。
このような構成の使用電気量報知システムSでは、省電力動作を実行するために、まず第1に、各分岐ブレーカ12(各電気機器4)における使用電気量のデータを収集するデータ収集動作が行われ、第2に、この収集したデータを解析することによって各分岐ブレーカ12の不使用時間帯を検出する不使用時間帯検出動作が行われ、そして、第3に、この検出した不使用時間帯中、ネットリモコン14をスリープ状態で動作させることによって省電力動作が行われる。
このデータ収集動作では、使用電気量報知システムSは、次のように動作する。使用電気量報知システムSの動作が開始されると、上述のように動作することによって、制御装置26の電気使用量取得部261によって、各分岐ブレーカ12、すなわち、各電気機器4(4−1〜4−5)の電気使用量が算出され、取得される。そして、電気使用量取得部261は、この取得した電気使用量を予め設定された時間間隔で、少なくとも時刻と対応付けて、本実施形態では曜日および時刻と対応付けて複数の分岐ブレーカ12ごとに電気使用状況記憶部268に記憶させる。電気使用状況記憶部268には、例えば、図6に示すように、分岐ブレーカ12ごとに電気使用状況を記録する複数の記録テーブル50(50−1〜50−5)が用意され、各記録テーブル50には、曜日51、時刻52およびその時点の電気使用量53が記録される。データ収集動作が終了すると、不使用時間帯検出動作が開始される。
不使用時間帯検出動作では、制御装置26の不使用時間帯検出部266は、電気使用状況記憶部268に記憶されている電気使用量に基づいて1日のうちで電気が使用されていないと判断される不使用時間帯を複数の分岐ブレーカ12ごとに検出する。例えば、各時刻の電気使用量が予め設定された所定の閾値以下であるか否かが判断され、電気使用量が予め設定された所定の閾値以下である場合に電気が使用されていないと判断され、時間的に連続して電気が使用されていないと判断された場合にこの判断が為された最初の時刻から最後の時刻までの時間帯が不使用時間帯と判断される。例えば、リビングの照明装置4−1では、時刻22時50分では、その電気使用量が60Wであり、不使用時間帯検出部266は、所定の閾値0W以下ではないので、電気の使用と判断する。また、時刻23時では、その電気使用量が0Wであり、不使用時間帯検出部266は、所定の閾値0W以下であるので、電気の不使用と判断する。このような判断が時刻7時まで連続して為され、不使用時間帯検出部266は、その開始時刻23時からその終了時刻7時までをリビングの照明装置4−1における月曜日の不使用時間帯と判断する。
このような不使用時間帯の判断は、1日のデータに基づいて判断されてもよいが、より正確に判断するために、複数日、例えば、1週間や2週間や1ヶ月等の予め設定された複数日のデータに基づいて判断される。分岐ブレーカ12(電気機器4)の不使用時間帯は、各日の不使用時間帯と判断された各時間帯の論理積を求めることによって、求められる。この不使用時間帯検出動作に応じてデータ収集動作も複数日実行される。また、生活のリズムは、通常、略毎日同じであるが、多少変動することを考慮して、不使用時間帯と判断した時間帯における開始時間帯および終了時間帯に、予め設定された時間のマージン、例えば30分や1時間等のマージンをとってもよい。不使用時間帯検出部266は、不使用時間帯と判断した時間帯の開始時刻からマージンの1時間だけ遅らせるとともにその終了時刻からマージンの1時間だけ早めることによって、不使用時間帯を設定する。例えば、上述の例では、不使用時間帯検出部266は、時刻0時(24時)から6時までをリビングの照明装置4−1における月曜日の不使用時間帯と判断する。
不使用時間帯検出動作が終了すると、省電力動作が開始される。この省電力動作では、制御装置26の制御信号出力部267は、不使用時間帯の開始時刻になると、この不使用時間帯ではスリープ状態とすべく、この不使用時間帯として検出された分岐ブレーカ12と接続されている電気機器4に対応するネットリモコン14へ、このネットリモコン14をスリープ状態とさせるための制御信号を通信線N2を介して出力する。ネットリモコン14は、この制御信号を受信すると、自機をスリープ状態とする。ネットリモコン14がスリープ状態となることで、電気使用量報知システムSの省電力化が図られる。そして、制御信号出力部267は、不使用時間帯の終了時刻になると、不使用時間帯の終了に伴ってネットリモコン14をアクティブ状態とすべく、この不使用時間帯として検出された分岐ブレーカ12と接続されている電気機器4に対応するネットリモコン14へ、このネットリモコン14をアクティブ状態とさせるための制御信号を通信線N2を介して出力する。ネットリモコン14は、この制御信号を受信すると、自機をアクティブ状態とする。例えば、リビングの照明装置4−1における不使用時間帯は、時刻0時から時刻6時までの時間帯、および、時刻10時から時刻15時までの時間帯であり、時刻0時になると、制御信号出力部267は、スリープ状態を指示する制御信号をリビングの照明装置4−1に対応するネットリモコン14−1へ出力し、時刻6時になると、制御信号出力部267は、アクティブ状態を指示する制御信号をリビングの照明装置4−1に対応するネットリモコン14−1へ出力し、時刻10時になると、制御信号出力部267は、スリープ状態を指示する制御信号をリビングの照明装置4−1に対応するネットリモコン14−1へ出力し、そして、時刻15時になると、制御信号出力部267は、アクティブ状態を指示する制御信号をリビングの照明装置4−1に対応するネットリモコン14−1へ出力する。
このように動作することによって、使用電気量報知システムSおよび使用電気量報知システムSに適用されている省電力方法では、不使用時間帯と判断された時間帯の間、該不使用時間帯と判断された分岐ブレーカ12に接続される電気機器4に対応するネットリモコン14がスリープ状態とされるので、自システムSの省電力化を図ることが可能となる。アクティブ状態では、ネットリモコン14は、数Wの電力を消費するが、スリープ状態とすることで、この消費電力を低減することができる。
なお、上述の実施形態において、不使用時間帯検出部266は、夜間を含む夜間時間帯で不使用時間帯を検出するように構成されてもよい。夜間時間帯は、時刻22時から翌日の時刻7時に設定される。このように不使用時間帯検出部266が構成されることによって、例えば就寝等によって電気機器4が使用されない可能性の高い夜間時間帯に不使用時間帯が設定され、自システムSの省電力化が図られる。
また、上述の実施形態において、不使用時間帯検出部266は、夜間時間帯と異なる時間帯であって、予め設定された曜日を除いた、昼間を含む昼間時間帯で、不使用時間帯を検出するように構成されてもよい。このように不使用時間帯検出部266が構成されることによって、土日を除いた月曜日から金曜日までの平日では、例えば就業や就学等によって不在となるために、電気機器4が使用されない可能性の高い昼間時間帯に不使用時間帯が設定され、自システムSの省電力化が図られる。
また、上述の実施形態において、使用電気量報知システムSは、外部からの操作入力を受け付ける操作部をさらに備え、操作部から入力された操作に応じて、不使用時間帯検出部266は、その検出した不使用時間帯における開始時刻および終了時刻を調整することができるように構成されてもよい。このようなユーザからの操作入力を受け付ける操作部61は、例えば、図2に破線で示すように、モニタ装置5に設けられる。操作部61は、電気機器4(分岐ブレーカ12)を指定してその不使用時間帯における開始時刻および終了時刻の調整指示を受け付けると、その調整指示の内容を通知するためのパケットを通信線N2を介して制御装置26に送信する。このパケットを受信した制御装置26の不使用時間帯検出部266は、ユーザにより調整された時間帯にその検出した不使用時間帯を変更する。このように構成されることによって、ユーザの生活リズムに合わせてよりきめ細かく不使用時間帯が設定される。
また、上述の実施形態において、モニタ装置5は、自機をスリープ状態とするスリープ機能をさらに備えるように構成され、制御信号出力部267は、複数の分岐ブレーカ12の各不使用時間帯における重複している時間帯中、このモニタ装置5をスリープ状態とさせる制御信号を出力するように構成されてもよい。
例えば、図5に示す例では、リビングの照明装置4−1、リビングのエアコン4−2、キッチンの照明装置4−3および子供部屋の照明装置4−4における各不使用時間帯は、時刻1時から時刻6時まで重複しているとともに、時刻10時から時刻15まで重複している。したがって、制御信号出力部267は、時刻1時になるとスリープ状態を指示する制御信号をモニタ装置5へ出力し、時刻6時になると、制御信号出力部267は、アクティブ状態を指示する制御信号をモニタ装置5へ出力し、時刻10時になると、制御信号出力部267は、スリープ状態を指示する制御信号をモニタ装置5へ出力し、そして、時刻15時になると、制御信号出力部267は、アクティブ状態を指示する制御信号をモニタ装置5へ出力する。モニタ装置5は、スリープ状態を指示する制御信号を受信すると自機をスリープ状態とし、一方、アクティブ状態を指示する制御信号を受信すると自機をアクティブ状態とする。
このように構成されることによって、使用電気量報知システムSは、各不使用時間帯における重複時間帯中、モニタ装置5をスリープ状態とすることで、一層、自システムSの省電力化を図ることが可能となる。特に、利便性を向上させるために、モニタ装置5が例えば1階と2階とに複数設置される場合には、これらモニタ装置5をスリープ状態とすることによって、効果的に自システムSの省電力化を図ることが可能となる。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更および/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
S 電気使用量報知システム
1 分電盤
2 エネルギーマネジメントユニット
4 電気機器
5 モニタ装置
12 分岐ブレーカ
14 ネットリモコン
26 制御装置
50 記録テーブル
261 電気使用量取得部
266 不使用時間帯検出部
267 制御信号出力部
268 電気使用状況記憶部
1 分電盤
2 エネルギーマネジメントユニット
4 電気機器
5 モニタ装置
12 分岐ブレーカ
14 ネットリモコン
26 制御装置
50 記録テーブル
261 電気使用量取得部
266 不使用時間帯検出部
267 制御信号出力部
268 電気使用状況記憶部
Claims (6)
- 電力が無駄に使用されている複数の電気機器の組合せを報知する電気使用量報知システムであって、
前記複数の電気機器に個別に接続されている複数の分岐ブレーカと、
前記複数の分岐ブレーカの電気使用量をそれぞれ取得する取得部と、
前記取得部で取得した電気使用量に基づいて1日のうちで電気が使用されていないと判断される不使用時間帯を前記複数の分岐ブレーカごとに検出する検出部と、
自機をスリープ状態とするスリープ機能を備え、前記複数の電気機器のうちの1または複数の電気機器に対しその動作状態を制御する1または複数の電気機器制御装置と、
前記検出部で検出された不使用時間帯中、該不使用時間帯として検出された分岐ブレーカと接続されている電気機器に対応する電気機器制御装置をスリープ状態とさせる制御信号を出力する制御信号出力部とを備えること
を特徴とする電気使用量報知システム。 - 前記取得部で取得した電気使用量を曜日および時刻と対応付けて前記複数の分岐ブレーカごとに記憶する電気使用状況記憶部をさらに備え、
前記検出部は、前記電気使用状況記憶部に記憶されている電気使用量に基づいて1日のうちで電気が使用されていないと判断される不使用時間帯を前記複数の分岐ブレーカごとに検出すること
を特徴とする請求項1に記載の電気使用量報知システム。 - 前記検出部は、夜間を含む夜間時間帯で前記不使用時間帯を検出すること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気使用量報知システム。 - 前記検出部は、前記夜間時間帯と異なる時間帯であって、予め設定された曜日を除いた、昼間を含む昼間時間帯で、前記不使用時間帯を検出すること
を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の電気使用量報知システム。 - 自機をスリープ状態とするスリープ機能を備え、該電気使用量報知システムに関する情報を表示する表示部をさらに備え、
前記制御信号出力部は、前記複数の分岐ブレーカの各不使用時間帯における重複している時間帯中、前記表示部をスリープ状態とさせる制御信号を出力すること
を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の電気使用量報知システム。 - 複数の電気機器に個別に接続される複数の分岐ブレーカと、自機をスリープ状態とするスリープ機能を備え、前記複数の電気機器のうちの1または複数の電気機器に対しその動作状態を制御する1または複数の電気機器制御装置とを備え、電力が無駄に使用されている複数の電気機器の組合せを報知する電気使用量報知システムで用いられる省電力方法であって、
前記複数の分岐ブレーカの電気使用量をそれぞれ取得する取得工程と、
前記取得工程で取得した電気使用量に基づいて1日のうちで電気が使用されていないと判断される不使用時間帯を前記複数の分岐ブレーカごとに検出する検出工程と、
前記検出工程で検出された不使用時間帯中、該不使用時間帯として検出された分岐ブレーカと接続されている電気機器に対応する電気機器制御装置をスリープ状態とさせる制御信号を出力する制御信号出力工程とを備えること
を特徴とする電気使用量報知システムの省電力方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008157905A JP2009300368A (ja) | 2008-06-17 | 2008-06-17 | 電気使用量報知システムおよびその省電力方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2009300368A true JP2009300368A (ja) | 2009-12-24 |
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JP2008157905A Pending JP2009300368A (ja) | 2008-06-17 | 2008-06-17 | 電気使用量報知システムおよびその省電力方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2008
- 2008-06-17 JP JP2008157905A patent/JP2009300368A/ja active Pending
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