JP2009299417A - パワーウインドウ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチ部材等の操作部材の部品点数を少なくでき、しかも操作性がよいパワーウインドウ装置を得る。
【解決手段】操作ノブ44を支持するスライダ32は、フレーム18に対して前後方向にスライド可能とされ、フレーム18に対するスライダ32の可動範囲の前端にスライダ32が位置している状態で操作ノブ44を回動させるとマスタースイッチ12が設けられている座席(例えば、運転席)に対応した窓ガラスを昇降できる。操作ノブ44を後方へ押圧してフレーム18に対するスライダ32の可動範囲の後端にスライダ32を位置させた状態で操作ノブ44を回動させるとマスタースイッチ12が設けられている座席の後方の座席(例えば、右後部座席)に対応した窓ガラスを昇降できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の窓ガラスをモータの駆動力で昇降させるパワーウインドウ装置に関する。
パワーウインドウ装置を搭載した車両では、各座席のドアパネルのアームレストにスイッチが設けられており、これらのスイッチを操作すると、操作されたスイッチに対応した座席のドアパネル内に設けられたモータが駆動して、その座席の窓ガラスが昇降するようになっている。また、助手席や後部座席とは異なり、運転席のアームレストにはマスタースイッチが設けられている。マスタースイッチは各座席のドアパネル内のモータに対応したスイッチ部材を備えており、運転席のみならず、操作したスイッチ部材に対応した座席の窓ガラスを昇降させることができるようになっている。
また、特許文献1に開示されたパワーウインドウ装置のマスタースイッチは、運転席又は助手席のドアパネル内のモータと、右後部座席又は左後部座席のドアパネル内のモータとを1つのスイッチ部材で操作可能とし、別途に設けた切り替えスイッチで、制御するモータ(すなわち、昇降させる窓ガラス)を切り替えることができるようになっている。
特開2001−151021の公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたマスタースイッチは、上記のスイッチ部材の他に切り替えスイッチを要するため、部品点数を効果的に削減できないうえ、スイッチ部材の操作の他に切り替えスイッチの操作も要するため、操作性が悪い。
本発明は、上記事実を考慮して、スイッチ部材等の操作部材の部品点数を少なくでき、しかも操作性がよいパワーウインドウ装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係るパワーウインドウ装置は、車両の所定の座席に対応した窓ガラスを昇降させて前記所定の座席の側方を開閉する第1駆動手段と、前記所定の座席とは別の座席に対応した窓ガラスを昇降させて前記別の座席の側方を開閉する第2駆動手段と、略車両前後方向及び略車両左右方向の少なくとも何れか1つの向きへ初期位置から移動可能で且つ前記初期位置にある状態及び前記初期位置から移動した状態の双方で略車両上下方向に操作可能な操作部材を有し、前記所定の座席及び前記別の座席を含む前記車両の座席の何れか1つに対応して設けられた操作手段と、前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段の各々が電気的に接続されると共に前記操作手段が電気的に接続され、前記操作部材が前記初期位置にある状態で前記操作部材を略車両上下方向に操作した場合には前記第1駆動手段を駆動させ、前記初期位置から前記操作部材を移動させた状態で前記操作部材を略車両上下方向に操作した場合には前記第2駆動手段を駆動させる制御手段と、を備えている。
請求項1に記載の本発明に係るパワーウインドウ装置では、車両の所定の座席(例えば、運転席)に対応して操作手段が設けられる。操作手段を構成する操作部材は略車両上下方向に操作できるのみならず、略車両左右方向及び略車両前後方向の少なくとも何れか1つの向きへ初期位置から移動できる。しかも、操作部材は、初期位置にある状態と、初期位置から移動した状態の双方で略車両上下方向に操作できる。
初期位置から操作部材を移動させていない状態、すなわち、操作部材が初期位置に位置した状態で操作部材を略車両上下方向に操作すると、制御手段が上記の所定の座席に対応した第1駆動手段を駆動させ、所定の座席に対応した窓ガラスを昇降させる。これにより、所定の座席の側方が開閉される。
一方、初期位置から操作部材を移動させた状態で操作部材を略車両上下方向に操作すると、制御手段が上記の所定の座席に対して所定の方向の側に位置する別の座席に対応した第2駆動手段を駆動させ、この別の座席に対応した窓ガラスを昇降させる。これにより、上記の別の座席の側方が開閉される。
このように、本発明に係るパワーウインドウ装置では、1つの操作部材で異なる座席に対応した窓ガラスを昇降させることができるので、昇降可能な窓ガラスの数に対して操作部材の数を少なくできる。しかも、昇降させる窓ガラスの選択操作と窓ガラスの昇降操作とが1つの操作部材で可能であるので操作性がよい。
請求項2に記載の本発明に係るパワーウインドウ装置は、請求項1に記載の本発明において、前記操作手段が対応して設けられる前記座席を、前記第1駆動手段が開閉する窓ガラスに対応した前記所定の座席としている。
請求項2に記載の本発明に係るパワーウインドウ装置によれば、操作手段が対応して設けられる座席が第1駆動手段によって開閉される窓ガラスに対応した座席(所定の座席)とされている。すなわち、本発明に係るパワーウインドウ装置では、初期位置に操作部材がある状態で操作部材を略車両上下方向に操作すると、操作手段が対応して設けられている座席(更に言えば、操作部材を操作する乗員が着座している座席)の窓ガラスが昇降させられる。
このように、初期位置から操作部材を移動させなければ操作手段が対応して設けられている座席、言わば自席(操作部材を操作する乗員が着座している座席)の窓ガラスを昇降させることができ、初期位置から操作部材を移動させれば他の座席の窓ガラスを昇降させることができる。このため、感覚的に操作部材の操作方向を把握しやすく操作性がよい。
請求項3に記載の本発明に係るパワーウインドウ装置は、請求項1又は請求項2に記載の本発明において、前記第2駆動手段を駆動させる際の前記初期位置からの前記操作部材の移動方向を、前記所定の座席から前記別の座席への向きに対応させている。
請求項3に記載の本発明に係るパワーウインドウ装置によれば、別の座席に対応した窓ガラスを昇降させるに際して、操作部材は初期位置から移動させられるが、この初期位置からの操作部材の移動方向は、所定の座席(すなわち、操作手段が対応して設けられる座席)から窓ガラスを昇降させる別の座席への向きに対応している。これにより、操作部材を初期位置から移動させるための操作と、実際に昇降(開閉)操作する窓ガラスに対応した座席への向きとが概ね合致するので、感覚的に操作部材の操作方向を把握しやすく操作性がよい。
請求項4に記載の本発明に係るパワーウインドウ装置は、請求項2又は請求項3に記載の本発明において、前記第2駆動手段を駆動させる際の前記初期位置からの前記操作部材の移動方向を略車両後方に設定し、前記所定の座席の後方に位置する座席に対応した窓ガラスを前記第2駆動手段に昇降させ、更に、略車両左右方向を軸方向とする軸周りに前記操作部材を回動させて略車両上下方向に前記操作部材を操作する。
請求項4に記載の本発明に係るパワーウインドウ装置によれば、操作部材は略車両左右方向を軸方向とする軸周りに回動可能とされ、操作部材を回動させることで操作部材が略車両上下方向に操作される。初期位置から操作部材を後方へ移動させ、この状態で操作部材を回動させると、制御手段によって第2駆動手段が駆動させられ、これにより、所定の座席の後方に位置する座席に対応した窓ガラスが昇降させられる。
このように、本発明に係るパワーウインドウ装置では、後方の座席に対応した窓ガラスを昇降させる際には操作部材を後方へ操作して回動させるので、初期位置からの操作部材の移動方向と、実際に昇降(開閉)操作する窓ガラス対応した座席への向きとが概ね合致するので、感覚的に操作部材の操作方向を把握しやすく操作性がよい。
しかも、実際に窓ガラスを昇降させる際の操作部材の操作は、略車両左右方向を軸方向とする軸周りの回動操作である。このような回動操作による操作部材の移動方向には、略車両上下方向のみならず略車両前後方向が含まれる。このため、初期位置から操作部材を移動させた状態や初期位置に操作部材を戻した状態から操作部材を大きく持ち替えたりすることなく円滑に操作部材の回動操作に移行でき、操作性が更によい。
以上説明したように、本発明に係るパワーウインドウ装置は、スイッチ部材等の操作部材の部品点数を少なくでき、しかも操作性がよい。
<本実施の形態の構成>
図1には本発明の一実施の形態に係るパワーウインドウ装置10の構成の概略が斜視図により示されている。この図に示されるように、パワーウインドウ装置10は操作手段としてのマスタースイッチ12を備えている。マスタースイッチ12は車両14の運転席に対応して設けられており、運転席側のドアパネル16に設けられたアームレスト(図示省略)に装着されている。
図2に示されるように、マスタースイッチ12はフレーム18を備えている。フレーム18は車両14の上下方向(図2の矢印UP方向及びその反対方向)に沿った正面視で略矩形の枠状に形成された周壁20を備えている。周壁20は車両14の左右方向(図2の矢印RT方向及びその反対方向)に沿って互いに対向する縦壁22、24を備えている。この縦壁22と縦壁24との間には仕切り壁26が設けられており、フレーム18の内側の空間は車両14の左右方向に2分割され、2分割されたフレーム18の内部空間のうち相対的に右側(図2の矢印RT方向側)の方が右側収容部28とされ、この右側収容部28の左側(図2の矢印RT方向とは反対側)に位置する方は左側収容部30とされている。右側収容部28の内側にはスライダ32が配置されている。
スライダ32は平面視で略矩形の枠状に形成されている。スライダ32の外周形状は、車両14の前後方向(図2の矢印FR方向及びその反対方向)に沿った寸法が同方向に沿った右側収容部28の内幅寸法よりも充分に短く、また、車両14の左右方向に沿った寸法が同方向に沿った右側収容部28の内幅寸法よりも僅かに短く設定されている。スライダ32を構成する左右一対の縦壁34の各々には前後一対のガイド孔36が形成されている。
これらのガイド孔36は長手方向が車両14の前後方向に沿った長孔とされている。左側の縦壁34に形成された各ガイド孔36に対応して仕切り壁26の縦壁24の側の面からはガイドピン38が突出形成されている。また、図2における図示は省略するが、右側の縦壁34に形成された各ガイド孔36に対応して縦壁24の右側収容部28の側の面からはガイドピン38が突出形成されている。
これらのガイドピン38は外径寸法が車両14の上下方向に沿ったガイド孔36の内幅寸法よりも僅かに短く、スライダ32を右側収容部28内に配置した状態で各ガイドピン38が対応するガイド孔36に入り込む。このように、各ガイドピン38が対応するガイド孔36に入り込んでいることで、車両14の前後方向に沿ったガイド孔36の一端にガイド孔36内のガイドピン38が当接した状態からガイド孔36の他端にガイド孔36内のガイドピン38が当接するまでの間でスライダ32が車両14の前後方向にスライドできる。
さらに、車両14の前後方向に沿ったスライダ32の後方側にはスライダ付勢手段としての圧縮コイルスプリング39が設けられている。圧縮コイルスプリング39は右側収容部28内におけるスライダ32の後方に配置されている。圧縮コイルスプリング39の一端はフレーム18の内壁に圧接していると共に他端はスライダ32に圧接しており、フレーム18に対してスライダ32を車両14の前方側へ付勢している。このため、スライダ32に対して車両14の後方側への外力が作用しない限り、右側収容部28内におけるスライダ32の可動範囲の後端側にスライダ32が位置しており、この状態ではガイドピン38がガイド孔36の前端に接している。
また、両縦壁34には円孔40が形成されている。円孔40は縦壁34の厚さ方向に貫通しており、一方の縦壁34に形成された円孔40と他方の縦壁34に形成された円孔40とは同軸とされている。さらに、スライダ32には支持軸42が設けられている。支持軸42の一端は一方の縦壁34に形成された円孔40に嵌め込まれており、他端は他方の縦壁34に形成された円孔40に嵌め込まれている。また、スライダ32には操作部材としての操作ノブ44が設けられている。
操作ノブ44は車両14の左右方向に沿った寸法が、同方向に沿ったスライダ32の内幅寸法(すなわち、一方の縦壁34と他方の縦壁34との間隔)よりも僅かに短いブロック状に形成されており、図4に示されるように、車両14の上下方向に沿った操作ノブ44の中間部よりも下側がスライダ32の内側に入り込んでいる。図2に示されるように、操作ノブ44の下端部近傍には車両14の左右方向に沿って操作ノブ44を貫通する挿通孔46が形成されている。この挿通孔46には支持軸42が通過しており、支持軸42がその長手方向(すなわち、車両14の左右方向)を軸方向とする軸周りに操作ノブ44を回動可能に支持している。
また、操作ノブ44には切欠部66が形成されている。切欠部66は、車両14の前方側及び車両14の左右両側における切欠部66の端部で開口しており、切欠部66の前方側からその内側へ指を挿し入れることができるようになっている。操作ノブ44における切欠部66の上側は引掛部68とされており、切欠部66に挿し入れた指で引掛部68を上方へ押圧すると、引掛部68が上方へ移動するように支持軸42周りの一方に操作ノブ44が回動する。また、引掛部68を下方へ押圧すると、引掛部68が下方へ移動するように支持軸42周りの他方に操作ノブ44が回動する。
図3に示されるように、操作ノブ44には4つの収容孔48、50、52、54が形成されている。これらの収容孔48〜54は、操作ノブ44の下面にて開口した有底の孔で、収容孔48及び収容孔50は挿通孔46よりも前側に形成され、収容孔52及び収容孔54は挿通孔46よりも後ろ側に形成されている。
収容孔48の内側には棒状のプッシュロッド56の長手中間部よりも基端側(上端側)が入り込んでおり、収容孔50の内側には棒状のプッシュロッド58の長手中間部よりも基端側(上端側)が入り込んでいる。また、収容孔52の内側には棒状のプッシュロッド60の長手中間部よりも基端側(上端側)が入り込んでおり、収容孔54の内側には棒状のプッシュロッド62の長手中間部よりも基端側(上端側)が入り込んでいる。
一方、右側収容部28内又は右側収容部28の下側には基板72が配置されている。基板72は所謂ICや抵抗素子等の電子部品が表及び裏の少なくとも何れか一方の側に配された回路基板とされている。この基板72の表側(上側)にはラバースイッチ74が設けられている。本実施の形態においてラバースイッチ74には8つの可動部76、78、80、82、84、86、88、90が設けられている。可動部76〜90の各々は厚さ方向(上下方向)に弾性変形可能とされており、上方からの荷重で変形することにより可動部76〜90の各々に設けられた可動接点が基板72上の接点に接触し、互いに導通する。
基板72は、図1に示される制御手段としてのECU92に電気的に接続されている。図1に示されるように、運転席及び助手席の各々に対応したドアパネル16内には第1駆動手段としてのモータアクチュエータ94が設けられており、これらのモータアクチュエータ94はECU92に電気的に接続されていると共に車両14に搭載されたバッテリー(図示省略)に電気的に接続されている。各モータアクチュエータ94の出力軸は運転席及び助手席の各々に対応したドアパネル16内に配置されたウインドウレギュレータ本体96に機械的に連結されており、モータアクチュエータ94が正転駆動するとウインドウレギュレータ本体96に支持された窓ガラス98が下降してそのドアパネル16の上方が開放され、モータアクチュエータ94が逆転駆動するとウインドウレギュレータ本体96に支持された窓ガラス98が上昇して窓ガラス98によりそのドアパネル16の上方が閉止される。
一方、右後部座席及び左後部座席の各々に対応したドアパネル16内には第2駆動手段としてのモータアクチュエータ100が設けられており、これらのモータアクチュエータ100はECU92に電気的に接続されていると共に車両14に搭載されたバッテリー(図示省略)に電気的に接続されている。各モータアクチュエータ100の出力軸は右後部座席、左後部座席の各々に対応したドアパネル16内に配置されたウインドウレギュレータ本体102に機械的に連結されており、モータアクチュエータ100が正転駆動するとウインドウレギュレータ本体102に支持された窓ガラス104が下降してそのドアパネル16の上方が開放され、モータアクチュエータ100が逆転駆動するとウインドウレギュレータ本体102に支持された窓ガラス104が上昇して窓ガラス104によりそのドアパネル16の上方が閉止される。
上記の可動部76、78の各可動接点が基板72の固定接点に接触して導通した場合、ECU92は運転席に対応したドアパネル16内のモータアクチュエータ94を正転駆動させて窓ガラス98を下降させる。また、上記の可動部84、86の各可動接点が基板72の固定接点に接触して導通した場合、ECU92は右後部座席に対応したドアパネル16内のモータアクチュエータ100を正転駆動させて窓ガラス104を下降させる。但し、可動部76、80の各可動接点は基板72の固定接点に接触している状態でのみECU92がモータアクチュエータ94、100を正転駆動させるが、可動部78、82の各可動接点は基盤72の固定接点に接触した後に基盤72の固定接点から離間しても、ECU92は窓ガラス98、104が下降しきるまでモータアクチュエータ94、100の正転駆動を継続する。
一方、上記の可動部84、86の各可動接点が基板72の固定接点に接触して導通した場合、ECU92は運転席に対応したドアパネル16内のモータアクチュエータ94を逆転駆動させて窓ガラス104を上昇させる。また、上記の可動部88、90の各可動接点が基板72の固定接点に接触して導通した場合、ECU92は右後部座席に対応したドアパネル16内のモータアクチュエータ100を逆転駆動させて窓ガラス104を上昇させる。但し、可動部84、88の各可動接点は基板72の固定接点に接触している状態でのみECU92がモータアクチュエータ94、100を逆転駆動させるが、可動部86、90の各可動接点は基盤72の固定接点に接触した後に基盤72の固定接点から離間しても、ECU92は窓ガラス98、104が上昇しきるまでモータアクチュエータ94、100の逆転駆動を継続する。
ここで、上述したように、スライダ32はフレーム18に対して車両14の前後方向にスライド可能とされており、ガイド孔36の後端にガイドピン38に接した状態(すなわち、フレーム18に対するスライダ32の可動範囲の前端にスライダ32が位置する状態)では可動部76上にプッシュロッド56が位置し、可動部78上にプッシュロッド58が位置する。さらに、この状態では、可動部84上にプッシュロッド60が位置し、可動部86上にプッシュロッド62が位置する。
このように、フレーム18に対するスライダ32の可動範囲の前端にスライダ32が位置する状態では、支持軸42周りの一方に操作ノブ44が一定角度回動すると収容孔48の上底に押圧されたプッシュロッド56が可動部76を押圧し、更にこの状態から支持軸42周りの一方に操作ノブ44が角度回動すると収容孔50の上底に押圧されたプッシュロッド58が可動部78を押圧する。また、フレーム18に対するスライダ32の可動範囲の前端にスライダ32が位置する状態では、支持軸42周りの他方に操作ノブ44が一定角度回動すると収容孔52の上底に押圧されたプッシュロッド60が可動部84を押圧し、更にこの状態から支持軸42周りの他方に操作ノブ44が角度回動すると収容孔54の上底に押圧されたプッシュロッド62が可動部84を押圧する。
これに対し、ガイド孔36の前端にガイドピン38に接した状態(すなわち、フレーム18に対するスライダ32の可動範囲の後端にスライダ32が位置する状態)では可動部80上にプッシュロッド56が位置し、可動部82上にプッシュロッド58が位置する。さらに、この状態では、可動部88上にプッシュロッド60が位置し、可動部90上にプッシュロッド62が位置する。
このように、フレーム18に対するスライダ32の可動範囲の後端にスライダ32が位置する状態では、支持軸42周りの一方に操作ノブ44が一定角度回動すると収容孔48の上底に押圧されたプッシュロッド56が可動部80を押圧し、更にこの状態から支持軸42周りの一方に操作ノブ44が角度回動すると収容孔50の上底に押圧されたプッシュロッド58が可動部82を押圧する。また、フレーム18に対するスライダ32の可動範囲の後端にスライダ32が位置する状態では、支持軸42周りの他方に操作ノブ44が一定角度回動すると収容孔52の上底に押圧されたプッシュロッド60が可動部88を押圧し、更にこの状態から支持軸42周りの他方に操作ノブ44が角度回動すると収容孔54の上底に押圧されたプッシュロッド62が可動部88を押圧する。
一方、図2に示されるように、マスタースイッチ12には操作ノブ44の回動を規制するための規制手段としての規制機構110を備えている。規制機構110はロックシャフト112を備えている。ロックシャフト112はフレーム18に対するスライダ32の可動範囲の前端にスライダ32が位置した状態での支持軸42の中心軸心位置よりも前側で支持軸42に対して平行に縦壁24と仕切り壁26との間に架け渡されている。
また、規制機構110はガイド孔114を備えている。ガイド孔114はガイド孔36と同様の長孔でスライダ32の縦壁34に形成されている。縦壁34にはロックシャフト112が通過しており、フレーム18に対するスライダ32の可動範囲の前端にスライダ32が位置した状態ではガイド孔114の後端にロックシャフト112が接し、フレーム18に対するスライダ32の可動範囲の後端にスライダ32が位置した状態ではガイド孔114の前端にロックシャフト112が接するようにガイド孔114の形成位置が設定されている。
さらに、規制機構110は規制孔116を備えている。規制孔116は車両14の左右方向に操作ノブ44を貫通するように形成されており、ロックシャフト112が通過している。規制孔116は規制部118を備えている。規制部118はガイド孔114と同様の長孔とされており、この規制部118をロックシャフト112が通過している状態ではロックシャフト112は規制部118の内側で規制部118の長手方向にのみ移動できる。
すなわち、規制部118をロックシャフト112が通過している状態では、操作ノブ44は支持軸42周りの回動が規制される。規制部118の長手方向両端には回動許容部120が形成されている。規制部118の長手方向後端に形成された回動許容部120は、フレーム18に対するスライダ32の可動範囲の前端にスライダ32が位置した状態での支持軸42の中心位置を曲率の中心とするように湾曲している。
これに対して、規制部118の長手方向前端に形成された回動許容部120は、フレーム18に対するスライダ32の可動範囲の後端にスライダ32が位置した状態での支持軸42の中心位置を曲率の中心とするように湾曲している。上記のように、ロックシャフト112が規制部118の長手方向中間部に位置している状態では操作ノブ44の回動は規制されるが、規制部118の長手方向両端にロックシャフト112が位置している状態ではロックシャフト112は回動許容部120に入り込めるので操作ノブ44の回動が許容される。
一方、上記のように、フレーム18の右側収容部28の左側に左側収容部30が形成されているが、この左側収容部30にも右側収容部28と同様にスライダ32や操作ノブ44等が設けられている。但し、右側収容部28の側に設けられたラバースイッチ74は可動部76、78、84、86の可動接点が基板72の固定接点に導通すると運転席のドアパネル16に設けられたモータアクチュエータ94が正転駆動又は逆転駆動され、可動部80、82、88、90の可動接点が基板72の固定接点に導通すると右後部座席のドアパネル16に設けられたモータアクチュエータ100が正転駆動又は逆転駆動された。
これに対し、左側収容部30の側に設けられたラバースイッチ74は可動部76、78、84、86の可動接点が基板72の固定接点に導通すると助手席のドアパネル16に設けられたモータアクチュエータ94が正転駆動又は逆転駆動され、可動部80、82、88、90の可動接点が基板72の固定接点に導通すると左後部座席のドアパネル16に設けられたモータアクチュエータ100が正転駆動又は逆転駆動される。
また、図1に示されるように、以上の構成の他に、本パワーウインドウ装置10は、助手席に対応したドアパネル16のアームレスト(図示省略)に設けられた助手席用スイッチ122、右後部座席に対応したドアパネル16のアームレスト(図示省略)に設けられた右後部座席用スイッチ124、左後部座席に対応したドアパネル16のアームレスト(図示省略)に設けられた左後部座席用スイッチ126を備えている。これらの助手席用スイッチ122、右後部座席用スイッチ124、左後部座席用スイッチ126は、対応したドアパネル16のウインドウレギュレータ本体96を昇降させるためのスイッチで、その構成や機能、動作等については従来周知であるので助手席用スイッチ122、右後部座席用スイッチ124、左後部座席用スイッチ126に関する説明は省略する。
<本実施の形態の作用、効果>
次に、本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
(運転席側の窓ガラス98を操作する場合)
本パワーウインドウ装置10において運転席側のドアパネル16に設けられた窓ガラス98を下降させてドアパネル16の上方を開放する場合には、運転席に着座した乗員が右側収容部28の側の操作ノブ44の引掛部68を上方から押圧する。これにより、図5に示されるように、支持軸42周りの一方へ操作ノブ44が一定角度回動すると、収容孔48の上底に押圧されたプッシュロッド56が可動部76を押圧する。
可動部76が弾性変形して可動部76の可動接点が基板72の固定接点に接触して導通すると、ECU92が運転席に対応したドアパネル16に設けられたモータアクチュエータ94を正転駆動させる。このようにモータアクチュエータ94が正転駆動すると、運転席に対応したドアパネル16に設けられたウインドウレギュレータ本体96が窓ガラス98を下降させる。これにより、操作ノブ44の引掛部68に対する上方からの押圧力の付与を解除するか、又は、窓ガラス98が下降しきるまで窓ガラス98が下降する。
また、一定角度を越えて支持軸42周りの一方に操作ノブ44を回動させると、収容孔50の上底に押圧されたプッシュロッド58が可動部78を押圧する。これにより、可動部78が弾性変形して可動部78の可動接点が基板72の固定接点に接触して導通すると、この状態から操作ノブ44が回動前の状態に戻されて可動部78が元の形状に復元し、可動部78の可動接点が基板72の固定接点から離間しても、ウインドウレギュレータ本体96が正転駆動し続け、窓ガラス98が下降しきるまで窓ガラス98が下降する。このようにして、運転席のドアパネル16に設けられた窓ガラス98を下降させて、ドアパネル16の上方を開放できる。
一方、運転席側のドアパネル16に設けられた窓ガラス98を上昇させてドアパネル16の上方を閉止する場合には、運転席に着座した乗員が右側収容部28の側の操作ノブ44の切欠部66に指を挿し入れて引掛部68を押し上げる。これにより、図6に示されるように、支持軸42周りの他方へ操作ノブ44が一定角度回動すると、収容孔52の上底に押圧されたプッシュロッド60が可動部84を押圧する。
可動部84が弾性変形して可動部84の可動接点が基板72の固定接点に接触して導通すると、ECU92が運転席に対応したモータアクチュエータ94を逆転駆動させる。このようにモータアクチュエータ94が逆転駆動すると、運転席に対応したウインドウレギュレータ本体96が窓ガラス98を上昇させる。これにより、操作ノブ44の引掛部68に対する下方からの押圧力の付与を解除するか、又は、窓ガラス98が上昇しきるまで窓ガラス98が上昇する。
また、一定角度を越えて支持軸42周りの他方に操作ノブ44を回動させると、収容孔54の上底に押圧されたプッシュロッド62が可動部86を押圧する。これにより、可動部86が弾性変形して可動部86の可動接点が基板72の固定接点に接触して導通すると、この状態から操作ノブ44が回動前の状態に戻されて可動部86が元の形状に復元し、可動部86の可動接点が基板72の固定接点から離間しても、ウインドウレギュレータ本体96が逆転駆動し続け、窓ガラス98が上昇しきるまで窓ガラス98が上昇する。このようにして、運転席のドアパネル16に設けられた窓ガラス98を上昇させて、ドアパネル16の上方を閉止できる。
(右後部座席側の窓ガラス104を操作する場合)
一方、運転席に着座した乗員が右後部座席側のドアパネル16に設けられた窓ガラス104を下降させて、このドアパネル16の上方を開放する場合には、先ず、図7に示されるように、運転席に着座した乗員が右側収容部28の側の操作ノブ44を、本実施の形態では特許請求における選択方向に相当する向きである後方へ押圧する。操作ノブ44に後方への押圧力が付与されると、支持軸42が円孔40の内周部を後方へ押圧する。これにより、圧縮コイルスプリング39の付勢力に抗してガイドピン38がガイド孔36の前端部に当接するまでスライダ32がスライドする。
このように、後方へ操作ノブ44がスライドした状態で、引掛部68を上方から押圧する。これにより、図8に示されるように、支持軸42周りの一方へ操作ノブ44が一定角度回動すると、収容孔48の上底に押圧されたプッシュロッド56が可動部80を押圧する。可動部80が弾性変形して可動部80の可動接点が基板72の固定接点に接触して導通すると、ECU92が右後部座席に対応したドアパネル16に設けられたモータアクチュエータ100を正転駆動させる。
このようにモータアクチュエータ100が正転駆動すると、右後部座席に対応したドアパネル16に設けられたウインドウレギュレータ本体102が窓ガラス104を下降させる。これにより、操作ノブ44の引掛部68に対する上方からの押圧力の付与を解除するか、又は、窓ガラス104が下降しきるまで窓ガラス104が下降する。
また、スライダ32が後方へスライドした状態で一定角度を越えて支持軸42周りの一方に操作ノブ44を回動させると、収容孔50の上底に押圧されたプッシュロッド58が可動部82を押圧する。これにより、可動部82が弾性変形して可動部82の可動接点が基板72の固定接点に接触して導通すると、この状態から操作ノブ44が回動前の状態に戻されて可動部82が元の形状に復元し、可動部82の可動接点が基板72の固定接点から離間しても、ウインドウレギュレータ本体102が正転駆動し続け、窓ガラス104が下降しきるまで窓ガラス104が下降する。このようにして、右後部座席のドアパネル16に設けられた窓ガラス104を下降させて、ドアパネル16の上方を開放できる。
一方、運転席に着座した乗員が右後部座席側のドアパネル16に設けられた窓ガラス104を上昇させてドアパネル16の上方を閉止する場合には、図7に示されるように、操作ノブ44の切欠部66に挿し入れた指で操作ノブ44を後方へ押圧して、上記のように操作ノブ44を後方へスライドさせ、この状態で引掛部68を押し上げる。これにより、図9に示されるように、支持軸42周りの他方へ操作ノブ44が一定角度回動すると、収容孔52の上底に押圧されたプッシュロッド60が可動部88を押圧する。
可動部88が弾性変形して可動部88の可動接点が基板72の固定接点に接触して導通すると、ECU92が右後部座席に対応したモータアクチュエータ100を逆転駆動させる。このようにモータアクチュエータ100が逆転駆動すると、右後部座席に対応したウインドウレギュレータ本体102が窓ガラス104を上昇させる。これにより、操作ノブ44の引掛部68に対する下方からの押圧力の付与を解除するか、又は、窓ガラス104が上昇しきるまで窓ガラス104が上昇する。
また、スライダ32が後方へスライドした状態で一定角度を越えて支持軸42周りの他方に操作ノブ44を回動させると、収容孔54の上底に押圧されたプッシュロッド62が可動部90を押圧する。これにより、可動部90が弾性変形して可動部90の可動接点が基板72の固定接点に接触して導通すると、この状態から操作ノブ44が回動前の状態に戻されて可動部90が元の形状に復元し、可動部90の可動接点が基板72の固定接点から離間しても、ウインドウレギュレータ本体102が逆転駆動し続け、窓ガラス104が上昇しきるまで窓ガラス104が上昇する。このようにして、右後部座席のドアパネル16に設けられた窓ガラス104を上昇させて、ドアパネル16の上方を閉止できる。
(助手席側や左後部座席の窓ガラス98を操作する場合)
上記のように、右側収容部28の側の操作ノブ44を操作すると、運転席側の窓ガラス98又は右後部座席側の窓ガラス104を昇降させることができる。これに対し、右側収容部28の側の操作ノブ44で運転席側の窓ガラス98を昇降させるための操作と同様の操作を左側収容部30の側の操作ノブ44で行なうと助手席側の窓ガラス98を昇降させることができる。
また、右側収容部28の側の操作ノブ44で右後部座席側の窓ガラス104を昇降させるための操作と同様の操作を左側収容部30の側の操作ノブ44で行なうと左後部座席側の窓ガラス104を昇降させることができる。
(本実施形態特有の効果)
以上のように、本パワーウインドウ装置10のマスタースイッチ12では、2つの操作ノブ44で運転席、助手席、右後部座席、及び左後部座席の4つの座席に対応した窓ガラス98の昇降操作を行なうことができる。このため、各座席毎の操作ノブを有するマスタースイッチに比べて部品点数を少なくでき、操作ノブが占有するスペースを小さくできる。
しかも、両操作ノブ44のうち、相対的に右側にある操作ノブ44を操作することで、運転席や右後部座席といった相対的に右側のドアパネル16に対応した窓ガラス98を操作でき、相対的に左側にある操作ノブ44を操作することで、助手席や左後部座席といった相対的に左側のドアパネル16に対応した窓ガラス98を操作できる。
さらには、操作ノブ44を後方へスライドさせていない状態では、運転席や助手席といった相対的に前側の座席のドアパネル16に対応した窓ガラス98を操作でき、操作ノブ44を後方へスライドさせた状態では、右又は左後部座席のドアパネル16に対応した窓ガラス98を操作できる。このように、各座席の位置関係に対応した感覚で各ドアパネル16の窓ガラス98を操作できる。
また、窓ガラス98、104を昇降させるための実質的な操作ノブ44の操作は、支持軸42周り(すなわち、略車両左右方向を軸方向とする軸周り)の回動である。支持軸42周りに回動する際の操作ノブ44は、略車両上下方向のみならず略車両前後方向へも変位する。これに対し、スライダ32は初期位置から後方へスライドする構成である。すなわち、回動した操作ノブ44の変位方向には、スライダ32のスライド方向に沿った向き成分が含まれる。このため、略車両後方への操作ノブ44を押圧してスライダ32をスライドさせた後に操作ノブ44を回動させるに際して操作ノブ44を大きく持ち替えたりすることなく、略車両後方へスライダ32をスライドさせるための操作ノブ44の押圧から円滑に操作ノブ44の回動へ移行でき、この意味でも操作性がよい。
しかも、図10に示されるように、規制孔116の規制部118の長手方向中間部にロックシャフト112が位置した状態では、操作ノブ44の回動が規制される。これに対して、図5、図6、図8、図9の各々に示されるように、規制部118にロックシャフト112が入り込んでいる状態では前後方向へのスライダ32及び操作ノブ44のスライドが規制されるので、操作ノブ44を前後にスライドさせている際に不用意に操作ノブ44を回動させるような操作や、操作ノブ44を回動させている状態で不用意に操作ノブ44を前後にスライドさせるような操作を防止できる。
(補足事項)
なお、本実施の形態では、操作ノブ44を前後に移動させるとこで操作するモータアクチュエータ94、100を切り替える構成であったが、回動以外の操作ノブ44のスライド方向が前後方向に限定されるものではない。すなわち、操作ノブ44のスライド方向を左右方向としたり、又は、前後方向及び左右方向としたりして、運転席に対する助手席や左右の後部座席の向きに対応した方向へ操作ノブ44をスライドさせた状態で操作ノブ44を回動させることで対応するモータアクチュエータ94、100を正転駆動又は逆転駆動させて窓ガラス98、104を昇降させる構成としてもよい。
また、本実施の形態では、上記のように規制機構110を設けた構成であったが、規制手段が規制機構110の構成に限定されるものではなく、結果的にスライダ32の可動範囲の前端又は後端にスライダ32が位置した状態でのみ操作ノブ44の回動を許容する構成であればよい。さらに、本発明の観点からすれば、規制機構110のような規制手段を備えない構成としても構わない。
本発明の一実施の形態に係るパワーウインドウ装置の全体構成の概略を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るパワーウインドウ装置の操作手段の構成を示す分解斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るパワーウインドウ装置の操作部材の裏面図である。 本発明の一実施の形態に係るパワーウインドウ装置の操作手段の構成を示す側面断面図である。 操作部材を一方へ回動させた状態を示す図4に対応した側面断面図である。 操作部材を他方へ回動させた状態を示す図4に対応した側面断面図である。 操作部材を後方へスライドさせた状態を示す図4に対応した側面断面図である。 後方へスライドさせた操作部材を一方へ回動させた状態を示す図7に対応した側面断面図である。 後方へスライドさせた操作部材を他方へ回動させた状態を示す図7に対応した側面断面図である。 操作部材を後方へスライドさせる途中の状態を示す図4に対応した側面断面図である。
符号の説明
10 パワーウインドウ装置
12 マスタースイッチ(操作手段)
14 車両
16 ドアパネル
44 操作ノブ(操作部材)
92 ECU(制御手段)
94 モータアクチュエータ(第1駆動手段)
98 窓ガラス
100 モータアクチュエータ(第2駆動手段)
104 窓ガラス

Claims (4)

  1. 車両の所定の座席に対応した窓ガラスを昇降させて前記所定の座席の側方を開閉する第1駆動手段と、
    前記所定の座席とは別の座席に対応した窓ガラスを昇降させて前記別の座席の側方を開閉する第2駆動手段と、
    略車両前後方向及び略車両左右方向の少なくとも何れか1つの向きへ初期位置から移動可能で且つ前記初期位置にある状態及び前記初期位置から移動した状態の双方で略車両上下方向に操作可能な操作部材を有し、前記所定の座席及び前記別の座席を含む前記車両の座席の何れか1つに対応して設けられた操作手段と、
    前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段の各々が電気的に接続されると共に前記操作手段が電気的に接続され、前記操作部材が前記初期位置にある状態で前記操作部材を略車両上下方向に操作した場合には前記第1駆動手段を駆動させ、前記初期位置から前記操作部材を移動させた状態で前記操作部材を略車両上下方向に操作した場合には前記第2駆動手段を駆動させる制御手段と、
    を備えるパワーウインドウ装置。
  2. 前記操作手段が対応して設けられる前記座席を、前記第1駆動手段が開閉する窓ガラスに対応した前記所定の座席とした請求項1に記載のパワーウインドウ装置。
  3. 前記第2駆動手段を駆動させる際の前記初期位置からの前記操作部材の移動方向を、前記所定の座席から前記別の座席への向きに対応させた請求項1又は請求項2に記載のパワーウインドウ装置。
  4. 前記第2駆動手段を駆動させる際の前記初期位置からの前記操作部材の移動方向を略車両後方に設定し、前記所定の座席の後方に位置する座席に対応した窓ガラスを前記第2駆動手段に昇降させ、更に、略車両左右方向を軸方向とする軸周りに前記操作部材を回動させて略車両上下方向に前記操作部材を操作する請求項2又は請求項3に記載のパワーウインドウ装置。
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