JP2009297282A - 衣類乾燥機または洗濯乾燥機 - Google Patents
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Abstract
【課題】衣類乾燥機または洗濯乾燥機における水冷式除湿器の除湿効率を向上させること。
【解決手段】衣類が投入される乾燥室3と、乾燥室3内の空気を循環させる風路6と、風路6内に設けられ乾燥室3内の空気を除湿する水冷式除湿部20と、除湿された空気を温めて乾燥室3に送風する送風装置とを備え、水冷式除湿部20は、除湿板21に波形流路形成部22を複数段配置し、各段の波形流路形成部22は、冷却水を次段の波形流路形成部22に滴下する複数の開口部23を除湿板21と波形流路形成部22との間に設けた構成とする。
【選択図】図1
【解決手段】衣類が投入される乾燥室3と、乾燥室3内の空気を循環させる風路6と、風路6内に設けられ乾燥室3内の空気を除湿する水冷式除湿部20と、除湿された空気を温めて乾燥室3に送風する送風装置とを備え、水冷式除湿部20は、除湿板21に波形流路形成部22を複数段配置し、各段の波形流路形成部22は、冷却水を次段の波形流路形成部22に滴下する複数の開口部23を除湿板21と波形流路形成部22との間に設けた構成とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、水冷式除湿部を備える衣類乾燥機または洗濯乾燥機に関する。
従来の乾燥機として、ここでは、衣類を洗濯、脱水する洗濯槽内の空気を水冷式除湿器に循環させて冷却除湿することにより洗濯槽内の衣類を乾燥させる洗濯乾燥機で説明する。従来の洗濯乾燥機において、前記水冷式除湿器は、空気を循環させる風路に面する略垂直な壁面の上部に該壁面に冷却水を流し出して該壁面に伝わせて流下させる冷却水供給管と、前記壁面の冷却水流下領域に設けた冷却水流下面積拡大部材を備えた洗濯乾燥機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この従来の洗濯乾燥機における水冷式除湿器は、冷却水供給管からの冷却水を風路内に設置された金属製の熱交換板の壁面に沿って流下する冷却水をジグザグ状に案内する冷却水流下面積拡大部材を熱交換板の壁面上に突条に設けてなるものである。
しかし、冷却水を熱交換板の壁面上に突条に設けた冷却水流下面積拡大部材に沿ってジグザグ状に流下させる構成では、冷却水が熱交換板の全面に万遍なく流れないため、除湿効率を向上させることが難しいという課題があった。また、冷却水を熱交換板の全面に万遍なく流れるようにするために、冷却水流下面積拡大部材の上下の間隔を狭くすることが考えられる。しかし、冷却水流下面積拡大部材の上下の間隔を狭くすると、糸屑などのゴミが挟まる可能性がある。そうなると、冷却水の流れが止まって溢れ出すことになり除湿が困難もしくは不能になる。また、多くの冷却水流下面積拡大部材を必要とするため、コスト高になることも避けられない。
本発明は、上記のような課題に鑑み、衣類乾燥機または洗濯乾燥機における水冷式除湿器の除湿効率を向上させることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明に係る衣類乾燥機または洗濯乾燥機は、衣類が投入される乾燥室と、前記乾燥室内の空気を循環させる風路と、前記風路内に設けられ前記乾燥室内の空気を除湿する水冷式除湿部と、除湿された空気を温めて前記乾燥室に送風する送風装置とを備え、前記水冷式除湿部は、除湿板に波形流路形成部を複数段配置し、各段の波形流路形成部は、前記冷却水を次段の波形流路形成部に滴下する複数の開口部を前記除湿板と前記波形流路形成部との間に設けたものである。
本発明の衣類乾燥機または洗濯乾燥機では、乾燥室内の空気を循環させる風路に設置された水冷式除湿部に、複数段に配置した波形流路形成部が設けられており、かつ、波形流路形成部とその設置面との隙間に冷却水が少量ずつ流下できる程度の開口部を備えた構成としたことで、冷却水は波形流路形成部で保持されるため時間を要しながら流下され、一方、開口部からも波形流路形成部の設置面に沿って少量ずつ流下するため、波形流路形成部の設置面を充分に冷却し、この結果、乾燥効率の向上が可能である。
実施の形態1.
以下、本発明の第1の実施の形態を洗濯乾燥機で説明する。図1は本発明の洗濯乾燥機の模式断面図である。
以下、本発明の第1の実施の形態を洗濯乾燥機で説明する。図1は本発明の洗濯乾燥機の模式断面図である。
(洗濯乾燥機の全体構成)
まず、図1を参照して、この洗濯乾燥機の全体構成について概要を説明する。この洗濯乾燥機は、筐体1と、筐体1内に防振兼傾動手段(図示せず)を介して傾動(回転軸11を鉛直方向に真っ直ぐの直立状態と傾斜状態とに変えること)が可能に支持された水槽2と、水槽2内に回転可能に収容され、衣類50が投入される洗濯槽3(特許請求の範囲でいう乾燥室)と、洗濯槽3内を循環する空気の風路6を形成する空気ダクト7とを備えている。
まず、図1を参照して、この洗濯乾燥機の全体構成について概要を説明する。この洗濯乾燥機は、筐体1と、筐体1内に防振兼傾動手段(図示せず)を介して傾動(回転軸11を鉛直方向に真っ直ぐの直立状態と傾斜状態とに変えること)が可能に支持された水槽2と、水槽2内に回転可能に収容され、衣類50が投入される洗濯槽3(特許請求の範囲でいう乾燥室)と、洗濯槽3内を循環する空気の風路6を形成する空気ダクト7とを備えている。
筐体1の上面には、衣類50の投入口4を開閉するための扉5が設けられている。扉5は洗濯時、投入口4を気密に閉鎖するようになっている。洗濯槽3は上部が開口された円筒状に形成されており、上部開口の内周部にはバランサー8を、底部には攪拌翼9を備え、水槽3の底部に取り付けられた電動モータ10により洗濯槽3及び攪拌翼9をそれぞれ独立に回転可能に構成されている。また、洗濯槽3の側壁には脱水用及び乾燥用の多数の孔12が設けられている。
上記空気ダクト7内には、空気中の水分を冷却除湿するユニット式の水冷式除湿部20が設置されており、また除湿された空気を温めて洗濯槽3内に送風する乾燥装置30が設置されている。空気ダクト7は水槽2と一体に形成され、風路6は水槽2と洗濯槽3の底部間の空間と連通している。この空気ダクト7の上部開口には蛇腹13を介して温風ダクト31が接続されている。乾燥装置30は温風ダクト31内に設置された送風ファン32とヒータ33を備え、温風吹出口34より洗濯槽3内に温風を吹き込むようになっている。温風ダクト31の先端部は衣類50の投入口4を構成する円筒状部材の側壁に設けられた温風吹出口34に接続されている。なお、35は乾燥フィルタである。
筐体1の背面側上面には給水口14が設けられ、分岐弁15を介して、一方は洗濯槽3に給水する注水口16に、他方は上記水冷式除湿部20に、それぞれ給水用ホース17、18が接続されている。注水口16は上記の投入口4を構成する円筒状部材の側壁に設けられている。
水槽2の底部には、図示しない排水ホースが排水弁を介して接続されている。
水槽2の底部には、図示しない排水ホースが排水弁を介して接続されている。
(水冷式除湿部)
水冷式除湿部20の構成について、図2〜図5を参照してさらに詳しく説明する。図2は複数段の波形流路形成部22を配置した水冷式除湿部20を正面側からみた概略の斜視図である。図3は図2の一部を拡大した斜視図で、水冷式除湿部20における冷却水の流れが併記してある。図4は図3の波形流路形成部22の拡大図であり、開口部23から流下する冷却水についても併記してある。また、図5は図4のD−D’部の断面図である。
この水冷式除湿部20は、板状部材からなる除湿板21と、除湿板21の上下方向に複数段にわたって配設された波形流路形成部22とを備え、上部に設けられた給水ヘッダー24の複数の吐出口25から冷却水(水道水)を吐出し、除湿板21に沿って冷却水を複数の筋状に流下させるようになっている。吐出口25は除湿板21の壁面に対して所定の隙間を設けて対面している。給水ヘッダー24には上記給水口14からの給水ホース18が接続具24aに接続される。なお図中、26は除湿板21の取付部材であり、この取付部材26には水冷式除湿部20を空気ダクト7内にネジにより固定して吊り下げるためのネジ取付部26aが設けられている。
水冷式除湿部20の構成について、図2〜図5を参照してさらに詳しく説明する。図2は複数段の波形流路形成部22を配置した水冷式除湿部20を正面側からみた概略の斜視図である。図3は図2の一部を拡大した斜視図で、水冷式除湿部20における冷却水の流れが併記してある。図4は図3の波形流路形成部22の拡大図であり、開口部23から流下する冷却水についても併記してある。また、図5は図4のD−D’部の断面図である。
この水冷式除湿部20は、板状部材からなる除湿板21と、除湿板21の上下方向に複数段にわたって配設された波形流路形成部22とを備え、上部に設けられた給水ヘッダー24の複数の吐出口25から冷却水(水道水)を吐出し、除湿板21に沿って冷却水を複数の筋状に流下させるようになっている。吐出口25は除湿板21の壁面に対して所定の隙間を設けて対面している。給水ヘッダー24には上記給水口14からの給水ホース18が接続具24aに接続される。なお図中、26は除湿板21の取付部材であり、この取付部材26には水冷式除湿部20を空気ダクト7内にネジにより固定して吊り下げるためのネジ取付部26aが設けられている。
波形流路形成部22は、複数の山部22aと谷部22bを有する。図2〜図5においては、上段の谷部22bとその下段の山部22aとが上下でほぼ同一線上に位置するように、除湿板21の幅方向に半円部をシフトさせた状態で交互に配置されたものを図示しているが、図6(a)に示すように、山部22aと谷部22bとが上段と下段で同列の位置に配置されたものでもよい。また、図2〜図5においては、谷部22bが半円の切替し部あるいは凹部で、山部22aが半円の弧部あるいは凸部であるが、図6(b)〜(c)に示すように、谷部22bが半円の弧部あるいは凹部で、山部22aが半円の切替し部あるいは凸部でもよい。この図6に示す形態では、冷却水の滞留部容積は約2倍に増加する。
上記の給水ヘッダー24に設けられた複数の吐出口25は、最上段の波形流路形成部22の山部22aまたは谷部22bの上方に位置するように配置されている。本実施の形態では山部22aの上方に吐出口25が配置されているが、谷部22bの上方に配置してもよい。
上記の給水ヘッダー24に設けられた複数の吐出口25は、最上段の波形流路形成部22の山部22aまたは谷部22bの上方に位置するように配置されている。本実施の形態では山部22aの上方に吐出口25が配置されているが、谷部22bの上方に配置してもよい。
さらに、各段の波形流路形成部22には、図3〜図5に示すように、冷却水を次段の波形流路形成部22に滴下する開口部23が設けられている。開口部23は孔あるいはコ字状の切欠きなどで形成される。この開口部23について、波形流路形成部22を図2のように配置する場合、山部22aに開口部23を設けて冷却水を流下させることで、谷部22bから溢れるのとは別に冷却水の流路を形成でき、除湿板21の冷却水と接触しない露出面が減るので除湿性能が向上する。一方、波形流路形成部22を図6のように配置する場合、開口部23を山部22aに配置しても冷却水が流れにくいため、谷部22b以外の場所でかつ、山部22a付近に開口部23を配置する。それにより、図2のタイプと同様、谷部22bから溢れるのとは別に冷却水の流路を形成でき、除湿板21の露出面が減るので除湿性能が向上する。
波形流路形成部22の材質は特に制限されるものではない。例えば、ダイカストで除湿板21と波形流路形成板22の一体成形、インサート成型法により除湿板21と樹脂や多孔質材料による波形流路形成部22の一体成形などが考えられる。
多孔質材料を用いる場合は、別途開口部23を設置する必要が無いため、コスト削減が可能であり、また、波形流路形成部22全体が多数の開口部23を有するものと同様の役目を果たすため、冷却水の流下面積は拡大する。
多孔質材料を用いる場合は、別途開口部23を設置する必要が無いため、コスト削減が可能であり、また、波形流路形成部22全体が多数の開口部23を有するものと同様の役目を果たすため、冷却水の流下面積は拡大する。
除湿板21の裏面については、冷却水が流下していないため、冷却水との直接接触による冷却凝縮は行われない。しかし、板状部材である除湿板21が金属製部材など熱伝導性のよい部材により構成される場合、裏面においても熱伝導により空気Aが冷却されて凝縮されるため、一定の除湿性能を持つことができる。このときさらに、図7に示すように裏面に凹凸部27を設けることで空気Aが乱流状態となり空気乱流部44が発生し、冷却凝縮は加速する。
裏面の凹凸部27は、図7(a)のように波形流路形成部22を除湿板21にネジ止めすること、あるいは除湿板21を一定の間隔でディンプルなどの凹凸形状に加工することで成形する。また、図7(b)に示すように凹凸部27を樹脂製とし、インサート成型法による成形や、図7(c)に示すように波形流路形成部22の部分をダイカストにより成形し、裏面を凹凸状に成形することも可能である。
裏面の凹凸部27は、図7(a)のように波形流路形成部22を除湿板21にネジ止めすること、あるいは除湿板21を一定の間隔でディンプルなどの凹凸形状に加工することで成形する。また、図7(b)に示すように凹凸部27を樹脂製とし、インサート成型法による成形や、図7(c)に示すように波形流路形成部22の部分をダイカストにより成形し、裏面を凹凸状に成形することも可能である。
(洗濯乾燥機の動作)
次に、上記のように構成された洗濯乾燥機の動作を説明する。ここでは、乾燥行程における動作を中心に説明する。
図1には洗濯槽3を出た空気の流れを白抜きの矢印Aで、除湿部20を流下する冷却水(水道水)の流れを黒塗りの矢印Bで示し、温風の流れを矢印Cで示してある。また、図2〜図5には冷却水の流れを中心に示してある。
この洗濯乾燥機は、洗濯行程、すすぎ行程、脱水行程、及び乾燥行程を実行する。衣類50の洗濯、すすぎ、脱水が終了した後、乾燥行程に入る。水槽2及び洗濯槽3は、遠心脱水の行程においてのみ、洗濯槽3の振動を防止するために鉛直方向に直立させた状態とされ、これ以外の行程では図1に示すように鉛直方向に対して斜めに傾けた状態で実施される。
次に、上記のように構成された洗濯乾燥機の動作を説明する。ここでは、乾燥行程における動作を中心に説明する。
図1には洗濯槽3を出た空気の流れを白抜きの矢印Aで、除湿部20を流下する冷却水(水道水)の流れを黒塗りの矢印Bで示し、温風の流れを矢印Cで示してある。また、図2〜図5には冷却水の流れを中心に示してある。
この洗濯乾燥機は、洗濯行程、すすぎ行程、脱水行程、及び乾燥行程を実行する。衣類50の洗濯、すすぎ、脱水が終了した後、乾燥行程に入る。水槽2及び洗濯槽3は、遠心脱水の行程においてのみ、洗濯槽3の振動を防止するために鉛直方向に直立させた状態とされ、これ以外の行程では図1に示すように鉛直方向に対して斜めに傾けた状態で実施される。
(除湿作用)
乾燥行程では、水冷式除湿部20の給水ヘッダー24に冷却水の水道水が給水口14から分岐弁15、給水ホース18を通して乾燥行程に応じて可変的に供給される(分岐弁15によって冷却水の流量を調整する)。特に、乾燥初期では洗濯槽3を温める必要があるため、冷却水の供給を停止することで温度上昇が速くなり、結果、乾燥時間は短縮する。また、衣類50から発生する水分量が比較的多い乾燥恒率期(上昇温度がほぼ一定に保持される期間)などに乾燥初期で節約した分の冷却水を流量を増やして供給することで、同じ量の冷却水を、乾燥行程中に一定の流量で供給するときより効率的に利用でき、また乾燥時間を短縮できる。このような冷却水の供給を乾燥行程に応じて給水部に設けられた流量制御弁により制御する。
乾燥行程では、水冷式除湿部20の給水ヘッダー24に冷却水の水道水が給水口14から分岐弁15、給水ホース18を通して乾燥行程に応じて可変的に供給される(分岐弁15によって冷却水の流量を調整する)。特に、乾燥初期では洗濯槽3を温める必要があるため、冷却水の供給を停止することで温度上昇が速くなり、結果、乾燥時間は短縮する。また、衣類50から発生する水分量が比較的多い乾燥恒率期(上昇温度がほぼ一定に保持される期間)などに乾燥初期で節約した分の冷却水を流量を増やして供給することで、同じ量の冷却水を、乾燥行程中に一定の流量で供給するときより効率的に利用でき、また乾燥時間を短縮できる。このような冷却水の供給を乾燥行程に応じて給水部に設けられた流量制御弁により制御する。
給水ヘッダー24内の冷却水は図2〜図5に示すように、各吐出口25より除湿板21の上部壁面に供給され、除湿板21の壁面に沿って直線状の下向きの流れ41となって流下する。吐出口25ごとの下向きの流れ41は、最上段の波形流路形成部22の山部22aに当たると、一部は山部22aの傾斜面に沿って2方向に分かれて流れ(矢印42で示す)、隣の谷部22bに冷却水を集める。それとともに、流れ41の一部は開口部23を滴下して次段の波形流路形成部22へ流れる(矢印43で示す)。そして、谷部22bに集められた冷却水が一定量を超えると、表面張力によって谷部22bの縁22cから谷部22bの下面を伝わって流れ出し、さらに除湿板21の壁面を伝わって直線状に下向きに流れる(矢印41の流れ)。また、開口部23を滴下する流れ43は直線状に流下していく。この下向きの流れ41、43は2段目の波形流路形成部22の山部22aに到達し、一部は再び上記のように2方向に分かれて谷部22bに冷却水が集められるとともに、もう一部は開口部23を滴下して次段へ流下する。このように、冷却水は次々に2方向への分岐流れ42と直線状の流れ41、43とが組み合わさった連続分岐流れとなって最下段の波形流路形成部22に至るまで繰り返される。したがって、冷却水は万遍なく除湿板21の壁面を伝わって流下するため、熱交換効率が格段に向上するものとなる。言い換えれば、水冷式除湿部20をより小型化することが可能となる。
一方、洗濯槽3内の湿った空気は、図1及び図2に矢印Aで示すように、空気ダクト7の下側から入り風路6を上昇する。この湿った空気が除湿板21の表面及び背面を流れ、除湿板21及び冷却水と接触することにより熱交換が行われ、空気中の水分を冷却除湿する。除湿された空気は乾燥機31の温風ダクト31を通過する間にヒータ33で温められ、この温風が送風ファン32により洗濯槽3内に吹き込まれる。このように、洗濯槽3内の空気を循環させながら冷却除湿し温風として繰り返し洗濯槽3内に吹き込むことによって、脱水後の衣類50を洗濯槽3に入れた状態で効率よく乾燥させることができる。なお、除湿板21上を流動する空気によって波形流路形成部22の谷部22bの縁22cから流下する冷却水は飛散させない。
(給水方法)
図2〜図5においては、冷却水の給水は除湿部の上部に設置された給水ヘッダー24の複数の吐出口25より供給される図が示されているが、この吐出口25は径の大きさが同じ場合、冷却水の給水部からの距離が遠くなるほど、冷却水の吐出は弱くなり、一方、冷却水の給水部からの距離が近いほど、吐出が強くなるため、均一な冷却水の供給ができない。そこで、冷却水の給水部に近い吐出口ほど径を小さくし、遠い吐出口の径ほど大きくすることで、冷却水を均一に供給する。
また、洗濯物から発生する高温高湿の空気は風路6に入ると冷却水と接触して水冷凝縮されるが、風路6の入口付近の空気Aの温度が最も高く熱交換を行いやすいにもかかわらず、冷却水の温度は風路6内を流れる空気Aとの熱交換により温度が高い状態にある。そのため、除湿効率が落ちるだけでなく、高温空気と40℃近い水が接触することで加湿が行われる可能性もある。そこで、冷却水の吐出口を風路6内を流れる風の上流部、すなわち水冷式除湿部20の中間部より下方にも設けることで、熱交換を効率よく行うことができる。
図2〜図5においては、冷却水の給水は除湿部の上部に設置された給水ヘッダー24の複数の吐出口25より供給される図が示されているが、この吐出口25は径の大きさが同じ場合、冷却水の給水部からの距離が遠くなるほど、冷却水の吐出は弱くなり、一方、冷却水の給水部からの距離が近いほど、吐出が強くなるため、均一な冷却水の供給ができない。そこで、冷却水の給水部に近い吐出口ほど径を小さくし、遠い吐出口の径ほど大きくすることで、冷却水を均一に供給する。
また、洗濯物から発生する高温高湿の空気は風路6に入ると冷却水と接触して水冷凝縮されるが、風路6の入口付近の空気Aの温度が最も高く熱交換を行いやすいにもかかわらず、冷却水の温度は風路6内を流れる空気Aとの熱交換により温度が高い状態にある。そのため、除湿効率が落ちるだけでなく、高温空気と40℃近い水が接触することで加湿が行われる可能性もある。そこで、冷却水の吐出口を風路6内を流れる風の上流部、すなわち水冷式除湿部20の中間部より下方にも設けることで、熱交換を効率よく行うことができる。
実施の形態2.
次に、本発明の第2の実施の形態を、図8を参照して説明する。図8は、この第2の実施の形態における水冷式除湿部を示す。なお、第2の実施の形態以降においても、洗濯乾燥機の基本的な構成は図1と同様である。
この第2の実施の形態は、波形流路形成部22を除湿板21の上面だけでなく、風路6(空気ダクト7)の周壁にも設けることを特徴とする。
次に、本発明の第2の実施の形態を、図8を参照して説明する。図8は、この第2の実施の形態における水冷式除湿部を示す。なお、第2の実施の形態以降においても、洗濯乾燥機の基本的な構成は図1と同様である。
この第2の実施の形態は、波形流路形成部22を除湿板21の上面だけでなく、風路6(空気ダクト7)の周壁にも設けることを特徴とする。
この第2の実施の形態における水冷式除湿部20は、冷却水の吐出口25を風路6の壁面にも設けることで、除湿板21と風路6の壁面の両方での水冷除湿を可能とする構成である。なお、この水冷式除湿部20は、水槽2の上部すなわち空気ダクト7の上端部に設けたネジ固定部40に各取付部材26のネジ取付部26aをネジ26bで締め付けることで固定されている。また、図示は省略するが、水槽カバー19に水冷式除湿部20を固定するようにしてもよい。
このような水冷式除湿部20は、風路6内の風の圧力損失を大きく上げることなく、冷却水の流下面積を増やすことができるため、熱交換面積が増え、その結果として冷却除湿性能が向上する。
洗濯槽3側に波形流路形成部22を設置する際、ヒータ33で温められた空気が洗濯槽3に吹き込むため、風路6内を流れる空気にもこの熱が伝わり、除湿作用を損なう。そこで、風路6の周壁に断熱手段(図示せず)を持たせることで、洗濯槽3からの伝熱による除湿作用の低下を防ぐ。
洗濯槽3側に波形流路形成部22を設置する際、ヒータ33で温められた空気が洗濯槽3に吹き込むため、風路6内を流れる空気にもこの熱が伝わり、除湿作用を損なう。そこで、風路6の周壁に断熱手段(図示せず)を持たせることで、洗濯槽3からの伝熱による除湿作用の低下を防ぐ。
実施の形態3.
次に、本発明の第3の実施の形態を、図9を参照して説明する。図9は、この第3の実施の形態における水冷式除湿部を示す斜視図である。
この第3の実施の形態は、除湿板21の壁面や風路6の内壁に多段に設ける波形流路形成部22を、冷却水が一方向に流れるように傾斜させ、かつ複数列に配列したことを特徴とする。
次に、本発明の第3の実施の形態を、図9を参照して説明する。図9は、この第3の実施の形態における水冷式除湿部を示す斜視図である。
この第3の実施の形態は、除湿板21の壁面や風路6の内壁に多段に設ける波形流路形成部22を、冷却水が一方向に流れるように傾斜させ、かつ複数列に配列したことを特徴とする。
この第3の実施の形態における水冷式除湿部20は、給水口14より給水された冷却水が壁面に沿うように流下し、波形流路形成部22上を傾斜した一方向に流れて端部22dより下段へ流下するものと、波形流路形成部の谷部22bより溢れ、下段に流下する流路が形成される構成である。
このような水冷式除湿部20は、冷却水の流路が複数系統に分かれるだけでなく、波形流路形成部の谷部22bより冷却水の表面張力を超えて溢れ出る冷却水41も存在するため、冷却水の流下面積が広がって熱交換面積が増え、その結果として冷却除湿性能が向上する。
洗濯槽3側に波形流路形成部22を設置する際、ヒータ33で温められた空気が洗濯槽3に吹き込むため、風路6内を流れる空気にもこの熱が伝わり、除湿作用を損なう。そこで、風路6の周壁に断熱手段(図示せず)を持たせることで、洗濯槽3からの伝熱による除湿作用の低下を防ぐ。
洗濯槽3側に波形流路形成部22を設置する際、ヒータ33で温められた空気が洗濯槽3に吹き込むため、風路6内を流れる空気にもこの熱が伝わり、除湿作用を損なう。そこで、風路6の周壁に断熱手段(図示せず)を持たせることで、洗濯槽3からの伝熱による除湿作用の低下を防ぐ。
実施の形態4.
次に、本発明の第4の実施の形態を、図10を参照して説明する。図10は、この第4の実施の形態における水冷式除湿部を示す風路6の断面図である。
この第4の実施の形態は、除湿板21に波形流路形成部22を配置する代わりに、吸水性のある部材36を配置したことを特徴とする。
次に、本発明の第4の実施の形態を、図10を参照して説明する。図10は、この第4の実施の形態における水冷式除湿部を示す風路6の断面図である。
この第4の実施の形態は、除湿板21に波形流路形成部22を配置する代わりに、吸水性のある部材36を配置したことを特徴とする。
この第4の実施の形態における水冷式除湿部20は、冷却水の吐出口25を風路6の壁面にも設けることで、除湿板21と風路6の壁面の両方での水冷除湿を可能とする構成である。
このような構成の場合、冷却水が吸水性の部材36に沿って万遍なく広がるため、流下面積が広がるだけでなく、流下速度も遅くなるため、熱交換を充分に行うことができ、その結果として冷却除湿性能が向上する。また、近接した除湿板21の裏面と風路6の壁面の間において、通過する空気の冷却性能も向上する。また、風路6内より波形流路形成部22などの凸状部材がなくなるため、送風ファン32への負担減少、リント詰まりの減少といった効果もある。
洗濯槽3側に波形流路形成部22を設置する際、ヒータ33で温められた空気が洗濯槽3に吹き込むため、風路6内を流れる空気にもこの熱が伝わり、除湿作用を損なう。そこで、風路6の周壁に断熱手段(図示せず)を持たせることで、洗濯槽3からの伝熱による除湿作用の低下を防ぐ。
洗濯槽3側に波形流路形成部22を設置する際、ヒータ33で温められた空気が洗濯槽3に吹き込むため、風路6内を流れる空気にもこの熱が伝わり、除湿作用を損なう。そこで、風路6の周壁に断熱手段(図示せず)を持たせることで、洗濯槽3からの伝熱による除湿作用の低下を防ぐ。
実施の形態5.
次に、本発明の第5の実施の形態を、図11を参照して説明する。図11は、この第5の実施の形態における水冷式除湿部を示す風路6の断面図である。
この第5の実施の形態は、除湿板21に波形流路形成部22を配置する代わりに、親水性のある部材37を配置したことを特徴とする。水の接触角が15°ほどでも冷却除湿作用はみられる。
次に、本発明の第5の実施の形態を、図11を参照して説明する。図11は、この第5の実施の形態における水冷式除湿部を示す風路6の断面図である。
この第5の実施の形態は、除湿板21に波形流路形成部22を配置する代わりに、親水性のある部材37を配置したことを特徴とする。水の接触角が15°ほどでも冷却除湿作用はみられる。
この第5の実施の形態における水冷式除湿部20は、冷却水の吐出口25を風路6の壁面にも設けることで、除湿板21と風路6の壁面の両方での水冷除湿を可能とする構成である。
このような構成の場合、冷却水が親水性の部材37に沿って万遍なく広がるため、流下面積が広がるだけでなく、流下速度も遅くなるため、熱交換を充分に行うことができ、その結果として冷却除湿性能が向上する。また、風路6内より波形流路形成部22などの凸状部材がなくなるため、送風ファン32への負担減少、リント詰まりの減少といった効果もある。
洗濯槽3側に波形流路形成部22を設置する際、ヒータ34で温められた空気が洗濯槽3に吹き込むため、風路6内を流れる空気にもこの熱が伝わり、除湿作用を損なう。そこで、風路6の周壁に断熱手段(図示せず)を持たせることで、洗濯槽3からの伝熱による除湿作用の低下を防ぐ。
洗濯槽3側に波形流路形成部22を設置する際、ヒータ34で温められた空気が洗濯槽3に吹き込むため、風路6内を流れる空気にもこの熱が伝わり、除湿作用を損なう。そこで、風路6の周壁に断熱手段(図示せず)を持たせることで、洗濯槽3からの伝熱による除湿作用の低下を防ぐ。
以上に示した各実施の形態では、いわゆるパルセータ式の洗濯乾燥機について説明したが、本発明はドラム式の衣類乾燥機や洗濯乾燥機、その他の洗濯乾燥機や衣類乾燥機にも適用することができるものである。
1 筐体、2 水槽、3 洗濯槽(乾燥室)、4 投入口、5 扉、6 風路、7 空気ダクト、8 バランサー、9 攪拌翼、10 電動モータ、11 回転軸、12 孔、13 蛇腹、14 給水口、15 分岐弁、16 注水口、17、18 給水ホース、19 水槽カバー、20 水冷式除湿部、21 除湿板、22 波形流路形成部、22a 山部、22b 谷部、23 開口部 、24 給水ヘッダー、25 吐出口、26 取付部材、27 凹凸部、30 乾燥機、31 温風ダクト、32 送風ファン、33 ヒータ、34 温風吹出口、35 乾燥フィルタ、36 吸水性部材、37 親水性部材、40 ネジ固定部、41 冷却水の流れ(溢れ落ちる流れ)、42 冷却水の流れ(分岐する流れ)、43 冷却水の流れ(開口部より滴下する流れ)、44 空気乱流部、50 衣類。
Claims (28)
- 衣類が投入される乾燥室と、前記乾燥室内の空気を循環させる風路と、前記風路内に設けられ前記乾燥室内の空気を除湿する水冷式除湿部と、除湿された空気を温めて前記乾燥室に送風する送風装置とを備え、
前記水冷式除湿部は、除湿板に波形流路形成部を複数段配置し、各段の波形流路形成部は、冷却水を次段の波形流路形成部に滴下する複数の開口部を前記除湿板と前記波形流路形成部との間に設けたことを特徴とする洗濯乾燥機。 - 前記波形流路形成部は、前記除湿板の少なくとも一方の面上に配置されることを特徴とする請求項1記載の洗濯乾燥機。
- 前記波形流路形成部は、風路壁の内面上に配置されることを特徴とする請求項1または2記載の洗濯乾燥機。
- 前記波形流路形成部は、前記除湿板、あるいは風路壁と同一素材で一体に成形されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
- 前記波形流路形成部は、樹脂材料からなり、前記水冷式除湿部と一体に成形されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
- 前記風路は、その風路壁に断熱手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
- 前記水冷式除湿部は、最上段の波形流路形成部の上方及び中間部から、冷却水を下方に供給する複数の吐出口が配設された給水ヘッダーを有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
- 前記水冷式除湿部への冷却水供給を制御する流量制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
- 衣類が投入される乾燥室と、前記乾燥室内の空気を循環させる風路内に設けられた水冷式除湿部と、除湿された空気を温めて前記乾燥室に送風する送風装置とを備え、
前記水冷式除湿部は、冷却水が一方向に流れるように配置した複数段の傾斜した波形流路形成部を備えたことを特徴とする洗濯乾燥機。 - 前記波形流路形成部は、除湿板に配置され、前記除湿板の少なくとも一方の面上に配置されることを特徴とする請求項9記載の洗濯乾燥機。
- 前記波形流路形成部は、風路壁の内面上に配置されることを特徴とする請求項9または10記載の洗濯乾燥機。
- 前記波形流路形成部は、除湿板、あるいは風路壁と同一素材で一体に成形されていることを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
- 前記波形流路形成部は、樹脂材料からなり、前記水冷式除湿部と一体に成形されていることを特徴とする請求項9乃至12のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
- 前記風路は、その風路壁に断熱手段を有していることを特徴とする請求項9乃至13のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
- 前記水冷式除湿部は、最上段の波形流路形成部の上方及び中間部から、冷却水を下方に供給する複数の吐出口が配設された給水ヘッダーを有することを特徴とする請求項9乃至14のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
- 前記水冷式除湿部への冷却水供給を制御する流量制御手段を有することを特徴とする請求項9乃至15のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
- 衣類が投入される乾燥室と、前記乾燥室内の空気を循環させる風路内に設けられた水冷式除湿部と、除湿された空気を温めて前記乾燥室に送風する送風装置とを備え、
前記水冷式除湿部は、吸水部を有することを特徴とする洗濯乾燥機。 - 前記風路は、その風路壁に断熱手段を有していることを特徴とする請求項17記載の洗濯乾燥機。
- 前記水冷式除湿部は、最上段の波形流路形成部の上方及び中間部から、冷却水を下方に供給する複数の吐出口が配設された給水ヘッダーを有することを特徴とする請求項17または18記載の洗濯乾燥機。
- 前記水冷式除湿部への冷却水供給を制御する流量制御手段を有することを特徴とする請求項17乃至19のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
- 衣類が投入される乾燥室と、前記乾燥室内の空気を循環させる風路内に設けられた水冷式除湿部と、除湿された空気を温めて前記乾燥室に送風する送風装置とを備え、
前記水冷式除湿部は、親水部を有することを特徴とする洗濯乾燥機。 - 前記風路は、その風路壁に断熱手段を有していることを特徴とする請求項21記載の洗濯乾燥機。
- 前記水冷式除湿部は、最上段の波形流路形成部の上方及び中間部から、冷却水を下方に供給する複数の吐出口が配設された給水ヘッダーを有することを特徴とする請求項21または22記載の洗濯乾燥機。
- 前記水冷式除湿部への冷却水供給を制御する流量制御手段を有することを特徴とする請求項21乃至23のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
- 衣類が投入される乾燥室と、前記乾燥室内の空気を循環させる風路と、前記風路内に設けられ前記乾燥室内の空気を除湿する水冷式除湿部と、除湿された空気を温めて前記乾燥室に送風する送風装置とを備え、
前記水冷式除湿部は、除湿板に波形流路形成部を複数段配置し、各段の波形流路形成部は、冷却水を次段の波形流路形成部に滴下する複数の開口部を前記除湿板と前記波形流路形成部との間に設けたことを特徴とする衣類乾燥機。 - 衣類が投入される乾燥室と、前記乾燥室内の空気を循環させる風路と、前記風路内に設けられ前記乾燥室内の空気を除湿する水冷式除湿部と、除湿された空気を温めて前記乾燥室に送風する送風装置とを備え、
前記水冷式除湿部は、冷却水が一方向に流れるように配置した複数段の傾斜した波形流路形成部を備えたことを特徴とする衣類乾燥機。 - 衣類が投入される乾燥室と、前記乾燥室内の空気を循環させる風路と、前記風路内に設けられ前記乾燥室内の空気を除湿する水冷式除湿部と、除湿された空気を温めて前記乾燥室に送風する送風装置とを備え、
前記水冷式除湿部は、吸水部を有することを特徴とする衣類乾燥機。 - 衣類が投入される乾燥室と、前記乾燥室内の空気を循環させる風路と、前記風路内に設けられ前記乾燥室内の空気を除湿する水冷式除湿部と、除湿された空気を温めて前記乾燥室に送風する送風装置とを備え、
前記水冷式除湿部は、親水部を有することを特徴とする衣類乾燥機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008155440A JP2009297282A (ja) | 2008-06-13 | 2008-06-13 | 衣類乾燥機または洗濯乾燥機 |
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JP2008155440A JP2009297282A (ja) | 2008-06-13 | 2008-06-13 | 衣類乾燥機または洗濯乾燥機 |
Publications (1)
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JP2008155440A Withdrawn JP2009297282A (ja) | 2008-06-13 | 2008-06-13 | 衣類乾燥機または洗濯乾燥機 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012205776A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Panasonic Corp | 衣類処理装置 |
WO2013041513A1 (en) * | 2011-09-19 | 2013-03-28 | Electrolux Home Products Corporation N.V. | A washer-dryer with at least one condenser |
-
2008
- 2008-06-13 JP JP2008155440A patent/JP2009297282A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
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JP2012205776A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Panasonic Corp | 衣類処理装置 |
WO2013041513A1 (en) * | 2011-09-19 | 2013-03-28 | Electrolux Home Products Corporation N.V. | A washer-dryer with at least one condenser |
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