JP2009293466A - エンジンの空燃比センサ再生制御装置 - Google Patents

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【課題】空燃比センサの出力異常を抑制する。
【解決手段】本発明は、排気が流れる排気通路と、排気通路に設けられて排気に含まれる粒子状物質を捕集する排気浄化フィルタと、ヒータを内蔵し、排気浄化フィルタよりも上流の排気通路に設けられて排気の空燃比を検出する空燃比センサと、を備えるエンジンの空燃比センサ再生制御装置であって、エンジン運転中に空燃比センサに堆積した粒子状物質を、エンジン停止後にその空燃比センサのヒータに通電して燃焼除去するセンサ再生手段(S14)を備えることを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明はエンジンの空燃比センサ再生制御装置に関する。
従来のエンジンとして、排気通路に設けた空燃比センサの出力に応じて種々のフィードバック制御をするものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−232213号公報
従来のエンジンは、排気浄化フィルタの下流に空燃比センサを設けていた。そのため、空燃比センサに粒子状物質(Particulate Matter;以下「PM」という)が堆積する心配はなかった。
ここで、リッチスパイク時の燃料補正量は空燃比センサの出力に応じてフィードバック制御されている。このとき、リッチスパイクが実施される時間は数秒間と短い。そのため、できるだけ排気通路の上流に空燃比センサを設けることが望ましい。
しかしながら、空燃比センサを排気浄化フィルタよりも上流に設けると、空燃比センサにPMが堆積し、センサが正常に出力しなくなるという問題点がある。
本発明はこのような問題点に着目してなされたものであり、空燃比センサを排気浄化フィルタよりも上流に設けたときに、センサが正常に出力しなくなるのを抑制することを目的とする。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
本発明は、排気が流れる排気通路(4)と、前記排気通路(4)に設けられて排気に含まれる粒子状物質を捕集する排気浄化フィルタ(8)と、ヒータを内蔵し、前記排気浄化フィルタ(8)よりも上流の前記排気通路(4)に設けられて排気の空燃比を検出する空燃比センサ(9a)と、を備えるエンジン(2)の空燃比センサ再生制御装置であって、エンジン運転中に前記空燃比センサ(9a)に堆積した粒子状物質を、エンジン停止後にその空燃比センサ(9a)のヒータに通電して燃焼除去するセンサ再生手段(S14)を備えることを特徴とする。
エンジン運転中に前記空燃比センサに堆積した粒子状物質を、エンジン停止後にその空燃比センサのヒータに通電して燃焼除去するので、空燃比センサにPMが堆積し、センサが正常に出力しなくなるのを抑制できる。
以下、図面等を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるディーゼルエンジンの排気浄化装置1のシステム概略図である。
ディーゼルエンジンの排気浄化装置1は、ディーゼルエンジン2と、吸気通路3と、排気通路4と、ターボチャージャ5と、ディーゼル酸化触媒(Diesel Oxidation Catalyst;以下「DOC」という)6と、NOx吸着触媒(Lean NOx Trap;以下「LNT」という)7と、ディーゼルパティキュレートフィルタ(Diesel Particulate Filter;以下「DPF」という)8と、空燃比センサ9と、排温センサ10と、コントローラ11と、を備える。
ディーゼルエンジン2は車両の駆動力を発生する。
吸気通路3及び排気通路4はディーゼルエンジン2に接続される。吸気通路3は、ディーゼルエンジン2に供給する空気(新気)が流れる通路である。排気通路4は、ディーゼルエンジン2から排出される排気が流れる通路である。
ターボチャージャ5は、コンプレッサとタービンとを備え、コンプレッサが吸気通路3に設けられ、タービンが排気通路4に設けられる。ターボチャージャ5は、排気のエネルギでタービンを回し、その回転力を利用して同軸上のコンプレッサを駆動し、多量の空気をディーゼルエンジン2に供給する。
DOC6は、ターボチャージャ5よりも下流の排気通路4に設けられる。DOC6は、パラジウム、白金などの触媒による酸化作用でPMを減少させる。
LNT7は、DOC6よりも下流の排気通路4に設けられる。LNT7は、排気の空燃比がリーンであれば、排気中のNOxを吸着する。一方、排気の空燃比がストイキ又はリッチであれば、吸着したNOxを脱離して、その脱離したNOxをそのときの排気中に含まれるCO、HCを還元剤として還元処理する。
DPF8は、LNT7よりも下流の排気通路4に設けられる。DPF8は、排気中のPMを捕集する。
空燃比センサ9は、排気通路4に2箇所設けられる。以下では、この2つの空燃比センサ9を特に区別する必要があるときには、ターボチャージャ5とDOC6との間の排気通路4に設けられた空燃比センサ9を「第1空燃比センサ9a」という。一方、DPF8よりも下流の排気通路4に設けられた空燃比センサ9を「第2空燃比センサ9b」という。
空燃比センサ9は、ジルコニア固体電解質素子(以下「素子」という)を用いて排気の空燃比を検出するセンサである。空燃比センサ9によって空燃比を検出するためには、センサ自体が十分に暖まり、素子の温度が数百度まで上がっている必要がある。そのため、空燃比センサ9は、センサを早期に活性化させるヒータを内蔵している。
排温センサ10は、DPF8の上流と下流の排気通路4にそれぞれ1つずつ設けられる。排温センサ10は、排気温度を検出する。
コントローラ11は、中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成される。
DPF8はPMを捕集し続けると、やがて目詰まりを起こす。そのため、DPF8のPM堆積量が所定量より多くなったときは、DPF8を再生する必要がある。
そこで、コントローラ11は、予め定められたマップを参照して、運転状態に応じて演算周期ごとのディーゼルエンジン2のPM排出量を算出し、そのPM排出量に基づいてDPF8のPM堆積量を推定している。なお、ディーゼルエンジン2のPM排出量は、空燃比によって変動する。そのため、本実施形態では、第2空燃比センサ9bで検出した空燃比によって、ディーゼルエンジン2のPM排出量を修正している。これにより、精度良くDPF8のPM堆積量の推定することができる。
また、ディーゼルエンジン2は、通常リーンで運転している。そのため、通常運転時には、LNT7はNOxを吸着する。
そこで、コントローラ11は、排気の空燃比を一時的にリッチにするリッチスパイクを実施して、LNT7に吸着したNOxを還元処理して排気を浄化する。リッチスパイク時には、燃料補正量が過多又は過小とならないように、排気の空燃比に応じてその燃料補正量をフィードバック制御する必要がある。
しかしながら、リッチスパイクの時間は数秒間(例えば2、3秒)と短い。そのため、DPF8の下流に設けられた第2空燃比センサ9bの検出値に応じてフィードバック制御していたのでは、燃料補正量をフィードバック制御する前にリッチスパイクが終了するおそれがある。
したがって、リッチスパイク時の燃料補正量をフィードバック制御するには、応答性の観点から、できるだけ排気通路4の上流に設けた空燃比センサによって行うことが望ましい。そこで、本実施形態では、DPF8の下流に設けた第2空燃比センサ9bとは別に、DPF8よりも上流であって、ターボチャージャ5の下流に設けた第1空燃比センサ9aの検出値に応じて、燃料補正量をフィードバック制御している。
ところが、ターボチャージャ5の下流、かつDPF8の上流に空燃比センサ9を設けると、次のような問題が生じる。
まず、ターボチャージャ5の下流に空燃比センサ9を設けると、空燃比センサ9のヒータをON(通電)しているときに、ターボチャージャ5に溜まった排気凝縮水が、タービンの回転によって飛散してヒータで暖められた素子に当たり、熱衝撃によって素子が割れるおそれがある。そのため、ターボチャージャ5に排気凝縮水が溜まっている可能性のある運転状態のときは、第1空燃比センサ9aのヒータをONにすることができない。
ディーゼルエンジン2はガソリンエンジンと比べて排気温度が低い(通常200℃〜300℃)。そのため、ディーゼルエンジン2の場合は特に、低負荷走行が連続するような運転条件のときには排気凝縮水が溜まっている状態が長く続くおそれがある。そうすると、空燃比センサ9のヒータをOFFしたままの状態が長期間に及ぶおそれがある。
また、空燃比センサ9を、排気中のPMを捕集するDPF8よりも上流に設けた場合には、空燃比センサ9を通過する排気中に多くのPMが含まれるため、空燃比センサ9の素子に多くのPMが付着する。また、排気中の被毒物(硫黄酸化物など)も空燃比センサ9に付着する。
空燃比センサ9に付着したPMや被毒物は、ヒータをONすることで燃焼除去することができるが、ヒータがOFFのときには素子の表面に堆積していく。
前述したように、空燃比センサ9をターボチャージャ5の下流に設けたときは、空燃比センサ9のヒータがOFFのままの状態が長期間に及ぶことがある。そのため、ヒータの素子にPMや被毒物が堆積しやすい。
素子に被毒物が堆積していくと、素子と接する排気電極が不活性化してセンサが正常に出力しなくなる。
図2は、正常時の空燃比センサ9の出力特性(図2(A))と、センサ被毒時の空燃比センサ9の出力特性(図2(B))と、を示した図である。
図2(A)(B)に示すように、空燃比センサ9は、所定の印加電圧をかけたときのセンサ出力を見て空燃比を検出しているが、センサ被毒時には、センサ出力が安定しなくなることがわかる。
また、素子に所定量以上のPMが堆積したときも、センサが正常に出力しなくなる。これは、素子に堆積したPM量が所定量以下になるまでは、素子に堆積したPMが、素子での電極反応を阻害するためである。以下では、ヒータをONにして、素子に堆積したPMの燃焼除去を開始してから、素子に堆積したPMが所定量以下になるまでの時間、すなわち空燃比センサ9の出力が正常に回復するまでの時間のことを、「センサ出力回復時間」という。
図3は、素子に所定量以上のPMが堆積しているとき(実線)と、堆積していないとき(破線)と、の空燃比センサ9の出力値を示した図である。
図3に実線で示すように、素子に所定量以上のPMが堆積しているときは、センサ出力回復時間が経過した後に、センサ出力が正常に回復する。
図4は、空燃比センサ9の素子に堆積したPM量と、センサ出力回復時間と、の関係を示した図である。
図4に示すように、素子に堆積したPMが所定量より少ないときは、センサ出力回復時間は0秒だが、所定量より多くなると、PM堆積量に比例してセンサ出力回復時間が長くなる。
そこで、本実施形態では、このようなセンサ出力異常を抑制するため、まずディーゼルエンジン2の運転中に第1空燃比センサ9aのPM堆積量を算出し、ディーゼルエンジン2の停止後にそのPM堆積量に応じて、以下で説明する空燃比センサ再生制御を実施する。空燃比センサ再生制御は、排気凝縮水の飛散による素子割れのおそれがないディーゼルエンジン2の停止後に、第1空燃比センサ9aのヒータをONにして、素子に堆積したPMや被毒物を燃焼除去する制御である。
図5は、第1空燃比センサ9aの素子に堆積するPM量を算出するセンサPM堆積量推定制御について説明するフローチャートである。コントローラ11は、本ルーチンをディーゼルエンジン2の運転中に所定の演算周期(例えば10ms)で実行する。
ステップS1において、コントローラ11は、ヒータONフラグが1にセットされているか否かを判定する。ヒータONフラグは、第1空燃比センサ9aのヒータがONのときに1にセットされるフラグである。コントローラ11は、ヒータONフラグが1にセットされているときは、ステップS5に処理を移行する。コントローラ11は、ヒータONフラグが0にセットされているときは、ステップS2に処理を移行する。
ステップS2において、コントローラ11は、第1空燃比センサ9aのPM堆積量(以下「センサPM堆積量」という)MPMを算出する。具体的には、予め定められたマップを参照して運転状態に応じて算出される演算周期ごとのPM排出量に基づいて、第1空燃比センサ9aの素子に付着するPM付着量ΔMPM1を算出し、そのPM付着量ΔMPMをセンサPM堆積量MPMに積算して算出する。
ステップS3において、コントローラ11は、第1空燃比センサ9aのヒータがONになっているか否かを判定する。コントローラ11は、第1空燃比センサ9aのヒータがONになっていればステップS4に処理を移行し、OFFのままであれば今回の処理を終了する。
ステップS4において、コントローラ11は、ヒータONフラグを1にセットする。
ステップS5において、コントローラ11は、センサPM堆積量MPMを算出する。具体的には、センサPM堆積量MPMから、演算周期ごとに燃焼除去されるPM除去量ΔMPM2を減算して算出する。
ステップS6において、コントローラ11は、第1空燃比センサ9aがOFFになっているか否かを判定する。コントローラ11は、第1空燃比センサ9aのヒータがOFFになっていれば、ステップS7に処理を移行し、ONのままであれば今回の処理を終了する。
図6は、第1空燃比センサ9aのセンサ再生制御について説明するフローチャートである。コントローラ11は、本ルーチンをディーゼルエンジン2の停止後に、ヒータがOFFにされるまでの間、所定の演算周期(例えば10ms)で実行する。
ステップS11において、コントローラ11は、センサ再生フラグが1にセットされているか否かを判定する。センサ再生フラグは、ディーゼルエンジン2の停止後に第1空燃比センサ9aのヒータがONになっているときに1にセットされるフラグである。コントローラ11は、センサ再生フラグが1にセットされているときはステップS16に処理を移行し、0にセットされているときはステップS12に処理を移行する。
ステップS12において、コントローラ11は、センサPM堆積量MPMが所定量より多いが否かを判定する。コントローラ11は、センサPM堆積量MPMが所定量より多ければステップS13に処理を移行し、少なければ今回の処理を終了する。
ステップS13において、コントローラ11は、第1空燃比センサ9aに堆積したPMを燃焼除去するのに必要な時間(以下「PM除去時間」という)を算出する。具体的な算出方法については、図7を参照して後述する。
ステップS14において、コントローラ11は、第1空燃比センサ9aのヒータをONにする。このとき、コントローラ11は、第1空燃比センサ9aの内部インピーダンスに基づいて、第1空燃比センサ9aの温度を、PMの燃焼に必要な一定温度(約600℃)になるように制御する。なお、通常のエンジン運転中にヒータがONされるときは約750℃に制御される。
ステップS15において、コントローラ11は、センサ再生フラグを1にセットする。
ステップS16において、コントローラ11は、PM除去時間が経過したか否かを判定する。コントローラ11は、PM除去時間が経過していればステップS17に処理を移行し、経過していなければ今回の処理を終了する。
ステップS17において、コントローラ11は、第1空燃比センサ9aのヒータをOFFにする。
ステップS18において、コントローラ11は、センサ再生フラグを0にセットする。
図7は、PM除去時間を算出するテーブルである。
図7に示すように、PM除去時間は、PM堆積量に基づいて算出される。PM除去時間はPM堆積量が多いほど長くなる。
以上説明した本実施形態によれば、DPF8の上流に設けた第1空燃比センサ9aに堆積するPM量(センサPM堆積量)を算出する。そして、エンジン停止後にセンサPM堆積量が所定量より多いときには、エンジン停止後に第1空燃比センサ9aのヒータをONにして堆積したPM及び被毒物を燃焼除去して第1空燃比センサ9aを再生する。
これにより、冷間始動の繰り返しが続いた場合や、低負荷走行が続いた場合などの排気凝縮水の影響によって第1空燃比センサ9aのヒータをONにできない運転状態が続いたときでも、第1空燃比センサ9aの出力異常を抑制することができる。
また、排気通路4の上流に第1空燃比センサ9aを設けたので、リッチスパイク時の燃料補正量のフィードバック制御を精度よく実施できる。
これにより、燃料補正量が過多又は過小になるのを抑制できるので、燃費が向上するとともに、エミッションの悪化を防止できる。
また、排気凝縮水が存在している運転状態のときには、第1空燃比センサ9aのヒータをONにしないので、第1空燃比センサ9aをターボチャージャ5の下流に設けた場合でも、第1空燃比センサ9aの素子割れを防ぐことができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
例えば、上記実施形態では、エンジン停止後のセンサPM堆積量が所定量より多ければ、エンジン停止後にヒータをONにしていた。
しかしこれに限らず、センサPM堆積量が所定量より多いか否かにかかわらず、エンジン停止後に毎回空燃比センサ9の再生を実施してもよい。また、1トリップ(エンジン始動からエンジン停止までの間)中に第1空燃比センサ9aのヒータが1度もONにならなかったときに、空燃比センサ9の再生を実施することにしてもよい。
これらによっても、第1空燃比センサ9aにPMが堆積するのを抑制できるので、第1空燃比センサ9aの出力異常を抑制することができる。
また、上記実施形態では、ディーゼルエンジン2を例にして説明したが、これに限らずガソリンエンジンに適用してもよい。
また、エンジン運転中にリッチスパイクを実施する場合、第1空燃比センサ9aが活性していなければヒータをONにして活性させる必要がある。このとき、第1空燃比センサ9aに堆積したPM量が所定量より大きいときは、活性後すぐにリッチスパイクを実施せずに、第1空燃比センサ9aに堆積したPM量が所定量より少なくなるまでリッチスパイクを遅らせる制御を加えても良い。
ディーゼルエンジンの排気浄化装置のシステム概略図である。 正常時の空燃比センサの出力特性と、センサ被毒時の空燃比センサの出力特性と、示した図である。 素子に所定量以上のPMが堆積しているときと、堆積していないときと、の空燃比センサの出力値を示した図である。 空燃比センサの素子に堆積したPM量と、センサ出力回復時間と、の関係を示した図である。 第1空燃比センサの素子に堆積するPM量を算出するセンサPM堆積量推定制御について説明するフローチャートである。 第1空燃比センサのセンサ再生制御について説明するフローチャートである。 PM除去時間を算出するテーブルである。
符号の説明
2 ディーゼルエンジン(エンジン)
4 排気通路
5 ターボチャージャ
8 DPF(排気浄化フィルタ)
9a 第1空燃比センサ(空燃比センサ)
S2 粒子状物質堆積量算出手段
S4 粒子状物質堆積量算出手段
S13 センサ再生手段
S14 センサ再生手段

Claims (5)

  1. 排気が流れる排気通路と、
    前記排気通路に設けられて排気に含まれる粒子状物質を捕集する排気浄化フィルタと、
    ヒータを内蔵し、前記排気浄化フィルタよりも上流の前記排気通路に設けられて排気の空燃比を検出する空燃比センサと、
    を備えるエンジンの空燃比センサ再生制御装置であって、
    エンジン運転中に前記空燃比センサに堆積した粒子状物質を、エンジン停止後にその空燃比センサのヒータに通電して燃焼除去するセンサ再生手段を備える
    ことを特徴とするエンジンの空燃比センサ再生制御装置。
  2. エンジン運転中に前記空燃比センサに堆積した粒子状物質堆積量を算出する粒子状物質堆積量算出手段を備え、
    前記センサ再生手段は、エンジン停止後の前記粒子状物質堆積量が所定量よりも大きければ、エンジン停止後に前記空燃比センサのヒータに通電して、その空燃比センサを再生する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの空燃比センサ再生制御装置。
  3. 前記センサ再生手段は、前記粒子状物質堆積量に応じて前記空燃比センサの再生時間を算出する
    ことを特徴とする請求項2に記載のエンジンの空燃比センサ再生制御装置。
  4. 前記センサ再生手段は、1トリップ中に1度も前記空燃比センサのヒータが通電されなければ、エンジン停止後に前記空燃比センサのヒータに通電して、その空燃比センサを再生する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの空燃比センサ再生制御装置。
  5. 前記排気浄化フィルタよりも上流の前記排気通路に設けられたターボチャージャを備え、
    前記空燃比センサは、前記ターボチャージャの下流の前記排気通路に設けられる
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1つに記載のエンジンの空燃比センサ再生制御装置。
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