JP2009292513A - 包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、消費者に対するアピール度を向上させることができる斬新な開閉形態を有する包装容器を提供する。
【解決手段】包装容器としてのパッケージ2は、側部に開口端20を有する直方体形状のアウタボディ4と、このアウタボディ4内に開口端20から引き出し可能に収容され、その内部にインナパック8を保持したインナケース6とを有し、インナケース6は、収容状態にて開口端20から突出し、この開口端20に対する蓋となる横蓋体25を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、包装容器に関し、より詳しくは、スライドボックス型の包装容器に関する。
被収容物を収容する包装容器としては、被収容物の性質を考慮し、種々のものが開発されている。被収容物が、例えば、フィルタシガレットやシガレット等のたばこ商品である場合、その包装容器としては、ヒンジリッド型の包装容器が多用されている。
ここで、ヒンジリッド型の包装容器としては、例えば、特許文献1に示される紙巻き煙草などのためのヒンジ蓋付きボックスのようなヒンジリッド型包装容器が各種提案されている。
従来公知のヒンジリッド型包装容器は、ボックス形状のアウタボディを含み、アウタボディはその上端に開口端を有する。アウタボディはその内部にインナパックを収容し、このインナパックは紙巻き煙草の束と、この煙草の束を包み込む内包材とを有する。
アウタボディの開口端はその後縁にヒンジを介してボックス形状のリッドを有し、リッドはヒンジを中心に回動し、開口端を開閉可能である。
特開平8−58777号公報
ところで、従来公知のヒンジリッド型包装容器は、長年使用されていることから、その開閉形態は消費者にとって馴染みがあるものの、消費者の購買意欲を促進させるアピール度に乏しい。
本発明は、上記の事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、簡単な構成で、消費者に対するアピール度を向上させることができる斬新な開閉形態を有する包装容器を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の本発明の包装容器は、側部に開口端を有した直方体形状のアウタボディと、前記アウタボディ内に収容され、被収容体を保持したインナケースとを備え、前記インナケースは前記アウタボディに対し、前記アウタボディの幅方向に往復動自在に配設され、前記インナケースの一側部が前記開口端から引き出し可能であることを特徴とするものである。
請求項2の本発明の包装容器は、請求項1に記載の包装容器において、前記インナケースは、前記アウタボディ内に収容された状態で、前記開口端から突出し且つ前記開口端に対する蓋となる横蓋体を含むことを特徴とする。
請求項3の本発明の包装容器は、請求項2に記載の包装容器において、前記インナケースは、前壁、後壁、底壁および2つの側壁を有するケース本体を更に含み、前記横蓋体は、前記アウタボックスの前記開口端側に位置する側壁に被せられていることを特徴とする。
請求項4の本発明の包装容器は、請求項1〜3の何れかに記載の包装容器において、前記アウタボディの前記開口端からの前記インナケースの抜け止めをなすストッパ手段を更に具備したことを特徴とする。
請求項5の本発明の包装容器は、請求項4に記載の包装容器において、前記ストッパ手段は、前記インナケースの他側部に設けられ、前記インナケースの引き出し方向とは交差する方向に突出した耳片と、前記アウタボディ内に設けられ、前記開口端から前記耳片に向けて延び、前記耳片と係合可能な延出片とを含み、この延出片は前記アウタボディと前記インナケースとの間に挟み込まれていることを特徴とする。
請求項6の本発明の包装容器は、請求項3に記載の包装容器において、前記前壁および前記後壁のうち少なくとも一方の上部には略矩形状の切欠凹所が設けられていることを特徴とする。
請求項7の本発明の包装容器は、請求項1〜6の何れかに記載の包装容器において、更に、前記アウタボディの前記開口端に沿って配設されているティアテープを有する透明なフィルムで全体が包み込まれていることを特徴とする。
請求項1乃至請求項7に記載の本発明によれば、被収容体を保持したインナケースをアウタボディから横にスライドさせることができ、ユニークな開閉形態を有するので消費者へのアピール性の向上が図れる。
請求項2または請求項3に記載の本発明によれば、インナケースは横蓋体を含むので、この横蓋体をつまむだけで容易にインナケースをアウタボディから引き出すことができ、被収容体の取り出し性が向上する。また、この横蓋体は、アウタボディの開口端を閉じるので、包装容器中の被収容体を外界から遮断でき、被収容体の保存性が向上する。
請求項4に記載の本発明によれば、インナケースをアウタボディから所定長さ引き出したところでインナケースのスライド量を規制でき、インナケースがアウタボディから抜け落ちることを有効に防止することができる。
請求項5に記載の本発明によれば、ストッパ手段を簡便に構成することができる。また、延出片が、アウタボディとインナケースとの間に挟まれており、インナケースと常に接触していることから、インナケースの往復動に対して抵抗となり、インナケースが不所望にアウタボディから突出することを抑制する。
請求項6に記載の本発明によれば、更に、インナケースの上部が切り欠かれており、被収容体の取り出しが容易となる。
請求項7に記載の本発明によれば、更に、包装容器全体がフィルムで包装されるので、被収容体への悪戯を防止するのに役立つ。また、ティアテープがアウタボディの開口端に沿って配設されているので、ティアテープを引きはがすだけでインナケースの一側部つまり横蓋体が露出する。よって、この一側部つまり横蓋体をつまむことによりインナケースをスライドさせることができ、フィルム全体を除去する必要がない。
以下、本発明に係る包装容器の実施の形態を、図面を参照して説明する。
本発明が適用される包装容器としては特に限定はされないが、例えば、図1,2に示すようなフィルタシガレットやシガレット等のたばこ商品のパッケージに適用した場合を例に説明する。
このパッケージ2は、側部に開口端20を有した直方体形状のアウタボディ4と、このアウタボディ4内に収容され、アウタボディ4の幅方向に往復動自在に配設されているインナケース6とを含む。パッケージ2は、たばこ商品のインナパック8を収容可能な大きさを有し、このインナパック8は、例えば、長さが85mmのキングサイズの20本のたばこ商品を内包材により包み込んだものである。より詳しくは、内包材は、紙と、この紙の表面に蒸着されたアルミニウムの膜とを含む。内包材のアルミニウムの膜はたばこの束を湿気から保護するばかりでなく、たばこ商品の束、すなわち、個々のたばこ商品からの芳香の放出を防止する。内包材には上述したアルミニウム蒸着紙に代えて、積層紙を使用することもでき、この積層紙はその内部に湿気や芳香の通過を防止する遮蔽層を有する。
アウタボディ4は、図3に示すように、前壁10、後壁12、底壁14、頂壁16および側壁18を有する全体として直方体形状の箱体である。そして、アウタボディ4の一方の側面は開口している。つまり、側壁18の反対側は開口端20となっている。また、この開口端20においては、前壁10および後壁12に沿う開口縁に延出帯(延出片)22がそれぞれ設けられている。これら延出帯22は、より詳しくは、図4に示すように、前壁10および後壁12において、開口端20の開口縁からアウタボディ4の幅方向内側(図4中矢印C方向)に向かって延びている帯状体である。そして、延出帯22はアウタボディ4の前後方向(の厚み方向)内側へ向かって癖を付けて折り曲げられている。つまり、アウタボディ4内に配設されるインナケース6を挟み込む方向(図4中矢印D方向)に付勢されている。
インナケース6は、インナパック8を収容するケース本体24と、アウタボディ4の開口を閉じる横蓋体25とを有している。
ケース本体24は、図3に示すように、前壁26、後壁28、底壁30および2つの側壁32,34を有する略直方体形状の箱体であり、上部が開口している。このケース本体24の内部は、インナパック8を収容できるスペースを有している。
前壁26および後壁28は、図3から明らかなように、上部に略矩形状の切欠凹所36,38を有しており、この切欠凹所36,38は全体として略矩形形状をなしている。
一方の側壁32は、アウタボディ4内に位置する側の側壁であり、矩形形状をなしている。そして、側壁32は、前壁26および後壁28側の前縁および後縁の上下部分にそれぞれ2つずつ計4つの耳片40を有している。より詳しくは、図5に示すように、耳片40は矩形形状をなしており、ケース本体24の幅方向、つまり、図5中矢印E方向および矢印F方向に僅かに突出している。これらの耳片40は、アウタボディ4の延出帯22の先端と係合する。つまり、ケース本体24は、アウタボディ4内に位置する側部に、アウタボディ4の開口からのケース本体24の抜け止めをなすストッパとして機能する耳片40を含んでいる。
他方の側壁34は、側壁32の反対側に位置し、矩形形状をなしている。また、底壁30は、矩形形状をなしており、ケース本体の底部を形成している。
横蓋体25は、矩形形状の横板42と、横板42の外周縁部を起立させた外周縁44とを有している。つまり、横蓋体25は、内側に矩形形状の凹部46を備えている。この凹部46の平面視形状は、ケース本体24の側壁34と同一形状であり、凹部46には、ケース本体24の他方の側部が嵌合される。また、横蓋体25の外周縁44の先端は、アウタボディ4における開口端20の開口縁全体と合致するように設定されている。これにより、横蓋体25により、アウタボディ4の開口を閉じることができる。
パッケージ2は、アウタボディ4に対応するアウタボディ用ブランク48と、ケース本体に対応するケース用ブランク50と、横蓋体25に対応する蓋用ブランク52とから形作ることができる。
アウタボディ用ブランク48は、図6に示されるように、アウタボディ4の後壁12となる後壁パネル54を有しており、後壁パネル54の一方の側縁(例えば、図6中左側)に後壁12側の延出帯22となる延出帯フラップ56が連なっている。また、後壁パネル54の上部には、頂壁16となる頂壁パネル58が連なり、後壁パネル54の下部には、底壁14となる底壁パネル60が連なっている。更に、後壁パネル54には、延出帯フラップ56とは反対側に位置してアウタボディ4の側壁18となる側壁パネル62が連なっている。側壁パネル62には、後壁パネル54とは反対側に位置してアウタボディ4の前壁10となる前壁パネル64が連なっている。この前壁パネル64には、側壁パネル62とは反対側に位置して前壁10側の延出帯22となる延出帯フラップ66が連なっている。また、前壁パネル64の上部には、頂壁パネル58に対するインナトップフラップ68が連なっている。このインナトップフラップ68には、側壁パネル62の上方に位置して側壁パネル62に重ね合わされるインナサイドフラップ70が連なっている。一方、前壁パネル64の下部には、底壁パネル60に対するインナボトムフラップ72が連なっている。このインナボトムフラップ72には、側壁パネル62の下方に位置して側壁パネル62に重ね合わされるインナサイドフラップ74が連なっている。
ケース用ブランク50は、ケース本体24の前壁26および後壁28となる前壁パネル76および後壁パネル78を有し、これらパネル76,78はケース本体24の底壁30となる底壁パネル80を介して相互に接続されている。後壁パネル78の一方の側縁(図7中右側)には、一方の側壁32となる側壁パネル82が連なっており、後壁パネル78の他方の側縁(図7中左側)には、他方の側壁34となる側壁パネル84が連なっている。また、前壁パネル76の一方側の側縁には、側壁パネル82と対するインナサイドフラップ86が連なっており、前壁パネル76の他方側の側縁には、側壁パネル84と対するインナサイドフラップ88が連なっている。このインナサイドフラップ86およびインナサイドフラップ88には、それぞれ、底壁パネル80の両側に位置して各側壁パネル82,84に重ね合わされるインナボトムフラップ90,92が連なっている。
ここで、後壁パネル78の上部および前壁パネル76の下部には、略矩形状の切欠94,96が形成されており、この切欠94,96は、切欠凹所36,38となる。
また、後壁パネル78と側壁パネル82との間、および、前壁パネル76とインナサイドフラップ86との間において、図7中二重線で示した折り込み線と重なり合うようにし縦長のC字状に切り込まれた切込み98が設けられている。切込み98は、ケース用ブランク50を折り込み線に沿って折り込んだ際に前壁パネル76および後壁パネル78側に僅かに突出し、上述した耳片40となる。
蓋用ブランク52は、横蓋体25の横板42となる横板パネル100を有し、横板パネル100の上下には、横蓋体25の上端および下端の外周縁44となる外周縁フラップ102,104がそれぞれ連なっている。また、外周縁フラップ102,104には、横板パネル100の反対側に位置し、外周縁フラップ102,104に対応して横蓋体25の外周縁44の内面となるインナトップフラップ106およびインナボトムフラップ108がそれぞれ連なっている。
一方、横板パネル100の両側には、横蓋体25の両側部の外周縁44となる外周縁フラップ110,112がそれぞれ連なっている。また、外周縁フラップ110,112には、横板パネル100の反対側に位置し、外周縁フラップ110,112に対応して横蓋体25の外周縁44の内面となるインナサイドフラップ114,116がそれぞれ連なっている。更に、外周縁フラップ110,112の上下には、外周縁フラップ102,104と重ね合わされるインナサイドフラップ118がそれぞれ連なっている。
本実施例の場合、ブランク48,50,52は紙材からなり、それらの秤量は180〜270g/m、それらの厚みは0.2〜0.5mmである。なお、具体的には、ブランク48,50,52はカード紙、マニラボール紙等の何れであってもよい。上述したブランク48,50,52は、図6〜8中二重線で示した折り込み線からそれぞれ折り込まれて、アウタボディ4、ケース本体24、横蓋体25がそれぞれ成形され、この後、これらが組み付けられることにより、図1に示すような横蓋体25を閉じた状態のパッケージ2が得られる。
より詳しくは、ケース用ブランク50にインナパック8が組み合わされる。その後インナパック8を囲繞するようにケース用ブランク50の折り込みがなされ、インナパック8を収容するケース本体24が得られる。
一方、別工程にて蓋用ブランク52の折り込みがなされ、横蓋体25が用意される。そして、この横蓋体25の凹部46に、インナパック8を収容しているケース本体24の他方の側部が嵌合され糊付けされる。
次に、アウタボディ用ブランク48において、まず、両側の延出帯フラップ56,66が折り込まれる。その後、横蓋体25を備え且つインナパック8を収容したケース本体24が、このアウタボディ用ブランク48に載置され、公知の如く、かかるケース本体24の回りにアウタボディ用ブランク48を折り込むことで、横蓋体25付きのケース本体24をアウタボディ4により囲繞した図1に示すパッケージ2が成形される。
このようにしてパッケージにたばこ商品が包装されると、この後、個々のパッケージは、例えば、透明フィルムで外包される。図1に示すように、この透明フィルム120には、アウタボディ4の開口端20に沿って配設されているティアテープ122を備えている。
このパッケージ2を購入した消費者は、まず透明フィルム120をティアテープ122に沿って開封する。そして、露出した横蓋体25をつまみながら横蓋体25に連結されているケース本体24をアウタボディ4から横方向に引き出す。これにより、図2に示すようにインナパック8がケース本体24とともにアウタボディ4から露出するので、インナパック8の内包材を破いて、中からたばこ商品を取り出すことができる。その後、ケース本体24をアウタボディ4内に戻せば、パッケージ2は、たばこ商品のケースとして使われる。
ここで、アウタボディ4の開口端20の前壁10側と後壁12側には延出帯22が配設されており、この延出帯22はアウタボディ4の内方に向けて起き上がるような癖を付けて折り曲げられている。このため、延出帯22の先端はケース本体24の前壁26および後壁28に沿っている。この状態でケース本体24をアウタボディ4から引き出していくと、延出帯22の先端がケース本体24の一方の側壁32に設けられた耳片40に当接し、それ以上はケース本体24が進まなくなる。つまり、延出帯22と耳片40との係合により、インナケース6のスライド量は規制される。
また、延出帯22の先端が常にケース本体24に接触しているためケース本体24がスライドすることに対する抵抗となる。一方、ケース本体24の耳片40もアウタボディ4の前壁10および後壁12の内面に当接しているので、ケース本体24がスライドすることに対する抵抗となる。このため、これら延出帯22および耳片40の働きにより、ケース本体24が不所望に移動することは防止される。
以上のように、本実施例におけるパッケージ2においては、横蓋体25をつまんでケース本体24を引き出し可能であるので、アウタボディ4の側壁18に孔をあけてケース本体24を押し出す必要がない。このため、アウタボディ4の開口端20に沿って配設されているティアテープ122を剥がすだけで横蓋体25の外周縁44が露出し、横蓋体25を容易につまむことができ、透明フィルム全体を除去する必要がない。また、横蓋体25の凹部46にもたばこ商品が入り込んだ形となっているので、パッケージ2の幅方向でみて横蓋体25の外周縁44に対してつまみ易い寸法を確保しつつ、パッケージ2の全体の幅方向の寸法は、20本のたばこ商品を収容する他のタイプのパッケージと同等の寸法となる。
本発明は、上述した一実施例に制約されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、延出帯22は、前壁10および後壁12の開口端20の全体にわたって設ける態様に限定されるものではなく、耳片40に対応する位置にだけ配設する態様としても構わない。
また、本実施例では、長さが85mmのキングサイズのたばこ商品を20本収容するインナパック8を包装する大きさのパッケージについて説明したが、長さが95mm〜100mm程度のスーパーキングサイズのたばこ商品に対応する大きさとしても構わない。
また、本発明の包装容器は、たばこ商品用のパッケージに限定されるものではなく、たばこの他、菓子などの食品等各種商品のパッケージにも採用することができる。
実施例に係るパッケージを示す斜視図である。 実施例に係るパッケージのインナケースを引き出した状態を示す斜視図である。 実施例に係るパッケージの一部切欠分解斜視図である。 図3中のA−A線断面図である。 図3中のB矢視図である。 アウタボディを構成するブランクの展開図である。 ケース本体を構成するブランクの展開図である。 横蓋体を構成するブランクの展開図である。
符号の説明
2 パッケージ
4 アウタボディ
6 インナケース
8 インナパック
20 開口端
22 延出帯
24 ケース本体
25 横蓋体
40 耳片
120 透明フィルム
122 ティアテープ

Claims (7)

  1. 側部に開口端を有した直方体形状のアウタボディと、
    前記アウタボディ内に収容され、被収容体を保持したインナケースと
    を備え、
    前記インナケースは前記アウタボディに対し、前記アウタボディの幅方向に往復動自在に配設され、前記インナケースの一側部が前記開口端から引き出し可能であることを特徴とする包装容器。
  2. 前記インナケースは、前記アウタボディ内に収容された状態で、前記開口端から突出し且つ前記開口端に対する蓋となる横蓋体を含むことを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 前記インナケースは、前壁、後壁、底壁および2つの側壁を有するケース本体を更に含み、
    前記横蓋体は、前記アウタボックスの前記開口端側に位置する側壁に被せられていることを特徴とする請求項2に記載の包装容器。
  4. 前記アウタボディの前記開口端からの前記インナケースの抜け止めをなすストッパ手段を更に具備したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の包装容器。
  5. 前記ストッパ手段は、前記インナケースの他側部に設けられ、前記インナケースの引き出し方向とは交差する方向に突出した耳片と、前記アウタボディ内に設けられ、前記開口端から前記耳片に向けて延び、前記耳片と係合可能な延出片とを含み、この延出片は前記アウタボディと前記インナケースとの間に挟み込まれている
    ことを特徴とする請求項4に記載の包装容器。
  6. 前記前壁および前記後壁のうち少なくとも一方の上部には略矩形状の切欠凹所が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の包装容器。
  7. 更に、前記アウタボディの前記開口端に沿って配設されているティアテープを有する透明なフィルムで全体が包み込まれていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の包装容器。
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