JP2009291710A - 液体散布装置、フラットパネルディスプレイの製造装置、フラットパネルディスプレイ、太陽電池パネルの製造装置、太陽電池パネル、液体散布方法およびプログラム - Google Patents

液体散布装置、フラットパネルディスプレイの製造装置、フラットパネルディスプレイ、太陽電池パネルの製造装置、太陽電池パネル、液体散布方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】基板上に散布されるインクが不規則な軌跡を持つ場合であっても、インクの着弾精度を向上させるような補正を自動的に行うことを目的とする。
【解決手段】搬送テーブル20とインクジェットヘッド30とを相対移動させている間に、テスト用基板61に対して各ノズル50から微粒子を含まないテスト用インク62を散布し、各ノズル50から最初に着弾したテスト用インク62を含む画像をカメラ31により取得してコンピュータ33が画像処理を行い、画像中のテスト用インク62の位置と、各テスト用インク62の理想的な着弾位置とを比較して、その差分をずれ量データとして画像処理を行って算出し、ずれ量データに基づいて、各ノズル50の位置を補正する位置補正とノズル50ごとに噴射タイミングを個別的に制御するタイミング補正と、の2つの補正を行っている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、基板上に液体を散布する液体散布装置、この液体散布装置を適用したフラットパネルディスプレイの製造装置、このフラットパネルディスプレイの製造装置により製造されたフラットパネルディスプレイ、前記の液体散布装置を適用した太陽電池パネルの製造装置およびこの太陽電池パネルの製造装置により製造された太陽電池パネル、基板上に液体を散布する液体散布方法およびこの液体散布方法を実行するためのプログラムに関するものである。
フラットパネルディスプレイとしての液晶ディスプレイは、ガラス等の透明薄板からなるTFT基板とカラーフィルタ基板とを接合させたものから構成され、TFT基板とカラーフィルタ基板との間にはセルギャップと呼ばれる微小な隙間が形成される。セルギャップは複数のスペーサビーズの凝集体からなるスペーサにより確保され、この空間に液晶が封入される。スペーサは粒径が3〜5μmの球状とした微小粒子からなり、TFT基板又はカラーフィルタ基板の何れか一方に多数分散した配置を行う。
スペーサは基板上のブラックマトリクス領域に限定的に配置される。このために、スペーサビーズを溶剤に均一に分散させた液体からなるスペーサインクを用いて、ブラックマトリクス領域にスペーサインクを着弾させるようにして散布している。スペーサインクを供給する方式としては、特許文献1のようなインクジェット方式が採用されている。特許文献1で示すようなインクジェット方式では、基板を搬送テーブルに搭載して1方向に搬送している間に、上部位置に配置してあるインクジェットヘッドの各ノズルから下方に向けてインクを間欠的に噴射するようにしている。基板の搬送タイミングとインクジェットヘッドからのインクの噴射タイミングは同期しており、これにより基板上に格子状にインクを散布することが可能になる。
特開2007−025334号公報
インクジェット方式では、インクジェットヘッドから繰り返しインクを噴射していると、インクジェットヘッドのノズルの一部または全部が閉塞され、インクの飛散方向の変化やインクの不吐出といった噴射不良を起こす。このため、定期的にインクジェットヘッドのメンテナンスが行われる。メンテナンスは、インクを散布する装置からインクジェットヘッドを取り外して、専用の洗浄装置等で確実にインクの汚れを除去してから、再度装置に装着するようにするものが一般的である。また、メンテナンス以外にも、例えば故障や変形等により、インクジェットヘッドの交換事由が生じる。
ところで、基板上に散布されるインクはブラックマトリクス領域に限定的に分散配置されることから、極めて高い着弾精度が求められる。このため、インクジェットヘッドを取り外して再度装着した場合に、取り付け精度の誤差が生じるおそれがあり、誤差が生じた状態で基板上にインクを散布すると、ブラックマトリクス領域に正確にインクを着弾させることができなくなる。その結果、この基板を用いた液晶ディスプレイ等のフラットパネルディスプレイは正常に動作することができない不良品となる。従って、インクジェットヘッドを装置に再度装着するときには、基板とインクジェットヘッドとの相対位置関係を厳格に位置合わせしてから、基板上にインクの散布を行うようにしている。
基板とインクジェットヘッドとの位置合わせは、基板またはインクジェットヘッドの何れか一方の位置をX方向、Y方向、θ方向に微調整して行われるものが一般的である。このような微調整による位置合わせは、基板とインクジェットヘッドとの相対位置関係がある傾向を持ってずれを生じている場合(例えば、Y方向に徐々にずれていくような場合)には、高精度に位置合わせを行うことができるが、不規則なずれに対しての位置合わせをすることができない。近年のインクジェット方式では、複数のインクジェットヘッドをヘッドブロックに装着して、多量のインクを同時に基板上に散布するようにしたものが用いられるようになってきている。そうすると、各インクジェットヘッドには、固有のばらつきが生じ、それぞれが異なる方向にずれを生じている場合があり、この場合には、前述したような位置合わせでは高精度に補正することができない。
そこで、本発明は、基板上に散布されるインクが不規則にばらついている場合であっても、インクの着弾精度を向上させるような補正を自動的に行うことを目的とする。
本発明の請求項1の液体散布装置は、基板を搭載する搬送テーブルを間欠送りしている間に、微粒子を含む液体を下方に向けて噴射する噴射口を1列または複数列に配列して設けた噴射ヘッドの各噴射口から前記液体を散布する液体散布装置であって、前記搬送テーブルと前記噴射ヘッドとを相対移動させて前記間欠送りを行う相対移動手段と、前記相対移動手段により前記搬送テーブルと前記噴射ヘッドとを相対移動させている間に前記各噴射口から前記基板上に散布された微粒子を含まないテスト用の液体のうち、最初に着弾した前記テスト用の液体を含む前記基板の画像を取得する画像取得手段と、前記画像中の前記テスト用の液体の位置と、各液体の理想的な着弾位置とを比較して、その差分をずれ量データとして算出する画像処理手段と、を備え、前記画像処理手段が算出した前記ずれ量データに基づいて、前記各噴射口の位置を補正する位置補正手段と、前記噴射口ごとに噴射タイミングを個別的に変化させる制御を行うタイミング補正手段と、の2つの補正手段を設けたこと、を特徴とする。
この液体散布装置によれば、テスト用の液体のサンプリングを行い、各液体の着弾精度と理想的な着弾位置とのずれ量データを算出して、位置補正手段とタイミング補正手段との2つの補正手段を組み合わせることにより、不規則なずれに対しても自動的に補正することが可能になる。
本発明の請求項2の液体散布装置は、請求項1記載の液体散布装置において、複数の前記噴射ヘッドがヘッドブロックに装着され、前記位置補正手段は、前記ヘッドブロックの位置を補正して各噴射口の位置を補正し、前記タイミング補正手段は、前記噴射ヘッドに配列される各噴射口を同時に噴射するように制御し、且つ前記噴射ヘッドごとに噴射タイミングを変化させる制御を行うこと、を特徴とする。
この液体散布装置によれば、ヘッドブロックごとに位置補正を行い、噴射ヘッドごとにタイミング補正を行うため、機構の簡略化や制御の容易化を図ることができるようになる。
本発明の請求項3の液体散布装置は、請求項1記載の液体散布装置において、前記位置補正手段は、前記基板の搬送方向に対して直交方向および回転方向に対して補正を行い、前記タイミング補正手段は、前記基板の搬送方向に対して補正を行うこと、を特徴とする。
この液体散布装置によれば、基板の搬送方向に対してタイミング補正を行っているため、この方向に生じる不規則なずれを補正することができ、且つ位置補正機構を備えなくてもよいため、機構の簡略化を図ることができるようになる。
本発明の請求項4の液体散布装置は、請求項3記載の液体散布装置において、前記補正手段は、前記直交方向または前記回転方向に前記各噴射口の位置補正を行うことにより前記直交方向の補正を行った後に、前記搬送方向における補正を前記噴射口ごとに噴射タイミングを個別的に制御することにより行うこと、を特徴とする。
この液体散布装置によれば、まず直交方向または回転方向にのみ着目して位置補正を行うことにより、直交方向におけるずれの補正を行うことができる。このとき、搬送方向には大きくずれを生じる場合があるが、搬送方向にはタイミング補正が可能なため、過剰なずれや不規則なずれを生じたとしても補正をすることができ、全体として高精度に補正をすることが可能になる。
本発明の請求項5の液体散布装置は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の液体散布装置において、前記画像取得手段は、前記搬送テーブルの搬送方向に対して直交方向に移動しながら、複数枚の前記基板の画像を取得して、画像データとして前記画像処理手段に出力し、前記画像処理手段は、入力した複数枚の画像データに含まれる前記液体と、この画像データを取得したときの前記画像取得手段の位置情報とに基づいて、各画像データに含まれる前記液体が前記各噴射口のうちいずれの噴射口から噴射されたかを特定すること、を特徴とする。
この液体散布装置によれば、基板上の画像は複数枚に分割して取得しているため、画像取得手段の視野を狭小にすることができ、またそれぞれの画像データの情報量を少なくすることができることから、画像処理を迅速に行うことができるようになる。
本発明の請求項6のフラットパネルディスプレイの製造装置は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の液体散布装置を備えたこと、を特徴とする。また、本発明の請求項7のフラットパネルディスプレイは、請求項6記載のフラットパネルディスプレイの製造装置により製造されたこと、を特徴とする。
噴射ヘッドとしてスペーサビーズを混在させたインクを噴射ヘッドとして用いたときには、フラットパネルディスプレイを製造する製造装置に液体散布装置を適用することができる。この場合の液体は、ブラックマトリクス領域に分散配置させるスペーサビーズを混在させたインクとなる。フラットパネルディスプレイとしては、他に、有機ELディスプレイやプラズマディスプレイ等を適用することができる。
本発明の請求項8の太陽電池パネルの製造装置は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の液体散布装置を備えたこと、を特徴とする。また、本発明の請求項9の太陽電池パネルは、請求項8記載の太陽電池パネルの製造装置により製造されたことを特徴とする。
噴射ヘッドとして金属粒子等を混在させた液体を噴射する噴射ヘッドとして用いたときには、太陽電池パネルを製造する製造装置に液体散布装置を適用することができる。太陽電池パネルは、パネルセル内の発電電気を外部へ取り出すための金属配線や金属膜、太陽光を電気に変換するためのシリコン膜、ITO(透明導電膜)等をガラス基板上に形成する。このときに、ナノ単位の金属粒子を液体に混在させて、噴射ヘッドから液体を噴射させて、ガラス基板上に金属膜の形成や金属配線の描画等を行うことができる。
本発明の請求項10の液体散布方法は、基板を搭載する搬送テーブルを間欠送りしている間に、微粒子を含む液体を下方に向けて噴射する噴射口を1列または複数列に配列して設けた噴射ヘッドの各噴射口から前記液体を散布する液体散布方法であって、前記搬送テーブルと前記噴射ヘッドとを相対移動させて前記間欠送りを行っている間に、前記基板に対して前記各噴射口から微粒子を含まないテスト用の液体を散布する工程と、前記各噴射口から最初に着弾した前記テスト用の液体を含む前記基板の画像を取得する工程と、前記画像中の前記テスト用の液体の位置と、各液体の理想的な着弾位置とを比較して、その差分をずれ量データとして算出する工程と、算出されたずれ量データに基づいて、前記各噴射口の位置を補正する位置補正と前記各噴射口の噴射タイミングを個別的に変化させる制御を行うタイミング補正との2つの補正を行う工程と、を有すること、を特徴とする。
本発明の請求項11の液体散布方法は、請求項10記載の液体散布方法において、複数の前記噴射ヘッドがヘッドブロックに装着され、前記位置補正は、前記ヘッドブロックの位置を補正して各噴射口の位置を補正し、前記タイミング補正は、前記噴射ヘッドに配列される各噴射口を同時に噴射するように制御し、且つ前記噴射ヘッドごとに噴射タイミングを変化させる制御を行うこと、を特徴とする。
本発明の請求項12の液体散布方法は、請求項10記載の液体散布方法において、前記各噴射口の位置補正は、前記基板の搬送方向に対して直交方向および回転方向に行い、前記タイミング補正は、前記基板の搬送方向に対して行うこと、を特徴とする。
本発明の請求項13の液体散布方法は、請求項12記載の液体散布方法において、前記直交方向または前記回転方向に対して前記位置補正を行うことにより前記直交方向の補正を行った後に、前記基板の搬送方向に対して前記タイミング補正を行うこと、を特徴とする。
本発明の請求項14の液体散布方法は、請求項10乃至13の何れか1項に記載の液体散布方法において、前記画像を取得するときには、前記搬送テーブルの搬送方向に対して直交方向に移動しながら、複数枚の画像の取得を行い、前記画像を取得したときの位置情報と前記画像に含まれる前記液体とに基づいて、前記液体が前記各噴射口のうちいずれの噴射口から噴射されたかを特定すること、を特徴とする。
本発明の請求項15のプログラムは、請求項10乃至14の何れか1項に記載の液体散布方法を実行するためのプログラムである。
本発明は、基板上にインクを散布する前に、予めテスト用基板にテスト用インクを散布して、画像処理を行ってずれ量を算出するサンプリングを行い、製品に使用される基板にインクを散布するときには、サンプリングで得られたずれ量データに基づいて、位置補正とタイミング補正との2つの補正を組み合わせて補正を行っていることで、不規則にばらつくずれにも対応した高精度な補正を自動的に行うことができるようになる。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下においては、フラットパネルディスプレイの1つである液晶ディスプレイの製造装置を例示して、ヘッドクリーニング装置を説明したものである。従って、噴射ヘッドはインクジェットヘッドとして、液体はインクとして、液体中の粒子はスペーサビーズとして説明しているが、これに限定されない。例えば、太陽電池パネルの製造装置に適用する場合には、液体中に混在される粒子はナノ単位の金属粒子となる。
図1において、基板1はガラス等の透明性の薄板ある。基板1としては、TFT回路が形成されたTFT基板やカラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板を適用することができるが、ここでは、基板1はカラーフィルタ基板であるものとして説明する。基板1は、主に画素領域2とブラックマトリクス領域3とを有している。画素領域2はRGBの各色の画素を構成する画素領域であり、画素領域2の間はブラックマトリクス領域3により区画形成されている。ブラックマトリクス領域3にはスペーサ4が格子状に均一に散布され、スペーサ4によりカラーフィルタ基板とTFT基板とが接合されたときに、所定間隙となるセルギャップを形成する。そして、スペーサ4により形成される両基板の間の隙間に液晶を封入することにより液晶パネルが形成される。スペーサ4は、カラーフィルタ基板側だけではなく、TFT基板側に形成するものであってもよい。
図2にインク散布装置10を示す。インク散布装置10は、ベース11の上に設置されており、搬送テーブル20とリニアモータ手段21とX軸ガイド22とガントリ23とインクジェット機構24とを主に有している。インクジェット機構24は、ヘッドブロック25とヘッドスライド機構26とヘッド上下機構27とヘッドシフト機構28とヘッド回転機構29とを備えて概略構成している。また、ヘッドブロック25には4つのインクジェットヘッド30A、30B、30C、30D(総称してインクジェットヘッド30とする)を装着しており、インクジェット機構24には、下方を視野とするカメラ31を装着しており、基板の画像を取得している。
基板1は搬送テーブル20に搭載されて、真空吸着手段等で固定的に保持されている。搬送テーブル20は、リニアモータ手段21により駆動されて、ガイドレールであるX軸ガイド22に沿って図中のX方向(基板の搬送方向)に搬送される。リニアモータ手段21は、固定子21Fと可動子21Mとにより構成される。固定子21Fは、超電導コイルにより構成されており、コイルに流れる電流により磁界を発生させる。固定子21Fは可動子21Mの移動方向、つまり図中のX方向に向けて直線的に延在されるように配置している。可動子21Mはエンコーダ付きのモータであり、超電導磁石を搭載している。固定子21Fに発生した磁界と可動子21Mの超電導磁石とにより、可動子21Mが推進されて、固定子21Fに沿って移動する。搬送テーブル20は間欠送りがされるようにするため、可動子21Mの動作も間欠送りとなる。
インクジェット機構24は、制御装置32に電気的に接続されており、制御装置32からの指令によりインクジェット機構24に備えられる各機構の動作制御がされる。制御装置32はコンピュータ33と接続されており、コンピュータ33は制御装置32の制御内容の変更や画像処理等の各種処理を行う。ヘッドスライド機構26は、搬送テーブル20を跨ぐように門型をしたガントリ23に装着されており、インクジェット機構24全体をY方向(X方向に直交する方向)に移動させるものである。ヘッドスライド機構26は微小に移動させることもでき、この場合には、ヘッドブロック25のY方向における位置補正機構としての役割を担う。ヘッド上下機構27は、Z方向(基板1に対して近接・離間する上下方向)にヘッドブロック25を昇降させる機構である。ヘッドシフト機構28は、X方向にヘッドブロック25を微小に移動させる機構であり、ヘッドブロック25のX方向における位置補正機構としての役割を担う。ヘッド回転機構29は、ヘッドブロック25を任意の角度で回転させる機構であり、ヘッドブロック25のθ方向(回転方向)における位置補正機構としての役割を担う。
ヘッドブロック25の幅(Y方向の長さ)は、基板1の幅の約半分の長さのものを例示している。近年のフラットパネルディスプレイの製造装置は、大型の基板から複数枚の基板に分割して製品用の基板とするものが用いられるようになってきているため、基板1は大型サイズを適用している。従って、ヘッドブロック25により基板1にインクを散布するときには、基板1のY方向における半分のエリアにインクを散布した後に、残りの半分のエリアにインクを散布して処理を終了する。図2では、ヘッドブロック25の幅が基板1の約半分のものを示しているが、同じ長さであってもよいし、半分以下の長さであってもよい。
図3を参照して、インクジェット機構24に備えられる各機構の動作制御を行う制御部40について説明する。制御部40は、処理部41と記憶部42とを備えている。処理部41は、可動子21Mと接続されており、可動子21Mに備えられるエンコーダから位置情報を入力する。記憶部42には、ヘッドブロック25と基板1との間のX方向とY方向とθ方向とのずれ量データが記憶されている。記憶部42は、コンピュータ33に接続されており、コンピュータ33で画像処理されて得られたずれ量データを入力して記憶する。処理部41は、インクジェット機構24に備えられる補正制御部43に接続されており、記憶部42に記憶されているずれ量データを補正量として補正制御部43に出力する。補正制御部43は、インクジェット機構24の各インクジェットヘッド30から噴射される基板1の着弾位置を補正するための制御部であり、インクジェット機構24のヘッドスライド機構26とヘッド回転機構29とアクチュエータ制御部44とに接続されている。
アクチュエータ制御部44はインクジェットヘッド30A、30B、30C、30Dに個別的に備えられており、各インクジェットヘッド30からのインクの噴射タイミングを個別的にコントロールする制御部となっている。図4に示すように、各インクジェットヘッド30に多数配列される各ノズル50は、チャンバピース51と、圧電素子からなるアクチュエータ52とを備えており、アクチュエータ52に電圧を印加すると、二点鎖線で示すように、アクチュエータ52が変形して、チャンバピース51が拡張する。その結果、インクがチャンバピース51に吸い込まれ、この状態でアクチュエータ52への電圧の印加を停止すると、元の状態に復元して、チャンバピース51の容積が減少して、インクがノズル50から噴射されるようになっている。各インクジェットヘッド30に個別的に設けているアクチュエータ制御部44は、それぞれ各ノズル50のアクチュエータ52に接続されており、アクチュエータ52への電圧の印加・停止タイミングを制御することにより、インクの噴射タイミングをインクジェットヘッド30ごとに個別的にコントロールすることが可能になる。各インクジェットヘッド30に配列される複数のノズル50は、1列に配列されるものであってもよいし、複数列に配列されるものであってもよい。
以上の構成において、図2に示すように、リニアモータ手段21により搬送テーブル20がインク散布装置10に搬入され、搬送テーブル20を間欠送りしている間に、ガントリ23に装着されたヘッドブロック25の各ノズル50からインクを噴射することで、基板1にマトリクス状にインクを分散配置していく。ヘッドブロック25はメンテナンス等を行うときには、インクジェット機構24に対して着脱が行われる。このときに、取り付け精度に誤差を生じると、各ノズル50の位置関係にずれを生じてしまい、基板1の所定位置にインクを着弾させることができなくなる。また、ヘッドブロック25はガントリ23に沿ってY方向に移動するため、Y軸の停止位置でも機械的誤差を生じる。これら取り付け誤差等の機械的誤差を要因として着弾位置に生じるずれを修正して着弾精度の向上を図る。
ここで、基板1はX軸ガイド22に沿って1方向に間欠移動され、しかもX軸ガイド22によりガイドされながら移動するため、最初にインクジェット機構24と基板1との相対位置関係が補正されれば、その後は1方向に移動すればよく、順次散布されるインクは基板1の正確な位置に着弾される。このため、基板1に最初に散布されるインクの着弾位置が的確になるような補正を行うようにしている。
図5および図6を参照して、補正動作について説明する。図5は処理全体のフローであり、図6は図5の処理の中の補正動作について説明したサブルーチンである。前述したように、基板1は大型サイズのものを使用しているため、基板1全体を複数のブロックに分割してインクを散布し、最終的にブロックごとに基板1を切り出して、製品用の基板を生成するようにしている。勿論、基板1は1つのブロックを有しているものであってもよい。
補正の内容について具体的に説明する。本発明の補正は、位置補正とタイミング補正との2つの補正方法により行われる。位置補正は、ヘッドブロック25の位置をY方向とθ方向との2つの方向に調整する方法であり、タイミング補正は、各ノズル50のインクの噴射タイミングを個別的に調整してX方向に補正する方法である。最小限の補正態様としては、Y方向またはθ方向に位置補正、X方向にタイミング補正をするものであればよく、またX、Y、θの3方向の位置補正を行って、さらにX方向のタイミング補正を行うものであってもよい。以下においては、Y方向およびθ方向は位置補正を行い、X方向にはタイミング補正を行うものを例示している。
図5のフローチャートに示すように、基板1の複数のブロックのうち最初のブロックに対象を設定する(ステップS1)。そして、インクジェット機構24に生じた取り付け誤差等を要因とした機械的誤差のずれ量を検出すべく、インクを基板1に散布して、その画像を取得して画像解析を行う所謂サンプリング処理を行う。サンプリング処理を行うときには、実際に製品用として用いられる基板1ではなく、サンプリングのために用いられるテスト用基板61を用いて行う。このテスト用基板61は基板1と同じものを用いる。また、テスト用基板61に散布するインクは、スペーサビーズが混在されていないテスト用インク62を用いる。テスト用インク62にスペーサビーズが混在されていないものを用いることで、テスト用インク62を繰り返してテスト用基板61に散布することができる。例えば、テスト用基板61の同じブロックに対してテスト用インク62を複数回散布して、その統計を取ることで、偶発的なサンプルを排除でき、サンプリングをより確実に行うことができるようになる。このとき、テスト用基板61に散布されたテスト用インク62はスペーサビーズを混在していないため、インク乾燥後には再度同じ位置にテスト用インク62を散布することが可能になる。このため、テスト用インク62としては、スペーサビーズが混在していないインクを用いるが、インク液としては実際の製品用のインクと同じ液体を用いるようにする。
ステップS1のブロックに対して、テスト用インク62を散布する(ステップS2)。このステップのインクの散布が完了した後に、制御装置32は、リニアモータ手段21を制御して、テスト用インク62を最初に散布した位置にまで搬送テーブル20を戻すようにする。このとき、テスト用インク62が最初に散布された位置が、インクジェット機構24に装着されたカメラ31の視野内に収まる位置にまで搬送テーブル20を移動させる。ここでいうテスト用基板61に最初に散布したテスト用インク62とは、各ノズル50から噴射されたテスト用インクであるため、テスト用基板61には多数のテスト用インク62がY方向に1列のラインをなして着弾していることになる。このライン上のテスト用インク62をサンプリングすることになる。
そして、テスト用基板61上のテスト用インク62の画像をカメラ31により取得する(ステップS3)。ここで、カメラ31は、視野角がある程度制限されることや画像処理を行う情報量の低減化等の観点から、狭小な領域を視野としており、当該領域はごく一部の領域となる。このため、カメラ31により1つの画像を取得しただけでは、ライン上のテスト用インク62のうち一部の画像しか取得できない。このため、カメラ31をガントリ23に沿ってY方向に移動させながら、順次連続的な画像を取得することで、各ノズル50から最初に散布されたテスト用インク62の全ての画像を得ることができる。
カメラ31が取得する画像は画像データとして順次コンピュータ33に出力される。コンピュータ33は順次入力するカメラ31の画像データを記憶装置に次々に記憶していく。カメラ31はY方向に移動しながら取得している画像を順次出力しているため、コンピュータ33の記憶装置には、テスト用基板61の画像データがY方向における端部から順番に格納されていくことになる。
次に、コンピュータ33は格納された画像データの画像処理を行う(ステップS4)。図7は、最初に格納された画像データ31−1を示している。この画像データ31−1の中には、テスト用基板61と6個のテスト用インク62とが含まれている。この中から、まず6個のテスト用インク62だけを抽出する。この抽出のための手法としては、例えばパターンマッチングや二値化等の手法を用いて、テスト用基板61からテスト用インク62を選別して行う。前述したように、画像処理の対象となるテスト用インクは、最初に散布されたライン上のテスト用インク62だけであり、テスト用基板61のY方向の端部位置のライン上のテスト用インク62である。図中では、62−1、62−2、62−3の3個が対象になる。そこで、これら3個のテスト用インクについての画像データ中のXY座標位置を求めるようにする。
テスト用インク62のずれ量を算出するために、最初に基準となるテスト用インク62としてテスト用インク62−1を選択する。このテスト用インク62−1がずれ量算出のための始点となる。始点となるテスト用インク62−1から順番に62−2、62−3、・・・、62―nに対してずれ量の算出を行う。ずれ量の算出には、画像データ中に設定されたマトリクスに基づいて行う。このマトリクスは、例えば画像中の任意の特異点を抽出して画像中に設定することができる。マトリクスの交点がテスト用インク62の理想的な着弾位置であり、画像中に含まれる各テスト用インク62とマトリクスの交点との差分を算出することにより各テスト用インク62のずれ量を算出することができる。差分の算出に当たっては、X方向およびY方向に基づいて行い、この差分をずれ量データとして記憶する。以上により、テスト用インク62−1、62−2、62−3についてずれ量データが算出される。
ところで、テスト用基板61に着弾した各テスト用インク62は、それぞれ対応するノズル50から噴射されたものであり、各テスト用インク62のずれ量データに基づいて、対応するノズル50のずれ量を算出する。図7で示すような画像データであれば、テスト用インク62−1はY方向における最初のテスト用インクであるため、対応するノズル50も最端のノズルであることを認識できる。また、テスト用インク62−2はテスト用インク62−1の次のテスト用インクであるため、最端の次のノズル50が対応していることを特定でき、テスト用インク62−3も同様に特定できる。ただし、コンピュータ33に格納されている次の画像データ(31−2)にはテスト用インク62の順番を特定する情報が含まれていないため、画像データのみではノズル50を特定することができない。
ここで、コンピュータ33の記憶装置には、前述したように、各画像データが順番に格納されている。従って、キュー方式等により順番に画像データに対して画像処理を行うことにより、画像データの番号付けを行うことができ、画像データの順番を認識できれば、その画像中のテスト用インク62から、対応するノズル50を特定することができる。勿論、反対側から順番に画像処理を行うこともでき、この場合には、スタック方式等により逆から順番に画像処理を行っていくことにより、テスト用インク62のノズル50を特定できる。また、各画像データに、それぞれの順番の情報を付加することによっても、画像処理を行って、ノズル50の特定を行うことができる。つまり、画像データの順番が画像データを取得したときのカメラ31の位置情報となり、この位置情報と画像データとに基づいて、全てのテスト用インク62に対応するノズル50を特定することができる。これにより、全てのテスト用インク62についてのずれ量データを得ることができるようになる。
次に、コンピュータ33は、算出されたずれ量データに基づいて、補正処理を行うか否かを判定する(ステップS5)。補正処理を行うか否かは、算出されたずれ量データが予め設定された許容範囲内であるか否かに基づいて行う。このステップで補正処理を行う必要がないと判定した場合には、次のブロックに進むようにする(ステップS6)。このとき、次のブロックがあるか否かを判定し(ステップS7)、ない場合には処理を終了し、ある場合には次のブロックに移動して、再びステップS2に戻り、テスト用インク62をテスト用基板61に対して散布する。
一方、ステップS5で補正処理を行う必要があると判定した場合には、補正処理ルーチンを開始する(ステップR)。図6を参照すると、補正処理ルーチンRにおいては、最初に補正成分の解析処理を行う(ステップR1)。コンピュータ33には、各テスト用インク62のずれ量データが記憶されており、各ずれ量データは対応するノズル50のずれ量を反映したものである。従って、各ずれ量データに基づいて補正動作を行う。
補正動作としては、前述したとおり、位置補正とタイミング補正との2つの補正動作がある。図2に示されるように、位置補正はヘッドブロック25を単位として行われる。つまり、Y方向については、ヘッドスライド機構26によりヘッドブロック25全体を位置補正し、θ方向については、ヘッド回転機構29によりヘッドブロック25全体を回転させている。従って、位置補正はヘッドブロック25を単位として行っており、インクジェットヘッド30ごとに細かな位置補正は行わず、またさらに細かなノズル50ごとの補正を行っていない。従って、ヘッドブロック25による位置補正を行う場合には、各ノズル50のずれ量データの平均値を算出して、この平均値に基づいて位置補正を行うようにしている。
勿論、インクジェットヘッド30ごとにYおよびθ方向の位置補正を行う機構を独立に装着すれば、インクジェットヘッド30ごとに位置補正を行うことが可能になり、ヘッドブロック25を単位とした位置補正と比較して、細やかな補正が可能になる。この場合には、インクジェットヘッド30ごとに平均値を算出して、インクジェットヘッド30ごとに独立して位置補正を行うようにする。また、ノズル50ごとにYおよびθ方向の位置補正を行う機構を独立に装着すれば、ノズル50ごとに位置補正を行うこともできる。この場合には、ノズル50ごとに独立に位置補正をすることができることから、極めて高精度な位置補正を行うことができるようになり、基板1へのインクの着弾精度はほぼ正確になるまで向上する。
ただし、インクジェットヘッド30ごと、またはノズル50ごとに独立した補正機構を装着するようにすると、機構の複雑化といった問題が生じる。従って、機構の簡略化といった点を重視するか、またはインクの着弾精度の向上を重視するかの何れかによって、補正機構の態様を適宜選択するようにする。本実施形態では、ヘッドブロック25を単位として位置補正を行っているため、位置補正の機構をヘッドブロック25に1つ備えればよいため、機構が極めて簡略化することになる。インクの着弾精度という点では、タイミング補正により細かな補正を行うことが可能になるため、インクの着弾精度の向上を図りつつ、機構を簡略化できるようになる。
ヘッドブロック25の位置補正を行うときには、まずθ方向の補正を行う必要があるか否かの判定を行う(ステップR2)。得られているずれ量データの平均値はXおよびYの2方向成分だけであるが、θ方向の補正をすることで、XおよびYの位置を同時に補正することができる。θ方向の補正を行う必要があると判定した場合には、ずれ量データの平均値に基づいてθ方向の補正量を決定し、この補正量の分だけヘッド回転機構29を回転させて補正を行う(ステップR3)。この制御は、コンピュータ33から制御装置32にθ方向の補正量を出力し、制御装置32がインクジェット機構24の補正制御部43を制御することにより行う。このθ方向の補正により、基板1に対する各ノズル50からのインク着弾位置が補正される。そして、補正後のインクの着弾精度がどの程度向上したのかを検証するために、補正処理ルーチンRを終了して、テスト用基板61に再びテスト用インク62を散布する処理を開始する(ステップS2)。
ステップS3の画像取得ステップおよびステップS4の画像処理ステップを行って、θ方向の補正後のテスト用インク62の着弾位置に基づいて、ステップS5の補正処理を行うか否かの判定処理を行う。このときに、別途の補正を行う必要がない程度にまでテスト用インク62の着弾精度が向上していれば、ステップS6の次のブロックに移る処理を行う。しかし、別途の補正を行う必要があると判定した場合には、再度補正処理ルーチンRに移行する。そして、ステップR1の補正成分解析処理を行った後に、θ方向の補正を行う必要があるか否かを判定するステップR2の処理を行う。θ方向の補正を1度行っているために、殆どの場合、θ方向の補正を行わないと判定され、次のX、Y補正を行うか否かの判定処理を行う(ステップR4)。ただし、再度θ補正を行う場合もある。
ステップR4の判定処理で、X、Y補正を行う必要がないと判定した場合には、そのまま補正処理ルーチンRを終了する。一方、X、Y補正を行う必要があると判定した場合には、ヘッドスライド機構26によりY方向には位置補正を行い、X方向にはタイミング補正を行うようにする(ステップR5)。位置補正については、θ方向の補正と同様に、コンピュータ33から制御装置32に補正量を出力して、制御装置32から補正制御部43に補正量を入力して、補正制御部43がヘッドスライド機構26を制御して行うようにしている。X方向のタイミング補正については、制御装置32からインクジェットヘッド30A、30B、30C、30Dにそれぞれ接続されているアクチュエータ制御部44にインクジェットヘッド30ごとの補正量を出力する。インクジェットヘッド30ごとの補正量は、対応するノズル50から何れのインクジェットヘッド30に配列されているものであるかを特定し、特定されたインクジェットヘッド30ごとにX方向のずれ量の平均値を算出して、各インクジェットヘッド30のずれ量データを出力する。そして、アクチュエータ制御部44は、各インクジェットヘッド30のアクチュエータ52の電圧の印加・停止のタイミングを制御して、テスト用インク62の噴射タイミングを調節する。以上により全ての補正処理が完了する。
X方向における補正はタイミング補正により行われているが、例えば位置補正とタイミング補正とを組み合わせたものであってもよい。つまり、X方向とY方向とθ方向とに位置補正を行った後にタイミング補正を行うものであってもよい。この場合には、図2に示すヘッドシフト機構28を用いるようにする。X方向における補正をタイミング補正のみにする場合には、ヘッドシフト機構28を設ける必要がなくなるため、より機構を簡略化することができる。
また、タイミング補正は、インクジェットヘッド30ごとではなく、ノズル50ごとに行うこともできる。インクジェットヘッド30を単位としたタイミング補正よりもノズル50を単位としたタイミング補正の方がより細やかな補正を行うことができ、この場合には、X方向におけるずれはほぼ完全に解消することができるようになる。ただし、インクジェットヘッド30ごとにタイミング補正を行う場合には、インクジェットヘッド30ごとに纏めて噴射タイミングを制御すればよいため、ノズル50ごとにタイミング補正を行う場合よりも、制御が簡単になる。
また、タイミング補正を行うことにより、例えば、テスト用基板61へのテスト用インク62の着弾位置がジグザグ状等のような不規則なずれを生じている場合にも、補正することができるようになる。つまり、インクジェットヘッド30ごとに、若しくはノズル50ごとにタイミング補正を行うことにより、それぞれのインクジェットヘッド30、若しくはそれぞれのノズル50が別個独立の噴射タイミングでテスト用インク62を噴射するようになる。ヘッドブロック25の各インクジェットヘッド30のメンテナンスを行うときには、ヘッドブロック25から各インクジェットヘッド30を取り外してメンテナンスを行い、再度装着するようにしている。このときに、インクジェットヘッド30ごとに取り付け精度がばらつくと、インクの着弾精度も不規則にばらつきを生じる。また、インクジェットヘッド30に備えられる各ノズル50がそれぞればらついた場合にも、インクの着弾精度が不規則になる。このとき、ノズル50ごと、またはインクジェットヘッド30ごとに噴射タイミングを個別的にコントロールすることで、不規則なずれに対しても補正することが可能になる。
また、θ方向またはY方向の位置補正を行うようにした後に、X方向のタイミング補正を行うようにすることで、より着弾精度の向上を図ることができる。つまり、θ方向またはY方向の位置補正をY方向にのみ着目して補正を行うことにより、Y方向を高精度に補正することができる。X方向については大きくずれが生じることになるが、X方向については、タイミング補正という別途の補正により個別的に噴射タイミングを制御することができるため、残りのX方向の補正をタイミング補正に委ねることにより、機構の簡略化と着弾精度の向上との両者をバランス良く達成することができるようになる。
また、ステップS3の画像取得処理からステップRの補正処理まで全て自動的に行うようにしているが、例えば、画像処理をした結果をコンピュータ33の画面上に表示するようにしてもよい。画面上に、ずれ量を算出するときに設定されるマトリクスと取得したテスト用インク62とを表示しておくことで、そのずれ量を視認することが可能になる。画面上でずれ量を視認することができれば、例えば明らかに着弾位置がずれている場合やそもそも着弾していない場合には、取り付け精度等の問題ではなく、インクの噴射不良や不吐出といった事態が起こっていることを把握することができるようになる。
そして、インクジェットヘッド30のノズル50間よりも短いピッチで基板1にインクを散布するような場合、搬送テーブル20を往復動作させて、往路と復路とでY方向に極めて微小にヘッドブロック25を変位させた状態でインクを散布するようにする。このときに、画面上に表示されるテスト用インク62が往路のときに散布されたテスト用インク62であるか、復路のときに散布されたテスト用インクであるかを認識できるように、例えば色分け表示するようにすることもできる。また、ステップS4の画像処理を行うことにより、各テスト用インク62のずれ量データを個別的に算出できるが、各ずれ量データをX方向とY方向とに分けてコンピュータ33の画面上に表示するようにしてもよい。このように、色分け表示やX、Yの方向成分に分けた表示を行うことで、インクの噴射状態をより明確に把握することができるようになる。
スペーサが散布される基板の構成説明図である。 インク散布装置の全体構成を示す外観図である。 制御部およびこれに接続される各部のブロック図である。 ノズル50の先端を示す断面図である。 処理のフローを示すフローチャートである。 補正処理サブルーチンのフローチャートである。 画像データの説明図である。
符号の説明
1 基板 10 インク散布装置
24 インクジェット機構 25 ヘッドブロック
26 ヘッドスライド機構 29 ヘッド回転機構
30 インクジェットヘッド 31 カメラ
32 制御装置 33 コンピュータ
40 制御部 41 処理部
42 記憶部 43 補正制御部
44 アクチュエータ制御部 52 アクチュエータ
61 テスト用基板 62 テスト用インク

Claims (15)

  1. 基板を搭載する搬送テーブルを間欠送りしている間に、微粒子を含む液体を下方に向けて噴射する噴射口を1列または複数列に配列して設けた噴射ヘッドの各噴射口から前記液体を散布する液体散布装置であって、
    前記搬送テーブルと前記噴射ヘッドとを相対移動させて前記間欠送りを行う相対移動手段と、
    前記相対移動手段により前記搬送テーブルと前記噴射ヘッドとを相対移動させている間に前記各噴射口から前記基板上に散布された微粒子を含まないテスト用の液体のうち、最初に着弾した前記テスト用の液体を含む前記基板の画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像中の前記テスト用の液体の位置と、各液体の理想的な着弾位置とを比較して、その差分をずれ量データとして算出する画像処理手段と、を備え、
    前記画像処理手段が算出した前記ずれ量データに基づいて、前記各噴射口の位置を補正する位置補正手段と、前記噴射口ごとに噴射タイミングを個別的に変化させる制御を行うタイミング補正手段と、の2つの補正手段を設けたこと、を特徴とする液体散布装置。
  2. 複数の前記噴射ヘッドがヘッドブロックに装着され、
    前記位置補正手段は、前記ヘッドブロックの位置を補正して各噴射口の位置を補正し、
    前記タイミング補正手段は、前記噴射ヘッドに配列される各噴射口を同時に噴射するように制御し、且つ前記噴射ヘッドごとに噴射タイミングを変化させる制御を行うこと、を特徴とする請求項1記載の液体散布装置。
  3. 前記位置補正手段は、前記基板の搬送方向に対して直交方向および回転方向に対して補正を行い、前記タイミング補正手段は、前記基板の搬送方向に対して補正を行うこと、を特徴とする請求項1記載の液体散布装置。
  4. 前記補正手段は、前記直交方向または前記回転方向に前記各噴射口の位置補正を行うことにより前記直交方向の補正を行った後に、前記搬送方向における補正を前記噴射口ごとに噴射タイミングを個別的に制御することにより行うこと、を特徴とする請求項3記載の液体散布装置。
  5. 前記画像取得手段は、前記搬送テーブルの搬送方向に対して直交方向に移動しながら、複数枚の前記基板の画像を取得して、画像データとして前記画像処理手段に出力し、
    前記画像処理手段は、入力した複数枚の画像データに含まれる前記液体と、この画像データを取得したときの前記画像取得手段の位置情報とに基づいて、各画像データに含まれる前記液体が前記各噴射口のうちいずれの噴射口から噴射されたかを特定すること、を特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の液体散布装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の液体散布装置を備えたこと、を特徴とするフラットパネルディスプレイの製造装置。
  7. 請求項6記載のフラットパネルディスプレイの製造装置により製造されたこと、を特徴とするフラットパネルディスプレイ。
  8. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の液体散布装置を備えたこと、を特徴とする太陽電池パネルの製造装置。
  9. 請求項8記載の太陽電池パネルの製造装置により製造されたこと、を特徴とする太陽電池パネル。
  10. 基板を搭載する搬送テーブルを間欠送りしている間に、微粒子を含む液体を下方に向けて噴射する噴射口を1列または複数列に配列して設けた噴射ヘッドの各噴射口から前記液体を散布する液体散布方法であって、
    前記搬送テーブルと前記噴射ヘッドとを相対移動させて前記間欠送りを行っている間に、前記基板に対して前記各噴射口から微粒子を含まないテスト用の液体を散布する工程と、
    前記各噴射口から最初に着弾した前記テスト用の液体を含む前記基板の画像を取得する工程と、
    前記画像中の前記テスト用の液体の位置と、各液体の理想的な着弾位置とを比較して、その差分をずれ量データとして算出する工程と、
    算出されたずれ量データに基づいて、前記各噴射口の位置を補正する位置補正と前記各噴射口の噴射タイミングを個別的に変化させる制御を行うタイミング補正との2つの補正を行う工程と、
    を有すること、を特徴とする液体散布方法。
  11. 複数の前記噴射ヘッドがヘッドブロックに装着され、
    前記位置補正は、前記ヘッドブロックの位置を補正して各噴射口の位置を補正し、
    前記タイミング補正は、前記噴射ヘッドに配列される各噴射口を同時に噴射するように制御し、且つ前記噴射ヘッドごとに噴射タイミングを変化させる制御を行うこと、を特徴とする請求項10記載の液体散布方法。
  12. 前記各噴射口の位置補正は、前記基板の搬送方向に対して直交方向および回転方向に行い、前記タイミング補正は、前記基板の搬送方向に対して行うこと、を特徴とする請求項10記載の液体散布方法。
  13. 前記直交方向または前記回転方向に対して前記位置補正を行うことにより前記直交方向の補正を行った後に、前記基板の搬送方向に対して前記タイミング補正を行うこと、を特徴とする請求項12記載の液体散布方法。
  14. 前記画像を取得するときには、前記搬送テーブルの搬送方向に対して直交方向に移動しながら、複数枚の画像の取得を行い、
    前記画像を取得したときの位置情報と前記画像に含まれる前記液体とに基づいて、前記液体が前記各噴射口のうちいずれの噴射口から噴射されたかを特定すること、を特徴とする請求項10乃至13の何れか1項に記載の液体散布方法。
  15. 請求項10乃至14の何れか1項に記載の液体散布方法を実行するためのプログラム。
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