JP2009291505A - 蒸気回収装置、加熱調理器、および水位検知装置 - Google Patents
蒸気回収装置、加熱調理器、および水位検知装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】水タンク7の傷つきによって生じる光量減衰率を傷つき検知部9の出力に基づいて求め、この光量減衰率に基づいて水位判定手段13の水位判定閾値を補正するようにした。
【選択図】図1
Description
発生する蒸気を案内する蒸気案内路と、
前記蒸気案内路により案内された蒸気を回収し復水して貯える水タンクと、
前記水タンクを介して前記水タンクの水位を検知する水位検知部と、
前記水タンクの傷つき度合いの検知処理を行うとともに前記水タンクの傷つき度合いと前記水位検知部が検知した水位とに基づいて前記水タンクの水位が所定レベルに達しているか否かを判定する制御部とを有する
ことを特徴とするものである。
図1は、本発明の実施の形態1に係る水位検知装置および蒸気回収装置を備えた加熱調理器の主要部を示す断面模式図であり、本実施の形態1では、加熱調理器が炊飯器である場合の例について説明する。
したがって、上記のように水タンク7の傷つき度合いに応じて水位判定手段13の水位判定閾値の補正を行うことで、水タンク7に傷つきが生じた場合でもより正確に水タンク7の水位を検出することができる。
上限水位11に達していると判定した場合には、炊飯動作を行わず、回収水10の排水を促すメッセージを液晶表示部に表示する。併せて、ブザー音やスピーカによる音声等でユーザに報知してもよい。
上限水位11に達していないと判定した場合には、制御部12の動作制御手段は、加熱体5への通電を開始し、炊飯釜2を介して米や水に熱を伝える。この加熱により炊飯釜2内に発生した蒸気は、蒸気パイプ6と蒸気導入パイプ7bを通って水タンク7に導かれる。導かれた蒸気は水タンク7内に貯えられている水に接触して温度が下がり、復水して水となり、回収水10として貯留される。炊飯量にもよるが、1回の炊飯によって回収される水量は約50〜100mLである。例えば、水タンク7の底部が20cm×5cmの長方形でその面積が100cm2の場合には、回収水10の水位は1回の炊飯で0.5〜1cm程度上昇する。
前記実施の形態1では、水タンク7の傷つき度合いを検出する場合の例について説明したが、本実施の形態2では、水タンク7に貯えられた水に含まれる食物成分濃度を検出する場合の実施例について説明する。
したがって、上記のように回収水10の食物成分濃度に応じて水位判定手段13の水位判定閾値の補正を行うことで、回収水10の食物成分濃度が高い場合でも、より正確に水タンク7の水位を検出することができる。
上限水位11に達していると判定した場合には、炊飯動作を行わず、回収水10の排水を促すメッセージを液晶表示部に表示する。併せて、ブザー音やスピーカによる音声等でユーザに報知してもよい。
上限水位11に達していないと判定した場合には、制御部12の動作制御手段は、加熱体5への通電を開始し、炊飯釜2を介して米や水に熱を伝える。この加熱により炊飯釜2内に発生した蒸気は、蒸気パイプ6と蒸気導入パイプ7bを通って水タンク7に導かれる。導かれた蒸気は水タンク7内に貯えられている水に接触して温度が下がり、復水して水となり、回収水10として貯留される。炊飯量にもよるが、1回の炊飯によって回収される水量は約50〜100mLである。例えば、水タンク7の底部が20cm×5cmの長方形でその面積が100cm2の場合には、回収水10の水位は1回の炊飯で0.5〜1cm程度上昇する。
前記実施の形態1では、水タンク7の傷つき度合いに応じて水位判定閾値を補正しており、また、前記実施の形態2では、水タンク7内の回収水10に含まれる食物成分濃度に応じて水位判定閾値を補正していた。本実施の形態3では、傷つき検知部9、水汚れ検知部21、または上限水位検知部8を構成する素子の劣化状態を検知し、この劣化状態に応じて判定閾値を補正する場合の例について説明する。
Claims (23)
- 発生する蒸気を案内する蒸気案内路と、
前記蒸気案内路により案内された蒸気を回収し復水して貯える水タンクと、
前記水タンクを介して前記水タンクの水位を検知する水位検知部と、
前記水タンクの傷つき度合いの検知処理を行うとともに前記水タンクの傷つき度合いと前記水位検知部が検知した水位とに基づいて前記水タンクの水位が所定レベルに達しているか否かを判定する制御部とを有する
ことを特徴とする蒸気回収装置。 - 前記制御部は、前記水タンクの傷つき度合いに応じて前記水タンクの使用状態を判定する
ことを特徴とする請求項1記載の蒸気回収装置。 - 前記制御部は、前記水タンクの傷つき度合いに応じて前記水タンクの劣化状態を判定する
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の蒸気回収装置。 - 発生する蒸気を案内する蒸気案内路と、
前記蒸気案内路により案内された蒸気を回収し復水して貯える水タンクと、
前記水タンクの水を介して前記水タンクの水位を検知する水位検知部と、
前記水タンクに貯えられた水の汚れ度合いの検知処理を行うとともに前記水の汚れ度合いと前記水位検知部が検知した水位とに基づいて前記水タンクの水位が所定レベルに達しているか否かを判定する制御部とを有する
ことを特徴とする蒸気回収装置。 - 前記制御部は、前記水タンクに貯えられた水の汚れ度合いに応じて前記水タンクに貯えられた水の交換時期を判定し、
前記制御部が判定した水の交換時期を報知する第一の報知手段を備えた
ことを特徴とする請求項4記載の蒸気回収装置。 - 前記蒸気は加熱調理によって発生する蒸気であり、
前記制御部は、前記水タンクに貯えられた水に含まれる食物成分濃度を水の汚れ度合いとして前記検知処理を行う
ことを特徴とする請求項4または請求項5記載の蒸気回収装置。 - 前記制御部は、前記食物成分濃度と食物の調理状態の相関データを参照して前記食物成分濃度に対応する食物の調理状態を判定し、
前記制御部が判定した食物の調理状態を報知する第二の報知手段を備えた
ことを特徴とする請求項6記載の蒸気回収装置。 - 前記食物成分は澱粉である
ことを特徴とする請求項6または請求項7記載の蒸気回収装置。 - 前記水タンクを透過した光を受光し、受光した光量に応じた信号を生成する受光部を有し、
前記制御部は、前記受光部が生成する信号に基づいて前記検知処理を行う
ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の蒸気回収装置。 - 前記受光部が受光する光の原信号となる信号を生成する発光部を有する
ことを特徴とする請求項9記載の蒸気回収装置。 - 前記水タンクを透過した超音波を受信し、受信した超音波量に応じた信号を生成する受信部を有し、
前記制御部は、前記受信部が生成する信号に基づいて前記検知処理を行う
ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の蒸気回収装置。 - 前記受信部が受信する超音波の原信号となる信号を生成する発信部を有する
ことを特徴とする請求項11記載の蒸気回収装置。 - 前記制御部は、前記水位検知部の出力信号に基づいて前記検知処理を行う
ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の蒸気回収装置。 - 前記発光部の経年劣化情報を保持しており、
前記制御部は、前記発光部の経年劣化情報に基づいて判定する際の閾値を補正した上で前記検知処理を行う
ことを特徴とする請求項10記載の蒸気回収装置。 - 前記発信部の経年劣化情報を保持しており、
前記制御部は、前記発信部の経年劣化情報に基づいて判定する際の閾値を補正した上で前記検知処理を行う
ことを特徴とする請求項12記載の蒸気回収装置。 - 前記水位検知部の経年劣化情報を保持しており、
前記制御部は、前記水位検知部の経年劣化情報に基づいて判定する際の閾値を補正した上で前記検知処理を行う
ことを特徴とする請求項13記載の蒸気回収装置。 - 前記水位検知部の経年劣化情報を保持しており、
前記制御部は、前記水位検知部の経年劣化情報に基づいて判定する際の閾値を補正した上で前記水タンクの水位を判定する
ことを特徴とする請求項1〜請求項16のいずれかに記載の蒸気回収装置。 - 請求項1〜請求項17のいずれかに記載の蒸気回収装置を備えたことを特徴とする加熱調理器。
- 水タンクに貯えられた水の水位を前記水タンクを介して検知する水位検知部と、
前記水タンクの傷つき度合いの検知処理を行うとともに前記水タンクの傷つき度合いと前記水位検知部が検知した水位とに基づいて前記水タンクの水位が所定レベルに達しているか否かを判定する制御部とを有する
ことを特徴とする水位検知装置。 - 水タンクに貯えられた水の水位を前記水タンクを介して検知する水位検知部と、
前記水タンクに貯えられた水の汚れ度合いの検知処理を行うとともに前記水の汚れ度合いと前記水位検知部が検知した水位とに基づいて前記水タンクの水位が所定レベルに達しているか否かを判定する制御部とを有する
ことを特徴とする水位検知装置。 - 前記水タンクを透過した光を受光し、受光した光量に応じた信号を生成する受光部を有し、
前記制御部は、前記受光部が生成する信号に基づいて前記検知処理を行う
ことを特徴とする請求項19または請求項20に記載の水位検知装置。 - 前記制御部は、前記水位検知部の出力信号に基づいて前記検知処理を行う
ことを特徴とする請求項19〜請求項21のいずれかに記載の水位検知装置。 - 前記水位検知部の経年劣化情報を保持しており、
前記制御部は、前記水位検知部の経年劣化情報に基づいて判定する際の閾値を補正した上で前記水タンクの水位を判定する
ことを特徴とする請求項19〜請求項22のいずれかに記載の水位検知装置。
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JP2011215031A Division JP4964348B2 (ja) | 2011-09-29 | 2011-09-29 | 蒸気回収装置、加熱調理器、および水位検知装置 |
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CN107865589A (zh) * | 2016-09-23 | 2018-04-03 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 锅具和锅具的储水盒液位检测方法 |
Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JPH08140836A (ja) * | 1994-11-15 | 1996-06-04 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電気炊飯器 |
JP2005043019A (ja) * | 2003-07-25 | 2005-02-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱装置 |
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2008
- 2008-06-09 JP JP2008150117A patent/JP4964189B2/ja active Active
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