JP2009290308A - 呼出コンテンツ制御システム及び呼出コンテンツ制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】発信端末から出力されるコンテンツの情報を発信者が取得できるようにすることを目的とする。
【解決手段】呼出音制御システム1は、着信端末3を呼出中であることを示す音声データを発信端末2に送出する送出部12と、音声データのコンテンツ情報を記憶するコンテンツ情報記憶部18と、着信端末3の呼出しの終了を検知する検知部19と、呼出しの終了が検知された場合に、送出部12により送出された音声データに関するコンテンツ情報やその音声データにアクセスするためのアクセス用情報を読み出して発信端末2に送信する情報送信部20と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、着信端末を呼出中であることを示すコンテンツデータを制御する呼出コンテンツ制御システム及び呼出コンテンツ制御方法に関する。
従来から、発信端末で出力される呼出音に好みの音楽や音声を設定できる呼出コンテンツ制御システムが知られている。例えば、下記特許文献1には、着信側のユーザにより設定された音楽を出力する呼出音管理システムが記載されている。この呼出音管理システムは、発信端末から受信した着信者番号に関連付けられているリングバックトーン(ringback tone;RBT)データをデータベースから読み出して発信端末に送信する。
特開2003−274016号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のシステムでは、発信者は流れてくる呼出音を受動的に聞くことしかできず、その呼出音に再度アクセスしたり、呼出音に関する情報(例えば曲名やアーティスト名など)を入手したりすることができない。そのため、発信端末から出力される呼出音などのコンテンツに関する情報を発信者が取得できる仕組みが求められている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、発信端末から出力されるコンテンツの情報を発信者が取得することが可能な呼出コンテンツ制御システム及び呼出コンテンツ制御方法を提供することを目的とする。
本発明の呼出コンテンツ制御システムは、着信端末を呼出中であることを示すコンテンツデータを発信端末に送出するコンテンツ送出手段と、コンテンツデータに関する情報を記憶する記憶手段と、着信端末の呼出しの終了を検知する検知手段と、検知手段により呼出しの終了が検知された場合に、コンテンツ送出手段により送出されたコンテンツデータに関する情報を記憶手段から読み出し、読み出した情報を発信端末に送信する情報送信手段と、を備える。
また、本発明の呼出コンテンツ制御方法は、コンテンツデータに関する情報を記憶する記憶手段を備える呼出コンテンツ制御システムにおける呼出コンテンツ制御方法であって、着信端末を呼出中であることを示すコンテンツデータを発信端末に送出するコンテンツ送出ステップと、着信端末の呼出しの終了を検知する検知ステップと、検知ステップにおいて呼出しの終了が検知された場合に、コンテンツ送出ステップにおいて送出されたコンテンツデータに関する情報を記憶手段から読み出し、読み出した情報を発信端末に送信する情報送信ステップと、を含むことを特徴とする。
このような呼出コンテンツ制御システム及び呼出コンテンツ制御方法によれば、コンテンツデータに関する情報が予め記憶されており、着信端末の呼出しの終了を契機としてその情報が読み出され、発信端末に送信される。これにより、発信者は、着信端末を呼出中に発信端末から出力されているコンテンツの情報を取得できる。
本発明の呼出コンテンツ制御システムでは、コンテンツデータに関する情報が、着信端末の呼出終了後に発信端末がコンテンツ送出手段により送出されたコンテンツデータにアクセスするためのアクセス用情報を含むことが好ましい。
この場合、後からコンテンツデータにアクセスするためのアクセス用情報が発信端末に送信されるので、発信者は、通話終了後などに再度コンテンツデータを視聴できる。
本発明の呼出コンテンツ制御システムでは、コンテンツ送出手段により送出されたコンテンツデータを出力中の発信端末から、該コンテンツデータに関する情報を取得するための指示信号を受信する受信手段を更に備え、情報送信手段が、受信手段により指示信号が受信され且つ検知手段により呼出しの終了が検知された場合に、コンテンツデータに関する情報を発信端末に送信することが好ましい。
この場合、コンテンツデータを出力している発信端末から要求があった場合に限ってコンテンツデータに関する情報が発信端末に送信されるので、発信者は所望の情報のみを取得できる。
このような呼出コンテンツ制御システム及び呼出コンテンツ制御方法によれば、着信端末の呼出しが終了したことを契機にコンテンツデータに関する情報が発信端末に送信されるので、発信者は、発信端末から出力されるコンテンツの情報を取得できる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態では、本発明に係る呼出コンテンツ制御システムを呼出音制御システムに適用する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
まず、図1〜6を用いて、実施形態に係る呼出音制御システムの構成を説明する。図1は呼出音制御システムの機能構成を示す図である。図2は再生サーバのハードウェア構成を示す図である。図3は音源情報の例を示す図である。図4は操作情報の例を示す図である。図5はコンテンツ情報の例を示す図である。図6は操作履歴の集計例を示す図である。
呼出音制御システム1は、発信端末2、着信端末3、発側交換機4、着側交換機5、加入者情報サーバ6及び再生サーバ10を備えている。発信端末2及び着信端末3の種類は限定されず、例えば携帯電話機や固定電話機、パーソナルコンピュータなどの様々な装置を通信端末としてよい。発側交換機4及び着側交換機5は、発信端末2と着信端末3との間の電話回線を接続する通信装置である。加入者情報サーバ6は、電話回線の接続などに用いる加入者情報を記憶するコンピュータである。加入者情報は、その識別子として用いられる電話番号と、電話回線の接続に用いられるルーティング情報と、後述する音源識別番号とを含んで構成されている。
再生サーバ10は、発信端末2が着信端末3を呼び出した際に、着信端末3のユーザが設定した呼出音(コンテンツデータ)を発信端末2に送出するコンピュータである。再生サーバ10は、機能的構成要素として、音源情報記憶部11、送出部(コンテンツ送出手段)12、操作情報記憶部13、受信部(受信手段)14、操作部15、視聴用音源記憶部16、操作履歴記憶部17、コンテンツ情報記憶部(記憶手段)18、検知部(検知手段)19、情報送信部(記憶手段、情報送信手段)20及び集計部21を備えている。
再生サーバ10は、図2に示すように、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムなどを実行するCPU101と、ROM及びRAMで構成される主記憶部102と、ハードディスクなどで構成される補助記憶部103と、ネットワークカードなどの通信制御部104と、キーボードやマウスなどの入力部105と、モニタやプリンタなどの出力部106とで構成される。図1に示される各機能は、図2に示すCPU101や主記憶部102の上に所定のソフトウェアを読み込ませ、CPU101の制御の下で通信制御部104を動作させるとともに、主記憶部102や補助記憶部103におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
音源情報記憶部11は、音源識別番号と、着信者番号と、音声データ(呼出音)とが関連付けられた音源情報を記憶する手段である。音源情報は、通信端末のユーザにより登録される。ここで、呼出音とは、着信端末3を呼出中であることを発信者に伝えるために発信端末2から出力される音であり、ユーザは、通常のベル音だけでなく音楽や音声、環境音など様々な種類の音を呼出音として登録できる。
音源情報記憶部11は、例えば図3に示すような音源情報を記憶する。音源識別番号「0002」で特定される音源情報のように、一つの着信者番号に対して複数の音声データが対応付けられていてもよい。なお、音源情報の構成は図3に示すものに限定されず、例えば音源識別番号と、着信者番号と、発信者番号と、音声データとが関連付けられた音源情報や、着信者番号を識別子とする音源情報などを用いてもよい。
送出部12は、発信端末2に呼出音を送出する手段である。送出部12は着側交換機5から接続要求を受信すると、その接続要求に含まれている音源識別番号を抽出する。続いて、送出部12は音源識別番号に対応する音源情報を音源情報記憶部11から読み出し、着側交換機5に対して接続応答を送信することで着側交換機5との間にパスを設定する。続いて、送出部12は読み出した音源情報に含まれる音声データを再生することで呼出音を発信端末2に送出する。この時点で、発信端末2と着信端末3との間には発側交換機4及び着側交換機5を経由するパスが設定されているので、送出部12から出力された呼出音は着側交換機5及び発側交換機4を経由して発信端末2に到達し出力される。
また、送出部12は、後述する操作部15から入力された制御信号に基づいて呼出音の送出に関係する制御を実行する。送出部12は検知部19から終了信号を受信するまで呼出音の再生を継続する。
操作情報記憶部13は、発信音に対する操作の内容と、その操作を指示するための指示信号とが関連付けられた操作情報を記憶する手段である。操作情報記憶部13は、例えば図4に示すように、指示信号を識別する信号IDと、操作名と、操作内容とが関連付けられた操作情報を記憶する。図4では操作情報の構成要素として操作名を含んでいるが、操作名を省略してもよいし、操作内容及び操作名を一つの項目として記憶してもよい。
受信部14は、送出部12により送出された呼出音を出力中の発信端末2から指示信号を受信する手段である。呼出音を出力中の発信端末2において特定のキーが押下されると、そのキーに対応する信号IDがパスを介して伝送され、受信部14により受信される。なお、発信端末2のどのキーにどの指示信号(信号ID)を割り当てるかは任意である。受信部14は、受信した信号IDを操作部15に出力する。
操作部15は、受信部14により受信された指示信号(信号ID)に対応する操作情報を操作情報記憶部13から読み出し、読み出した操作情報に基づいて、送出部12により送出された呼出音に対する操作を実行する手段である。
例えば、操作情報が図4で示されるものであるときに受信部14から信号ID「2」が入力されると、操作部15は再生中の呼出音を巻き戻すための制御信号を送出部12に出力する。これを受けて、送出部12は再生中の呼出音を巻き戻す。また、音源識別番号が「0002」であり、送出部12が音声データ「Sound02.dat」を再生しているときに信号ID「1」が入力されると、操作部15は再生中の呼出音を停止して次の呼出音を再生するための制御信号を送出部12に出力する。これを受けて、送出部12は音声データ「Sound02.dat」の再生を停止して次の音声データ「Sound03.dat」を再生する。
受信部14から信号ID「8」が入力された場合には、操作部15は発信端末2が再生中の呼出音に関する情報を受信して通話終了後にその呼出音に再度アクセスできるように、視聴用音源を記憶する処理を実行する。具体的には、操作部15は再生中の音声データのデータ名と発信端末2の電話番号とを関連付けて視聴用音源記憶部16及び情報送信部20に出力する。受信部14から信号ID「9」が入力された場合には、操作部15は、再生中の呼出音に関する情報を発信端末2に送信するために、音声データのデータ名と発信端末2の電話番号とを関連付けて情報送信部20に出力する。信号IDが「8」又は「9」の指示信号は、発信端末2が音声データに関する情報を取得するための信号である。
また、操作部15は、着信者番号と、送出部12で再生している音声データの音源識別番号と、その音声データに対して実行された操作とが関連付けられた操作履歴情報を生成して操作履歴記憶部17に出力する。
視聴用音源記憶部16は、送出部12により送出された呼出音と発信端末2の識別情報とを関連付けて記憶する手段である。視聴用音源記憶部16は通信端末毎に区切られた音声データの記憶領域を備えている。操作部15から音声データのデータ名と発信端末2の電話番号とが入力されると、視聴用音源記憶部16はその電話番号に対応する記憶領域に音声データを記憶する。呼出音の視聴サービスに発信端末2が未加入である等の理由により発信端末2の記憶領域が存在しない場合、視聴用音源記憶部16はその発信端末2のために一時的な記憶領域を生成して音声データを記憶すると共に、記憶領域を生成したことを加入者情報サーバ6に通知する。視聴用音源記憶部16は、一時的に生成された記憶領域を所定の時間(例えば一週間)保持した後に削除する。
操作履歴記憶部17は、操作部15から入力された操作履歴情報を記憶する手段である。
コンテンツ情報記憶部18は、呼出音(コンテンツデータ)に関する情報(以下では「コンテンツ情報」ともいう)を記憶する手段である。コンテンツ情報記憶部18は、例えば図5に示すように、音声データを識別するデータ名と曲名やアーティスト名などの各種情報とが関連付けられたコンテンツ情報を記憶する。もちろん、コンテンツ情報にどのような情報を含ませるかは任意である。
検知部19は、着信端末3の呼出しの終了を検知する手段である。着信端末3(着信者)が呼出しに対して応答又は拒否したり発信端末2が呼出しを中止したりするなどして着信端末3の呼出しが終了すると、着側交換機5から再生サーバ10に切断要求が送信される。検知部19はその切断要求を受信することで着信端末3の呼出しが終了したことを検知し、呼出しの終了を示す終了信号を生成して送出部12及び情報送信部20に出力する。
情報送信部20は、検知部19から終了信号が入力された場合に、送出部12により送出された呼出音に関する情報を発信端末2に送信する手段である。具体的には、情報送信部20は送出部12が再生していた音声データのデータ名に対応するコンテンツ情報をコンテンツ情報記憶部18から読み出す。続いて、情報送信部20は、発信端末2が視聴用音源記憶部16に記憶されている音声データ(送出部12から送出された音声データ)にアクセスするためのアクセス用情報を読み出す。このアクセス用情報は、音声データに接続するための電話番号や、コンテンツとリンクするウェブサイトのURLなどを含み、情報送信部20あるいは他の機能的構成要素に記憶されている。続いて、情報送信部20は、読み出したコンテンツ情報及びアクセス用情報を含む電子メールを作成し、発信端末2に送信する。なお、発信端末2でのアクセス用情報の表示形式は限定されず、テキスト形式やバーコード形式(例えばQRコード)などの様々な形式で表示してよい。
電子メールの送信方法は限定されない。例えば、情報送信部20は、電話番号とメールアドレスとを対応付けて記憶しているデータベースサーバ(図示せず)から発信端末2のメールアドレスを取得し、そのメールアドレス宛に電子メールを送信してもよい。また、情報送信部20はショートメッセージサービスを用いてメールを送信してもよい。この場合、情報送信部20は、データベースサーバにメールアドレスを問い合わせることなく、電話番号に基づいてメールを送信する。
集計部21は、操作履歴記憶部17に記憶されている操作履歴情報の集計結果を通信端末に送信する手段である。具体的には、集計部21は集計しようとする音源識別番号を含む操作履歴情報を操作履歴記憶部17から読み出して操作履歴情報を集計する。続いて、集計部21は集計結果をメールなどの通知手段を用いて着信端末3に送信する。集計部21はこのような集計処理を所定の時間間隔で(例えば一ヶ月毎に)実行する。例えば、集計部21は図6に示すような集計結果を生成し、電話番号が「090−bbbb−bbbb」の端末に送信する。
なお、操作履歴情報の集計方法は図6に示すものに限定されず、例えば人数ではなく回数で示してもよい。また、集計部21は、通信端末からの要求に基づいて集計処理を行って結果をその通信端末に送信してもよい。
次に、図7,8を用いて、図1に示す呼出音制御システム1の処理を説明するとともに本実施形態に係る呼出音再生方法について説明する。図7は発信端末2が呼出音の再生状況を変更する際の処理を示すシーケンス図である。図8は発信端末2が呼出音に関する情報を要求した際の処理を示すシーケンス図である。
まず、図7を用いて説明する。発信端末2が着信端末3に対して発呼を行うと、着信端末3への問合せに関する一連の処理が実行される(ステップS01)。すなわち、発信端末2からの接続要求を発側交換機4が受信して加入者情報サーバ6にルーティング情報を問合せ、加入者情報サーバ6が着側交換機5に着信端末3の位置を問い合わせる。着側交換機5は着信端末3に問合せを行ってその着信端末3から応答を受信し、着信端末の位置を加入者情報サーバ6に通知するための位置応答を加入者情報サーバ6に送信する。
加入者情報サーバ6は、その位置応答により着信端末3の応答を確認すると、発側交換機4がルーティング情報を問い合わせた際に取得した着信者番号を含む加入者情報を読み出すことで、その着信者番号に対応する音源識別番号を取得する(ステップS02)。
また、これと併せて、着信端末3の呼出しに関する一連の処理が実行される(ステップS03)。すなわち、加入者情報サーバ6が着信者番号に対応するルーティング情報を発側交換機4に払い出し、発側交換機4が着側交換機5に対して接続を要求し、着側交換機5がその要求に応答することで両交換機の間にパスが設定される。そして、着側交換機5が着信端末3に接続要求を送信することで着信端末3を呼び出す。着側交換機5は、更に、音源識別番号を含む接続要求を再生サーバ10に送信する(ステップS04)。
再生サーバ10では、送出部12がその接続要求を受信して着側交換機5に接続応答を送信する(ステップS05)。これにより、再生サーバ10と着側交換機5との間にパスが設定される(ステップS06)。また、送出部12は接続要求に含まれる音源識別番号に対応する音源情報を読み出す(ステップS07)。送出部12は、着信端末3から着側交換機5及び発側交換機4を経て発信端末2に呼出中信号が伝送される際に(ステップS08)、読み出した音源情報に含まれる音声データを再生することで呼出音を発信端末2に送出する(ステップS09、コンテンツ送出ステップ)。これにより、着信端末3のユーザが設定した呼出音が発信端末2から出力され、発信端末2のユーザ(発信者)はその呼出音に対する操作を実行できるようになる。
発信者の所定の操作により発信端末2から再生サーバ10に指示信号(信号ID)が出力されると(ステップS10)、受信部14がその信号IDを受信し、操作部15がその信号IDに基づいて操作情報を読み出す(ステップS11)。続いて、操作部15が再生中の呼出音に対して操作情報に基づく操作を実行し(ステップS12)、送出部12がその操作に基づいて呼出音を発信端末2に送出する(ステップS13)。例えば、送出部12は操作部15の巻戻し操作に基づいて呼出音を巻き戻したり、操作部15の終了操作に基づいて呼出音を通常のベル音に変更したりする。
その後、着信者が呼出しに応じると、着信端末3が着側交換機5に接続応答を送信し(ステップS14)、着側交換機5が再生サーバ10に切断要求を送信する(ステップS15)。これにより、再生サーバ10は呼出音の再生を終了する。発信者は、上記ステップS09において呼出音が発信端末2から出力され始めてから、上記ステップS15において呼出音の送出が終了するまでの時間Pにおいて、呼出音に対する様々な操作を行うことが可能である。
次に、図8を用いて、再生サーバ10から発信端末2に呼出音が送出される処理(ステップS21、コンテンツ送出)から説明する。ステップS21〜S23の処理は、図7のステップS09〜S11の処理と同様である。
発信端末2に対して呼出音に再度アクセスする手段を提供する場合には、視聴用音源記憶部16が発信端末2用の記憶領域が存在するか否かを判定し、存在しなければ(ステップS24;NO)一時的な記憶領域を生成する(ステップS25)。続いて、視聴用音源記憶部16は記憶領域を生成したことを加入者情報サーバ6に通知する(ステップS26)。発信端末2用の記憶領域が存在する場合(ステップS24;YES)、又は一時的な記憶領域が生成されると、視聴用音源記憶部16が音声データを記憶する(ステップS27)。なお、発信者がコンテンツ情報の取得のみを要求した場合には、上記ステップS24〜S27の処理は省略される。
その後、着側交換機5から切断要求を受信すると検知部19が着信端末3の呼出しが終了したことを検知し(ステップS28、検知ステップ)、情報送信部20がコンテンツ情報又はアクセス用情報を含む電子メールを生成して送信する(ステップS29〜S30、情報送信ステップ)。これにより、発信端末2においてコンテンツ情報やアクセス用情報がテキストや画像、QRコードなどの形式で表示可能になる。
その後、通話を終えた発信者が呼出音を再度聴こうとするために発信端末2を操作すると、発信端末2と再生サーバ10とを接続するための一連の処理が実行される(ステップS31)。すなわち、発信端末2からの接続要求を受信した発側交換機4が加入者情報サーバ6にルーティング情報を問い合わせ、ルーティング情報を取得した後に再生サーバ10に接続要求を送信する。再生サーバ10は、その要求に対して接続応答を発側交換機4を介して発信端末2に送信する。これにより、再生サーバ10において呼出音が再生され発信端末2に送出される(ステップS32)。
以上説明したように、本実施形態によれば、呼出音に関する情報(コンテンツ情報及びアクセス用情報)が予め記憶されており、着信端末3の呼出しの終了を契機としてそのコンテンツ情報が読み出され、発信端末2に送信される。これにより、発信者は、着信端末3を呼出中に発信端末2から出力されているコンテンツの情報を取得できる。また、発信者は、通話終了後などに再度音声データを聴くこともできる。
また、本実施形態では、音声データ(呼出音)を出力している発信端末2から要求があった場合に限ってコンテンツ情報が発信端末2に送信されるので、発信者は所望の情報のみを取得できる。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で以下のような様々な変形が可能である。
上記実施形態では発信端末2から指示信号を受信した場合に情報送信部20が電子メールを送信したが、電子メールを送信する条件はこれに限定されない。例えば、情報送信部20は、発信端末2からの指示信号の有無にかかわらず、着信端末3の呼出が終了したことのみを条件に、電子メールを発信端末2に送信してもよい。
上記実施形態では、情報送信部20がコンテンツ情報及びアクセス用情報を含む電子メールを送信したが、それら二つの情報のうちどちらか一方の情報のみを含む電子メールや、広告などの他の情報を更に含む電子メールを送信してもよい。
上記実施形態では再生サーバ10が集計部21を備えていたが、呼出コンテンツ制御システムは操作履歴情報を集計する機能を実装しなくてもよい。また、上記実施形態では集計部21が着信端末3に集計結果を送信したが、呼出音制御システム1の管理者の端末などに結果を送信してもよい。
上記実施形態では、コンテンツデータとして呼出音(音声データ)を扱ったが、呼出コンテンツ制御システムは音声を含まないコンテンツデータ(例えば静止画など)を制御してもよい。
実施形態に係る呼出音制御システムの機能構成を示す図である。 図1に示す再生サーバのハードウェア構成を示す図である。 音源情報の例を示す図である。 操作情報の例を示す図である。 コンテンツ情報の例を示す図である。 操作履歴の集計例を示す図である。 発信端末が呼出音の再生状況を変更する際の呼出音制御システムの処理を示すシーケンス図である。 発信端末が呼出音に関する情報を要求した際の呼出音制御システムの処理を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…呼出音制御システム(呼出コンテンツ制御システム)、2…発信端末、3…着信端末、4…発側交換機、5…着側交換機、6…加入者情報サーバ、10…再生サーバ、11…音源情報記憶部、12…送出部(コンテンツ送出手段)、13…操作情報記憶部、14…受信部(受信手段)、15…操作部、16…視聴用音源記憶部、17…操作履歴記憶部、18…コンテンツ情報記憶部(記憶手段)、19…検知部(検知手段)、20…情報送信部(記憶手段、情報送信手段)、21…集計部。

Claims (4)

  1. 着信端末を呼出中であることを示すコンテンツデータを発信端末に送出するコンテンツ送出手段と、
    前記コンテンツデータに関する情報を記憶する記憶手段と、
    前記着信端末の呼出しの終了を検知する検知手段と、
    前記検知手段により前記呼出しの終了が検知された場合に、前記コンテンツ送出手段により送出されたコンテンツデータに関する情報を前記記憶手段から読み出し、読み出した情報を前記発信端末に送信する情報送信手段と、
    を備える呼出コンテンツ制御システム。
  2. 前記コンテンツデータに関する情報が、前記着信端末の呼出終了後に前記発信端末が前記コンテンツ送出手段により送出されたコンテンツデータにアクセスするためのアクセス用情報を含む、
    請求項1に記載の呼出コンテンツ制御システム。
  3. 前記コンテンツ送出手段により送出されたコンテンツデータを出力中の前記発信端末から、該コンテンツデータに関する情報を取得するための指示信号を受信する受信手段を更に備え、
    前記情報送信手段が、前記受信手段により前記指示信号が受信され且つ前記検知手段により前記呼出しの終了が検知された場合に、前記コンテンツデータに関する情報を前記発信端末に送信する、
    請求項1又は2に記載の呼出コンテンツ制御システム。
  4. 前記コンテンツデータに関する情報を記憶する記憶手段を備える呼出コンテンツ制御システムにおける呼出コンテンツ制御方法であって、
    着信端末を呼出中であることを示すコンテンツデータを発信端末に送出するコンテンツ送出ステップと、
    前記着信端末の呼出しの終了を検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにおいて前記呼出しの終了が検知された場合に、前記コンテンツ送出ステップにおいて送出されたコンテンツデータに関する情報を前記記憶手段から読み出し、読み出した情報を前記発信端末に送信する情報送信ステップと、
    を含むことを特徴とする呼出コンテンツ制御方法。
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